JP2010125272A - 光プローブ、光断層画像化装置 - Google Patents

光プローブ、光断層画像化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】照射光の強度を維持しつつ、その出射位置を確実に視認することができる光プローブ、光断層画像化装置を提供すること。
【解決手段】光プローブにおいて、筒状体のプローブ外筒と、前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、前記プローブ外筒には、前記プローブ外筒の外部から外部光を照射させると発光する発光部が前記照射光を透過させる透過領域または当該透過領域の近傍に設けられていること、を特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は光プローブ、光断層画像化装置に係り、特に、光プローブを用いて照射対象に照射光を照射する技術に関する。
光コヒーレンストモグラフィ法(OCT)は、生体の断層像を非侵襲に測定する手法であり、眼、心血管など、生体のあらゆる場所に適用され、正常部と病変部の識別に使われている。消化器の分野では、内視鏡と組み合わせて使用することで、病変の深達度を診断する手法が提案されている。すなわち、内視鏡で消化器の表面を観察して病変部を抽出し、その場所をOCTで断層像観察することで、病変部がどの深さまで達しているかを見極め、治療方針を決める、という手法が提案されている。
そして、このようなOCTを用いて測定対象の断層画像を取得する光断層画像化装置が存在する。この光断層画像化装置は、先端に測定光の照射と測定対象から戻ってくる光の取得を行う光学素子を備えその光学素子までの導光を光ファイバで行う光プローブを備えており、断層画像を得る際には、体腔内にこの光プローブを挿入して、その光プローブから測定対象へ測定光を照射したり、その測定対象から戻ってくる光を取得したりしている。さらに、体腔内の観察等に広く使われている内視鏡をこの光プローブと併用することで、医師等が、体腔内における光プローブの位置を目視確認しながら所望の断層画像を得るといった運用がなされている。
ここで、所望の断層画像を正確に得るためには、光プローブにおける測定光の出射位置が確実に把握できることが望ましい。
しかしながら、OCTでは、より深くまでの情報を得るために、その光源には生体に含まれる水やヘモグロビンの吸収が少ない、800nm〜1500nmの範囲の赤外光が用いられている。この波長域は不可視領域のため、測定対象上のどこに測定光が出射されているのか、視認できない。
そこで、測定光に可視光レーザを合波させる手法を用いることにより、測定対象上のどこに測定光が出射されているのかを視認できるとする技術が存在する。
また、特許文献1には、測定光を測定対象に出射させるための測定光光学系(光ファイバ、対物レンズ、ガルバノミラーなど)の他に、先端部に蛍光塗料が塗布されたミラーを配置し光ファイバにて導波された光を当該ミラーに照射させて測定対象に可視光を出射する可視光光学系、を備えた光プローブが開示されている。
また、特許文献2には、導光部材によって導かれてくる測定光を反射してチューブの壁越しに測定対象へと出射する反射面を備え、チューブの壁には上記反射面から漏れる測定光が当たると発光する発光部が設けられた光プローブが開示されている。そして、これにより、測定対象における測定光の出射位置が光プローブ自体によって隠されているような状況下でも、この光プローブと併用する内視鏡によって透明なチューブ越しにこの発光部の発光を観察することで、測定光の出射位置を把握することができるとしている。
特開2007−29653号公報 特開2008−200283号公報
しかしながら、測定光に可視光レーザを合波させる手法においては、WDM(Wavelength Division Multiplexing)カップラなどの高価な装置を導入する必要があり、また、WDMカップラにより測定光の強度が減衰して測定信号が弱くなっている。
また、特許文献1の光プローブでは、測定光光学系の他に可視光光学系を備えており、光プローブが大型化するおそれがある。
また、特許文献2の光プローブでは、反射面から漏れる測定光により可視光を励起させるものであり、測定光の一部が可視光を励起させるために吸収されているので、測定光の強度が減衰して測定信号が弱くなっている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、照射光の強度を維持しつつ、その出射位置を確実に視認することができる光プローブ、光断層画像化装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の光プローブは、筒状体のプローブ外筒と、前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、前記プローブ外筒には、前記プローブ外筒の外部から外部光を照射させると発光する発光部が前記照射光を透過させる透過領域または当該透過領域の近傍に設けられていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、外部光を照射させると発光する発光部が照射光を透過させる透過領域または当該透過領域の近傍に設けられているので、発光部の位置を確認するだけで照射光の出射位置を把握することができる。また、照射光の強度には何ら影響を与えないので、照射光の強度は維持したままとなる。
