JP2513204Y2 - 自転車用スタンド - Google Patents
自転車用スタンドInfo
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- JP2513204Y2 JP2513204Y2 JP85890U JP85890U JP2513204Y2 JP 2513204 Y2 JP2513204 Y2 JP 2513204Y2 JP 85890 U JP85890 U JP 85890U JP 85890 U JP85890 U JP 85890U JP 2513204 Y2 JP2513204 Y2 JP 2513204Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- stand foot
- mounting plate
- bent
- spring locking
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自転車を停止させておく場合に使用する自
転車用スタンドに関するものである。
転車用スタンドに関するものである。
(従来の技術) 第7図は従来の自転車の両足スタンドの一例を示すも
ので、第8図は同じく従来の自転車の一本スタンドの一
例を示すものである。
ので、第8図は同じく従来の自転車の一本スタンドの一
例を示すものである。
図中1は自転車の車体、2はその車体1の後端部に取
り付けるようにしたスタンド足取付板、3はこのスタン
ド足取付板2にピン4により枢支した両足型スタンド
足、5はスタンド足取付板2にピン4により枢支した片
足型スタンド足である。
り付けるようにしたスタンド足取付板、3はこのスタン
ド足取付板2にピン4により枢支した両足型スタンド
足、5はスタンド足取付板2にピン4により枢支した片
足型スタンド足である。
また6はスタンド足3,5にそれぞれピン7により上端
部を枢支したロックレバー、8はこのロックレバー6の
下部と、前記スタンド足取付板2との間に張設したコイ
ルばねである。
部を枢支したロックレバー、8はこのロックレバー6の
下部と、前記スタンド足取付板2との間に張設したコイ
ルばねである。
なお第7図の場合は両足スタンドであるから、ロック
レバー6がない側のスタンド足3には、ばねフック9を
突設し、このばねフック9とスタンド足取付板2との間
にもコイルばね8を張設してある。
レバー6がない側のスタンド足3には、ばねフック9を
突設し、このばねフック9とスタンド足取付板2との間
にもコイルばね8を張設してある。
しかしながら従来の自転車用スタンドは、上述したよ
うにスタンド足取付板2が、車体1の後端部より略下方
に向って配設されている。そしてこのスタンド足取付板
2とスタンド足3または5との間に張設されているコイ
ルばね8も自転車停止時には略上下方向に位置してい
る。
うにスタンド足取付板2が、車体1の後端部より略下方
に向って配設されている。そしてこのスタンド足取付板
2とスタンド足3または5との間に張設されているコイ
ルばね8も自転車停止時には略上下方向に位置してい
る。
また自転車停立時においてスタンド足3または5は、
車体から離れるように斜め下方に向って広がっているも
のであるから、前記したコイルばね8が外側方へ出張る
状態となり、その結果このコイルばね8に人体や衣服が
接触して怪我をしたり、またコイルばね8が外れたりす
るため、安全上も好ましくないという問題点があった。
車体から離れるように斜め下方に向って広がっているも
のであるから、前記したコイルばね8が外側方へ出張る
状態となり、その結果このコイルばね8に人体や衣服が
接触して怪我をしたり、またコイルばね8が外れたりす
るため、安全上も好ましくないという問題点があった。
上述の問題点を解決するため本出願人は先に、第9図
〜第11図に示すような自転車用スタンド(実願平1-2651
号)を提案した。
〜第11図に示すような自転車用スタンド(実願平1-2651
号)を提案した。
すなわちこの自転車用スタンドは、長孔状の取付孔2a
を介して自転車の車体1の後端部に固定できるようにし
た板金製のスタンド足取付板2の下部にスタンド足枢支
孔2bを設け、スタンド足取付板2の中間部にばね係止部
2cを後寄りに設けると共に、カバー取付部2dを取付板2
の前後に設けてある。
を介して自転車の車体1の後端部に固定できるようにし
た板金製のスタンド足取付板2の下部にスタンド足枢支
