JPH1156772A - 光断層画像装置 - Google Patents

光断層画像装置

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JPH1156772A
JPH1156772A JP9226779A JP22677997A JPH1156772A JP H1156772 A JPH1156772 A JP H1156772A JP 9226779 A JP9226779 A JP 9226779A JP 22677997 A JP22677997 A JP 22677997A JP H1156772 A JPH1156772 A JP H1156772A
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light
image
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mode fiber
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JP9226779A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ueno
仁士 上野
Mamoru Kaneko
守 金子
Isami Hirao
勇実 平尾
Tsuyoshi Ozawa
剛志 小澤
Hiroyuki Yamamiya
広之 山宮
Akihiro Horii
章弘 堀井
Hitoshi Mizuno
均 水野
Jun Hiroya
純 広谷
Katsuichi Imaizumi
克一 今泉
Hidemichi Aoki
秀道 青木
Masahiro Ono
正弘 大野
Eiji Yasuda
英治 安田
Takefumi Uesugi
武文 上杉
Toshimasa Kawai
利昌 河合
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Kenji Yoshino
謙二 吉野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡で観察している領域に対応する部分の
断層像部分を自動的に表示する等の操作性の良い光断層
画像装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡2の鉗子チャンネル17内にガイ
ド光と混合された低干渉光を導光し、先端から周方向に
照射する光走査プローブ9が挿通され、挿入部16の先
端部14に設けた撮像手段により撮像された画像は通常
像用フレームメモリ6を介してモニタ7に内視鏡像27
として表示され、内視鏡像27の所定の領域内にガイド
光が現れるフレームを検出する等して、ガイド光の出射
方向を検出し、内視鏡像27として表示される領域に相
当する部分の断層像を自動的に表示する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低干渉光を用いて
被検体に対する光断層画像を得る光断層画像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、生体組織を診断する場合、その組
織の表面状態の光学的情報を得る内視鏡装置等の画像表
示装置の他に、組織内部の光学的情報を得ることのでき
る光CT装置が提案されている。
【0003】この光CT装置としてはピコ秒パルスを用
いて、生体内部の情報を検出し、断層像を得る。しかし
ながら、ピコ秒パルスオーダの極短パルス光を発生する
レーザ光源は高価で大型となり、取扱いも面倒である。
【0004】最近になって、低干渉性光を用いて被検体
に対する断層像を得る干渉型のOCT(オプティカル・
コヒーレンス・トモグラフィ)が例えば特開平6−51
1312号公報に開示されている。この従来例では消化
管内等の体腔を観察する際に、OCTのプローブを内視
鏡のチャンネルに挿通して光を円周方向に走査して断層
像を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】胃等の広い管腔内で
は、内視鏡観察画像と併用した場合、内視鏡的に観察し
ている部分と円周方向に走査した断層像との対応関係が
不明確になり、診断し易い情報を得るためには、内視鏡
的に観察している部分に対応する断層像部分を抽出して
その部分のみを表示する操作を行うことが必要となる
が、その操作が面倒であった。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、内視鏡で観察している領域に対応する部分の断層
像部分を自動的に表示する等の操作性の良い光断層画像
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】被検体の特定部位を照明
する照明光を発する照明手段と、照明光で照明された被
検体の特定部位の像を結ぶ対物光学系と、前記対物光学
系からの像を撮像する固体撮像素子と、被検体内に挿通
可能な細長の挿入部と、低干渉光を発生する光源と、前
記挿入部に挿通され、前記挿入部の先端側の側端面から
被検体に前記低干渉光を出射するとともに、被検体より
反射された反射光を検出するための1つのシングルモー
ドファイバからなる導光手段と、前記シングルモードフ
ァイバより出射した光を挿入部の先端部より当該周方向
に走査出射するため、前記シングルモードファイバを回
転可能とする駆動手段と、前記シングルモードファイバ
で検出した被検体からの反射光を前記光源より生成した
基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉
信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記干渉信号に対応
する信号処理を行い、前記被検体の深さ方向の断層像を
構築する信号処理手段と、を備えた光断層画像装置にお
いて、前記挿入部先端より出射され、被検体に照射した
光を前記固体撮像素子で撮像し、その画像から前記挿入
部先端より出射した光の方向を検出するとともに、前記
方向より、前記断層像を表示する領域または方向を制御
する制御回路を備えることにより、固体撮像素子で撮像
した画像の領域に対応する領域での断層像を表示するよ
うに設定でき、操作性を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
光断層画像装置の全体構成を示し、図2はOCTプロセ
ッサの構成を示し、図3は内視鏡画像を示す。
【0009】図1に示す本発明の第1の実施の形態の光
断層画像装置1は撮像手段を内蔵した内視鏡2と、この
内視鏡2のライトガイド3に可視領域の照明光を供給す
る光源装置4と、撮像手段の出力信号に対して可視領域
の画像を生成する信号処理を行うCCU5と、このCC
U5で生成された内視鏡像を通常像用フレームメモリ6
を介して表示するモニタ7と、低干渉光による低干渉画
像を生成するための処理を行うOCTプロセッサ8と、
このOCTプロセッサ8に基端側が接続され、内視鏡2
の挿入部16に設けた鉗子チャンネル17を挿通して低
干渉光を周方向に走査する光走査プローブ9と、OCT
プロセッサ8に可視領域の波長(例えば、630nmの
波長)のガイド光となるレーザ光を供給するレーザ光源
11と、OCTプロセッサ8から出力されるOCT像を
格納するOCT像用フレームメモリ12と、通常像用フ
レームメモリ6の画像データからガイド光を抽出する色
抽出回路13と、この色抽出回路13の出力からOCT
像用フレームメモリ12から内視鏡像に対応する領域部
分のOCT像部分を選択してモニタ7に表示する制御を
行う制御回路14とを有する。
【0010】内視鏡2は細長で可撓性の挿入部16を有
し、この挿入部16には鉗子チャンネル17が設けら
れ、鉗子チャンネル17の挿入口から光走査プローブ9
を挿入し、鉗子チャンネル17の先端開口から光走査プ
ローブ9の先端部を突出させることができる。
【0011】また、挿入部16内を挿通されたライトガ
イド3の手元側端部を光源装置4に接続することによ
り、ランプ18の白色光がライトガイド3により導光さ
れ、挿入部16の先端部19の照明窓に固定された先端
面からさらに照明レンズ21を経て被検体22側に照射
される。
【0012】被検体22の表面で反射された光は照明窓
に隣接する観察窓に取り付けられた対物レンズ23によ
りその結像位置に像を結ぶ。この結像位置にはCCD2
4が配置されている。
【0013】このCCD24の撮像面の前には色再現性
を保つために、赤外カットフィルタ25が配置され、さ
らに白色光の下でカラー撮像を行うために光学的に色分
離を行うモザイクフィルタ26とが配置されている。
【0014】CCD24で撮像され、光電変換された信
号はCCU5に入力され、信号処理された後、デジタル
の映像信号に変換され、(白色照明の下での通常の内視
鏡像に対応する)通常像用フレームメモリ6に一旦格納
される。そして、図示しないD/Aコンバータを介して
モニタ7に通常の内視鏡像27が表示される。
【0015】一方、OCTプロセッサ8は図2に示すよ
うに低干渉光源として超高輝度発光ダイオード(以下、
SLDと略記)31を有する。このSLD31はその波
長が例えば1300nmの赤外領域で、その可干渉距離
が例えば17μm程度であるような短い距離範囲のみで
干渉性を示す低干渉性光の特徴を備えている。このSL
D31の光は第1のシングルモードファイバ32の一端
に入射され、他方の端面(先端面)側に伝送される。
【0016】この第1のシングルモードファイバ32は
途中の光カップラ部33で第2のシングルモードファイ
バ34と光学的に結合されている。従って、この光カッ
プラ部33で2つに分岐されて伝送される。
【0017】第1のシングルモードファイバ32の(カ
ップラ部33より)先端側には、ロータリジョイント3
5が介挿され、このロータリジョイント35を介して光
走査プローブ9内に挿通され、回転駆動される第3のシ
ングルモードファイバ36の一端(基端)側にSLD3
1の光が入射され、この第3のシングルモードファイバ
36によりその他端側(先端側)に導光される。
【0018】また、第2のシングルモードファイバ34
の一端にはダイクロイックミラー37を介して可視の波
長領域内の特定の波長で発光するレーザ光源11が入射
されるように配置されている。このダイクロイックミラ
