JP2514831B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2514831B2 JP63117032A JP11703288A JP2514831B2 JP 2514831 B2 JP2514831 B2 JP 2514831B2 JP 63117032 A JP63117032 A JP 63117032A JP 11703288 A JP11703288 A JP 11703288A JP 2514831 B2 JP2514831 B2 JP 2514831B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置に係り、特にパスポート、身分
証明書等の冊子に用いられる画像を直接該冊子に形成す
る画像形成装置の加熱装置に関する。
〔従来の技術〕
写真入り冊子、例えばパスポートなどの作成におけ
る、タイプ印字工程、写真貼付工程、透明シート密着工
程等の工程を一連の流れにより行なう画像形成装置が提
案されている。
この画像形成装置は、感光部材が収納された感光材料
カセットと、このカセットから引き出された感光材料の
乳剤面に人物画像と文字画像との合成画像を露光する露
光部と、受像層が形成された冊子を収納する冊子収納ケ
ースと、この冊子収納ケースから搬出された冊子の受像
層と露光済み感光材料とを重ね合わせてこれらの間の空
気等を抜き出すためのしごき部と、しごき後に受像層及
び感光材料を上下方向から挟持しこれらに熱を加えて熱
現象・転写する熱現像転写部とから構成したものであ
る。
そして、転写終了後に感光材料を剥離廃棄し、受像層
を透明シートによりラミネート処理するものや、受像層
の支持シートを透明とし、該支持シートと受像層に対面
するシートとの間に感光材料を挟み込み、熱現像・転写
およびラミネート処理を上述の熱現像転写部により一度
に行なうものなどがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の後者の熱現像転写部においては、重なった感光
材料と受像層との間の空気を追い出し、さらに熱効率を
高めるために、加熱ローラ対を使用するのが一般的であ
る。
上述のように空気を追い出す場合にもっとも有効なの
は、重なったシートを冊子の綴じ部から外方へ密着させ
てゆくことである。従って、この冊子は受像層のない側
の綴じられていない双方向から前記加熱ローラ対に挟持
されるのが最適であるが、数枚のシートが一緒に加熱ロ
ーラ対の挟持部に進入すると、開いている冊子の上部の
シートが下部の表紙より遅れて挟持され、綴じ部分で折
れやしわ、さらにはシートのめくれや破れとなる。
また、画像記録部のある側とそうでない側においてシ
ート枚数が大きく違うと、圧力の変動が大きく、熱現象
・転写にムラが生じる。
ここで、前記加熱ローラ対を接離可能とし、冊子の厚
みに対応してローラ対の間隔を調整することでこれに対
処できる。
しかしながら、この場合、特に冊子の開き状態で冊子
の片側の他の片側よりも厚手な場合には冊子の厚手部と
薄手部との間に急な段差が生じ、厚手部によって冊子の
搬送ローラ方向に急な段差となり、該ローラ対間の接離
を調整するためセンサ及び調節機構が必要となり、これ
を行なわない場合、冊子の搬送速度が変化し、ローラ対
間の圧力変化の発生によって熱現像転写が不均一とな
る。
本発明の目的は、冊子の搬送が円滑でかつ熱現像転写
を均一に行なうことのできる画像形成装置を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の装置は、像様露光した感光材料を冊子内の受
像層に重ね合わせて加熱現像転写を行なう画像形成装置
の加熱装置であって、前記冊子の見開きを加熱する加熱
ローラと、該加熱ローラに接触してこれを同期回転させ
ることで冊子を挟持搬送する駆動ローラを少なくとも1
対備え、前記加熱ローラ周面が、前記冊子見開き薄手部
の搬送方向長さ以上の弧長を以て薄手部全面に接触する
第1の円弧面と、該冊子見開き厚手部の搬送方向長さ以
上の弧長を以て且つ第1の円弧面の曲率半径よりもほぼ
厚手部の厚さだけ短い曲率半径で厚手部全面に接触する
第2の円弧面とで構成されている。
すなわち、加熱部の加熱ローラを前述のように異なる
曲率半径をもつ2つの円弧面により構成し、第1及び第
2の円弧面がそれぞれ冊子の薄手部及び厚手部の各全面
を挟持搬送するタイミングで冊子の加熱を行なうことに
