JP2516565Y2 - 装飾時計の開閉扉駆動構造 - Google Patents

装飾時計の開閉扉駆動構造

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JP2516565Y2 JP1990091928U JP9192890U JP2516565Y2 JP 2516565 Y2 JP2516565 Y2 JP 2516565Y2 JP 1990091928 U JP1990091928 U JP 1990091928U JP 9192890 U JP9192890 U JP 9192890U JP 2516565 Y2 JP2516565 Y2 JP 2516565Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、飾時計の開閉扉の開閉駆動が、モータの回
転駆動力によりなされる形式の開閉扉駆動構造に関す
る。
(従来の技術) 従来において、正時になると時計体の正面に設けてあ
る扉が開いて、時計体内部の装飾体が出現する装飾時計
が知られている。そして、上記開閉扉の駆動構造は、例
えば特開平2-157683号公報や実開平3-80392号公報に記
載されているように、モータの駆動力をリードスクリュ
ーや送りねじを介して行うものが提案されている。
これらは、開閉扉を二分するとともに、それぞれの扉
が同芯状に回動可能に設けられる。他方、リードスクリ
ューや送りねじに雌ねじ体や雌ねじ駒を螺合し、前記開
閉扉と雌ねじ体・雌ねじ駒とをアームやリンクで連係
し、モータ駆動によりリードスクリューや送りねじを回
転させると雌ねじ体や雌ねじ駒が上下動し、これにより
開閉扉がそれぞれ回動するように構成されている。
ところで、上記開閉扉の締り具合が悪い場合、すなわ
ち閉塞時に隙間を生じたり、或いは開放時に正規の位置
迄駆動しない場合には、この種の装飾時計は極めて不体
裁なものとなる。
この問題を解決するためには、従来、下記及びの
技術手段が採用されている。
そのは、開閉扉を回動させるに閉塞位置を下方に設
定し、開閉扉の自重で閉塞時の隙間をなくすようにす
る。
そのは、位置検出センサやスイッチ類の微調整によ
り、開閉扉の隙間をなくすようにするものである。
(考案が解決しようとする課題) モータの駆動力をリードスクリューや送りねじを介し
て行うこの種の開閉扉駆動構造は、一般に左右対称の開
閉扉を開閉する場合、リードスクリューや送りねじを時
計体の中央に設置する必要があり、また、リードスクリ
ューや送りねじは長手状のものであるため、これを設置
するスペースも長手状のものを確保しなければならな
い。したがって、装飾体の配置スペースの自由度がリー
ドスクリューや送りねじによって狭められる問題点があ
った。
また、上記開閉扉の締り具合が悪い場合における上記
の手段による場合は、装飾時計の配置姿勢を一定に維
持することが要求され、また、開閉扉の閉塞位置を常に
下方に設定しなければならない拘束を生じ、その結果、
開閉扉設計においてその自由度が極めて少なくなる欠点
を有している。
また、上記の手段による場合は、一つひとつの微調
整が面倒であり、その調整に失敗すると、モータに過負
荷を与える等の不具合を生じる。
本考案は、上記問題点を解決することを課題としてな
されたものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は、飾時計の開閉扉の開閉駆動が、
モータの回転駆動力によりなされる形式の開閉扉駆動構
造において、請求の範囲1記載の考案は、前記開閉扉を
二分するとともに、それぞれの扉が同一の軸を支点に回
動可能に設けられ、且つ、前記各扉の回動中心部位には
それぞれギヤが形成され、更に、前記モータからの駆動
力を別々に伝達する輪列が二組設けられるとともに、一
方の輪列は前記一方の扉のギヤに噛合連係し、他方の輪
列は前記他方の扉のギヤに噛合連係してなる装飾時計の
