JP2516727B2 - 移動式杭打機 - Google Patents

移動式杭打機

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JP2516727B2 JP5138676A JP13867693A JP2516727B2 JP 2516727 B2 JP2516727 B2 JP 2516727B2 JP 5138676 A JP5138676 A JP 5138676A JP 13867693 A JP13867693 A JP 13867693A JP 2516727 B2 JP2516727 B2 JP 2516727B2
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車体上に設
置されて移動しつつ、ガードレール用シートパイル等の
杭を地面に打ち込むことができる移動式杭打機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動式杭打機としては、車体上に
おいて平面旋回可能なテーブルと、このテーブル上で横
向きに設置されたシリンダと、このシリンダによって往
復動可能な左右移動部と、この左右移動部の先端に設け
られたエアハンマとからなる杭打装置を有し、一方、後
部タイヤのリムに固定した固定板と、タイヤの軸と同軸
上で前記固定板に固定した軸と、ブラケットとで構成さ
れた車体安定装置を有するものがあった。この杭打機
は、ブラケットを後部タイヤの軸に取り付け、このブラ
ケットの上端で荷台を支えるようにし、後輪のバネ及び
ショックアブソーバが機能しない状態にできるものであ
り、杭打装置が自身の駆動振動によって揺動するのを防
止するとともに、打込位置から次の打込位置に移動する
際の走行バランスが保たれるように構成されたものであ
って、同種の多数のガードレール用シートパイルを数メ
ートルごとに打ち込む際に、移動しながら杭打作業が行
えるものであった。しかし、この移動式杭打機は、打込
位置から次の打込位置に移動する際の走行バランスを保
持するため、後輪のバネ及びショックアブソーバが機能
しないように構成しており、大重量のエアハンマやこれ
を支持する支持手段などを車体の側方に張り出させた状
態では、後部タイヤの圧縮率が異なってしまい、必ずし
も安定した状態と言えるものではなかった。従って、車
体上に設けた左右移動部によってエアハンマを移動でき
る範囲、即ち、エアハンマを車体の側方に張り出させる
ことができる範囲には限界があり、この限界を超えて移
動させる場合にはアウトリガー等によって車体を支えな
ければならなかった。そこで、実公昭60−22103
号は、左右移動部を案内する左右移動案内手段の一方の
先端に、エアハンマを具備する支柱を進退可能に支持す
るガイドが設けられ、他方の先端に、下端に車輪を有す
る伸縮自在なアウトリガーを起倒自在に設けるととも
に、その起倒位置を保持する手段を設けたものであっ
た。このように、左右移動用案内手段に案内されたエア
ハンマが自動車の車体から杭の打込位置まで伸び出すと
き、ハンマの重みによりモーメントが生じて車体が傾斜
することとなるのであるが、エアハンマを具備する支柱
を進退することによって、この支柱の下端を地表に接す
るようにでき、アウトリガーの下端の車輪をも地表に接
するようにでき、この両方によって左右移動用案内手段
の先端を支持することにより杭打機がバランス良く安定
的に保持され杭打機の転倒を防止していたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような移動式杭打機では、支柱とアウトリガーとを地表
に接するように位置決めした後に打込作業をすることと
なるため、狭小な道路では、これらの準備ができない場
合もあり、作業が困難となることがあった。また、左右
移動用案内手段の先端に設けられるアウトリガーは、一
般的に車体に備付けられるものは異なり、保持杆によっ
て起立状態に保持される構造であるため、この保持杆と
ピンで連結されており、この保持杆によってアウトリガ
ーを起倒するための作業が煩瑣であった。さらに、アウ
トリガーや支柱によってエアハンマの重量及び振動を吸
収しているので、これらが接触することによって舗装し
た路面を損傷させる場合があった。また、杭打の際の懸
架ばねの振動を抑制するための簡易な装置が切望されて
いた。
【0004】そこで、本発明は、アウトリガーなどの支
持部材を使用しないことにより、アウトリガーの取付作
業をなくし、アウトリガーなどが路面を損傷することを
防止し、狭い道路であっても打込作業を可能にし、簡易
に懸架ばねの振動を抑制できる移動式杭打機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、自動車の車体上で前後方向に沿って固定
された二本の平行な前後移動案内部と、この前後移動案
内部の上部に回転自在に設けられた回転テーブルと、こ
の回転テーブル上において所定方向に進退可能 に設けら