ー37はSLD31の波長の光を選択的に反射し、ガイ
ド光となる可視のレーザ光は透過する特性を有してい
る。
【0019】このため、レーザ光はダイクロイックミラ
ー37を透過して第2のシングルモードファイバ34の
一端に入射される。従って、光走査プローブ9内に挿通
され、回転駆動される第3のシングルモードファイバ3
6はSLD31の光と共に、この光と合成されるレーザ
光も導光する。
【0020】光走査プローブ9の外套管内にはモータ4
1が収納され、このモータ41の回転軸に取り付けたギ
ヤは第3のシングルモードファイバ36に取り付けたギ
ヤ42と噛合し、モータ41の回転と共に、第3のシン
グルモードファイバ36も回転する。この第3のシング
ルモードファイバ36の先端には固定部材を介して光路
を変更するプリズム43が取り付けてあり、第3のシン
グルモードファイバ36の先端面から出射された光をプ
リズム43の斜面で直角に反射し、光走査プローブ9の
軸に垂直方向に放射状に光を出射する。
【0021】また、第2のシングルモードファイバ34
の他端に対向してレンズ44と、ミラー45とが配置さ
れ、このミラー45はアクチュエータ46により、矢印
で示すように光路長を変化できるようにしている。ま
た、第2のシングルモードファイバ34には光カップラ
部33より他端側にループ部47を設けている。なお、
アクチュエータ46及びモータ41は制御装置48によ
り制御される。
【0022】ループ部47は例えば第3のシングルモー
ドファイバ36の長さとほぼ等しい長さとなるように設
定され、また第2のシングルモードファイバ34の先端
面からミラー45で反射されて第2のシングルモードフ
ァイバ34の先端面に戻る光路長は第3のシングルモー
ドファイバ36の先端面からプリズム43を介して被検
体22側に照射され、被検体22の表面付近の内部で反
射されて第3のシングルモードファイバ36の先端面に
戻る光路長と等しくできるようにしている。
【0023】そして、アクチュエータ46を介してミラ
ー45の位置を矢印の方向にずらすことにより、基準光
側(参照光側)での光路長を変化して、これに干渉する
測定光側での光路長(より具体的には被検体22の深さ
方向となる光路長)を変化させることができるようにし
ている。
【0024】また、第2のシングルモードファイバ34
の一端にはダイクロイックミラー37で反射された光を
受光する光検出器51が配置されている。この光検出器
51で光電変換された光は増幅器52で増幅された後、
復調器53に入力される。
【0025】復調器53では干渉した干渉光の信号部分
のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換
器54を経てデジタルの信号に変換されてコンピュータ
55に入力される。
【0026】このコンピュータ55は制御装置48を介
してモータ41の回転を制御して低干渉光の放射状の走
査を制御すると共に、アクチュエータ46によるミラー
45の移動を制御して、被検体22の深さ方向の走査を
制御して断層像の画像データを生成し、OCT像用フレ
ームメモリ12に一旦格納する。
【0027】この場合、例えばコンピュータ55は制御
装置48を介してアクチュエータ46によりミラー45
を移動させ、被検体22の深さ方向に対して走査し、さ
らにモータ41を回転させ、低干渉光を放射状に回転走
査することで、被検体22に対して周方向の1フレーム
分の断層像(OCT像)を得ることができる。アクチュ
エータ46の往復は低干渉光の放射状の走査速度に対し
て、非常に高速であるため、周方向の分解能も十分に得
ることができる。OCT像データは、OCT像用フレー
ムメモリ12に格納される。
【0028】このOCT像用フレームメモリ12に格納
されたOCT像データは制御回路14により、通常像用
フレームメモリ6から読み出されてモニタ7に表示され
る内視鏡像27の領域に対応するOCT像データ部分の
みが読み出されるように制御され、モニタ7にはそのO
CT像56を表示する。
【0029】この制御回路14により、内視鏡像27の
領域に対応するOCT像データ部分を特定するために、
通常像用フレームメモリ6の通常像データは色抽出回路
13に入力され、光走査プローブ9の先端側からの低干
渉光の周方向への走査光に混合されたガイド光となるレ
ーザ光が存在する通常像のフレームを検出する。
【0030】その検出データは制御回路14に送られ、
その検出データが得られた(低干渉光の周方向への走査
に対する)タイミングのフレームから、制御回路14は
内視鏡像27の領域に対応するOCT像データ部分を読
み出すようにOCT像用フレームメモリ12の読み出し
アドレスを制御する。そして、モニタ7に内視鏡像27
とその内視鏡像27に対応する領域のOCT像56が自
動的に表示されるようにする。
【0031】まず、OCT像を得る動作を簡単に説明す
る。光走査プローブ9は低干渉光を周方向に走査し、各
走査方向での被検体22側からの戻り光は基準光側の光
路長とが殆ど一致するもののみが干渉し、その干渉光が
光検出器51等を経て復調器53で抽出され、コンピュ
ータ55を経てOCT像用フレームメモリ12に適宜に