開閉扉駆動構造である。
また、請求の範囲2記載の考案は、装飾時計の開閉扉
の開閉駆動が、モータの回転駆動力により輪列を介して
なされ、前記輪列中に、一対の歯車を同軸に設けて、こ
れらの歯車の駆動力伝達が、弾性体を経由して行われる
開閉扉駆動構造であって、説明の便宜上、実施例で用い
た符号を付して記すと、前記一対の歯車11,12及び15,16
のそれぞれにピン11a,12a及び15a,16aを設け、これらの
ピンのうち少なくとも一方のピン12a,16aは、他方のピ
ン11a,15aを設けた歯車11,15に向って突出形成され、前
記他方のピン11a,15aを設けた歯車11,15には、前記一方
のピン12a,16aの回転軌跡の一部に対応する円弧状の透
孔11b,15bを形成するとともに、該透孔11b,15bに前記一
方のピン12a,16aを挿通し、前記弾性体は、前記一対の
歯車の軸に巻回されたコイルバネ20,21であって、該バ
ネの一端部を前記一方のピン12a,16aと係止させ且つ該
バネの他端部を前記他方のピン11a,15aに係止させた装
飾時計の開閉扉駆動構造である。
(作用) 請求の範囲1に記載した考案によると、輪列を介して
モータの駆動力が伝達されるので、輪列を適宜に設ける
ことにより、装飾体の設置形態に合せて駆動伝達経路を
採ることができる。また、各扉の回動中心部位にはそれ
ぞれギヤが形成されているので、輪列と扉との駆動力伝
達が円滑になされる。つまりアームやリンク等の部材を
用いることなく駆動力伝達を行うことができる。
請求の範囲2の場合は、開閉扉が正時に駆動し、この
駆動が停止した後においては、爾後モータの停止が遅れ
ても、モータがロック(強制停止)させられないため、
モータに過電流が流れる等の悪影響が回避される。
すなわち、開閉扉4,5が停止すると、伝達歯車12,16は
ロックされるが、モータ9の回転に伴ない、伝達歯車11
及び伝達歯車15は回転付勢される。伝達歯車11及び12
と、伝達歯車15及び16はそれぞれコイルバネ20,21を介
して回転力が伝達されるので、伝達歯車11及び15の回転
付勢力は、これらのコイルバネ20及び21が弾性変形する
ことによって吸収される。
また、前記円弧状の透孔11b,15bを設けているので、
本考案に不可欠な伝達歯車11,15と伝達歯車12,16間の回
転位相のずれ発生(前記コイルバネ20及び21の弾性変形
が可能となる前提)を、実現することができる。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例に基いて説明する。
図において、1は時計体であり、該時計体1の上部に
ステージ2が配され、該ステージ2上に装飾体3が配置
されている。本考案においては、上記装飾体3が可動体
であっても、また、静止体であっても、支障はない。
そして、正時において上記ステージ2の前面に開閉扉
4,5が出没駆動する構成とされている。第1図ないし第
5図の実施例の場合は、開閉扉4,5が回転駆動する構成
となっており、上記開閉扉4,5それぞれにギヤ4a,5aを一
体的に形成して軸6に回転可能に取付けてあり、これら
のギヤ4a,5aそれぞれを各組の輪列7,8で回転させるよう
になされている。
更に具体的に説明すると、9はモータ、10は該モータ
9のギヤ9aから回転力を受け取る第1歯車であり、該第
1歯車10から一方の輪列7を経てギヤ4aへ回転力が伝達
せしめられ、他方、同様に該第1歯車10から他方の輪列
8を経てギヤ5aへ回転力が伝達せしめられる構成になっ
ている。そしてこれらの輪列7,8にはスリップ機構Sが
配されている。
上記スリップ機構Sは、一対の伝達歯車間に、弾性体
たるコイルバネを介装して構成されるもので、第1図に
おける右側の輪列7では、伝達歯車11,12を同軸に設
け、これらの歯車11,12の回転力をコイルバネ20を経由
して(介して)伝達するものであり、同様に、左側の輪
