JP2943081B2 - 油圧式転圧装置 - Google Patents

油圧式転圧装置

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JP2943081B2
JP2943081B2 JP9505007A JP50500797A JP2943081B2 JP 2943081 B2 JP2943081 B2 JP 2943081B2 JP 9505007 A JP9505007 A JP 9505007A JP 50500797 A JP50500797 A JP 50500797A JP 2943081 B2 JP2943081 B2 JP 2943081B2
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pressure receiving
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茂 篠原
隆之 武藤
満 新井
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D9/00Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
    • B25D9/14Control devices for the reciprocating piston
    • B25D9/145Control devices for the reciprocating piston for hydraulically actuated hammers having an accumulator

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、油圧ショベルのアーム等に取付けて地面
を転圧する油圧式転圧装置に関する。
背景技術 油圧式転圧装置としては、種々のものが知られてい
る。
例えば、実公平6−21923号公報に示す油圧式転圧装
置が知られている。この油圧式転圧装置は、本体のピス
トン孔にピストンを上下摺動自在に嵌挿して上部受圧室
と下部受圧室を画成し、そのピストンを本体下部より下
方に突出させると共に、その突出端部に転圧板を取付け
ている。そして、前記本体に切換弁を設け、この切換弁
をピストンの上下動によって切換えて上部受圧室と下部
受圧室に交互に圧油を供給したり排出したりすることに
よりピストンを上下動させることで転圧板を上下動させ
て地面を転圧するようにしてある。
ところが、かかる油圧式転圧装置は、油圧により上下
動するピストンの突出端部に転圧板を取付けているの
で、転圧作業専用となり、例えばチゼルを用いた破砕作
業には利用できない。
すなわち、チゼルを用いて岩石等を破砕する場合に
は、チゼルを岩石等に押し当てた状態でピストンを上下
してチゼルを打撃することにより、チゼルによる岩石等
の打撃点を1点として効率良く岩石を破砕することがで
きるが、前述のようにピストンの突出端部にチゼルを取
付けると、そのチゼルはピストンとともに上下動して岩
石等を打撃する毎に岩石等より離れて打撃点が集中しな
いので、効率良く岩石を破砕することができない。
また、前述の油圧式転圧装置はピストン摺動部に横向
き力がかかって該ピストン摺動部を損傷することがあ
り、それが油洩れの原因となる。
すなわち、転圧板が上下動して地面を転圧する際に、
その地面の凹凸によって転圧板には上向きの反力以外に
横向きの力が作用し、その横向きの力がピストンに伝わ
り、ピストンが本体のピストン孔に対して斜めに押しつ
けられながら上下摺動するから、ピストン摺動部を損傷
することがある。そして、このようにピストン摺動部が
損傷すると、上部受圧室及び下部受圧室内の圧油が洩れ
ることがあって、信頼性の悪いものとなる。
さらに、前述の油圧式転圧装置のピストンは摺動部分
と突出部分より成っているから、該ピストンの全長が長
くなり、そのため加工時間や組立時間が長くなる。
すなわち、ピストンの摺動部分は圧油が洩れないよう
に精密加工や熱処理加工する必要があるが、その際ピス
トン全長が長いために加工の段取り等が面倒となって加
工時間が長くなる。
しかも、ピストンの摺動部分と本体のピストン孔との
寸法公差は極く小さい上に、ピストンとピストン孔を一
直線にして真直ぐに挿入しなければならないが、前述の
ように突出部分の存在によりピストン全長が長くなるた
めに、前述の挿入作業がやりづらくなり、組立時間が長
くなる。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑み、チゼル等を用
いた破砕作業に利用でき、油漏れが生じにくく、加工時