設定されるアドレスによって指定されたメモリセルに格
納される。そして、例えばアクチュエータ46を介して
ミラー45を高速で移動させながら、周方向に1回転走
査することにより、断層像データを得ることができる。
【0032】このままでは固体撮像素子(として具体的
にはCCD24)を介して得られる内視鏡像27との相
対的な関係が不明確であるので、以下のようにして内視
鏡像27の領域に対応する部分或いは領域のOCT像5
6を表示するように制御する。次にモニタ7に内視鏡像
27とその内視鏡像27に対応する領域のOCT像56
を自動的に表示する作用を説明する。
【0033】まず、内視鏡2の鉗子チャンネル17に光
走査プローブ9を通してその先端側を鉗子チャンネル1
7の先端開口から突出させて内視鏡観察を行う。つま
り、光源装置4のランプ18の白色光をライトガイド3
で導光し、その先端側から被検体22における観察しよ
うと望む検査部位側に先端部19の周方向の方位を設定
して照明する。この照明された検査部位及びプローブ先
端での反射光により、対物レンズ23を介してCCD2
4の撮像面には検査部位及びプローブ先端の光学像(可
視光学像)が結像され、光電変換される。
【0034】光電変換された信号はCCU5で信号処理
され、カラーの映像信号に変換され、デジタル化して通
常像用フレームメモリ6を構成するR,G,Bフレーム
メモリに例えば1/30秒毎に格納される。このR,
G,Bフレームメモリに格納された内視鏡像データは1
/30秒のフレーム周期で読み出され、モニタ7には図
1或いは図3のように内視鏡像27上で光走査プローブ
9の先端側のプローブ像9′が例えば中央付近で観察で
きるようになる。
【0035】次に、OCTプロセッサ8のコンピュータ
55から1フレームの断層像画像の生成を開始するよう
に制御装置48に制御信号を送る。制御装置48はこれ
を受けて、モータ41を一定速度で回転させる。このモ
ータ41の回転により、第3のシングルモードファイバ
36は例えば4〜6回転/秒の速度で回転する。
【0036】モータ41(或いはロータリジョイント3
5部分でも良い)には図示しない基準位置検出手段(例
えばロータリエンコーダを利用しても良いし、フォトイ
ンタラプタなどでも構成できる)が取り付けてあり、第
3のシングルモードファイバ36の回転位置が予め設定
された基準位置を通過したタイミングで基準位置検出信
号となるトリガ信号を発生し、例えば制御装置48を経
て制御回路14に送り、OCT像表示領域の自動設定の
動作を開始する。
【0037】制御回路14は上記トリガ信号が発生した
タイミングから色抽出回路13による色抽出によりガイ
ド光、つまり可視のレーザ光が内視鏡像27上のある領
域で検出されたり、検出されなくなるフレームの検出を
行う。
【0038】具体的には、制御回路14はトリガ信号の
発生のタイミング時の内視鏡像27を基準フレームとす
る。そして、例えば図3に示すように内視鏡像27で、
プローブ像9′の長手方向を軸にしてa領域にガイド光
の色が最初に検出されたフレームが、基準フレームから
何枚目であるかを測定し、このフレーム数よりプローブ
9からa領域側に光を出射する角(出射角或いは走査
角)になるタイミングを評価(概算)する。次にb領域
からレーザ光の色が検出されなくなるフレームが基準フ
レームより何枚目であるかを測定し、このときの出射角
になるタイミングを概算する。制御回路14はこれらの
2つの概算から内視鏡像27の視野方向に光を出射する
出射角のタイミングを算出する。
【0039】そして、その出射角でOCT像用フレーム
メモリ12に格納されたOCT像データ部分を読み出す
アドレス情報を算出設定し、そのアドレス情報でOCT
像用フレームメモリ12から指定された領域のみのOC
T像データ部分を読み出し、モニタ7に送る。モニタ7
には内視鏡像27とこの内視鏡像27として表示された
領域に相当する部分(例えば前記領域におけるある方向
に沿った断面)でのOCT像56とを同時に表示する。
また、どちらか一方のみを表示することも可能である。
【0040】本実施の形態は以下の効果を有する。内視
鏡2で観察している領域の断層像部分のみを自動的に表
示できるので、術者はその設定を行う手間を不要とし、
操作性が向上する。また、同じ領域における内視鏡像2
7とOCT像56とを同時に表示する等できるので、診
断に適した環境を術者に提供できる。
【0041】図4は第1の実施の形態の変形例の光断層
画像装置1′を示す。この変形例では、図1において、
直視型の内視鏡2の代わりに側視型の内視鏡2′が採用
されている。この側視型内視鏡2′では側方を照明及び
観察する光学系が設けてある。
【0042】ライトガイド3の先端面に対向してプリズ
ム58が配置され、この先端面から出射される照明光を
プリズム58で反射し、側方に開口する照明窓に取り付
けた照明レンズ21を経て側方の被検体22側に出射す
る。また、この照明窓に隣接し、側方に開口する観察窓
に取り付けた対物レンズ23の結像位置にはCCD24
が配置されている。
【0043】また、制御回路14にはポインティングデ
バイスとしてマウス59が接続され、例えばOCT像5
6において、表示する領域を指定して、その指定した領