列8では、伝達歯車15,16を同軸に設け、これらの歯車1
5,16の回転力をコイルバネ21を経由して伝達している。
コイルバネ20,21は、これらの伝達歯車の軸に各々巻か
れるとともに、該コイルバネの各両端部を、歯車に突設
したピン11a,12a,15a,16aに係止して設けられている。
このコイルバネは、上述したように、歯車11,12及び歯
車15,16の回転力を伝達するものであるから、伝達され
る回転駆動力よりもバネの曲げ応力の大きいものが用い
られる。
前記一対の歯車11,12及び歯車15,16のそれぞれのピン
11a,12a,15a,16aは、これらのうち、一方の歯車12,16の
ピン12a,16aは、他方のピン11a,15aを設けた歯車11,15
に向って突出形成され、また、他方の歯車11,15には、
前記一方のピン12a,16aの回転軌跡の一部に対応する円
弧状の透孔11b,15bを形成するとともに、該透孔11b,15b
に前記一方のピン12a,16aを挿通している。実施例で
は、前記他方のピン11a,15aも一方の歯車12,16に向けて
突出形成している。
コイルバネ20,21は、上述したように、前記一対の歯
車11,12又は歯車15,16歯車の軸に各々巻かれるととも
に、該コイルバネの各両端部を、歯車に突設したピン11
a,12a,15a,16aに係止している。
そして、伝達歯車12は歯車13に、また、伝達歯車16は
歯車17に噛合し、これらの歯車13,17はそれぞれ、開閉
扉4,5それぞれのギヤ4a,5aと噛合している。なお、一方
の輪列8には、第1歯車10と伝達歯車15との間に歯車14
が介装してあるので、上記ギヤ4aとギヤ5aは逆回転する
こととなる。
したがって、モータ9回転すると、ギヤ9aから回転力
を受けて第1歯車10が回転し、右側の輪列7において
は、前記第1歯車10の回転は伝達歯車11に伝えられ、こ
の歯車11の回転力は前記コイルバネ20を介してもう一方
の伝達歯車12に伝えられ、この歯車12の回転は歯車13を
経由してギヤ4aへ伝達される。このギヤ4aが回転する
と、開閉扉4が軸6を支点に回動する。また、左側の輪
列8は、前記第1歯車10、歯車14、伝達歯車15に伝えら
れ、この歯車15の回転力は前記コイルバネ21を介しても
う一方の伝達歯車16に伝えられ、この歯車16の回転は歯
車17を経由してギヤ5aへ伝達される。このギヤ5aが回転
すると、開閉扉5が軸6を支点に上記開閉扉4とは逆方
向に回動する。
18,19は位置検出センサで、この実施例では、右側の
開閉扉4が開放したときと閉塞したときのそれぞれを検
出する。このように一方の開閉扉4のみを検知すること
としているのは、もう一方の開閉扉5も該扉4と対称的
に作動するので、一方のみの動作を検知すれば十分だか
らである。そして、上記各センサ18,19によって開閉扉
4の開放或いは閉塞を検知すると、この検出信号に基づ
いてモータ9の駆動制御がなされる。
ここで、モータ9の駆動制御について説明しておく。
すなわち、正時に至ると、公知の接点機構によって駆動
回路が閉成して、モータ9が回転駆動し、これに伴ない
開閉扉4,5が開放駆動し、該開閉扉4が位置検出センサ1
8に触れると、この検出信号に基づいて、約1秒後にモ
ータ9への駆動電流が停止される。上記位置検出センサ
18の検出信号の送出後、一定時間(数秒ないし数分の範
囲内)が経過すると、モータ9が逆回転し、これに伴な
い開閉扉4,5が上記とは反対の方向(閉塞方向)に回動
駆動し、開閉扉4が位置検出センサ19に触れると、約1
秒後にモータ9への駆動電流が停止される。これらを行
う制御回路は、公知の構成によってなされ得るので、図
示を省略した。
ところで、モータ9への駆動が上述のように位置検出
センサ18,19からの検出信号に約1秒を加えてなされる
のは、開閉扉4,5の開閉を完全に行うことができるよう
にするためである。すなわち、位置検出センサの配置の