孔2bを設け、スタンド足取付板2の中間部にばね係止部
2cを後寄りに設けると共に、カバー取付部2dを取付板2
の前後に設けてある。
また両足型スタンド足3の上部3aを自転車の後方に向
けて略L字形に屈曲し、このL字形の先端部に枢支孔3b
を設けると共に、片側のスタンド足の屈曲部近くに孔3c
を設け、他側のスタンド足3の上部にはばねフック9を
設け、このばねフック9の先端部にばね係止部9aを形成
してある。
けて略L字形に屈曲し、このL字形の先端部に枢支孔3b
を設けると共に、片側のスタンド足の屈曲部近くに孔3c
を設け、他側のスタンド足3の上部にはばねフック9を
設け、このばねフック9の先端部にばね係止部9aを形成
してある。
また棒状のロックレバー6の頭部に枢支孔6aを設ける
と共に、ばね係止部6bを設けてある。
と共に、ばね係止部6bを設けてある。
そして前記スタンド足枢支孔2bとスタンド足3の枢支
孔3bとを重合してピン4を挿通することによってスタン
ド足3を取付板2に対して回動自在に枢支すると共に、
片側のスタンド足3に設けた孔3cとロックレバー6の枢
支孔6aとを重合してピン7を挿通することによってロッ
クレバー6をスタンド足3に対して回動自在に枢支し、
このロックレバー6およびばねフック9に設けたばね係
止部6b,9aと、前記スタンド足取付板2のばね係止部2c
との間に、それぞれコイルばね8を略水平に張架し、こ
のコイルばね8を覆うカバー10を前記スタンド足取付板
2に設けたカバー取付部2dに取付ビス11により固定して
ある。
孔3bとを重合してピン4を挿通することによってスタン
ド足3を取付板2に対して回動自在に枢支すると共に、
片側のスタンド足3に設けた孔3cとロックレバー6の枢
支孔6aとを重合してピン7を挿通することによってロッ
クレバー6をスタンド足3に対して回動自在に枢支し、
このロックレバー6およびばねフック9に設けたばね係
止部6b,9aと、前記スタンド足取付板2のばね係止部2c
との間に、それぞれコイルばね8を略水平に張架し、こ
のコイルばね8を覆うカバー10を前記スタンド足取付板
2に設けたカバー取付部2dに取付ビス11により固定して
ある。
(考案が解決しようとする課題) 上述のようにした自転車用スタンドは、スタンド足上
部を略L字形に屈曲し、自転車停立時においてコイルば
ね8を略水平に張架すると共に、このコイルばね8を覆
うカバー10を設けたから、コイルばね8が従来のものよ
り自転車の車体に近づくと共に、外側への張り出し量が
少なくなり、しかもカバー10によって覆われるため、人
体や衣服に接触しにくくなり、その結果自転車走行上の
安全性が著しく向上したが、その反面、上述した装置は
コイルばね8を覆うために、カバー10を余分に設けなけ
ればならないから、部品が多くなって加工組立が複雑に
なるという問題点が生じた。
部を略L字形に屈曲し、自転車停立時においてコイルば
ね8を略水平に張架すると共に、このコイルばね8を覆
うカバー10を設けたから、コイルばね8が従来のものよ
り自転車の車体に近づくと共に、外側への張り出し量が
少なくなり、しかもカバー10によって覆われるため、人
体や衣服に接触しにくくなり、その結果自転車走行上の
安全性が著しく向上したが、その反面、上述した装置は
コイルばね8を覆うために、カバー10を余分に設けなけ
ればならないから、部品が多くなって加工組立が複雑に
なるという問題点が生じた。
(課題を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案においては、スタ
ンド足取付板の上部に車体への取付孔を設け、その下方
の取付板を外側へ向けて折曲すると共に、その折曲板の
外側部にクレビス状の二枚板を下方へ向けて突設し、こ
の二枚板を貫通してスタンド足枢支孔を設けると共に、
この二枚板の内側板より内側に位置するばね係止部を設
け、片足型スタンド足の上部を略L字形に屈曲し、この
屈曲部近くを前記スタンド足取付板に枢支し、このスタ
ンド足のL字形の先端部にロックレバーを枢支し、この
ロックレバーに設けたばね係止部と、前記スタンド足取
付板のばね係止部との間にコイルばねを略水平に張架
し、このコイルばねの上部を前記スタンド足取付板の折
曲板で覆うようにして自転車用スタンドを構成する。
ンド足取付板の上部に車体への取付孔を設け、その下方
の取付板を外側へ向けて折曲すると共に、その折曲板の
外側部にクレビス状の二枚板を下方へ向けて突設し、こ
の二枚板を貫通してスタンド足枢支孔を設けると共に、
