JP2512083Y2 - 商品包装袋 - Google Patents
商品包装袋Info
- Publication number
- JP2512083Y2 JP2512083Y2 JP1990067674U JP6767490U JP2512083Y2 JP 2512083 Y2 JP2512083 Y2 JP 2512083Y2 JP 1990067674 U JP1990067674 U JP 1990067674U JP 6767490 U JP6767490 U JP 6767490U JP 2512083 Y2 JP2512083 Y2 JP 2512083Y2
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- Japan
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- sheet
- header
- chuck
- opening
- film
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、商品包装袋に関する。
さらに詳しくは、本考案はチャック方式で開閉可能な
開口部を有するヘッド付き商品包装袋に関するものであ
る。
開口部を有するヘッド付き商品包装袋に関するものであ
る。
［従来の技術］ 従来より、ヘッダー付き商品包装袋は広く使用されて
おり、色々の形態のものが知られている。
おり、色々の形態のものが知られている。
なかでも、吊り下げ用ヘッダー部があり、ヘッダーの
下に袋体部が連結しており、該連結部分に感圧接着剤を
塗布した蓋片により反復開閉可能な開口部がある商品包
装袋が知られている。
下に袋体部が連結しており、該連結部分に感圧接着剤を
塗布した蓋片により反復開閉可能な開口部がある商品包
装袋が知られている。
しかし、このようなヘッダー付き商品包装袋は、開口
部の感圧接着剤付き蓋片の開閉に際して、蓋片が第６図
のように、感圧接着剤層面Ａが出し入れする品物の方に
向きこれが品物を開口部から出し入れするに際して、品
物に蓋片が接着して、品物の出し入れ操作が煩わしく、
また、反復開閉において接着面に埃が着いて接着剤層の
接着力が低下する欠点がある。
部の感圧接着剤付き蓋片の開閉に際して、蓋片が第６図
のように、感圧接着剤層面Ａが出し入れする品物の方に
向きこれが品物を開口部から出し入れするに際して、品
物に蓋片が接着して、品物の出し入れ操作が煩わしく、
また、反復開閉において接着面に埃が着いて接着剤層の
接着力が低下する欠点がある。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、開閉自在で袋体から取り出すのに便利な開
口部を有する上方に開口部分があるヘッダー付き商品包
装袋を提供することを目的とするものである。
口部を有する上方に開口部分があるヘッダー付き商品包
装袋を提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案者は、この構造の商品包装袋において開閉自在
で蓋片の感圧接着剤層が品物に粘着する煩わしさを避け
るにはチャック式開閉方式を導入するのが最適と着想し
て本考案をなすに至った。
で蓋片の感圧接着剤層が品物に粘着する煩わしさを避け
るにはチャック式開閉方式を導入するのが最適と着想し
て本考案をなすに至った。
すなわち、本考案は、熱可塑性樹脂を材質とする表フ
イルムと裏フイルム、チャック式開口部及びヘッダー部
からなり、表フイルムと裏フイルムの両側縁を融着して
袋体部を形成し、表フイルムの上縁を厚手のヘッダーシ
ートの幅に合わせて厚手のヘッダーシートを包むように
折り返して、表フイルムの折り返し先端縁を熱シールに
よってヘッダーシート下縁付近に固定し、さらに、ヘッ
ダーシートの側縁部も表フイルムの側縁と融着固定する
ことによりヘッダー部を形成し、裏フイルムの上縁とヘ
ッダー部の下縁の間に開口部を設けた商品包装袋におい
て、該開口部の表フイルムの内面に水平に、雄型又は雌
型チャックシートを２本の熱シールで該チャックシート
の上縁と下縁を融着固定し、該チャックシートに対向す
る位置の裏フイルム上縁の内面に該チャックシートに嵌
合する雌型又は雄型チャックシートの上縁と下縁を２本
の熱シールにより、該チャックシートの上縁と裏フイル
ムの上縁が一致するように融着固定してなる開閉自在の
開口部を有することを特徴とする商品包装袋を提供する
ものである。
イルムと裏フイルム、チャック式開口部及びヘッダー部
からなり、表フイルムと裏フイルムの両側縁を融着して
袋体部を形成し、表フイルムの上縁を厚手のヘッダーシ