れた二本の平行な左右移動案内部と、この左右移動案内
部の先端に設けられたエアハンマとからなる移動式杭打
機において、上記回転テーブル上に設けられた二本の左
右移動案内部によって挟まれる位置に、該左右移動案内
部が進退する方向と逆の方向へ進退可能な二重管構造の
逆方向移動案内部を設け、該逆方向移動案内部を構成す
る外管を回転テーブルに固定するとともに、内管上にコ
ンプレッサを搭載させ、上記前後移動案内部のうち自動
車の後輪に近接する位置に、該位置から下方の懸架ばね
に向けて伸縮自在なロッドを具備した懸架ばねロックを
設けたことを特徴とする移動式杭打機を要旨とする。
【0006】
【作用】上記のような構成にすれば、左右移動案内部に
よってエアハンマを自動車の車体側方に張り出したと
き、逆方向移動案内部を進退させることによって、その
内管に搭載したコンプレッサの重量がエアハンマの反対
側に作用し、自動車の両側において釣り合いを保たせる
ことができるので、アウトリガーを不要とすることがで
きる。また、懸架ばねロックのロッドを懸架ばねに向か
って伸ばすことによって、ロッドの先端が懸架ばねに当
接又は係合することとなり、車体に設けられた前後移動
案内部と懸架ばねとの距離をほぼ一定に保持できるの
で、懸架ばねの振動を簡易に防止できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図3に示すように、本実施例の杭打機
1は、道路2上を走行する自動車3のフレーム4上に固
定されており、図1の走行状態から図2と図3の杭打状
態へ展開することにより、ガードレール用のシートパイ
ル5を一定間隔で道路2に打ち込むことができるように
なっている。まず杭打機1の構成について説明する。図
1と図2のように前後移動案内部6,7は二重管よりな
っており、外管6a,6bは、自動車3の前後方向に向
かって二本平行してフレーム4上に固定され、内管7
a,7bが二本平行して外管6a,6bに挿通され、図
示せぬ操作レバーを操作すると、油圧シリンダ8が駆動
して、外管6a,6bに対して前方に最大50センチ、
後方に最大50センチ移動可能となっている。外管6
a,6bの上面にはその軸方向に沿って切溝9a,9b
が形成されており、これらの切溝9a,9bを介して内
管7a,7bの上面に固着した支脚10a,10bが外
管6a,6bの上部に突出している。これら支脚10
a,10b上に固着した円板11は、その外周部に、多
数の係合棒12が固着起立され、その上部を環状板13
で連結し、全体として歯車体を構成している。上下2枚
の板よりなる円形の回転テーブル14は、円板11に設
けた回転軸15に回転自在に連結している。図2に示す
ように回転テーブル14に設けられた歯車16が係合棒
12に歯合しており、回転テーブル14に備えられた駆
動モータ17が歯車16回転するようになっている。
したがって、固定された円板11や環状板13に対し
て、回転テーブル14が矢印Rで示すように正逆回転す
るようになっている。図示せぬ操作レバーの操作によ
り、希望の回転角度だけ回転テーブル14を回転させる
ことができることとなる。
【0008】次に図1と図2に示すように、左右移動案
内部20a,20b,21a,21b,及び逆方向移動
案内部30a,30b,31a,31bは、それぞれ二
重管よりなっているものである。左右移動案内部の外管
20a,20bは、二本平行して回転テーブル14上に
固定され、内管21a,21bは、外管20a,20b
に挿通されて、これらと相対的に移動することが可能と
なっている。内管21a,21bは、図示せぬ操作レバ
ーの操作により、図示せぬ油圧シリンダが駆動されて、
前述の内管6a,6bとは独立的に、左右に最大限60
センチずつ移動できるようになっている。図2に示すよ
うに、外管20a,20bには切溝22a,22bが設
けられている。また、内管21a,21bにはピン24
a,24bが立設され、これにより支柱25が支持さ
れ、この支柱25にエアハンマ26が吊設されている。
そして、切溝22a,22bをピン24a,24bが通
ることができるようになっている。したがって、内管2
1a,21bが外管20a,20bに沿って移動するこ
とにより、エアハンマ26が矢印Yで示すように左右に
移動可能となるのである。そして、図1の矢印Aで示す
ように、ピン27,28を介して、支柱25は、油圧シ
リンダ29により、倒伏状態から起立状態に、あるい
は、起立状態から倒伏状態に変形できることになる。
【0009】一方の逆方向移動案内部の外管30a,3
0bは、図2に示すように、上記の左右移動案内部の
管20a,20bの内側に二本平行に連結固定されてお
り、内管31a,31bが外管30a,30bに挿通可
能となっており、図示せぬ操作レバーの操作により、図
示せぬ油圧シリンダが駆動し、内管31a,31bが外
管30a,30bの軸方向に沿って相対的に移動し、図
示の場合は、自動車3の左右方向(自動車3進行方向と
直交する方向)に最大限1メートル駆動が可能となるの
である。そして、エアコンプレッサ34が内管31a,