この二枚板の内側板より内側に位置するばね係止部を設
け、片足型スタンド足の上部を略L字形に屈曲し、この
屈曲部近くを前記スタンド足取付板に枢支し、このスタ
ンド足のL字形の先端部にロックレバーを枢支し、この
ロックレバーに設けたばね係止部と、前記スタンド足取
付板のばね係止部との間にコイルばねを略水平に張架
し、このコイルばねの上部を前記スタンド足取付板の折
曲板で覆うようにして自転車用スタンドを構成する。
また前記したスタンド足取付板を左右対称形に形成し
てそれぞれ自転車の左右の車体に固定し、両足型スタン
ド足の上部をそれぞれ略L字形に屈曲し、この屈曲部近
くを前記スタンド足取付板にそれぞれ枢支し、このスタ
ンド足の一方のL字形の先端部に、ばね係止部を有する
ロックレバーを枢支すると共に、他方のL字形の先端部
にばね係止部を突設し、これらのばね係止部と、前記ス
タンド足取付板のばね係止部との間にそれぞれコイルば
ねを略水平に張架し、これらのコイルばねの上部をそれ
ぞれ前記スタンド足取付板の折曲板で覆うようにして自
転車用スタンドを構成する。
てそれぞれ自転車の左右の車体に固定し、両足型スタン
ド足の上部をそれぞれ略L字形に屈曲し、この屈曲部近
くを前記スタンド足取付板にそれぞれ枢支し、このスタ
ンド足の一方のL字形の先端部に、ばね係止部を有する
ロックレバーを枢支すると共に、他方のL字形の先端部
にばね係止部を突設し、これらのばね係止部と、前記ス
タンド足取付板のばね係止部との間にそれぞれコイルば
ねを略水平に張架し、これらのコイルばねの上部をそれ
ぞれ前記スタンド足取付板の折曲板で覆うようにして自
転車用スタンドを構成する。
(作用) 上述のように本考案においては、コイルばねを略水平
に張架し、このコイルばねの上部をスタンド足取付板の
折曲板で覆うようにしたから、特にコイルばねを遮蔽す
るためのカバーを設ける必要がなくなる。
に張架し、このコイルばねの上部をスタンド足取付板の
折曲板で覆うようにしたから、特にコイルばねを遮蔽す
るためのカバーを設ける必要がなくなる。
したがって本考案によれば、コイルばねが人体や衣服
に接触しにくくなる上に、部品も従来のものより少なく
なって加工組立も簡単になる。
に接触しにくくなる上に、部品も従来のものより少なく
なって加工組立も簡単になる。
(実施例) 以下、図面について本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案を片足型スタンドに適用した
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
本実施例においては、第3図に詳細に示すように、板
金製のスタンド足取付板12の上部に車体への取付孔12a
を横長に設け、その下方の取付板を外側へ向けて折曲す
ると共に、その折曲板12bの外側部にクレビス状の二枚
板12c,12dを下方へ向けて突設し、この二枚板12c,12dを
貫通してスタンド足枢支孔12eを設けると共に、この二
枚板12c,12dの内側板12dより内側に位置する舌片を突設
すると共に、この舌片にばね係止孔を設けてばね係止部
12fを形成する。
金製のスタンド足取付板12の上部に車体への取付孔12a
を横長に設け、その下方の取付板を外側へ向けて折曲す
ると共に、その折曲板12bの外側部にクレビス状の二枚
板12c,12dを下方へ向けて突設し、この二枚板12c,12dを
貫通してスタンド足枢支孔12eを設けると共に、この二
枚板12c,12dの内側板12dより内側に位置する舌片を突設
すると共に、この舌片にばね係止孔を設けてばね係止部
12fを形成する。
なお12gは二枚板12c,12dの連結部、12hは二枚板12c,1
2dの外側板12cの外周を凹欠して形成したスタンド足用
ストッパーピンの案内部、12iは同じく外側板12cより突
設したロックレバー用のストッパー、12j,12k,12lは補
強用のリブである。
2dの外側板12cの外周を凹欠して形成したスタンド足用
ストッパーピンの案内部、12iは同じく外側板12cより突
設したロックレバー用のストッパー、12j,12k,12lは補
強用のリブである。
また片足型スタンド足13の上部を略L字形に屈曲し、
この屈曲部近くにピン孔13aを設けると共に、L字形の
先端部にロックレバー枢支用のピン孔13bを設け、この
スタンド足13の屈曲部を前記スタンド足取付板12の二枚
板12c,12d間に挿入してピン孔12e,13aを重合すると共
に、これらのピン孔12e,13aにピン14を挿通してスタン
ド足13を回動自在に枢支する。
この屈曲部近くにピン孔13aを設けると共に、L字形の
先端部にロックレバー枢支用のピン孔13bを設け、この
スタンド足13の屈曲部を前記スタンド足取付板12の二枚
板12c,12d間に挿入してピン孔12e,13aを重合すると共
に、これらのピン孔12e,13aにピン14を挿通してスタン
ド足13を回動自在に枢支する。
なお15はスタンド足13に植設したストッパーピンで、
スタンド足取付板12の案内部12h内に位置して、スタン
ド足13の回動範囲を規制するものである。
スタンド足取付板12の案内部12h内に位置して、スタン
ド足13の回動範囲を規制するものである。
またロックレバー16の上端部に枢支孔16aを設けると
共に、その上板部を内側方へ折曲して、その後縁部16c
を組立時においてスタンド足取付板12のストッパーピン
12iと衝合するようにすると共に、その折曲した上板部
の前縁部16dは舌片状に形成して内方へ突出させ、その
端部にコイルばねの係止孔を設けてばね係止部16eを形
成する。
共に、その上板部を内側方へ折曲して、その後縁部16c
を組立時においてスタンド足取付板12のストッパーピン
12iと衝合するようにすると共に、その折曲した上板部
の前縁部16dは舌片状に形成して内方へ突出させ、その
端部にコイルばねの係止孔を設けてばね係止部16eを形
成する。
そしてロックレバー16の枢支孔16aをスタンド足13の
ピン孔13bと重合させると共に、ピン17を孔16a,13bに挿
通し、さらにスタンド足取付板12のばね係止部12fと、
ロックレバー16のばね係止部16cとの間にコイルばね18
を張架する。
ピン孔13bと重合させると共に、ピン17を孔16a,13bに挿
通し、さらにスタンド足取付板12のばね係止部12fと、
ロックレバー16のばね係止部16cとの間にコイルばね18
を張架する。
また第4図および第5図は、本考案を両足型スタンド
に適用した場合の実施例を示すもので、図中前記符号と
同一の符号は同等のものを示している。
に適用した場合の実施例を示すもので、図中前記符号と
同一の符号は同等のものを示している。
すなわちこの場合は、前記したスタンド足取付板12を
左右対称形(なお自転車の進行方向に対し右側のものに
はストッパー12iは不要)に形成して、それぞれ自転車
の左右の車体に固定し、両足型スタンド足19の上部をそ
れぞれ略L字形に屈曲し、この屈曲部近くにピン孔19a
を設けると共に、左側のL字形の先端部にロックレバー
枢支用のピン孔19bを設け、右側のL字形の先端部に
は、ばね係止部19cを突設する。
左右対称形(なお自転車の進行方向に対し右側のものに
はストッパー12iは不要)に形成して、それぞれ自転車
の左右の車体に固定し、両足型スタンド足19の上部をそ
れぞれ略L字形に屈曲し、この屈曲部近くにピン孔19a
を設けると共に、左側のL字形の先端部にロックレバー
枢支用のピン孔19bを設け、右側のL字形の先端部に
は、ばね係止部19cを突設する。
そして前記した両足型スタンド足19の左右のL字形屈
曲部をそれぞれ自転車の左右に固定したスタンド足取付
板12の二枚板12c,12d間に挿入してピン孔12e,19aを重合
すると共に、これらのピン孔12e,19aにそれぞれピン14
を挿通して両足型スタンド足19を回動自在に枢支する。
曲部をそれぞれ自転車の左右に固定したスタンド足取付
板12の二枚板12c,12d間に挿入してピン孔12e,19aを重合
すると共に、これらのピン孔12e,19aにそれぞれピン14
を挿通して両足型スタンド足19を回動自在に枢支する。
なお15はスタンド足19に植設したストッパーピンで、
スタンド足取付板12の案内部12b内に位置して、スタン
ド足19の回動範囲を規制するものである。
スタンド足取付板12の案内部12b内に位置して、スタン
ド足19の回動範囲を規制するものである。
そしてスタンド足19の左側のL字形の先端部に設けた
ピン孔19bと、ロックレバー16の枢支孔16aとを重合させ
ると共に、ピン17を孔16a,19bに挿通し、さらに左側の
スタンド足取付板12のばね係止部12fと、ロックレバー1
6のばね係止部16eとの間にコイルばね18を張架すると共
に、右側のスタンド足取付板12のばね係止部12fと、ス
タンド足19の右側のL字形の先端部に突設したばね係止
部19cとの間にもコイルばね18を張設する。
ピン孔19bと、ロックレバー16の枢支孔16aとを重合させ
ると共に、ピン17を孔16a,19bに挿通し、さらに左側の
スタンド足取付板12のばね係止部12fと、ロックレバー1
6のばね係止部16eとの間にコイルばね18を張架すると共
に、右側のスタンド足取付板12のばね係止部12fと、ス
タンド足19の右側のL字形の先端部に突設したばね係止
部19cとの間にもコイルばね18を張設する。
なお第6図は、第4図に示したスタンド足取付板12の
折曲板12bの上部に一回り大きいカバー20を装着して、
可動部のカバーをさらに確実にしたものである。
折曲板12bの上部に一回り大きいカバー20を装着して、
可動部のカバーをさらに確実にしたものである。
上述のように構成した本考案の自転車用スタンドの作
動は従来のものと同様である。第1図について簡単に説
明すると、この第1図は自転車用スタンドの停立状態に
おけるロック時を示すもので、この場合ロックレバー16
がスタンド足13よりも前方に位置しており、コイルばね
18の中心線がピン14,17の中心を結ぶ線よりも上位にあ
るから、スタンド足13はロックされている。
動は従来のものと同様である。第1図について簡単に説
明すると、この第1図は自転車用スタンドの停立状態に
おけるロック時を示すもので、この場合ロックレバー16
がスタンド足13よりも前方に位置しており、コイルばね
18の中心線がピン14,17の中心を結ぶ線よりも上位にあ
るから、スタンド足13はロックされている。
この第1図のロック状態を解除するには、ロックレバ
ー16を第1図の矢印Aのように回動させる。このように
すると、コイルばね18の中心線がピン17より下位に移っ
て、スタンド足13のロックが解除される。
ー16を第1図の矢印Aのように回動させる。このように
すると、コイルばね18の中心線がピン17より下位に移っ
て、スタンド足13のロックが解除される。
したがってこの状態でスタンド足13を後方へはね上げ
れば、スタンド足13はピン14を支点として矢印Bのよう
に回動して後方にはね上がった状態になる。そしてこの
状態においてスタンド足13はコイルばね18によって保持
されることになる。
れば、スタンド足13はピン14を支点として矢印Bのよう
に回動して後方にはね上がった状態になる。そしてこの
状態においてスタンド足13はコイルばね18によって保持
されることになる。
(考案の効果) 上述のように本考案においては、コイルばね18を略水
平に張架し、このコイルばね18の上部をスタンド足取付
板12の折曲板12bで覆うようにしたから、特にコイルば
ね18を遮蔽するためのカバーを設ける必要がなくなる。
平に張架し、このコイルばね18の上部をスタンド足取付
板12の折曲板12bで覆うようにしたから、特にコイルば
ね18を遮蔽するためのカバーを設ける必要がなくなる。
したがって本考案によれば、コイルばねが人体や衣服
に接触しにくくなる上に、部品も従来のものより少なく
なって加工組立も簡単になるという実用上優れた効果が
得られる。
に接触しにくくなる上に、部品も従来のものより少なく
なって加工組立も簡単になるという実用上優れた効果が
得られる。
第1図は本考案の第1実施例である片足スタンド装置の
組立状態を示す斜視図、 第2図はその分解斜視図、 第3図(a)はスタンド足取付板の正面図、 同図(b)はその左側面図、 同図(c)は同背面図、 同図(d)は同図(c)のD-D線による矢視断面図、 第4図は本考案の第2実施例である両足スタンド装置の
組立状態を示す斜視図、 第5図はその分解斜視図、 第6図は他の実施例を示す斜視図、 第7図は従来の両足スタンド装置の一例を示す斜視図、 第8図は従来の一本足スタンド装置の一例を示す部分立
面図、 第9図は第7図および第8図の改良型の自転車用スタン
ドを示す斜視図、 第10図はそのカバーを外した状態を示す部分斜視図、 第11図は第9図の分解斜視図である。 12……スタンド足取付板、12a……取付孔 12b……折曲板、12c,12d……二枚板 12e……スタンド足枢支孔 12f……ばね係止部、12h……案内部 12i……ストッパー、13……片足型スタンド足 13a,13b……ピン孔、14……ピン 15……ストッパーピン、16……ロックレバー 16a……枢支孔、16e……ばね係止部 17……ピン、18……コイルばね 19……両足型スタンド足、19a,19b……ピン孔 19c……ばね係止部、20……カバー
組立状態を示す斜視図、 第2図はその分解斜視図、 第3図(a)はスタンド足取付板の正面図、 同図(b)はその左側面図、 同図(c)は同背面図、 同図(d)は同図(c)のD-D線による矢視断面図、 第4図は本考案の第2実施例である両足スタンド装置の
組立状態を示す斜視図、 第5図はその分解斜視図、 第6図は他の実施例を示す斜視図、 第7図は従来の両足スタンド装置の一例を示す斜視図、 第8図は従来の一本足スタンド装置の一例を示す部分立
面図、 第9図は第7図および第8図の改良型の自転車用スタン
ドを示す斜視図、 第10図はそのカバーを外した状態を示す部分斜視図、 第11図は第9図の分解斜視図である。 12……スタンド足取付板、12a……取付孔 12b……折曲板、12c,12d……二枚板 12e……スタンド足枢支孔 12f……ばね係止部、12h……案内部 12i……ストッパー、13……片足型スタンド足 13a,13b……ピン孔、14……ピン 15……ストッパーピン、16……ロックレバー 16a……枢支孔、16e……ばね係止部 17……ピン、18……コイルばね 19……両足型スタンド足、19a,19b……ピン孔 19c……ばね係止部、20……カバー
Claims (2)
- 【請求項1】スタンド足取付板の上部に車体への取付孔
を設け、その下方の取付板を外側へ向けて折曲すると共
に、その折曲板の外側部にクレビス状の二枚板を下方へ
向けて突設し、この二枚板を貫通してスタンド足枢支孔
を設けると共に、この二枚板の内側板より内側に位置す
るばね係止部を設け、片足型スタンド足の上部を略L字
形に屈曲し、この屈曲部近くを前記スタンド足取付板に
枢支し、このスタンド足のL字形の先端部にロックレバ
ーを枢支し、このロックレバーに設けたばね係止部と、
前記スタンド足取付板のばね係止部との間にコイルばね
を略水平に張架し、このコイルばねの上部を前記スタン
ド足取付板の折曲板で覆うようにしたことを特徴とする
自転車用スタンド。 - 【請求項2】請求項1記載のスタンド足取付板を左右対
称形に形成してそれぞれ自転車の左右の車体に固定し、
両足型スタンド足の上部をそれぞれ略L字形に屈曲し、
この屈曲部近くを前記スタンド足取付板にそれぞれ枢支
し、このスタンド足の一方のL字形の先端部に、ばね係
止部を有するロックレバーを枢支すると共に、他方のL
字形の先端部にばね係止部を突設し、これらのばね係止
部と、前記スタンド足取付板のばね係止部との間にそれ
ぞれコイルばねを略水平に張架し、これらのコイルばね
の上部をそれぞれ前記スタンド足取付板の折曲板で覆う
ようにしたことを特徴とする自転車用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP85890U JP2513204Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 自転車用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP85890U JP2513204Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 自転車用スタンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393290U JPH0393290U (ja) | 1991-09-24 |
JP2513204Y2 true JP2513204Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31504794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP85890U Expired - Lifetime JP2513204Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 自転車用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513204Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP85890U patent/JP2513204Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393290U (ja) | 1991-09-24 |
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