JP2516353Y2 - コードレス通信機のアンテナ構造 - Google Patents

コードレス通信機のアンテナ構造

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JP2516353Y2
JP2516353Y2 JP1990104649U JP10464990U JP2516353Y2 JP 2516353 Y2 JP2516353 Y2 JP 2516353Y2 JP 1990104649 U JP1990104649 U JP 1990104649U JP 10464990 U JP10464990 U JP 10464990U JP 2516353 Y2 JP2516353 Y2 JP 2516353Y2
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casing
antenna
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道隆 利元
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コードレス電話機における子機等のような
コードレス通信機のアンテナ構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、電話回線に接続された親機と、電池等を電源
として移動可能となされた子機(コードレス通信機)と
からなる移動体通信システムが知られている。
従来より、この移動体通信システムにおける子機とし
ては、受話ケーシングと送話ケーシングとが互いの継手
部を支点として折りたたみ可能となされ、ポケット等に
収納して持ち運ぶことができるようになされたものが知
られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の子機を使用する場合、2つに折り
たたんだ受話ケーシングと送話ケーシングとを開くとと
もに、該受話ケーシングもしくは送話ケーシングに内蔵
されたアンテナを手で引き延ばす作業が必要で不便であ
った。
本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、2つに
折りたたんだ受話ケーシングと送話ケーシングとを開く
と同時に、アンテナを自動的に延ばすことのできるコー
ドレス通信機のアンテナ構造を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 本考案のコードレス通信機のアンテナ構造は、継手部
を介して接続された2つのケーシングからなる本体が、
該継手部を支点として折りたたみ開閉可能となされたコ
ードレス通信機において、前記2つのケーシング内に、
一方のケーシングの端面から継手部を跨いで他方のケー
シング内にまで連通するとともに一方のケーシングの端
面に開口するようになされたアンテナ収納通路が形成さ
れ、該アンテナ収納通路に、他方のケーシングに固定し
て収納した際に一方のケーシングにまで達する長さの柔
軟性および弾性を有する硬質線材が、継手部を跨ぐよう
にして収納され、該硬質線材の通路奥側端部が他方のケ
ーシングに固定される一方、該硬質線材の通路開口側端
部にはアンテナが接続され、2つのケーシングを折りた
たんで閉じたとき、アンテナがケーシング内のアンテナ
収納通路に収納される一方、2つのケーシングを開いた
とき、アンテナがケーシング内のアンテナ収納通路から
突出するようになされたものである。
(作用) 本考案のコードレス通信機のアンテナ構造は、一方の
ケーシングの端面から継手部を跨いで他方のケーシング
内にまで連通するようになされたアンテナ収納通路を形
成しているので、本体を開いた使用状態から折りたたみ
状態に閉じると、継手部の回動角度に応じてアンテナ収
納通路が実質的に長くなる。このアンテナ収納通路が実
質的に長くなった状態で、アンテナ収納通路に、他方の
ケーシングに固定して収納した際に一方のケーシングに
まで達する長さの柔軟性および弾性を有する硬質線材
を、継手部を跨ぐようにして収納し、該硬質線材の通路
奥側端部を他方のケーシングに固定する一方、該硬質線
材の通路開口側端部には、アンテナ収納通路内に収納さ
れるようにアンテナを接続している。そのため、本体を
再び使用状態にすると、実質的に長くなったアンテナ収
納通路が、継手部の回動角度に応じて短くなり、この短
くなった長さに応じて、アンテナが通路開口部から突出
することとなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、コードレス通信機(以下、単に通信機と言
う。)1の全体構成の概略を示し、第2図は同断面図を
示している。
すなわち、この通信機1は、受話ケーシング11と送話
ケーシング12とが互いの継手部13,14で連結され、該継
手部13,14を支点として折りたたみ開閉可能となされて
いる。そして、この受話ケーシング11および送話ケーシ
ング12内に、継手部13,14を跨ぐとともに受話ケーシン
グ11の端面に開口するようになされたアンテナ収納通路
15が形成され、該アンテナ収納通路15に収納された硬質
線材18がケーシングの開閉によってアンテナ収納通路15
内を摺動し、これによって硬質線材18に接続されたアン
テナ19が受話ケーシング11の開口部16から自動的に突出
および収納されるようになされている。
受話ケーシング11は、その基端部に略円柱状の継手部
13が設けられている。この継手部13には、開口して内部
に連通するようになされた2ヵ所の切欠部131,131が設
けられている。そして、一方の切欠部131から、受話ケ
ーシング11の先端部に向かってアンテナ収納部151が形
成され、該アンテナ収納部151は、切欠部131から受話ケ
ーシング11の先端部に設けられた開口部16に連通するよ
うになされている。
送話ケーシング12は、その基端部に前記切欠部131に
挿入可能となされた略円柱状の継手部14が設けられてい
る。また、一方の継手部14の円周面には、開口して内部
に連通するようになされた長孔141が形成されている。
そして、この長孔141から、送話ケーシング12の内部に
向かってアンテナ収納部152が形成され、該アンテナ収
納部152は、長孔141から送話ケーシング12の内部に設け
られた固定部17に連通するようになされている。
そして、受話ケーシング11の切欠部131に送話ケーシ
ング12の継手部14を嵌装し、この両者を回動可能に固定
することで、受話ケーシング11と送話ケーシング12とが
折りたたみ可能となされている。また、切欠部131と長
孔141とを介して受話ケーシング11のアンテナ収納部151
と送話ケーシング12のアンテナ収納部152とが連通して
アンテナ収納通路15を形成するようになされている。そ
の結果、ケーシングを開いた状態と、折りたたんで閉じ
た状態とでは、継手部13,14の回動角度に応じてアンテ
ナ収納通路15の実質的長さが変化するようになされてい
る。
硬質線材18は、柔軟性および弾性を有する材質のもの
で、線状のものにかぎらず、チューブ状のものであって
もよい。この硬質線材18は、切欠部131と長孔141とを跨
ぐようにしてアンテナ収納通路15に挿入され、一端部
が、送話ケーシング12の固定部17に固定される。そし
て、受話ケーシング11側の他端部にはアンテナ19が接続
される。
このアンテナ19および硬質線材18は、アンテナ収納通
路15の実質的長さが最も長くなった状態、すなわちケー
シングを折りたたんだ状態で、このアンテナ収納通路15
の実質的長さと同じ長さとなるように収納されている。
この際、硬質線材18は柔軟性および弾性を有しているの
で、折り曲げられることなく、受話ケーシング11および
送話ケーシング12の折りたたみに追従することとなる。
しかして、この通信機1を折りたたんで閉じた状態か
ら開いていくと、継手部13,14の回動角度に応じてアン
テナ収納通路15の実質的長さが短くなることとなり、こ
の短くなった長さに相当する長さで、受話ケーシング11
の開口部16からアンテナ19が突出することとなる。そし
て、通信機1を閉じると、再びアンテナ19がアンテナ収
納通路15内に収納されることとなる。
なお、このアンテナ構造は、受話ケーシング11と送話
ケーシング12とを屈曲状態に開いて使用する場合(第1
図(b)および第2図(b)参照)であっても、完全に
開いて使用する場合(第1図(c)および第2図(c)
参照)であっても適応することができる。また、本実施
例では受話ケーシング11からアンテナ19が突出および収
納されるようになされているが、ケーシングを逆にして
構成することで、送話ケーシング12からアンテナ19が突
出および収納されるようにすることも可能である。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によると、本体を閉じた折
りたたみ状態でアンテナが収納され、本体を開いた使用
状態でアンテナが突出されることとなるので、煩わしい
アンテナの引き伸ばしおよび収納動作が不要な使い勝手
の良いコードレス通信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る図面であって、第1
図(a)は通信機を閉じた状態を示す斜視図、第1図
(b)はケーシングを開いた使用状態を示す斜視図、第
1図(c)はケーシングを開いた他の使用状態を示す斜
視図、第2図(a)は第1図(a)のI−I線断面図、
第2図(b)は第1図(b)のII-II線断面図、第2図
(c)は第1図(c)のIII-III線断面図である。 1……コードレス通信機 11……受話ケーシング 12……送話ケーシング 13……継手部 14……継手部 15……アンテナ収納通路 16……開口部 18……硬質線材 19……アンテナ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手部を介して接続された2つのレーシン
    グからなる本体が、該継手部を支点として折りたたみ開
    閉可能となされたコードレス通信機において、 前記2つのケーシング内に、一方のケーシングの端面か
    ら継手部を跨いで他方のケーシング内にまで連通すると
    ともに一方のケーシングの端面に開口するようになされ
    たアンテナ収納通路が形成され、該アンテナ収納通路
    に、他方のケーシングに固定して収納した際に一方のケ
    ーシングにまで達する長さの柔軟性および弾性を有する
    硬質線材が、継手部を跨ぐようにして収納され、該硬質
    線材の通路奥側端部が他方のケーシングに固定される一
    方、該硬質線材の通路開口側端部にはアンテナが接続さ
    れ、2つのケーシングを折りたたんで閉じたとき、アン
    テナがケーシング内のアンテナ収納通路に収納される一
    方、2つのケーシングを開いたとき、アンテナがケーシ
    ング内のアンテナ収納通路から突出するようになされた
    ことを特徴とするコードレス通信機のアンテナ構造。
JP1990104649U 1990-10-03 1990-10-03 コードレス通信機のアンテナ構造 Expired - Lifetime JP2516353Y2 (ja)

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JPH0461951U JPH0461951U (ja) 1992-05-27
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JP2821346B2 (ja) * 1993-09-03 1998-11-05 日本電気株式会社 携帯電話機
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