JP3504677B2 - レーザー照射装置 - Google Patents

レーザー照射装置

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JP3504677B2 JP21704692A JP21704692A JP3504677B2 JP 3504677 B2 JP3504677 B2 JP 3504677B2 JP 21704692 A JP21704692 A JP 21704692A JP 21704692 A JP21704692 A JP 21704692A JP 3504677 B2 JP3504677 B2 JP 3504677B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体患部にレーザー光
を照射し治療を行う、レーザー照射装置の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生体表面及び表層部にレーザー光
を照射し患部を治療する方法では、医師が事前に病変部
位を診断し、その時の記録をもとにレーザー照射部位を
設定し、医師が確認のもとに所定の範囲を照射している
のが通常であった。
【0003】しかし、術者が指定した位置に、容易かつ
正確にレーザー光を照射する方法として、独国特許公開
WO87/05205号公報が提案されている。これ
は、眼科の治療において、モニタ上で目の画像を映し出
し、モニタ画面上で術者がマウス等で目的とする部位を
入力すると、制御装置によりレーザー光が走査され、そ
の目的とする部位に照射されるものである。
【0004】また、特公平3−22186号公報には、
正常組織には影響を与えずに、病変部のみ確実に治療を
行うレーザー治療装置が提案されている。これは、母斑
の位置情報を検出して、自動的に母斑を治療するもので
あり、治療用レーザー光とは別の参照光照射手段を設
け、この参照光の生体組織からの反射光量を測定し、母
斑の有無の検出を行う。さらに、スキャナを設け参照光
を走査し、母斑部のみに参照光と同軸にレーザー光をス
ポットとして照射し、正常部位ではレーザー光の照射を
停止するものである。
【0005】 さらに、レーザーの走査を必要としない
方法として、眼科における角膜再整形のためのレーザー
システム及びマスキング装置が提案されている。これ
は、マスクパターンを予め設定されたものの中から選
択、組み合わせを行い、レーザー光路中に挿入し、照射
されるレーザーのスポット形状を、可変とするものであ
り、表面の走査を必要としない装置の提供を目的として
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、病変
部へのレーザーの照射を容易かつ確実に行うために様々
な提案がなされているがそれぞれ以下のような欠点があ
る。
【0007】独国特許公開WO87/05205号公報
の例は、術者がモニタ上で照射部位を指定するための手
間がかかり、病変部位が広範囲の場合、及び離散し点在
している場合、術者にとってかなりの苦痛となる。
【0008】特公平3−22186号公報の例では、レ
ーザー光を走査して照射するが、レーザー光の照射径に
対して、病変が微小、または病変部と正常組織の境界が
複雑な形状をしている場合には、病変部周辺の正常組織
にもレーザー光を照射してしまう虞がある。
【0009】 また、前記レーザーシステム及びマスキ
ング装置では、レーザースポットの形状を変化させ、走
査を必要としないという効果はあるが、既存のマスクパ
ターンの選択、組み合わせを選ぶのに手間がかかる。さ
らに、照射したい部位は、既存のマスクパターンの形状
にすべて適合するとは限らず正常部位への過照射、病変
部位への未照射をまねき、安全確実とはいえない。
【0010】本発明は、前記課題を解決するためのもの
で、術者の手間を取らせないで、レーザー光を病変部の
みに過不足なく確実に照射可能とし、レーザー治療の安
全性が高いレーザー照射装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるレーザー照
射装置は、レーザー光を射出するレーザー光源を含み、
前記レーザー光を生体に照射するためのレーザー照射手
段と照明光を射出する照明光源を含み、前記照明光を
前記生体へ照射するための照明手段と前記照明光が前
記生体に照射されることにより得られる前記生体の光学
像を撮像して撮像信号を出力する撮像手段と、前記レー
ザー照射手段と前記生体との間レーザー光路中に、
記撮像手段との相対的な位置が固定されて設けられ、前
