JP2516163B2 - 外装板材の接続方法及び外装板材の接続構造 - Google Patents

外装板材の接続方法及び外装板材の接続構造

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JP2516163B2 JP5135054A JP13505493A JP2516163B2 JP 2516163 B2 JP2516163 B2 JP 2516163B2 JP 5135054 A JP5135054 A JP 5135054A JP 13505493 A JP13505493 A JP 13505493A JP 2516163 B2 JP2516163 B2 JP 2516163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の屋根板材等の
外装板材を取り付ける場合における外装板材の接続方法
及びその方法を用いた外装板材の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外装板材である屋根板を横葺きす
る場合の左右の屋根板の接続構造としては、大別して以
下の2種類のものが知られている。第1の構成は、捨板
とジョイナーを屋根板表面方向から押圧し弾性によって
嵌合させるものであり(実公平2−34329号公報等
参照)、第2の構成は、捨板とジョイナーとを棟に向か
う方向へスライドさせることにより嵌合させるものであ
る(実開平3−66325号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の外
装板材の接続構造においては、弾性による嵌合であるた
め、水下方向(軒側方向)に対する規制がなく、積雪等
の荷重により滑落する場合があった。また、スライドに
よる嵌合であるため、外装板材の表面に傷をつけるおそ
れがあった。本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、外装板材の接続にあたり、滑落を
起こすことがなく、板材に傷をつけるおそれのない接続
方法及びその方法を用いた接続構造を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る外装板材の接続方法は、隣接する外装
板材を上部部材と下部部材で挟持しつつ接続する外装板
材の接続方法であって、前記上部部材には係合空間を有
する雌型係合部と当該雌型係合部に係合可能な雄型係合
部の一方を設け、前記下部部材には前記上部部材の係合
部に対応する他方の係合部を設け当該他方の係合部に挿
入部を設け、前記雌型係合部には前記上部部材と下部部
材が接離する方向に弾性変形可能な規制部と当該規制部
の復元時に当該規制部を受け止める受止部のうちの一方
を設け、前記雄型係合部には前記規制部に対応する受止
部又は前記受止部に対応する規制部を設け、前記下部部
材上に外装板材を配し、前記上部部材を押圧しスライド
させて所定位置に配置するようにして構成される。ま
た、本発明に係る外装板材の接続構造は、隣接する外装
板材を上部部材と下部部材で挟持しつつ接続する外装板
材の接続方法であって、前記上部部材には、外装板材の
接続部間を覆うとともに、開口溝と当該開口溝よりも幅
が広い係合空間を有する雌型係合部と、前記雌型係合部
に係合可能であるとともに前記開口溝より幅が広い雄型
係合部のうちのいずれか一方を設け、前記下部部材に
は、前記上部部材が備える係合部に対応する他方の係合
部と、前記他方の係合部に挿入部を1箇所以上設け、前
記雌型係合部には、前記上部部材と下部部材が接近また
は離反する方向に弾性変形可能な規制部と、当該規制部
が復元したときに当該規制部の端面と当接する受止部の
うちのいずれかを設け、前記雄型係合部には、前記規制
部に対応する受止部または前記受止部に対応する規制部
を設け、前記下部部材上に外装板材を配し、前記上部部
材を押圧し、前記上部部材を前記挿入部の長さ以下の範
囲でスライドさせて所定位置に配置するようにして構成
される。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、上部部材と
