JP2516982B2 - 脱水洗濯機の制御装置 - Google Patents
脱水洗濯機の制御装置Info
- Publication number
- JP2516982B2 JP2516982B2 JP62153678A JP15367887A JP2516982B2 JP 2516982 B2 JP2516982 B2 JP 2516982B2 JP 62153678 A JP62153678 A JP 62153678A JP 15367887 A JP15367887 A JP 15367887A JP 2516982 B2 JP2516982 B2 JP 2516982B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- dehydration
- reverse
- energization
- control device
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、脱水槽内で洗浄及び脱水を行うことのでき
る脱水機の制御装置に関するものである。
る脱水機の制御装置に関するものである。
従来の技術 従来、脱水槽で洗浄を行う方式は行なわれておらず、
モータは正転のみで脱水を行うためのものであり、モー
タの正転，反転にともなう問題点も生じていなかった。
モータは正転のみで脱水を行うためのものであり、モー
タの正転，反転にともなう問題点も生じていなかった。
発明が解決しようとする問題点 しかし、モータの正転−反転を繰り返し、洗浄する方
式においては、モータが洗浄工程から脱水工程へ移行す
る時に、正転，反転周期と、洗浄時間の組合せにより洗
浄工程の終りでは必ずしも、モータは正転方向に通電さ
れているとは限らない。したがって、洗浄工程の終りに
モータが反転方向に通電されていた場合は、反転から休
止なしで正転に変わるので、モータに過負荷がかかると
いうことと、モータ駆動用の双方向性サイリスタに正転
側，反転側同時導通による故障の危険をまねくという問
題点があった。
式においては、モータが洗浄工程から脱水工程へ移行す
る時に、正転，反転周期と、洗浄時間の組合せにより洗
浄工程の終りでは必ずしも、モータは正転方向に通電さ
れているとは限らない。したがって、洗浄工程の終りに
モータが反転方向に通電されていた場合は、反転から休
止なしで正転に変わるので、モータに過負荷がかかると
いうことと、モータ駆動用の双方向性サイリスタに正転
側，反転側同時導通による故障の危険をまねくという問
題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、洗浄から脱水工程に移行
するときにおいても、モータに過負荷がかかることを防
止するとともに、スイッチング素子の同時導通を防止す
ることを目的とする。
するときにおいても、モータに過負荷がかかることを防
止するとともに、スイッチング素子の同時導通を防止す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は、脱水槽を回
転駆動するモータと、洗浄工程では前記モータを正転及
び反転させるとともに、脱水工程では反転させる制御手
段と、前記モータの正転、反転方向の通電を検知するモ
ータ正反転通電検知手段と、洗浄工程及び脱水工程の時
間を計測するタイマー手段とを備え、前記制御手段は洗
浄工程から脱水工程へ移行するときにおいて前記モータ
正反転通電検知手段の出力が反転であれば、所定時間、
前記モータへの通電を休止させる構成としたものであ
る。
転駆動するモータと、洗浄工程では前記モータを正転及
び反転させるとともに、脱水工程では反転させる制御手
段と、前記モータの正転、反転方向の通電を検知するモ
ータ正反転通電検知手段と、洗浄工程及び脱水工程の時
間を計測するタイマー手段とを備え、前記制御手段は洗
浄工程から脱水工程へ移行するときにおいて前記モータ
正反転通電検知手段の出力が反転であれば、所定時間、
前記モータへの通電を休止させる構成としたものであ
る。
作用 上記構成によりモータの正転，反転通電状態をモータ
正反転通電方向検知手段は常に検知するので、モータが
洗浄工程から脱水工程へ移行した時に、制御手段は、モ
ータ正反転通電方向検知手段が正転通電または休止と判
別すれば、直ちにモータへ正転通電を行い、反転通電と
判別すれば所定時間休止した後、モータへ正転通電を行
う。
正反転通電方向検知手段は常に検知するので、モータが
洗浄工程から脱水工程へ移行した時に、制御手段は、モ
ータ正反転通電方向検知手段が正転通電または休止と判
別すれば、直ちにモータへ正転通電を行い、反転通電と
判別すれば所定時間休止した後、モータへ正転通電を行
う。
実施例 本発明の実施例における脱水機の制御装置を第１図に
より説明する。
より説明する。
第１図において、脱水槽を回転駆動させるモータ駆動
