JP2515206B2 - 殴打装置 - Google Patents

殴打装置

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JP2515206B2
JP2515206B2 JP4135142A JP13514292A JP2515206B2 JP 2515206 B2 JP2515206 B2 JP 2515206B2 JP 4135142 A JP4135142 A JP 4135142A JP 13514292 A JP13514292 A JP 13514292A JP 2515206 B2 JP2515206 B2 JP 2515206B2
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D9/00Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
    • B25D9/14Control devices for the reciprocating piston
    • B25D9/145Control devices for the reciprocating piston for hydraulically actuated hammers having an accumulator

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Fish Paste Products (AREA)
  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液圧を利用した殴打
置、特に動力源が異なる受け具にも容易に取り付けるこ
とができる簡単なデザインの液圧ハンマーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】液圧
ハンマーを多目的に使用するためには、ハンマーに供給
される動力と入力動力との間の効率を0.5以上という
高効率に維持しながら、広範囲にわたって入量を調整
できなければならない。
【0003】さらに、この種の装置はそれが取り付けら
れる装置に、極力振動を伝えてはいけない。同時に、高
い衝撃頻度および一定の衝撃圧力で殴打するために、ピ
ストンを殴打している間は弱い跳ね返りが生じることが
必要である。
【0004】例えば、0.8から3トンの重量を有する
取り付け具に取り付けられる液圧ハンマーは、以下に示
す特性を有することが必要である。 ・液圧流体の流入量 :20〜45リットル/分 ・戻りライン圧力 :0〜30バール (1バール=
105Pa) ・跳ね返り力 :700daN以下 ・動力/殴打 :180ジュール ・殴打頻度 :600〜1500殴打/分 ・最小直径が40mmであり、一般に45mm程度の直
径を有する殴打ピストン
【0005】これらの異なるパラメーターは、相互に関
連している。流入量に依存して殴打頻度が決まり、サイ
クルを実行するために必要な圧力によりオイルの量が決
まる。そして、はね返り力により殴打ピストンの運転部
に加えられる最大圧力が決まる。さらに、一回の殴打で
得られるエネルギー、つまりインパクトの瞬間にピスト
ンに蓄えられる運動エネルギーがピストンの殴打ストロ
ークを決定する。
【0006】殴打ピストンおよび工具にかかる圧力は、
事実、ピストンのインパクトの瞬間のスピードに比例し
ている。疲労圧力の限界は周知であり、また運動部にか
かる圧力および運動エネルギーは決まっているので、必
要な殴打ストロークを計算することは容易である。ま
た、異なる機能をなすには、このストロークを変更でき
るようにしておかねばならないということは明白であ
る。
【0007】さらに、操作の1サイクルに必要なオイル
は殴打ピストンを加速させるためだけに使用されるので
はなく、殴打ピストンを元の位置に戻すさいにも使用さ
れる。殴打ピストンを加速させるために必要な量と元の
位置に戻すために必要な量との比は、装置全体の運転効
率に影響を及ぼす。
【0008】リンダー内に摺動可能に取り付けられ、
上記シリンダーとともに2つの分割チャンバー、つまり
大径部を有する上方チャンバーおよび小径部を有する環
状チャンバーを構成する殴打ピストンにより上記問題を
解決した。周知の液圧操作システムでは、環状チャンバ
ーに加圧された流体を常に供給し、そしてピストンに加
わる力の方向をある方向からその他の方向へと交互に変
えるために、上部チャンバーと加圧流体源、上部チャン
バーと低圧流体というように、交互に連結を変えてい
る。
【0009】もし、さきに例示された特性を有する装置
にこの液圧操作システムを取り付けるなら、以下に示す
値を得ることができる。 ・操作圧力 : 56バール ・必要な流入圧力が56バール、戻り回路の最大圧力が
30バールである場合、殴打ピストンの大径部の最小直
径を算出することができる。それは59mmに相当す
る。 ・殴打ピストンの運動エネルギーは、ピストンが加速さ
