JP2517069B2 - 自動製パン機 - Google Patents
自動製パン機Info
- Publication number
- JP2517069B2 JP2517069B2 JP63141095A JP14109588A JP2517069B2 JP 2517069 B2 JP2517069 B2 JP 2517069B2 JP 63141095 A JP63141095 A JP 63141095A JP 14109588 A JP14109588 A JP 14109588A JP 2517069 B2 JP2517069 B2 JP 2517069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kneading
- bread
- kneading container
- container
- automatic bread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパンを自動的に焼き上げる自動製パン機に関
するものである。
するものである。
従来の技術 従来、一連のパン作りの工程を自動的に行なう自動製
パン機においては、パン焼成後にファンを駆動して蒸気
を排出することにより、パンの外皮や内相等の劣化をな
くしているものが知られている。
パン機においては、パン焼成後にファンを駆動して蒸気
を排出することにより、パンの外皮や内相等の劣化をな
くしているものが知られている。
発明が解決しようとする課題 上記従来のものでは、蒸気排出のために別個にファン
および駆動源を有するため、機器の大型化およびコスト
高につながるものであった。
および駆動源を有するため、機器の大型化およびコスト
高につながるものであった。
本発明の自動製パン機は上記従来の課題を解決するも
ので、簡単な構成によりパン焼成後にパンの側面および
底面からの蒸気排出が行なえる自動製パン機を提供する
ことを目的とするものである。
ので、簡単な構成によりパン焼成後にパンの側面および
底面からの蒸気排出が行なえる自動製パン機を提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の自動製パン機は、
練り容器の内側面に、底部より上端部に至るリブ体もし
くは溝を設けたものである。
練り容器の内側面に、底部より上端部に至るリブ体もし
くは溝を設けたものである。
また、練り容器の底面にもリブ体もしくは溝を設けた
ものである。
ものである。
作用 上記構成によれば、パン焼成後は、練り容器の内側面
のリブ体もしくは溝の作用により、リブ体の根元もしく
は溝を通って蒸気は上方に排出されるものである。
のリブ体もしくは溝の作用により、リブ体の根元もしく
は溝を通って蒸気は上方に排出されるものである。
また、練り容器の底面のリブ体もしくは溝は、パン底
面の蒸気を効果的に練り容器の内側面に導く作用をなす
ものである。
面の蒸気を効果的に練り容器の内側面に導く作用をなす
ものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図,第2図において、1は自動製パン機本体
(以下本体と言う)、2は前記本体1のシャーシ3の上
に取付けられた焼成室、4はモータである。前記焼成室
2の底面中央の軸受5によって支持された駆動軸6の下
端には大プーリ7が、かつ上端にはコネクタ8がそれぞ
れ設けられている。9は前記モータ4のシャフト10の下
端に設けた小プーリで、ベルト11を介して前記大プーリ
7へ結ばれている。12はシャーシ3の上に設けた容器固
定ガイドで、焼成室2内に着脱自在に装着するほぼ直方
体形状の練り容器13を固定するものである。14は練り容
器13の内底部に突出した軸15の端部に着脱自在に設けた
練り羽根、16は前記軸15を支持する軸受、17は軸15の下
端に設けた練り容器13側のコネクタで、このコネクタ17
は前記コネクタ8と着脱自在に結合され、駆動力を練り
羽根14に伝達するものである。18は前記焼成室2の内部
で、かつ練り容器13の下方周囲に設けられたヒータ、19
は本体の容器蓋である。
する。第1図,第2図において、1は自動製パン機本体
(以下本体と言う)、2は前記本体1のシャーシ3の上
に取付けられた焼成室、4はモータである。前記焼成室
2の底面中央の軸受5によって支持された駆動軸6の下
端には大プーリ7が、かつ上端にはコネクタ8がそれぞ
れ設けられている。9は前記モータ4のシャフト10の下
端に設けた小プーリで、ベルト11を介して前記大プーリ
7へ結ばれている。12はシャーシ3の上に設けた容器固
定ガイドで、焼成室2内に着脱自在に装着するほぼ直方
体形状の練り容器13を固定するものである。14は練り容
器13の内底部に突出した軸15の端部に着脱自在に設けた
練り羽根、16は前記軸15を支持する軸受、17は軸15の下
端に設けた練り容器13側のコネクタで、このコネクタ17
は前記コネクタ8と着脱自在に結合され、駆動力を練り
羽根14に伝達するものである。18は前記焼成室2の内部
で、かつ練り容器13の下方周囲に設けられたヒータ、19
は本体の容器蓋である。
20は前記練り容器13の内側面に設けられ、かつ練り容
器13の底面より上端部(上端もしくはその近傍)まで至
る複数固のリブ体である。21は練り容器13の底面に、練
り容器13の対向する側面を結んで設けた複数個のリブ体
である。
器13の底面より上端部(上端もしくはその近傍)まで至
る複数固のリブ体である。21は練り容器13の底面に、練
り容器13の対向する側面を結んで設けた複数個のリブ体
である。
次に上記した実施例の動作について説明する。焼成室
2に練り羽根14を装着し、小麦粉,水等の材料を投入し
た練り容器13をセットして運転を開始する。これによ
り、モータ4の運転は小プーリ9,ベルト11,大プーリ7
へと伝達され、コネクタ8,コネクタ17を介して練り羽根
14を回転させてパン生地を練る。
2に練り羽根14を装着し、小麦粉,水等の材料を投入し