手段１により通電制御されている。しかもモータ１の回
転方向はモータ正反転通電方向検知手段３により検出し
ている。このモータ正反転通電方向検知手段３の出力は
制御手段４に入力されている。この制御手段４は洗浄工
程および脱水工程の時間を計時するタイマー手段２の信
号を入力し、洗浄工程時間内にはモータをモータ駆動手
段１を介して正反転させ、脱水工程時間内にはモータを
正転させるように制御する。そして、制御手段４は洗浄
工程から脱水工程に移行するとき、モータ正反転通電方
向検知手段３の信号を入力し、モータが正転あるいは停
止状態と検出すれば、直ちにモータを正転運転させる。
また、モータが反転状態であると検出すれば一定時間の
休止後モータを正転方向に回転させる。
手段１により通電制御されている。しかもモータ１の回
転方向はモータ正反転通電方向検知手段３により検出し
ている。このモータ正反転通電方向検知手段３の出力は
制御手段４に入力されている。この制御手段４は洗浄工
程および脱水工程の時間を計時するタイマー手段２の信
号を入力し、洗浄工程時間内にはモータをモータ駆動手
段１を介して正反転させ、脱水工程時間内にはモータを
正転させるように制御する。そして、制御手段４は洗浄
工程から脱水工程に移行するとき、モータ正反転通電方
向検知手段３の信号を入力し、モータが正転あるいは停
止状態と検出すれば、直ちにモータを正転運転させる。
また、モータが反転状態であると検出すれば一定時間の
休止後モータを正転方向に回転させる。
次に本実施例の具体構成を第２図により説明する。第
２図において、7,8はモータ駆動手段である双方向性サ
イリスタで、モータ１のそれぞれ正転，反転の駆動に用
いられる。双方向性サイリスタ7,8に接続した抵抗9,10
はそれぞれの双方向性サイリスタのゲート電流を制限す
るものである。11は進相コンデンサーでモータ１の駆動
に用いられる。12は安全スイッチで脱水蓋と連動してモ
ータ１への通電を機械的にoffするものである。６は制
御手段であるマイクロコンピュータで、内部に出力部6
a,入力部6b,演算制御部6c,記憶部6dを備え、モータ１の
正転，反転を行う双方向性サイリスタ7,8を制御するも
のである。なお10は交流商用電源である。
２図において、7,8はモータ駆動手段である双方向性サ
イリスタで、モータ１のそれぞれ正転，反転の駆動に用
いられる。双方向性サイリスタ7,8に接続した抵抗9,10
はそれぞれの双方向性サイリスタのゲート電流を制限す
るものである。11は進相コンデンサーでモータ１の駆動
に用いられる。12は安全スイッチで脱水蓋と連動してモ
ータ１への通電を機械的にoffするものである。６は制
御手段であるマイクロコンピュータで、内部に出力部6
a,入力部6b,演算制御部6c,記憶部6dを備え、モータ１の
正転，反転を行う双方向性サイリスタ7,8を制御するも
のである。なお10は交流商用電源である。
次に上記実施例のマイクロコンピュータ６の制御を第
３図により説明する。すなわち、モータ１を（正転−休
止−反転）のサイクルで駆動させる洗浄工程から脱水工
程へ移行すると、マイクロコンピュータ６はステップ20
で脱水工程移行直前にモータ反転方向に通電していたか
どうかを判別する。モータ反転方向に通電していなかっ
た場合は、ステップ21でモータ正転方向に通電し、ステ
ップ22でタイマーＴが所定の脱水時間30秒以上になった
かどうかを判別し、Ｔ＜30秒であればステップ21にもど
り脱水を繰り返し、Ｔ≧30秒であれば、ステップ23でモ
ータへの通電をoffし脱水終了となる。ステップ20にも
どって、モータ反転方向に通電していた場合、マイクロ
コンピュータ６は、ステップ24でモータの通電をoff
し、さらにステップ25でタイマーＴが１秒以上経過した
かを判別し、Ｔ≧１秒であれば、ステップ21に進み脱水
運転を行う。Ｔ＜１秒であれば、ステップ24にもどり、
タイマーの１秒経過を待つことになる。
３図により説明する。すなわち、モータ１を（正転−休
止−反転）のサイクルで駆動させる洗浄工程から脱水工
程へ移行すると、マイクロコンピュータ６はステップ20
で脱水工程移行直前にモータ反転方向に通電していたか
どうかを判別する。モータ反転方向に通電していなかっ
た場合は、ステップ21でモータ正転方向に通電し、ステ
ップ22でタイマーＴが所定の脱水時間30秒以上になった
かどうかを判別し、Ｔ＜30秒であればステップ21にもど
り脱水を繰り返し、Ｔ≧30秒であれば、ステップ23でモ
ータへの通電をoffし脱水終了となる。ステップ20にも
どって、モータ反転方向に通電していた場合、マイクロ
コンピュータ６は、ステップ24でモータの通電をoff
し、さらにステップ25でタイマーＴが１秒以上経過した
かを判別し、Ｔ≧１秒であれば、ステップ21に進み脱水
運転を行う。Ｔ＜１秒であれば、ステップ24にもどり、
タイマーの１秒経過を待つことになる。
上記の実施例によれば、モータ１が洗浄工程から脱水
工程へ移行した時に、モータ１が正転通電または休止中
の場合は直ちに正転（脱水）を行い、反転通電の場合
は、所定時間（１秒）休止した後、正転（脱水）を行う
こととなりモータ１が反転状態から休止なしで正転を行
うことをなくすることができる。
工程へ移行した時に、モータ１が正転通電または休止中
の場合は直ちに正転（脱水）を行い、反転通電の場合
は、所定時間（１秒）休止した後、正転（脱水）を行う
こととなりモータ１が反転状態から休止なしで正転を行
うことをなくすることができる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明は、脱水槽を
回転させるモータの正転，反転方向の通電を検知するモ
ータ正反転通電検知手段を設け、モータが洗浄工程から
脱水工程へ移行した時に、前記モータ正反転通電検知手
段の出力が反転であれば、所定時間、前記モータへの通
電を休止するため、モータに過負荷がかかることを防止
できるとともに、モータ駆動用のスイッチング素子の同
時導通による故障の危険をまねくということが回避でき
る。
回転させるモータの正転，反転方向の通電を検知するモ
ータ正反転通電検知手段を設け、モータが洗浄工程から
脱水工程へ移行した時に、前記モータ正反転通電検知手
段の出力が反転であれば、所定時間、前記モータへの通
電を休止するため、モータに過負荷がかかることを防止
できるとともに、モータ駆動用のスイッチング素子の同
時導通による故障の危険をまねくということが回避でき
る。
第１図は本発明の一実施例における脱水機の制御装置を
示すブロック図、第２図は同装置の具体回路図、第３図
は同要部のフローチャートである。 １……モータ、２……タイマー手段、３……モータ正反
転通電方向検知手段、４……制御手段。
示すブロック図、第２図は同装置の具体回路図、第３図
は同要部のフローチャートである。 １……モータ、２……タイマー手段、３……モータ正反
転通電方向検知手段、４……制御手段。
Claims (1)
- 【請求項１】脱水槽を回転駆動するモータと、洗浄工程
では前記モータを正転及び反転させるとともに、脱水工
程では反転させる制御手段と、前記モータの正転、反転
方向の通電を検知するモータ正反転通電検知手段と、洗
浄工程及び脱水工程の時間を計測するタイマー手段とを
備え、前記制御手段は洗浄工程から脱水工程へ移行する
ときにおいて前記モータ正反転通電検知手段の出力が反
転であれば、所定時間、前記モータへの通電を休止させ
る脱水洗濯機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153678A JP2516982B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 脱水洗濯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153678A JP2516982B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 脱水洗濯機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63317197A JPS63317197A (ja) | 1988-12-26 |
| JP2516982B2 true JP2516982B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15567775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62153678A Expired - Lifetime JP2516982B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 脱水洗濯機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516982B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57200187A (en) * | 1981-06-01 | 1982-12-08 | Brother Ind Ltd | Two-tub type washing machine |
| JPS585680U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62153678A patent/JP2516982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63317197A (ja) | 1988-12-26 |
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