間や組立時間が短かくて済む油圧式転圧装置を提供する
ことを目的とする。
発明の開示 上記目的を達成するために、本発明による油圧式転圧
装置は、 ピストン孔とガイド孔を連続して形成した本体と、前
記ピストン孔に往復動するようにして嵌挿されたピスト
ンと、該ピストンの上下端部側に画成された上部受圧室
と下部受圧室と、前記ガイド孔に着脱自在に挿入される
杆体を有する転圧具と、前ピストンに前記杆体を追従し
て移動させる機構とを備えたものである。
そして、前記ピストンに前記杆体を追従して移動させ
る機構が着脱自在であり、前記ガイド孔に前記転圧具の
代わりにチゼルの基端部を着脱自在に挿入可能となって
いる。
上記構成によれば、ピストンと転圧具の杆体が別体と
なっているので、該杆体の代りにチゼルの基端部を挿入
することが可能となり、転圧作業のみではなく破砕作業
にも兼用できる。
また、同じ理由により、転圧作業時に転圧具に横向き
の力が作用して杆体が弾性部材に坑して斜めとなても、
その横向きの力がピストンに伝わることがなく、従って
ピストンの摺動部を損傷することがない。
また、転圧具とは別に、ピストン単体を加工できる
し、ピストン単体をピストン孔に挿入できるから、加工
時間や組立時間を短かくすることができる。
そして、前記ピストンに前記杆体を追従して移動させ
る機構が、前記杆体を前記ピストン側に付勢するスプリ
ング、又は前記杆体を前記本体との間に張架されたシリ
ンダ装置、又は前記杆体と前記ピストンの端部とを連結
する可撓性の筒状体であるのが好ましい。
なお、前記スプリングの取付は、 前記スプリングを前記杆体に設けたスプリング受け部
と前記杆体に摺動可能に嵌挿され且つ前記本体に係脱可
能なスプリング受けとの間に介置し、前記スプリングを
圧縮しながら前記スプリング受けを前記本体に係脱せし
めるようにして行っても良いし、前記スプリングを前記
杆体に設けたスプリング受け部と前記杆体に摺動可能に
嵌挿され且つ前記本体に着脱可能なガイドリングとの間
に介置し、前記杆体の前記ガイドリングより外側の位置
に脱着リングを嵌合して前記スプリングを圧縮した状態
で前記ガイドリングを前記本体に装着し、その後前記脱
着リングを前記杆体から離脱せしめるようにして行って
も良い。
さらに、上記構成において、 前記杆体に長凹部を設け、前記本体に前記杆体と直交
する方向のピンを前記長凹部を貫通するようにして回動
可能に嵌合し、前記ピンの外周面が前記長凹部の面と接
触するか、または前記杆体に長凹部を設け、前記本体に
前記杆体と直交する方向の支軸を取付け、前記支軸にロ
ーラを前記長凹部を貫通するようにして回動可能に嵌合
し、前記ローラの外周面が前記長凹部の面と接触し且つ
前記本体と接触しないようにするのが望ましい。
また、上記構成において、 前記上部受圧室を切換弁と絞りを介してタンクに接続
し、前記切換弁により、前記ガイド孔に転圧具の杆体を
挿入した時は前記上部受圧室を前記絞りを介してタンク
に連通し、それ以外の時はタンクから遮断するようにし
ても良い。
さらに、前記上部受圧室側に補助受圧室を設け、前記
補助受圧室も前記切換弁と前記絞りを介してタンクに接
続し、前記切換弁により、前記ガイド孔に転圧具の杆体
を挿入した時は前記補助受圧室を前記絞りを介してタン
クに連通し、それ以外の時はタンクに直接連通するよう
にしても良い。
図面の簡単な説明 本発明は、以下の詳細な説明及び本発明の実施例を示
す添付図面により、より良く理解されるものとなろう。
なお、添付図面に示す実施例は、発明を特定することを
意図するものではなく、単に説明及び理解を容易とする
ものである。
図中、 図1は、本発明による油圧式転圧装置の一実施例の縦
断面図である。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。
図4は、図1に示した上記実施例のスプリング取付部
の第1例の分解斜視図である。
図5は、チゼルを装着した状態の上記実施例の断面図
である。
図6は、スプリング取付部の第2例の断面図である。
図7は、図6に示したスプリング取付部の脱着用リン
グの平面図である。
図8は、油圧式転圧装置の杆体の長凹部付近の横断面
図である。
図9は、スプリング取付部の第3例を示す断面図であ
る。
図10は、スプリング取付部の第4例を示す断面図であ
る。
図11は、スプリング取付部の第5例を示す断面図であ
る。
図12は、スプリング取付部に相当するシリンダ取付部
の第6例の断面図である。
図13は、ピストンに杆体を追従させる構造の他の例を
示す断面図である。
図14は、ピストンを上下動する機構の第1例を示す断
面図である。
図15は、ピストンを上下動する機構の第1例を示す模
式図である。
図16は、ピストンを上下動する機構の第2例を示す断
面図である。
図17は、ピストンを上下動する機構の第2例を示す模
式図である。
図18は、ピストンを上下動する機構の3例の縦断面図
である。
図19は、ピストンを上下動する機構の第4例の原理的
構造を示す模式図である。
発明を実施するための好適な態様 以下に、本発明の好適実施例による油圧式転圧装置を
添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本体14は上部体20と該上部体20の
下端部に嵌着された下部体21と該上部体20の上端部に嵌
着されたキャップ体22より成っている。上部体20にはピ
ストン孔23が上下に貫通して形成され、上部体21にはガ
イド孔24が上下に貫通して形成され、キャップ体22には
孔25が形成されていて、該孔25とピストン孔23とガイド
孔24が同軸的に連結されている。
前記ピストン孔23にはピストン30が摺動自在に嵌挿さ
れて上部受圧室31と下部受圧室32とドレーンポート33を
画成している。そして、ピストン30の上端部はキャップ
体22の孔25に摺動自在に嵌挿されている。尚、ピストン
30の下方移動速度を上げるために、孔25内の室34にチッ
素ガス等を封入してその圧力ででピストン30が下方に押
すか、又は図示しないスプリングでピストン30を下方に
押すようにしても良い。
前記ガイド孔24には杆体35の上端部が上下摺動自在に
嵌挿され、その杆体35の上端部の側面に形成した長手方
向の長凹部36に下部体21に直交するように嵌合したピン
37が貫通することにより、杆体35をその中心軸の回りに
回転しないようにしている。また、杆体35の下端部は下
部体21の下端部より下方に突出し、その突出端部に転圧
板38がピン38aで着脱自在に取付けられて転圧具19を構
成している。
前記杆体35は弾性部材例えばスプリング40で上方に押
されて上端面35aがピストン30の下端面30aに常時当接し
ていて、ピストン30が上下動すると杆体35がピストン30
に追従して上下動し、それによって転圧板38を上下動さ
せて地面を転圧するようになっている。
なお、前記スプリング40を設けないと、杆体35は自重
によって下方に移動し、ピストン30が上方に移動した時
に杆体35の上端面35aとピストン30の下端面30aが離れ、
転圧板38が地面に接したままの状態でピストン30が上下
動するので、転圧板38を上下動させて地面を転圧するこ
とができない。
次に、前記スプリング40の取付構造の第1例を説明す
る。
図1に示すように、下部体21の下端面には上部フラン
ジ41と下部フランジ42を有する筒体43がその上部フラン
ジ41をボルト44で締着することにより取付けられてい
る。そして、図2,図3及び図4に示すように、この筒体
43の下部フランジ42は互いに180度回転対称位置に位置
する一対の直線状外面45,45と該直線状外面45から90度
回転した位置にあり且つ互いに180度回転対称位置に位
置する一対の円弧状外面46,46を有する外面形状を呈し
ていて、その各円弧状外面46の上面には係合凹部47がそ
れぞれ形成してある。
図1に示すように、杆体35のほぼ中央部にはリング状
のスプリング受け部48が設けてあり、このスプリング受
け部48は杆体35と一体形成しても良いし、別体形成して
ボルト,ピン等で杆体35に取付けても良い。
図1に示すように、杆体35の下端部には小径筒50とそ
の上端部に一体的形成された大径筒52とから成る筒状の
スプリング受け49が遊嵌してある。このスプリング受け
49は、小径筒50の下端部内面にリング状突起51が一体的
に設けられ、その大径筒52の上端部内面には互いに180
度回転対称位置に位置する一対の係合凸部53が一体的に
設けられ、その係合凸部53が筒体43と下部フランジ42の
係合凹部47に係合してスプリング受け49が筒体43に回転
しないように連結されている。さらに、そのリング状突
起51とスプリング受け部48との間に上記スプリング40が
介置されていて、該スプリング40の弾力により杆体15を
押し上げている。
次に、杆体35を下部体21に挿入する作業を説明する。
まず、杆体35から転圧板38を外した状態でスプリング
受け49を杆体35の下端部に挿入し、そのリング状突起51
とスプリング受け部48との間にスプリング40を配置す
る。
次に、杆体35の上端部を下部体21のガイド孔24に挿入
した状態でピン37を長凹部36に貫通するようにして下部
体21回動可能にに嵌合して杆体35の回り止めをする。続
いて、スプリング受け49の一対の係合突部53を下部フラ
ンジ42の一対の直線状外面45に相対するように位置合せ
し、スプリング受け49をスプリング40を圧縮しながら上
方に移動させて一対の係合凸部53が下部フランジ42より
上方となるようにする。
その状態でスプリング受け49を中心軸の回りに90度回
転させて一対の係合凸部53を一対の係合凹部47と位置合
せし、この状態でスプリング受け49より手を離すと、ス
プリング40の弾力でスプリング受け49が下方に移動して
一対の係合凸部53が一対の係合凹部47にそれぞれ係合し
て、筒体43とスプリング受け49とが連結される。
なお、杆体35を抜き出す場合には前述と反対の作業を
行なえば良い。
また、図5に示すように、振動発生装置13の本体14よ
り杆体35を抜き出した後に下部体21のガイド孔24にチゼ
ル58の基端部を挿入してピン37で回り止めをすれば、チ
ゼル58が自重で下方に移動してその上端面がピストン30
の下端面30aと離隔し、この状態でピストン30を上下動
させることでチゼル58の基端部を打撃して破砕作業を行
うことができる。かくして、本発明作業機械を通常のチ
ゼル式ブレーカとして使用することができる。
なお、チゼル58の上端部は杆体35の上端部と同一形状
となっていると共に、該上端部の側面にはピン37が貫通
する切欠凹部59が形成してある。
ところで、上述したスプリング40の取付構造の場合、
杆体35を脱着する際に杆体35を持ち上げる力だけでな
く、スプリング40を圧縮させる力が必要があり、大きな
操作力が必要になってしまうが、下記のようなスプリン
グ40の取付構造(第2例)にすれば、必要な操作力が小
さくて済む。
図6に示したように、杆体35の下部体21のガイド孔24
への挿入前にスプリング40は予め杆体35に組み付けられ
た状態となっている。即ち、杆体35の下端部にスナップ
リング107が嵌着され、その上に位置するようにして図
7に示した脱着用リング108とガイドリング109が嵌合さ
れていて、該ガイドリング109とスプリング受け48との
間にスプリング40がセット長に圧縮された状態で介置さ
れている。なお、下部体21の下端部にガイドリング109
が嵌合するようになっていて、両者の境界部に抜け止め
ピン110,110を挿入することによりガイドリング109の下
部体21の下端部からの抜けが防止されるようになってい
る。
従って、上述のようにスプリング40を組み付けた状態
の杆体35を下部体21のガイド孔24に挿入した後、下部体
21の下端部とガイドリング109の境界部に抜け止めピン1
10,110を挿入し、最後に脱着用リング108を抜け取れ
ば、杆体35の下部体21への装着が完了する。その際、杆
体35を持ち上げるだけで良いので、必要な操作力が小さ
くて済む。
さらに、上述の如く、杆体35の上端部の側面に形成し
た長手方向の長凹部36に下部体21に直交するように嵌合
したピン37が貫通することにより、杆体35をその中心軸
の回りに自由回転しないようにした構造の場合、不整地
を転圧する時に転圧板38に発生する回転トルクにより杆
体35に軸回転力が発生して長凹部36の両角部のいずれか
がピン37の外周面に過大な力で押し付けられ、その反力
が下部体21からピン37に作用するようになり、その結果
ピン37が回転しなくなって杆体35がピン37に対して滑る
ことにより両者の摩耗が進行し、或いはそれでもピン37
が回転すると該ピン37が下部体21から大きな反力を受け
ながら該下部体21に対して滑ることにより両者の摩耗が
進行し、杆体35を及びピン37が早期に損傷するという問
題がある。また、杆体35とピン37との間の摩擦力が大に
なると、杆体35の往復動時に回転抵抗が過大となり、ス
プリング40の荷重だけでは杆体35がピストン30の動きに
追従できなくなり、その結果杆体35が乱動して転圧作業
が困難になるという問題がある。しかし、下記のような
構造にすれば、これらの問題は解決される。
図8は、その構造を示す横断面図である。
図8において、下部体21には杆体35と直交する方向に貫
通する横孔21aが形成され、該横孔21に一端につば付き
のプラグ111が螺着された支軸112が嵌挿され、該支軸11
2の他端には抜け止め用のリングピン113が貫通装着され
ている。そして、支軸112の中央小径部にはローラ114が
回転可能に支持されていて、該ローラ114の外周面が杆
体35の長凹部36の面と接触し得るようになっている。ま
た、支軸112の軸芯部には潤滑用孔112aが形成され、該
潤滑用孔112aが充填されて該潤滑用孔112aの端部に螺着
されたプラグ115で抜けが防止された潤滑油が小孔112b
を介して支軸112の中央小径部とローラ114との間に供給
されるようになっている。そして、ロータの114の両端
側において支軸112のリングピン113側とプラグ111の内
側にそれぞれオイルシール116とそれを保持するための
保持リング117が嵌着されており、支軸112の一端とプラ
グ111との間にはO−リング118が嵌着されている。さら
に、横穴21aの内周面の杆体35と反対側の部分には逃げ
用切欠き21bが施され、これによりローラ114の外周面が
横孔21の内周面の接触しないようになっている。
図8に示した構成によれば、ピストン30の往復動によ
り杆体35が往復動すると、ローラ114も杆体35の往復動
により往復回転する。
この時、例えば転圧板38に回転トルクが発生して杆体
35に軸回転力が発生して長凹部36の両角部のいずれかが
ピン37の外周面に過大な力で押し付けられても、横穴21
aの内周面の杆体35と反対側の部分には逃げ用切欠き21b
が施され、これによりローラ114の外周面が横孔21の内
周面の接触しないようになっているので、ローラ114は
杆体35の往復動に追従して自在に回転する。従って、横
孔21の内周面の摩耗が生じないのは勿論のこと、ローラ
114及び杆体35の摩耗も著しく軽減され、そのためにこ
れらの部品の寿命が伸び、メインテナンスも容易とな
る。
また、ローラ114が杆体35の往復動に追従して自在に
回転することにより、杆体35とピン37との間の摩擦力が
小になり、杆体35の往復動時の回転抵抗が小となるの
で、スプリング40の荷重だけで杆体35がピストン30の動
きに充分追従できるようになり、その結果杆体35が乱動
することがなく、転圧作業が容易になる。
次に、スプリング40の取付け構造の他の例を説明す
る。
その第3例は、図9に示すように、スプリング受け49
にフランジ90を一体的に設け、そのフランジ90を下部体
21の下端面にボルト91で直接締結固定するものである。
また、第4例は、図10に示すように、スプリング受49
の上端部内面に雌ネジ部92を形成し、該雌ネジ部92を下
部体21の下端部外周面に形成した雄ネジ部93に螺合し
て、スプリング受け49を下部体21に取付けるものであ
る。
或いは、第5例は、図11に示すように、下部体21の下
端面に複数のブラケット94を備えたリング95をボルト止
めし、杆体35にスプリング取付用のリング96を一体又は
ボルト止めにより設け、このリング96と各ブラケット94
にスプリング40の両端をそれぞれ連結して杆体35を上方
に付勢するものである。
以上の各例では弾性部材をスプリングとしたが、弾性
部材としては皿バネを複数組み合せたもの、ゴム材や、
弾力性を有する樹脂材等を用いても良く、これらの場合
にはスプリングと同等に取付ける。
また、前記弾性部材としてはガスシリンダ,エアーシ
リンダ,蓄圧機能を有する油圧シリンダ等の伸長付勢又
は縮小付勢されたシリンダを用いても良く、その場合に
は図12に示す第6例のように、シリンダ97のシリンダチ
ューブ98を下部体21に連結し、ピストン99を杆体35に連
結すれば良い。
次に、転圧機に必要なピストン30に杆体35を追従させ
る構造の他の例を説明する。
図13に示すように、ピストン30の下端部に突起部100
を一体的に設け、杆体35の上端面を突起部100に当接し
て可撓性カップリング101で両者を連結する。
前記可撓性カップリング101は、ゴム等の可撓性材よ
り成る筒状体102の両端部を突起部100と杆体35上端部に
それぞれ嵌合し、ボルト103でそれぞれ固定してある。
この可撓性カップリング101はユニバーサルジョイント
としても良い。
そして、前記下部体21の連結部と対向した位置には開
口窓部104が形成され、前記筒状体102の連結・分離を開
口窓部104より容易に行えるようにしてあり、その開口
窓部104は通常カバー105で閉塞してある。なお、ピスト
ン30と杆体35を一体としても良い。
次に、前記ピストン30を上下動させる機構について説
明する。
(第1例) 図14に示すように、ピストン孔23に摺動可能に嵌挿し
たピストン30に大径部30aとその上下に位置する小径ロ
ッド部30c及び大径ロッド部30bを設けて、上部受圧室31
の受圧面積を大きく、下部受圧室32の受圧面積を小さく
している。さらに、上部体20に設けたスプール孔60にス
プール61を摺動可能に嵌挿して切換弁62を構成する。前
記スプール孔60には、ポンプポート63と主ポート64とタ
ンクポート65が形成され、スプール61の両端側には第1
圧力室66及び第2圧力室67がそれぞれ形成されている。
前記スプール61は、ポンプポート63と主ポート64とタ
ンクポート65を連通・遮断するものであり、大径の第1
圧力室66内の圧油で第1位置に押されて主ポート64とタ
ンクポート65を連通し且つポンプポート63と主ポート64
の間を遮断し、小径の第2圧力室67内の圧油で第2位置
に押されてポンプポート63と主ポート64を連通し且つ主
ポート64とタンクポート65を遮断するようになってい
る。
前記タンクポート65はピストン孔23に形成したドレー
ンポート33に常時連通し、第1圧力室66はピストン孔23
に形成した補助ポート68に連通し、その補助ポート68は
ピストン30に一体的に設けた切換用ピストン69でドレー
ンポート33と第1ポート70に連通・遮断されるようにな
っていて、これらがサーボ弁71を構成している。また、
主ポート64は第2ポート72に連通し、また第1ポート70
とポンプポート63に油圧ポンプ73の吐出圧油が供給され
るようになっている。
この機構を線図的に表現すると図15に示すようにな
り、第1ポート70はサーボ弁71と下部受圧室32の兼用と
なっている。
この機構の動作は次のようになる。
ピストン30が、図14及び図15に示すように、中間位置
にある時には、切換用ピストン69によってドレーンポー
ト33,補助ポート68,第1ポート70が遮断されて第1圧力
室66内に圧油が封入されているから、切換弁62のスプー
ル61が第1位置Aをとり、主ポート64がタンクポート65
に連通する。
これにより、ピストン30は下部受圧室32内の圧油で上
方(矢印a方向)に所定距離だけ移動すると、切換用ピ
ストン69の小径部69aで補助ポート68がドレーンポート3
3に連通して第1圧力室66内の圧油がタンク78に流出
し、その結果スプール61は第2圧力室67内の圧力で第2
位置Bとなってポンプポート63と主ポート64を連通す
る。
これにより、上部受圧室31に圧油が供給されて上部受
圧室31と下部受圧室32との受圧面積差によってピストン
30が下方に所定距離移動すると、ピストン30の大径ロッ
ド部30bによって補助ポート68と第1ポート70が連通
し、第1圧力室66に圧油が供給され、切換弁62のスプー
ル61が第1圧力室66と第2圧力室67との受圧面積差によ
って図11,図12に示す第1位置Aとなるので、ピストン3
0は上方に移動し、以後この動作を繰り返す。
(第2例) 図16に示すように、前記スプール孔60に副ポート74が
形成され、ピストン孔23には第1,第2連通ポート75,76
がそれぞれ形成され、スプール61には軸孔77が形成され
ていて、ポンプポート63に流入した圧油が軸孔77で副ポ
ート74に流れ、その副ポート74より第1連通ポート75及
び補助ポート68を経て第1圧力室66に流れるようにして
ある。
この機構を線図的に表現すると図17に示すようにな
り、切換弁62が4ポート2位置弁となっている。そし
て、切換弁62が第2位置Bの時に、副ポート74がタンク
ポート65に連通する。
次に、この機構の作動を説明する。
ピストン30が図16,図17に示す中間位置にある時に
は、第1連通ポート75と補助ポート68が連通して、ポン
プポート63の圧油が軸孔77,副ポート74,第1連通ポート
75及び補助ポート68より第1圧力室66に供給されてスプ
ール61は第1位置Aとなり、上部受圧室31の圧油が第2
ポート72,主ポート64及びタンクポート65よりドレンポ
ート33に流出するので、ピストン30は下部受圧室32の圧
油で上方(矢印a方向)に移動する。
ピストン30が上方のストロークエンド位置まで移動す
ると、第1連通ポート75が遮断され、補助ポート68がド
レーンポート33に連通するから、第1圧力室66内の圧油
がタンク78に流出してスプール61が第2圧力室67内の圧
油で第2位置Bとなり、その結果ポンプポート63の圧油
が主ポート64,第2ポート72より上部受圧室31に流入す
るので、ピストン30は下方に移動する。
ピストン30が下方のストロークエンド位置まで移動す
ると、第1ポート70と第2連通ポート76が連通して補助
ポート68より第1圧力室66に圧油が流入し、その結果ス
プール61が第1位置Aとなるので、ピストン30は上方に
移動し、以後この動作を繰り返す。
このように、切換弁62の第2圧力室67を常時ポンプポ
ート63に連通させ、第1圧力室66をポンプポート63とド
レンポート33に交互に連通するので、スプール61が誤動
作することがなく、従ってピストン30は確実に往復動さ
せることができる。
つまり、ピストン30が上方のストロークエンド位置よ
り下方に所定距離移動するまでは第1圧力室66がタンク
78に連通しており、下部受圧室32内の圧油がピストン孔
23とピストン30との隙間より洩れても第1圧力室66に圧
力が発生することがないし、ピストン30が下方に所定距
離以上移動して補助ポート68を遮断しても、前記隙間よ
り洩れた圧油は第2連通ポート76,第1連通ポート75,副
ポート74,タンクポート65及びドレーンポート33よりタ
ンク78に流出して第1圧力室66に圧力が発生することが
ないので、切換弁62のスプール61が第1位置Aに移動す
ることがない。
(第3例) 図18に示すように、振動発生装置13の上部受圧室31を
絞り120を介してタンク78に接続する低圧回路121を設
け、該低圧回路121を連通・遮断する切換弁122を設け
る。この切換弁122は、スプリング123で連通位置jとな
り、ソレノイド124に通電したとき遮断位置kとなるよ
うになっている。
この例を用いて上述のような転圧作業をする時には、
ソレノイド124に通電せずに切換弁122を連通位置jに
し、振動発生装置13の上部受圧室31を絞り120を経てタ
ンク78に連通する。これにより、上部受圧室31に流入し
た圧油の一部が絞り120を経てタンク78に流出するの
で、上部受圧室31内の圧力は急激に上昇せず、徐々上昇
する。即ち、ピストン30が下方に移動して転圧板38が地
面に接した時に、上部受圧室31の圧力が急激に上昇しな
い。従って、本体14及びピストン杆12が急激に上昇して
図示しない作業機械のバケットシリンダ内の圧油及びバ
ケットシリンダを介してアーム,ブーム及び上部車体に
大きなショック作用することがないので、オペレータの
乗り心地が向上する。
また、図5に示すように転圧具19の代わりにチゼル58
の基端部を装着して破砕作業を行う場合には、ソレノイ
ド124に通電して切換弁122を遮断位置kにする。する
と、振動発生装置13の上部受圧室31とタンク78との間が
遮断されるので、上部受圧室31内の圧力が高圧となる。
従って、ピストン30でチゼル58の基端部を打撃する力が
大きくなるので、効率良く破砕作業を行うことができ
る。
(第4例) これは、図19に示すように、上部本体20の補助受圧室
125を設けている。そして、この補助受圧室125を切換弁
126で切換弁62の主ポート64とタンク78に切換接続する
ようになっている。即ち、切換弁126は第1位置lと第
2位置mに切り換えられるようになっていて、切換弁12
6が第1位置lをとる時には補助受圧室125が主ポート64
に連通し且つ絞り127を経てタンク78に連通する。ま
た、切換弁126が第2位置mをとる時には、補助受圧室1
25と主ポート64との間が遮断され且つ補助受圧室125と
タンク78が直接連通する。
この例は上述の如く構成されているから、転圧作業を
する時に切換弁126を第1位置lにすれば、上部受圧室3
1と補助受圧室125に圧油が供給されると共に、該上部受
圧室31と補助受圧室125が絞り127を介してタンク78に連
通する。従って、上部受圧室31と補助受圧室125の両方
に供給される圧油でピストン30が下方に押されるので、
ピストン30を下方に押す圧力を発生する受圧面積と上方
に押す圧力を発生する受圧面積との差が大きくなり、そ
の結果ピストン30を下方に押す力即ち転圧力が大きくな
る。しかも、上部受圧室31と補助受圧室125が絞り127を
介してタンク78に連通していることにより、上部受圧室
31と補助受圧室125内の圧力が急激に上昇しないから、
上記第3例のようにオペレータの乗り心地が向上する。
また、図5に示すように転圧具19の代わりにチゼル58
を装着して破砕作業を行う場合には、切換弁126を第2
位置mにすれば、補助受圧室125がタンク78に連通し、
上部受圧室31のみに圧油が供給される。従って、ピスト
ン30を下方に押す圧力を発生する受圧面積が小さくなる
ので、ピストン30の移動速度が速くなる。しかも、補助
受圧室125に圧油が供給されない分上部受圧室31への圧
油の供給量が増えて上部受圧室31内の圧力が高圧となる
ので、ピストン30でチゼル58の基端部を打撃する力が大
きくなり、効率良く破砕作業を行うことができる。
以上の例では下部受圧室32に常時圧油を供給し、上部
受圧室31に圧油を供給したり又はタンクに連通すること
で、上部受圧室31と下部受圧室32との受圧面積差でピス
トン30を上下動させているが、これに限るものではなく
上部受圧室31と下部受圧室32を油圧源とタンクに交互に
連通してピストン30を上下動させるようにしても良い。
上述の如く、本発明によれば、ピストン30と転圧具19
の杆体35が別体となっているので、該杆体35の代りにチ
ゼル58の基端部を挿入することが可能となり、転圧作業
のみではなく破砕作業にも兼用できる。
また、同じ理由により、転圧作業時に転圧具19に横向
きの力が作用して杆体35が弾性部材に坑して斜めとなて
も、その横向きの力がピストン30に伝わることがなく、
従ってピストン30の摺動部を損傷することがない。
また、転圧具19とは別に、ピストン30単体を加工でき
るし、ピストン30単体をピストン孔23に挿入できるか
ら、加工時間や組立時間を短かくすることができる。
なお、本発明は例示的な実施例について説明したが、
開示した実施例に関して、本発明の要旨及び範囲を逸脱
することなく、種々の変更、省略、追加が可能であるこ
とは、当業者において自明である。従って、本発明は、
上記の実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に
記載された要素によって規定される範囲及びその均等範
囲を包含するものとして理解されなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−216864(JP,A) 実開 昭63−14653(JP,U) 実開 昭63−56705(JP,U) 実開 平2−5410(JP,U) 実開 平6−21923(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 3/36 E01C 19/34 B25D 9/16,17/08

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストン孔とガイド孔を連続して形成した
    本体と、前記ピストン孔に往復動するようにして嵌挿さ
    れたピストンと、該ピストンの上下端部側に画成された
    上部受圧室と下部受圧室と、前記ガイド孔に着脱自在に
    挿入される杆体を有する転圧具と、前記ピストンに前記
    杆体を追従して移動させる機構とを備えた、油圧式転圧
    装置。
  2. 【請求項2】前記ピストンに前記杆体を追従して移動さ
    せる機構が着脱自在であり、前記ガイド孔に前記転圧具
    の代わりにチゼルの基端を着脱自在に挿入可能とした、
    請求項1に記載の油圧式転圧装置。
  3. 【請求項3】前記ピストンに前記杆体を追従して移動さ
    せる機構が、前記杆体を前記ピストン側に付勢するスプ
    リングである、請求項1又は2に記載の油圧式転圧装
    置。
  4. 【請求項4】前記ピストンに前記杆体を追従して移動さ
    せる機構が、前記杆体を前記本体との間に張架されたシ
    リンダ装置である、請求項1又は2に記載の油圧式転圧
    装置。
  5. 【請求項5】前記ピストンに前記杆体を追従して移動さ
    せる機構が、前記杆体と前記ピストンの端部とを連結す
    る可撓性の筒状体である、請求項1又は2に記載の油圧
    式転圧装置。
  6. 【請求項6】前記スプリングを前記杆体に設けたスプリ
    ング受け部と前記杆体に摺動可能に嵌挿され且つ前記本
    体に係脱可能なスプリング受けとの間に介置し、前記ス
    プリングを圧縮しながら前記スプリング受けを前記本体
    に係脱せしめるようにした、請求項3に記載の油圧式転
    圧装置。
  7. 【請求項7】前記スプリングを前記杆体に設けたスプリ
    ング受け部と前記杆体に摺動可能に嵌挿され且つ前記本
    体に着脱可能なガイドリングとの間に介置し、前記杆体
    の前記ガイドリングより外側の位置に脱着リングを嵌合
    して前記スプリングを圧縮した状態で前記ガイドリング
    を前記本体に装着し、その後前記脱着リングを前記杆体
    から離脱せしめるようにした、請求項3に記載の油圧式
    転圧装置。
  8. 【請求項8】前記杆体に長凹部を設け、前記本体に前記
    杆体と直交する方向のピンを前記長凹部を貫通するよう
    にして回動可能に嵌合し、前記ピンの外周面が前記長凹
    部の面と接触するようにした、請求項1に記載の油圧式
    転圧装置。
  9. 【請求項9】前記杆体に長凹部を設け、前記本体に前記
    杆体と直交する方向の支軸を取付け、前記支軸にローラ
    を前記長凹部を貫通するようにして回動可能に嵌合し、
    前記ローラの外周面が前記長凹部の面と接触し且つ前記
    本体と接触しないようにした、請求項1に記載の油圧式
    転圧装置。
  10. 【請求項10】前記上部受圧室を切換弁と絞りを介して
    タンクに接続し、前記切換弁により、前記ガイド孔に転
    圧具の杆体を挿入した時は前記上部受圧室を前記絞りを
    介してタンクに連通し、それ以外の時はタンクから遮断
    するようにした、請求項1に記載の油圧式転圧装置。
  11. 【請求項11】前記上部受圧室側に補助受圧室を設け、
    前記補助受圧室も前記切換弁と前記絞りを介してタンク
    に接続し、前記切換弁により、前記ガイド孔に転圧具の
    杆体を挿入した時は前記補助受圧室を前記絞りを介して
    タンクに連通し、それ以外の時はタンクに直接連通する
    ようにした、請求項10に記載の油圧式転圧装置。
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