よって、厚手部の自由端を同時に挟持でき、さらに厚手
部から薄手部へも圧力の変化なく搬送できる。
本発明で用いる熱現像感光材料は、基本的には支持体
上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合
物、還元剤(色素供与性化合物が還元剤を兼ねる場合も
ある)を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩
その他の添加剤を含有させることができる。
上記の熱現像感光材料は露光に対してネガの画像を与
えるものでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジ
の画像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポ
ジ乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の2種が
ある)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出す
る色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用でき
る。
本発明ではこの拡散性の色素を受像材料に転写する
が、この転写は熱現像と同時に行ってもよく、また熱現
像の後に連続してもしくは時間間隔をおいて行ってもよ
い。熱現像はごく微量の水の存在下で行ってもよい。
拡散性色素を転写する方式には種々あり、例えば水な
どの水性溶媒により受像材料い転写する方法、高沸点有
機溶剤により受像材料に転写する方法、親水性熱溶剤に
より受像材料に転写する方法、拡散性の色素の熱拡散性
または昇華性を利用して色素受容性のポリマーを有する
受像材料に転写する方式が提案されており、本発明はそ
のどれにも適用できる。
以下に本発明で使用できる熱現像感光材料および受像
材料を具体的に記述した文献を掲げる。米国特許第4,46
3,079号、同第4,474,867号、同第4,478,927号、同第4,5
07,380号、同第4,500,626号、同第4,483,914号、特開昭
58-149046号、同58-149047号、同59-152440号、同59-15
4445号、同59-165054号、同59-180548号、同59-168439
号、同59-174832号、同59-174833号、同59-174834号、
同59-174835号、同62-65038号、同61-23245号、欧州特
許公開210,660A2号、同220,746A2号など。
〔実施態様〕
以下、図面を用いて本発明の実施態様を説明する。
第1図には本発明の加熱装置を適用した画像形成装置
の概略が示されており、熱現像感光紙40がロール形態で
収納された感光紙カセット41と、このカセット41から引
き出された感光紙40の乳剤面に合成画像を露光するプリ
ント用CRT29からなる露光部39と、露光された感光紙40
をループ状に貯蔵して次工程の処理を円滑に行うための
ルーパ装置42と、このルーパ装置42の下流側に設置さ
れ、次工程の熱転写を容易に行うために感光紙40の乳剤
面に拡散助剤として水を均一に塗布する水塗布装置43
と、この水塗布装置43の下流側に設置され、露光された
感光紙40を1こま毎に切断するカッタ44と、熱転写処理
前の冊子5が受像層1が上となるように開かれて重ねて
収納される処理前冊子5の収納ケース45と、この収納ケ
ース45から一冊ずつ厚手部から搬出される処理前冊子5
の薄手部上に露光後所定長に切断された感光紙40を重
ね、見開きの厚手部側にある受像層のシートのみを捲っ
て感光紙40と受像層1を合わせる捲り装置46と、加熱ロ
ーラ47,49及び加熱板対48からなり重ね合わされた感光
紙40と冊子5の受像層1との間の空気等を抜き出し、受
像層1及び感光紙40を上下方向から挟持搬送し、これら
に熱を加え熱現像転写を行う熱現像転写装置50と、画像
形成終了後の冊子5を順次重ねて収納する冊子収納ケー
ス51から構成されている。
第2図(a)は熱現像転写装置50の斜視図である。
冊子5の搬送路を挟んで加熱ローラ47と駆動ローラ4
7′、加熱板対48及び加熱ローラ49と駆動ローラ49′が
設置されている。
捲り装置46により、冊子5の薄手部において感光紙40
の露光面2と受像層1が重なるように、冊子5の見開き
の厚手部側にある透明な材質の受像層シート3が捲くら
れ薄手部側に移り、冊子5は厚手部より加熱ローラ47方
向へ搬送される。
加熱ローラ47,49は内部にハロゲンランプなどの発熱
体によって、もしくは図示していないが外部よりその周
面がヒーターによって加熱されている。さらに、加熱ロ
ーラ47の周面は、冊子5の厚手部の搬送方向長さとほぼ
同じ長さの横断面円弧長である周面47aと、薄手部の搬
送方向長さとほぼ同じ長さの横断面円弧である周面47b
とで構成され、厚手部に対応する周面47aの曲率半径は
薄手部に対応する周面47bの曲率半径よりもほぼ厚手部
の厚さだけ短い。
加熱ローラ49も加熱ローラ47と同様で周面47a及び周
面47bにそれぞれ対応する周面49a及び周面49bによって
構成されている。
加熱ローラ47,49は第2図(b)に示すように、周面4
7a,49aを冊子5が進入してくる方向へ向け、周面47aと4
7bとの境界及び周面49aと49bとの境界をそれぞれ駆動ロ
ーラ47′及び駆動ローラ49′へ圧接して冊子5を待機し
ている。
前述のように、冊子5が搬送されてくると、冊子5の
厚手部先端が図示しないセンサによって検知され、厚手
部先端が該センサから加熱ローラ47と駆動ローラ47′と
の接点に到達する所定時間後に該ローラ対47,47′は同
期して冊子5の挟持搬送を開始する。加熱ローラ47の軸
方向両端部は周面47bと同じ曲率半径となっているた
め、冊子5の厚手部には周面47aから搬送が可能である
程度の圧力のみを受ける。
この駆動ローラは加熱ローラと対となって冊子体を挟
持搬送するためのもので、これらの駆動源は駆動ローラ
と加熱ローラが同期して回転すればいずれに接続されて
もよい。
そして、搬送が進むと、周面47aと47bの他方の境界が
冊子5の綴ってある位置に合致し、薄手部の加熱加圧搬
送が速度変化や圧力変化なしに行なわれる。
さらに、冊子5は加熱板対48を通り加熱ローラ49によ
って加熱ローラ47と同様に搬送され排出トレー51に排出
される。加熱ローラ49は、加熱ローラ47の回転が開始し
てから厚手部先端が加熱ローラ49と駆動ローラ49′との
接点に到達する所定時間後に始動する。
前述の受像層シート3と対面する薄手部側のシートを
ホットメルト接着することで、この熱現像転写装置50に
より現像、転写及びラミネート処理を同時に行なう。
加熱ローラ47,49の周面47a,49aに断熱材を備えつける
ことにより、厚手部への不要な加熱を避けることができ
る。
また、加熱ローラは上述の場合、必要最小の径とした
が、曲率半径が代わる境界を冊子の綴り部分と合致させ
るタイミングで冊子を搬送するものであれば、大きな径
のローラでもよい。
さらに、加熱板の代りに加熱ローラ,駆動ローラ対を
多数並べてもよく、駆動ローラも加熱してよい。
〔発明の効果〕
以上のように、厚手部より搬送された冊子を曲率半径
の異なる2つの部分周面を有する加熱ローラによって挟
持搬送することで、円滑な搬送とムラのない現像・転写
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置が適用される画像形成装置の概略
図、第2図(a)は本発明の装置の斜視図、第2図
(b)は本発明の装置の断面図である。 図中符号: 1……受像層、2……露光面、3……受像層支持シー
ト、5……冊子、40……熱現像感光材料、47,49……加
熱ローラ、47′,49′……駆動ローラ、47a,47b,49a,49b
……周面、48……加熱板対

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像様露光した感光材料を冊子内の受像層に
    重ね合わせ加熱現像転写を行なう画像形成装置の加熱装
    置であって、 前記冊子の見開きを加熱する加熱ローラと、 該加熱ローラに接触してこれを同期回転させることで冊
    子を挟持搬送する駆動ローラを少なくとも1対備え、 前記加熱ローラ周面が、前記冊子見開き薄手部の搬送方
    向長さ以上の弧長を以て薄手部全面に接触する第1の円
    弧面と、該冊子見開き厚手部の搬送方向長さ以上の弧長
    を以て且つ第1の円弧面の曲率半径よりもほぼ厚手部の
    厚さだけ短い曲率半径で厚手部全面に接触する第2の円
    弧面とで構成されることを特徴とする加熱装置。
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