JP2515250Y2 - スペーサセット - Google Patents
スペーサセットInfo
- Publication number
- JP2515250Y2 JP2515250Y2 JP5682491U JP5682491U JP2515250Y2 JP 2515250 Y2 JP2515250 Y2 JP 2515250Y2 JP 5682491 U JP5682491 U JP 5682491U JP 5682491 U JP5682491 U JP 5682491U JP 2515250 Y2 JP2515250 Y2 JP 2515250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- gap
- door sash
- plate
- spacer set
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、浴室ユニッ
トのドア開口部にドアサッシを取り付ける場合、該ドア
開口部を構成するフレーム材とドアサッシとの間隙を埋
めるために用いられるスペーサセットに関する。
トのドア開口部にドアサッシを取り付ける場合、該ドア
開口部を構成するフレーム材とドアサッシとの間隙を埋
めるために用いられるスペーサセットに関する。
【０００２】
【従来枝術とその課題】周知のように、浴室ユニットを
現場において組み立てる場合、現場に浴室ユニットの床
部を水平に敷設した後、フレーム材を立設し、このフレ
ーム材にパネル材を取り付けると共にドア開口部にドア
サッシを取り付け、次に、浴槽をセットしたり配管等の
必要な作業を行なう、という手順で行なわれる。
現場において組み立てる場合、現場に浴室ユニットの床
部を水平に敷設した後、フレーム材を立設し、このフレ
ーム材にパネル材を取り付けると共にドア開口部にドア
サッシを取り付け、次に、浴槽をセットしたり配管等の
必要な作業を行なう、という手順で行なわれる。
【０００３】ところで、上記ドア開口部にドアサッシを
取り付ける場合、現場の設置条件によってドア開口部を
構成する左右のフレーム材とドアサッシとの間に不均一
な間隙が発生するので、このような状態では、上記フレ
ーム材にドアサッシを堅牢に固定することができない。
そこで、従来では、組み立て現場で木材等を削って上記
間隙幅と同じ幅のスペーサを作成し、これを上記間隙に
挿入してビス止め固定しているのが現状である。
取り付ける場合、現場の設置条件によってドア開口部を
構成する左右のフレーム材とドアサッシとの間に不均一
な間隙が発生するので、このような状態では、上記フレ
ーム材にドアサッシを堅牢に固定することができない。
そこで、従来では、組み立て現場で木材等を削って上記
間隙幅と同じ幅のスペーサを作成し、これを上記間隙に
挿入してビス止め固定しているのが現状である。
【０００４】しかしながら、従来のように、現場におい
て木材を削って間隙を埋めるためのスペーサを作成する
のでは、作業が煩雑であり、また、密に隙間が埋らない
場合には、その後の浴室ユニットの組み立てにも支障を
来す、という問題を有していた。
て木材を削って間隙を埋めるためのスペーサを作成する
のでは、作業が煩雑であり、また、密に隙間が埋らない
場合には、その後の浴室ユニットの組み立てにも支障を
来す、という問題を有していた。
【０００５】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、浴室ユニット
のキットの中に予め装備しておき、現場において、単独
で或は組み合わせて使用することで容易に所望厚のスペ
ーサを得ることができるスペーサセットを提供しようと
するものである。
ものであって、その目的とするところは、浴室ユニット
のキットの中に予め装備しておき、現場において、単独
で或は組み合わせて使用することで容易に所望厚のスペ
ーサを得ることができるスペーサセットを提供しようと
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係るスペーサセットにあっては、厚さの
異なる複数枚の板体を切離自在に連続形成し、各板体に
は、その一端部から中央部に向かって切欠き溝を開設し
たことを特徴とするものである。
め、この考案に係るスペーサセットにあっては、厚さの
異なる複数枚の板体を切離自在に連続形成し、各板体に
は、その一端部から中央部に向かって切欠き溝を開設し
たことを特徴とするものである。
【０００７】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の考案を詳細に説明する。
の考案を詳細に説明する。
【０００８】図１乃至図３に示すように、この実施例に
係るスペーサセットＤは、１ｍｍ厚の板体１が４枚と２
ｍｍ厚の板体２が４枚と３ｍｍ厚の板体３が６枚と、こ
れら各板体１，２，３を連結するバー４と、から構成さ