た練り容器13をセットして運転を開始する。これによ
り、モータ4の運転は小プーリ9,ベルト11,大プーリ7
へと伝達され、コネクタ8,コネクタ17を介して練り羽根
14を回転させてパン生地を練る。
さて、こうして、練られた生地は発酵,ガス抜き,成
形発酵,焼成とプロセスが進んで自動的に練り容器13内
でパンが焼き上がるものである。
形発酵,焼成とプロセスが進んで自動的に練り容器13内
でパンが焼き上がるものである。
ここで、練り容器13の内側面には底面から上端部に至
るリブ体20を設けているため、パン焼成後、パンを練り
容器13より取出さなくても、パンから出る蒸気は、パン
とリブ体20の根元コーナ等にできる隙間を通して、上方
へ逃げる。このため、蒸気及び水分のパンへの戻り等に
よるパンの変形等の異常は発生しないものである。また
練り容器13の底面のリブ体21は上記リブ体20と同様な作
用でパンの底面からの蒸気を練り容器13の内側面に導く
ものである。
るリブ体20を設けているため、パン焼成後、パンを練り
容器13より取出さなくても、パンから出る蒸気は、パン
とリブ体20の根元コーナ等にできる隙間を通して、上方
へ逃げる。このため、蒸気及び水分のパンへの戻り等に
よるパンの変形等の異常は発生しないものである。また
練り容器13の底面のリブ体21は上記リブ体20と同様な作
用でパンの底面からの蒸気を練り容器13の内側面に導く
ものである。
なお、リブ体20,21の形状は、実施例のような断面角
型のものに限定されるものではなく、その形状はとくに
問わない。また、練り効果をあげるために練り容器13の
内側面の途中まで設けられていたリブを延長して練り容
器13の上端部まで設けたものであってもよいものであ
る。
型のものに限定されるものではなく、その形状はとくに
問わない。また、練り効果をあげるために練り容器13の
内側面の途中まで設けられていたリブを延長して練り容
器13の上端部まで設けたものであってもよいものであ
る。
次に第3図の実施例について説明する。この実施例は
練り容器22の内側面に、複数の溝23を底面より上端部に
至るまで設けたものである。
練り容器22の内側面に、複数の溝23を底面より上端部に
至るまで設けたものである。
24は溝23間に位置して設けたリブ体である。このリブ
体24は、主として練り効果をあげることを目的としたも
のであるが、練り容器22の上端部まで延長したことによ
り蒸気排出の役割も果たしているものである。
体24は、主として練り効果をあげることを目的としたも
のであるが、練り容器22の上端部まで延長したことによ
り蒸気排出の役割も果たしているものである。
この実施例では図示していないが、練り容器22の底面
には、先の実施例と同様に、リブ体を設けるか溝を設け
るものである。そして、この実施例のものも蒸気排出に
ついては、先の説明と同様に行なわれるものである。
には、先の実施例と同様に、リブ体を設けるか溝を設け
るものである。そして、この実施例のものも蒸気排出に
ついては、先の説明と同様に行なわれるものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明の自動
製パン機は、焼成後のパンを練り容器よりすぐに取出さ
なくても、練り容器の内側面のリブ体もしくは溝によ
り、パンの側面から蒸気を排出させることができる。ま
た底面のリブ体もしくは溝はパン底面からの蒸気を排出
させることができる。したがってファン等を用いること
なく、簡単な構成によりパンは蒸気による悪影響をうけ
ることなく、一定時間の保存ができるものである。
製パン機は、焼成後のパンを練り容器よりすぐに取出さ
なくても、練り容器の内側面のリブ体もしくは溝によ
り、パンの側面から蒸気を排出させることができる。ま
た底面のリブ体もしくは溝はパン底面からの蒸気を排出
させることができる。したがってファン等を用いること
なく、簡単な構成によりパンは蒸気による悪影響をうけ
ることなく、一定時間の保存ができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す自動製パン機の断面
図、第2図は同自動製パン機における練り容器の一部を
破断して示した斜視図、第3図は他の実施例を示す練り
容器の斜視図である。 2……焼成室、13,22……練り容器、14……練り羽根、1
8……ヒータ、20,21,24……リブ体、23……溝。
図、第2図は同自動製パン機における練り容器の一部を
破断して示した斜視図、第3図は他の実施例を示す練り
容器の斜視図である。 2……焼成室、13,22……練り容器、14……練り羽根、1
8……ヒータ、20,21,24……リブ体、23……溝。
Claims (2)
- 【請求項1】ヒータを有する焼成室と、この焼成室内に
着脱自在に装着する練り容器と、この練り容器の内底部
に着脱自在に設けた練り羽根とを備え、前記練り容器の
内側部には、底面より上端部に至るリブ体もしくは溝を
設けた自動製パン機。 - 【請求項2】練り容器の底面に、リブ体もしくは溝を有
する請求項1記載の自動製パン機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63141095A JP2517069B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 自動製パン機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63141095A JP2517069B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 自動製パン機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01310616A JPH01310616A (ja) | 1989-12-14 |
JP2517069B2 true JP2517069B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15284078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63141095A Expired - Lifetime JP2517069B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 自動製パン機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517069B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5839356A (en) * | 1994-07-15 | 1998-11-24 | American Harvest, Inc. | Automatic bread making machine |
WO1996002144A1 (en) * | 1994-07-15 | 1996-02-01 | American Harvest, Inc. | Automatic bread making machine |
US5463937A (en) * | 1994-10-25 | 1995-11-07 | The West Bend Company | Automatic breadmaker with plural kneading members |
US5493955A (en) * | 1994-10-25 | 1996-02-27 | The West Bend Company | Automatic breadmaker with laterally-opening wide door |
EP0709024A1 (en) * | 1994-10-25 | 1996-05-01 | The West Bend Company | Automatic breadmaker with wide-loaf pan |
US7063456B2 (en) | 2001-06-26 | 2006-06-20 | Vita-Mix Corporation | Container for a blender |
US6811303B2 (en) | 2002-05-17 | 2004-11-02 | K-Tec, Inc. | Blending apparatus with articulable motor-actuating housing |
EP4316324A3 (en) | 2013-03-15 | 2024-03-13 | Vita-Mix Management Corporation | Powered blending container |
USD839670S1 (en) | 2017-02-16 | 2019-02-05 | Vita-Mix Management Corporation | Blending container |
USD842566S1 (en) | 2017-06-15 | 2019-03-05 | Vita-Mix Management Corporation | Container scraper |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63141095A patent/JP2517069B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01310616A (ja) | 1989-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2517069B2 (ja) | 自動製パン機 | |
US20060268659A1 (en) | Beater apparatus and method | |
US8307757B2 (en) | Kneading element of kneader, kneader, and bread machine | |
US20120125207A1 (en) | Automatic bread making machine | |
JP2011045413A (ja) | 自動製パン器 | |
WO2011092942A1 (ja) | 自動製パン機 | |
JP2011050576A (ja) | 自動製パン機 | |
US4369193A (en) | Dough mixing for farinaceous foodstuff production | |
US4465700A (en) | Dough mixing for farinaceous foodstuff production | |
JP2011152271A (ja) | 自動製パン機 | |
JPH0295321A (ja) | パン製造機 | |
JP3770134B2 (ja) | 電動調理器 | |
JP6232586B2 (ja) | 自動製パン機 | |
JP7297586B2 (ja) | 羽根および食品製造装置 | |
JPH05154056A (ja) | パン製造機とそのパン製造機を用いたパンの製造方法 | |
JP5732675B2 (ja) | 製パン機及びその製パン機の運転方法 | |
JPH01310615A (ja) | 自動製パン機 | |
KR20200115983A (ko) | 제빵용 빵팬 | |
JP2650425B2 (ja) | 自動製パン機の練り羽根 | |
JP2020031865A (ja) | 自動製パン機 | |
KR910009445Y1 (ko) | 가정용 전자동 제빵기 | |
JPH0428539Y2 (ja) | ||
JPH0265820A (ja) | 自動製パン機 | |
JPH078266B2 (ja) | 自動製パン機 | |
JPH01310614A (ja) | 自動製パン機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 13 |