JP2514534Y2 - ビデオテープレコーダーのテープ早送り装置 - Google Patents

ビデオテープレコーダーのテープ早送り装置

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JP2514534Y2
JP2514534Y2 JP1993003476U JP347693U JP2514534Y2 JP 2514534 Y2 JP2514534 Y2 JP 2514534Y2 JP 1993003476 U JP1993003476 U JP 1993003476U JP 347693 U JP347693 U JP 347693U JP 2514534 Y2 JP2514534 Y2 JP 2514534Y2
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ローディングされた
テープをアンローディングせずに迅速にファストフォワ
ード又はリワインドができるようにしたビデオテープレ
コーダー(VTR)のテープ早送り装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用のVTRは、テープのロー
ディング方式がμ−ローディング(U−ローディング
等)とM−ローディング方式があるが、μ−ローディン
グ方式は録画や再生の際、テープの送りが緩慢であり、
テープがローディングされた状態において迅速に走行又
はリワインドが可能であるので、フォワード(Forward)
やリワインド(Rewind)の際、テープをアンローディング
させることなく欲する画面を捜し出せるので手間が省け
るというメリットはあるが、この方式においては、テー
プを緩慢に走行させるためのメカニズムが甚だ複雑であ
り、部品の数が多くなるので、手の込んだ作業を必要と
するなどの短所は勿論のこと、テープがローディングさ
れた状態から高速移送されるので、各固定ピンの摩擦に
よるテープと固定ピンの損傷を防ぐために各固定ピンを
精密加工しなければならないので、加工作業もまた手が
込んだ工程となり、たとえ精密加工をしたとしても長時
間使用による摩擦部位の損傷を完全に防止するというこ
とには困難である。
【0003】さらにM−ローディング方式の場合には、
テープの走行変位が全体からみてS字状のカーブをたど
るのでローディングされた状態から迅速に移動させると
テープのテンションが増大し、振動が発生してローディ
ングガイドから外れるようになり、テープに損傷をきた
すので、この方式ではファストフォワード又はリワイン
ドの際、テープをアンローディングさせる必要があり、
必要な画面を探し出すためには時間がかかるという欠点
があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術によるVTRでは、ヘッドドラムの傾斜角を最小にし
なければならないが、全体としてのローディング構造が
シンプルになるようにするには傾斜角を9度以下には下
げることができない。
【0005】本考案者はこのような条件に鑑み構造がシ
ンプルであると同時にテープの走行がスムーズに行なわ
れるヘッドドラムの傾斜角を求めると10度の傾斜角が最
も理想的であることがわかったが、この場合には、たと
えM−ローディング方式よりはテープの走行変位が緩慢
な角をなすことにはなるが、やはりテープがローディン
グされた状態において早送りをすることになるので、テ
ープが巻かれる側はテープのテンションがプレー時より
10%位増大することになり、この状態ではリールデスク
の回転力だけではテープを巻くことができないので、早
送りをするにはテープが各固定ピン(補助部材)と摩擦
の起こらないようにすべきであることがわかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがってこの考案は、
テープがローディングされた状態からアンローディング
されないようにローディングポールは固定されており、
テンションポールとピンチローラーだけが移動するよう
にし、テープが最小限の固定ピンを除く各固定ピンから
隔離され、回転するローラーだけに接続するようにする
ことによってテープの摩擦力を最小限にくいとめ、リー
ルデスクの回転力だけでファストフォワード又はリワイ
ンドの際、迅速に走行又は巻き返しができるようにし
て、欲する画面や位置を速やかに探し出すことができる
ようにしたものである。
【0007】
【実施例】以下この考案の実施例を詳述することにす
る。デッキ1の基部におのおの異なった形状のガイドグ
ルーブ3,3’が上下面に形成されたカムギヤ手段2を
装着し、ローディングモーター4の稼動により連動ギヤ
5によって回転するようにし、カムギヤ手段2の基面に
形成されたガイドグルーブ3’に挿入された第1ガイド
ピン6’によって連動するセクターギヤ6を装着して伝
動ギヤ7,7’を回転させてリングギヤ8,8’が回転
するようにしてある。
【0008】リングギヤ8,8’におのおの穿設された
ガイドホール13には、デッキ1に形成されたローディン
グ孔34,34’を通じて、デッキ1上部に露出されたロー
ディングローラー10,10’及びローディングポール11,
11’を装着しているローディングプレート9,9’の端
部(即ち、ローディング方向)に連設されている支持板
12,12’がピン13’により移動できるように連結されて
おり、セクターギヤ6のピボット運動によりローディン
グローラー10,10’とローディングポール11,11’がロ
ーディング孔34,34’に沿って移動してカセットからテ
ープを取出してヘッドドラム27の外周面に接触させるこ
とになっており、リングギヤ8,8’とローディングプ
レート9,9’間には引張スプリング14,14’が弾力設
置されている。このようにしてテープをヘッドドラム27
の外周面に接触させる第1カム手段が構成されている。
【0009】カムギヤ手段2上面に形成されたガイドグ
ルーブ3には作動杆15の中ほどに装着された第2ガイド
ピン15’が挿入され、作動杆15の先端部はデッキ1上面
に装着されたスライド板16の後端部とピン17によって連
結し、スライド板16の先端はピンチローラー18とガイド
ローラー19が先端に装着されたピンチアーム20を連動さ
せるテンションロッド21の後端と連動杆22によって連結
してある。なお、これらの位置関係は第8図に示すよう
になっている。
【0010】作動杆15の後端に装着されたピン16’はデ
ッキ1に装着されたガイドホール23を通じて上部に露出
するようにして、テンションポール24が先端に装着され
引張スプリング14”によって弾性的に装着されたテンシ
ョンアーム25をピン16’で係止するようにしてある。こ
のようにしてテープを補助部材に接触させる第2カム手
段が構成されている。
【0011】尚、図面中26,26’はリールデスク、27は
ヘッドドラム、28,28’は固定ガイドピン、29は消去ヘ
ッド、30,30’はガイドローラー、31は固定ピン、32は
キャプスタンであり、33はテープである。そして、固定
ガイドピン28,28’と消去ヘッド29とキャプスタン32が
補助部材に含まれる。
【0012】
【作用】上記のように構成された本考案の作用は次の通
りである。カセットを通常の方法でデッキ1に挿入する
と確認スイッチが作動してローディングモーター4を稼
動させ、連動ギヤ5によってカムギヤ手段2が回転する
のでカムギヤ手段2の上下面に形成されたガイドグルー
ブ3,3’におのおの挿入された第2ガイドピン15’,
第1ガイドピン6’によりそれぞれ作動する作動杆15と
セクターギヤ6が同時に作動する。作動杆15の先端部に
ピン17で継がれたスライド板16は第1図の矢印aの方向
と同じく右側に移動しながら連動杆22を押し出すので、
これに後端部が連結されたテンションロッド21の後端部
が押し出される結果となり、その先端部が仮想線Aのよ
うな方向に移動し、ピンチアーム20を連動させ、これに
装着されたピンチローラー18がキャプスタン32の方に移
動される。
【0013】セクターギヤ6は伝動ギヤ7を、この伝動
ギヤ7は伝動ギヤ7’を次々に連動させ、リングギヤ
8,8’を回転させる。リングギヤ8,8’にそれぞれ
装着されたローディングプレート9,9’がヘッドドラ
ム27の両側に穿設されたローディング孔34,34’にした
がって移動しながら、これに装着されたローディングロ
ーラー10,10’とローディングポール11,11’はそれぞ
れデッキ1の上に装填されたカセットからテープ33を引
き出してローディングすることになる。この際ローディ
ングプレート9によって押さえられていたテンションア
ーム25はローディングプレート9の移動にしたがって押
えられていた状態から外れるようになると、後端を引っ
張っている引張スプリング14”の力により左側方に先端
部が移動し、作動杆15後端のピン16’に接触して係止さ
れ、作動杆15が移動する状態にしたがって引続き左側方
に移動し、ローディングされるテープ33を側方へ押し出
しテンションを与えることになる。
【0014】このようなテープ33のローディング作動
は、ローディングプレート9,9’がローディング孔3
4,34’の先端まで完全に移動する過程までは通常のV
TRと同一の運動によるものであるが、それから後の運
動は本考案の装置によるものである。
【0015】すなわち、ローディングプレート9,9’
は一旦ローディング孔34,34’の先端まで移動を完了し
たが、この時テンションアーム25に装着されたテンショ
ンポール24と、ピンチアーム20に装着されたピンチロー
ラー18とガイドローラー19は、それぞれ第4図の仮想線
B、B’と同一の位置まで移動した状態になり、ローデ
ィングされたテープ33の両側の部分は仮想線C、C’と
同一の線上におかれることになり、この時はカムギヤ手
段2上下面に形成されたガイドグルーブ3,3’に嵌挿
