JP2515773B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2515773B2 JP61313452A JP31345286A JP2515773B2 JP 2515773 B2 JP2515773 B2 JP 2515773B2 JP 61313452 A JP61313452 A JP 61313452A JP 31345286 A JP31345286 A JP 31345286A JP 2515773 B2 JP2515773 B2 JP 2515773B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、体外より照明し、組織内を透過した照明光
により組織内部の観察を行うことが可能な内視鏡装置に
関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
近年、体腔内に細長に形成された挿入部を挿入するこ
とにより体腔内臓器等の観察を行ったり、また、必要に
応じて処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各
種治療処置を行うことが可能な内視鏡が広く使用されて
いる。
この従来使用されている内視鏡では、体腔内組織に照
明光を照射し、組織表面からの反射光を受光して体腔内
の表面の観察が行なわれており、生体組織の内部、例え
ば胃粘膜下の血管の血流状態や血管の走行状態等は、ほ
とんど観察することが困難である。そのため、組織内部
の病変の診断等においては、鉗子を用いて組織を採取
し、再度詳細に分析,検討,診断を行わなければなら
ず、診断結果がでるまでに著しく時間がかかると共に、
組織採取部位に損傷を与える等の問題点がある。
これに対処するに、例えば特公昭54-21678号公報には
体外より照明光を照射すると共に、体腔内に内視鏡を挿
通し、生体組織を透過した上記照明光を利用してこの生
体組織の深部の観察を可能にした技術が開示されてい
る。
しかしながら、この先行技術によると、術者が患者の
体腔内で内視鏡の挿入部を移動させたり湾曲させたりし
て異なった被観察部位を観察しようとすると、上記被観
察部位に達する体外からの照明光の光量が変化するた
め、照明光が到達しなかったり、或いは光量が不足して
この被観察部位の観察が困難になる。
〔発明の目的〕
本発明は前述の事情に鑑みてなされたものであり、被
観察部位が生体組織内のいかなる位置であっても、被観
察部位を最適な照明状態に設定することが可能な内視鏡
装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による内視鏡装置は、体外に置かれ、対表面に
向けて照射される複数の光源を有する照明手段と、撮像
手段が設けられ、体内に挿入可能な挿入部を有する内視
鏡と、前記挿入部の移動や湾曲によって変位する前記撮
像手段の観察位置及び方向を検知する変位検知手段と、
前記変位検知手段の検知結果に基づいて前記複数の光源
の照明角度と点灯の有無のうち少なくとも一方を制御す
る制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
この構成により、術者が患者の体腔内で内視鏡の挿入
部を移動させたり湾曲させたりして異なった被観察部位
を観察しても、この挿入部の移動や湾曲に基づいて、被
観察部位が最適な照明状態に設定される。
〔発明の実施例〕
本発明の内視鏡装置の実施例を説明する前に、本発明
に至る過程で発明者が考案した内視鏡装置を第1図を参
照して説明する。
第1図において、符号1は内視鏡であり、この内視鏡
1は細長の挿入部1aとこの挿入部1aの後端に連接された
太径の手元操作部1bとで構成されている。上記挿入部1a
は、フロアに載置された検査台2に例えば仰向けの状態
で横臥される人体3の、口腔3b等より体腔内3aに挿入さ
れるようになっている。この挿入部1aの先端部1cには対
物レンズ系等からなる図示しない結像光学系が配設され
て、この結像光学系により結像される像が上記挿入部1a
内に配されたイメージガイドにより伝達されて上記手元
操作部1bの図示しない接眼部にて観察されるように構成
されている。
上記検査台2には光源4が内蔵されており、この光源
4から発される照明光がこの検査台2に横臥される人体
3の背面より照射されるように構成されている。
また、この検査台2の上方には上記人体3の前面から
この人体3へ照明光を照射する複数の光源6が、支持具
7に移動可能に装着されており、この光源6は手動によ
り、或いは制御装置を介して上記検査台2上を二次元及
び三次元方向に移動できると共に、角度設定可能に構成
されて、上記人体3へ異なる位置より照明光を照射する
ようになっている。なお、上記支持具7とこの支持具7
に装着されている複数の光源6、及び上記検査台2とこ
の検査台2に内蔵の光源4とで照明装置8が構成されて
いる。
この照明装置8の上記光源6による照明光と、上記検
査台2に内蔵された光源4の照明光とは、各々上記人体
3の生体組織を透過してこの人体3の体腔内3aへ達し、
この照明光による投影像を上記体腔内3aに挿入されてい
る内視鏡1により観察することができるようになってい
る。
これらの光源4,6は同時に連続して上記人体3へ照明
光を照射するように設定することも可能であり、また、
夫々別々に連続或いは間欠的に照射するように設定する
ことも、更には、同調して間欠照明を与えるよう設定す
ることも可能に構成されている。
このように構成された内視鏡装置により人体3の生体
組織の検査,観察を行う場合、検査台2に横臥されてい
る人体3の体腔内3aに、内視鏡1の挿入部1aを挿入し、
上記検査台2の光源4と検査台2の上方に配置されてい
る複数の光源6を点灯する。この光源4,6からの照明光
は上記人体3の生体組織を透過して体腔内へ達し、この
照明光による上記生体組織の投影像が結像光学系により
結像され、イメージガイドにより伝達されて、上記内視
鏡1の図示しない接眼部にて観察される。
この場合、生体組織内の被観察部位と光源4,6との間
に骨等の光の遮断物が存在し、光源4,6の照明光の一つ
が遮られることがあっても、この光源6は上記支持具7
に移動可能に装着されているためこの光源6を移動さ
せ、更に角度を調整することにより、この照明光の遮断
を簡単に回避することが可能である。
また、上記複数の光源4,6は同時に点灯することによ
り上記生体組織内の被観察部位における光量を増加させ
ることも可能であると共に、同時に点灯させて角度を調
整することによりこの部位における集光度の調整を行う
ことも可能である。また、点灯個数を制御することによ
り、この部位における光量を調整することも可能であ
る。
更に、光源4,6に夫々別々の波長領域の照明光を発す
るよう設定しておき、体腔内3aに挿入される内視鏡1を
各々の波長領域の照明光による投影像を観察することが
可能に構成するか、或いは夫々の波長領域に応じた内視
鏡を上記体腔内3aへ挿入して上記生体組織を観察するよ
うにすると同一波長領域によるよりも多種の観察像を得
ることが可能である。
次に、第2図を参照して本発明の第1実施例を説明す
る。尚、第1図を参照して説明した前述の本発明に至る
過程で発明者が考案した内視鏡装置と同じ部材及び同様
の働きを成す部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
この実施例では、上記内視鏡1の先端部1cの結合光学
系が設けられた側に、例えば超音波発信装置9が装着さ
れる一方、上記照明装置8にこの超音波発信装置9から
発信される超音波の受信装置11が装着されており、この
超音波により上記照明装置8が内視鏡1の先端部1cの位
置及び指示方向を検知することが可能に構成されている
ものである。また、この照明装置8の光源6を、上記超
音波発信装置9方向へ移動,指向させ、或いは複数の光
源6の発光を切り換えるよう設定された制御装置を、こ
の照明装置8に装着してもよい。
この構成によると、体腔内3aに挿入されている内視鏡
1の観察位置及び方向がこの内視鏡1の先端部1cに装着
された超音波発信装置9により告知され、この告知を受
けた照明装置8が移動或いは光源6の照明方向を変更す
る等することにより、常時観察位置が観察に最適の照明
状態におかれることが可能である。
尚、先端部1cの位置,角度等を告知,検知する媒体を
超音波に限らず、例えばマイクロ波,磁力線,照明光に
使用される赤外光と波長が異なる赤外光等他のものであ
っても良い。また、内視鏡1の手元操作部1b近傍に結像
光学系の位置と対応する印を付すと共に、この内視鏡1
の挿入部1aに体腔内3aへ挿通度を表す指標を付けて、こ
の内視鏡1の先端部1cのおおよその位置が分かるように
しておいてもよい。
続いて、本発明の内視鏡装置の第2実施例を説明する
が、その前に本発明に至る過程で発明者が考案した内視
鏡装置を第3図を参照して説明する。
第3図に示した内視鏡装置は、検査台2が透明の部材
にて形成されていると共に、多数の光源12が輪状に配さ
れた照明装置8が設けられており、この照明装置8に上
記検査台2が遊挿されているものである。この多数の光
源12は電源装置13に連通されて、この電源装置13を介し
て上記多数の光源12を同時に或いは別個に点灯すること
が可能に構成されているものである。また、この多数の
光源12は上記検査台2に対して位置及び角度を調整する
ことが可能に構成されており、光源12より照射される照
明光の集中点を上記人体3の所望の位置へ移動させるこ
とが可能に構成されている。
