JP2516705Y2 - マンホール蓋の支持構造 - Google Patents

マンホール蓋の支持構造

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JP2516705Y2
JP2516705Y2 JP4550491U JP4550491U JP2516705Y2 JP 2516705 Y2 JP2516705 Y2 JP 2516705Y2 JP 4550491 U JP4550491 U JP 4550491U JP 4550491 U JP4550491 U JP 4550491U JP 2516705 Y2 JP2516705 Y2 JP 2516705Y2
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JP
Japan
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manhole cover
support structure
lower surfaces
packing
side walls
Prior art date
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JP4550491U
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JPH04130338U (ja
Inventor
寿司 四方
Original Assignee
株式会社工技研究所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガソリンスタンドその他
に使用するマンホール蓋の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のマンホール蓋の支持構造
として、実公平2−15834号に記載の如く、複数の
蓋体を個々に支持する支持枠体をマンホール開口部に並
設して嵌着すると共に、同支持枠体の互いに隣接する側
の対向一側辺には、当接面積が可及的に大となるべく接
続突起を各々下方へ突設し、当接面間にはパッキン或い
は充填剤を介在させて隣接する接続突起を接続ボルトに
より固設したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来のマン
ホール蓋の支持構造においては、隣接する接続突起の当
接面間にパッキン或いは充填剤を介在させる式であるの
で、工場から現場への運搬中、現場での据付時或いは据
付後に自動車が通過したとき等の衝撃により前記パッキ
ン或いは充填剤の上方部が上方に突出して、隣接する支
持枠体の当接面に亀裂や離間が生じ易くマンホール内へ
の漏水や耐久性に劣る等の欠点を有していた。
【0004】本考案は上記の課題を解決し、支持枠間の
接続強度を強固にしてマンホール内への雨水等の浸入を
なくすると共に、取り扱いが容易で耐久性の高いマンホ
ール蓋の支持構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は複数の上蓋とこれら上蓋をそれぞれ嵌合載
置する複数の支持枠とからなるマンホール蓋の支持構造
において、前記支持枠の互いに隣接する側の対向側壁の
下面に、両下面に当接する共通のパッキン或いは充填剤
を介して両下面にまたがる連結板を当接し、各下面にお
いてボルトにより締付け固定したことを特徴とする。
【0006】又互いに隣り合う前記支持枠体の両側の側
壁の外面に補強板を渡して当接し、各外面においてボル
トにより締付け固定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成により運搬中又は現場での据付時或
いは据付後の自動車が通過したとき等の衝撃があって
も、パッキン或いは充填剤の衝撃吸収力と連結板の結合
力により柔軟に対応できて支持枠間の接続が強固に維持
可能となり、マンホール内への雨水等の浸入を防止でき
ると共に耐久性を向上でき、且つ両側の補強板により支
持枠間の離隔が防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の1実施例を図1乃至図4によ
り説明する。
【0009】1はマンホール蓋を示し、該マンホール蓋
1は角型の上蓋1a、1a及び該上蓋1aの一方に載置
された丸型の中蓋1bとからなり、該上蓋1a及び中蓋
1bには把持杆1c…1c及び1d、1dが設けられ取
付け、取り外し作業を行うことができる。
【0010】2は支持枠を示し、該支持枠2は前記上蓋
1a、1aの周縁を囲繞状態に支持する同形同大の矩形
枠状に形成されると共に上端部を、外側突部2aと該外
側突部2aより低い高さの内側突部2bとからなる凹状
の受面部2cに形成されている。
【0011】3は蓋用パッキンを示し、該蓋用パッキン
3はゴム材等からなり上部に中空孔3aを有し下端部が
逆U字状に形成されると共に前記支持枠2の内側突部2
bに嵌挿され、前記上蓋1aの内面に対し圧接されてい
る。又該上蓋1aと中蓋1b間も上記と同様に形成され
ている。
【0012】一方前記支持枠2の隣接する側の対向する
側壁2d、2dの下面2e、2eには複数のねじ孔2f
…2fを穿設した。
【0013】4は連結板を示し、該連結板4は前記ねじ
孔2f…2fと同位置に透孔4a…4aを有する帯状の
鋼板からなり、その長辺は前記支持枠2の隣接する側壁
2dと同じ長さに形成されている。
【0014】5…5は前記連結板4を該支持枠2に固着
するボルトである。
【0015】6はゴム材又は充填剤等からなるパッキン
を示し、前記連結板4と同形状に形成され、前記ボルト
5…5が貫通する透孔6a…6aが設けられている。
【0016】7、7は長方形の鋼板からなる補強板を示
し、該補強板7、7には図示していない透孔を有し、取
付ボルト7a…7aにより前記支持枠2に螺止される。
【0017】尚8…8は前記上蓋1a、1aを前記支持
枠2に着脱固定する着脱用ボルト、9は該支持枠2を支
承し、マンホール蓋1のレベルの調整可能な中枠であ
る。
【0018】上記構成において前記支持枠2の隣接する
側壁2d、2dを当接し、パッキン6、連結板4の順に
該側壁2d、2dの下面2e、2eにボルト5…5によ
り螺止すると、該支持枠2は互いに該パッキン6の弾力
により強固に密着連結され該支持枠2の接合部がシール
固定される。
【0019】更に前記補強板7、7を前記支持枠2の側
壁2d、2dの外側面に取付ボルト7a…7aにより螺
止することにより、該支持枠2の水平方向の連結が強固
にされる。
【0020】尚ボルト5、取付ボルト7aの数を増加す
ることにより連結強度及びシール効果を向上できること
は言うまでもない。
【0021】
【考案の効果】上記のように本考案によれば、上蓋を嵌
合載置する支持枠の互いに隣接する側の対向側壁の下面
に、両下面に当接する共通のパッキン或いは充填剤を介
して両下面にまたがる連結板をボルトにより締付け固定
したので、該支持枠が強固に連結されると共に衝撃に対
しても離隔することがなく、シール効果が高く雨水等の
マンホール内への浸入を防止する効果を有し、且つ側壁
の外面に螺着した補強板により該支持枠間が更に強固に
連結され取り扱いが容易で耐久性を向上することができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の断面図である。
【図2】本考案の実施例の平面図である。
【図3】図2のIII−III截断面図である。
【図4】要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール蓋 1a 上蓋 2 支持枠 2d 対向側壁 2e 下面 4 連結板 5 ボルト 6 パッキン或いは充填剤 7 補強板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の上蓋とこれら上蓋をそれぞれ嵌合
    載置する複数の支持枠とからなるマンホール蓋の支持構
    造において、前記支持枠の互いに隣接する側の対向側壁
    の下面に、両下面に当接する共通のパッキン或いは充填
    剤を介して両下面にまたがる連結板を当接し、各下面に
    おいてボルトにより締付け固定したことを特徴とするマ
    ンホール蓋の支持構造。
  2. 【請求項2】 互に隣り合う前記支持枠の両側の側壁の
    外面に補強板を渡して当接し、各外面においてボルトに
    より締付け固定したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲請求項1に記載のマンホール蓋の支持構造。
JP4550491U 1991-05-22 1991-05-22 マンホール蓋の支持構造 Expired - Lifetime JP2516705Y2 (ja)

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JPH04130338U JPH04130338U (ja) 1992-11-30
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