31bの上に搭載され、内管31a,31bが外管30
a,30bに沿って相対的に移動することにより、エア
コンプレッサ34が図3の矢印Cで示すように左右に移
動可能となるのである。エアハンマ26が右方向に移動
すると、その重みで、図3の矢印Mで示すような時計方
向のモーメントが生じて、杭打機1を回転させようとす
るのである。これに対しては、コンプレッサ34を左方
向に移動させて図3の矢印Nで示すような反時計方向の
モーメントを生じさせ、これらモーメントの釣り合いに
より、全体のバランスを取って、杭打機1の傾斜が防止
されることとなるのである。したがって、エアハンマ1
8が垂直等、所定の角度に保たれて、適正、かつ、確実
な杭打が可能となるのである。図3の矢印Zに示すよう
に、エアハンマ26が支柱25に沿って杭打可能な位置
に上昇し作動状態となると、その位置でエアコンプレッ
サ34から圧搾空気を送ることにより、空気圧でシート
パイル5を地中に打ち込むことができるのである。
【0010】また図1,図3に示すように、自動車3の
後輪の内側に隣接した位置には、自動車3の振動を抑制
するため、一対の懸架ばねロック40,40が外管6
a,6bに固定され垂下するように配置されている。
のような懸架ばねロック40,40は、その詳細を図4
において示すように、自動車3が走行する状態において
は、懸架ばねロック40のロッド41は上方へ後退して
いるが、杭打状態ではロッド41は下方に伸び出すこと
できるようになっている。ロッド41の先端に設けられ
た凹部42が、ロック状態では、懸架ばねとしての補助
板ばね43と主板ばね44とを貫通連結しているボルト
45の上端部を被覆して、補助板ばね43の中心部の上
表面と当接できるようになっている。図示せぬ操作レバ
ーの操作により、ロッド41の上方への後退と下方への
伸び出しを制御できるのである。すなわち、懸架ばねロ
ック40の入口46から油が供給されることにより、油
圧によりロッド41が下方に伸び出して補助板ばね43
と主板ばね44とをロックするようになっており、一
方、懸架ばねロック40の出口47から油が排出される
ことにより、ロッド41が上方に退避して補助板ばね4
3と主板ばね44をアンロックするようになっているの
である。したがって、ロック位置では、杭打機1と車軸
49との間隔が一定に保たれることから、補助板ばね4
3と主板ばね44がロックされて振動が止められ、杭打
の振動をタイヤ全体で受け止めることができ、補助板ば
ね43と主板ばね44の振動による杭打機1の振動を解
消できるのである。また道路を通常走行するときは、懸
架ばねロック40をアンロック位置に切り換えて、補助
板ばね43と主板ばね44とが振動できるようにして、
道路の凹凸による振動を吸収し乗り心地を良くできるの
である。なお、凹部42がボルト45を被覆しているの
で、ロッド41のずれをも防止することができる。
【0011】次に本実施例の杭打機1の動作を図1ない
し図3に基づいて説明する。まず道路の路肩或いは中央
分離帯付近のガードレール用シートパイル5の打設箇所
まで、自動車3を移動させて横付けにして停止させる。
次に、油圧シリンダ29を駆動して、図1の矢印Aに示
すように、支柱25とエアハンマ26とを倒伏状態から
起立状態にさせ、図2の矢印Rに示すように、回転テー
ブル14を反時計方向に90°回転させて、回転テーブ
ル14とそれの上に載置された左右移動案内部の外管2
0a,20bや内管21a,21b等を一体的に90°
回転させる。回転テーブル14の回転角度は工事状況に
応じて、任意の角度に停止できることは無論である。そ
して、エアハンマ26を支柱25に沿って上昇させる。
次に、図3の矢印Yに示すように、左右移動案内部の
管21a,21bを右方向に移動させて、エアハンマ2
6をシートパイル5に接近させる一方、逆方向移動案内
部の内管31a,31bとエアコンプレッサ34を左方
向に移動させて、自動車3が傾斜しないようにバランス
をとる。次いで図2の矢印Xに示すように、内管7a,
7bを前後に移動してシートパイル5とエアハンマ26
とを整列させるように調整する。このようにして、図1
の走行状態から図2と図3の杭打状態に展開でき、シー
トパイル5上にエアハンマ26が配置されるのである。
次に、懸架ばねロック40に油を供給して、ロッド41
を下降させ、凹部42がボルト45を被覆するとともに
補助板ばね43の表面と当接するようにする。そのよう
にして、シートパイル5の打設準備ができると、エアハ
ンマ26によるシートパイル5の打設が開始されるので
ある。シートパイル1本の打設作業が終了すると、自動
車3を道路に沿って移動させて次の打設地点に移動して
停止し、前述した打設が行われることとなる。このよう
にして連続的な打設が行われる。そして杭打作業が完了
すると、杭打機1を前述したとは逆の動作で杭打状態か
ら走行状態に変形させることができるのである。
【0012】なお、本発明の要旨を逸脱しない範囲で本
発明の構成を適宜変更しうることは当然であり、これら