記レーザー光源から射出された前記レーザー光を遮光し
て前記レーザー光の通過する領域を制限すると共に、そ
の領域を所望の形状に変更可能な遮光手段と、前記レー
ザー光が前記生体の所望の部位に照射されるように、前
記遮光手段における前記レーザー光の通過領域を変更す
るレーザー光通過領域設定情報を、前記撮像信号に基づ
いて生成して前記遮光手段に出力する設定情報出力手段
を備えている。また、本発明によるレーザー照射装置
は、レーザー光を射出するレーザー光源を含み、前記レ
ーザー光を生体に照射するためのレーザー照射手段と
照明光を射出する照明光源を含み、前記照明光を前記生
体へ照射するための照明手段と前記照明光が前記生体
に照射されることにより得られる前記生体の光学像を撮
像して撮像信号を出力する撮像手段と前記撮像信号に
基づいて、前記生体の光学像を表示するモニターと
記モニターに表示された前記生体の光学像から前記レー
ザー光を照射する前記生体上の所望の部位を指示するた
めの指示手段と前記レーザー照射手段と前記生体との
間のレーザー光路中に、前記撮像手段との相対的な位置
が固定されて設けられ、前記レーザー光源から射出され
た前記レーザー光を遮光して前記レーザー光の通過する
領域を制限すると共に、その領域を所望の形状に変更可
能な遮光手段と前記レーザー光が前記生体の所望の部
位に照射されるように、前記遮光手段における前記レー
ザー光の通過領域を変更するレーザー光通過領域設定情
報を、前記指示手段の指示に基づいて生成して前記遮光
手段に出力する設定情報出力手段とを備えている。
【0012】
【作 用】本発明では、照明手段により生体へ照明光を
照射し、この照射により得られる生体の光学像を撮像手
段で撮像して、その撮像信号を出力する。そして、設定
情報出力手段により、レーザー光が生体の所望の部位に
照射されるように、遮光手段におけるレーザー光の通過
領域を変更するレーザー光通過領域設定情報を、前記撮
像信号に基づいて生成して遮光手段に出力する。遮光手
段は生体とレーザー照射手段との間のレーザー光路中
に、前記撮像手段との相対的な位置が固定されて設けら
れ、レーザー光源から射出されたレーザー光を遮光しレ
ーザー光の通過する領域を制限すると共に、その領域を
所望の形状に変更する。従って、通過領域以外の領域に
入射するレーザー光は、遮光される一方、通過領域に入
射するレーザー光のみが生体へ照射される。このため、
レーザー光は、病変部位にのみ正確に照射される。
【0013】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例について
説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
り、図1はレーザー照射装置の光学系の構成を示す図、
図2はレーザー照射装置の電気系の構成を示すブロック
図、図3は撮像におけるタイミングチャートを示す図で
ある。
【0014】本実施例の装置は、エキシマ・ダイ・レー
ザーを用いた癌の光化学治療を行うものである。
【0015】図1に示す実体顕微鏡1は、レーザー照射
装置を構成し、図示しない白色光照明装置を備え、図示
しない架台に支持されている。
【0016】前記実体顕微鏡1は、一対の観察光路2,
3上にそれぞれ配置された一対の光学系を有している。
前記一対の光学系は、接眼側に、それぞれ接眼レンズ
4,5が配置されている。さらに、二つの光学系は、図
1に示すように、患部P側から順次、一つの対物レンズ
6と、図示しない変倍ノブによりズーミングを行う一対
のズームレンズ7,8と、一対の結像レンズ9,10と
を配置している。結像レンズ9,10の後端には、前記
接眼レンズ4,5が配置されている。すなわち、患部P
は、接眼レンズ4,5により肉眼で観察できるようにな
っている。
【0017】前記観察光路2上のズームレンズ7と結像
レンズ9の間には、患部P側から順に、405nmの波長
を反射させ、それ以外の波長を透過するダイクロイック
ミラー11と、ビームスプリッター12とが配置されて
いる。ダイクロイックミラー11により観察光路2から
分割された光路は、励起用レーザー光路13を形成しし
ている。その光路13上には、ビームエキスパンダー1
4及び405nmの診断用照射光としての励起レーザー光
を出射する励起レーザー装置15が配置されている。
【0018】前記観察光路3上のズームレンズ8と結像
レンズ10の間には、患部P側から順に、630nmの波
長を反射させそれ以外の波長を透過するダイクロイック
ミラー16と、ビームスプリッター17とが配置されて
