JP2010154933A - 光プローブ、光断層画像化装置 - Google Patents

光プローブ、光断層画像化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】照射対象上の照射したい場所に照射光の照射位置を確実に持っていくことができる光プローブおよび、当該光プローブを用いることにより断層画像と内視鏡画像の位置の対応関係を明確にできる光断層画像化装置を提供すること。
【解決手段】光プローブにおいて、筒状体のプローブ外筒と、前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、前記プローブ外筒の外周面における前記照射光を透過させる位置の近傍に凸部が配置されていること、を特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は光プローブ、光断層画像化装置に係り、特に、光プローブを用いて照射対象に照射光を照射する技術に関する。
光コヒーレンストモグラフィ法(OCT)は、生体の断層像を非侵襲に測定する手法であり、眼、心血管など、生体のあらゆる場所に適用され、正常部と病変部の識別に使われている。消化器の分野では、内視鏡と組み合わせて使用することで、病変の深達度を診断する手法が提案されている。すなわち、内視鏡で消化器の表面を観察して病変部を抽出し、その場所をOCTで断層像観察することで、病変部がどの深さまで達しているかを見極め、治療方針を決める、という手法が提案されている。
そして、このようなOCTを用いて測定対象の断層画像を取得する光断層画像化装置が存在する。この光断層画像化装置は、先端に測定光の照射と測定対象から戻ってくる光の取得を行う光学素子を備えその光学素子までの導光を光ファイバで行う光プローブを備えており、断層画像を得る際には、体腔内にこの光プローブを挿入して、その光プローブから測定対象へ測定光を照射したり、その測定対象から戻ってくる光を取得したりしている。さらに、体腔内の観察等に広く使われている内視鏡をこの光プローブと併用することで、医師等が、体腔内における光プローブの位置を内視鏡画像で目視確認しながら所望の断層画像を得るといった運用がなされている。
ここで、所望の断層画像を正確に得るためには、内視鏡画像で確認された体腔内の患部と断層画像が一致していることが必要となる。
特許文献1には、プローブ外筒の先端に羽根部材を取り付け、当該羽根部材の先端にプローブ外筒から半径外側方向に突出する羽根を設けておくことにより、生体組織と一定距離に位置決めして観察することができるとする技術が開示されている。
また、特許文献2には、光学シース(プローブ外筒)の樹脂チューブ内にマーキング部材を埋め込んだり、当該樹脂チューブの外周面に着色によるマーキングを施したり、当該樹脂チューブの外周面に切り欠きを設けたりして、光学シースのシース内部や表面に透過率や反射率の違う領域を設ける技術が開示されている。そして、当該領域を基準として観測ビームの回転位置を知ることができる、としている。
また、特許文献3には、光走査プローブの先端側に黒色等の塗料を塗布した遮光マークを設けることによりシース表面に透過率や反射率の違う領域を設け、光走査プローブの基準の方向を知ることができる、とする技術が開示されている。
また、特許文献4では、走査範囲シースの内周面に凹部を設ける技術が開示されている。
また、その他、可視レーザを測定光と同軸で導波し、測定対象に照射する技術が存在する。
特開2002−5822号公報 特開2000−321034号公報 特開平11−56786号公報 特開平5−139号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、測定光による測定位置から大きく離れたプローブ外筒の先端に羽根が突出しているので、内視鏡画像で突出した羽根を確認しても、測定光による測定位置を把握することができない。
そのため、どこを測定しているのか、内視鏡画像下で分かり難く、OCTで断層画像として取得した部分と内視鏡画像で確認された患部とが一致しているのか否かが判断できない。
また、特許文献2〜4に開示されている技術のように、シース内部やシース表面にマーキング部材やマーキングや切り欠き(凹部)や遮光マークなどのマークを設け、当該マークを内視鏡画像にて視認しようとした場合、内視鏡の観察窓におけるNAが小さくシース表面の稜線との角度が浅いために、シース表面からのフレネル反射が支配的となり、プローブ先端部が内視鏡先端から離れるとすぐにマークが見えなくなってしまう。
そのため、特許文献1に開示されている技術と同様に、どこを測定しているのか、内視鏡画像下で分かり難く、OCTで断層画像として取得した部分と内視鏡画像で確認された患部とが一致しているのか否かが判断できない。
特に、特許文献4に開示されている技術では、OCTの断層画像にマークが残るが、前記の理由から内視鏡画像においてマークが見えなくなってしまう。
また、可視レーザを測定光と同軸で導波し測定対象に照射する技術においては、測定位置が内視鏡から離れると内視鏡側に戻ってくる散乱成分が非常に少なくなり、視認性があまり向上しない。