ートの幅に合わせて厚手のヘッダーシートを包むように
折り返して、表フイルムの折り返し先端縁を熱シールに
よってヘッダーシート下縁付近に固定し、さらに、ヘッ
ダーシートの側縁部も表フイルムの側縁と融着固定する
ことによりヘッダー部を形成し、裏フイルムの上縁とヘ
ッダー部の下縁の間に開口部を設けた商品包装袋におい
て、該開口部の表フイルムの内面に水平に、雄型又は雌
型チャックシートを２本の熱シールで該チャックシート
の上縁と下縁を融着固定し、該チャックシートに対向す
る位置の裏フイルム上縁の内面に該チャックシートに嵌
合する雌型又は雄型チャックシートの上縁と下縁を２本
の熱シールにより、該チャックシートの上縁と裏フイル
ムの上縁が一致するように融着固定してなる開閉自在の
開口部を有することを特徴とする商品包装袋を提供する
ものである。
本考案を実施例の図面によりさらに詳細に説明する。
本考案商品包装袋では、一応、チャック式開口部のあ
る面を裏としているが、商品包装袋の裏及び表は所望に
よりいずれ側でも選択することができる。
る面を裏としているが、商品包装袋の裏及び表は所望に
よりいずれ側でも選択することができる。
従って、チャック式開口部のある面を表と称した構造
の袋も本考案に該当する。
の袋も本考案に該当する。
第１図及び第２図に示される本考案の実施例の商品包
装袋は、表フイルム１と裏フイルム２が底部18で折り曲
げられて連続しており、その両側縁８及び９で互いに融
着して、袋体部を形成している。
装袋は、表フイルム１と裏フイルム２が底部18で折り曲
げられて連続しており、その両側縁８及び９で互いに融
着して、袋体部を形成している。
表フイルム１の上部はヘッダーシート３を包むように
折り曲げられ、その先端は熱シール13によって、ヘッダ
ーシート３の下縁に融着固定されている。
折り曲げられ、その先端は熱シール13によって、ヘッダ
ーシート３の下縁に融着固定されている。
さらに、ヘッダー部の側縁５及び６においても、ヘッ
ダーシート３と、ヘッダーシートの両面にある２枚の表
フイルム１は融着固定されている。
ダーシート３と、ヘッダーシートの両面にある２枚の表
フイルム１は融着固定されている。
かくて、ヘッダー部は、ヘッダー部分下縁及び両側縁
で表フイルムと融着固定している。
で表フイルムと融着固定している。
ヘッダー部分には吊り下げ用の穴７が設けられてい
る。
る。
本実施例の商品包装袋には、ヘッダー部と袋体の連結
部分、すなわち、ヘッダー部下縁の少し下の位置に開口
部があり、開口部の表フイルム１の内面に、雌型チャッ
クシート11が取り付けられている。
部分、すなわち、ヘッダー部下縁の少し下の位置に開口
部があり、開口部の表フイルム１の内面に、雌型チャッ
クシート11が取り付けられている。
このチャックシート11は、表フイルム１の開口部の位
置に熱シール16及び17によって融着固定されている。
置に熱シール16及び17によって融着固定されている。
また、このチャックシート11に対向する位置の裏フイ
ルム２の内面には、雄型チャックシート12が熱シール14
及び15によって融着固定されている。
ルム２の内面には、雄型チャックシート12が熱シール14
及び15によって融着固定されている。
本考案に用いるチャックシートは、第５図ｂの断面図
に示すように、雌型チャックシートの結合部が先端が開
放されたチューブ状断面になっていて、雄型チャックシ
ートの結合部が三日月型の断面形状であり、これが雌型
のチューブの中に嵌合するもの及び第５図ａに示すよう
に２本のレールからなる雌型に１本のレールからなる雄
型の結合部が嵌合する方式のものが好適に使用できる外
に、公知の種々の方式のプラスチック製チャックシート
は総て使用することができる。
に示すように、雌型チャックシートの結合部が先端が開
放されたチューブ状断面になっていて、雄型チャックシ
ートの結合部が三日月型の断面形状であり、これが雌型
のチューブの中に嵌合するもの及び第５図ａに示すよう
に２本のレールからなる雌型に１本のレールからなる雄
型の結合部が嵌合する方式のものが好適に使用できる外
に、公知の種々の方式のプラスチック製チャックシート
は総て使用することができる。
本実施例商品包装袋は連続製袋工程により容易に製造
することができる。
することができる。
すなわち、長尺の薄手の熱可塑性プラスチックフイル
ムシートを連続的にヒートシーラー上に供給しながら所
定の位置に長尺の雌型チャックシートを熱シール16及び
17により融着固定し、一方、裏フイルムの先端部に長尺
の雄型チャックシートを熱シール14及び15により融着固
定する。
ムシートを連続的にヒートシーラー上に供給しながら所
定の位置に長尺の雌型チャックシートを熱シール16及び
17により融着固定し、一方、裏フイルムの先端部に長尺
の雄型チャックシートを熱シール14及び15により融着固
定する。
次いで、フイルムを底部で折り曲げ、雌型チャックシ
ートに雄型チャックを嵌合させて表フイルム部と裏フイ
ルム部を固定する。
ートに雄型チャックを嵌合させて表フイルム部と裏フイ
ルム部を固定する。
さらに、上端縁も折り返し、該折り返し部に長尺の厚
手のプラスチックシートを挟む。
手のプラスチックシートを挟む。
厚手シートの下縁に表フイルム１の先端部分を熱シー
ル13により融着固定して、吊り下げ穴７を加熱された打
ち抜き刃で打ち抜いて形成する。
ル13により融着固定して、吊り下げ穴７を加熱された打
ち抜き刃で打ち抜いて形成する。
最後に、商品包装袋の幅毎に熱刃によって融断して、
袋体の側縁、ヘッダー部分の側縁を切断しながら融着固
定することができる。
袋体の側縁、ヘッダー部分の側縁を切断しながら融着固
定することができる。
このように本考案商品包装袋は従来の連続製袋工程に
よって容易に製造することができる。
よって容易に製造することができる。
第３図の断面図で示す本考案の実施例の商品包装袋
は、第１図の袋とは底部が段違い状に切り離されて開放
され、ここに第二開口部20が形成されている点で相違す
るだけで他の部分は同一である。
は、第１図の袋とは底部が段違い状に切り離されて開放
され、ここに第二開口部20が形成されている点で相違す
るだけで他の部分は同一である。
この商品包装袋は、底部の開口部から商品を挿入して
から、底部を融断シールで封口するものである。本実施
例の商品包装袋は、自動包装に使用できて便利である。
から、底部を融断シールで封口するものである。本実施
例の商品包装袋は、自動包装に使用できて便利である。
また、第４図のように開口部に剥離紙21付き接着剤層
22を塗布したものは、業者がここから商品を入れて販売
したものを、消費者が底の第二開口部は封口したまま
で、上の開口部のみを開閉して品物の出し入れができる
ようにしたものである。
22を塗布したものは、業者がここから商品を入れて販売
したものを、消費者が底の第二開口部は封口したまま
で、上の開口部のみを開閉して品物の出し入れができる
ようにしたものである。
第３図又は第４図の構造の商品包装袋を連続的に製造
する場合は、第１図の実施例の製造方法において、フイ
ルムシートを底部で折り曲げてチャックシートを嵌合し
てから底部に刃を当てて切り開く方法で円滑に製造する
ことができる。
する場合は、第１図の実施例の製造方法において、フイ
ルムシートを底部で折り曲げてチャックシートを嵌合し
てから底部に刃を当てて切り開く方法で円滑に製造する
ことができる。
すなわち、フイルムの折り曲げ工程の後で、側縁を切
断融着する融断工程の前の任意の段階で底部の切り離し
及び所望により該切り離し部に剥離紙付き接着テープの
貼付工程を行うことができる。
断融着する融断工程の前の任意の段階で底部の切り離し
及び所望により該切り離し部に剥離紙付き接着テープの
貼付工程を行うことができる。
商品包装袋においては、常に印刷模様があり、表と裏
の該印刷模様の周期がずれないようにするためには、表
及び裏フイルムを一枚の長尺の印刷済みフイルムにより
製造することが必須となる。
の該印刷模様の周期がずれないようにするためには、表
及び裏フイルムを一枚の長尺の印刷済みフイルムにより
製造することが必須となる。
［考案の効果］ 本考案の商品包装袋は、上方に開口部があるヘッダー
付き商品包装袋において、開閉が自在で品物の出し入れ
に際して、開口部が厚手のシートで形成されるので、開
口時の形状が安定し、かつ、接着剤の粘着性に煩わされ
ることがない利点がある上、感圧接着剤による反復開閉
のような接着力の低下がないため、長期間に亙り、反復
開閉が可能である利点がある。
付き商品包装袋において、開閉が自在で品物の出し入れ
に際して、開口部が厚手のシートで形成されるので、開
口時の形状が安定し、かつ、接着剤の粘着性に煩わされ
ることがない利点がある上、感圧接着剤による反復開閉
のような接着力の低下がないため、長期間に亙り、反復
開閉が可能である利点がある。
また、底部分に第二開口部を設けたものは、ヘッダー
部に邪魔されないで商品を挿入することができ、自動包
装工程に使用できる利点がある。
部に邪魔されないで商品を挿入することができ、自動包
装工程に使用できる利点がある。
第１図は本考案商品包装袋の一実施例の正面図であり、
第２図はその断面図であり、第３図及び第４図はそれぞ
れ他の実施例の断面図であり、第５図は本考案に用いる
チャックシートの２例の断面図であり、第６図は従来の
