JP2511217Y2 - 乗員保護装置 - Google Patents
乗員保護装置Info
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- JP2511217Y2 JP2511217Y2 JP1990098592U JP9859290U JP2511217Y2 JP 2511217 Y2 JP2511217 Y2 JP 2511217Y2 JP 1990098592 U JP1990098592 U JP 1990098592U JP 9859290 U JP9859290 U JP 9859290U JP 2511217 Y2 JP2511217 Y2 JP 2511217Y2
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- Japan
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- deceleration
- airbag
- occupant
- passenger
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/015—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
- B60R21/01512—Passenger detection systems
- B60R21/01516—Passenger detection systems using force or pressure sensing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
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- B60R21/01512—Passenger detection systems
- B60R21/01516—Passenger detection systems using force or pressure sensing means
- B60R21/01526—Passenger detection systems using force or pressure sensing means using piezoelectric elements
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用の乗員保護装置に関し、特に衝突時
等の衝撃が極めて大きい場合でもより安全に乗員を保護
する乗員保護装置に関する。
等の衝撃が極めて大きい場合でもより安全に乗員を保護
する乗員保護装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の保護装置として、車両の衝突による衝
撃を検知する加速度センサと、該加速度センサから加速
度検知信号を受けるとガスを発生するインフレータ(ガ
ス発生器)と、該ガスによって膨張されるエアバッグと
から構成されるエアバッグ装置を運転席側と助手席側の
双方に備えたものが公知である。
撃を検知する加速度センサと、該加速度センサから加速
度検知信号を受けるとガスを発生するインフレータ(ガ
ス発生器)と、該ガスによって膨張されるエアバッグと
から構成されるエアバッグ装置を運転席側と助手席側の
双方に備えたものが公知である。
この保護装置によれば、例えば衝突により車両が衝撃
を受けると、加速度センサの加速度検知信号がインフレ
ータに入力され、該インフレータ内のスクイブが点火し
て窒素ガスを発生しエアバッグを膨張させ、乗員がステ
アリングホイルやフロントガラスに衝打されるのを防止
するものである。
を受けると、加速度センサの加速度検知信号がインフレ
ータに入力され、該インフレータ内のスクイブが点火し
て窒素ガスを発生しエアバッグを膨張させ、乗員がステ
アリングホイルやフロントガラスに衝打されるのを防止
するものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記保護装置では、助手席側に乗員が
いない場合は、車両衝突時の衝撃が極めて大きい場合で
あっても、助手席側のエアバッグ装置の作動が一律に禁
止されるように構成されており、運転席側の乗員の安全
性確保の点で改善の余地があった。
いない場合は、車両衝突時の衝撃が極めて大きい場合で
あっても、助手席側のエアバッグ装置の作動が一律に禁
止されるように構成されており、運転席側の乗員の安全
性確保の点で改善の余地があった。
本考案は、助手席側のエアバック装置の無駄な作動に
よる経済的損失を最小限に抑えつつ、運転席側の乗員の
安全性をより向上させることができる乗員保護装置を提
供することを目的とする。
よる経済的損失を最小限に抑えつつ、運転席側の乗員の
安全性をより向上させることができる乗員保護装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、所定値以上の減
速度を受けたときに自動的にエアバックを膨張させて衝
撃を吸収する車両の乗員保護装置において、車両に加わ
る減速度を検知する減速度検知手段と、助手席の乗員の
有無を検知する乗員検知手段とを具備し、前記検知した
減速度が2つの閾値のうち高い方の閾値を越えた時は助
手席の乗員の有無にかかわらず運転席側のエアバッグと
ともに助手席側のエアバッグを展開し、前記検知した減
速度が前記高い方の閾値以下で且つ低い方の閾値を越え
