JPH0221331Y2 - - Google Patents

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JPH0221331Y2
JPH0221331Y2 JP14753584U JP14753584U JPH0221331Y2 JP H0221331 Y2 JPH0221331 Y2 JP H0221331Y2 JP 14753584 U JP14753584 U JP 14753584U JP 14753584 U JP14753584 U JP 14753584U JP H0221331 Y2 JPH0221331 Y2 JP H0221331Y2
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JP
Japan
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protector
brace
wheel
bonnet
attached
Prior art date
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JP14753584U
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JPS6161261U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、トラクタ用フロントプロテクタの取
付構造に関する。
<従来の技術> トラクタ用フロントプロテクタの取付構造とし
て第4図から第6図に示すものが従来実施されて
いた。
即ち、車体1に取付けたフロント作業機用、例
えばフロントローダ用の左右一対のブレイス2は
トラクタボンネツト3の両側に設けられて前後方
向に沿わされている。
前車軸受台4の左右にアーム5をそれぞれ固着
し、アーム5の上端の樋形受具5Aに左右一対の
ブレイス2の前端同士をつなぐ連結杆6を嵌合さ
せ、固定具7で取付けている。
フロントプロテクタ8は下枠部分9と上枠部分
10とからなり、下枠部分9の両下部がブレイス
2の前端にボルト11とカラー12を介してボン
ネツト3の前面に対面した起立姿勢13とボンネ
ツト前面より離反した倒伏姿勢14とにそれぞれ
姿勢変更自在とされている。
そして、倒伏姿勢14は下枠部分9の脚部にア
ーム15を取付け、該アーム15をブレイス2に
重合させてピン16と抜け止め用ピン17を介し
て固定保持されている。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、プロテクタ8は起立姿勢13のと
き、ボンネツト3の前面グリル3A及びこれに装
備されたランプL等を保護し、倒伏姿勢14のと
きボンネツト3内のバツテリ等のメンテナンス作
業をするものであり、従つて、起立姿勢13のと
きはかつちりとガタつかないことが必要であり、
この姿勢から倒伏姿勢14への相互変更は迅速か
つ簡易になされる必要があるという相対立した要
望がある。
しかしながら、従来の技術にあつては、抜け止
め用ピン17を外してからピン16を抜く必要が
あり、これらピンが小物であることから、作業が
面倒となつており、又、ピン16をピン孔に合致
させて挿通することは、ブレイス2とアーム15
のピン孔の合致が困難であることからも、作業が
面倒で結局は、ピン孔に大きくしてピン16を挿
通することにもなり、ガタ付きが激しいものであ
つた。
本考案は、従来のピン構造による取付けに代つ
て、ブレイスに固定用輪体を摺動自在に套嵌さ
せ、この輪体の摺動によりプロテクタを確実に起
立姿勢に保持しながらも、倒伏姿勢への変更もい
わばワンタツチで可能にしたことを目的とするも
のである。
<問題点を解決するための手段> 本考案が前述の目的を達成するために講じた技
術的手段は、車体1に取付けたフロント作業機用
のブレイス2が車体1の前後方向に沿つてトラク
タボンネツト3の両側に設けられ、プロテクタ8
がボンネツト前面に対面した起立姿勢13とボン
ネツト前面より離反した倒伏姿勢14とにそれぞ
れ姿勢変更自在として前記ブレイス2の前端にボ
ルト11を介して取付けられたものにおいて、 前記起立姿勢13のときブレイス2の側面に沿
つて重合される重合部8Aがプロテクタ8の下部
に設けられ、 前記重合部8Aに係脱自在とされる固定用輪体
18がそれぞれのブレイス2に長手方向摺動自在
として套嵌されており、 前記固定用輪体18が重合部8Aに係合された
とき、該輪体18の摺動を拘束する弾性拘束体1
9がプロテクタ8に取付けられているところにあ
る。
<作用> プロテクタ8が起立姿勢13のときは下枠部分
9に連設されている重合部8Aがブレイス2の外
側面又は内側面に重合され、この状態は輪体18
が重合部8Aに套嵌係合されることにより、ボル
ト11を支点とするプロテクタ8の回動Aは規制
される。
プロテクタ8の姿勢変更をするには、輪体18
をブレイス長手方向に矢印Bで示す如く摺動さ
せ、輪体18と重合部8Aの係合を解除すると、
プロテクタ8は回動Aが自由とされる。
そして、再び起立姿勢13とするには、弾性拘
束体19の弾性力に抗して輪体18を重合部8A
に套嵌すべく摺動せしめて係合させることによつ
てなされ、この係合状態は弾性拘束体19が輪体
18を直接又は間接に押付けることによつて保持
される。
<実施例> 以下、第1図から第3図を参照して本考案の実
施例を詳述する。
なお、前述の従来の技術と共通する部分は共通
符号で示し、以下、改良点について詳述する。
プロテクタ8の下枠部分9の両下端には本例で
は後方に連設した重合部8Aが設けられており、