いる。ダイクロイックミラー16は、その一端部が、紙
面に垂直に配置された図示しないロータリーソレノイド
の回転軸18に固定されている。ダイクロイックミラー
16は、回転軸18を中心に観察光路3上に挿脱可能と
なっている。
【0019】前記観察光路3上のダイクロイックミラー
16よって、観察光路2から垂直方向に分割された光路
は、処置用レーザー光路19を形成している。その光路
19上には、結像レンズ20、ビームエキスパンダー2
1及び630nmのレーザー光を出射する治療用の処置レ
ーザー装置23が配置されている。結像レンズ20とビ
ームエキスパンダー21との間には、患部Pとの共役な
位置に、遮光手段としての液晶シャッター(以下LCD
と略記する)22が配置されている。
【0020】また、観察光路3からビームスプリッター
17により分割された光路は、撮影光路24を形成して
いる。その光路24上には、結像レンズ25、及び撮像
ユニット26が配置されている。
【0021】次に、図2には本実施例のレーザ装置照射
装置を構成する電気系を示しており、蛍光観察及び処置
のモードを有している。
【0022】前記撮像ユニット26の内部には、TVカ
メラ27と、撮像手段としての高感度カメラ28とが配
置されている。TVカメラ27は、前記撮影光路24の
延長線上に配置されている。前記撮影光路24の延長線
上の中途には、後述する分割器49が配置されていると
共に、撮影光路24の延長線と垂直方向に、高感度カメ
ラ28が配置されている。高感度カメラ28は、分割器
49の動作に応じて入射する被写体(患部P)からの光
を蛍光イメージとして高感度撮像するものである。
【0023】前記高感度カメラ28には、2値化回路3
0が電気的に接続されている。2値化回路30は、高感
度カメラ28から出力される蛍光イメージ信号29を2
値化し、2値化信号33を出力するものである。レベル
メモリ31は、2値化の閾値となるレベル信号32を2
値化回路30に出力するものである。
【0024】前記TVカメラ27からの撮像信号は、フ
レームメモリ78に入力するようになっている。フレー
ムメモリ78は、前記撮影信号をフレーム単位で、観察
画像信号として格納するものである。
【0025】スーパーインポーズ回路34は、後述する
起動信号41を基に、フレームメモリ78からの観察画
像信号45と、前記2値化信号33とを重畳して、モニ
タ46に重畳画像信号44として出力するものである。
【0026】スイッチ回路38は、オフ、蛍光観察、処
置の図示しない3つの切り換えが可能なスイッチ39か
ら、蛍光観察信号40及び処置信号52を入力するよう
になっている。そして、スイッチ回路38は、起動信号
41,42,43、ならびに回転軸18を有する図示し
ないロータリーソレノイドに、ミラーイン及びミラーア
ウト信号を出力するものである。
【0027】照射設定回路35は、図示しない内蔵され
た記憶部に2値化信号33を格納するようになってい
る。また、照射設定回路35は、入力した前記起動信号
42のタイミングで、格納した2値化信号33を基に、
前記LCD22に設定情報である駆動信号36を出力す
ると共に、前記処置レーザー装置23に処置レーザー起
動信号37を出力するものである。尚、2値化回路30
及び照射設定回路35が、設定手段を構成する。
【0028】病変部観察装置47は、図示しないタイミ
ングコントローラを内臓し、起動信号43を入力して、
前記励起レーザー装置15に励起レーザー起動信号48
を出力するものである。また病変部観察装置47は、起
動信号43を入力して、図示しない白色光照明装置に点
灯信号を交互に切り換えて出力すると共に、前記撮像ユ
ニット26内の分割器49に、タイミング信号50を出
力するものである。
【0029】前記分割器49は、図示しない一部切り欠
きを有する円盤状の反射ミラーと、その中心に回転軸が
固定された図示しない小型モータとからなり、タイミン
グ信号50を入力している。円盤状の反射ミラーは、前
記撮影光路24に対して45°傾斜して設置されてい
る。小型モータにより回転する前記反射ミラーの反射面
によって、被写体からの撮影光線が、反射される時には
高感度カメラ28に入射する一方、前記切り欠きによっ
て透過するときには、TVカメラ27に入射する位置
に、この反射ミラーは配置されている。
【0030】図3は、円盤状の反射ミラーの回転によ
る、TVカメラ27と高感度カメラ28との撮像タイミ
ング、及び励起レーザー装置19と前記白色光照明装置
の動作のタイミングを示すチャートである。前記反射ミ
ラー及び白色光照明装置の動作周期は、テレビのフレー
ム周波数と同期がとれるように、15Hzに設定されてい
る。
【0031】本実施例は前述のように構成されており、
以下にその作用を説明する。先ず、患部Pの観察方法に
ついて説明する。前記スイッチ39がオフ位置にあると
きは、TVカメラ27からの撮像信号は、フレームメモ
リ78に格納され、さらに観察画像信号45がスーパー
インポーズ回路34から無処理でモニタ46に入力さ
れ、白色光による観察像として表示される。
【0032】術者は、接眼レンズ4,5を覗きながら、
観察視野内に患部Pが収まり、かつピントが合うよう
に、図示しない前記架台の移動と、図示しない前記変倍
ノブを回転させ、ズームレンズ7,8を駆動させ倍率の
設定を行う。
【0033】次に術者は、スイッチ39を蛍光観察側に
オンすると、蛍光観察信号40がスイッチ回路38に入
力される。スイッチ回路38は、スーパーインポーズ回
路34に起動信号41を出力すると共に、病変部観察装
置37に起動信号43を出力する。また、スイッチ回路
38は、回転軸18を有する図示しないロータリーソレ
ノイドに、ミラーアウト信号を出力する。ミラーアウト
信号の入力により、ロータリーソレノイドの回転軸18
が回転し、ダイクロイックミラー16は、観察光路3か
ら脱出した状態になる。
【0034】前記病変部観察装置47は、前記起動信号
43が入力されると、図示しないタイミングコントロー
ラーを作動させ、図3(a)に示されるタイミングで、
図示しない白色光源装置に点灯信号を出力する。と共
に、前記病変部観察装置47は、励起レーザー装置15
に励起レーザー起動信号48を出力し、かつ分割器49
にタイミング信号50を出力する。図3(b)に示すタ
イミングで、励起レーザー装置15は、励起レーザーを
出射する。
【0035】白色光が15Hz周期で患部Pに照射され、
白色光照射時には励起レーザー装置15は停止状態であ
り、白色光による患部Pからの反射光は、観察光路2,
3を通り接眼レンズ4,5に導かれる。と同時に、前記
反射光は、観察光路3上のビームスプリッター17によ
り反射され、撮影光路24上の結像レンズ25を通り、
撮像ユニット26内の分割器49の図示しない切り欠き
部、すなわち光線通過部を通る。この分割器49は、T
Vカメラ27の図示しない受像面に結像するように回転
が制御されている。TVカメラ27の撮像のタイミング
を図3(c)に示している。
【0036】一方、白色光照射が停止している期間内に
おいて、励起レーザー装置15から波長405nmの励起
レーザー光が出射され、励起用レーザー光路13上のビ
ームエキスパンダー14を通り、ダイクロイックミラー
16により反射され、観察光路2と同軸に患部Pに照射
される。照射された励起レーザー光により、患部に集積
しているヘマトポリフィリン等の腫瘍親和性物質から蛍
光が発光される。発光された蛍光は、前述の白色光照射
時と同一の光路を通り、撮像ユニット26内の分割器4
9の図示しない反射面に入射し、高感度カメラ28の図
示しない受像面に結像する。図3(d)には、高感度カ
メラ28の撮像のタイミングを示している。
【0037】高感度カメラ28に受光された患部からの
蛍光は、蛍光イメージ信号29として2値化回路30に
入力され、予めレベルメモリ31により設定された閾値
を基に2値化される。そして、2値化信号33は、スー
パーインポーズ回路34に入力される。この2値化信号
33は、レベルメモリ31の設定した閾値を超えたとき
に“High”となる信号であり、この“High”の
部分が、病変部と判定され、患部Pとして検知されたこ
とになる。このときTVカメラ27による撮像信号は、
図3のタイミングチャートに示すごとく、フレーム周波
数15Hzである。このためフレームメモリ78によりフ
レーム周波数30Hzにすべく、TVカメラ27の垂直同
期信号にしたがって撮像信号が入力されない時には、メ
モリした撮像信号を出力する。スーパーインポーズ回路
34は、スイッチ回路38からの起動信号41が入力さ
れると、フレームメモリ78から読み出された観察画像
信号45、及び前記2値化信号33が入力され、これら
を重ねて、重畳画像信号44をモニタ46に出力する。
そして、モニタ46上には、白色光により得られる観察
像と、励起光照射による患部Pからの蛍光発生部位とが
重ねて表示される。
【0038】次に、処置レーザーの照射について説明す
る。術者は、スイッチ29を処置側にオンすると、処置
信号52がスイッチ回路38に入力される。スイッチ回
路38は、照射設定回路35に起動信号42を出力する
と共に、回転軸18を有する前記ロータリーソレノイド