また、シース内部で測定光の出射点を光プローブの軸方向に走査するリニアスキャン機構を備えた光プローブでは、光プローブに沿った断層像であるリニアスキャン画像、もしくはラジアルスキャンと組み合わせて測定した3次元画像が取得できるが、このとき内視鏡の鉗子口からプローブ先端を長く突き出して測定する必要がある。また、光の出射位置が前後に動くため、内視鏡下で観察している際に実際の測定範囲がより不明確になってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、照射対象上の照射したい場所に照射光の照射位置を確実に持っていくことができる光プローブおよび、当該光プローブを用いることにより断層画像と内視鏡画像の位置の対応関係を明確にできる光断層画像化装置を提供すること、を目的とする。
前記目的を達成するために本発明の光プローブは、筒状体のプローブ外筒と、前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、前記プローブ外筒の外周面における前記照射光を透過させる位置の近傍に凸部が配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、プローブ外筒の外周面における照射光を透過させる位置の近傍に凸部が配置されているので、照射光の照射位置を把握する目印となる部分の視認性が向上し、照射対象上の照射したい場所に光プローブからの照射光の照射位置を確実に持っていくことができる。
本発明の一態様として、前記凸部は、前記プローブ外筒の円周方向に形成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、凸部の視認性が向上する。
本発明の一態様として、前記凸部は、前記プローブ外筒の円周方向の1周に亘って形成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、プローブ外筒の円周方向の向きに関わらず凸部を視認することができるので、凸部の視認性が向上する。
本発明の一態様として、前記凸部は、前記プローブ外筒の軸方向に形成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、凸部の視認性が向上する。
本発明の一態様として、前記凸部は、前記プローブ外筒の中心軸に関して軸対称に配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、凸部の視認性がさらに向上する。
前記目的を達成するために本発明の光プローブは、筒状体のプローブ外筒と、前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、前記プローブ外筒の外周面における前記照射光を透過させる位置の近傍に前記プローブ外筒の円周方向に形成されている凹部が配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、プローブ外筒の外周面における前記照射光を透過させる位置の近傍に前記プローブ外筒の円周方向に形成されている凹部が配置されているので、照射光の出射位置を把握する目印となる部分の視認性が向上し、照射対象上の照射したい場所に光プローブからの照射光の照射位置を確実に持っていくことができる。
本発明の一態様として、前記凹部は、前記プローブ外筒の円周方向の1周に亘って形成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、プローブ外筒の円周方向の向きに関わらず凹部を視認することができるので、凹部の視認性が向上する。
本発明の一態様として、前記凸部または前記凹部は、前記プローブ外筒の軸方向の複数の部分に配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、凸部または凹部を視認することにより、プローブ外筒の軸方向の位置を把握することができる。
本発明の一態様として、前記凸部または前記凹部は、前記プローブ外筒の軸方向の部分によって配置されている数が異なること、を特徴とする。
かかる態様によれば、より確実にプローブ外筒の軸方向の位置を把握することができる。
本発明の一態様として、前記光学素子を前記プローブ外筒の軸方向に走査させながら前記照射光を前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に出射させるリニアスキャンを行なわせるリニアスキャン機構を有し、前記凸部または前記凹部は、前記リニアスキャン機構により前記リニアスキャンが行なわれる領域であるリニアスキャン領域の両端位置の近傍の2箇所の部分に配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、凸部または凹部を視認することにより、リニアスキャン領域の位置を把握することができる。
本発明の一態様として、前記凸部または前記凹部は、前記リニアスキャン領域の領域内に配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、リニアスキャン領域の両端位置を把握することができる。
本発明の一態様として、前記凸部または前記凹部は、前記リニアスキャン領域の領域外に配置されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、リニアスキャン領域の両端位置を把握することができる。
前記目的を達成するために本発明の光断層画像化装置は、光源から射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、前記測定光を測定対象に照射する照射光学手段と、前記照射光学手段により照射された前記測定光による前記測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、前記合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、前記干渉光検出手段により検出された前記干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における前記反射光の強度を検出し、これらの各深さ位置における前記反射光の強度に基づいて前記測定対象の断層画像を取得する画像取得手段と、を有し、前記照射光学手段は、前記態様のいずれか1つの光プローブを含んで構成されていること、を特徴とする。
かかる態様によれば、取得する断層画像においても凸部または凹部を視認できるので、断層画像と光プローブの外観画像上の位置の対応関係が明確になる。
本発明によれば、照射対象上の照射したい場所に照射光の照射位置を確実に持っていくことができる。
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
<画像診断装置の外観>
図1は、本発明の光プローブ、光断層画像化装置を用いた画像診断装置10を示す外観図の一例である。
図1に示すように、この画像診断装置10は、主として内視鏡100、内視鏡プロセッサ200、光源装置300、OCTプロセッサ400、及びモニタ装置500とから構成されている。尚、内視鏡プロセッサ200は、光源装置300を内蔵するように構成されていてもよい。
内視鏡100は、手元操作部112と、この手元操作部112に連設される挿入部114とを備える。手元操作部112には、ユニバーサルケーブル116が接続され、ユニバーサルケーブル116の先端にLGコネクタ120が設けられ、挿入部114の先端部に配設された照明光学系152に照明光が送られる。
また、LGコネクタ120には、ユニバーサルケーブル116を介して電気コネクタ110が接続され、内視鏡100で得られた観察画像のデータが内視鏡プロセッサ200に出力され、内視鏡画像510としてモニタ装置500に画像が表示される(図7参照)。
また、手元操作部112には、送気・送水ボタン126、吸引ボタン128、シャッターボタン130、機能切替ボタン132、一対のアングルノブ134、一対のロックレバー136が設けられているが、これらの部材についての説明は省略する。
さらに、手元操作部112には、鉗子挿入部138が設けられており、この鉗子挿入部138が先端部144の鉗子口156に連通されている。本発明では、OCTプローブ600を鉗子挿入部138から挿入することによって、OCTプローブ600を鉗子口156から導出する。
内視鏡プロセッサ200には、OCTプロセッサ400から出力された断層画像の画像信号が入力され、映像信号に変換してOCT画像512としてモニタ装置500に出力される(図7参照)。
OCTプローブ600は、鉗子挿入部138から挿入され、鉗子口156から導出される挿入部602と、術者がOCTプローブ600を操作するための操作部604、及びコネクタ410を介してOCTプロセッサ400と接続されるケーブル606から構成されている。
一方、内視鏡100の挿入部114は、手元操作部112側から順に、軟性部140、湾曲部142、先端部144で構成されている。先端部144には、観察光学系150、照明光学系152、送気・送水ノズル154、鉗子口156等が設けられる。
観察光学系150は、先端部144の先端面に配設されており、この観察光学系150の奥にCCD146が配設される(図2参照)。CCD146は、内視鏡プロセッサ200に接続される。
したがって、観察光学系150で取り込まれた観察像はCCD146の受光面に結像されて電気信号に変換され、この電気信号が内視鏡プロセッサ200に出力され、映像信号に変換される。これにより、内視鏡プロセッサ200に接続されたモニタ装置500に観察画像が表示される。
照明光学系152は、観察光学系150に隣接して設けられており、必要に応じて観察光学系150の両側に配置される。照明光学系152の奥には、後述するライトガイド170の出射端170Bが配設され、入射端170AがLGコネクタ120内に配置される。したがって、LGコネクタ120を光源装置300に連結することによって、光源装置300から照射された照明光がライトガイド170を介して照明光学系152に伝送され、照明光学系152から前方の観察範囲に照射される。
上記の如く構成された先端部144の基端側には湾曲部142が設けられる。湾曲部142は、手元操作部112のアングルノブ134、134を回動することによって遠隔的に湾曲するように構成される。
湾曲部142の基端側には軟性部140が設けられる。軟性部140は、可撓性を有しており、たとえば金属製の網管から成る心材に、樹脂などの被覆を被せることによって構成される。
<内視鏡、光源装置の内部構成>
図2は、内視鏡100、光源装置300の構成を示すブロック図の一例である。
[内視鏡]
内視鏡100の先端部144には、観察光学系150、照明光学系152、及びCCD146が配設されている。
観察光学系150は、被検体をCCD146の受光面に結像させ、CCD146は、受
光面上に結像された被検体像を各受光素子によって電気信号に変換する。この実施の形態
のCCD146は、3原色の赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタが所定の配列(ベイヤー配列、ハニカム配列)で各画素に配設されたカラーCCDである。
また、内視鏡100の内部には、CCD146を駆動し、またCCD出力を取り出すための配線160が設けられるとともに、ライトガイド170が設けられている。
ライトガイド170の一端170Aは、LGコネクタ120を介して光源装置300に
接続され、ライトガイド170他端170Bは、照明光学系152に対面している。光源装置300から発せられた光は、ライトガイド170を経由して照明光学系152から出
射され、観察光学系150の視野範囲を照明する。
[光源装置]
光源装置300は、主として白色の光源310、絞り330、集光レンズ340、及び自動光量調整回路(ALC)370から構成されており、可視光をライトガイド170に入射させる。
光源310としては、例えばハロゲンランプを使用することができる。ハロゲンランプ
から発せられる白色光は、400nm〜1800nmの波長域を有している。
ALC370は、内視鏡プロセッサ200から加えられる撮影画像の明るさ情報に基づいて絞り330を制御する。
<OCTプロセッサ、OCTプローブの内部構成>
図3は、OCTプロセッサ400、OCTプローブ600の内部構成を示すブロック図の一例である。
[OCTプロセッサ]
図3に示すOCTプロセッサ400は、光を射出する第1の光源ユニット412と第1の光源ユニット412から射出された光を測定光と参照光に分岐する分岐合波部414と、参照光の光路長を調整する光路長調整部416と、反射光と参照光を合波して干渉光を生成する分岐合波部418と、分岐合波部418で生成された干渉光を干渉信号として検出する干渉光検出部420と、干渉光検出部420で検出された干渉信号を処理する処理部422とを有する。
さらに、OCTプロセッサ400は、分岐合波部418で生成された干渉光L4およびL5を検出する検出部424aおよび424bと処理部422への各種条件の入力、設定の変更等を行う操作制御部426とを有する。また、光の経路として光ファイバを用い、各部に測定光、参照光、反射光等を導光している。
第1の光源ユニット412は、レーザ光あるいは低コヒーレンス光Laを射出する光源412aと、光源412aから射出された光Laを集光するレンズ412bとを有し、OCTの信号光(例えば、中心波長1.3μmの波長掃引レーザ光あるいは低コヒーレンス光)Laを射出する。
次に、分岐合波部414は、例えば2×2の光ファイバカプラで構成されており、光ファイバFB3、光ファイバFB4、光ファイバFB5などとそれぞれ光学的に接続されている。分岐合波部414は、第1の光源ユニット412から光ファイバFB4を介して入射した光Laを測定光L1と参照光L2とに分割し、測定光L1を光ファイバFB3に入射させ、参照光L2を光ファイバFB5に入射させる。
光ファイバFB3に入射させられた測定光L1は、サーキュレータ428と光ファイバFB2を介して回転駆動部630に入力される。光ファイバFB5に入射させられた参照光L2は、サーキュレータ430と光ファイバFB6を介して光路長調整部416に入力される。
なお、分岐合波部414は、たとえば測定光L1:参照光L2=99:1の割合で分割する。
分岐合波部418は、光路長調整部416により周波数シフトおよび光路長の変更が施された後、光ファイバFB6とサーキュレータ430を戻り、光ファイバFB7を介して分岐合波部418に入射した参照光L2と、後述するOCTプローブ600で取得され、光ファイバFB2からサーキュレータ428を介して分岐合波部418に入射した測定対象Sからの反射光L3とを合波し、光ファイバFB8、光ファイバFB9に射出する。
光路長調整部416は、光ファイバFB6の参照光L2の射出側(つまり、光ファイバFB6のサーキュレータ430とは反対側の端部)に配置されている。
光路長調整部416は、光ファイバFB6から射出された光を平行光にする第1光学レンズ432と、第1光学レンズ432で平行光にされた光を集光する第2光学レンズ434と、第2光学レンズ434で集光された光を反射する反射ミラー436と、第2光学レンズ434及び反射ミラー436を支持する基台438と、基台438を光軸方向に平行な方向に移動させるミラー移動機構440とを有し、第1光学レンズ432と第2光学レンズ434との距離を変化させることで参照光L2の光路長を調整する。
第1光学レンズ432は、光ファイバFB6のコアから射出された参照光L2を平行光にするとともに、反射ミラー436で反射された参照光L2を光ファイバFB6のコアに集光する。
第2光学レンズ434は、第1光学レンズ432により平行光にされた参照光L2を反射ミラー436上に集光するとともに、反射ミラー436により反射された参照光L2を平行光にする。このように、第1光学レンズ432と第2光学レンズ434とにより共焦点光学系が形成されている。
また、反射ミラー436は、第2光学レンズ434で集光される光の焦点に配置されており、第2光学レンズ434で集光された参照光L2を反射する。
これにより、光ファイバFB6から射出した参照光L2は、第1光学レンズ432により平行光になり、第2光学レンズ434により反射ミラー436上に集光される。その後、反射ミラー436により反射された参照光L2は、第2光学レンズ434により平行光になり、第1光学レンズ432により光ファイバFB6のコアに集光される。
また、基台438は、第2光学レンズ434と反射ミラー436とを固定し、ミラー移動機構440は、基台438を第1光学レンズ432の光軸方向(図3矢印a方向)に移動させる。ミラー移動機構440で、反射ミラー436を矢印a方向に移動させることで、第1光学レンズ432と第2光学レンズ434との距離を変更することができ、参照光L2の光路長を調整することができる。
干渉光検出部420は、光ファイバFB8、光ファイバFB9と接続されており、分岐合波部418で参照光L2と反射光L3とを合波して生成された干渉光L4、干渉光L5を干渉信号として検出する。干渉光検出部420は、検出器424a及び検出器424bの検出結果に基づいて、光ファイバFB8、光ファイバFB9から検出する干渉光L4、干渉光L5の光強度のバランスを調整する。
処理部422は、干渉光検出部420で検出した干渉信号から、測定位置におけるOCTプローブ600と測定対象Sとの接触している領域、より正確には、OCTプローブ600のプローブ外筒620の外周面620a(図4参照)と測定対象Sの表面とが接触しているとみなせる領域を検出し、さらに、干渉光検出部420で検出した干渉信号から、断層画像を取得する。
操作制御部426は、キーボード、マウス等の入力手段と、入力された情報に基づいて各種条件を管理する制御手段とを有し、処理部422に接続されている。操作制御部426は、入力手段から入力されたオペレータの指示に基づいて、処理部422における各種処理条件等の入力、設定、変更等を行う。
なお、操作制御部426は、操作画面をモニタ装置500に表示させてもよいし、別途表示部を設けて操作画面を表示させてもよい。また、操作制御部426で、第1の光源ユニット412、回転駆動部630、干渉光検出部420、光路長ならびに検出部424aおよび424bの動作制御や各種条件の設定を行うようにしてもよい。
[OCTプローブ]
OCTプローブ600は、回転駆動部630を介して、光ファイバFB2と接続されており、光ファイバFB2から測定光L1が入射され、入射された測定光L1を測定対象Sに照射し、測定対象Sからの反射光L3を取得し、取得した反射光L3を光ファイバFB2に射出する。
図4は、OCTプローブ600の挿入部602の先端部の構成を示す図であり、図4(a)がOCTプローブ600の軸方向の断面図であり、図4(b)は図4(a)におけるA−A断面図である。
図4に示すように、このOCTプローブ600の挿入部602の先端部は、プローブ外筒620と、キャップ622と、光ファイバFB1と、バネ624と、固定部材626と、光学レンズ628を有している。
プローブ外筒(シース)620は、可撓性を有する筒状の部材であり、測定光L1および反射光L3が透過する材料からなっている。なお、プローブ外筒620は、測定光L1および反射光L3が通過する先端(光ファイバFB2が配置されている側とは反対側の端部、以下プローブ外筒620の先端と言う)側の一部が全周に渡って光を透過する材料(透明な材料)で形成されていればよい。
キャップ622は、プローブ外筒620の先端に設けられ、プローブ外筒620の先端を閉塞している。
光ファイバFB1は、線状部材であり、プローブ外筒620内にプローブ外筒620に沿って収容されており、光ファイバFB2から射出された測定光L1を光学レンズ628まで導波するとともに、測定光L1を測定対象Sに照射して光学レンズ628で取得した測定対象Sからの反射光L3を光ファイバFB2まで導波する。
ここで、光ファイバFB1と光ファイバFB2は、ロータリージョイント等の回転駆動部630で接続されており、光ファイバFB1の回転が光ファイバFB2に伝達しない状態で、光学的に接続されている(図3参照)。また、光ファイバFB1は、プローブ外筒620に対して回転自在な状態で配置されている。
バネ624は、光ファイバFB1の外周に固定されている。また、光ファイバFB1及びバネ624は、回転駆動部630に接続されている。
光学レンズ628は、光ファイバFB1の先端(光ファイバFB2との接続している側とは反対側の端部)に配置されており、先端部が、光ファイバFB1から射出された測定光L1を測定対象Sに対し集光するために略球状の形状で形成されている。
光学レンズ628は、光ファイバFB1から射出した測定光L1を測定対象Sに対し照射し、測定対象Sからの反射光L3を集光し光ファイバFB1に入射する。
固定部材626は、光ファイバFB1と光学レンズ628との接続部の外周に配置されており、光学レンズ628を光ファイバFB1の端部に固定する。ここで、固定部材626による光ファイバFB1と光学レンズ628の固定方法は特に限定されず、接着剤により、固定部材626と光ファイバFB1及び光学レンズ628を接着させて固定させても、ボルト等を用い機械的構造で固定してもよい。なお、固定部材626は、ジルコニアフェルールやメタルフェルールなど光ファイバの固定や保持あるいは保護のために用いられるものであれば、如何なるものを用いてもよい。
また、回転駆動部630は、光ファイバFB1及びバネ624と接続されており、光ファイバFB1及びバネ624を回転させることで、光学レンズ628をプローブ外筒620に対し、矢印R2方向に回転させる。また、回転駆動部630は、回転エンコーダを備え(図示せず)、回転エンコーダからの信号に基づいて光学レンズ628の位置情報(角度情報)から測定光L1の出射位置を検出する。つまり、回転している光学レンズ628の回転方向における基準位置に対する角度を検出して、測定位置を検出する。
また、光ファイバFB1、バネ624、固定部材626、及び光学レンズ628は、回転駆動部630の図示しない機構により、プローブ外筒620内部を矢印S1方向(鉗子口方向、図4参照)、及びS2方向(プローブ外筒620の先端方向、図4参照)に移動可能に構成されている。
さらに、後述するように、OCT画像と内視鏡画像の対応関係を明確にするために、OCTプローブ600のプローブ外筒620の外周面620aに凸部632を形成している。
OCTプローブ600は、以上のような構成であり、回転駆動部630により光ファイバFB1およびバネ624が、図4中矢印R2方向に回転されることで、光学レンズ628から射出される測定光L1を測定対象Sに対し、矢印R2方向(プローブ外筒620の円周方向)に対し走査しながら照射し、反射光L3を取得する。
図5は、内視鏡100の鉗子口156から導出されたOCTプローブ600を用いて断層画像を得る様子を示す図の一例である。同図に示すように、OCTプローブの挿入部602の先端部を、測定対象Sの所望の部位に近づけて、断層画像を得る。
[OCT画像と内視鏡画像の対応関係を明確にするための工夫]
本実施形態では、モニタ装置500における内視鏡画像510上の位置とOCT画像512上の位置の対応関係を明確にするため、図6に示すように、OCTプローブ600のプローブ外筒620の外周面620aに凸部632を形成している。凸部632は、測定光L1を透過させて出射させる位置の近傍に配置されている。凸部632は、高周波振動を付加しての加工や、プローブ外筒620の内部からの塑性加工により形成する。なお、以下凸部として説明するが、凹部としてもよい。
図4と図5に示すOCTプローブ600においては、光学レンズ628などの光学素子をプローブ外筒620の軸方向に移動させて行なうリニアスキャン式走査を行なう機構を備えている。そして、凸部632は、リニアスキャン領域α内であってリニアスキャン領域αの両端位置の近傍の2箇所の部分に配置されている。そして、この凸部632は、プローブ外筒620の周方向に1周に亘って形成されている。
ユーザは、図7に示すように、モニタ装置500(図1参照)の内視鏡画像510においてプローブ外筒620の軸方向について2箇所の部分で凸部632を視認することができ、また、OCT画像512において当該凸部632に相当する2箇所の部分に体腔側に突出した凸形状(の断層画像を確認することができる。
特に、凸部632はプローブ外筒620の稜線よりも更に突出しているため、周辺のプローブ外筒620の外周面620aとフレネル角が代わり、内視鏡100の先端部144から遠い位置においてもモニタ装置500の内視鏡画像510における視認性が向上する。
そして、モニタ装置500の内視鏡画像510における凸部632の視認性が向上するので、画像取得時に体腔内のより深い個所を内視鏡画像510で視認するときに、体腔内のより深い個所での患部の位置やサイズをイメージすることができる。
また、OCT画像512における3D画像、もしくはリニアスキャン画像上でプローブ外筒620の厚み変化として凸部632の形状が認識でき、内視鏡画像510で視認できるプローブ外筒620の凸部632と体腔の位置関係、そして、内視鏡画像510とOCT画像512の対応関係が明確にできる。
なお、凸部632は、プローブ外筒620の周方向の一部に形成してもよい。
また、凸部は、以下のような仕様も考えられる。
図8は、OCTプローブ600の挿入部602の先端部の構成を示す図であり、図8(a)がOCTプローブ600の軸方向の断面図であり、図8(b)は図8(a)におけるB−B断面図である。
例えば、図8(a),(b)や図9に示すように、凸部634として、プローブ外筒620の外周面620aにおいて軸方向に延設して形成してもよい。そして、この凸部634はプローブ外筒620の中心軸に関して軸対称に配置させてもよい。
この凸部634は、プローブ外筒620の軸方向について、リニアスキャン領域αの領域内であって、当該リニアスキャン領域αの両端位置の近傍の2箇所の部分に配置させる。
なお、プローブ外筒620の先端側に配置される凸部634のプローブ外筒620の先端側の端部をリニアスキャン領域αのプローブ外筒620の先端側の端部に一致させる一方、プローブ外筒620の後端側に配置される凸部634のプローブ外筒620の後端側の端部がリニアスキャン領域αのプローブ外筒620の後端側の端部に一致させてもよい。
このような凸部634の仕様によれば、モニタ装置500に図10に示すような内視鏡画像510とOCT画像512を表示させることができる。
そのため、モニタ装置500の内視鏡画像510で視認できる凸部634に対し、プローブ外筒620の中心軸に関して軸対称に配置されている凸部634に患部が接していると把握することができる。
そして、OCT画像512に表示される3D画像、もしくはリニアスキャン画像上でプローブ外筒620の厚み変化として凸部634の形状が認識でき、内視鏡画像510で視認できるプローブ外筒620の凸部634と体腔の位置関係、そして、内視鏡画像510とOCT画像512の対応関係が明確にできる。
また、プローブ外筒620の周方向に1周に亘って形成された凸部632と、プローブ外筒620の軸方向に延設して形成された凸部634を組み合わせて形成してもよい。
また、凸部632または凸部634は、プローブ外筒620の軸方向について、1箇所のみ配置しても3箇所以上に配置してもよい。
特に、リニアスキャンのスキャンの送り精度が低い場合には、等間隔に3箇所に凸部632または凸部634を配置することが望ましい。そして、凸部632または凸部634を目印に画像処理にて寸法校正を行なうことにより、より精度の高いOCT画像512を取得できる。
また、凸部632または凸部634は、プローブ外筒620の軸方向の各部分によって配置される数が異なっていてもよい。
例えば、図11に示すように、凸部632を、リニアスキャン領域αのプローブ外筒620の先端側の端部の近傍の部分に1つ配置する一方、リニアスキャン領域αのプローブ外筒620の後端側の端部の近傍の部分に2つ配置してもよい。
これにより、モニタ装置500に表示される内視鏡画像510において、凸部632によりリニアスキャン領域αにおけるプローブ外筒620の先端側の端部と後端側の端部を視認することができる。また、モニタ装置500の表示において、内視鏡画像510とOCT画像512の対応関係がより明確にできる。
また、凸部632または凸部634を3箇所以上の部分に配置する場合には、プローブ外筒620の先端側の部分から後端側の部分にかけて、凸部632または凸部634を配置させる数を、順に、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ・・・、と増加させてもよい。また、凸部632または凸部634は、配置されるプローブ外筒620の軸方向の各部分によって、形状や長さや幅を変えてもよい。
これらにより、内視鏡画像510でプローブ外筒620の軸方向の位置を視認することができ、内視鏡画像510で視認できるプローブ外筒620の凸部632または凸部634と体腔の位置関係、そして、内視鏡画像510とOCT画像512の対応関係が明確にできる。
また、凸部632または凸部634は、リニアスキャン領域αの領域外であってリニアスキャン領域αの両端位置の近傍の2箇所の部分に配置してもよい。このときは、OCT画像512における3D画像、もしくはリニアスキャン画像上でプローブ外筒620の厚み変化として凸部632または凸部634の形状が認識できないが、少なくともモニタ装置500の内視鏡画像510における凸部632または凸部634の視認性が向上するので、画像取得時に体腔内のより深い個所を内視鏡画像510で視認するときに、体腔内のより深い個所での患部の位置やサイズをイメージすることができる。
また、これまで説明したような延設した形状の凸部632や凸部634または凹部に変えて、点状の凸部または凹部を配置してもよく、また、点状の凸部または凹部を所定の間隔を空けて並べて配置してもよい。
以上のように、本実施形態の光プローブは、プローブ外筒620の外周面620aにおける測定光L1を透過させる位置の近傍に凸部632または凸部634または凹部が配置されているので、内視鏡画像510で視認できるプローブ外筒620の凸部632または凸部634または凹部と体腔の位置関係が向上し、測定対象S上の測定したい場所に測定光L1の照射位置を確実に持っていくことができる。
そして、凸部632または凸部634または凹部を、リニアスキャン領域αの領域内に設けることにより、内視鏡画像510とOCT画像512の対応関係が明確にできる。
以上、本発明の光プローブ、光断層画像化装置ついて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
本発明の光プローブ、光断層画像化装置を用いた画像診断装置を示す外観図の一例である。 内視鏡、光源装置の構成を示すブロック図の一例である。 OCTプロセッサ、OCTプローブの内部構成を示すブロック図の一例である。 OCTプローブの挿入部の先端部の構成を示す断面図である。 内視鏡の鉗子口から導出されたOCTプローブを用いて断層画像を得る様子を示す図の一例である。 OCTプローブの挿入部の先端部の構成を示す斜視図である。 モニタ装置の表示の様子を示す図である。 OCTプローブの挿入部の先端部の他の仕様の構成を示す断面図である。 OCTプローブの挿入部の先端部の他の仕様の構成を示す斜視図である。 モニタ装置の表示の様子を示す図である。 OCTプローブの挿入部の先端部の他の仕様の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10…画像診断装置、100…内視鏡、144…先端部、152…照明光学系、200…内視鏡プロセッサ、300…光源装置、400…OCTプロセッサ、500…モニタ装置、510…内視鏡画像、600…OCTプローブ、602…挿入部、620…プローブ外筒、620a…外周面、632…凸部、634…凸部

Claims (13)

  1. 筒状体のプローブ外筒と、
    前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、
    前記プローブ外筒の外周面における前記照射光を透過させる位置の近傍に凸部が配置されていること、
    を特徴とする光プローブ。
  2. 前記凸部は、前記プローブ外筒の円周方向に形成されていること、
    を特徴とする請求項1の光プローブ。
  3. 前記凸部は、前記プローブ外筒の円周方向の1周に亘って形成されていること、
    を特徴とする請求項2の光プローブ。
  4. 前記凸部は、前記プローブ外筒の軸方向に形成されていること、
    を特徴とする請求項1の光プローブ。
  5. 前記凸部は、前記プローブ外筒の中心軸に関して軸対称に配置されていること、
    を特徴とする請求項4の光プローブ。
  6. 筒状体のプローブ外筒と、
    前記プローブ外筒内に配置され前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に照射光を出射させる光学素子と、を有し、
    前記プローブ外筒の外周面における前記照射光を透過させる位置の近傍に前記プローブ外筒の円周方向に形成されている凹部が配置されていること、
    を特徴とする光プローブ。
  7. 前記凹部は、前記プローブ外筒の円周方向の1周に亘って形成されていること、
    を特徴とする請求項6の光プローブ。
  8. 前記凸部または前記凹部は、前記プローブ外筒の軸方向の複数の部分に配置されていること、
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つの光プローブ。
  9. 前記凸部または前記凹部は、前記プローブ外筒の軸方向の部分によって配置される数が異なること、
    を特徴とする請求項8の光プローブ。
  10. 前記光学素子を前記プローブ外筒の軸方向に走査させながら前記照射光を前記プローブ外筒を透過させて前記プローブ外筒外に出射させるリニアスキャンを行なわせるリニアスキャン機構を有し、
    前記凸部または前記凹部は、前記リニアスキャン機構により前記リニアスキャンが行なわれる領域であるリニアスキャン領域の両端位置の近傍の2箇所の部分に配置されていること、
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つの光プローブ。
  11. 前記凸部または前記凹部は、前記リニアスキャン領域の領域内に配置されていること、
    を特徴とする請求項10の光プローブ。
  12. 前記凸部または前記凹部は、前記リニアスキャン領域の領域外に配置されていること、
    を特徴とする請求項10の光プローブ。
  13. 光源から射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
    前記測定光を測定対象に照射する照射光学手段と、
    前記照射光学手段により照射された前記測定光による前記測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、
    前記合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、
    前記干渉光検出手段により検出された前記干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における前記反射光の強度を検出し、これらの各深さ位置における前記反射光の強度に基づいて前記測定対象の断層画像を取得する画像取得手段と、
    を有し、
    前記照射光学手段は、請求項1乃至12のいずれか1つの光プローブを含んで構成されていること、
    を特徴とする光断層画像化装置。
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