仕方によっては、開閉扉が完全に開放しなかったり、或
いは閉塞しない状態を生じるので、このような状態を生
じることのないように約1秒の駆動を加えているもので
ある。
この場合、開閉扉4,5が完全に閉じた状態以降、モー
タ9が回転駆動する一方で各歯車は回転しないこととな
るが、本考案には上記のスリップ機構が設けてあるの
で、これによってモータ9に悪影響を与えることがな
い。これを実施例の図面に則して説明する。
今、正時で、開閉扉4,5が開放している(第1図参
照)とすると、一定時間経過後、モータ9が回転駆動し
て開閉扉4,5が閉じ(このときの各歯車の回転方向は第
1図の矢印の方向)、位置検出スイッチ19がONとなる状
態で開閉扉4,5は未だ完全には閉じていない(第2図参
照)。ここから約1秒間、モータ9は回転を続け、開閉
扉4,5は完全に閉じる(第3図参照)が、モータ9は若
干回転を続ける。したがって、開閉扉4,5が停止するの
で、ギヤ4a,5a、歯車13,17及び伝達歯車12,16はロック
されているが、モータ9の回転に伴ない、第1歯車10を
経由して伝達歯車11及び伝達歯車15は回転付勢される。
伝達歯車11及び12と、伝達歯車15及び16はそれぞれコイ
ルバネ20,21を介して回転力が伝達されるので、伝達歯
車11及び15の回転付勢力は、これらのコイルバネ20及び
21が弾性変形することによって吸収されることとなる
(第4図参照)。
これを詳述すると、第1図及び第2図において、矢印
の方向に各歯車が回転している場合に、スリップ機構S
は、伝達歯車11,15の回転がコイルバネ20,21を介して伝
達歯車12,16に伝達される際、具体的には、伝達歯車11,
15の回転が各ピン11a,15aからコイルバネ20,21を介して
伝達歯車12,16のピン12a,16aに伝達される。つまりコイ
ルバネ20,21の端部でピン12a,16aを押圧することによ
り、伝達歯車12,16が回転する。このとき、ピン12a,16a
は、コイルバネ20,21の端部で押圧されるので、前記透
孔11b,15bの回転方向の端部に押えられた状態で位置し
ている。
そして、第3図に示すように、開閉扉4,5が当接して
停止すると、ギヤ4a,5a、歯車13,17及び伝達歯車12,16
はロックされることとなるが、依然としてモータ9は回
転しているので、伝達歯車11,15は回転付勢されてお
り、したがって各ピン11a,15aは回転しつつコイルバネ2
0,21の端部を押圧し、前記透孔11b,15bも回転を続け
る。他方、伝達歯車12,16はロックされ、ピン12a,16aは
回転しないので、回転する伝達歯車11,15と停止した伝
達歯車12,16との間で回転位相がずれることとなるが、
この位相のずれは、第4図に示すように、コイルバネ20
及び21が弾性変形することによって吸収される。また、
前記円弧状の透孔11b,15bを設けているので、本考案に
不可欠な伝達歯車11,15と伝達歯車12,16間の回転位相の
ずれ発生を、実現することができるものである(円弧状
の透孔でない場合は、伝達歯車11,15と伝達歯車12,16間
で回転位相のずれが発生しないので、伝達歯車12,16の
ロックに伴って伝達歯車11,15もロックしてしまい、モ
ータに大きな負荷がかかって過電流が流れてしまう)。
このようにして、開閉扉4,5が完全に閉じても、モー
タ9がロック(強制停止)させられないため、モータ9
に過電流が流れる等の悪影響が回避される。
第4図に示す開閉扉4,5の閉じた状態は、モータ9を
逆転することにより、開閉扉4,5の開状態がもたらされ
る。この場合は、前記スリップ機構Sにおいて、伝達歯
車11,15が回転すると、前記伝達歯車12,16のピン12a,16
aは、伝達歯車11,15の各円弧状の透孔11b,15bの回転方
向の後端部に押されて回転し、これにより歯車13,17を
経由してギヤ4a,5aへ伝達され、開閉扉4,5が軸6を支点