本発明の一態様として、前記発光部は、前記プローブ外筒の周方向に線状に形成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、より確実に照射光の出射位置を把握することができる。
本発明の一態様として、前記発光部は、前記プローブ外筒の周方向に一周にわたって形成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、発光部はプローブ外筒の周方向に一周にわたって形成されているので、光学素子をプローブ外筒の周方向に回転して照射光を出射させたときであっても、常に照射光の出射位置を把握することができる。
本発明の一態様として、前記発光部は、前記プローブ外筒の外周面に発光材料を付したものであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、発光部の製作が容易になる。
本発明の一態様として、前記プローブ外筒は透明または半透明であって、前記発光部は、前記プローブ外筒の内周面に発光材料を付したものであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、プローブ外筒の外周面を測定対象に接触させても測定対象に発光材料が接触しない。
本発明の一態様として、前記発光部において発光する光の波長は可視領域内にあること、を特徴とする。
かかる態様によれば、発光部を容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部において吸収する光の波長は可視領域内にあること、を特徴とする。
かかる態様によれば、発光部をより確実に容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、白色光を照射したときに青色光を吸収し緑色光を発光するものであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、白色光を照射しても発光部を容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、フルオレセインであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、白色光を照射してもフルオレセインの特性により発光部を容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、サイバーグリーンであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、白色光を照射してもサイバーグリーンの特性により発光部を容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、青色光を照射したときに緑色光を発光するものであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、青色光を照射しても発光部を容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、コラーゲンであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、青色光を照射してもコラーゲンの特性により発光部を容易に視認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部において発光する光の波長は不可視領域内にあること、を特徴とする。
かかる態様によれば、不可視領域内で発光部を確認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部において吸収する光の波長は不可視領域内にあること、を特徴とする。
かかる態様によれば、不可視領域内で発光部をより確実に確認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、所定の波長領域の赤外光を照射したときに異なる波長領域の赤外光を発光するものであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、赤外光を照射しても発光部を確認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部における発光材料は、インドシアニングリーンであること、を特徴とする。
かかる態様によれば、赤外光を照射してもインドシアニングリーンの特性により発光部を確認することができる。
本発明の一態様として、前記発光部は、前記プローブ外筒の軸方向について前記透過領域の両端部に各々設けられていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、発光部により照射光の出射位置を容易に確認することができる。
本発明の一態様として、前記光学素子は前記プローブ外筒の軸方向に移動可能であって、前記透過領域は前記光学素子が前記プローブ外筒の軸方向に移動する領域であること、を特徴とする。
かかる態様によれば、光学素子をプローブ外筒の軸方向に移動させて行なうリニアスキャン式走査を行なう場合にも、発光部により照射光の出射位置を容易に確認することができる。
前記目的を達成するために本発明の光断層画像化装置は、光源から射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、前記測定光を測定対象に照射する照射光学手段と、前記照射光学手段により照射された前記測定光による前記測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、前記合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、前記干渉光検出手段により検出された前記干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における前記反射光の強度を検出し、これらの各深さ位置における前記反射光の強度に基づいて前記測定対象の断層画像を取得する画像取得手段と、を有し、前記照射光学手段は、前記のいずれか1つの光プローブを含んで構成されていること、を特徴とする。
本発明によれば、照射光の強度の減衰を抑えつつ、その出射位置を確実に視認することができる。
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
<画像診断装置の外観>
図1は、本発明の光プローブ、光断層画像化装置を用いた画像診断装置10を示す外観図の一例である。
図1に示すように、この画像診断装置10は、主として内視鏡100、内視鏡プロセッサ200、光源装置300、OCTプロセッサ400、及びモニタ装置500とから構成されている。尚、内視鏡プロセッサ200は、光源装置300を内蔵するように構成されていてもよい。
内視鏡100は、手元操作部112と、この手元操作部112に連設される挿入部114とを備える。手元操作部112には、ユニバーサルケーブル116が接続され、ユニバーサルケーブル116の先端にLGコネクタ120が設けられ、挿入部114の先端部に配設された照明光学系152に照明光が送られる。
また、LGコネクタ120には、ユニバーサルケーブル116を介して電気コネクタ110が接続され、内視鏡100で得られた観察画像のデータが内視鏡プロセッサ200に出力され、内視鏡画像510としてモニタ装置500に画像が表示される(図7参照)。
また、手元操作部112には、送気・送水ボタン126、吸引ボタン128、シャッターボタン130、機能切替ボタン132、一対のアングルノブ134、一対のロックレバー136が設けられているが、これらの部材についての説明は省略する。
さらに、手元操作部112には、鉗子挿入部138が設けられており、この鉗子挿入部138が先端部144の鉗子口156に連通されている。本発明では、OCTプローブ600を鉗子挿入部138から挿入することによって、OCTプローブ600を鉗子口156から導出する。
内視鏡プロセッサ200には、OCTプロセッサ400から出力された断層画像の画像信号が入力され、映像信号に変換してOCT画像512としてモニタ装置500に出力される(図7参照)。
OCTプローブ600は、鉗子挿入部138から挿入され、鉗子口156から導出される挿入部602と、術者がOCTプローブ600を操作するための操作部604、及びコネクタ410を介してOCTプロセッサ400と接続されるケーブル606から構成されている。
一方、内視鏡100の挿入部114は、手元操作部112側から順に、軟性部140、湾曲部142、先端部144で構成されている。先端部144には、観察光学系150、照明光学系152、送気・送水ノズル154、鉗子口156等が設けられる。
観察光学系150は、先端部144の先端面に配設されており、この観察光学系150の奥にCCD146が配設される(図2参照)。CCD146は、内視鏡プロセッサ200に接続される。
したがって、観察光学系150で取り込まれた観察像はCCD146の受光面に結像されて電気信号に変換され、この電気信号が内視鏡プロセッサ200に出力され、映像信号に変換される。これにより、内視鏡プロセッサ200に接続されたモニタ装置500に観察画像が表示される。
照明光学系152は、観察光学系150に隣接して設けられており、必要に応じて観察光学系150の両側に配置される。照明光学系152の奥には、後述するライトガイド170の出射端170Bが配設され、入射端170AがLGコネクタ120内に配置される。したがって、LGコネクタ120を光源装置300に連結することによって、光源装置300から照射された照明光がライトガイド170を介して照明光学系152に伝送され、照明光学系152から前方の観察範囲に照射される。
上記の如く構成された先端部144の基端側には湾曲部142が設けられる。湾曲部142は、手元操作部112のアングルノブ134、134を回動することによって遠隔的に湾曲するように構成される。
湾曲部142の基端側には軟性部140が設けられる。軟性部140は、可撓性を有しており、たとえば金属製の網管から成る心材に、樹脂などの被覆を被せることによって構成される。
<内視鏡、光源装置の内部構成>
図2は、内視鏡100、光源装置300の構成を示すブロック図の一例である。
[内視鏡]
内視鏡100の先端部144には、観察光学系150、照明光学系152、及びCCD146が配設されている。
観察光学系150は、被検体をCCD146の受光面に結像させ、CCD146は、受
光面上に結像された被検体像を各受光素子によって電気信号に変換する。この実施の形態
のCCD146は、3原色の赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタが所定の配列(ベイヤー配列、ハニカム配列)で各画素に配設されたカラーCCDである。
また、内視鏡100の内部には、CCD146を駆動し、またCCD出力を取り出すための配線160が設けられるとともに、ライトガイド170が設けられている。
ライトガイド170の一端170Aは、LGコネクタ120(図1参照)を介して光源装置300に接続され、ライトガイド170他端170Bは、照明光学系152に対面している。光源装置300から発せられた光は、ライトガイド170を経由して照明光学系152から出射され、観察光学系150の視野範囲を照明する。
[光源装置]
光源装置300は、主として白色の光源310、絞り330、集光レンズ340、及び自動光量調整回路(ALC)370から構成されており、可視光をライトガイド170に入射させる。
光源310としては、例えばハロゲンランプを使用することができる。ハロゲンランプ
から発せられる白色光は、400nm〜1800nmの波長域を有している。
ALC370は、内視鏡プロセッサ200から加えられる撮影画像の明るさ情報に基づいて絞り330を制御する。
<OCTプロセッサ、OCTプローブの内部構成>
図3は、OCTプロセッサ400、OCTプローブ600の内部構成を示すブロック図の一例である。
[OCTプロセッサ]
図3に示すOCTプロセッサ400は、光を射出する光源ユニット412と光源ユニット412から射出された光を測定光と参照光に分岐する分岐合波部414と、参照光の光路長を調整する光路長調整部416と、反射光と参照光を合波して干渉光を生成する分岐合波部418と、分岐合波部418で生成された干渉光を干渉信号として検出する干渉光検出部420と、干渉光検出部420で検出された干渉信号を処理する処理部422とを有する。
さらに、OCTプロセッサ400は、分岐合波部418で生成された干渉光L4およびL5を検出する検出部424aおよび424bと処理部422への各種条件の入力、設定の変更等を行う操作制御部426とを有する。また、光の経路として光ファイバを用い、各部に測定光、参照光、反射光等を導光している。
光源ユニット412は、レーザ光あるいは低コヒーレンス光Laを射出する光源412aと、光源412aから射出された光Laを集光するレンズ412bとを有し、OCTの信号光(例えば、中心波長1.3μmの波長掃引レーザ光あるいは低コヒーレンス光)Laを射出する。
次に、分岐合波部414は、例えば2×2の光ファイバカプラで構成されており、光ファイバFB3、光ファイバFB4、光ファイバFB5などとそれぞれ光学的に接続されている。分岐合波部414は、光源ユニット412から光ファイバFB4を介して入射した光Laを測定光L1と参照光L2とに分割し、測定光L1を光ファイバFB3に入射させ、参照光L2を光ファイバFB5に入射させる。
光ファイバFB3に入射させられた測定光L1は、サーキュレータ428を介して回転駆動部630に入力される。光ファイバFB5に入射させられた参照光L2は、サーキュレータ430を介して光路長調整部416に入力される。
なお、分岐合波部414は、たとえば測定光L1:参照光L2=99:1の割合で分割する。
分岐合波部418は、光路長調整部416により周波数シフトおよび光路長の変更が施された後、光ファイバFB6とサーキュレータ430を戻り、光ファイバFB7を介して分岐合波部418に入射した参照光L2と、後述するOCTプローブ600で取得され、光ファイバFB2からサーキュレータ428と光ファイバFB10を介して分岐合波部418に入射した測定対象Sからの反射光L3とを合波し、光ファイバFB8、光ファイバFB9に射出する。
光路長調整部416は、光ファイバFB6の参照光L2の射出側(つまり、光ファイバFB6のサーキュレータ430とは反対側の端部)に配置されている。
光路長調整部416は、光ファイバFB6から射出された光を平行光にする第1光学レンズ432と、第1光学レンズ432で平行光にされた光を集光する第2光学レンズ434と、第2光学レンズ434で集光された光を反射する反射ミラー436と、第2光学レンズ434及び反射ミラー436を支持する基台438と、基台438を光軸方向に平行な方向に移動させるミラー移動機構440とを有し、第1光学レンズ432と第2光学レンズ434との距離を変化させることで参照光L2の光路長を調整する。
第1光学レンズ432は、光ファイバFB6のコアから射出された参照光L2を平行光にするとともに、反射ミラー436で反射された参照光L2を光ファイバFB6のコアに集光する。
第2光学レンズ434は、第1光学レンズ432により平行光にされた参照光L2を反射ミラー436上に集光するとともに、反射ミラー436により反射された参照光L2を平行光にする。このように、第1光学レンズ432と第2光学レンズ434とにより共焦点光学系が形成されている。
また、反射ミラー436は、第2光学レンズ434で集光される光の焦点に配置されており、第2光学レンズ434で集光された参照光L2を反射する。