この重合部8Aはブレイス2の内側面又は外側面
のいずれかに起立姿勢13のとき重合可能であ
る。
ブレイス2のそれぞれには固定用輪体18がブ
レイス2の長手方向に矢印Bで示す如く摺動自在
として套嵌されている。
輪体18はブレイス2と重合部8Aとを重ね合
したとき、両者をボルト11の回りに不動にする
ものであり、従つて、輪体内周部18Aはブレイ
ス2と重合部8Aの総和厚みと同等若しくはやゝ
大きくされている。
なお、重合部8A又は内周部18Aのいずれか
一方を締り勝手のテーパーに形成することもでき
る。
固定用輪体18が重合部8Aに係合されてプロ
テクタ8のボルト11の回りの回動が規制されて
いるとき、この状態を保持するために弾性板より
なる弾性拘束体19がプロテクタ8に本例ではボ
ルト11によつて共締めによつて取付けられてい
る。
弾性拘束体19はピン8Bと孔19Bによつて
回り止めされており、中途の彎曲部19Cを介し
て先端にはテーパー部19Aが形成されている。
従つて、固定用輪体18をテーパー部19Aよ
り弾性力に抗して押込みブレイス2と重合部8A
にわたつて套嵌させることで、プロテクタ8は起
立姿勢13が保持され、輪体18の摺動は弾性拘
束体19によつて規制されることになる。
また、この起立姿勢13から倒伏姿勢14にす
るには、輪体18を矢印Bで示すように弾性拘束
体19の弾性力に抗して離脱すべく摺動させるこ
とによつてなされる。
<考案の効果> 本考案は、プロテクタ8が起立姿勢13のとき
ブレイス2の側面に沿つて重合される重合部8A
をプロテクタ8の下部に設け、該重合部8Aに係
脱自在の固定用輪体18をブレイス2に摺動自在
に套嵌しているので、起立姿勢13と倒伏姿勢1
4の姿勢変更は輪体18の摺動によつて簡単に行
なうことができる。
また、プロテクタ8の起立姿勢13は下部の重
合部8Aとブレイス2とにわたつて輪体18を套
嵌することによつて確実になされるし、このとき
の輪体18の摺動はプロテクタ8に取付けた弾性
拘束体19によつて拘束されるから、ガタ付きが
少ない下での起立姿勢13を得ることができる。
また、プロテクタ8の前述の姿勢変更をする場
合でも拘束体19は弾性を有するから、輪体18
の係脱のための摺動も軽快にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の側面図、
第2図は該要部の分解斜視図、第3図は同じく組
立平面図、第4図は従来例の側面図、第5図は同
正面図、第6図は同一部断面で示す平面図であ
る。 1……車体、2……ブレイス、3……ボンネツ
ト、8……プロテクタ、8A……重合部、18…
…固定用輪体、19……弾性拘束体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体1に取付けたフロント作業機用のブレイス
    2が車体1の前後方向に沿つてトラクタボンネツ
    ト3の両側に設けられ、プロテクタ8がボンネツ
    ト前面に対面した起立姿勢13とボンネツト前面
    より離反した倒伏姿勢14とにそれぞれ姿勢変更
    自在として前記ブレイス2の前端にボルト11を
    介して取付けられたものにおいて、 前記起立姿勢13のときブレイス2の側面に沿
    つて重合される重合部8Aがプロテクタ8の下部
    に設けられ、 前記重合部8Aに係脱自在とされる固定用輪体
    18がそれぞれのブレイス2に長手方向摺動自在
    として套嵌されており、 前記固定用輪体18が重合部8Aに係合された
    とき、該輪体18の摺動を拘束する弾性拘束体1
    9がプロテクタ8に取付けられている ことを特徴とするトラクタ用フロントプロテクタ
    の取付構造。
JP14753584U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0221331Y2 (ja)

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JP14753584U JPH0221331Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6161261U JPS6161261U (ja) 1986-04-24
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ID=30705760

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WO2007080670A1 (ja) * 2006-01-16 2007-07-19 Yanmar Co., Ltd. 作業車両のフロントガード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5253048B2 (ja) * 2008-09-02 2013-07-31 ヤンマー株式会社 作業車両
JP5575065B2 (ja) * 2011-07-08 2014-08-20 株式会社クボタ 作業車両のフロントガード

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WO2007080670A1 (ja) * 2006-01-16 2007-07-19 Yanmar Co., Ltd. 作業車両のフロントガード

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JPS6161261U (ja) 1986-04-24

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