に図示しないミラーイン信号を出力する。ミラーイン信
号を入力した前記ロータリーソレノイドにより、ダイク
ロイックミラー16は、観察光路3に挿入された状態に
なる。このとき、前述のスイッチ39のオフ状態と同様
に、スーパーインポーズ回路34には、観察画像信号4
5のみが入力され、モニタ46には、白色光による観察
像のみが表示される。
【0039】照射設定回路35は、スイッチ回路38か
らの起動信号42が入力されると、格納された前記2値
化信号33を基に、“High”と判定されている部分
のみ、LCD22がオン(透過)となるように設定す
る。すなわち、患部Pから発生させられる蛍光の形状
と、相似形にLCD22の透過領域を作成すべく、LC
D駆動信号36を出力する。そして、処置レーザー装置
15に処置レーザー起動信号48を出力し、処置レーザ
ー装置23は、処置レーザーを照射する。
【0040】処置レーザー光は、図1に示される処置用
レーザー光路19上のビームエキスパンダー21を通
り、LCD22に入射し、病変部と相似形の透過領域の
み通過する。その他の領域は遮光されており、LCD2
2を透過した処置レーザーの光線は、断面形状が病変部
と相似形となる。そして、処置レーザー光は、結像レン
ズ20を通り、観察光路3中に挿入されたダイクロイッ
クミラー16により反射され、観察光路3と同軸に患部
Pの蛍光発生部にのみに、つまり過不足なく照射され
る。処置レーザー光が照射されると、患部Pに塗布され
た化学物質との作用によって、患部Pのみが処置され
る。
【0041】本実施例によれば、モニタ上で白色光によ
る観察像と、励起レーザー光による蛍光像が重ねて表示
されるため、術者は、蛍光発生部位すなわち患部を確認
でき、正確な腫瘍の形状を認識することができる。ま
た、本実施例では、LCD22を通して処置レーザー光
の断面形状を患部と相似形にし、患部にのみ処置レーザ
ーの照射が正確に実施できることになり、より確実で安
全な治療が行えることができる。
【0042】前述したように本実施例によれば、生体表
面の病変部の画像情報に基づきレーザー照射部位を決定
するため、正確に腫瘍部のみに、過不足なくレーザー照
射が可能となり、正常組織への誤照射がなく安全にでき
る。また、本実施例によれば、術者がレーザー照射スポ
ットの移動を行う必要がなく、術者の疲労の軽減及び治
療時間が短縮できる。
【0043】図4ないし図6は本発明の第2実施例に係
り、図4はレーザー照射装置の光学系の構成を示す図、
図5は焦点板の指標を示す図、図6はレーザー遮光用固
定具の詳細断面図である。
【0044】 本実施例は、第1実施例の遮光用LCD
22に代えて、遮光手段を生体側に配置したものであ
る。
【0045】図4に示す実体顕微鏡53は、第1実施例
の実体顕微鏡1の処置用レーザー光路19上のLCD2
2を除くと共に、前記観察光路3中の結像レンズ10
と、接眼レンズ5との間の結像点に、焦点板54を介装
している。また、図4に示すように、遮光手段としての
レーザー遮光用固定具55は、患部Pに装着されるよう
になっている。その他、第1実施例と同様の構成及び作
用については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0046】前記焦点板54は、図5に示すように、中
心部で縦横垂直に直線のクロスする指標のあるものであ
る。この焦点板54は、観察方向に対して縦横の線がそ
れぞれ垂直、水平になる角度で挿入固定されている。
【0047】図6に示すように、レーザー遮光用固定具
55は、貫通孔が形成されて両端が開口した、円筒状の
フレーム56を有している。このフレーム56の患部P
側端部には、環状のゴムリング57が接着固定されてい
る。フレーム56の貫通孔には、その中途に凸部が形成
されている。フレーム56の貫通孔には、ゴムリング5
7と反対の端部近傍に、フレーム56の中心線に垂直に
LCD79が凸部に当接して配置されている。そして、
LCD79は、凸部とOリング58とに挟まれ、加え
て、Oリング58側から固定環59により固定されてい
る。さらに、固定環59の後方には、図5に示すような
中心部で縦横垂直に直線のクロスする指標入りガラス6
0が、観察方向に対して縦横の線がそれぞれ垂直、水平
になる角度で取り付けられ、固定環61により固定され
ている。ここで、ゴムリング57とLCD79との長手
方向の距離は、実体顕微鏡53の焦点深度内に含まれる
ようになっている。
【0048】前記フレーム56内であって、患部PとL
CD79との間の空間は、フレーム56外周に接続され
た吸引パイプ62と連通している。前記吸引パイプ62
の一端は、フレーム56に挿入され接着されている。ま
た、吸引パイプ62の他端には、図示しないスイッチと
コンプレッサーを内蔵した吸引装置63が設置されてい
る。
【0049】ここで、フレーム56と、ゴムリング5
7、LCD79、Oリング58、及び吸引パイプ62と
の取り付け部は、それぞれ空気の出入りがないよう気密
に装着されている。
【0050】また、本実施例に係るレーザー治療装置の
電気系の構成は、第1実施例と同様であり説明は省略す
る。
【0051】先ず、レーザー照射を行う場合、術者は、
レーザー遮光用固定具55を患部Pに押し当てる。この
とき、患部Pがフレーム56内に含まれる位置で、指標
入りガラス60のクロスと、実体顕微鏡53内の観察光
路3上に配置された焦点板54のクロスとが、重なる角
度になるように、レーザー遮光用固定具55をセッテイ
グする。尚、このセッテイグはラフにして、実体顕微鏡
53で一致させるようにしても良い。
【0052】吸引装置36の図示しないスイッチをON
にする。吸引パイプ62を介して、レーザー遮光用固定
具55内の空気が吸引される。フレーム56内の患部P
とLCD79との間の空間が密閉されているため負圧に
なり、ゴム57が患部に当接したまま、レーザー遮光用
固定具55が患部Pに吸着される。
【0053】次に、術者は、実体顕微鏡53の観察光路
3を通して患部Pにピントを合わせる。と同時に、観察
光路中3の焦点板54の指標のクロスと、レーザー遮光
用固定具55に取り付けられた指標入りガラス60の指
標のクロスが重なり、かつ指標入りガラス60と実体顕
微鏡53の光軸が垂直になるように、実体顕微鏡53を
移動させる。
【0054】次に、術者が、前記スイッチ39により蛍
光観察側にオンすると、第1実施例と同様の作用によ
り、前記モニタ46上に白色光により得られる観察像
と、励起光照射による患部Pからの蛍光発生部位が重ね
て表示される。
【0055】蛍光発生部位の確認後、スイッチ39を処
置側にオンすると、前記LCD79が第一実施例と同様
の作用によって駆動されると共に、処置レーザー装置1
5から処置レーザー起動信号48が出力され、処置レー
ザー装置23から処置レーザーが出射される。
【0056】処置レーザー光は、図4に示される処置用
レーザー光路19上のビームエキスパンダー21と結像
レンズ20を通り、観察光路3中に挿入されたダイクロ
イックミラー16により反射され、観察光路3と同軸に
照射される。そして、処置レーザーは、レーザー遮光用
固定具55内のLCD79に入射し、病変部と相似形の
透過領域のみ通過し、その他の領域は遮光されているの
で、患部Pの蛍光発生部のみに照射される。
【0057】本実施例によれば、レーザー遮光部材は常
に患部に固定されているため、レーザー照射中に患者が
動いても、正常組織等照射を要しない部位への誤照射が
なく安全である。その他の構成及び作用効果は、第1実
施例と同様で、説明を省略する。
【0058】図7及び図8は本発明の第3実施例に係
り、図7はレーザー照射装置の光学系の構成を示す図、
図8はレーザー照射装置の電気系の構成を示すブロック
図である。
【0059】図7に示すレーザー照射装置64は、図示
しない白色光照明装置を有すると共に、図示しない架台
により支持されている。
【0060】前記レーザー照射装置64の撮影光路65
上には、患部P側から順次、対物レンズ67と、図示し
ない変倍ノブによりズーミングを行うズームレンズ68
と、結像レンズ69とが配置されている。TVカメラ6
6は、前記結像レンズ69前面に対向するように固定さ
れている。
【0061】また、撮影光路65上のズームレンズ68
と結像レンズ69との間には、後述のレーザー光線(所
定波長)のみを反射させ、それ以外の波長を透過するダ
イクロイックミラー70が配置されている。
【0062】ダイクロイックミラー70により、撮影光
路65から反射された光線は処置用レーザー光路19を
形成している。その光路19上には、第1実施例と同様
に、前記結像レンズ20、前記ビームエキスパンダー2
1及び前記処置レーザー装置23が配置されている。前
記結像レンズ20とビームエキスパンダー21との間で
あって、患部Pとの共役な位置には、前記LCD22が
配置されている。
【0063】次に、図8に従いLCD22の駆動系につ
いて説明する。図8に示す変換回路72は、TVカメラ
66からの映像信号71を入力し、コンピュータ74へ
入力させるためのものである。この変換回路72は、前
記映像信号をデジタル映像信号へ変換するA/D変換回
路等から構成された回路である。また、指示手段として