た時は、助手席に乗員がいない場合には助手席側のエア
バッグは展開させないで運転席側のエアバッグのみを展
開させることを特徴とする乗員保護装置を提供する。
速度を受けたときに自動的にエアバックを膨張させて衝
撃を吸収する車両の乗員保護装置において、車両に加わ
る減速度を検知する減速度検知手段と、助手席の乗員の
有無を検知する乗員検知手段とを具備し、前記検知した
減速度が2つの閾値のうち高い方の閾値を越えた時は助
手席の乗員の有無にかかわらず運転席側のエアバッグと
ともに助手席側のエアバッグを展開し、前記検知した減
速度が前記高い方の閾値以下で且つ低い方の閾値を越え
た時は、助手席に乗員がいない場合には助手席側のエア
バッグは展開させないで運転席側のエアバッグのみを展
開させることを特徴とする乗員保護装置を提供する。
(作用) 車両の衝突時等の減速度が検知され、該検知された減
速度が2つの閾値のうち高い方の閾値を越えたときに
は、運転席側及び助手席側の双方のエアバッグが展開さ
れる。
速度が2つの閾値のうち高い方の閾値を越えたときに
は、運転席側及び助手席側の双方のエアバッグが展開さ
れる。
また、検知された減速度が前記高い方の閾値以下で且
つ低い方の閾値を越えたときには、助手席側のエアバッ
グが展開されないで運転席側のエアバッグのみが展開さ
れる。
つ低い方の閾値を越えたときには、助手席側のエアバッ
グが展開されないで運転席側のエアバッグのみが展開さ
れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本考案の一実施例に係る乗員保護装置のブ
ロック図である。同図においては、車両の助手席側に設
けたエアバッグとその起動系のみを示し、以下の説明も
これらの装置にのみ言及し、運転席側に設けたエアバッ
グとその起動系については図示及び説明を省略する。本
装置は、衝突等により車両に加わる減速度を検知する減
速度センサ1と、このセンサ1からの検知減速度信号を
評価する減速度信号処理回路2と、該回路2からの出力
によりエアバッグ(図示しない)を起動するスクイブ3
と、これに給電する電源4とから大略構成されている。
ロック図である。同図においては、車両の助手席側に設
けたエアバッグとその起動系のみを示し、以下の説明も
これらの装置にのみ言及し、運転席側に設けたエアバッ
グとその起動系については図示及び説明を省略する。本
装置は、衝突等により車両に加わる減速度を検知する減
速度センサ1と、このセンサ1からの検知減速度信号を
評価する減速度信号処理回路2と、該回路2からの出力
によりエアバッグ(図示しない)を起動するスクイブ3
と、これに給電する電源4とから大略構成されている。
前記減速度信号処理回路2には例えば圧電素子からな
る着座スイッチ5aを具備する乗員検知装置5が接続さ
れ、該装置5は乗員が助手席に着座したときに検知信号
を発生する。前記減速度信号処理回路2の増幅器2aの入
力側は前記減速度センサ1に接続され、その出力側はロ
ーパスフィルタ2b及び積分回路2cを介して比較回路2d,2
eに接続される。該比較回路2dはOR回路2fに直接接続さ
れる一方、増幅器2eはAND回路2gを介して前記OR回路2f
に接続される。また、AND回路2gの入力側には前記乗員
検知装置5が接続される。前記OR回路2fはトランジスタ
2hのベース側に接続され、前記スクイブ3がそのコレク
タ側に接続される。尚、前記比較回路2eの反転入力端子
には、夫々第1閾値電圧VTH1が、前記比較回路2dの反転
入力端子には第1閾値電圧VTH1より高い第2閾値電圧V
TH2が夫々供給され、これらの回路の非反転入力端子に
これら閾値電圧VTH1、VTH2を越える電圧が夫々供給され
るときには比較回路2d,2eは高レベルの出力を発生す
る。
る着座スイッチ5aを具備する乗員検知装置5が接続さ
れ、該装置5は乗員が助手席に着座したときに検知信号
を発生する。前記減速度信号処理回路2の増幅器2aの入
力側は前記減速度センサ1に接続され、その出力側はロ
ーパスフィルタ2b及び積分回路2cを介して比較回路2d,2
eに接続される。該比較回路2dはOR回路2fに直接接続さ
れる一方、増幅器2eはAND回路2gを介して前記OR回路2f
に接続される。また、AND回路2gの入力側には前記乗員
検知装置5が接続される。前記OR回路2fはトランジスタ
2hのベース側に接続され、前記スクイブ3がそのコレク
タ側に接続される。尚、前記比較回路2eの反転入力端子
には、夫々第1閾値電圧VTH1が、前記比較回路2dの反転
入力端子には第1閾値電圧VTH1より高い第2閾値電圧V
TH2が夫々供給され、これらの回路の非反転入力端子に
これら閾値電圧VTH1、VTH2を越える電圧が夫々供給され
るときには比較回路2d,2eは高レベルの出力を発生す
る。
尚、前記積分回路2cは、増幅器2a、ローパスフィルタ
2bを介して供給される前記減速度センサ1の検知減速度
信号を積分し、減速度センサ1に所定時間以上に亘って
所定の大きさの衝撃が加わったときのみ、所定の出力電
圧を次段の比較回路2d,2eに供給する。
2bを介して供給される前記減速度センサ1の検知減速度
信号を積分し、減速度センサ1に所定時間以上に亘って
所定の大きさの衝撃が加わったときのみ、所定の出力電
圧を次段の比較回路2d,2eに供給する。
以上のように構成された本考案の乗員保護装置の作動
を以下第2図のタイミングチャートを参照しつつ説明す
る。
を以下第2図のタイミングチャートを参照しつつ説明す
る。
衝突等により所定値以上の減速度が減速度センサ1に
加わると、該センサ1は検知減速度信号を発生し減速度
信号処理回路2に供給する。前記信号は増幅器2aで増幅
され、ローパスフィルタ2bで高周波分が取り除かれ、積
分回路2cで積分されて、該積分回路2cより次段の比較回
路2d,2eへ出力電圧を供給する。
加わると、該センサ1は検知減速度信号を発生し減速度
信号処理回路2に供給する。前記信号は増幅器2aで増幅
され、ローパスフィルタ2bで高周波分が取り除かれ、積
分回路2cで積分されて、該積分回路2cより次段の比較回
路2d,2eへ出力電圧を供給する。
積分回路2cの出力電圧が第1閾値電圧VTH1より高く第
2閾値電圧VTH2以下のときは比較回路2dからは高レベル
が発生されない(第2図B)。一方、比較回路2eは作動
し、高レベル出力を発生する(第2図A)。このとき、
助手席に乗員がいる場合には着座スイッチ5aがオン状態
となっており乗員検知装置5から検知信号がAND回路2g
に供給されている(第2図C)。従って、AND回路2gか
ら高レベル出力が発生され(第2図D)、OR回路2fに供
給される。そして、該OR回路の高レベル出力(第2図
E)はトランジスタ2hをオンにし、スクイブ3に電源部
4から電流が供給されスクイブ3の発熱により図示しな
いエアバッグに窒素ガスが送り込まれて該エアバッグが
膨張し乗員がフロントガラスに衝打されるのを防止する
(第2図t1-t2)。
2閾値電圧VTH2以下のときは比較回路2dからは高レベル
が発生されない(第2図B)。一方、比較回路2eは作動
し、高レベル出力を発生する(第2図A)。このとき、
助手席に乗員がいる場合には着座スイッチ5aがオン状態
となっており乗員検知装置5から検知信号がAND回路2g
に供給されている(第2図C)。従って、AND回路2gか
ら高レベル出力が発生され(第2図D)、OR回路2fに供
給される。そして、該OR回路の高レベル出力(第2図
E)はトランジスタ2hをオンにし、スクイブ3に電源部
4から電流が供給されスクイブ3の発熱により図示しな
いエアバッグに窒素ガスが送り込まれて該エアバッグが
膨張し乗員がフロントガラスに衝打されるのを防止する
(第2図t1-t2)。
一方、上記の場合において助手席に乗員がいないとき
には、乗員検知装置5から検知信号がAND回路2gに供給
されず、従ってAND回路2gからOR回路2fに高レベル出力
が供給されないので、トランジスタ2hはオンせずスクイ
ブ3の発熱によるエアバッグの展開は行なわれない。こ
の際、運転席側のエアバッグは助手席の乗員の有無にか
かわらず別の乗員保護装置によって展開され運転席がス
テアリング等に衝打されるのを防止する。
には、乗員検知装置5から検知信号がAND回路2gに供給
されず、従ってAND回路2gからOR回路2fに高レベル出力
が供給されないので、トランジスタ2hはオンせずスクイ
ブ3の発熱によるエアバッグの展開は行なわれない。こ
の際、運転席側のエアバッグは助手席の乗員の有無にか
かわらず別の乗員保護装置によって展開され運転席がス
テアリング等に衝打されるのを防止する。
次に、積分回路2cの出力電圧が第2閾値電圧VTH2を越
えるときは比較回路2eと共に、比較回路2dが作動し、高
レベル出力をOR回路2fに供給する(第2図B,t4-t5)。
一方、比較回路2eの高レベル出力(t3-t6)はAND回路2g
に供給されるが、該AND回路2gの出力は上述したように
乗員検出装置5の検知信号の有無に依存する。しかしな
がら、前述したように比較回路2dの高レベルがOR回路2f
を介してトランジスタ2hのベースに加わるので、前記AN
D回路2gの出力レベルにかかわらずトランジスタをオン
にしてスクイブ3を作動し、エアバッグを展開させる。
えるときは比較回路2eと共に、比較回路2dが作動し、高
レベル出力をOR回路2fに供給する(第2図B,t4-t5)。
一方、比較回路2eの高レベル出力(t3-t6)はAND回路2g
に供給されるが、該AND回路2gの出力は上述したように
乗員検出装置5の検知信号の有無に依存する。しかしな
がら、前述したように比較回路2dの高レベルがOR回路2f
を介してトランジスタ2hのベースに加わるので、前記AN
D回路2gの出力レベルにかかわらずトランジスタをオン
にしてスクイブ3を作動し、エアバッグを展開させる。
即ち、より大きい衝撃が車両に加わったときは助手席
の乗員の有無にかかわらず、運転席側のエアバッグと同
時に助手席側のエアバッグを展開させることになる。助
手席側のエアバッグは展開されるとフロントガラス前面
のほぼ全域を覆うようにされており、運転者席の乗員を
より安全に保護することができる。
の乗員の有無にかかわらず、運転席側のエアバッグと同
時に助手席側のエアバッグを展開させることになる。助
手席側のエアバッグは展開されるとフロントガラス前面
のほぼ全域を覆うようにされており、運転者席の乗員を
より安全に保護することができる。
また、車両に加わった衝撃が比較的小さく、且つ助手
席側に乗員がいないときは、助手席側のエアバッグの展
開が禁止されるので、経済的損失を最小限に抑えること
ができる。
席側に乗員がいないときは、助手席側のエアバッグの展
開が禁止されるので、経済的損失を最小限に抑えること
ができる。
尚、本実施例では減速度検知器として電気式減速度セ
ンサを用いたが、2個の閾値電圧に対応して夫々2個の
機械式減速度センサを用いて乗員保護装置を構成しても
同様の効果を得られる。
ンサを用いたが、2個の閾値電圧に対応して夫々2個の
機械式減速度センサを用いて乗員保護装置を構成しても
同様の効果を得られる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、所定値以上の減
速度を受けたときに自動的にエアバッグを膨張させて衝
撃を吸収する車両の乗員保護装置において、車両に加わ
る減速度を検知する減速度検知手段と、助手席の乗員の
有無を検知する乗員検知手段とを具備し、前記検知した
減速度が2つの閾値のうち高い方の閾値を越えた時は助
手席の乗員の有無にかかわらず運転席側のエアバッグと
ともに助手席側のエアバッグを展開し、前記検知した減
速度が前記高い方の閾値以下で且つ低い方の閾値を越え
た時は、助手席に乗員がいない場合には助手席側のエア
バッグは展開させないで運転席側のエアバッグのみを展
開させることを特徴とするので、車両に加わった衝撃が
比較的小さく、且つ助手席側に乗員がいないときにおけ
る助手席側エアバッグ装置の無駄な作動を抑制すること
により、経済的損失を最小限に抑えることができると共
に、車両衝突時の衝撃が極めて大きく危険な場合には、
助手席側の乗員の有無にかかわらず、運転席側だけでな
く助手席側のエアバッグ装置をも作動させることによ
り、運転席側の乗員の安全をより確実に確保できる。従
って、経済的損失を最小限に抑えつつ、運転席側の乗員
の安全性をより向上させることができる。
速度を受けたときに自動的にエアバッグを膨張させて衝
撃を吸収する車両の乗員保護装置において、車両に加わ
る減速度を検知する減速度検知手段と、助手席の乗員の
有無を検知する乗員検知手段とを具備し、前記検知した
減速度が2つの閾値のうち高い方の閾値を越えた時は助
手席の乗員の有無にかかわらず運転席側のエアバッグと
ともに助手席側のエアバッグを展開し、前記検知した減
速度が前記高い方の閾値以下で且つ低い方の閾値を越え
た時は、助手席に乗員がいない場合には助手席側のエア
バッグは展開させないで運転席側のエアバッグのみを展
開させることを特徴とするので、車両に加わった衝撃が
比較的小さく、且つ助手席側に乗員がいないときにおけ
る助手席側エアバッグ装置の無駄な作動を抑制すること
により、経済的損失を最小限に抑えることができると共
に、車両衝突時の衝撃が極めて大きく危険な場合には、
助手席側の乗員の有無にかかわらず、運転席側だけでな
く助手席側のエアバッグ装置をも作動させることによ
り、運転席側の乗員の安全をより確実に確保できる。従
って、経済的損失を最小限に抑えつつ、運転席側の乗員
の安全性をより向上させることができる。
第1図は本考案の一実施例に係る乗員保護装置の構成を
示すブロック図、第2図は第1図の各部の信号のタイミ
ングチャートである。 1……減速度センサ(減速度検知手段)、2……減速度
信号処理回路、5……乗員検知装置(乗員検知手段)。
示すブロック図、第2図は第1図の各部の信号のタイミ
ングチャートである。 1……減速度センサ(減速度検知手段)、2……減速度
信号処理回路、5……乗員検知装置(乗員検知手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】所定値以上の減速度を受けたときに自動的
にエアバックを膨張させて衝撃を吸収する車両の乗員保
護装置において、車両に加わる減速度を検知する減速度
検知手段と、助手席の乗員の有無を検知する乗員検知手
段とを具備し、前記検知した減速度が2つの閾値のうち
高い方の閾値を越えた時は助手席の乗員の有無にかかわ
らず運転席側のエアバッグとともに助手席側のエアバッ
グを展開し、前記検知した減速度が前記高い方の閾値以
下で且つ低い方の閾値を越えた時は、助手席に乗員がい
ない場合には助手席側のエアバッグは展開させない運転
席側のエアバッグのみを展開させることを特徴とする乗
員保護装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990098592U JP2511217Y2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 乗員保護装置 |
US07/750,168 US5205582A (en) | 1990-09-20 | 1991-08-26 | Occupant protective system |
DE4128608A DE4128608C2 (de) | 1990-09-20 | 1991-08-28 | Insassenschutzsystem für ein Kraftfahrzeug |
GB9119228A GB2248332B (en) | 1990-09-20 | 1991-09-09 | Occupant protective system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990098592U JP2511217Y2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 乗員保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455447U JPH0455447U (ja) | 1992-05-12 |
JP2511217Y2 true JP2511217Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=14223914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990098592U Expired - Fee Related JP2511217Y2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 乗員保護装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5205582A (ja) |
JP (1) | JP2511217Y2 (ja) |
DE (1) | DE4128608C2 (ja) |
GB (1) | GB2248332B (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2728600B2 (ja) * | 1992-05-28 | 1998-03-18 | 三菱電機株式会社 | 乗員保護装置の起動回路 |
DE4224864A1 (de) * | 1992-07-28 | 1994-02-03 | Bayerische Motoren Werke Ag | Kraftfahrzeug mit seitengetrennt einstellbaren Ausrüstungsteilen im Frontbereich |
WO1995000369A1 (en) * | 1993-06-28 | 1995-01-05 | Sensor Technology Co., Ltd. | Starting device for crew protecting system |
US7542836B1 (en) * | 1993-11-23 | 2009-06-02 | Peter Norton | Vehicle occupant presence and position sensing system |
US5413378A (en) * | 1993-12-02 | 1995-05-09 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Method and apparatus for controlling an actuatable restraining device in response to discrete control zones |
US5626359A (en) * | 1993-12-02 | 1997-05-06 | Trw Vehicle Safety Systems, Inc. | Method and apparatus for controlling an actuatable restraining device in response to discrete control zones |
JP3494769B2 (ja) * | 1994-12-20 | 2004-02-09 | 株式会社東海理化電機製作所 | 助手席又は後席用エアバッグ装置 |
US20070135982A1 (en) | 1995-06-07 | 2007-06-14 | Automotive Technologies International, Inc. | Methods for Sensing Weight of an Occupying Item in a Vehicular Seat |
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US5803491A (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-08 | General Motors Corporation | Supplemental inflatable restraint disabling system |
US6290255B1 (en) | 1997-03-07 | 2001-09-18 | Automotive Systems Laboratory, Inc. | Occupant detection system |
US5964478A (en) * | 1997-03-07 | 1999-10-12 | Automotive Systems Laboratory, Inc | Electric field sensing air bag danger zone sensor |
DE19741631B4 (de) * | 1997-09-20 | 2013-08-14 | Volkswagen Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Vermeidung und/oder Minimierung von Konfliktsituationen im Straßenverkehr |
US6220627B1 (en) | 1998-04-20 | 2001-04-24 | Automotive Systems Lab | Occupant detection system |
US6302438B1 (en) | 1998-04-21 | 2001-10-16 | Automotive Systems Laboratory, Inc. | Occupant detection system |
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Family Cites Families (14)
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