JP2650425B2 - 自動製パン機の練り羽根 - Google Patents

自動製パン機の練り羽根

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進 浦田
博 野々口
孝博 大下
和範 武智
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は所定の材料を投入するだけで焼き型内で混練
から焼成までを行う自動製パン機の材料混練用練り羽根
に関するものである。
従来の技術 従来の自動製パン機の羽根は第2図のようになってい
た。すなわち、回転中心と同一平面上に練り部11を有
し、前記回転中心上から最外周部12に向かって高さが次
第に減じてゆく形状を呈し、前記回転中心部分には駆動
軸に嵌合する孔13を有するボス部14があった。
発明が解決しようとする課題 前記のような構成の練り羽根を用いて発明者らはライ
麦粉を材料としたライ麦パンを混練しようとしたが小麦
粉と異なりグルテンの含有量が非常に少なく、生地が一
つにまとまらず回転遠心力のため練り羽根から生地が逃
げてしまう。すなわち、羽根が空転するのみで生地が練
れないという課題が発生した。
本発明はこのような従来の課題を解消したもので、材
料の種類に関係なく確実な混練ができるようにしたもの
である。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するための本発明の技術的手段は、回
転中心線と平行な方向に複数本の櫛歯状練り部が突出
し、これら櫛歯状練り部は回転中心から遠ざかるほど次
第に幅が小さく、かつ高さが高くなるようにしたもので
ある。
作用 グルテンを多く含んだ小麦粉で作られた食パン等の生
地を手作業にて作るときは、まとまった生地をたたきつ
けたり、引っ張って伸ばしたりしながら作るわけである
が、ライ麦を使ったライ麦パンの場合には手指でかきま
ぜるという動作が必要であり、自動製パン機の焼き型内
で回転する羽根を用いてこの動作を行うように考えると
羽根は平面状では不都合で手指の形に近い櫛歯状のもの
が適している。また、練り羽根の回転中心から遠ざかる
程生地の抵抗が強くなるため櫛歯の一本一本は回転中心
から遠ざかる程その幅を小さくすると練り羽根の強度面
で有利であり、生地が遠心力により外周部に逃げないよ
うにするため、最外周にある櫛歯から最内周にある櫛歯
に向かって高さを減じた形状にすると良い。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。1は自動製パン機の焼き型であり、内底部にモータ
(図示せず)により駆動される駆動軸2があり、さらに
この駆動軸2に嵌合して練り羽根3が設けてある。この
練り羽根3にはその回転中心線と平行な上方向に3本の
櫛歯状練り部3aが突設してある。そしてこれら櫛歯状練
り部3aは回転中心から遠ざかる位置にあるもの程櫛歯の
幅が小さくなり、かつその高さが高くなる形状を呈して
いる。また練り羽根3の回転中心部は前記駆動軸2に嵌
合するためのDカット孔3bを有する円錐台状の羽根ボス
3cとなっている。
次に前記の構成による動作を説明する。焼き型1内に
投入されたライ麦パン材料はモータを介して練り羽根3
を回転することによって練り始められる。このとき練り
羽根3の櫛歯状練り部3aの回転軌跡を呈する部分のみの
生地が動かされ、生地全体が外周部に逃げること無くか
き回し続けられていくわけである。また、櫛歯状練り部
3aは最外周部が最も高くなっているため、練り羽根3の
回転により生じる遠心力のため生地が外周に逃げようと
するのも防ぐことができる。また練り羽根3の最外周部
は生地の抵抗を最も大きく受けるため、その幅を小さく
し、すなわち面積を小さくすることにより、面抵抗を少
なくするように配慮されている。
発明の効果 このように本発明は、櫛歯状の練り部を持つ練り羽根
にすることにより、生地の混練が十二分に行え、ライ麦
粉も材料に使えるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動製パン機の練り羽
根の断面図、第2図は従来の練り羽根の断面図である。 3a……櫛歯状練り部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 孝博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 武智 和範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心線と平行な方向に複数本の櫛歯状
    練り部が突出し、これら櫛歯状練り部は回転中心から遠
    ざかるほど次第に幅が小さく、かつ高さが高くなること
    を特徴とした自動製パン機の練り羽根。
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