のスイッチ付きマウス76は、ディスプレイ75上のカ
ーソルに対応して、レーザー照射すべき位置を指示座標
として指定するものである。
【0064】また、コンピュータ74は、デジタル映像
信号73をディスプレイ75に出力し、像を表示させる
ようになっている。また、コンピュータ74は、前記マ
ウス76による指示座標が入力され、デジタル映像信号
73との座標対応演算を実施し、レーザー照射位置を
“High”とする2値化信号を生成するようになって
いる。照射設定回路77は、前記コンピュータ74から
の2値化信号を入力し、前記LCD22へ駆動信号36
と、処置レーザー装置23に処置レーザー起動信号37
を出力するものである。
【0065】前記構成で、撮影光路65を通りTVカメ
ラ66により撮像された像の映像信号71は、変換回路
72によりデジタル映像信号73に変換され、コンピュ
ータ74に入力されてディスプレイ75上に表示され
る。
【0066】先ず術者は、レーザー照射装置64の図示
しない架台を移動及び、図示しない変倍ノブを回しズー
ムレンズ68を駆動させる。すなわち、患部Pがディス
プレイ75に入り、かつピントが合うようにする。
【0067】次に、術者はレーザーを照射すべき患部P
の外周をマウス76により、ディスプレイ75上のカー
ソルを確認しながらトレースする。コンピュータ74
は、マウス76により入力された座標信号と、変換回路
72からのデジタル映像信号73において座標位置を対
応させるべく座標演算を実施し、照射設定回路77へ2
値化信号を出力する。
【0068】照射設定回路77では、コンピュータ74
からの2値化信号により、ディスプレイ75上にマウス
76で設定した部位の形状と相似形にLCD22の透過
領域を作成すべく駆動信号36を出力する。と同時に、
処置レーザー装置23に処置レーザー起動信号37を出
力し、処置レーザー装置23からは処置レーザーが出射
される。出射された処置レーザー光は、図7に示される
処置用レーザー光路19上のビームエキスパンダー21
を通り、LCD22に入射し病変部と相似形の透過領域
のみを透過すると共に、その他の領域は遮光されている
ので透過しない。そして、LCD22を透過した処置レ
ーザー光は、結像レンズ20を通り、撮影光路65中に
挿入されたダイクロイックミラー70により反射され、
撮影光路65と同軸に、予めディスプレイ75上にマウ
ス76で設定した部位にのみに照射される。つまり、患
部Pにのみ処置レーザー光が照射される。
【0069】本実施例によれば、術者がディスプレイ上
で照射部位を任意に設定可能であるため、患部と疑しい
部位にも術者の主観により照射することができ、確実な
治療が可能である。
【0070】なお、第1実施例に加えて、第3実施例の
ように、術者がディスプレイ上で照射部位を任意に設定
可能な構成を加えることにより、患部Pのみならず、患
部と疑しい部位にも照射できるようにしても良い。
【0071】図9に示すものは、レーザー照射装置を内
視鏡に適用した例であると共に、このとき使用されるレ
ーザー遮光固定具を示している。
【0072】図9に示すように、内視鏡先端部80に
は、観察光学系81と、観察光学系81の後端に配置さ
れたイメージ・ガイドファイバー82が配置されてい
る。また、内視鏡先端部80には、吸引チャンネル83
と、処置具チャンネル84とが挿通されている。吸引チ
ャンネル83は、図示しない内視鏡操作部にて、図示し
ない吸引装置に接続されており、吸引できるようになっ
ている。
【0073】また、処置具チャンネル84は、図示しな
い内視鏡操作部に設けられた挿入口から、処置用のレー
ザープローブ85が挿通されるようになっている。
【0074】図9(a)には内視鏡先端、及びレーザー
遮光固定具86の側断面を示している。また、図9
(b)は、前記内視鏡先端部の先端面を示している。
【0075】前記レーザー遮光固定具86は、筒状に形
成されていると共に、内視鏡先端部80に気密に装着さ
れるようになっている。また、レーザー遮光固定具86
は、その先端近傍に、筒の中心軸に垂直に遮光手段86
を配置している。遮光手段86としては、例えば、LC
Dがある。
【0076】レーザー遮光固定具86は、内視鏡の吸引
チャンネル83により吸引され、第2実施例と同様に被
検体に密着固定される。遮光手段86は、第2実施例と
同様に駆動され、患部Pのみに、レーザープローブ85
から処置レーザーが照射される。この応用例の効果は、
第2実施例と同様で、説明を省略する。
【0077】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、透過領