されたセクターギヤ6と作動杆15の第1ガイドピン
6’,第2ガイドピン15’はガイドグルーブ3,3’に
よってすべられ、第1ガイドピン6’は第5図に示した
ようにガイドグルーブ3’のL部の位置まで到達した状
態であり、第2ガイドピン15’はガイドグルーブ3のM
部位置まで到達した状態になる。すなわち、第1カム手
段がテープ33をヘッドドラム27に接触させると共に第2
カム手段はテープ33を補助部材に接触させない第1テー
プ状態となる。
【0016】このような状態においてもローディングモ
ーター4は稼動を続けるのでカムギヤ手段2も回転を続
け、セクターギヤ6と作動杆15を連動させる。この際、
セクターギヤ6によって回転するリングギヤ8,8’に
より移動を続けていたローディングプレート9,9’は
すでにローディング孔34、34’の先端まで到達し、それ
以上移動を続けることはできないが、リングギヤ8,
8’はカムギヤ手段2が回転するにつれて、セクターギ
ヤ6の第1ガイドピン6’がガイドグルーブ3’のL部
からL’部まで移動するのでセクターギヤ6が連動さ
れ、結局それによって回転するので、この時ローディン
グプレート9,9’はローディング孔34,34’の先端に
固定され、その代わりローディングプレート9,9’の
基部に装着された支持板12,12’の先端がリングギヤ
8,8’に穿設されたガイドホール13にそれぞれピン1
3’で移動のできるようにはめられた状態のもとに引張
スプリング14,14’で弾力性をもつようにしてあるの
で、ローディングプレート9,9’は固定され、リング
ギヤ8,8’だけが若干その後も回転するので回転する
間隔程度、引張スプリング14,14’が伸びることにな
る。
【0017】これに伴ない、ガイドホール13に挿入され
たピン13’はガイドホール13内で矢印b方向に移動しな
がらローディングが終ったローディングプレート9,
9’を引張スプリング14,14’の引っ張る力によって強
く張って固定されるので、その後もひき続きカムギヤ手
段2は回転するが、この時のセクターギヤ6は第1ガイ
ドピン6’がガイドグルーブ3’のL’部から内端部ま
で移動するが、L’からL”までは、その半径がカムギ
ヤ手段2の中心から同一の半径がえがく円弧なので、こ
の過程ではセクターギヤ6が運動をしないため、それ以
上はリングギヤ8,8’の回転はみられなくなる。
【0018】しかし、セクターギヤ6は停止していても
カムギヤ手段2の上面のガイドグルーブ3を通って滑動
するので、作動杆15の第2ガイドピン15’はガイドグル
ーブ3のM部位置から一旦先端まで、すなわちM’部ま
で移動するが、この際のM部からM’部までの円弧はカ
ムギヤ手段2の中心からそれぞれ異なった半径の状態に
なっているので、作動杆15は運動を続け、その下端部に
装着されたスライド板16の動きによりピンチローラー18
は第4図のように仮想線B’の位置からさらに移動し、
ローディングされたテープ33をキャプスタン32に押し付
け、同時にガイドローラー19も側方に移動することにな
り、テープ33を側方に押し出し弾力を与えた状態で支え
る。
【0019】一方、作動杆15の上側に装着されたピン1
6’によって係止されていたテンションアーム25もピン1
6’の移動にしたがって移動を続け、その先端に装着さ
れたテンションポール24が第4図のように仮想線Bの位
置から側方に移動し、この部分のテープ33を固定ガイド
ピン28,28’の外側に押し出し、結局はテープ33が固定
ガイドピン28とテンションポール24及び固定ガイドピン
28’を経る過程においてテンションが得られるのであ
る。
【0020】このような作動によってテープ33のローデ
ィングディングオペレーションが完了する本考案の装置
は、換言すればローディング作動がリングギヤ8,8’
の回転が中断される第一段階と、その後ピンチローラー
18並びにテンションポール24が、さらに移動を続ける第
二段階の作動とに分けられる状態のもとに作動すること
になる。そしてこのようにして、第1カム手段がテープ
33をヘッドドラム27の外周面に接触させた状態で第2カ
ム手段がテープ33を補助部材に接触させる第2テープ状
態となる。
【0021】プレー時(再生/録画モード時又はピクチ
ャサーチモード時)には従来のVTRと同様にテープが
送られる。すなわち、第2テープ状態でテープは走行す
ることになる。
【0022】一方、ファストフォワード/リワインドモ
ード時、テープ33を迅速に巻き返す時にはこの作動をす
るスイッチを入れて、ローディングモーター4を作動さ
せるとカムギヤ手段2が逆回転するが、この時の逆回転
する間隔は第5図及び第6図のように第1ガイドピン
6’はガイドグルーブ3’のL”位置からL’の位置ま
で、第2ガイドピン15’はM’の位置からMの位置まで
移動できる間隔だけ逆回転する。
【0023】カムギヤ手段2がその間隔分だけ逆回転す
ると、この時第1ガイドピン6’はガイドグルーブ3’
のL”の位置からL’の位置迄だけ移動するので、この
