JP2515955Y2 - 洗浄具 - Google Patents

洗浄具

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JP2515955Y2
JP2515955Y2 JP3561690U JP3561690U JP2515955Y2 JP 2515955 Y2 JP2515955 Y2 JP 2515955Y2 JP 3561690 U JP3561690 U JP 3561690U JP 3561690 U JP3561690 U JP 3561690U JP 2515955 Y2 JP2515955 Y2 JP 2515955Y2
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JP3561690U
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栄次郎 川西
Original Assignee
株式会社川西商店
社団法人漁船協会
社団法人漁船機関技術協会
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、高圧に加圧した洗浄水や空気などの加圧流
体を噴出して、その噴出流によって、自動車等を洗浄す
る為の洗浄具に関するものである。
従来技術 この種の用途に用いられる洗浄具は、加圧液導管の先
端に設けた単一ノズルから、単一線状のジェット流を噴
出し、これを洗浄すべき対象面に噴射して、汚れを除去
するか、若しくは、ノズルを交換することにより扇状
に、水流が拡大する噴射ノズルを用いて行うかのいずれ
かであり、前者は、汚れを除去する力は大きいが、水流
の衝突する面積がスポット状で小さくて、作業能率が上
がらず、十分気をつけても、洗い残しが生じるおそれが
ある。又、後者は、偏平で扇状に拡大する水流により、
能率は向上するが、洗浄力が弱く、自動車の車体下面に
付着した泥などの汚れがなかなか落ちにくいという欠点
があった。
考案の構成 本考案は、このような従来技術の欠点を解消して、洗
浄力の強いジェット流が得られると共に、能率よく作業
のできる洗浄具を開示することを目的とするものであ
る。
考案の構成 本考案の要旨は、液体圧送ポンプ、空気圧縮機などに
ホース等を介して連結する加圧流体導管の先端に、3個
以上の噴射ノズルを設け、この複数の噴射ノズルから噴
出する噴出流の平面方向から見た投影形状が、ノズル前
方の適当な一点に集束しており、且つ、この同一の噴出
流の側面方向から見た投影形状が、互いに交わることの
ない平行線状をなしているように、前記3以上の噴射ノ
ズルの向きが定められていることを特徴とする洗浄具に
ある。以下、実施例に基づいて詳述する。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図で、加圧流
体導管1の下端には、管路開閉手段としてのボール弁2
及び把手3を介してホース4が連結している。一方、そ
の上端は、へ字状に湾曲し、その端部はT字状に分岐し
ている。この水平分岐管5には、中央に、該分岐管5と
直交する方向で且つ水平方向に突出する中央噴射ノズル
6が設けられている。分岐管5の一端5aには、該分岐管
の流路を上方に屈曲する継手管7が、分岐管と一体的に
連結している。この継手管7の上半部に設けた雄ねじ部
7a(第3図参照)には、ノズルキャップ8aが、シール材
7bを介して気,液密に螺合しており、このノズルキャッ
プ8aの側面に、水平方向に加圧流体を噴出する噴射ノズ
ル8が設けられている。このような構成により、噴射ノ
ズル8は、雄ねじ部のまわりに、ノズルキャップ8aを回
動させることにより、噴射方向を変えることができるよ
うになっている。同様に分岐管5の他端5bにも、該分岐
管の流路を下方に屈曲する継手管9が一体連結してお
り、この継手管9に前記ノズルキャップ7及び噴射ノズ
ル8と同様の構造のノズルキャップ10、噴射ノズル11が
連結して成るものである。
このような構成によって噴射ノズル8は、噴射ノズル
6と分岐管5とが属する平面より、一段上方の平面に属
しており、又、噴射ノズル11は、一段下方の平面に属し
ている。
更に、噴射ノズル8及び11と分岐管5とのなす角は、
ほぼ同一に設定することにより、両ノズル8、11からの
噴射流8′、11′の三角法平面への投影図は、噴射ノズ
ル6の噴射流と、噴射ノズル6′の噴射流と、一点にお
いて交叉する。但し、実際の噴射流6′、8′、11′
は、前述のように夫々接近してはいるが、異なった三つ
の平面に沿って飛翔するので、互いに交わることはな
い。
第4〜5図は、本考案の他の実施例を示すもので、加
圧流体導管21の上端21aは、ノズル頭を兼ねたT字管22
に接続することにより、水平方向に二分岐し、該T字管
22の両側開口に刻設した雌ねじ部23、24に、ノズル管2
5、26が夫々の一端において、フッ素樹脂テープなどの
シール材を介して、気、液密に螺着している。ノズル管
25、26の他端には、ノズル頭27、28が一体結合して、夫
々のノズル管の流路を上方及び下方に屈曲している。こ
のノズル頭27、28に、夫々のノズル管25、26に対して、
同一の角度で内側に(即ち、T字管22側に)向けられた
噴射ノズル29、30が設けられると共に、T字管22にも、
T字管の長手方向と直交する方向に噴射可能な噴射ノズ
ル31が設けられて成るものである。勿論、左右の噴射ノ
ズル29、30から噴出するジェット流は、平面方向から見
た場合に、中央の噴射ノズル31の作るジェット流上の一
点で交叉するように見え、側方から、これらジェット流
を見た場合、近接した位置にある三本の平行なジェット
流に見えることは、前記下実施例の場合と全く同様であ
る。
前記した実施例においては、見掛け上の交叉位置を設
定するのに、噴射ノズルを回動することにより行うが、
第3図に示した実施例においては、ノズル管25、26をT
字管22にねじ込んだり、反対に引き出したりしてその長
さを変えることにより行う点で主たる相異がある。
又、これら見掛け上の交叉位置の変更は、本考案にと
って必須のものではないので、予め、3以上の噴射ノズ
ルの位置が固定されているものであっても差し支えな
い。
効果 本考案は、第1図に示すような、噴射流の見掛け上の
交叉点Cにおいて、各噴射流は、ほぼ一カ所付近に集束
することにより、付着した汚れに対して、方向を異にす
る複数の強い衝撃力を持った噴射流が衝突し、しかも、
この集束した噴射流を構成する夫々の噴射流は、この交
叉点Cにおいても互いに干渉しあって、噴射力が相殺さ
れてしまうことがなく、単一噴射流と同一の強さで被清
掃面40に衝突する。更に、被清掃面40上で、中心の噴射
流6′に対して、これを挟む左右の噴射流8′、11′が
互いに逆方向に傾斜して衝突し流去するので、交叉点C
付近においては、付着する汚れが回転力を受け、その除
去効果が極めて大きい。
又、交叉点Cより、各ノズルに近い位置においては、
それぞれが単一のジェット流として作用するので、従来
のものと同様の使用ができ、更に交叉点Cより遠方にお
いては、各噴射流が次第に拡散して径が拡大するので、
広い面積に対しての噴射が可能で、従来のように、ノズ
ルを交換することなく、略扇形に拡がる偏平に近い形状
の強力な噴射を行うことができる。かくして、本願洗浄
具は、洗浄対象に応じて、最も適した噴射流を、極めて
容易に選択使用することができ、洗浄作業の効率を大幅
に向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図である。 第2図は、本考案の一実施例の噴射流の挙動を示す説明
図である。 第3図は、第1図のA−A断面説明図である。 第4図は、本考案の他の実施例の要部を示す説明図であ
る。 第5図は、第4図に示した実施例を平面方向から見た説
明図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管路開閉手段を備えた加圧流体導管の先端
    に3以上の噴射ノズルが設けられており、該噴射ノズル
    からの流体の噴出流の平面投影形状が一点付近に集束し
    ており、該噴出流の側面投影形状が、互いに交叉しない
    平行線状となるように、前記噴射ノズルの向きが設定さ
    れていることを特徴とする洗浄具。
JP3561690U 1990-04-02 1990-04-02 洗浄具 Expired - Lifetime JP2515955Y2 (ja)

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JPH0437070U JPH0437070U (ja) 1992-03-27
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JP5158243B2 (ja) * 2011-08-26 2013-03-06 株式会社ダイフク 洗車方法および洗車機
JP6489693B2 (ja) * 2015-07-22 2019-03-27 株式会社スギノマシン 洗浄装置

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