に回動する。第6図は、本考案の他の実施例を示すもの
で、この例の場合は、開閉扉4,5を左右に移動するもの
であって、各開閉扉4,5の下部にラック22,23を設け、こ
のラック22,23と歯車13,17を噛合させる構成を採ってい
る。その他の構成は前例のものと同じである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、輪列を介して
モータの駆動力が伝達されるので、輪列を適宜に設ける
ことにより、装飾体の設置形態に合せて駆動伝達経路を
採ることができる。また、各扉の回動中心部位にはそれ
ぞれギヤが形成されているので、アームやリンク等の部
材を用いることなく駆動力伝達を行うことができ、その
結果、輪列と扉との駆動力伝達が円滑になされる。
更に、装飾時計の開閉扉の開閉駆動が、モータの回転
駆動力により輪列を介してなされ、前記輪列中に、一対
の歯車を同軸に設けて、これらの歯車の駆動力伝達が、
弾性体を経由して行われる場合は、位置検出センサを従
来のように正確に設けなくとも、開閉扉を完全に開放及
び閉塞することができ、したがって、この種の装飾時計
を製造する作業が、従来に比し手間を要することなく行
うことができるようになった。しかもその際、モータに
過負荷をかけることなく実施できるので、モータの寿命
が従来のように短くなる事態を阻止することができ、そ
の結果、装飾時計の寿命も短くならない等の利点を有す
るるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、第1図は
開閉扉の開放時における要部構成正面図、第2図ないし
第4図は開閉扉の閉じて行く動きを追って示す要部構成
正面図、第5図(イ)(ロ)は輪列の展伸断面図、第6
図は他の実施例を示す要部構成断面図である。 4,5……開閉扉 7,8……輪列 9……モータ 9a……ギヤ 10……第1歯車 11,12,15,16……伝達歯車 11a,12a,15a,16a……ピン 11b,15b……透孔 20,21……コイルバネ S……スリップ機構

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】飾時計の開閉扉の開閉駆動が、モータの回
    転駆動力によりなされる形式の開閉扉駆動構造におい
    て、 前記開閉扉を二分するとともに、それぞれの扉が同一の
    軸を支点に回動可能に設けられ、且つ、前記各扉の回動
    中心部位にはそれぞれギヤが形成され、 更に、前記モータからの駆動力を別々に伝達する輪列が
    二組設けられるとともに、一方の輪列は前記一方の扉の
    ギヤに噛合連係し、他方の輪列は前記他方の扉のギヤに
    噛合連係してなることを特徴とする装飾時計の開閉扉駆
    動構造。
  2. 【請求項2】飾時計の開閉扉の開閉駆動が、モータの回
    転駆動力によりなされる形式の開閉扉駆動構造におい
    て、 前記モータの回転駆動力は輪列を介してなされるととも
    に、前記輪列中に、一対の歯車を同軸に設けて、これら
    の歯車の駆動力伝達が、弾性体を経由して行われるもの
    であって、 前記一対の歯車のそれぞれにピンを設け、これらのピン
    のうち少なくとも一方のピンは、他方のピンを設けた歯
    車に向って突出形成され、 前記他方のピンを設けた歯車には、前記一方のピンの回
    転軌跡の一部に対応する円弧状の透孔を形成するととも
    に、該透孔に前記一方のピンを挿通し、 前記弾性体は、前記一対の歯車の軸に巻回されたコイル
    バネであって、該バネの一端を前記一方のピンと係止さ
    せ且つ該バネの他端を前記他方のピンに係止させたこと
    を特徴とする請求の範囲1記載の装飾時計の開閉扉駆動
    構造。
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