下部部材の係合状態が、係合過程と係合後の位置(両部
材の間隔)が変わることがないので、挟持(支持)強度
が優れた接続構造を提供することができる。また、受止
部により規制部が受け止められるので、屋根板に用いた
場合には、上部部材が水下方向(軒側方向)に移動する
ことが規制され、積雪荷重等により上部部材が容易に滑
落することがなく安全である。さらに、従来例のような
接続部全体のスライドによる水下側からの嵌合等に比
べ、上部部材と下部部材の係合が下部部材上に左右に隣
接する屋根板の側縁部を配し、上部部材を挿入部長さ以
下の長さだけスライドさせることにより行えるので、作
業が容易であり、作業性に優れている。また、上部部材
をスライドさせる距離が短くてよいため、上部部材と下
部部材に挟持される屋根板の表面を傷つけることなく作
業を行うことができる、という利点を有している。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図にもとづいて説
明する。図1は、本発明に係る外装板材の接続構造の第
1実施例である横葺き屋根の接続構造を示している。図
に示すように、この横葺き屋根の接続構造は、建築物の
屋根を横葺きする場合に、左右の屋根板1,1の下部に
敷込まれる捨板2Aと、屋根板をその棟側の端部(屋根
板係合部)25で規制し押える棟側押え材3Aと、この
接続部分を覆うカバー材4とを備えて構成されている。
この場合、カバー材4は上部部材に相当し、捨板2Aは
下部部材に相当している。
【0007】捨板2Aは、硬質樹脂の射出成型加工また
はアルミニウムの押出し成型加工等により製造され、図
1に示すように、水下側(軒側)に折下げ部26Aが形
成され、隣合う左右の横葺き屋根板1,1の屋根板係止
部(折下げ部)24の側縁が挿入可能な左右に突出した
屋根板規制片11A,11Aが設けられている。この屋
根板規制片11Aは、図に示すように、捨板2Aの水下
側折下げ部26Aの一部を略L字状に打抜き・折曲げ加
工等して形成する。
【0008】また、捨板2Aには、棟側から軒側に向か
う方向(屋根の傾斜方向)に複数本の水返し用突条21
Aが設けられており、屋根板1,1の間から侵入した雨
水は、この突条に導かれて下段へと流下するので、屋根
裏への浸水は防止される。
【0009】捨板2Aの略中央付近、すなわち左右の屋
根板1,1の対向する部分には、棟側から軒側に向かう
方向(以下、「屋根方向」という)に、下部ジョイナー
7Aが捨板2Aと一体化されて形成されている。この下
部ジョイナー7Aは、図3に示すように、捨板2Aの表
面から略逆L字状の1対の係合片からなる雌型係合部が
突出し屋根方向に延在し、その内部には、屋根方向に係
合空間19Aが形成され、かつ、下部ジョイナー7Aの
上部略中央には屋根方向に開口溝18Aを形成してい
る。この場合、係合空間19Aの幅は、上記開口溝18
Aよりも広くなっている。また、上記雌型係合部係合片
は、雌型係合片フランジ14A及び雌型係合片ウェブ1
5Aからなる略逆L字状片として構成されている。
【0010】下部ジョイナー7Aには、その中間に、上
記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成した第1挿入部
8Aが少なくとも1箇所設けられており、棟側の終端部
付近には、上記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成し
た第2挿入部13Aが1箇所設けられている。上記の第
1挿入部8Aは、2箇所以上に配設されることが望まし
い。
【0011】上記の接続部分には、それらを覆うように
してカバー材4が取り付けられ、外部からの保護と化粧
の役割を果たしている。図2にしめすように、カバー材
4は、硬質樹脂等の射出成形等による上部ジョイナー基
板(図示せず)の裏面(接続構造部分と対向する部分)
に、上部ジョイナー12Aを屋根方向に延在するよう形
成し、かつ表面(屋根外部に向く部分)側をカラー鉄板
等の化粧板33Aで被覆加工して形成されている。ま
た、カバー材4の裏面には、図2に示すように、上部ジ
ョイナー12Aを両側から挟むようにしてパッキング材