の変更も技術的思想を同一にする限り、本発明に包含さ
れるべきものである。例示すれば、図面に示す実施例に
あって、エアコンプレッサ34をエアハンマ26とは逆
の方向に移動させる逆方向移動案内部を二重パイプで構
成したが、その他の構造により構成してもよい。また
記の逆方向への移動は、レバーやボタン操作によるこ
となく、車体の傾斜を検知するセンサと、車体の傾斜を
一定に制御する自動制御部とを備え、自動制御部からの
信号により、支柱25とエアハンマ26、又は、エアコ
ンプレッサ34の移動量を制御することもできる。さら
に、ロッド41が下方に伸びだして補助板ばね43に当
接するように構成したが、ロッド41が補助板ばね43
と嵌合するなど、懸架ばねロック40が補助板ばね43
と係合する態様ならば何ら制限はなく、また、懸架ばね
の種類に応じて適宜係合の態様を変更できるのであり、
杭打機1やフレーム4と、車軸49との距離が一定に保
てるような構成でも良い。さらに、本発明はガードレー
ルのシートパイルの打ち込みに使用できる他、ネット用
杭等の他の杭の杭打ちに適用できることは当然である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、逆方向移動案内部を回転テー
ブル上に設け、かつ、この逆方向移動 案内部の内管にコ
ンプレッサを搭載したことから、左右移動案内部による
エアハンマの移動に対して、その反対方向にコンプレッ
サを移動させることができ、車体の両側において釣り合
いを保たせるので、アウトリガーや支柱がなくても車体
がエアハンマの存在する側を下方にして傾斜することが
ない。したがって、アウトリガーが存在しない分だけ車
体の側部を有効に利用できるので、幅の狭い道路での杭
打作業を行う場合であっても、アウトリガーなどを地表
に当接させる必要がないので、十分に工事を行えるもの
である。同時に、当然にアウトリガーの取付作業は必要
ないのであるから、煩瑣な手間を掛けることは不要とな
るとともに、道路に当接するのはタイヤの接地面だけと
なることから、路面を損傷するとがないのである。さら
に、逆方向移動案内部の内管には、杭打機に必須のコン
プレッサを搭載し、このコンプレッサによってエアハン
マと釣り合わせているので、付加する部材が最小限とな
るのである。一方、懸架ばねロックのロッドを懸架ばね
に向かって伸ばすことによって、ロッドの先端が懸架ば
ねに当接又は係合することとなり、車体に設けられた前
後移動案内部と懸架ばねとの距離をほぼ一定に保持でき
るので、懸架ばねの振動を防止できるのである。したが
って、車体上に設けられた前後移動案内部に固定された
懸架ばねロックから、単純に懸架ばねに向かってロッド
を伸ばすことのみによるのであるから、非常に簡易に懸
架ばねの振動を防止できるのである。このことは、車体
の上部における状態が、エアハンマの重量とコンプレッ
サの重量とを釣り合わせることによって、懸架ばねに及
ぼす振動が車体に与える影響を少なくしており、簡易な
手段によって十分に杭打作業に耐え得るのである。そし
、前記釣り合いの確保と振動防止が相乗することによ
り、杭打機の姿勢が極めて安定するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の杭打機の走行状態の正面図である。
【図2】本実施例の杭打機の杭打状態の平面図である。
【図3】本実施例の杭打機の杭打状態の右側面図であ
る。
【図4】本実施例の懸架ばねロックの断面図である。
【符号の説明】
1 杭打機 6a,6b,20a,20b,30a,30b 外管 7a,7b,21a,21b,31a,31b 内管 9a,9b,22a,22b 切溝 14 回転テーブル 25 支柱 26 エアハンマ 34 エアコンプレッサ 40 ばねロック 41 ロッド 42 凹部 43 補助板ばね43 44 主板ばね 45 ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体上で前後方向に沿って固定
    された二本の平行な前後移動案内部と、この前後移動案
    内部の上部に回転自在に設けられた回転テーブルと、こ
    の回転テーブル上において所定方向に進退可能に設けら
    れた二本の平行な左右移動案内部と、この左右移動案内
    部の先端に設けられたエアハンマとからなる移動式杭打
    機において、上記回転テーブル上に設けられた二本の左
    右移動案内部によって挟まれる位置に、該左右移動案内
    部が進退する方向と逆の方向へ進退可能な二重管構造の
    逆方向移動案内部を設け、該逆方向移動案内部を構成す
    る外管を回転テーブルに固定するとともに、内管上にコ
    ンプレッサを搭載させ、上記前後移動案内部のうち自動
    車の後輪に近接する位置に、該位置から下方の懸架ばね
    に向けて伸縮自在なロッドを具備した懸架ばねロックを
    設けたことを特徴とする移動式杭打機。
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