時のそれらの円弧はカムギヤ手段2の中心から半径が同
一の円弧であるから、第1ガイドピン6’が移動しても
セクターギヤ6は動かずにそのまま停止しているため、
ローディングプレート9,9’も固定され、テープ33は
ローディングされた状態にあることになる。
【0024】その代わりガイドグルーブ3にはめられた
第2ガイドピン15’はガイドグルーブ3のM’の位置か
らMの位置へと移動するが、その間の円弧がカムギヤ手
段2の中心からそれぞれ半径が異なるので、作動杆15は
ローディングの時とは反対に作動し、上側に装着された
ピン16’がテンションアーム25を右側に押しやるので、
その先端のテンションポール24が第4図と同じように仮
想線Bの位置へ移動するため、これによって側方に押し
出され、固定ガイドピン28,28’の間に接続されていた
テープ33は再び仮想線Cと同じ線上に移動し、この部分
のテープ33は固定ガイドピン28,28’とヘッド29に接続
されないようになる。
【0025】また同時に作動杆15の先端部によって作動
するピンチローラー18とガイドローラー19も仮想線B’
の位置に移動し、ピンチローラー18はキャプスタン32か
ら離れると同時に、この部分のテープ33がキャプスタン
32と接続しないようになり、固定ピン31の内側を通過す
る。結局ローディングされたテープ33はテンションポー
ル24の外側を通過し、ガイドローラー30とテンションロ
ーラー10、ローディングポール11並びにヘッドドラム27
を経て再びローディングポール11’とローディングロー
ラー10’、ガイドローラー30’及びピンチローラー18と
ガイドローラー19を通過する状態になる。すなわち、第
1カム手段がテープ33をヘッドドラム27に接触させると
共に第2カム手段はテープ33を補助部材に接触させない
第1テープ状態となる。
【0026】したがって、この時にはテープ33のテンシ
ョンがテンションポール24の移動により大幅に減少され
た状態で、固定ガイドピン28,28’のような固定ポスト
とはほとんど接触することなく、ガイドローラー30,3
0’等とともに回転する回転ポストと接触している状態
なのでリールデスク26,26’の回転力だけでも迅速に走
行またはリワインドが可能であるから、この状態におい
て探そうとする画面を速やかに探し出せるのである。な
お、停止モードの際もこの状態(第1テープ状態)とす
る。
【0027】このような本考案の装置は、ファストフォ
ワード又はリワインドの時、テープをアンローディング
させずにローディングされた状態において固定ポストか
ら隔離してやるだけで、リールディスクの回転力のみで
も迅速に走行あるいはリワインドが可能であると同時
に、テープの損傷を防ぎ、またこの過程においてローデ
ィングプレート9,9’は引張スプリング14,14’によ
って引っ張られているので、テープが走行あるいはリワ
インドされる時、引っ張る力が作用してもローディング
プレート9,9’はそのまま元の位置に固定されること
になる。
【0028】このようにして欲する画面を探し出すなど
のオペレートが終ったあと、再びプレーしようとする時
は、プレー・スイッチを押せばテンションポール24とピ
ンチローラー18は再び第4図のように側方に移動を開始
し、テンションポール24はテープ33にテンションを与
え、ピンチローラー18はテープ33をキャプスタン32に押
し付け、第1カム手段がテープ33をヘッドドラム27の外
周面に接触させた状態で第2カム手段がテープ33を補助
部材に接触させる第2テープ状態となり正常の走行が行
なわれるのである。
【0029】
【考案の効果】前記のようにこの考案の装置は、カムギ
ヤ手段2の上下面に形成するガイドグルーブ3,3’の
曲線をそれぞれ異なるようにしてテープ33が完全にロー
ディングされるまで二段階の運動が行なわれるようにな
るので、ファストフォワードもしくはリワインドの時、
ローディングプレート9,9’は固定された状態からテ
ンションポール24とピンチローラー18だけを若干移動さ
せ、テープ33が各固定ポスト(補助部材)と接続しない
ような第1テープ状態にするので早送りを可能ならしめ
るばかりでなく、μ−ローディング方式に比して構造が
きわめて簡単である。
【0030】またテープをアンローディングさせること
になっているM−ローディング方式と異なりアンローデ
ィングさせる必要がなくなるので、時間の節約とオペレ
ートの省力化など、すこぶる効果の大なる考案であると
言い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるビデオテープレコーダーのテー
プ早送り装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】本考案にかかるビデオテープレコーダーのテー
プ早送り装置の一実施例を示す底面図である。
【図3】ローディングが終った状態での本考案による実
施例を示す一部抜粋底面図である。
【図4】本考案の実施例の作動によるテープの移動状態
を示す図面である。
【図5】本考案の装置に使われるカムギヤ手段の底面図
である。
【図6】本考案の装置に使われるカムギヤ手段の平面図
である。
【図7】本考案の装置に使われるリングギヤの抜粋斜視
図である。
【図8】連動杆,スライド板,デッキ及び作動杆等の位
置関係を示す抜粋断面図である。
【図9】連動杆,スライド板,デッキ及び作動杆等の位
置関係を示す抜粋断面図である。
【符号の説明】
1 デッキ 2 カムギヤ手段 3 ガイドグルーブ 3’ ガイドグルーブ 4 ローディングモーター 5 連動ギヤ 6 セクターギヤ 6’ 第1ガイドピン 7 伝動ギヤ 7’ 伝動ギヤ 8 リングギヤ 8’ リングギヤ 9 ローディングプレート 9’ ローディングプレート 10 ローディングローラー 10’ ローディングローラー 11 ローディングポール 11’ ローディングポール 12 支持板 12’ 支持板 13 ガイドホール 13’ ピン 16’ ピン 17 ピン 14 引張スプリング 14’ 引張スプリング 14” 引張スプリング 15 作動杆 15’ 第2ガイドピン 16 スライド板 18 ピンチローラー 19 ガイドローラー 20 ピンチアーム 21 テンションロッド 22 連動杆 23 ガイドホール 24 テンションポール 25 テンションアーム 26 リールデスク 26’ リールデスク 27 ヘッドドラム 28 固定ガイドピン 28’ 固定ガイドピン 29 消去ヘッド 30 ガイドローラー 30’ ガイドローラー 31 固定ピン 32 キャプスタン 33 テープ 34 ローディング孔 34’ ローディング孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドドラム27と、テープカセットか
    ら取出されるテープと接触される固定ガイドピン28,
    28’と消去ヘッド29とキャプスタン32を含む補助
    部材と、ローディングモーター4と、ローディングモー
    ター4により駆動されるカムギヤ手段2と、このカムギ
    ヤ手段2により駆動され上記カセットから取出されたテ
    ープをヘッドドラム27の外周面に接触させる第1カム
    手段と、カムギヤ手段2により駆動され取出されたテー
    プを上記補肋部材に接触させる第2カム手段とから構成
    されたものにおいて、 カムギヤ手段2がローディングモーター4により既設定
    された角度範囲ぐらい回転する際上記第1カム手段が上
    記テープをヘッドドラム27の外周面に接触させると共
    に上記第2カム手段は上記テープを上記補助部材に接触
    させない第1テープ状態となり、カムギヤ手段2が一層
    回転するようになると上記テープがヘッドドラム27の
    外周面に接触された状態で上記第2カム手段が上記テー
    プを上記補肋部材に接触させる第2テープ状態となるよ
    うに成すテープローディング手段を構成して、再生又は
    録画モードの時は上記第2テープ状態となり、また停止
    モード又はファストフォワード/リワインドモードの時
    には上記第1テープ状態となるようにしたことを特徴と
    するビデオテープレコーダーのテープ早送り装置。
  2. 【請求項2】 カムギヤ手段2の上下面に螺旋型のガイ
    ドグルーブ3,3’がそれぞれ違う形状に形成され、ま
    た上記第1及び第2カム手段がガイドグルーブ3,3’
    に噛み合う第1及び第2ガイドピン6’,15’を含む
    ようにして、カムギヤ手段2が既設定された角度範囲を
    超えて回転するようになると第2ガイドピン15’はカ
    ム動作をするが第1ガイドピン6’はカム動作をしない
    ようになっている請求項1記載のビデオテープレコーダ
    ーのテープ早送り装置。
JP1993003476U 1984-12-28 1993-01-14 ビデオテープレコーダーのテープ早送り装置 Expired - Lifetime JP2514534Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019840008495A KR870001821B1 (ko) 1984-12-28 1984-12-28 비디오 테이프 레코오더의 테이프조송(早送)장치
KR8495 1984-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668127U JPH0668127U (ja) 1994-09-22
JP2514534Y2 true JP2514534Y2 (ja) 1996-10-23

Family

ID=19236925

Family Applications (2)

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