このような構成による内視鏡装置によると、多数の光
源12の一部を点灯させた場合は前述の実施例と同様の効
果を発揮し、また、多数の光源12の点灯される量を変化
させたり、或いは各々の光源12の光量を変化させて、観
察像の明るさを変えることにより、観察に適した照明状
態を作り出すことも可能であり、更に、内視鏡1の結像
光学系の向く方向を挿入部1aに対して回動させ、この結
像光学系に対応する光源12のみを発光させることによ
り、上記人体3の周方向に連続した観察像を得ることも
可能である。
尚、第3図における輪状に光源12が配された照明装置
8を複数設けて、この複数の照明装置8の位置,角度設
定を各々設定構成すると共に、各々の照明装置8に多数
の角度変更可能なスポット光照射部を設けるようにして
も良い。
次に、第4図を参照して本発明の第2実施例を説明す
る。尚、第3図を参照して説明した前述の本発明に至る
過程で発明者が考案した内視鏡装置と同じ部材及び同様
の働きを成す部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
この実施例では多数の光源12が設けられた照明装置8
を配置して、この照明装置8に検査台2を遊挿すると共
に、これらの光源12には電源装置13と点灯制御装置14と
が接続されているものである。また、内視鏡1の先端部
1cの結像光学系が装着された側には、この結像光学系の
方向及び位置を告知する告知手段15が装着されている一
方、上記多数の光源12の夫々にこの告知手段15からの信
号を受信する図示しない受信装置が装備されている。そ
して、結像光学系の方向及び位置が告知手段15により受
信装置に告知されると、この結像光学系の方向及び位置
の情報は点灯制御装置14に入力され、この点灯制御装置
14により電源装置13と上記結像光学系が多孔している光
源と導通され、この対向した光源12が点灯されるように
構成されている。
このような構成による内視鏡装置によると結像光学系
に対応した光源12のみが点灯されるため、自動的に被観
察部位に照明光を照射することが可能であり、また、人
体3の周方向の、連続した観察像を得ることが可能であ
る。
尚、本発明において、内視鏡装置1はイメージガイド
によって像を伝送し、接眼部にて直接肉眼で観察するも
のに限らず、この伝達された像を所望の波長領域に感度
を有するテレビカメラで観察したり、スティールカメラ
によって通常のフィルムや赤外線フィルム等に記録する
もの等であっても良い。更に、内視鏡1の先端部1cに設
けられた固体撮像素子によって撮像するものや、上記先
端部1cに設けられた通常のフィルムや赤外線フィルム等
に記録するもの、或いはこれらを組合わせたもの等であ
っても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の内視鏡装置によると、
変位検知手段の検知結果に基づいて複数の照明手段の照
明角度と点灯の有無のうち少なくとも一方を制御する制
御手段を具備しているので、術者が患者の体腔内で内視
鏡の挿入部を移動させたり湾曲させたりして異なった被
観察部位を観察しても、この挿入部の移動や湾曲に基づ
いて、被観察部位が最適な照明状態に設定され、前記照
明手段による照明光により体腔内に到達する上記被観察
部位の投影像が、この体腔内に挿入された内視鏡により
容易に観察されることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に至る過程で発明者が考案した内視鏡装
置の説明図、第2図は本発明の第1の実施例に係る内視
鏡装置の説明図、第3図は本発明に至る過程で発明者が
考案した内視鏡装置の説明図、第4図は本発明の第4実
施例に係る内視鏡装置の説明図である。 1……内視鏡 2……検査台 3a……体腔内 4,6……光源 7……支持具 8……照明装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体外に置かれ、対表面に向けて照射される
    複数の光源を有する照明手段と、 撮像手段が設けられ、体内に挿入可能な挿入部を有する
    内視鏡と、 前記挿入部の移動や湾曲によって変位する前記撮像手段
    の観察位置及び方向を検知する変位検知手段と、 前記変位検知手段の検知結果に基づいて前記複数の光源
    の照明角度と点灯の有無のうち少なくとも一方を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
JP61313452A 1986-12-27 1986-12-27 内視鏡装置 Expired - Fee Related JP2515773B2 (ja)

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