域が設定情報に応じて設定可変される遮光手段により、
術者の手間を取らせないで、正確に生体の病変部のみに
過不足なくレーザー照射が可能となり、正常組織への影
響がなく、レーザー治療の安全性を高くすることができ
るいう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は第1実施例に係り、図1はレ
ーザー照射装置の光学系の構成を示す図。
【図2】図2はレーザー照射装置の電気系の構成を示す
ブロック図。
【図3】図3は撮像におけるタイミングチャートを示す
図。
【図4】図4ないし図6は第2実施例に係り、図4はレ
ーザー照射装置の光学系の構成を示す図。
【図5】図5は焦点板の指標を示す図。
【図6】図6はレーザー遮光用固定具の詳細断面図。
【図7】図7及び図8は本発明の第3実施例に係り、図
7はレーザー照射装置の光学系の構成を示す図。
【図8】図8はレーザー照射装置の電気系の構成を示す
ブロック図。
【図9】図9は内視鏡先端、及びレーザー遮光固定具に
関する構成図。
【符号の説明】
1…実体顕微鏡 15…励起レーザー装置 11,16…ダイクロイックミラー 18…回転軸 22…LCD 23…処置レーザー装置 26…撮像ユニット 27…TVカメラ 28…高感度カメラ 30…2値化回路 31…レベルメモリ 35…照射設定回路 38…スイッチ回路 39…スイッチ P…患部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 絹川 正彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−177834(JP,A) 特開 昭59−95063(JP,A) 特開 平3−114457(JP,A) 実開 平2−45761(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 5/067 A61B 18/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を射出するレーザー光源を含
    み、前記レーザー光を生体に照射するためのレーザー照
    射手段と照明光を射出する照明光源を含み、前記照明光を前記生
    体へ照射するための照明手段と前記照明光が前記生体に照射されることにより得られる
    前記生体の光学像を撮像して撮像信号を出力する 撮像手
    段と、 前記レーザー照射手段と前記生体との間レーザー光路
    中に、前記撮像手段との相対的な位置が固定されて設け
    られ、前記レーザー光源から射出された前記レーザー光
    を遮光して前記レーザー光の通過する領域を制限すると
    共に、その領域を所望の形状に変更可能な遮光手段と、前記レーザー光が前記生体の所望の部位に照射されるよ
    うに、前記遮光手段における前記レーザー光の通過領域
    を変更するレーザー光通過領域設定情報を、前記撮像信
    号に基づいて生成して前記遮光手段に出力する設定情報
    出力手段と 、 を備えることを特徴とするレーザー照射装置。
  2. 【請求項2】 レーザー光を射出するレーザー光源を含
    み、前記レーザー光を生体に照射するためのレーザー照
    射手段と照明光を射出する照明光源を含み、前記照明光を前記生
    体へ照射するための照明手段と前記照明光が前記生体に照射されることにより得られる
    前記生体の光学像を撮像して撮像信号を出力する撮像手
    段と前記撮像信号に基づいて、前記生体の光学像を表示する
    モニターと前記モニターに表示された前記生体の光学像から前記レ
    ーザー光を照射する前記生体上の所望の部位を指示する
    ための指示手段と前記レーザー照射手段と前記生体との間のレーザー光路
    中に、前記撮像手段との相対的な位置が固定されて設け
    られ、前記レーザー光源から射出された前記レーザー光
    を遮光して前記レーザー光の通過する領域を制限すると
    共に、その領域を所望の形状に変更可能な遮光手段と前記レーザー光が前記生体の所望の部位に照射されるよ
    うに、前記遮光手段における前記レーザー光の通過領域
    を変更するレーザー光通過領域設定情報を、前記指示手
    段の指示に基づいて生成して前記遮光手段に出力する設
    定情報出力手段とを備えることを特徴とするレーザー照射装置
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