JP2517127Y2 - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路

Info

Publication number
JP2517127Y2
JP2517127Y2 JP1987198853U JP19885387U JP2517127Y2 JP 2517127 Y2 JP2517127 Y2 JP 2517127Y2 JP 1987198853 U JP1987198853 U JP 1987198853U JP 19885387 U JP19885387 U JP 19885387U JP 2517127 Y2 JP2517127 Y2 JP 2517127Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
supplied
horizontal
auxiliary power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987198853U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01105260U (ja
Inventor
佐藤  忍
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP1987198853U priority Critical patent/JP2517127Y2/ja
Publication of JPH01105260U publication Critical patent/JPH01105260U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517127Y2 publication Critical patent/JP2517127Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テレビジョン受像機の水平偏向回路に関す
るものである。
[従来の技術] 従来の水平偏向回路を第2図に示す。1は水平偏向回
路で、従来から周知の水平発振回路11、ベース電流制限
抵抗12、水平ドライブトランジスタ13、水平ドライブト
ランス14、水平出力トランジスタ15、共振コンデンサ1
6、ダンパダイオード17、水平巻線18、S字補正コンデ
ンサ19、フライバックトランス20、整流用ダイオード21
等から構成される。2は商用電源電圧供給用のA.Cプラ
グであり、3はテレビジョン受像機の各回路(例えば水
平偏向回路1)に電源電圧を供給するための第1電源回
路、4は入力される電圧を安定にして出力するためのス
イッチングレギュレータ、5は水平偏向回路に+B電圧
を供給するための+B電源端子である。6は主電源回路
である第2電源回路であり、主電源スイッチ7を介して
コントロール回路8と水平発振回路11に電源電圧を供給
する。コントロール回路8は、例えば選局制御或いは後
述する補助電源スイッチ82をオン/オフ制御し、リモー
トコントロール送信機(以下リモコンと称す)81から送
信される遠隔指令を受信判別して種々の制御信号を発す
る。
補助電源スイッチ82は、A.Cプラグ2と補助電源回路
である第1電源回路3の間に配設されており、コントロ
ール回路8からの指令を受けて電源回路3に電源電圧を
供給或いは遮断する働きをする。具体的には、例えばコ
ントロール回路8がリモコン81から送信される電源オフ
信号を受けたときに、コントロール回路8からのオフ指
令を受けて開成し、第1電源回路3への電源電圧の供給
を遮断する。すなわち、長期に留守にするなどの特殊な
場合を除き主電源スイッチ7は常時閉成させておけば、
コントロール回路8は常に動作状態にあるため、いつで
もリモコン18を使って遠隔操作できる状態にでき、放送
番組を視聴するつどパネル面のスイッチを直接タッチ操
作しないで済むことになる。
A.Cプラグ2を商用電源に接続し、リモコン指令によ
り補助電源スイッチ82を閉成すると、第1電源回路3は
交流電源電圧を直流に変換してスイッチングレギュレー
タ4に供給する。この場合、第1電源回路3が出力する
直流電圧には、入力される交流電源電圧の変動及びリッ
プル分が含まれるが、次段のスイッチングレギュレータ
4が直流電圧の変動及びリップル分を除去して安定な直
流電圧を作り、+B電源端子5に出力する。一方、第2
電源回路6は、コントロール回路8や水平発振回路11を
駆動させるための直流電源電圧を主電源スイッチ8を介
して出力する。
コントロール回路8はリモコン81からの電源オフ信号
またはテレビジョン受像機のパネルに装備された手動用
の補助電源スイッチ(図示せず)からの電源オフ信号を
受信し、補助電源スイッチ82に開成信号を出力する。補
助電源スイッチ82が開成すると、第1電源回路3は今ま
で出力していた直流電源電圧の出力を停止し、スイッチ
ングレギュレータ4の入力電圧も低下する。しかし、定
常状態にあっては可聴帯域を越える高周波数(20〜80kH
z)で発振していたスイッチングレギュレータ4は、入
力電圧の低下に抗して安定な出力電圧を出力しようとス
イッチング動作を継続しようとする。その結果、スイッ
チングレギュレータ4は、安定な出力電圧を保持しよう
として、発振周波数を除々に低下させていき、ついには
20kHz以下、つまり人間の可聴帯域以下の周波数にまで
発振周波数を低下する。
一方また、水平偏向回路1は、補助電源スイッチ82が
開成しても、主電源スイッチ7が閉成しているため、主
電源スイッチ7を介して供給される直流電源電圧により
水平発振回路11が発振動作を継続する。このため、水平
発振回路11が出力するドライブパルスが、ベース電流制
限抵抗12を介して水平ドライブトランジスタ13に供給さ
れ、水平ドライブトランジスタ13のオンオフ駆動が続く
限り水平偏向回路1が停止することはなかった。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のごとく、従来の構成では、補助電源スイッチ82
を開成しても主電源スイッチ7は閉成しているため、水
平発振回路11は動作状態にあり、水平ドライブトランジ
スタ13を駆動するドライブパルスが出力され続けること
で、水平偏向回路1は動作状態を持続する。しかし、一
方で第1電源回路3は動作を停止しているため、スイッ
チングレギュレータ4は安定な出力電圧を得ようと自己
の発振周波数を漸減させていき、ついには人間の可聴周
波数帯域(20Hz〜20kHz)にまで低下し、耳障りな異音
となって発振音を出力するに至り、使用者に生理的不快
感を与えるといった問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので
あり、外部電源から交流を供給され、主電源スイッチを
介して水平発振回路と遠隔指令受信判別用コントロール
回路とに給電する主電源回路と、前記遠隔指令受信判別
用コントロール回路を経由して供給される開閉成指令に
より開閉される補助電源スイッチを介して前記外部電源
から交流を供給される補助電源回路と、該補助電源回路
から給電され、水平ドライブトランスとフライバックト
ランスの一次巻線側に所定の直流電圧を供給し、定常状
態にあっては可聴帯域を越える高いスイッチング周波数
で発振するが、該発振中に前記補助電源回路からの給電
が断たれた場合にスイッチング周波数を可聴帯域内まで
漸減して停止に至るスイッチングレギュレータと、前記
遠隔指令受信判別用コントロール回路が前記補助電源ス
イッチに供給する開成指令を供給されて動作し、前記水
平ドライブトランスの一次側巻線に供給される水平ドラ
イブパルスを遮断し、前記トランスへの通電負担を除去
された前記スイッチングレギュレータを、可聴帯域の発
振ノイズを伴うことなく直ちに動作停止させる水平ドラ
イブパルス遮断手段とを具備することを特徴とするもの
である。
[作用] 本考案は、遠隔指令受信判別用コントロール回路が補
助電源スイッチに供給する開成指令を供給されて動作す
る水平ドライブパルス遮断手段が、水平ドライブトラン
スの一次側巻線に供給される水平ドライブパルスを遮断
し、水平偏向動作の停止をもってスイッチングレギュレ
ータを動作停止させ、可聴帯域の発振ノイズを消滅させ
るようにしたから、主電源スイッチが閉成した状態で補
助電源スイッチを開成すれば、水平ドライブパルスの遮
断とともに水平偏向動作を停止し、耳障りな発振音を出
しそうになるスイッチングレギュレータも直流電圧供給
負担を除去することで一気に停止させることができる。
[実施例] 第1図は、本考案の水平偏向回路の一実施例を示す回
路図である。同図中、第2図と同一構成部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
第1図に示す水平偏向回路は、コントロール回路8か
らの指令を受けて補助電源スイッチ開成指令を受けて導
通し、水平ドライブトランジスタ13を動作停止させるド
ライブパルス遮断用トランジスタ22を設けた点に特徴が
ある。このドライブパルス遮断用トランジスタ22は、エ
ミッタ接地されており、水平ドライブトランジスタ13の
ベース電極にコレクタ電極が接続され、ベース電極がベ
ース抵抗を介してコントロール回路8に接続されてい
る。
この構成によれば、水平偏向回路1が動作状態にある
とき、すなわち、水平発振回路11からドライブパルスが
出力されているときに、リモコン81などから電源オフ信
号が送信されると、この信号を受信したコントロール回
路8は補助電源スイッチ82に電源オフ信号を伝え、補助
電源スイッチ82はオフ状態にされる。
一方、この電源オフ信号は、ドライブパルス遮断用ト
ランジスタ22にも供給される。ドライブパルス遮断用ト
ランジスタ22は、この電源オフ信号をベースに受けて導
通し、水平発振回路11から出力されているドライブパル
スをアースに落す。このため、水平ドライブトランジス
タ13の動作は直ちに停止する。その結果、水平偏向回路
1は動作停止し、水平ドライブトランス14とフライバッ
クトランス20の各一次側巻線に+B電圧を供給するスイ
ッチングレギュレータ4の電圧供給負担も除去される。
このため、第2電源回路3からの入力電圧を断たれ、
しかも負荷負担からも解放されたスイッチングレギュレ
ータ4は、発振周波数を漸減させてまで+B電圧を供給
する必要はなく、その場で一気に発振を停止する。従っ
て、従来問題とされた発振周波数の低下にともなってス
イッチングレギュレータ4から発生していた耳障りな異
音も消滅し、ユーザが故障或いは何らかの回路異常と勘
違いするようなこともなくなる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、テレビジョン
受像機の主電源スイッチが閉成している状態で、補助電
源スイッチを開成したときに、水平ドライブパルス遮断
手段が水平ドライブパルスを遮断するため、補助電源回
路からの給電を断たれた状態にあるスイッチングレギュ
レータが、水平ドライブトランスやフライバックトラン
スのための直流電圧を供給しようとして発振周波数を可
聴帯域内まで漸減させることはなく、水平偏向の停止と
同時に直流電圧供給負担を除去してスイッチングレギュ
レータの発振動作を一気に停止に追い込むことができ、
これにより従来のように、スイッチングレギュレータか
ら耳障りな異音が発生することはなく、従ってユーザが
故障或いは何らかの回路異常と勘違いするようなことも
なくなり、またコントロール回路からの指令による水平
偏向の停止は、水平ドライブパルスの遮断によって行う
ようにしたので、水平発振回路自体は主電源スイッチが
閉成している限り水平発振状態を維持しており、従って
例えば水平発振動作そのものを停止して水平偏向を停止
させる方法と異なり、補助電源スイッチを再閉成したと
きの水平偏向動作の立ち上げを迅速かつ安定に遂行する
ことができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の水平偏向回路の一実施例を示す回路
図、第2図は、従来の水平偏向回路の一例を示す回路図
である。 1……水平偏向回路 3……第1電源回路(補助電源回路) 4……スイッチングレギュレータ 5……+B電源端子 6……第2電源回路(主電源回路) 7……主電源スイッチ 8……コントロール回路 22……ドライブパルス遮断用トランジスタ 82……補助電源スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部電源から交流を供給され、主電源スイ
    ッチを介して水平発振回路と遠隔指令受信判別用コント
    ロール回路とに給電する主電源回路と、前記遠隔指令受
    信判別用コントロール回路を経由して供給される開閉成
    指令により開閉される補助電源スイッチを介して前記外
    部電源から交流を供給される補助電源回路と、該補助電
    源回路から給電され、水平ドライブトランスとフライバ
    ックトランスの一次巻線側に所定の直流電圧を供給し、
    定常状態にあっては可聴帯域を越える高いスイッチング
    周波数で発振するが、該発振中に前記補助電源回路から
    の給電が断たれた場合にスイッチング周波数を可聴帯域
    内まで漸減して停止に至るスイッチングレギュレータ
    と、前記遠隔指令受信判別用コントロール回路が前記補
    助電源スイッチに供給する開成指令を供給されて動作
    し、前記水平ドライブトランスの一次側巻線に供給され
    る水平ドライブパルスを遮断し、前記トランスへの通電
    負担を除去された前記スイッチングレギュレータを、可
    聴帯域の発振ノイズを伴うことなく直ちに動作停止させ
    る水平ドライブパルス遮断手段とを具備することを特徴
    とする水平偏向回路。
JP1987198853U 1987-12-29 1987-12-29 水平偏向回路 Expired - Lifetime JP2517127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987198853U JP2517127Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 水平偏向回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987198853U JP2517127Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 水平偏向回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01105260U JPH01105260U (ja) 1989-07-14
JP2517127Y2 true JP2517127Y2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=31489336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987198853U Expired - Lifetime JP2517127Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 水平偏向回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2517127Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043073B2 (ja) * 1981-05-09 1985-09-26 東信製薬株式会社 新しいシリル化剤を利用したセフアロスポリン化合物の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043073U (ja) * 1983-08-31 1985-03-26 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 テレビジヨン受像機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043073B2 (ja) * 1981-05-09 1985-09-26 東信製薬株式会社 新しいシリル化剤を利用したセフアロスポリン化合物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01105260U (ja) 1989-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5126930A (en) Switched mode power supply controller having a stand-by state using a frequency divided burst mode
JPH07194110A (ja) 待機状態において消費電力を節減する電源供給回路
JP2517127Y2 (ja) 水平偏向回路
JPH0680385U (ja) スイッチング電源装置
JP2583494B2 (ja) 遠隔操作される装置のためのスイツチング電源
JPS6122377Y2 (ja)
JP2000228873A (ja) スイッチング電源装置
KR910007419Y1 (ko) 동일 전원을 이용한 tv/라디오 절환회로
JP4348493B2 (ja) 電源回路
JP2525446Y2 (ja) 同一電源を用いた複数装置切換回路
KR200157653Y1 (ko) 오디오기능이 내장된 모니터의 전력소비 절감회로
JPH0218622Y2 (ja)
KR920000349Y1 (ko) 리모콘 모델의 초기 전원 공급회로
JPH0724948Y2 (ja) スイッチングレギュレ−タ
JP2001075654A (ja) 電子機器
JPS6216035Y2 (ja)
JPH0540612Y2 (ja)
JP3630574B2 (ja) 基準周波数信号切替回路
JPH0134453Y2 (ja)
JPS6035324Y2 (ja) テレビジヨン受像機
KR910007541B1 (ko) Tv/라디오 절환 회로
JP2552432Y2 (ja) 電動シャッター用駆動装置
JPH0342755Y2 (ja)
JPH10151414A (ja) 超音波発振装置
JPH0628855Y2 (ja) テレビジョン受像機の電源供給回路