JP2517658Y2 - 折りたたみ式包装箱 - Google Patents

折りたたみ式包装箱

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JP2517658Y2
JP2517658Y2 JP8253891U JP8253891U JP2517658Y2 JP 2517658 Y2 JP2517658 Y2 JP 2517658Y2 JP 8253891 U JP8253891 U JP 8253891U JP 8253891 U JP8253891 U JP 8253891U JP 2517658 Y2 JP2517658 Y2 JP 2517658Y2
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守蔵 佐光
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株式会社クラウン・パッケージ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折りたたみ式包装箱に
係わり、底壁の両端に側壁及び保持片を配設して組み立
てた主箱体部の両端に、該底壁の約二分の一の面積の底
壁の片端に側壁及び保持片を配設して組み立てた二つの
副箱体部を差し込み底壁を重合して、上部の開口した井
状直方体を形成した包装箱であり、形態により和風のイ
メ−ジを伝達しうる、底が二重でしっかりした強度をも
ち、縦断面及び裏地の見える部分が最小限の折りたたみ
式包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の折りたたみ式包装箱において、一
つの展開紙材を組み立てたものは、上部の開口した単な
る直方体状の箱となり、和風のイメ−ジを伝達しにく
く、かつ、底が一重であるものが多くて、しっかりした
強度をもちにくく、また、複数の展開紙材を組み立てた
ものは、縦断面あるいは裏地の見える部分が多くて、体
裁がよくないなどの不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は、三
枚の展開紙材をそれぞれ折り曲げて、一つの主箱体部と
一対の副箱体部を作成し、これらを挿入部を介して組み
立てて重ね合わせることにより、組立後の形状が井状の
直方体で和風のイメ−ジが伝達可能であり、また、側壁
に連設した保持片及び三つの底壁により縦断面及び裏地
の見える部分を最小限にするとともに、底を二重にして
しっかりした強度をもつ折りたたみ式包装箱の開発を目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案において
は、方形状の底壁1aと、該底壁1aの両端に沿い折線
を介して連設しかつ両端近傍に一対の組立可能な挿入部
24a,24bを設けた側壁2a,2bと、該側壁2
a,2bの両端に折線を介して連設しかつ組立可能な挿
入部33a,33b,33c,33dを設けた保持片3
a,3b,3c,3dとよりなる展開紙材P1と、該保
持片3bにミシン目を介して連設したる底壁1bと、該
底壁1bに折線を介して連設しかつ四隅近傍に組立可能
な挿入部24cを設けた側壁2cと、該側壁2cの両端
に折線を介して連設しかつ組立可能な挿入部33e,3
3fを設けた保持片3e,3fとよりなる一対の展開紙
材P2とによりなる展開紙材Pを、前記ミシン目を介し
て展開紙材P1と一対の展開紙材P2に分離した後、側
壁2a,2b及び保持片3a,3b,3c,3dをそれ
ぞれ底壁1a及び側壁2a,2bとの間の折線を介して
折り曲げ、さらに、外側壁21a,21bと上側壁22
a,22bと内側壁23a,23b間、外保持片31
a,32cと上保持片32a,32b間を、各保持片3
a,3b,3c,3dの挿入部33a,33b,33
c,3dが各側壁2a,2bの組立可能な挿入部24
a,24bと一致するように折線を介して折り曲げてな
る主箱体部B1の上に、側壁2c及び保持片3e,3f
をそれぞれ底壁1b及び側壁2cとの間の折線を介して
折り曲げ、さらに、内側壁21cと上側壁22cと外側
壁23c間、外保持片31e,31fと上保持片32
e,32f間を、各保持片3e,3fの挿入部33e,
33fがそれぞれ側壁2cの挿入部24cと一致するよ
うに折線を介して折り曲げてなる副箱体部B2を、主箱
体部B1の前記挿入部24a及び24bに副箱体部B2
の前記挿入部24cが当接するように差し込み、主箱体
部B1の底壁1aの上に副箱体部B2の底壁1bを載置
することにより、上記目的を達成しようとするものであ
る。
【0005】
【作用】上記構成によりなる本考案において、まず、表
裏のある板状の紙材から底壁、側壁及び保持片よりなる
三枚の展開紙材をミシン目を介して連成する。次に該ミ
シン目を切り取り、三枚の展開紙材に分離する。さら
に、それぞれの展開紙材を底壁、側壁、保持片間及び各
側壁、各保持片内部にある折線を介して折り曲げて一つ
の主箱体部と一対の副箱体部を形成し、主箱体部の両端
に一対の副箱体部のそれぞれを差し込んで、上部の開口
した井状の直方体の紙箱を形成する。なお、底壁は主箱
体部の底壁の裏側に面積が約二分の一の一対の副箱体部
の底壁を載置するため、二重となりしっかりとした強度
にをもち、紙の裏地は見えなくなるので、体裁もよくな
る。また、井状の四つの細長い直方体の端面は保持片の
一部となるため、それぞれの縦断面は覆われて、紙の裏
地は見えなくなるので、体裁もよくなる。なお、このよ
うにして組み立てた包装箱に、任意に形成されかつ外部
より視認可能なパック状の弁当箱を収納することによ
り、そのまま包装箱として使用が可能となる。
【0006】
【実施例】以下、引き続き本考案の要旨をさらに明確に
するため、図1乃至図5を利用して本考案の一実施例を
説明する。図1は、一枚の板状紙材における、折りたた
み式包装箱Bの主箱体部B1及び一対の副箱体部B2を
形成する一枚の展開紙材P1及び一対の展開紙材P2の
展開状態を示したものであり、展開紙材P1は、方形状
の底壁1aの両端に、外側壁21a,21b,上側壁2
2a,22b,内側壁23a,23b及び両端近傍の組
立可能な挿入部24a,24bよりなる、該側壁1aよ
りも若干幅の広い側壁2a,2bを連成し、さらに、該
側壁の両側に、外保持片31a,31b,31c,31
d,上保持片32a,32b,32c,32d及び組立
可能な挿入部33a,33b,33c,33dよりなる
方形状の保持片3a,3b,3c,3dを連成してい
る。また、展開紙材P2は、方形状の底壁1bの一端
に、外側壁21c,上側壁22c,内側壁23c及び四
隅近傍の組立可能な挿入部24cよりなる、該側壁1b
よりも若干幅の広い側壁2cを連成し、さらに、該側壁
の両側に、外保持片31e,31f,上保持片32e,
32f及び組立可能な挿入部33e,33fよりなる方
形状の保持片3e、3fを連成している。図2は、展開
紙材P1を、底壁1aと側壁2a,2b間と、該側壁2
a,2bと保持片3a,3b,3c,3d間と、外側壁
21a,21bと上側壁22a,22bと内側壁23
a,23b間と、外保持片31a,31b,31c,3
1dと上保持片32a,32b,32c,32d間に配
設した折線を介して折り曲げ、各保持片3a,3b,3
c,3dの挿入部33a,33b,33c,33dが、
各側壁2a,2bの挿入部24a,24bとを一致せし
めて組み立てた主箱体部B1の斜視図である。図3は、
展開紙材P2を、底壁1bと側壁2c間と、側壁2cと
保持片3e,3f間と、外側壁21cと上側壁22cと
内側壁23c間と、外保持片31e,31fと上保持片
31e,31f間に設けた折線を介して折り曲げ、各保
持片3e,3fの挿入部33e,33fが側壁2cの挿
入部24cと一致せしめて組み立てた副箱体部B2の斜
視図である。図4及び図5は、前記図2の主箱体部B1
の両端に、前記図3の一対の副箱体部B2を側壁2a,
2bの挿入部24a,24bと側壁2cの挿入部24c
とが一致するように差し込み、底壁1aと底壁1bとを
重ね合わせて組み立てた折りたたみ式包装箱の斜視図及
び平面図を示すものである。
【0007】
【考案の効果】以上説明したように本考案による折りた
たみ式包装箱は、底壁の両端に側壁及び保持片を配設し
て組み立てた主箱体部の両端に、該底壁の約二分の一の
面積の底壁の片端に側壁及び保持片を配設して組み立て
た一対の副箱体部をそれぞれ差し込んで、底壁を重合し
て組み立てた外形が井状で上部が開口した箱体を形成し
うるので、汎用性の高い包装箱となる。また、二枚の底
壁により底が二重になっているためしっかりした強度を
もち耐久性があり、さらに、端面は保持片の一部で覆
い、二枚の底壁は裏地どうしを重ねているため、縦断面
の見える部分が最小限となり、かつ、裏地が表出してい
ないため体裁も良く、井状の紙箱の形状は和風のイメ−
ジを与え、外部より視認しうるパック状の弁当箱を収納
するとそのまま包装箱として使用が可能となり、まこと
に実用性に富み、優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の展開図である。
【図2】本考案の主箱体部を示す斜視図である。
【図3】本考案の副箱体部を示す斜視図である。
【図4】本考案の外観を示す斜視図である。
【図5】本考案の平面図である。
【符号の説明】
1a 底壁 1b 底壁 2a 側壁 21a 内側壁 22a 上側壁 23a 外側壁 24a 挿入部 21b 内側壁 22b 上側壁 23b 外側壁 24b 挿入部 21c 内側壁 22c 上側壁 23c 外側壁 24c 挿入部 3a 保持片 31a 外保持片 32a 上保持片 33a 挿入部 3b 保持片 31b 外保持片 32b 上保持片 33b 挿入部 3c 保持片 31c 外保持片 32c 上保持片 33c 挿入部 3d 保持片 31d 外保持片 32d 上保持片 33d 挿入部 3e 保持片 31e 外保持片 32e 上保持片 33e 挿入部 3f 保持片 31f 外保持片 32f 上保持片 33f 挿入部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状の底壁1aと、該底壁1aの両端
    に沿い折線を介して連設しかつ両端近傍に一対の組立可
    能な挿入部24a,24bを設けた側壁2a,2bと、
    該側壁2a,2bの両端に折線を介して連設しかつ組立
    可能な挿入部33a,33b,33c,33dを設けた
    保持片3a,3b,3c,3dとよりなる展開紙材P1
    と、該保持片3bにミシン目を介して連設したる底壁1
    bと、該底壁1bに折線を介して連設しかつ四隅近傍に
    組立可能な挿入部24cを設けた側壁2cと、該側壁2
    cの両端に折線を介して連設しかつ組立可能な挿入部3
    3e,33fを設けた保持片3e,3fとよりなる一対
    の展開紙材P2とによりなる展開紙材Pを、前記ミシン
    目を介して、展開紙材P1と一対の展開紙材P2に分離
    し、側壁2a,2b及び保持片3a,3b,3c,3d
    をそれぞれ底壁1aおよび側壁2a,2bとの間の折線
    を介して折り曲げ、さらに、外側壁21a,21bと上
    側壁22a,22bと内側壁23a,23b間、外保持
    片31a,31b,31c,31dと上保持片32a,
    32b,32c,32d間を、各保持片3a,3b,3
    c,3dの挿入部33a,33b.33c,33dが各
    側壁2a,2bの組立可能な挿入部24a,24bと一
    致するように折線を介して折り曲げてなる主箱体部B1
    上に、側壁2c及び保持片3e,3fをそれぞれ底壁1
    b及び側壁2cとの間の折線を介して折り曲げ、さら
    に、内側壁21cと上側壁22cと外側壁23c間と、
    外保持片31e,31f及び上保持片32e,32f間
    を、各保持片3e,3fの挿入部33e,33fが側壁
    2cの挿入部24cと一致するように折線を介して折り
    曲げてなる副箱体部B2を、主箱体部B1の前記挿入部
    24a及び24bに副箱体部B2の前記保持片挿入部2
    4cが当接するように差し込み、底壁1aと底壁1bと
    を重合すべく載置して形成することを特徴とする折りた
    たみ式包装箱。
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