31A,31Aが設けられている。
【0012】上部ジョイナー12Aには、図2または図
3(A)に示すように、上記の第1挿入部8Aに対応す
る位置と若干ずれた位置に、雄型係合部が設けられてい
る。また、上部ジョイナー12Aには、図2または図3
(A)に示すように、上記の第1挿入部8Aに対応する
位置に、切欠部9Aと、規制部5Aとが設けられてい
る。この雄型係合部は、図3(A)に示すように、雄型
係合部フランジ16Aと雄型係合部ウェブ6Aとから略
逆T字状に形成されている。また、上記の雄型係合部フ
ランジ16Aの棟側は、上記の雌型係合片と係合しやす
いように、やや上方に折り曲げられている。また、上記
の規制部5Aと切欠部9Aは図3(A)に示すように形
成され、規制部5Aは、その先端に屈曲部を有し、図3
(A)において上下方向(用紙の奥又は手前へ向う方
向、すなわち、上部ジョイナー12Aと下部ジョイナー
7Aとが接近又は離反する方向)に弾性変形可能に構成
されている。
【0013】雄型係合部は、上記の雌型係合部の係合片
と係合するが、係合した状態の断面を図3(C)及び図
3(D)に示す。図に示すように、雄型係合部は逆T字
状をなしており、その突端部の幅は上記開口溝18Aよ
りも広く、かつ係合空間19Aの幅よりも幅が狭くなっ
ている。したがって、雌型係合部の係合片と雄型係合部
とは、図に示すように相互に係合することができる。
【0014】次に、上記の下部ジョイナー7Aと上部ジ
ョイナー12Aとを相互に係合して接続する動作につい
て説明を行う。まず、上記の雄型係合部フランジ16A
の部分を第1挿入部8Aに合致させ、上記の規制部5A
を雌型係合片フランジ14A,14Aに当接して押し付
け弾性変形させる。その結果、上記の雄型係合部フラン
ジ16A部分は、第1挿入部8Aの中に深く挿入され
る。この押し付け状態を維持しつつ、上部ジョイナー1
2A全体を棟側にスライドさせると、雄型係合部は雌型
係合部の係合空間19A内に入り込んで相互に係合す
る。そして、雄型係合部が雌型係合部の係合空間19A
内にある程度入り込むと、規制部5Aの屈曲部が第1挿
入部8Aの凹部内に弾性復元力によって落込む。この場
合、規制部5Aの端面である屈曲部は、第1挿入部8A
を構成する雌型係合部の端面10Aに当接し、軒側への
動きを拘束され、かつ、雌型係合部の係合片により屋根
方向と直交する方向にも動きを規制され所定位置に設置
されることになる。この場合、雌型係合部の端面10A
は受止部に相当している。
【0015】次に、上記の棟側押え材3Aの構成と、そ
の動作について説明する。棟側押え材3Aは、図1に示
すように、アルミニウム押出し加工部材等からなる押え
材本体36Aの平板基板部の下面に、雄型係合部(図示
せず)を形成し、かつ上記の平板基板部から立ち上げた
部分に発泡樹脂等の弾性部材であるパッキング材37A
を接着して形成されている。このパッキング材37Aの
水下方向の断面形状は、図1に示すように、屋根板1の
棟側端部である屋根板係合部(上ハゼ部)25の断面形
状と略同一の断面形状となっている。そして、このパッ
キング材37Aは、屋根板1の棟側端部25と弾性的に
接触してこれを押える構成となっている。また、この棟
側押え材3Aの下面の雄型係合部は、上記の上部ジョイ
ナー12Aと同一の構成となっている。但し、上記の上
部ジョイナー12Aとはその設置の方向が全く逆になっ
ている。すなわち、棟側に規制部5Aに相当する部分が
配設され、軒側に雄型係合部フランジ16Aに相当する
部分が配設されている。
【0016】このような構成とすることにより、この棟
側押え材3Aを上記の接続構造の棟側(水上側)から軒
側へ容易にスライドさせることができ、その下面の雄型
係合部の上記雄型係合部フランジ16Aと同様の部分を
第2挿入部13Aに合致させ、上記の規制部5Aと同様
の部分を雌型係合片フランジ14A,14Aに当接して
押し付け弾性変形させる。その結果、上記の雄型係合部
フランジ16Aに相当する部分は、第2挿入部13Aの
中に深く挿入される。この押し付け状態を維持しつつ、
上部ジョイナー12Aに相当する部分全体を軒側にスラ
イドさせると、雄型係合部に相当する部分は雌型係合部