これにより、光ファイバFB6から射出した参照光L2は、第1光学レンズ432により平行光になり、第2光学レンズ434により反射ミラー436上に集光される。その後、反射ミラー436により反射された参照光L2は、第2光学レンズ434により平行光になり、第1光学レンズ432により光ファイバFB6のコアに集光される。
また、基台438は、第2光学レンズ434と反射ミラー436とを固定し、ミラー移動機構440は、基台438を第1光学レンズ432の光軸方向(図3矢印A方向)に移動させる。ミラー移動機構440で、反射ミラー436を矢印a方向に移動させることで、第1光学レンズ432と第2光学レンズ434との距離を変更することができ、参照光L2の光路長を調整することができる。
干渉光検出部420は、光ファイバFB8、光ファイバFB9と接続されており、分岐合波部418で参照光L2と反射光L3とを合波して生成された干渉光L4、干渉光L5を干渉信号として検出する。干渉光検出部420は、検出器424a及び検出器424bの検出結果に基づいて、光ファイバFB8、光ファイバFB9から検出する干渉光L4、干渉光L5の光強度のバランスを調整する。
処理部422は、干渉光検出部420で検出した干渉信号から、測定位置におけるOCTプローブ600と測定対象Sとの接触している領域、より正確には、OCTプローブ600のプローブ外筒620の外周面620a(図4参照)と測定対象Sの表面とが接触しているとみなせる領域を検出し、さらに、干渉光検出部420で検出した干渉信号から、断層画像を取得する。
操作制御部426は、キーボード、マウス等の入力手段と、入力された情報に基づいて各種条件を管理する制御手段とを有し、処理部422に接続されている。操作制御部426は、入力手段から入力されたオペレータの指示に基づいて、処理部422における各種処理条件等の入力、設定、変更等を行う。
なお、操作制御部426は、操作画面をモニタ装置500に表示させてもよいし、別途表示部を設けて操作画面を表示させてもよい。また、操作制御部426で、光源ユニット412、回転駆動部630、干渉光検出部420、光路長ならびに検出部424aおよび424bの動作制御や各種条件の設定を行うようにしてもよい。
[OCTプローブ]
OCTプローブ600は、回転駆動部630を介して、光ファイバFB2と接続されており、光ファイバFB2から測定光L1が入射され、入射された測定光L1を測定対象Sに照射し、測定対象Sからの反射光L3を取得し、取得した反射光L3を光ファイバFB2に射出する。
図4に示すように、このOCTプローブ600の挿入部602の先端部は、プローブ外筒620と、キャップ622と、光ファイバFB1と、バネ624と、固定部材626と、光学レンズ628とを有している。
プローブ外筒(シース)620は、可撓性を有する筒状の部材であり、測定光L1および反射光L3が透過する材料からなっている。なお、プローブ外筒620は、測定光L1および反射光L3が通過する先端(光ファイバFB2が配置されている側とは反対側の端部、以下プローブ外筒620の先端と言う)側の一部が全周に渡って光を透過する材料(透明な材料)で形成されていればよい。
キャップ622は、プローブ外筒620の先端に設けられ、プローブ外筒620の先端を閉塞している。
光ファイバFB1は、線状部材であり、プローブ外筒620内にプローブ外筒620に沿って収容されており、光ファイバFB2から射出された測定光L1を光学レンズ628まで導波するとともに、測定光L1を測定対象Sに照射して光学レンズ628で取得した測定対象Sからの反射光L3を光ファイバFB2まで導波する。
ここで、光ファイバFB1と光ファイバFB2は、ロータリージョイント等の回転駆動部630で接続されており、光ファイバFB1の回転が光ファイバFB2に伝達しない状態で、光学的に接続されている。また、光ファイバFB1は、プローブ外筒620に対して回転自在な状態で配置されている。
バネ624は、光ファイバFB1の外周に固定されている。また、光ファイバFB1及びバネ624は、回転駆動部630に接続されている。
光学レンズ628は、光ファイバFB1の先端(光ファイバFB2との接続している側とは反対側の端部)に配置されており、先端部が、光ファイバFB1から射出された測定光L1を測定対象Sに対し集光するために略球状の形状で形成されている。
光学レンズ628は、光ファイバFB1から射出した測定光L1を測定対象Sに対し照射し、測定対象Sからの反射光L3を集光し光ファイバFB1に入射する。
固定部材626は、光ファイバFB1と光学レンズ628との接続部の外周に配置されており、光学レンズ628を光ファイバFB1の端部に固定する。ここで、固定部材626による光ファイバFB1と光学レンズ628の固定方法は特に限定されず、接着剤により、固定部材626と光ファイバFB1及び光学レンズ628を接着させて固定させても、ボルト等を用い機械的構造で固定してもよい。なお、固定部材626は、ジルコニアフェルールやメタルフェルールなど光ファイバの固定や保持あるいは保護のために用いられるものであれば、如何なるものを用いてもよい。
また、回転駆動部630は、光ファイバFB1及びバネ624と接続されており、光ファイバFB1及びバネ624を回転させることで、光学レンズ628をプローブ外筒620に対し、矢印R2方向に回転させる。また、回転駆動部630は、回転エンコーダを備え(図示せず)、回転エンコーダからの信号に基づいて光学レンズ628の位置情報(角度情報)から測定光L1の出射位置を検出する。つまり、回転している光学レンズ628の回転方向における基準位置に対する角度を検出して、測定位置を検出する。
また、光ファイバFB1、バネ624、固定部材626、及び光学レンズ628は、回転駆動部630の図示しない機構により、プローブ外筒620内部を矢印S1方向(鉗子口方向、図4参照)、及びS2方向(プローブ外筒620の先端方向、図4参照)に移動可能に構成されている。
さらに、後述するように、本実施形態では測定光L1の出射位置を把握するため、OCTプローブ600のプローブ外筒620に発光部632を設けている。
OCTプローブ600は、以上のような構成であり、回転駆動部630により光ファイバFB1およびバネ624が、図4中矢印R2方向に回転されることで、光学レンズ628から射出される測定光L1を測定対象Sに対し、矢印R2方向(プローブ外筒620の円周方向)に対し走査しながら照射し、反射光L3を取得する。
図5は、内視鏡100の鉗子口156から導出されたOCTプローブ600を用いて断層画像を得る様子を示す図の一例である。同図に示すように、OCTプローブの挿入部602の先端部を、測定対象Sの所望の部位に近づけて、断層画像を得る。
[測定光L1の出射位置を把握するための工夫]
前記の図4、図5に示すように、本実施形態では、測定光L1の出射位置を把握するため、OCTプローブ600のプローブ外筒620に発光部632を設けている。
図6は、当該発光部632の一例として、プローブ外筒620の外周面620aに発光材料を塗布して発光部632を設けた例を示す外観図である。図6に示すように、発光部632は、測定光が通過する透過領域Aの両端部の2箇所において、プローブ外筒620の外周面620aに周方向に一周に亘って塗布している。ここで、透過領域Aとは、光学レンズ628などの光学素子をプローブ外筒620の軸方向に移動させて行なうリニアスキャン式走査を行なうときに、測定光L1が透過する領域である。
発光材料としては、内視鏡100の先端部144の照明光学系152から照射される照明光に合わせて、当該照明光の所定の波長域では吸収が大きく所定の波長域では蛍光や燐光など発光するものを使用する。また、発光材料は、測定光L1の波長に対しては吸収の小さいことが望ましい。
ユーザは、図7に示すように、モニタ装置500(図1参照)に表示される体腔内の画像を介してプローブ外筒620の外周面620aに塗布された発光部632を見ることができる。このとき、プローブ外筒620の軸方向について、この2つ発光部632の間に測定光L1の出射位置がある。そのため、ユーザは、この発光部632を見ることでプローブ外筒620の軸方向についての測定光L1の出射位置を確実に把握することができる。
このように、内視鏡の照明光を利用して発光部632を発光させるだけなので、特別な照明光が不要となり、OCTプローブ600の小型化を図ることができる。
ここで、発光材料としては、例えば、フルオレセインが考えられる。フルオレセインは波長494nmに吸収極大を持ち、放出する蛍光の極大は波長521nmである。そのため、フルオレセインは、白色光を照射するとその青領域のスペクトルを吸収する一方、緑色の蛍光を発する特性を有する。
そこで、発光材料としてフルオレセインをプローブ外筒620の外周面620aに塗布し、内視鏡100の先端部144の照明光学系152から白色の照明光を照射させると、測定光L1の出射位置の近傍の位置にある発光部632が緑色に光るので、図7に示すように、ユーザはモニタ装置500(図1参照)の内視鏡画像510において、測定光L1の出射位置を視認することができる。
また、発光材料としては、例えばサイバーグリーンが考えられる。サイバーグリーンは波長490nm付近の光を吸収し、波長530nm付近の蛍光を発する。そのため、フルオレセインと同様に、白色光を照射するとその青領域のスペクトルを吸収する一方で、緑色の蛍光を発する特性を有する。
そこで、発光材料としてサイバーグリーンをプローブ外筒620の外周面620aに塗布し、内視鏡100の先端部144の照明光学系152から白色の照明光を照射すると、フルオレセインと同様に、測定光L1の出射位置の近傍の位置にある発光部632が緑色に光るので、ユーザはモニタ装置500(図1参照)の内視鏡画像510において、測定光L1の出射位置を視認することができる。
また、発光材料としては、例えばコラーゲンが考えられる。コラーゲンは、450nm付近の励起光を照明すると520nm付近の蛍光を発する。
ここで、内視鏡観察の技術として、内視鏡100の先端部144の照明光学系152から白色光に変えて、コラーゲンなどの蛍光物質からの蛍光を観察するための励起光(390nm〜470nm)と血液中のヘモグロビンに吸収される波長(540nm〜560nm)の光を照射して、病変と正常粘膜を異なる色調で強調表示する技術がある。
このような観察技術を用いた内視鏡で観察する場合には、発光材料としてコラーゲンを使用することにより、発光部632が緑色に光るので、ユーザはモニタ装置500(図1参照)の内視鏡画像510において、測定光L1の出射位置を視認することができる。
このように、特殊光を用いた内視鏡の観察においても、測定光L1の出射位置を視認することができる。
また、発光材料としては、例えばインドシアニングリーンが考えられる。インドシアニングリーンは、不可視領域である800nm〜810nmの領域に吸収波長があり、806nmのレーザ光で励起されると波長830nmの蛍光を発色する。
ここで、内視鏡観察の技術として、赤外光が吸収されやすいインドシアニングリーンを静脈注射した上で、内視鏡100の先端部144の照明光学系152から白色光に変えて、2つの赤外光(790nm〜820nm/905nm〜970nm)を照射することにより、人間の目には視認が難しい粘膜深部の血管や血流情報を強調表示する技術がある。
このような観察技術を用いた内視鏡で観察する場合には、発光材料としてインドシアニングリーンを使用することにより、発光部632が強調表示されるので、ユーザは赤外観察可能な赤外電子スコープなどを用いたモニタ装置500(図1参照)の内視鏡画像510において、測定光L1の出射位置を視認することができる。
このように、赤外線のような特殊光を用いた内視鏡の観察においても、測定光L1の出射位置を視認することができる。
発光部632の仕様は、前記の図4と図6に示した仕様以外に、例えば、図8(a),(b)に示すように、プローブ外筒620を透明または半透明とし、プローブ外筒620の内周面620bに発光材料を付して、発光部632を前記の透過領域Aの両端部の2箇所に設けてもよい。
その他、発光部632の仕様として、以下のような仕様も考えられる。
発光部632は、プローブ外筒620の外周面620aまたは内周面620bにおいて、前記の透過領域Aの両端部のうちのいずれか1箇所のみ線状に設けてもよい。
発光部632は、前記の透過領域Aの両端部から各々所定の距離だけ離れた近傍の2箇所に、プローブ外筒620の外周面620aまたは内周面620bに発光材料を付して、設けてもよい。
また、発光部632は、前記の透過領域A内に、プローブ外筒620の外周面620aまたは内周面620bに発光材料を付して、設けてもよい。
この場合、測定光L1の強度の減衰を防ぐよう、発光材料は測定光L1の波長域に吸収の少ないものを使用し、散乱の少ない面粗さで設けることが望ましい。
発光材料は、プローブ外筒620の表面と後方散乱量が異なる様な粗さで設けてもよい。この場合、散乱強度の違いから発光材料の設けられた領域がOCT画像512上で視認できる。
例えば図9、図10に示す様に、プローブ外筒620の軸方向の位置によりプローブ外筒620の周方向の長さを変えて発光材料を付して発光部632を設けると、光学レンズ628などの光学素子を矢印S1方向(鉗子口方向)、S2方向(プローブ外筒620の先端方向)に走査した場合に、測定光L1の照射位置がOCTプローブ600の挿入部602のどこであるかを認識することができる。
具体的には、図9に示す様にプローブ外筒620の軸方向の位置について先端側に向かうほどプローブ外筒620の周方向の長さが徐々に小さくなるように発光材料を付して発光部632を設けた場合には、モニタ装置500の内視鏡画像510とOCT画像512は、図11や図12のように表示される。
図11と図12に示すように、OCT画像512において発光部632が表示される幅は、測定光L1の照射位置がプローブ外筒620の先端側の測定位置αであるとき(図11)よりも鉗子口側の測定位置βのとき(図12)のほうが大きくなる。そのため、光学レンズ628などの光学素子を矢印S1、S2方向に走査した場合に、測定光L1の照射位置がOCTプローブ600の挿入部602のどこであるかを認識することができる。
なお、図10に示す様にプローブ外筒620の軸方向の位置について先端側に向かうほどプローブ外筒620の周方向の長さが段階的に小さくなるように発光材料を付して複数の発光部632を設けた場合にも、図9と同様なOCT画像512を得ることができる。
また、発光部632は、プローブ外筒620を構成する一部であって前記のいずれかの発光材料を混合させて形成した部分として設けてもよい。
また、発光部632は、プローブ外筒620の外周面620aまたは内周面620bにおいて、3本以上線状に設けてもよい。
以上のように本実施形態によれば、プローブ外筒620にその外部から内視鏡100の照明光を照射させると発光する発光部632が測定光L1を透過させる透過領域Aまたは当該透過領域Aの近傍に設けられているので、モニタ装置500の内視鏡画像510から発光部632を確認することにより測定光L1の出射位置を把握することができる。また、測定光L1の強度には何ら影響を与えないので、測定光L1の強度は維持したままとなる。
そして、発光部632は、プローブ外筒620の外周面620aまたは内周面620bに発光材料を付したものであるので、製作が容易であり、OCTプローブ600の小型化が図れる。
以上、本発明の光プローブ、光断層画像化装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
例えば、光断層画像化装置に限らず、前記のような光プローブを用いて不可視光の光軸を走査するレーザ光照射治療装置などにも適用することができる。
本発明の光プローブ、光断層画像化装置を用いた画像診断装置を示す外観図の一例である。 内視鏡、光源装置の構成を示すブロック図の一例である。 OCTプロセッサ、OCTプローブの内部構成を示すブロック図の一例である。 OCTプローブの挿入部の先端部の構成を示す図である。 内視鏡の鉗子口から導出されたOCTプローブを用いて断層画像を得る様子を示す図の一例である。 発光部の一例として、プローブ外筒の外周面に発光材料を塗布して発光部を設けた例を示す外観図である。 モニタ装置の表示の様子を示す図である。 発光部の他の仕様を示す図である。 透過領域内に発光部を設けた仕様を示す図である。 透過領域内に発光部を設けた仕様を示す図である。 図9の仕様におけるモニタ装置の表示の様子を示す図である。 図9の仕様におけるモニタ装置の表示の様子を示す図である。
符号の説明
10…画像診断装置、100…内視鏡、144…先端部、152…照明光学系、200…内視鏡プロセッサ、300…光源装置、400…OCTプロセッサ、500…モニタ装置、510…内視鏡画像、600…OCTプローブ、602…挿入部、620…プローブ外筒、620a…外周面、620b…内周面、632…発光部、L1…測定光

Claims (19)

  1. 筒状体のプローブ外筒と、
    前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、
    前記プローブ外筒には、前記プローブ外筒の外部から外部光を照射させると発光する発光部が前記照射光を透過させる透過領域または当該透過領域の近傍に設けられていること、
    を特徴とする光プローブ。
  2. 前記発光部は、前記プローブ外筒の周方向に線状に形成されていること、
    を特徴とする請求項1の光プローブ。
  3. 前記発光部は、前記プローブ外筒の周方向に一周にわたって形成されていること、
    を特徴とする請求項1または2の光プローブ。
  4. 前記発光部は、前記プローブ外筒の外周面に発光材料を付したものであること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの光プローブ。
  5. 前記プローブ外筒は透明または半透明であって、
    前記発光部は、前記プローブ外筒の内周面に発光材料を付したものであること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの光プローブ。
  6. 前記発光部において発光する光の波長は可視領域内にあること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの光プローブ。
  7. 前記発光部において吸収する光の波長は可視領域内にあること、
    を特徴とする請求項6の光プローブ。
  8. 前記発光部における発光材料は、白色光を照射したときに青色光を吸収し緑色光を発光するものであること、
    を特徴とする請求項7の光プローブ。
  9. 前記発光部における発光材料は、フルオレセインであること、
    を特徴とする請求項8の光プローブ。
  10. 前記発光部における発光材料は、サイバーグリーンであること、
    を特徴とする請求項8の光プローブ。
  11. 前記発光部における発光材料は、青色光を照射したときに緑色光を発光するものであること、
    を特徴とする請求項7の光プローブ。
  12. 前記発光部における発光材料は、コラーゲンであること、
    を特徴とする請求項11の光プローブ。
  13. 前記発光部において発光する光の波長は不可視領域内にあること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの光プローブ。
  14. 前記発光部において吸収する光の波長は不可視領域内にあること、
    を特徴とする請求項13の光プローブ。
  15. 前記発光部における発光材料は、所定の波長領域の赤外光を照射したときに異なる波長領域の赤外光を発光するものであること、
    を特徴とする請求項14の光プローブ。
  16. 前記発光部における発光材料は、インドシアニングリーンであること、
    を特徴とする請求項15の光プローブ。
  17. 前記発光部は、前記プローブ外筒の軸方向について前記透過領域の両端部に各々設けられていること、
    を特徴とする請求項1乃至16のいずれか1つの光プローブ。
  18. 前記光学素子は前記プローブ外筒の軸方向に移動可能であって、
    前記透過領域は前記光学素子が前記プローブ外筒の軸方向に移動する領域であること、
    を特徴とする請求項1乃至17のいずれか1つの光プローブ。
  19. 光源から射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
    前記測定光を測定対象に照射する照射光学手段と、
    前記照射光学手段により照射された前記測定光による前記測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、
    前記合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、
    前記干渉光検出手段により検出された前記干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における前記反射光の強度を検出し、これらの各深さ位置における前記反射光の強度に基づいて前記測定対象の断層画像を取得する画像取得手段と、
    を有し、
    前記照射光学手段は、請求項1乃至18のいずれか1つの光プローブを含んで構成されていること、
    を特徴とする光断層画像化装置 。
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