域のOCT像56を表示することもできるようにしてい
る。
【0044】また、内視鏡像27上でガイド光が視野方
向を走査するタイミングのフレームを制御回路14に指
定することにより、制御回路14はその指定されたフレ
ームのタイミングでOCT像用フレームメモリ12に格
納しているアドレスを検出して、そのアドレスを中心と
した領域でのOCT像を表示させることもできるように
している。
【0045】そして、その領域でのOCT像が内視鏡像
27の観察領域と異なる場合には、マウス59により、
表示されたOCT像上で、表示したい領域側にカーソル
を移動してその移動した方向の領域でのOCT像を表示
することもできるようにしている。
【0046】従って、内視鏡像27上で最初にガイド光
が視野方向を走査するタイミングのフレームを術者が指
定する操作で多少の誤差があっても、修正して内視鏡像
27に対応する領域のOCT像を表示させることができ
るようにしている。
【0047】その他の構成は第1の実施の形態と同様で
ある。なお、この変形例では内視鏡像27の中央に光走
査プローブ9の先端側を視野内に捕らえられない(表示
もできない)ので、制御回路14は第1の実施の形態で
説明したのを少し変形した方法で内視鏡像27に対応す
る部分のOCT像56の自動表示を行う。
【0048】この場合には、まず観察したい方向に内視
鏡2′の視野方向を設定する。そして、OCT像表示領
域の自動設定を行う。制御回路14はトリガ信号の発生
のタイミングのフレームを基準とし、内視鏡像27上に
おいて、(ガイド光の走査方向に関して)中央位置にガ
イド光の照射が観察されたフレームが基準のフレームか
ら何枚目かを(色抽出回路13を介して)検出し、その
フレームでOCT像用フレームメモリ12に格納する際
のアドレスの中心値を算出する。
【0049】つまり、この変形例では色抽出回路13は
内視鏡像27の中心部分において、ガイド光が検出され
るか否かの色抽出を行い、検出されたタイミングで制御
回路14に検出信号を送り、制御回路14は検出された
タイミングのフレームを把握したり、そのタイミングで
のアドレスを特定する。
【0050】そして、そのアドレスを中心として、適宜
領域を読み出すアドレスを設定して、OCT像用フレー
ムメモリ12から対応する領域のOCT像データを読み
出し、モニタ7に表示する。この適宜領域はマウス59
で自由に設定することができるようにしている。
【0051】この変形例によれば、側視型の内視鏡2′
にしているので、内視鏡像27とOCT像56との位置
関係をより把握し易い。例えば、図4のように、被検体
22の観察したい部位に向けて撮像手段を設定した場
合、その部位の右側部分を低干渉光が放射状に走査する
ことになり、その場合の断層像(図4の上下方向の断
面)がOCT像56として、モニタ7に表示される。そ
して、先端部19を少し前側或いは後側に移動するよう
に挿入部16を移動等することにより、内視鏡像27に
おける前側或いは後側の断層像を得ることができる(プ
ローブ9側を前側或いは後側に移動しても良い)。
【0052】また、この変形例によれば、OCT像の表
示領域を術者が指定できるので、より使い易い。第1の
実施の形態に対して適用しても良い。その他は第1の実
施の形態と同様の効果を有する。
【0053】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図5を参照して説明する。本実施の形態で
は治療用レーザ光源61を有し、OCT像上で、この治
療用レーザ光源61のレーザ光を照射する領域を指定し
て、その領域に治療用レーザ光源61のレーザ光を照射
できるようにしている。
【0054】本実施の形態におけるOCTプロセッサ6
2の構成を図5に示す。このOCTプロセッサ62は図
2のOCTプロセッサ8において、以下に述べる点以外
は同様の構成である。また、同じ構成要素には同じ符号
を付け、その説明を省略する。
【0055】つまり、治療用レーザ光源61からのレー
ザ光はこのレーザ光を透過するダイクロイックミラー3
7を透過して第2のシングルモードファイバ34の一端
に入射されるようにしている。
【0056】また、コンピュータ55で画像処理され、
OCT像用フレームメモリ12を介してモニタ7に表示
されるOCT像56上において、マウス59を操作する
ことにより、カーソル63を移動し、任意の点を指定す
ることができるようにしている。 そして、カーソル6
3により、治療用レーザ光源61のレーザ光の照射領域
の開始点P1と終了点P2とを指定することができる。
【0057】従って、被検体に腫瘍などが存在してその
腫瘍部分に治療用レーザ光を照射して治療を行う場合に
はその腫瘍部分が存在する領域の端の部分に開始点P1
と終了点P2とを指定する。
【0058】例えば最初に開始点P1をカーソル63で
指定すると、その座標位置が方向検出部64に入力さ
れ、基準点Kの周りの所定の方向に対応した基準位置P
からの角度を検出することにより、その開始点P1の位
置に相当する方向が検出される。同様に例えば終了点P
2の位置も指定することができる。
【0059】これらの点P1、P2の方向情報はレーザ
制御部65に入力され、レーザ制御部65は光走査プロ
ーブ9により、その点P1の方向に光を照射するタイミ
ングで治療用レーザ光源61のレーザ光を照射開始さ
せ、点P2の方向に光を照射するタイミングで治療用レ
ーザ光源61のレーザ光の照射を停止させる制御を行
う。
【0060】照射(開始)するタイミングは、光走査プ
ローブ9内の第3のシングルモードファイバ36等が回
転されて治療用レーザ光が出射される方向が基準位置の
方向から開始点P1の位置の方向に達するまでの時間を
計測することにより行う。また、照射停止のタイミング
も同様に基準位置の方向から終了点P2の位置の方向に
達するまでの時間を計測することにより行う。
【0061】本実施の形態によれば、治療用レーザによ
り治療の処置を行うと同時に、OCT像56により、治
療効果の範囲を確認することができる。なお、図5のO
CTプロセッサ62を図1或いは図4に示す内視鏡2、
2′等と組み合わせて光断層画像装置を構成しても良
い。この場合には、ダイクロイックミラー37に対向し
てガイド光の発生手段を配置することにより、第1の実
施の形態或いはその変形例の主要な機能を実現できる。
治療用レーザ光源61でも、その出力を十分小さくでき
る場合には上記ガイド光の発生手段を用いることなく、
出力を小さくしたレーザ光により、内視鏡像27の観察
領域に対応する部分のOCT像56を自動的に表示させ
ることができる。
【0062】次に内視鏡で観察した患部等を複数の方向
からの断層像として観察することができる光断層画像装
置を図6ないし図8を参照して説明する。
【0063】この光断層画像装置は、図6に示すように
内視鏡72の挿入部73が挿通可能なオーバチューブ7
4はほぼ円筒形状のチューブで形成され、このオーバチ
ューブ74内には多数のシングルモードファイバ75が
埋め込まれている。
【0064】各シングルモードファイバ75の基端はス
イッチング部76を介してOCTプロセッサ77に接続
されたシングルモードファイバ78に接続されるように
している。
【0065】各シングルモードファイバ75の先端側は
図7及びそのA−A′断面の図8のような構成になって
いる。つまり、各シングルモードファイバ75の先端に
はレンズ79が取り付けられ、このレンズ79で集光さ
れてその前方側に配置されたプリズム81側に導光し、
そのプリズム81で反射して、そのオーバチューブ74
の中心側に光を出射する。
【0066】また、オーバチューブ74内に挿通された
内視鏡72の挿入部73はその先端面82がオーバチュ
ーブ74の先端面より若干後方側に退避した位置となる
ように設定されている。
【0067】従って、オーバチューブ74に内視鏡72
を通した状態でオーバチューブ74の先端を組織表面に
押しつけた状態で照明光学系(ライトガイド3及び照明
レンズ21)及び観察光学系(対物レンズ23及びCC
D24等)により患部等の注目組織部分83を観察する
ことができる。
【0068】さらにこの状態において、内視鏡72に設
けた吸引パイプ84により吸引操作を行うと、注目組織
部分83を内視鏡72の先端面82側に吸引移動し、図
7に示すように吸引により移動しない固定状態で観察す
ることができる。なお、気密を保つために内視鏡72と
オーバチューブ74との間にはOリングなどの気密シー
ル部材85が設けてある。
【0069】また、この状態では近点近くで表面を詳細
に観察することができる。さらに、その注目組織部分8
3を取り巻くように配置されたプリズム81により、光
をその中心側に照射して、断層像を得ることができる。
【0070】つまり、スイッチング部76を切り替える
ことにより、注目組織部分83を内視鏡先端の中央部を
中心として、様々な方向から輪切りにしたような断層像
を得ることができるので、患部等を詳細に診断すること
ができる。
【0071】また、粘膜切除術(EMR)等により病変
組織を切除する場合に、断層像より病変組織が切除でき
ていることを確認しながら処置を行うことができる。
【0072】[付記] 1.被検体の特定部位を照明する照明光を発する照明手
段と、照明光で照明された被検体の特定部位の像を結ぶ
対物光学系と、前記対物光学系からの像を撮像する固体
撮像素子と、被検体内に挿通可能な細長の挿入部と、低
干渉光を発生する光源と、前記挿入部に挿通され、前記
挿入部の先端側の側端面から被検体に前記低干渉光を出
射するとともに、被検体より反射された反射光を検出す
るための1つのシングルモードファイバからなる導光手
段と、前記シングルモードファイバより出射した光を挿
入部の先端部より当該周方向に走査出射するため、前記
シングルモードファイバを回転可能とする駆動手段と、
前記シングルモードファイバで検出した被検体からの反
射光を前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干
渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出
手段と、前記干渉信号に対応する信号処理を行い、前記
被検体の深さ方向の断層像を構築する信号処理手段と、
を備えた光断層画像装置において、前記挿入部先端より
出射され、被検体に照射した光を前記固体撮像素子で撮
像し、その画像から前記挿入部先端より出射した光の方
向を検出するとともに、前記方向より、前記断層像を表
示する領域または方向を制御する制御回路を備えたこと
を特徴とする光断層画像装置。
【0073】1′.被検体の特定部位を照明する照明光
を発する照明手段と、照明光で照明された被検体の特定
部位の像を結ぶ対物光学系と、前記対物光学系からの像
を撮像する固体撮像素子と、被検体内に挿通可能な細長
の挿入部と、低干渉光を発生する光源と、前記挿入部に
挿通され、前記挿入部の先端側の側端面から被検体に前
記低干渉光を出射するとともに、被検体より反射された
反射光を検出するための1つのシングルモードファイバ
からなる導光手段と、前記シングルモードファイバより
出射した光を挿入部の先端部より当該周方向に走査出射
するため、前記シングルモードファイバを回転可能とす
る駆動手段と、前記シングルモードファイバで検出した
被検体からの反射光を前記光源より生成した基準光とを
干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出
する干渉光抽出手段と、前記干渉信号に対応する信号処
理を行い、前記被検体の深さ方向の断層像を構築する信
号処理手段と、を備えた光断層画像装置において、前記
挿入部先端より出射され、被検体に照射した光を前記固
体撮像素子で撮像し、その画像から該画像として表示さ
れる領域に対応する部分の断層像を表示する制御を行う
制御回路を備えたことを特徴とする光断層画像装置。
【0074】2.前記付記1において、前記断層像から
前記固体撮像素子により撮像される被検体の特定部位の
領域を指定し、前記領域選択手段により選択された部分
の断層像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴と
する光断層画像装置。
【0075】3.前記付記2において、前記指定された
領域により選択された断層像と、前記固体撮像素子によ
り得られた被検体の画像を同時に表示することを特徴と
する光断層画像装置。
【0076】4.前記付記1において、出射方向を検出
する手段は前記固体撮像素子により生成される画像信号
から前記シングルモードファイバより出射される光の色
を抽出する色抽出手段よりなることを特徴とする光断層
画像装置。
【0077】5.被検体の特定部位を焼灼するレーザ光
源と、被検体内に挿通可能な細長の挿入部と、低干渉光
を発生する光源と、前記挿入部に挿通され、前記挿入部
の先端側の側端面から被検体に前記低干渉光を出射する
ともとに、被検体より反射された反射光を検出するため
の1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、
前記レーザ光源から発せられるレーザ光を前記導光手段
に導光するレーザ光合成手段と、前記シングルモードフ
ァイバより出射した光を挿入部の先端部より当該周方向
に走査出射するため、前記シングルモードファイバを回
転可能とする駆動手段と、前記シングルモードファイバ
で検出した被検体からの反射光と前記光源より生成した
基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉
信号を抽出する干渉光抽出手段と、前記干渉信号に対応
する信号処理を行い、前記被検体の深さ方向の断層像を
構築する信号処理手段と、を備えた光断層画像装置にお
いて、前記断層像から被検体の特定部位を抽出する領域
選択手段と、前記領域選択手段により選択された特定部
位に前記レーザ光源よりレーザ光を照射するレーザ光制
御手段と、を備えたことを特徴とする光断層画像装置。
【0078】6.前記付記5において、方向検出手段は
予め決められた基準点から前記選択された部位へ前記出
射方向が向くまでの時間を測定することを特徴とする光
断層画像装置。
【0079】7.前記付記5において、レーザ光合成手
段は前記レーザ光の波長帯の光を透過し、前記低干渉光
の波長帯の光を反射するダイクロイックミラーよりなる
ことを特徴とする光断層画像装置。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体の特定部位を照明する照明光を発する照明手段と、
照明光で照明された被検体の特定部位の像を結ぶ対物光
学系と、前記対物光学系からの像を撮像する固体撮像素
子と、被検体内に挿通可能な細長の挿入部と、低干渉光
を発生する光源と、前記挿入部に挿通され、前記挿入部
の先端側の側端面から被検体に前記低干渉光を出射する
とともに、被検体より反射された反射光を検出するため
の1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、
前記シングルモードファイバより出射した光を挿入部の
先端部より当該周方向に走査出射するため、前記シング
ルモードファイバを回転可能とする駆動手段と、前記シ
ングルモードファイバで検出した被検体からの反射光を
前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干渉した
干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出手段
と、前記干渉信号に対応する信号処理を行い、前記被検
体の深さ方向の断層像を構築する信号処理手段と、を備
えた光断層画像装置において、前記挿入部先端より出射
され、被検体に照射した光を前記固体撮像素子で撮像
し、その画像から、該画像の領域に対応する部分を前記
断層像として表示するように制御する制御回路を備えて
いるので、固体撮像素子で撮像した画像の領域に対応す
る領域での断層像を自動的に表示ができ、操作性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光断層画像装置の
全体構成図。
【図2】OCTプロセッサの構成を示す図。
【図3】内視鏡像を示す図。
【図4】第1の実施の形態の変形例の光断層画像装置の
全体構成図。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるOCTプロ
セッサの構成図。
【図6】光断層画像装置の主要部の構成を示す図。
【図7】オーバチューブの先端を生体組織に押しつけた
状態を示す図。
【図8】図7のA−A断面に相当する図。
【符号の説明】
1…光断層画像装置 2…内視鏡 3…ライトガイド 4…光源装置 5…CCU 6…通常像用フレームメモリ 7…モニタ 8…OCTプロセッサ 9…光走査プローブ 11…レーザ光源 12…OCT用フレームメモリ 13…色抽出回路 14…制御回路 16…挿入部 17…鉗子チャンネル 18…ランプ 21…照明レンズ 22…被検体 23…対物レンズ 24…CCD 25…赤外カットフィルタ 26…モザイクフィルタ 31…SLD 32、34、36…シングルモードファイバ 33…光カップラ 35…ロータリジョイント 37…ダイクロイックミラー 41…モータ 42…ギヤ 43…プリズム 45…ミラー 46…アクチュエータ 48…制御装置 51…光検出器 53…復調器 55…コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 剛志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山宮 広之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 堀井 章弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 水野 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 広谷 純 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 今泉 克一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青木 秀道 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 正弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安田 英治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上杉 武文 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 河合 利昌 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の特定部位を照明する照明光を発
    する照明手段と、 照明光で照明された被検体の特定部位の像を結ぶ対物光
    学系と、 前記対物光学系からの像を撮像する固体撮像素子と、 被検体内に挿通可能な細長の挿入部と、 低干渉光を発生する光源と、 前記挿入部に挿通され、前記挿入部の先端側の側端面か
    ら被検体に前記低干渉光を出射するとともに、被検体よ
    り反射された反射光を検出するための1つのシングルモ
    ードファイバからなる導光手段と、 前記シングルモードファイバより出射した光を挿入部の
    先端部より当該周方向に走査出射するため、前記シング
    ルモードファイバを回転可能とする駆動手段と、 前記シングルモードファイバで検出した被検体からの反
    射光を前記光源より生成した基準光とを干渉させて、干
    渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出する干渉光抽出
    手段と、 前記干渉信号に対応する信号処理を行い、前記被検体の
    深さ方向の断層像を構築する信号処理手段と、を備えた
    光断層画像装置において、 前記挿入部先端より出射され、被検体に照射した光を前
    記固体撮像素子で撮像し、その画像から前記挿入部先端
    より出射した光の方向を検出するとともに、 前記方向より、前記断層像を表示する領域または方向を
    制御する制御回路を備えたことを特徴とする光断層画像
    装置。
JP9226779A 1997-08-22 1997-08-22 光断層画像装置 Withdrawn JPH1156772A (ja)

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