れている間に供給される液圧エネルギーと同じである。
このため、殴打ピストンのストローク、および一回殴打
するのに必要なオイルの量を算出することができる。そ
れは70cm3である。 ・予め殴打頻度を決めておくことにより必要とされる流
入量を算出することができる。それは、105リットル
/分である。
【0010】上記必要流入量の計算値は、利用されるオ
イルの量の2倍以上となる。さらに、ピストンを元の位
置に戻すために必要なエネルギーは、ピストンを殴打す
るために加速させるのに必要なエネルギーよりも大き
い。このため、総効率は0.5より遙かに小さくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記弊害を除去すべ
く、殴打装置のメーカーは、小さな面積の運動セクショ
ンを利用し、そこに高い運転圧力をかけていた。これに
より、戻り力および総効率に影響を及ぼすことなく、1
打あたりのエネルギーを維持しながら、1サイクルに必
要なオイルの量を減少させることができる。しかしなが
ら、環状運転セクションを形成するためには、少なくと
も3つの受圧表面を有するシリンダー内で摺動する殴打
ピストンを製造する必要がある。装置の単純化、および
液圧操作の単純化を実現することは不可能である。本発
明は、これら欠点を除去することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の殴打装置は、シ
リンダー内部の非圧縮性流体によって往復運動する方法
で液圧操作されて工具(60)を殴打する殴打ピストン
(1)を有し、その殴打ピストンは、シリンダー内でス
ライドし、シリンダー内には、第1環状チャンバー
(7)と上部チャンバー(12)とが形成されてなると
ともに、シリンダー内であって殴打ピストン(1)の下
部には下部チャンバーが、殴打ピストン(1)の上部に
は駆動チャンバー(3)がそれぞれ形成されてなる殴打
装置において、上記第1環状チャンバー(7)は、ピス
トン(1)が上昇する間は高圧供給回路に、そしてピス
トン(1)が加速して下降する間は駆動チャンバー
(3)へと、分配器(6)により交互に連通することを
特徴とする殴打装置である。
【0013】したがって、運転圧力が低いので弱い戻り
力を有することが可能となり、サイクル当りの流入圧力
下でのオイルが狭いエリアを有する環状セクションに供
給されるため流入が微かであり、密閉長さを増加させる
ことができるストロークの長い殴打を得ることも可能で
あり、0.5以上の総効率を得ることができる。そし
て、どのチャンバーも戻り流路(8)の圧力の影響を受
けることがないので、各チャンバーの圧力を戻り流路
(8)の圧力とは独立して制御することができる。
【0014】上記装置の具体例の一つでは,シリンダ内
に形成される上部チャンバー(12)の圧力を調整する
中間圧力調整手段が、アキュムレータ(11)と、以下
の構成を有する圧力調整装置とからなる請求項1に記載
の殴打装置であって、この圧力調整装置は、下記スライ
ドバルブを他端に配置させるスプリングを具備し、上記
シリンダー内部にはスライドバルブをなすピストン
(9)が設けられており、上記スライドバルブは、一端
チャンバー(18)を形成し、このチャンバー
(18)は継続的には断続的に高圧力供給回路に連通
れ、他端がチャンバー(19)を形成し、この
ャンバー(19)は中間圧力回路に継続的には断続的
に連通され、中間圧力回路に連通されている上記チャ
ンバー(19)は、流体循環装置上の圧縮器を介して、
低圧力戻り路(8)に連通されてスライドバルブがス
ライドすることによって形成される中間チャンバー(2
1)に連通してなる殴打装置である。
【0015】また、本発明の装置は、前記高圧力供給回
路に連通されているチャンバー(18)が、シリンダ
ーに形成されている第3環状チャンバー(26)に連通
、上記シリンダー内を殴打ピストンが移動、上記
環状チャンバー(26)は、高圧供給回路に、常時、
連通されていることを特徴とする請求項3記載の殴打装
置であっても良い。
【0016】さらに、本発明の装置は、前記殴打ピスト
ン(1)が上昇するさい、高圧力供給回路に連通され得
る前記下チャンバー(18)が第1環状チャンバー
(7)と連通してなる請求項4記載の殴打装置であって
もよい。
【0017】また、本発明の装置は、前記殴打ピストン
(1)の動きがシリンダー内部に摺動可動に設けられて
る分配器(6)によって制御され、それによって4つ
の分割されたチャンバーが形成され、そのチャンバ
、それぞれ分配器の両端部に形成される駆動チャンバ
ー(3)と、上部チャンバー(12)と、第環状チャ
ンバー(13)と、制御チャンバー(14)であり、上
駆動チャンバー(3)および上部チャンバー(12)
は、中空部(15)を介して互いに通じ、かつ常時中間
圧力回路と通じ上記第環状チャンバー(13)は、常
時、高圧力供給回路と通じており、上記制御チャンバー
(14)は、上記第環状チャンバー(13)と相対す
るように配置されており、殴打ピストンの位置に依存し
て高圧力供給回路と中間圧力回路とに交互に連通される
ことを特徴とする請求項5に記載の殴打装置であっても
よい。
【0018】また、前記分配器(6)が、殴打ピストン
(1)に対して同軸上に、かつシリンダー内殴打ピス
トン(1)上に位置するように配置される請求項7記載
の殴打装置であることが好ましい。
【0019】
【実施例】図1から図13は、同じ原理により機能する
殴打装置の種々の構造を示す図である。この殴打装置
は、本体2内で摺動可能なピストン1を備えている。上
記ピストン1と本体2に形成されたシリンダとにより駆
動チャンバー3が形成されている。この駆動チャンバー
3はピストン1の上方に位置している。また、上記シリ
ンダには第1環状チャンバー7も形成されている。この
第1環状チャンバー7は駆動チャンバー3に対向するよ
うに位置している。上記第1環状チャンバー7と、高圧
力供給回路として機能する高圧油の流入路4または上記
駆動チャンバー3とを交互に連通させて、一方向にまた
は他の方向に連続して液圧を加えることにより、上記ピ
ストン1を往復運動させている。また、上記第1環状チ
ャンバー7は、以下に述べる液圧手段により、高圧力供
回路、または中間圧力回路に交互に連通している。
【0020】第1環状チャンバー7と駆動チャンバー3
とが連通しているとき、上記殴打ピストン1には下方へ
の動きが与えられ(図5)第1環状チャンバー7が高
圧力供給回路の流入路4に連通されているとき、上方へ
の動きが与えられる(図2)。 ピストン1が上方に移
動する過程において(図2)、駆動チャンバー3と第1
環状チャンバー7とが連通すると、駆動チャンバー3に
は中間圧力がかかる。この中間圧力は、戻り流路8の最
大圧力よりも微かに高い。上記中間圧力は内部圧力であ
り、この内部圧力は第1環状チャンバー7から調整スラ
イドバルブ9までの1サイクル当たりの放出されるオイ
の循環によって形成される
【0021】特に、ピストン1が上昇するさい(図
2)第1環状チャンバー7を満たすために使用され
高圧力オイルは、ピストン1が下降するさい(図5)
駆動チャンバー3に排出される。そして、駆動チャンバ
ー3のオイルは、最終的には戻り流路8に排出される。
上記スライドバルブ9は、予め決められた中間圧力を維
持している。
【0022】中間圧力下でピストン1を下方に運動させ
るのに必要なオイルを保持できる容量を有するアキュム
レーター11は、中間圧力回路として機能する駆動チャ
ンバー3と、上部チャンバー12と、吐出流路5とに常
時つながっている。ピストン1を方へ運動させる間
エネルギーを蓄えるためであり、またピストン1下方
への運動を加速させるためでもある。
【0023】図1に示された装置では、分配器6の機能
は概略的に示されている。分配器6の位置により、第1
環状チャンバー7は、中間圧力回路である駆動チャンバ
ー3と、吐出流路5とに通じており、高圧力供給回路
流入路4がどこにも通じていないときには、ピストン1
には下方に移動するような力が加えられる。また、第1
環状チャンバー7が高圧力供給回路の流入路4とつなが
っており、中間圧力回路の駆動チャンバー3と、吐出流
5とに通じていないときには、ピストンには上方に
移動するような力が加えられている。この力により再び
ピストンは上する。
【0024】図2から図13に示された分配器6は
であり、ピストン1およびシリンダーに対して同軸上に
配置されている。分配器6には、外周段部が形成され、
外周段部の上面17bよりも下面17aのほうが受圧面
積が大となっている。ピスト ン1と分配器とによって
駆動チャンバー3、上部チャンバー12、第2環状チャ
ンバー13、制御チャンバー14が画成される。ピスト
ン1の下部には下部チャンバーが形成されている
【0025】駆動チャンバー3および上部チャンバー1
2は、分配器6の本体に形成された中空部15を介して
通じており、常に中間圧力を受けている。第2環状チャ
ンバー13は、溝16を介して常に高圧力回路の流入路
4と通じているチャンバーは14は制御チャンバーと
よばれている。制御チャンバー14の下端部33は、第
2環状チャンバー13の該当部分よりも大である。制御
チャンバー14は、上部チャンバー12、第2環状チャ
ンバー13に対して同軸上に位置している。分配器6に
加わる力が一方向に、あるいは他の方向に連続して加
わるため、上記制御チャンバー14は、殴打ピストン1
の位置によって高圧と中間圧力とを交互に受ける。
【0026】図5に示すように、制御チャンバー14が
調整通路34を介して高圧力供給回路の流入路4につな
がっているとき、分配器6は、ピストン1を加速させ
殴打するために、吐出流路5、アキュムレーター11、
上部チャンバー12、中空部15、および駆動チャンバ
ー3からなる中間圧力回路を、第1環状チャンバー7に
連通させる。次に、分配器6の制御チャンバー1が中
間圧力を受けると、図2に示すように、分配器6の外周
段部の下面17aが制御チャンバー14の下端部33に
よって止められ、分配器6の下降が停止し、第1環状
ャンバー7高圧力供給回路の流入路4に連通させる
これにより、再びピストン1を上昇させる
【0027】上記実施例の記載および発明の詳細な説明
から、制御チャンバー14が中間圧力回路に連通される
と、分配器6は下し、上記制御チャンバー14が調整
通路34を介して流入路4と通じると、上することが
わかる。
【0028】図5に示すように、シリンダ内に形成され
る上部チャンバー12の圧力を調整 する中間圧力調整手
段はアキュムレータ11と圧力調整装置とからなってい
る。この圧力調整装置はスライドバルブ9を有してい
る。スライドバルブ9は、同軸上に位置する上・下チャ
ンバー18、19を画成し、流路20を介して、高圧力
供給回路の流入路4と連通する場合と、さらには、流入
路4だけではなく第1環状チャンバー7にも連通する場
合がある。スプリングを有している上チャンバー19
は、連続的にまたは断続的に、吐出流路5を介して、中
間圧力回路に連通されている。調整スライドバルブ9も
また、その中心部に戻り流路8と連通されている中間チ
ャンバー21を有している。
【0029】図2から図11に示したような具体例で
は、装置の流入口の圧力変動を減衰させて液圧供給ポン
プに負担をかけないようにすべく、小さな体積の油圧空
気圧アキュムレータ10、高圧力供給回路の流入路
に連通されている。
【0030】本発明は、シリンダー内、規則的にスラ
イドしながら往復運動する段殴打ピストンを有する液
圧装置に関するものである。さらに、分配システムは、
装置の戻り回路の圧力に依存せず操作できるように配置
されている。
【0031】この装置の機能は以下に示す通りである。
図2は、ピストン1が上昇する途中の分配器6の位置を
示している(分配器6の外周段部の下面17aが制御チ
ャンバー14の下端部33に係止されるので、分配器6
はこれ以上下がらない。)。このとき、制御チャンバー
14は、オリフィス22を介して中間圧力回路と通じて
いる。このオリフィス22は流路31を介して駆動チャ
ンバー3に通じている。この状態では、第1環状チャン
バー7は、流路23、装置本体に形成されている溝2
4、分配器6に形成されている溝25、装置本体に形成
されている第3環状チャンバー26、および流路27を
介して高圧力供給回路の流入路4につながっている。こ
れによって高圧力の流体が第1環状チャンバーに流入し
殴打ピストン1上昇させることができる。ピストン
1が上方に移動する途中で、駆動チャンバー3の
画成するピストン1の上端部28は装置本体に形成され
た溝30の上端部29を通過する。溝30は、流入路
1を介して、制御チャンバー14に連通している。ピス
トン1が上方に移動する際分配器6の下端に接触する
と、図3に示されているように、外周段部の下面17a
の方が外周段部の上面17bよりも受圧面積が大きいの
で、分配器6を押し上げる。
【0032】分配器6が上している間、以下に示すよ
うな流体の流れが連続して起こる。 ・図3に示すように分配器6に形成されたオリフィス
22が制御チャンバー14の上端部32を通過すると、
オリフィス22が塞がれる。同時に、図4に示すよう
に、制御チャンバー14の下端部33調整通路(ca
libratedpassage)34とが連通する
これによって、流路27に通じている環状チャンバー
6から、調整通路34を介して制御チャンバー14に加
圧された流体が流れ込む。すると、制御チャンバー14
と流路31との空間内の圧力が高まって分配器6を押し
上げ、分配器6は図4の位置で停止する。一方、溝24の上端部35を、分配器6の溝25の下
端部36が通過すると(図3の状態)、高圧力供給回路
の流入路4と第1環状チャンバー7との連通が遮断され
る。すると、第1環状チャンバー7には、高圧流体が流
れ込まないので、ピストン1は図3の位置で上昇を停止
する。その結果、図4に示すように、分配器6の下端3
7とピストン1の上端部28との間に駆動チャンバー3
が形成され、第1環状チャンバー7内の高圧流体が駆動
チャンバー3および中空部15に流れる。すると第1環
状チャンバー7内の圧力が低下し、殴打ピストン1に加
わる力は逆向きになり、加速して下降する。(図5)。
【0033】図に示したように、殴打ピストン1が下
方に移動するにつれて、ピストン1の上端28が装置本
体に形成された溝30の端29を解放する。すると、
流路31と駆動チャンバー3とを介して、制御チャンバ
ー14と中間圧力回路とが連通する。すると、調整通路
34を通って循環できる加圧された流体の量は、分配器
6の位置を保っておくために必要な圧力を形成するには
不充分となる。これによって、分配器6に加えられる力
は逆向きになり、分配器6は下降し始める。
【0034】工具60をピストン1が殴打すると、分配
器6が下方に移動している間、以下に示すような流体の
流れが連続して起こる。 ・分配器6の下端37が溝24の下端38を通過する
と、第1環状チャンバー7と中間圧力回路との連通が遮
断される。 ・分配器6に形成された溝25の端36が溝24の上
端35を解放する。流路27、26、環状溝25、
4、そして流路23を介して、高圧力供給回路4と第1
環状チャンバー7とが連通する。これにより、殴打ピス
トン1に加えられる力は逆向きになり、殴打ピストン1
が上方に移動し始める(図2)。 ・制御チャンバー14の下端33が調整通路34を塞ぐ
と同時に、制御チャンバー14の上端32がオリフィス
22を解放する。分配器6の下が終わり(図2の状
態)制御チャンバー14内の流体は、流路31および
溝30を通って駆動チャンバー3に、またはオリフィス
22を通って中空部15へ、放出される。このサイクル
がさきに述べたように繰り返される。
【0035】図は、図2から図に示された殴打装置
の変形例を示している。この変形例では、装置本体に形
成されたシリンダーが環状壁39によって分割されてお
り、ピストン1を収容する部分と、分配器6を収容する
部分とに分割されている。分配器6の端部37と装置本
体に形成された環状壁39とによりチャンバー40が形
成される。他方、殴打ピストン1の上端28と装置本体
に形成された上記環状壁39とにより駆動チャンバー3
が形成されている。このふたつのチャンバー3、40
は、中空部41を介して、連通している。装置本体に形
成された溝42は、溝43を介して、圧力供給回路4
に連通している。殴打ピストン1には溝44が形成され
ている。この溝44によって、溝30と上記溝42とが
連通可能となる。
【0036】上記構成からなる装置の動きについて以下
に説明する。図は、殴打ピストン1が上方に移動する
ときの分配器6の位置を示している。制御チャンバー1
4は、調整オリフィス(calibrated ori
fice)22を介して、中間圧力回路と連通してい
る。分配器6に形成された環状溝25によって、回路
3、24、25、26、および27からなる回路を介し
て、高圧力供給回路4と第1環状チャンバー7とが連通
する。これにより、ピストン1が上方へ移動できる。
【0037】ピストン1の本体に形成された溝44の端
部45が、溝30の下端をなす下端46を解放すると、
溝31を介して、制御チャンバー14と高圧力回路
が連通する。これによって、調整オリフィス22を通っ
て循環する加圧オイルの量が分配器を維持するには不充
分となる。分配器6に加えられていた力が逆向きにな
り、上方に運動し始める。
【0038】分配器6が上方に移動している間、以下に
示すような流体の流れが連続して起こる。 ・制御チャンバー14の上端32が調整オリフィス22
を塞ぐと同時に、チャンバー14の端部33が調整通路
34を解放する。 ・溝24の上端35が分配器6に形成された環状溝25
の下端36を通過すると、高圧力回路4と第1環状チャ
ンバー7との連通状態が遮断される。 ・分配器6の下端37が溝24の下端38を解放する。
この瞬間から、第1環状チャンバー7は、溝24と流路
23とを介して、中間圧力回路40、41、3に連通す
る。殴打ピストン1に加えられる力が逆になり、加速を
つけて下降し殴打をし始める。
【0039】上記殴打ピストン1が下方に移動する間、
溝44の上端45は溝30の縁46を通過する。これに
よって、高圧力回路4、42、43、44と、制御回路
30、31、14との直接連通が遮断される。調整通路
34を通って循環する加圧流体の量が減少するため遅く
なるが、ゆっくりと分配器6は上方への移動を続ける。
【0040】図に示したように、殴打ピストン1の上
端28が溝30の上端29を解放する。図3および図
に示したようサイクルと同様に、操作される。
【0041】図と図は、先に図を参照して述べられ
殴打装置の変形例を示している。図、図で説明し
た装置と同様に、チャンバー40と駆動チャンバー3と
は分離されており、中空部41を介して連通している。
装置本体に形成されて殴打ピストン1の上端支持面に連
通する溝51と、装置本体に形成され溝47とは、溝
48を介して連通している。
【0042】分配器6の本体に形成されている溝49に
よって、分配器6の位置に依存して、制御チャンバー1
4と溝47とは連通したり、遮断されたりする。調整オ
リフィス(calibrated orifice)5
0は装置本体に形成されており、その端部は高圧力回路
に連通している。この調整オリフィス50は、さきに
図を参照して説明した調整通路34と同様に機能する。
【0043】装置の操作は以下に示す通りである。図
は、殴打ピストン1が上方に移動しているときの分配器
6の位置を示している。制御チャンバー14は、溝49
と調整オリフィス22とにより、中間圧力回路に連通し
ている。分配器6の溝25により、回路27、26、2
5、24、そして23を介して、高圧力回路4と第1環
チャンバー7とが連通する。これにより、ピストン1
が上方移動できる。第1環状チャンバー7の一端をな
す、殴打ピストン1の端部52が、溝51の下端部をな
す端部53を解放すると、回路4、27、26、25、
24、23、7、51、48、47、49を介して、制
御チャンバー14と高圧力回路4とが連通する。調整オ
リフィス22を通過して循環する加圧オイルの量が、分
配器6の均衡圧力を保持するには不充分となる。する
と、分配器6に加えられる力は、逆向きになり、分配器
は上方に運動を始める。
【0044】分配器6が上昇する間、以下に示すような
流体の流れが連続して起こる。 ・分配器6の溝49の一端部をなす下端部54が、溝4
7の上端部をなす端部55を通過して上昇すると、同時
分配器6の溝49の他端部56が、溝31や調整オリ
フィス50を解放する。すると、制御チャンバー14に
圧力調整された流体が流れ込む。(溝30、および流路
31は、この瞬間、殴打ピストン1によって、塞がれ
る。) ・分配器6の溝35の端部36が溝24の端部35を
して上昇すると、高圧力回路4と第1環状チャンバー
7との連通状態が遮断される。 ・分配器6の下端部37が、溝24の端部38を解放
する。この瞬間から、溝24および流路23を介して、
第1環状チャンバー7と中間圧力回路40、41、3と
は連通する。殴打ピストン1に与えられる力が逆向きに
なり、加速をつけて下降し殴打し始める。分配器6は、
上方への移動を停止する。殴打ピストン1が下方に移動
する間、ピストン1の端部52が端部53を通過す
る。これにより、第1環状チャンバー7と溝47との連
通状態が遮断される。
【0045】図9に示したように、殴打ピストン1の上
端部28が、溝30の上端部29を解放する。すると、
制御チャンバー14は、中空部31を介して、中間圧力
回路に連通する。調整オリフィス50を通過して循環し
得る加圧された流体の量は、分配器6の液圧の平衡を保
つには不充分となり、分配器は下方に運動を始める。
【0046】分配器6が下方に運動している間、溝49
の端部54が溝47の端部55を解放すると同時に、溝
49の他端部56は調整オリフィス50と、溝31と、
溝48とを遮断し、溝51はピストン1によって遮断さ
れる。そして、制御チャンバー14に含まれている流体
は、調整オリフィス22を通って、中間圧力回路に排出
される。分配器6の下方への連動のスピードは調整され
る。
【0047】その瞬間から、操作サイクルは、さきに図
2および図3を参照して説明したように、繰り返され
る。
【0048】図10と図11は、図および図を使用
して説明した殴打装置の変形例を示している。図10
は、装置本体に形成されて高圧力回路4に連続的に連通
されている図8の溝26はもはや存在せず、さらに分配
器6の本体に形成されている図8の溝25もまた存在し
ない。その他の回路は、溝57によって延びている流路
23を除いては、図、図に示されているものが同様
に設けられている。
【0049】装置の操作は、以下の通りである。 ・図10は、殴打ピストン1が上方に移動しているとき
の分配器の位置を示している。 ・制御チャンバー14は、溝49および調整オリフィス
22によって、中間圧力回路に連通している。 ・第2環状チャンバー13の端部をなす端部58が溝5
7を解放する。これによって、回路16、13、57、
23を介して、高圧力回路4と第1環状チャンバー7と
が連通する。ピストン1は、上方に移動できるようにな
る。・殴 打ピストン1の端部52が、溝51の下端をなす端
部53を解放すると、制御チャンバー14は、回路1
6、1357、23、7、51、48、47、49を介
して、高圧力回路4と連通する。調整オリフィス22を
通って循環し得る加圧オイルの量は分配器6の平衡状態
を維持するのには不充分となる。分配器6に加えられた
力は逆向きになり、上方に運動し始める。
【0050】分配器6の上昇運動の間、連続して、以下
に示すように装置が作動する。 ・分配器6の溝49の一端部をなす下端部54が溝47
の上端部をなす端部55を通過すると同時に、溝49の
他端部56は、溝31と調整オリフィス50とを解放す
る。これにより、制御された加圧された流体を制御チャ
ンバー14へ供給できる。(溝30および溝31は、殴
打ピストン1によって、その瞬間遮断される。) ・端部58が溝57を遮断する。これによって、高圧力
回路4と第1環状チャンバー7との間の連通が遮られ
る。 ・分配器6の下端部をなす端部37は、溝24の端部3
8を解放する。その瞬間から、第1環状チャンバー7
は、溝24および流路23によって、中間圧力回路4
0、41、3と連通する。殴打ピストン1に加えられる
力は逆向きになり、ピストンは加速して殴打を始める
(図11)。分配器6はその上方へ動きを止める。下方
へ運動している間、ピストン1の端部52は端部53を
通過する。これにより、第1環状チャンバー7と溝47
との間の連通が遮断される。
【0051】図11に示したように、殴打ピストン1の
上端部28が溝30の端部29を解放する。制御チャン
バー14は、流路31を介して、中間圧力回路に連通す
る。調整オリフィス50を通って循環し得る加圧流体の
量は、分配器の液圧平衡を保持するには不十分となるの
で、ピストンは下方に殴打し始める。分配器6が下方に
運動している間、分配器6の溝49の端部54が溝47
の端部55を解放する。同時に、溝49の他端部56
が、調整オリフィス50、溝31を遮断する。溝48お
よび溝51は殴打ピストン1によって遮断される。制御
チャンバー14が含有する流体は、調整オリフィス22
を通って、中間圧力回路に排出される。分配器6の下方
への運動のスピードは、調整される。
【0052】分配器6の端部37が溝24の端部3
8を通過すると、第1環状チャンバー7と中間圧力回路
3との間の連通が遮断される。その後すぐに、第2環状
チャンバー13の一端部をなす端部58が溝57を解
放すると、高圧力回路4と第1環状チャンバー7とが連
通する。殴打ピストン1に加えられる力は逆向きにな
り、ピストンは上方に移動し始める。操作サイクルは、
さきに述べたように繰り返される。
【0053】図12および図13は、図10および図
を参照して説明された殴打装置の変形例を示してい
る。図12および図13では、吐出流路5はもはや上部
チャンバー12と継続的に連続されていないが、装置本
体に形成された溝61には連通している。この溝61
は、分配器が下方に移動しているときには上部チャンバ
ー12の一端部をな、分配器6の端部62により解
放され、分配器6が上方に移動しているときには遮断さ
れるよう配置されている。従って、溝5を通って戻り回
路に循環しているオイルは、殴打ピストン1の上方への
動き(分配器6は下部に位置する)のみに効果を有して
いるが、ピストン1が下方へ動くとき(分配器6は
に位置する)、アキュムレーター11によって与えられ
すべての加圧オイルは駆動チャンバー3に移される。
これによって、装置の全効率が改善される。
【0054】
【発明の効果】発明の殴打装置は、構造が単純であ
り、かつ液圧操作も容易である。また、殴打ピストンに
供給される動力の効率を0.5以上という高効率を維持
しながら、広範囲にわたって流体の投入量を調整できる
ので、本発明の殴打装置は多目的に使用することができ
る。さらに、取り付けられる装置に極力振動を伝えな
い。さらに、ピストンのストロークを変更できるので、
異なる機能を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる殴打装置の基礎を説明するため
の概略図である。
【図2】殴打ピストンが上昇する過程を示す縦断面図
ある。
【図3】殴打ピストンが停止し、分配器が上昇する過程
を示す縦断面図である。
【図4】殴打ピストンの下降が始まろうとする縦断面図
である。
【図5】殴打ピストンが下降中で、分配器の下降が始ま
ろうとする縦断面図である
【図6】図1か図に示した装置の変形例を示す縦断面
図で、殴打ピストンの上昇過程を示している
【図7】図1から図に示した装置の変形例を示す縦断
面図で、殴打ピストンの下降が終わり、分配器の下降が
始まろうとする過程を示している
【図8】図1から図3に示した装置の変形例を示す縦断
面図で、殴打ピストンの上昇がまもなく終わり、分配器
の上昇が始まりつつある状態を示している
【図9】図1から図3に示した装置の変形例を示す縦断
面図で、殴打ピストンが下降中であり、分配器の下降が
始まろうとする状態を示している
【図10】図および図に示した装置の変形例を示す
縦断面図で、殴打ピストンの上昇がまもなく終わり、分
配器の上昇が始まりつつある状態を示している
【図11】図および図に示した装置の変形を示す縦
断面図で、殴打ピストンが下降中であり、分配器の下降
が始まろうとする状態を示している
【図12】図10および図11に示した装置の変形例
示す縦断面図で、殴打ピストンの上昇がまもなく終わ
り、分配器の上昇が始まろうとする状態を示している。
【図13】図10および図11に示した装置の変形例
示す縦断面図で、殴打ピストンが下降中であり、分配器
の下降が始まろうとする状態を示している
【符号の説明】
1 ピストン 2 本体 3 駆動チャンバー(中間圧力回路) 4 高圧力供給回路 5 吐出流路 6 分配器 7 第1環状チャンバー 11 アキュムレーター 12 上部チャンバー(中間圧力回路) 13 第2環状チャンバー 14 制御チャンバー 15 中空部(中間圧力回路)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダー内部の非圧縮性流体によって
    往復運動する方法で液圧操作されて工具(60)を殴打
    する殴打ピストン(1)を有し、その殴打ピストンは、
    シリンダー内でスライドし、シリンダー内には、第1環
    状チャンバー(7)と上部チャンバー(12)とが形成
    されてなるとともに、シリンダー内であって殴打ピスト
    ン(1)の下部には下部チャンバーが、殴打ピストン
    (1)の上部には駆動チャンバー(3)がそれぞれ形成
    されてなる殴打装置において、 上記駆動チャンバー(3)の内部は、入口圧力または高
    圧と、出口圧力または低圧との中間値になるように圧力
    が調整されており、 上記第1環状チャンバー(7)は、ピストン(1)が
    する間は高圧供給回路に、そしてピストン(1)が加
    速して下降する間は駆動チャンバー(3)へと、分配器
    (6)により交互に連通することを特徴とする殴打装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上部チャンバー(12)の圧力を調
    整する中間圧力調整手段が、アキュムレータ(11)
    と、以下の構成を有する圧力調整装置とからなる請求項
    1に記載の殴打装置であって、 この圧力調整装置は、スライドバルブを他端に配置させ
    るスプリングを具備し、 上記シリンダー内部にはスライドバルブをなすピストン
    (9)が設けられており、 上記スライドバルブは、一端がチャンバー(18)を
    形成し、このチャンバー(18)は継続的には断続
    的に高圧力供給回路に連通され、他端がチャンバー
    (19)を形成し、このチャンバー(19)は中間圧
    力回路に継続的には断続的に連通され、 中間圧力回路に連通されている上記チャンバー(1
    9)は、低圧力戻り路(8)に連通されてスライドバ
    ルブがスライドすることによって形成される中間チャン
    バー(21)に連通してなる殴打装置。
  3. 【請求項3】 前記高圧力供給回路に連通されている
    チャンバー(18)が、シリンダーに形成されている
    環状チャンバー(26)に連通し、上記シリンダー内
    を殴打ピストンが移動、 上記第3環状チャンバー(26)は、高圧供給回路に、
    常時、連通されていることを特徴とする請求項2記載の
    殴打装置。
  4. 【請求項4】 前記殴打ピストン(1)が上昇する間、
    高圧力供給回路に連通され得る前記下チャンバー(1
    8)が第1環状チャンバー(7)と連通してなる請求項
    2記載の殴打装置。
  5. 【請求項5】前記殴打ピストン(1)の動きがシリンダ
    ー内部に摺動可動に設けられている分配器(6)によっ
    て制御され、 それによって4つの分割されたチャンバーが形成され、 そのチャンバーは、それぞれ分配器の両端部に形成され
    る駆動チャンバー(3)と、上部チャンバー(12)
    と、第環状チャンバー(13)と、制御チャンバー
    (14)であり、 上記駆動チャンバー(3)および上部チャンバー(1
    2)は、中空部(15)を介して互いに通じ、かつ常時
    中間圧力回路と通じ、 上記第環状チャンバー(13)は、常時、高圧力供給
    回路と通じており、 上記制御チャンバー(14)は、上記第環状チャンバ
    ー(13)と相対するように配置されており、殴打ピス
    トンの位置に依存して高圧力供給回路と中間圧力回路と
    に交互に連通されることを特徴とする請求項1から請求
    項4までのいずれかに記載の殴打装置。
  6. 【請求項6】 前記分配器(6)が状であり、かつ
    空部(15)を有し、その中空部(15)はその端部に
    配置されて互いに相対するように配置されている駆動チ
    ャンバー(3)と上部チャンバー(12)とに通じてい
    ることを特徴とする請求項5記載の殴打装置。
  7. 【請求項7】 前記分配器(6)が、殴打ピストン
    (1)に対して同軸上に、かつシリンダー内殴打ピス
    トン(1)上に位置するように配置されることを特徴と
    する請求項6記載の殴打装置。
  8. 【請求項8】 前記分配器(6)の外周に環状溝(2
    5)を具備し、この環 状溝(25)は、殴打ピストン
    (1)の上昇初期状態で高圧力供給回路(4)と第1環
    チャンバー(7)とそれぞれ通じていることを特徴
    とする請求項7記載の殴打装置。
  9. 【請求項9】 内部に殴打ピストン(1)と分配器
    (6)が設けられたシリンダーが、環状壁(39)によ
    って、2つの区画に分けられていることを特徴とする請
    求項6または請求項7に記載の殴打装置。
  10. 【請求項10】 前記高圧力供給回路が、装置の流入口
    での圧力振動を滅衰させるために、小体積の液気体併
    用アキュムレーター(10)を具備していることを特徴
    とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載の殴
    打装置。
  11. 【請求項11】 殴打ピストン(1)が下方に移動して
    いる間分配器(6)によって覆われ、かつ殴打ピストン
    (1)が上方に移動している間解放されるシリンダ内周
    形成された溝(61)に通ずる吐出流路(5)を介し
    て、前記上部チャンバー(12)が、圧力調整装置に連
    通していることを特徴とする請求項2記載の殴打装置。
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