商品包装袋の断面図である。 図中の符号は、1;表フイルム、2;裏フイルム、3:ヘッダ
ーシート、4;ヘッダーフイルム、５、6;ヘッダー側縁、
7;吊り下げ穴、８、9;袋体部側縁であり、11;雌型チャ
ックシート、12;雄型チャックシート、13、14、15、1
6、17;熱シール、18;底部、20;第二開口部、21;剥離
紙、22;感圧接着剤層である。
第２図はその断面図であり、第３図及び第４図はそれぞ
れ他の実施例の断面図であり、第５図は本考案に用いる
チャックシートの２例の断面図であり、第６図は従来の
商品包装袋の断面図である。 図中の符号は、1;表フイルム、2;裏フイルム、3:ヘッダ
ーシート、4;ヘッダーフイルム、５、6;ヘッダー側縁、
7;吊り下げ穴、８、9;袋体部側縁であり、11;雌型チャ
ックシート、12;雄型チャックシート、13、14、15、1
6、17;熱シール、18;底部、20;第二開口部、21;剥離
紙、22;感圧接着剤層である。
Claims (2)
- 【請求項１】熱可塑性樹脂を材質とする表フイルムと裏
フイルム、チャック式開口部及びヘッダー部からなり、
表フイルムと裏フイルムの両側縁を融着して袋体部を形
成し、表フイルムの上縁を厚手のヘッダーシートの幅に
合わせて厚手のヘッダーシートを包むように折り返し
て、表フイルムの折り返し先端縁を熱シールによってヘ
ッダーシート下縁付近に固定し、さらに、ヘッダーシー
トの側縁部も表フイルムの側縁と融着固定することによ
りヘッダー部を形成し、裏フイルムの上縁とヘッダー部
の下縁の間に開口部を設けた商品包装袋において、該開
口部の表フイルムの内面に水平に、雄型又は雌型チャッ
クシートを２本の熱シールで該チャックシートの上縁と
下縁を融着固定し、該チャックシートに対向する位置の
裏フイルム上縁の内面に該チャックシートに嵌合する雌
型又は雄型チャックシートの上縁と下縁を２本の熱シー
ルにより、該チャックシートの上縁と裏フイルムの上縁
が一致するように融着固定してなる開閉自在の開口部を
有することを特徴とする商品包装袋。 - 【請求項２】下方に第二の開口部を設けた請求項１記載
の商品包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990067674U JP2512083Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 商品包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990067674U JP2512083Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 商品包装袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0427746U JPH0427746U (ja) | 1992-03-05 |
| JP2512083Y2 true JP2512083Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31601455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990067674U Expired - Fee Related JP2512083Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 商品包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512083Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58109942U (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-27 | 株式会社 山形グラビヤ | チヤツク付き密封包装用袋体 |
| JPS58185547U (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-09 | 株式会社山形グラビヤ | フアスナ−付き吊下げ式包装用袋体 |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP1990067674U patent/JP2512083Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0427746U (ja) | 1992-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |