JP2513594B2 - ボイスコイル型リニアモ−タ - Google Patents

ボイスコイル型リニアモ−タ

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JP2513594B2
JP2513594B2 JP59226445A JP22644584A JP2513594B2 JP 2513594 B2 JP2513594 B2 JP 2513594B2 JP 59226445 A JP59226445 A JP 59226445A JP 22644584 A JP22644584 A JP 22644584A JP 2513594 B2 JP2513594 B2 JP 2513594B2
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voice coil
linear motor
type linear
coil type
carriage
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靖之 小沢
洵 浜田
喬史 糟谷
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/035DC motors; Unipolar motors
    • H02K41/0352Unipolar motors
    • H02K41/0354Lorentz force motors, e.g. voice coil motors
    • H02K41/0356Lorentz force motors, e.g. voice coil motors moving along a straight path

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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボイスコイル型リニアモータに係り、特に光
ディスク装置のように比較的ストロークが長く、かつ電
気回路の側面に光学ヘッドのような負荷を配置したい場
合に有用なものである。
近年、ボイスコイル型リニアモータは磁気ディスク装
置のヘッドポジショナーとして広く現用されているが、
光ディスクの光学ヘッド駆動用としての利用も考えられ
ている。光ディスク装置の場合、磁気ディスク装置に比
べストロークが長い、ディスクが単板である、光学ヘッ
ドが比較的重いなどの理由により磁気ディスク装置とは
異なった構造とならざるを得ない。
〔従来の技術〕
第4図は従来の光ディスク装置の概略要部断面図を示
す。図において、1は光ディスク媒体、2は光ディスク
媒体1を回転駆動するスピンドルモータ、3は光字ヘッ
ド、Bに示す破線の区画部分は光学ヘッド3を駆動する
ボイスコイル型リニアモータを配置するスペースであっ
て、ここに矢印A方向に力の作用中心線が働くボイスコ
イル型リニアモータの可動部が収容され、その可動部の
上面あるいは側面に負荷となる光学ヘッド3が付設され
光ディスク媒体1の面上をシークできることが望まれ
る。
しかしながらこのような形式とすると、光学ヘッド3
を含むボイスコイル型リニアモータの可動部の中心Gaが
光学ヘッド3の方によってしまい、ボイスコイルモータ
の発生する力の作用中心線Aからはずれて回転モーメン
トを発生するために振動問題に悩まされ易く対策が求め
られている。
第5図は従来のボイスコイル型リニアモータの正面要
部断面図、第6図は第5図のX1−X2断面図を示す。な
お、構成、動作の説明を理解し易くするために全図を通
じて同一部分には同一符号を付してその重複説明を省略
する。
第5図と第6図において、4はボイスコイル型リニア
モータの可動部を収容するキャリッジであって中空構造
とし、その内部に固定磁気回路12(継鉄5,永久磁石6,鉄
心7から構成される)を通している。8はキャリッジ4
に付設したベアリングでガイドレール9に当接して矢印
A方向にガイドされる。尚ベアリング8の配置を明確に
するためガイドレールの約1/2の記載を省略している。1
0はコイルボビン11に捲回されたコイルであってコイル
ボビン11はキァリッジ4に固定され、コイル10は固定磁
気回路12のギャップを通って矢印A方向に駆動される。
第5図はコイル10とコイルボビン11との一部を断面図に
て示している。Gbは光学ヘッド単体の重心位置、Gaはキ
ャリッジ4と光学ヘッド3との合成重心位置、13は固定
磁気回路12を基台14に取りつけるためのスペーサを示
す。
前記振動問題は、ベアリング8の取り付け位置を力の
作用線Aを対称線にして重心位置Gbの対称位置(ここで
は下側)に均衛のとれるように配置することにより、力
の作用線Aが重心位置Gaを通過することが可能となり解
決できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのような機構の場合は、固定磁気回路
12を内側に抱え込むようなキャリッジ4となるため、キ
ャリッジ4が大型化し可動部の重量が増加する上に装置
全体も大きくなる。また、力の作用線Aから光学ヘッド
3の重心Gbまでの距離が長いため、僅かな均衡のずれで
も大振幅の振動を発生させる欠点がある。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、キャリッジの軽量
化、小型化を可能とし装置全体の小型化を実現すると共
に、低コスト化も可能とするボイスコイル型リニアモー
タの提供を目的とする。
