JP2515878Y2 - 基板間隔調整装置 - Google Patents

基板間隔調整装置

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JP2515878Y2
JP2515878Y2 JP8936190U JP8936190U JP2515878Y2 JP 2515878 Y2 JP2515878 Y2 JP 2515878Y2 JP 8936190 U JP8936190 U JP 8936190U JP 8936190 U JP8936190 U JP 8936190U JP 2515878 Y2 JP2515878 Y2 JP 2515878Y2
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達也 石坂
宗伸 福沢
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富山日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は基板間隔調整装置に関し、特に印刷配線板の
基板間隔調整装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置は第2図(a)に示すように、前
後の定速コンベア2f,2g間に多段速コンベア2cを配設
し、前段の定速コンベア2fにて送られた基板2aの後端が
センサー2bを通過すると、多段速コンベア2cが基板2aを
高速搬送し、多段速コンベア2cで送られた基板2aの前端
がセンサー2dに到達すると、高速搬送に戻り、次の基板
2eはそれまで定速コンベア2fの後段で停止しており、そ
の後基板2aと基板2eを定速搬送する(第2図(b))。
基板2aの後端がセンサー2dを通過すると、多段速コンベ
ア2cは基板2eの高速搬送を始め(第2図(c))、基板
2eの前端がセンサー2dに到達すると、定速に戻すことに
より、(第2図(d))、基板間隔を調整していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の機構は、基板の長さが変化する毎に、
多段速コンベアの高速搬送速度を変更しなければ、基板
間隔が一定にならないという問題点があった。
本考案の目的は前工程から搬入される基板搬送間隔が
一定でない場合でも、基板間隔を一定にして搬出するよ
うにした基板間隔調整装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案に係る基板間隔調整
装置においては、対をなす定速コンベアと、多段速コン
ベアと、ピンチローラ対と、少なくとも2個の基板検出
センサと、少なくとも2個の測定部と、制御部とを有す
る基板間隔調整装置であって、 対をなす定速コンベアは、基板に定速で送りを与える
もので、基板の搬送方向に沿って配列され、前段の定速
コンベアが上方位置に、後段の定速コンベアが下方位置
にそれぞれ高さを異ならせて設置されたものであり、 多段速コンベアとピンチローラ対とは、基板の送り速
度が多段階に切替えられるもので、対をなす定速コンベ
ア間に配設されたものであり、 該多段速コンベアは、前段の定速コンベアと同一高さ
位置に設置されたものであり、 該ピンチローラ対は、多段速コンベアの設置高さ位置
と後段の定速コンベアの設置高さ位置との間に昇降可能
に設置され、前段の定速コンベアからの基板を多段速コ
ンベアを介して授受し、挟持し、該基板を後段の定速コ
ンベアに送出するものであり、 少なくとも2個の基板検出センサのうち一方の基板検
出センサは、前段の定速コンベアから多段速コンベアに
送り込まれる基板の後段を検出するものであり、他方の
基板検出センサは、多段速コンベアからピンチローラ対
に送り込まれる基板の前端を検出するものであり、 測定部は、基板検出センサからの出力信号に基づいて
ピンチローラ対から後段の定速コンベアに送込まれた先
行の基板の後端と、ピンチローラ対に挟持された後続の
基板の前端との間隔を測定するものであり、 制御部は、基板検出センサ及び測定部からの出力信号
に基づいて、先行の基板がピンチローラ対から後段の定
速コンベアに送込まれ、前後の基板相互間隔が所望のピ
ッチになったときに後続の基板をピンチローラ対より後
段の定速コンベアに送り込ませる指令を発するものであ
る。
〔作用〕
基板をピンチローラ対で一時停止させ、前後する基板
相互間の間隔を調整した後に、ピンチローラ対より基板
を定速コンベアに送り込む。これにより、前工程より搬
送間隔が異なるままで基板が搬送されたとしても、基板
間隔が一定にして後工程に搬送される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第1図(a)は本考案の一実施例を示す構成図、第1
図(b)〜(g)は本考案の一実施例における動作を示
す構成図である。
図において、本考案に係る基板間隔調整装置は、対を
なす定速コンベア1g,1iと、多段速コンベア1hと、ピン
チローラ対1cと、2個の基板検出センサ1j,1kと、エン
コーダ1,1n及びカウンタ1m,1oの組合せからなる2個
の測定部と、制御部1pとを有するものである。
対をなす定速コンベア1g,1iは、制御部1pからの指令
に基づいて駆動モータにより定速で駆動されるものであ
り、基板の搬送方向に沿って配列され、前段の定速コン
ベア1gが上方位置に、後段の定速コンベア1iが下方位置
にそれぞれ高さを異ならせて設置されたものである。
多段速コンベア1h及びピンチローラ対1cは、基板の送
り速度が定速コンベア1g,1iによる送り速度と同一の場
合と、その送り速度より高速の場合とに多段に切替えら
れて駆動されるもので、対をなす定速コンベア1g,1iの
間に配列されたものである。多段速コンベア1hは、前段
の定速コンベア1gと同一高さ位置に設置される。ピンチ
ローラ対1cは、多段速コンベア1hの設置高さ位置と後段
の定速コンベア1iの設置高さ位置との間に摺動部1eに案
内されてエアシリンダ1fにより昇降可能に設置され、前
段の定速コンベア1gからの基板を多段速コンベア1hを介
して授受し、挟持し、基板を後段の定速コンベア1iに送
り出すものである。
2個の基板検出センサ1j,1kのうち一方の基板検出セ
ンサ1jは、前段の定速コンベア1gから多段速コンベア1h
に送り込まれる基板の後段を検出するものであり、他方
の基板検出センサ1kは、多段速コンベア1hからピンチロ
ーラ対1cに送り込まれる基板の前端を検出するものであ
る。
測定部すなわちエンコーダ1,1n及びカウンタ1m,1o
の組合せは、基板検出センサ1j,1kからの出力信号に基
づいてピンチローラ対1cから後段の定速コンベア1iに送
込まれた先行の基板の後端と、ピンチローラ対1cに挟持
された後続の基板の前端との間隔を測定するものであ
る。
制御部1pは、基板検出センサ1j,1k及び測定部1,1
n,1m,1oからの出力信号に基づいて、先行の基板がピン
チローラ対1cから後段の定速コンベア1iに送込まれ、前
後の基板相互間隔が所望のピッチになったときに後続の
基板をピンチローラ対1cより後段の定速コンベア1iに送
り込まれるように、対をなす定速コンベア1g,1i及び多
段速コンベア1h並びにピンチローラ対1cを駆動制御する
ものである。
次に、本考案に係る基板間隔調整装置の動作について
説明する。
先行する基板1aが前段の定速コンベア1gから多段速コ
ンベア1hに送り込まれ、基板検出センサ1jが基板1aの後
端を検出すると、制御部1pは、その出力信号に基づいて
多段速コンベア1hに高速駆動指令を発するため、多段速
コンベア1hは高速駆動し、基板1aを高速搬送する(第1
図(a))。一方、エンコーダ1は、基板検出センサ
1kが基板1aを検出した時点から計測を開始し、基板1aが
センサ1kを通過するまでの数値を計測し、その出力をカ
ウンタ1mに入力する。
基板1aの後端がセンサ1kを通過すると、ピンチローラ
対1cは、多段速コンベア1hからの基板1aを挟持した状態
で停止する。一方、後続の基板1bはこの時点まで前段の
コンベア1gの後端で停止している(第1図(b))。
ピンチローラ対1cは基板1aを挟持した状態でエアシリ
ンダ1fにより下降し、定速コンベア1iと同一高さになる
と、基板1aを定速で後段の定速コンベア1iに送り出す。
このとき、基板1aの搬送量がエンコーダ1により計測
される(第1図(c))。
一方、このとき、後続の基板1bは定速コンベア1gに搬
送され、多段速コンベア1hに送り込まれてその後端をセ
ンサ1jが検出すると、制御部1pは多段速コンベア1hを停
止させ、一時基板1bの搬送を停止させる(第1図
(d))。
ピンチローラ対1cが基板1aを完全に搬送したことがエ
ンコーダ1の出力に基づいて検出されたとき、制御部
1pの指令によりピンチローラ対1cがエアシリンダ1fによ
り上昇し、多段速コンベア1hと同一高さになったとき