の係合空間19A内に入り込んで相互に係合する。そし
て、雄型係合部に相当する部分が雌型係合部の係合空間
19A内にある程度入り込むと、規制部5Aの屈曲部に
相当する部分が第2挿入部13Aの凹部内に弾性復元力
によって落込む。この場合、規制部5Aの端面の屈曲部
に相当する部分は、第2挿入部13Aを構成する雌型係
合部の端面10Aに当接し、棟側への動きを拘束され、
かつ、雌型係合部の係合片により屋根方向と直交する方
向にも動きを規制され所定位置に設置されることにな
る。
【0017】次に、本発明に係る外装板材の接続構造の
第2実施例である横葺き屋根の接続構造について説明す
る。図4(B)に示すように、捨板2Bの略中央付近、
すなわち左右の屋根板の対向する部分には、屋根方向
に、下部ジョイナー7Bが捨板2Bと一体化されて形成
されている。この下部ジョイナー7Bは、図に示すよう
に、捨板2Bの表面から傾斜した略逆L字状の1対の係
合片からなる雌型係合部が突出し屋根方向に延在し、そ
の内部には、屋根方向に係合空間19Bが形成され、か
つ、下部ジョイナー7Bの上部略中央には屋根方向に開
口溝18Bを形成している。この場合、係合空間19B
の幅は、上記開口溝18Bよりも広くなっている。ま
た、上記雌型係合部係合片は、雌型係合片フランジ14
B及び雌型係合片ウェブ15Bからなる略逆L字状片と
して構成されている。
【0018】下部ジョイナー7Bには、その中間に、上
記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成した第1挿入部
8Bが少なくとも1箇所設けられており、棟側の終端部
付近には、上記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成し
た第2挿入部(図示せず)が図1における第2挿入部1
3Aと同様に1箇所設けられている。上記の第1挿入部
8Bは、2箇所以上に配設されることが望ましい。
【0019】上記の接続部分には、それらを覆うように
して上記の第1実施例と同様のカバー材(図示せず)が
取り付けられ、上部ジョイナー12Bが屋根方向に延在
するよう形成される。
【0020】上部ジョイナー12Bには、図4(A)に
示すように、上記の第1挿入部8Bに対応する位置と若
干ずれた位置に、雄型係合部が設けられている。この雄
型係合部は、図4(A)に示すように、雄型係合部フラ
ンジ16Bと、この雄型係合部フランジ16Aに接続す
る規制部5Bと、雄型係合部ウェブ6Bとから略逆T字
状に形成されている。また、図4(A)に示すように、
上記の第1挿入部8Bに対応する位置には、雄型係合部
ウェブ6Bに切欠部9Bが設けられ、その直上に規制部
5Bが位置するように構成されている。また、上記の雄
型係合部フランジ16Bの棟側は、上記の雌型係合片と
係合しやすいように、やや上方に折り曲げられている。
また、上記の規制部5Aは、図4(A)において上下方
向(用紙の奥又は手前へ向う方向、すなわち、上部ジョ
イナー12Bと下部ジョイナー7Bとが接近又は離反す
る方向)に弾性変形可能に構成されている。
【0021】雄型係合部は、上記の雌型係合部の係合片
と係合するが、係合した状態の断面を図4(C)及び図
4(D)に示す。図に示すように、雄型係合部は、逆T
字状をなしており、その突端部の幅は上記開口溝18B
よりも広くなっている。したがって、雌型係合部の係合
片と雄型係合部とは、図に示すように相互に係合するこ
とができる。
【0022】次に、上記の下部ジョイナー7Bと上部ジ
ョイナー12Bとを相互に係合して接続する動作につい
て説明を行う。まず、上記の雄型係合部フランジ16B
の部分を第1挿入部8Bに合致させ、上記の規制部5B
を雌型係合片フランジ14B,14Bに当接して押し付
け弾性変形させる。その結果、上記の雄型係合部フラン
ジ16B部分は、第1挿入部8Bの中に深く挿入され
る。この押し付け状態を維持しつつ、上部ジョイナー1
2B全体を棟側にスライドさせると、雄型係合部は雌型
係合部の係合空間19B内に入り込んで相互に係合す
る。そして、雄型係合部が雌型係合部の係合空間19B
内にある程度入り込むと、規制部5Bの屈曲部が第1挿