〔問題を解決するための手段〕 そしてこの目的は、ボイスコイルと、該ボイスコイル
を非接触に貫通する鉄心と、該鉄心の下面に対向して一
定強度の磁界を発生するように閉磁路を形成する固定磁
気回路と、前記ボイスコイルを載置してなる可動部本体
とから形成されてなるボイスコイル型リニアモータにお
いて、前記ボイスコイルをボビンレスに形成すると共
に、前記可動部本体を断面略H型の枠体構造とし、該H
型の上側凹形部の各内面に対し前記ボイスコイルの外側
表面を接着剤にて接着固定してなる可動部本体と、前記
H型枠体の下側凹形部に非接触に配置されてなる前記固
定磁気回路とを具備してなることを特徴とする本発明の
ボイスコイル型リニアモータを提供することにより達成
される。〔作用〕 すなわち、鉄心を挟んで上下に存在した固定磁気回路
の磁極を本発明では下側一方とし、ボイスコイルもコイ
ルボビンを使用しないボビンレス構造に形成し、断面略
H型の枠体構造に形成した可動部本体のH型の上側凹形
部の各内面に対し、ボビンレス構造のボイスコイルの外
面を熱良導性の接着剤にて直接接着することにより小型
化、簡素化を図っている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。第1図
は本発明にかかるボイスコイル型リニアモータの正面要
部断面図、第2図はキャリッジ単体の斜視図、第3図は
第1図のX3−X4断面図を示す。
第1図において、固定磁気回路は第5図に示す鉄心7
の上下に存在した継鉄5と永久磁石6の対を下側一方の
みとしている。そしてキャリッジ4は第2図を示すよう
に断面H型の枠体構造とし、その上側凹形部を通るもの
は鉄心7だけである。そしてコイル10はボビンを使用し
ない中空箱形のボビンレス構造とし、その中空箱形の外
面をH型枠体のキャリッジ4の上側凹形部の各内面に対
し熱良導性の接着剤にて直接接着する。
第3図において、15はH型枠体構造のキャリッジ4の
両側部の上端に跨設された支持部材で、この支持部材15
の上には光学ヘッド3が載置固定されている。この構造
で力を発生する部分は鉄心7の辺Cの部分だけである。
少なくとも辺C,D,Fの3辺に対向するキャリッジ4の上
側凹形部の各内面に対し接着しておけばボビンレス構造
でも問題はない。また、従来例ではボビンの製造技術や
強度の関係で辺C(E)と辺D(F)の比はあまり大き
くできなかったが、この構造ならば比を大きくし(鉄心
を偏平化する)コイルの使用効率を向上させることがで
きる。
すなわち、この種の磁気回路では鉄心の飽和により総
磁束量が決まるので、力の発生する部分が辺Cと辺Eと
から辺Cだけになっても辺C部の磁束密度が2倍になり
発生する力は変わらない。ただ、キャリッジの一部(H
形の水平部)が辺C部に存在し、キャリッジ4の剛性を
確保しているため固定磁気回路のギャップは広くなり、
厚い永久磁石が必要となるが永久磁石6は固定部側に存
在するのでキャリッジ4の大型化にはつながらない。
また、コイル10を通るのは鉄心7だけであるので、従
来に比べて力の作用線Aと光学ヘッド3の重心Gbとの距
離が短くなり、力の作用線Aが可動部全体の重心Gaを通
るようにベアリング8等の配置を行うにしても力の作用
線Aの近くに配置すればよく、可動部全体は小型、かつ
軽量化できる。また、重心Gaが力の作用線Aを多少ずれ
た場合でも光学ヘッド3の振動幅は小さくなる。
以上の説明は光ディスク装置について行なったが、こ
れに限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明のボイスコイル型リ
ニアモータによれば、光ディスク装置用のボイスコイル
型リニアモータとして用いる場合に、小型化,軽量化が
可能となり、かつ磁極が片側で済むこと、コイルボビン
が不要になることで低コスト化が実現できる。さらにコ
イル表面の多くの部分がキャリッジと接しており、キャ
リッジに熱が伝わり易くキャリッジ全体が放熱器となる
のでコイルの温度上昇を低く抑えることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるボイスコイル型リニアモータの
正面要部断面図、 第2図はキャリッジ単体の斜視図、 第3図は第1図のX3−X4断面図、 第4図は従来の光ディスク装置の概略要部断面図、 第5図は従来のボイスコイル型リニアモータの正面要部
断面図、 第6図は第5図のX1−X2矢視部断面図である。 図において、4はキャリッジ、10はコイル、12は固定磁
気回路をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイスコイルと該ボイスコイルを非接触に
    貫通する鉄心と、該鉄心の下面に対向して一定強度の磁
    界を発生するように閉磁路を形成する固定磁気回路と、
    前記ボイスコイルを載置してなる可動部本体とから形成
    されてなるボイスコイル型リニアモータにおいて、 前記ボイスコイルをボビンレスに形成すると共に、前記
    可動部本体を断面略H型の枠体構造とし、該H型の上側
    凹形部の各内面に対し前記ボイスコイルの外側表面を接
    着剤にて接着固定してなる可動部本体と、 前記H型枠体の下側凹形部に非接触に配置されてなる前
    記固定磁気回路とを具備してなることを特徴とするボイ
    スコイル型リニアモータ。
JP59226445A 1984-10-26 1984-10-26 ボイスコイル型リニアモ−タ Expired - Lifetime JP2513594B2 (ja)

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