に、多段速コンベア1hは基板1bを高速でピンチローラ対
1cに搬入する(第1図(e))。センサ1kが基板1bを検
出した時点よりエンコーダ1が計測を開始し基板1bが
センサ1kを通過するまでの数値をカウンタ1mで計測す
る。
後続の基板1bの後端がセンサ1kを通過すると、基板1b
はピンチローラ対1cで一時停止となり、前記基板1bの計
測値からピンチローラ対1cの長さ分相当の数値を差し引
いた値、すなわち、基板1bがピンチローラ対1cより送り
出されている部分の長さ相当の数値が得られる。その数
値と、基板1aがピンチローラ対1cより搬出された時点か
らエンコーダ1nで計測しカウンタ1oで積算した積算値及
び所望の基板間隔相当の数値を加えた値が等しくなった
時点でピンチローラ対1cが下降し、定速コンベア1iと同
一高さになった時点でピンチローラ対1cから後続の基板
1bが定速コンベア1iに送り出される(第1図(f),
(g))。
以上の一連の動作を繰返し行う、基板を一定の間隔で
後段の定速コンベア1i上に搬送する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は基板をピンチローラ対で
一時停止させるとともに、搬送高さを変更させることに
より、前後の基板の位置関係を正確に把握でき、前工程
より搬送される基板搬送間隔が一定に調整して後段の定
速コンベア上に搬送することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例を示す構成図、第1図
(b)〜第1図(g)は動作説明図、第2図(a)〜
(d)は従来例を示す図である。 1a,1b……基板、1c……ピンチローラ対 摺動部……1e、1f……エアシリンダ 1g,1i……定速コンベア、1h……多段速コンベア 1j,1k……基板検出センサ、1,1n……エンコーダ 1m,1o……カウンタ、1p……制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対をなす定速コンベアと、多段速コンベア
    と、ピンチローラ対と、少なくとも2個の基板検出セン
    サと、少なくとも2個の測定部と、制御部とを有する基
    板間隔調整装置であって、 対をなす定速コンベアは、基板に定速で送りを与えるも
    ので、基板の搬送方向に沿って配列され、前段の定速コ
    ンベアが上方位置に、後段の定速コンベアが下方位置に
    それぞれ高さを異ならせて設置されたものであり、 多段速コンベアとピンチローラ対とは、基板の送り速度
    が多段階に切替えられるもので、対をなす定速コンベア
    間に配設されたものであり、 該多段速コンベアは、前段の定速コンベアと同一高さ位
    置に設置されたものであり、 該ピンチローラ対は、多段速コンベアの設置高さ位置と
    後段の定速コンベアの設置高さ位置との間に昇降可能に
    設置され、前段の定速コンベアからの基板を多段速コン
    ベアを介して授受し、挟持し、該基板を後段の定速コン
    ベアに送出するものであり、 少なくとも2個の基板検出センサのうち一方の基板検出
    センサは、前段の定速コンベアから多段速コンベアに送
    り込まれる基板の後段を検出するものであり、他方の基
    板検出センサは、多段速コンベアからピンチローラ対に
    送り込まれる基板の前端を検出するものであり、 測定部は、基板検出センサからの出力信号に基づいてピ
    ンチローラ対から後段の定速コンベアに送込まれた先行
    の基板の後端と、ピンチローラ対に挟持された後続の基
    板の前端との間隔を測定するものであり、 制御部は、基板検出センサ及び測定部からの出力信号に
    基づいて、先行の基板がピンチローラ対から後段の定速
    コンベアに送込まれ、前後の基板相互間隔が所望のピッ
    チになったときに後続の基板をピンチローラ対より後段
    の定速コンベアに送り込ませる指令を発するものである
    ことを特徴とする基板間隔調整装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028167A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 富士機械製造株式会社 部品実装機

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