入部8Bの凹部内に弾性復元力によって落込む。この場
合、規制部5Bの端面は、第1挿入部8Bを構成する雌
型係合部の端面10Bに当接し、軒側への動きを拘束さ
れ、かつ、雌型係合部の係合片により屋根方向と直交す
る方向にも動きを規制され所定位置に設置されることに
なる。この場合、雌型係合部の端面10Bは受止部に相
当している。
【0023】次に、本発明に係る外装板材の接続構造の
第3実施例である横葺き屋根の接続構造について説明す
る。図5(B)に示すように、捨板2Cの略中央付近、
すなわち左右の屋根板の対向する部分には、屋根方向
に、下部ジョイナー7Cが捨板2Cと一体化されて形成
されている。この下部ジョイナー7Cは、図に示すよう
に、捨板2Cの表面から略逆L字状の1対の係合片から
なる雌型係合部が突出し屋根方向に延在し、その内部に
は、屋根方向に係合空間19Cが形成され、かつ、下部
ジョイナー7Cの上部略中央には屋根方向に開口溝18
Cを形成している。この場合、係合空間19Cの幅は、
上記開口溝18Cよりも広くなっている。また、上記雌
型係合部係合片は、雌型係合片フランジ14C及び雌型
係合片ウェブ15Cからなる略逆L字状片として構成さ
れている。
【0024】下部ジョイナー7Cには、その中間に、上
記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成した第1挿入部
8Cが少なくとも1箇所設けられており、第1挿入部8
Cの略中央部には、受止部10Cが設けられている。ま
た、棟側の終端部付近には、上記雌型係合部の係合片を
切り欠いて形成した第2挿入部(図示せず)が図1にお
ける第2挿入部13Aと同様に1箇所設けられている。
上記の第1挿入部8Cは、2箇所以上に配設されること
が望ましい。
【0025】上記の接続部分には、それらを覆うように
して上記の第1実施例と同様のカバー材(図示せず)が
取り付けられ、上部ジョイナー12Cが屋根方向に延在
するよう形成される。
【0026】上部ジョイナー12Cには、図5(A)に
示すように、上記の第1挿入部8Cに対応する位置と若
干ずれた位置に、雄型係合部が設けられている。この雄
型係合部は、図5(A)に示すように、雄型係合部フラ
ンジ16Cと、この雄型係合部フランジ16Cに接続す
る規制部5Cと、雄型係合部ウェブ6Cとから略逆T字
状に形成されている。また、図5(A)に示すように、
上記の第1挿入部8Cに対応する位置においては、規制
部5Cがやや上方に折り曲げられて形成されている。ま
た、上記の雄型係合部フランジ16Cの棟側は、上記の
雌型係合片と係合しやすいように、やや上方に折り曲げ
られている。また、上記の規制部5Cは、図5(A)に
おいて上下方向(用紙の奥又は手前へ向う方向、すなわ
ち、上部ジョイナー12Cと下部ジョイナー7Cとが接
近又は離反する方向)に弾性変形可能に構成されてい
る。
【0027】雄型係合部は、上記の雌型係合部の係合片
と係合するが、係合した状態の断面を図5(C)及び図
5(D)に示す。図に示すように、雄型係合部は、逆T
字状をなしており、その突端部の幅は上記開口溝18C
よりも広く、かつ係合空間19Cの幅よりも幅が狭くな
っている。したがって、雌型係合部の係合片と雄型係合
部とは、図に示すように相互に係合することができる。
【0028】次に、上記の下部ジョイナー7Cと上部ジ
ョイナー12Cとを相互に係合して接続する動作につい
て説明を行う。まず、上記の雄型係合部フランジ16C
の部分を第1挿入部8Cに合致させ、上記の規制部5C
を雌型係合片フランジ14C,14Cに当接して押し付
け弾性変形させる。その結果、上記の雄型係合部フラン
ジ16C部分は、第1挿入部8Cの中に深く挿入され
る。この押し付け状態を維持しつつ、上部ジョイナー1
2C全体を棟側にスライドさせると、雄型係合部は雌型
係合部の係合空間19C内に入り込んで相互に係合す
る。そして、雄型係合部が雌型係合部の係合空間19C
内にある程度入り込むと、規制部5Cの屈曲部が第1挿
入部8Cの凹部内に弾性復元力によって落込む。そし
て、さらに雄型係合部が雌型係合部の係合空間19C内
にある程度入り込むと、規制部5Cは、上記の受止部1
0Cを乗り越える。この場合、規制部5Cの端面は、受
止部10Cの端面に当接し、軒側への動きを拘束され、
かつ、雌型係合部の係合片により屋根方向と直交する方
向にも動きを規制され所定位置に設置されることにな
る。
【0029】次に、本発明に係る外装板材の接続構造の
第4実施例である横葺き屋根の接続構造について説明す
る。図6(B)に示すように、捨板2Dの略中央付近、
すなわち左右の屋根板の対向する部分には、屋根方向
に、下部ジョイナー7Dが捨板2Dと一体化されて形成
されている。この下部ジョイナー7Dは、図6に示すよ
うに、捨板2Dの表面から略逆L字状の1対の係合片か
らなる雌型係合部が突出し屋根方向に延在し、その内部
には、屋根方向に係合空間19Dが形成され、かつ、下
部ジョイナー7Dの上部略中央には屋根方向に開口溝1
8Dを形成している。この場合、係合空間19Dの幅
は、上記開口溝18Dよりも広くなっている。また、上
記雌型係合部係合片は、雌型係合片フランジ14D及び
雌型係合片ウェブ15Dからなる略逆L字状片として構
成されている。
【0030】下部ジョイナー7Dには、その中間に、上
記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成した第1挿入部
8Dが少なくとも1箇所設けられており、棟側の終端部
付近には、上記雌型係合部の係合片を切り欠いて形成し
た第2挿入部(図示せず)が図1における第2挿入部1
3Aと同様に1箇所設けられている。上記の第1挿入部
8Dは、2箇所以上に配設されることが望ましい。
【0031】上記の接続部分には、それらを覆うように
して上記の第1実施例と同様のカバー材(図示せず)が
取り付けられ、上部ジョイナー12Dが屋根方向に延在
するよう形成される。
【0032】上部ジョイナー12Dには、図6(A)に
示すように、上記の第1挿入部8Dに対応する位置と若
干ずれた位置に、雄型係合部が設けられている。また、
上部ジョイナー12Dには、図6(A)に示すように、
上記の第1挿入部8Dに対応する位置に、切欠部9D
と、規制部5Dとが設けられている。この雄型係合部
は、図6(A)に示すように、雄型係合部フランジ16
Dと雄型係合部ウェブ6Dとから略逆T字状に形成され
ている。また、上記の雄型係合部フランジ16Dの棟側
は、上記の雌型係合片と係合しやすいように、棟側へ先
細り(テーパー状)になるように形成されている。ま
た、上記の規制部5Dと切欠部9Dは図6(A)に示す
ように形成され、規制部5Dは、その先端に屈曲部を有
し、図6(A)において上下方向(用紙の奥又は手前へ
向う方向、すなわち、上部ジョイナー12Dと下部ジョ
イナー7Dとが接近又は離反する方向)に弾性変形可能
に構成されている。そして、上記の下部ジョイナー7D
には、上記の規制部5Dを受け止める受止部となる切欠
部10Dが設けられている。
【0033】雄型係合部は、上記の雌型係合部の係合片
と係合するが、係合した状態の断面を図6(C)及び図
6(D)に示す。図に示すように、雄型係合部は逆T字
状をなしており、その突端部の幅は上記開口溝18Dよ
りも広く、かつ係合空間19Dの幅よりも幅が狭くなっ
ている。したがって、雌型係合部の係合片と雄型係合部
とは、図に示すように相互に係合することができる。
【0034】次に、上記の下部ジョイナー7Dと上部ジ
ョイナー12Dとを相互に係合して接続する動作につい
て説明を行う。まず、上記の雄型係合部フランジ16D
の部分を第1挿入部8Aに合致させ、上記の規制部5D
を雌型係合片フランジ14D,14Dに当接して押し付
け弾性変形させる。その結果、上記の雄型係合部フラン
ジ16D部分は、第1挿入部8Dの中に深く挿入され
る。この押し付け状態を維持しつつ、上部ジョイナー1
2D全体を棟側にスライドさせると、雄型係合部は雌型
係合部の係合空間19D内に入り込んで相互に係合す
る。そして、雄型係合部が雌型係合部の係合空間19D
内にある程度入り込むと、規制部5Dの屈曲部が上記の
受止部10D内に弾性復元力によって落込む。この場
合、規制部5Dの端面である屈曲部は、受止部10Dを
構成する雌型係合部の端面に当接し、軒側への動きを拘
束され、かつ、雌型係合部の係合片により屋根方向と直
交する方向にも動きを規制され所定位置に設置されるこ
とになる。
【0035】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0036】例えば、上記実施例においては、下部ジョ
イナー7Aは、捨板2A〜2Dと一体的に形成される例
について説明したが、これは、捨板には下部ジョイナー
係止部を設けておき、捨板とは別体の下部ジョイナーを
スライド等させることによりこの下部ジョイナー係止部
に嵌合させるように構成してもかまわない。あるいは、
捨板の上に下部ジョイナーを載置した構成でもよい。
【0037】また、上記実施例においては、規制部や受
止部は、図3ないし図6に示すように構成される例につ
いて説明したが、これは、図3ないし図6には限定され
ず、各種の形状であってもよい。
【0038】また、上記実施例においては、図2に示す
ように、上部ジョイナーは、カバー材4のいわば芯とな
る上部ジョイナー基板の裏面の略中央部から突出した略
逆T字状雄型係合部が主体であり、雌型係合部を主体と
する下部ジョイナーと係合空間において係合するように
構成されているが、これは、上部ジョイナーの雄型係合
部の形状は逆T字状のみには限定されず、開口溝よりも
幅が広ければ、いかなる形状であってもよい。また、同
様に、下部ジョイナーも、開口溝よりも幅が広い係合空
間を包含すればいかなる形状であってもよい。そして、
上部ジョイナーが雄型係合部で下部ジョイナーが雌型係
合部の組み合せには限定されず、上記実施例とは逆に、
上部ジョイナーが雌型係合部で下部ジョイナーが雄型係
合部の組み合せであってもよい。要は、上部ジョイナー
と下部ジョイナーとが係合できればよいのである。上記
において、雄型係合部を下部ジョイナーとして用いる場
合は、水下側と水上側を逆にして用いる。
【0039】また、上記実施例においては、図2に示す
ように、上部ジョイナーの雄型係合部は、カバー材4の
いわば芯となる上部ジョイナー基板の裏面の略中央部か
ら突出するように形成されており、この雄型係合部を挟
むようにして両側にパッキング材が配置され、上部ジョ
イナーとカバー材とがいわば一体化されて構成される例
について説明したが、上記の上部ジョイナー基板や化粧
板、またはパッキング材の形状については、各種の態様
・形状であってもよい。また、化粧板で被覆せず、上部
ジョイナー基板をそのままカバー材表面として用いても
かまわない。あるいは、また、上部ジョイナーとカバー
材とは別体として形成し、カバー材に上部ジョイナーを
後から取付けて構成してもよい。
【0040】さらに、上記実施例における上部部材は硬
質樹脂の射出成形等により形成してもよく、下部部材
は、硬質樹脂の射出成形またはアルミニウムの押出成形
により形成してもよい。そして、上部部材が硬質樹脂で
下部部材がアルミニウム材の場合、あるいは上部部材が
アルミニウム材で下部部材が硬質樹脂の場合であっても
よい。アルミニウム材で形成される場合は、荷重に対し
て強い。また、捨板を別部材により形成する場合は、捨
板は、塩化ビニール鋼板等の材料によって形成してもよ
い。
【0041】また、本発明を適用する対象は、上記実施
例のような屋根板だけでなく、壁板材等の一般的な外装
板材であればどのようなものであってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本発明によれば、上部部材と下部部材の係合状態が、係
合過程と係合後の位置(両部材の間隔)が変わることが
ないので、挟持(支持)強度が優れた接続構造を提供す
ることができる。また、受止部により規制部が受け止め
られるので、屋根板に用いた場合には、上部部材が水下
方向(軒側方向)に移動することが規制され、積雪荷重
等により上部部材が容易に滑落することがなく安全であ
る。さらに、従来例のような接続部全体のスライドによ
る水下側からの嵌合等に比べ、上部部材と下部部材の係
合が下部部材上に左右に隣接する屋根板の側縁部を配
し、上部部材を挿入部長さ以下の長さだけスライドさせ
ることにより行えるので、作業が容易であり、作業性に
優れている。また、上部部材をスライドさせる距離が短
くてよいため、上部部材と下部部材に挟持される屋根板
の表面を傷つけることなく作業を行うことができる、と
いう利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である横葺き屋根の接続構
造の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1におけるカバー材の詳細な構成を示す図で
ある。
【図3】図1における上部ジョイナー及び下部ジョイナ
ーの詳細な構成を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例である横葺き屋根の接続構
造における上部ジョイナー及び下部ジョイナーの詳細な
構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例である横葺き屋根の接続構
造における上部ジョイナー及び下部ジョイナーの詳細な
構成を示す図である。
【図6】本発明の第4実施例である横葺き屋根の接続構
造における上部ジョイナー及び下部ジョイナーの詳細な
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 屋根板 2A〜2D 捨板 3A 棟側押え材 4A カバー材 5A〜5D 規制部 6A〜6D 雄型係合部ウェブ 7A〜7D 下部ジョイナー 8A〜8D 第1挿入部 9A,9D 切欠部 10A〜10D 受止部 11A 屋根板規制片 12A〜12D 上部ジョイナー 13A 第2挿入部 14A〜14D 雌型係合片フランジ 15A〜15D 雌型係合片ウェブ 16A〜16D 雄型係合部フランジ 18A〜18D 開口溝 19A〜19D 係合空間 21A 水返し用突条 24 屋根板係止部 25 屋根板係合部 26A 捨板係止部 27 カバー材係止部 28 カバー材係合部 31A パッキング材 36A 押え材本体 37A パッキング材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する外装板材を上部部材と下部部材
    で挟持しつつ接続する外装板材の接続方法であって、前
    記上部部材には係合空間を有する雌型係合部と当該雌型
    係合部に係合可能な雄型係合部の一方を設け、前記下部
    部材には前記上部部材の係合部に対応する他方の係合部
    を設け当該他方の係合部に挿入部を設け、前記雌型係合
    部には前記上部部材と下部部材が接離する方向に弾性変
    形可能な規制部と当該規制部の復元時に当該規制部を受
    け止める受止部のうちの一方を設け、前記雄型係合部に
    は前記規制部に対応する受止部又は前記受止部に対応す
    る規制部を設け、前記下部部材上に外装板材を配し、前
    記上部部材を押圧しスライドさせて所定位置に配置する
    ことを特徴とする外装板材の接続方法。
  2. 【請求項2】 隣接する外装板材を上部部材と下部部材
    で挟持しつつ接続する外装板材の接続構造であって、 前記上部部材には、外装板材の接続部間を覆うととも
    に、開口溝と当該開口溝よりも幅が広い係合空間を有す
    る雌型係合部と、前記雌型係合部に係合可能であるとと
    もに前記開口溝より幅が広い雄型係合部のうちのいずれ
    か一方を設け、 前記下部部材には、前記上部部材が備える係合部に対応
    する他方の係合部と、前記他方の係合部に挿入部を1箇
    所以上設け、 前記雌型係合部には、前記上部部材と下部部材が接近ま
    たは離反する方向に弾性変形可能な規制部と、当該規制
    部が復元したときに当該規制部の端面と当接する受止部
    のうちのいずれかを設け、 前記雄型係合部には、前記規制部に対応する受止部また
    は前記受止部に対応する規制部を設け、 前記下部部材上に外装板材を配し、前記上部部材を押圧
    し、前記上部部材を前記挿入部の長さ以下の範囲でスラ
    イドさせて所定位置に配置することを特徴とする外装板
    材の接続構造。
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