れており、これらは合成樹脂で一体に射出成形されてい
る。
係るスペーサセットＤは、１ｍｍ厚の板体１が４枚と２
ｍｍ厚の板体２が４枚と３ｍｍ厚の板体３が６枚と、こ
れら各板体１，２，３を連結するバー４と、から構成さ
れており、これらは合成樹脂で一体に射出成形されてい
る。
【０００９】これら各板体１，２，３は、平面形状が、
例えば、横辺３０ｍｍで縦辺３５ｍｍの矩形状に夫々形
成されており、各板体１，２，３には、当該板体１，
２，３の厚さを表示する数字Ａが表示されていると共
に、各板体１，２，３の一端部から中央部に向かって同
じ大きさの切欠き溝５が夫々開設されている。この切欠
き溝５は、図４に示すように、ビスＢを通すために用い
られるので、該ビスＢの軸部直径よりも若干大きい幅寸
法を有して形成されている。
例えば、横辺３０ｍｍで縦辺３５ｍｍの矩形状に夫々形
成されており、各板体１，２，３には、当該板体１，
２，３の厚さを表示する数字Ａが表示されていると共
に、各板体１，２，３の一端部から中央部に向かって同
じ大きさの切欠き溝５が夫々開設されている。この切欠
き溝５は、図４に示すように、ビスＢを通すために用い
られるので、該ビスＢの軸部直径よりも若干大きい幅寸
法を有して形成されている。
【００１０】このように形成されてなる各板体１，２，
３は、図１に示すように、薄板状の連結片６を介して上
記バー４の両側に振り分けられた状態で連結されてい
る。
３は、図１に示すように、薄板状の連結片６を介して上
記バー４の両側に振り分けられた状態で連結されてい
る。
【００１１】それ故、上記のようにして構成されたスペ
ーサセットＤを用いる場合には、所望厚の板体１，２，
３を選んで上記連結片６の部分を折り曲げ或は切断して
板体１，２，３をバー４から切り離す。
ーサセットＤを用いる場合には、所望厚の板体１，２，
３を選んで上記連結片６の部分を折り曲げ或は切断して
板体１，２，３をバー４から切り離す。
【００１２】このようにして切り離された板体１，２，
３は、次のようにして浴室ユニットのドア開口部を構成
する左右のフレーム材７，８とドアサッシ９との間に形
成された間隙Ｓに挿着される。
３は、次のようにして浴室ユニットのドア開口部を構成
する左右のフレーム材７，８とドアサッシ９との間に形
成された間隙Ｓに挿着される。
【００１３】即ち、浴室ユニットのドア開口部を構成す
る左右のフレーム材７，８には、図４に示すように、所
定厚のポリスチレン等から形成されてなる発泡体Ｃがビ
ス止め固定され、この発泡体Ｃが左右のフレーム材７，
８に固着された後、上記左右のフレーム材７，８間にド
アサッシ９を嵌め込み、次に、該ドアサッシ９側からビ
スＢを上記発泡体Ｃへと打ち込んで仮止めする。このと
き、上記ドアサッシ９と発泡体Ｃとの間には上記間隙Ｓ
が生じるから、この間隙Ｓの幅寸法と同じ厚さ寸法とな
るように、上記板体１，２，３を単独で或は組み合わ
せ、各切欠き溝５をビスＢの軸部に向けた状態で挿入
し、その後ビスＢをしめ込むことで、ドアサッシ９を堅
牢にドア開口部に取り付けることができる。
る左右のフレーム材７，８には、図４に示すように、所
定厚のポリスチレン等から形成されてなる発泡体Ｃがビ
ス止め固定され、この発泡体Ｃが左右のフレーム材７，
８に固着された後、上記左右のフレーム材７，８間にド
アサッシ９を嵌め込み、次に、該ドアサッシ９側からビ
スＢを上記発泡体Ｃへと打ち込んで仮止めする。このと
き、上記ドアサッシ９と発泡体Ｃとの間には上記間隙Ｓ
が生じるから、この間隙Ｓの幅寸法と同じ厚さ寸法とな
るように、上記板体１，２，３を単独で或は組み合わ
せ、各切欠き溝５をビスＢの軸部に向けた状態で挿入
し、その後ビスＢをしめ込むことで、ドアサッシ９を堅
牢にドア開口部に取り付けることができる。
【００１４】それ故、この実施例に係るスペーサセット
Ｄにあっては、ドアサッシ９をドア開口部に堅牢に取り
付けることができることは勿諭、ビスＢを発泡体Ｃに仮
上めした後に板体１，２，３を隙間Ｓの厚さに対応させ
て挿着することができるので作業性が良く、また、位置
ずれも生じないと共に、切欠き溝５をビスＢの軸部に向
かって差し込むように構成されているので、板体１，
２，３がビスＢによって割れることもなく、しかも、隙
間Ｓに合せた板厚を板体１，２，３単独で、或は、適宜
の組み合せで作ることができるので作業性が良く、特
に、この実施例では、各板体１，２，３に厚さを表示す
る数字Ａが表示されているので、選択が容易となり、作
業性が大幅に向上する。
Ｄにあっては、ドアサッシ９をドア開口部に堅牢に取り
付けることができることは勿諭、ビスＢを発泡体Ｃに仮
上めした後に板体１，２，３を隙間Ｓの厚さに対応させ
て挿着することができるので作業性が良く、また、位置
ずれも生じないと共に、切欠き溝５をビスＢの軸部に向
かって差し込むように構成されているので、板体１，
２，３がビスＢによって割れることもなく、しかも、隙
間Ｓに合せた板厚を板体１，２，３単独で、或は、適宜
の組み合せで作ることができるので作業性が良く、特
に、この実施例では、各板体１，２，３に厚さを表示す
る数字Ａが表示されているので、選択が容易となり、作
業性が大幅に向上する。
【００１５】尚、上記実施例では、各板体１，２，３の
厚さを夫々１ｍｍ厚，２ｍｍ厚，３ｍｍ厚とした場合を
例にとり説明したが、この考案にあってはこれに限定さ
れるものではなく、適宜の厚さのものを一体形成するこ
とができ、また、その数も適宜数とすることができる。
厚さを夫々１ｍｍ厚，２ｍｍ厚，３ｍｍ厚とした場合を
例にとり説明したが、この考案にあってはこれに限定さ
れるものではなく、適宜の厚さのものを一体形成するこ
とができ、また、その数も適宜数とすることができる。
【００１６】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係るス
ペーサセットは、合成樹脂で一体形成た浴室ユニットの
キットの中に予め装備しておくことができるので、現場
でスペーサを作る材料がない場合でもドアサッシの取り
付けを容易に行なうことができ、しかも、合成樹脂によ
って一体形成されているので廉価に提供することができ
る等の優れた効果を奏する。
ペーサセットは、合成樹脂で一体形成た浴室ユニットの
キットの中に予め装備しておくことができるので、現場
でスペーサを作る材料がない場合でもドアサッシの取り
付けを容易に行なうことができ、しかも、合成樹脂によ
って一体形成されているので廉価に提供することができ
る等の優れた効果を奏する。
【図１】この考案の一実施例に係るスペーサセットの構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
【図２】同スペーサセットの図１ＩＩ−ＩＩ線断面図で
ある。
ある。
【図３】同スペーサセットの右側面図である。
【図４】同スペーサセットの取り付け状態を示す断面図
である。
である。
１，２，３ 板体 ５ 切欠き溝 Ａ 厚さ表示
Claims (1)
- 【請求項１】 厚さの異なる複数枚の板体を切離自在に
連続形成し、各板体には、その一端部から中央部に向か
って切欠き溝を開設したことを特徴とするスペーサセッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5682491U JP2515250Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スペーサセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5682491U JP2515250Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スペーサセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122103U JPH04122103U (ja) | 1992-11-02 |
| JP2515250Y2 true JP2515250Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31929897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5682491U Expired - Lifetime JP2515250Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スペーサセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515250Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013162903A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Lixil Corp | スペーサーおよびスペーサーの使用方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP5682491U patent/JP2515250Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013162903A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Lixil Corp | スペーサーおよびスペーサーの使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04122103U (ja) | 1992-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |