JP2510725B2 - 紙幣入出金機 - Google Patents

紙幣入出金機

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、紙幣入出金機のメインモータである搬送
モータを立ち上げる際の制御に関する。
「従来の技術」 1台の装置により紙幣を入金処理する、出金処理する
紙幣入出金機、例えば、入金紙幣を分類して出金紙幣と
して再利用する還流式の紙幣入出金機等が種々知られて
いる。
このような紙幣入出金磯は、入金処理に係る入金系搬
送モータ(上部搬送モータ)と、出金処理に係る出金系
搬送モータ(下部搬送モータ)とが別個に設けられお
り、これら入金系搬送モータと出金系搬送モータとによ
り、入金処理と出金処理とがそれぞれ独立してなされる
ようになっている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のような紙幣入出金機では、使用開始
時に電源をONとした場合、一旦装置をイニシャライズし
て、各搬送モータが正常に作動するかどうかをチェック
し、エラーが発生しないことの点検を行うようにしてい
る。
そして、このような点検は、紙幣入出金機の使用開始
時毎に行うようにしているが、特に、寒冷地であり、か
つ休み明けなどである場合には、機械が冷え切った状態
にある、つまり、搬送べルトが堅くなっていて搬送モー
タに掛かる負荷が大きく、イニシャラィズ時に搬送モー
タを一定時間駆動してもなかなか定常回転に到達しない
ことがある。これにより、エラーの発生し易い状態とな
って、以後のイニシャライズチェックが進まないという
不具合が生じる。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、搬送モータを段階的に動作チェックして、イニシャ
ライズ時における搬送モータの立ち上げを確実に行うこ
とが可能な紙幣入出金機の提供を目的とするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明では、入金口から
入金された紙幣をスタッカに搬送する入金系搬送モータ
と、各スタッカに収納された出金紙幣を繰り出して出金
口にまで搬送する出金系搬送モータとを有する紙幣入出
金機において、 電源ON時にイニシャライズを指示するイニシャライズ
指示手段と、前記入金系搬送モータと出金系搬送モータ
とをそれぞれ駆動するモータ駆動手段と、前記入金系搬
送モータと出金系搬送モータとの回転速度をそれぞれ検
出するモータ速度検出手段と、このモータ速度検出手段
の出力に基づき、前記入金系搬送モータあるいは出金系
搬送モータの回転速度が予め設定した回転速度に到達し
たことを検出する立ち上げ動作判定手段と、前記イニシ
ャライズ指示手段によりイニシャライズの指示がなされ
た場合に、前記モータ駆動手段に対して両方の搬送モー
タの駆動を指示し、また、前記立ち上げ動作判定手段に
より、該搬送モータの少なくとも一方が予め設定した回
転速度に満たないことが検出された場合に、前記モータ
駆動手段に対して、前記搬送モータを一旦停止させた
後、該搬送モータそれぞれの駆動を順次指示するイニシ
ャライズ制御手段とを設けるようにしている。
「作用」 この発明によれば、両方の搬送モータを駆動させて、
これらの搬送モータのいずれか(あるいは双方に)に異
常が認められた場合に、更に、これら搬送モータを順番
にそれぞれ駆動させて、該搬送モータの異常を順次点検
するようにした。そして、このように入金系搬送モータ
と出金系搬送モータとを順次点検することにより、イニ
シャライズ時における搬送モータの立ち上げを確実に行
うことができる。
「実施例」 第1図〜第3図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第1図は本発明が適用される紙幣入出金機の全体概
略構成を示すものであって、この図において、符号1で
示す装置本体1の前面側には、操作者によって紙幣の入
金、出金がなされる入金投入部2(入金口)、出金投出
部3(出金口)がそれぞれ設けられ、また、この装置本
体1の内部には、前者の入金投入部2を起点とする入金
ルート4、後者の出金投出部3を終点とする出金ルート
5がそれぞれ設けられている。
前記入金ルート4は、入金投入部2から投入された紙
幣をスタッカ(16〜18)(後述する)に入金するための
搬送経絡であって、その搬送経路に沿うように、入金投
入部2に投入された紙幣を一枚ずつ繰り出す繰出機構8
と、この繰出機構8により繰り出された紙幣の金種、正
券損券、偽券等を鑑別しかつ計数する入金鑑別部9と、
この入金鑑別部9を経由した紙幣を振り分ける第1の振
分部10、第2の振分部11、第3の振分部12とが順次設け
られている。
これら第1の振分部10、第2の振分部11、第3の振分
部12は、前記入金鑑別部9の鑑別結果に基づいて、例え
ば正券の万券を第1のプール部13に振り分け、正券の千
券を第2のプール部14に振り分け、正券の五千券を第3
のプール部15に振り分けるとともに、これら第1のプー
ル部13、第2のプール部14、第3のプール部15に振り分
けられなかった紙幣、つまり、損券、偽券、判別不能券
(二重送り券)等をリジェクト口Rに案内するものであ
る。
前記第1のプール部13、第2のプール部14、第3のプ
ール部15は、図示しないユニットボックスMに並列状態
で一括して支持されるものであり、前記振分部10〜12に
より振り分けられた紙幣を、各底面を形成するシャッタ
13A〜15A上にそれぞれ載置、一時貯留するものである. また、これらプール部13〜15には、ユニットボックス
Mを装置本体1内にロックするとともに、ロック解除の
状態で該ユニットボックスMを、シャッタ13A〜15Aとと
もに装置本体1の前面側から突出した位置(一点鎖線で
示す位置)に、操作者により引き出し可能とするプール
部ロックソレノイド(47)(後述する)が設けられてい
る。
なお、前記プール部ロックソレノイド(47)がユニッ
トボックスMのロックを解除するのは、前記入金鑑別部
9の鑑別結果(図示しない金額表示部に表示される)を
操作者が参照して、プール部13〜15に一時貯留された紙
幣を受け入れることをできないとする「返却釦」(図示
略)を押した場合であり、また、前記シャッタ13A〜15A
が開動作して、該シャッタ13A〜15A上の一時貯留紙幣を
下方のスタッカ16〜18に落下させるのは、前記入金鑑別
部9の鑑別結果(図示しない金額表示部に表示される)
を操作者が参照して、プール部13〜15に一時貯留された
紙幣を受け入れて良いとする「確認釦」(図示略)を押
した場合である。
前記プール部13〜15の下方に位置するスタッカ16〜18
は、各プール部13〜15に一時貯留された紙幣を収納し、
また、収納した入金紙幣を出金紙幣として再利用するこ
とができる脱着可能な還流型の金庫である。また、これ
らスタッカ16〜18内には、収納した紙幣を載置する昇降
可能な載置板16A〜18Aが設けられており、この載置板16
A〜18Aが上昇した状態でプール部13〜15から送られた紙
幣を受け、また、この載置板16A〜18Aが下降した状態
で、紙幣を後述する繰出機構(19〜21)に繰り出すよう
にしている。
また、スタッカ16〜18の側部には、紙幣の収納量が少
ない場合に、該収納紙幣を上部から一定の圧力で押圧す
るビルプレス機構16B〜18Bが設けられている。このビル
プレス機構16B〜18Bは、水平軸16a〜18aを中心に回転可
能に設けられ、かつ、先端に水平軸16b〜18bを中心に揺
動する押圧部材16c〜18cが設けられたものであって、こ
れら押圧部材16c〜18cが水平軸16a〜18aを中心に矢印方
向に90°強回転することにより、該押圧部材16c〜18cの
下面が紙幣の上面を適度な圧力で押圧するようにしてい
る。
次に、前記スタッカ16〜18内の紙幣を紙幣出金部3か
ら払出すための出金ルート5について説明すると、この
出金ルート5には、第1、第2、第3のスタッカ16〜18
からそれぞれ紙幣を一枚ずつ繰り出すための繰出機構19
〜21と、この繰出機構19〜21により繰り出された紙幣に
損券、異種券、二重送り券などの搬送異常券(以下、単
に異常券という)が混入しているか否かを判別する出金
判別部22と、この出金判別部22で判別された異常券を振
り分ける振分部23とが、紙幣の搬送経路に沿って順次配
置されており、この振分部23により振り分けられた異常
券紙幣は出金リジェクトボックス24に収納され、また、
正常券紙幣は紙幣出金部3を通じて操作者に払出され
る。
なお、前記入金ルート4と出金ルート5との間に設け
られたものは、第3のスタッカ18を業務開始前の分配用
として使用した場合に、該第3のスタッカ18から繰り出
された分配用紙幣を、入金鑑別部9の鑑別結果に基づい
て第1のプール部13、第2のプール部14にそれぞれ分配
して、スタッカ16・17内に紙幣を分配する、あるいは、
該第3のスタッカ18を業務終了後の回収用として使用し
た場合に、スタッカ16・17内の紙幣を第3のスタッカ18
に回収するための分配・回収ルート25である。
次に、上記のように構成された紙幣入出金機を駆動す
るための搬送モータ、該搬送モータを制御するための制
御手段等について第2図を参照して説明する。
まず、符号30で示すものは、入金ルート4を構成して
いる搬送ベルト30Aを駆動して、該入金ルート4に沿っ
て入金紙幣を搬送させるための上部搬送モータとしての
入金系搬送モータ、符号31で示すものは、出金ルート5
を構成している搬送ベルト31Aを駆動して、該出金ルー
ト5に沿って出金紙幣を搬送させるための下部搬送モー
タとしての出金系搬送モータである。
符号32で示すものは、電源スイッチにより構成される
イニシャライズ指示手段であって、このイニシャライズ
指示手段32では、電源スイッチがONとなった業務開始時
において、イニシャライズを指示する電源ON信号を出
力する。
符号33で示すものは、モータ駆動信号(後述する)
に基づき、前記入金系搬送モータ30と出金系搬送モータ
31とをそれぞれ駆動するモータ駆動手段である。
符号34で示すものは、前記入金系搬送モータ30と出金
系搬送モータ31との回転速度をそれぞれ検出するモータ
速度検出手段である。このモータ速度検出手段34は、具
体的には、搬送モータ30・31の回転軸に設けられ、該回
転軸が一回転する(または所定数回転する)毎に一パル
スを発生させる(パルス信号を符号で示す)パルス発
信器(図示略)と、このパルス発信器から出力されたパ
ルスを、タイマーに予め設定された時間(例えば1秒
間)カウントするカウンタ(図示略)とを有するもので
あって、前記カウンタのカウント値から、前記入金系搬
送モータ30と出金系搬送モータ31との回転速度がそれぞ
れ検出できるようになっている。
符号35で示すものは、前記モータ速度検出手段34から
出力された、入金系搬送モータ30と出金系搬送モータ31
との各回転速度を示す検出信号に基づき、前記入金系
搬送モータ30あるいは出金系搬送モータ31の回転速度
が、予め設定した回転速度(以下、この回転速度を基準
値ということにする)に到達したか否かを検出する立ち
上げ動作判定手段であって、これら搬送モータ30・31の
回転速度が前記基準値に到達した場合には、イニシャラ
イズ制御手段36に対して判定信号が出力されるように
なっている。
なお、前記立ち上げ動作判定手段35に設定された基準
値には、前記搬送モータ30・31が早く回転し過ぎること
を検知するための上限基準値と、前記搬送モータ30・31
の回転が上がらないことを検知するための下限基準値と
の二種類がある。
前記イニシャライズ制御手段36について説明すると、
このイニシャライズ制御手段36は、前述した電源ON信号
、判定信号が入力されるものであり、かつ、これら
電源ON信号、判定信号の入力に基づいてモータ駆動
手段33に対してモータ駆動信号を出力するものであ
る。また、このイニシャライズ制御手段36には、タイマ
ー(図示略)が内蔵されており、このタイマーにより、
入金系搬送モータ30あるいは出金系搬送モータ31の回転
速度が上限基準値と下限基準値との間に収まっているか
否かを一定の時間(例えば1分間)検出するようにして
いる(SP11・17参照)。
以下、このイニシャライズ制御手段36の制御内容を、
周囲に配置されたモータ駆動手段33、モータ速度検出手
段34、立ち上げ動作判定手段35の動作とともに説明す
る。
〈ステップ1〉 イニシャライズ指示手段32の電源スイッチをONとする
と、該イニシャライズ指示手段32が、ニシャライズ制御
手段36に対して電源ON信号を出力する。 〈ステッ
プ2〉 電源ON信号の入力に基づき、下部搬送モータである
出金系搬送モータ31を駆動するためのモータ駆動信号
を出力する。
〈ステップ3〉 電源ON信号の入力に基づき、上部搬送モータである
入金系搬送モータ30を駆動するためのモータ駆動信号
を出力する。
〈ステップ4〉 モータ速度検出手段34により、入金系搬送モータ30、
出金系搬送モータ31の回転に応じて出力されたパルスを
それぞれ1秒間カウントして、これら入金系搬送モータ
30、出金系搬送モータ31の回転速度をそれぞれ検出す
る。
〈ステップ5〜6〉 立ち上げ動作判定手段35により、SP4で検出された搬
送モータ30・31の内の少なくとも一方の回転速度が予め
設定しておいた上限基準値を越えたか否かをそれぞれ検
出し、越えたNOの場合に、入金系搬送モータ30、出金系
搬送モータ31の回転速度が早すぎるとして前記入金系搬
送モータ30、出金系搬送モータ31を共にストップさせ
(SP6)、また、越えないYESの場合に次のSP7に進む。
〈ステップ7〜8〉 立ち上げ動作判定手段35により、SP4で検出台れた搬
送モータ30・31の内の少なくとも一方の回転速度が予め
設定しておいた下限基準値に達したか否かをそれぞれ検
出し、YESの場合に、前記入金系搬送モータ30、出金系
搬送モータ31の動作が正常であるとしてSP8に進んで、
搬送モータ30・31のイニシャライズを終了し、また、NO
の場合に入金系搬送モータ30、出金系搬送モータ31の回
転速度が遅過ぎ定常状態に達しないとして次のSP9に進
む。
〈ステップ9〉 前記モータ駆動手段33へのモータ駆動信号の供給を
止め、入金系搬送モータ30、出金系搬送モータ31を共に
一旦停止させて、以下のSP10〜SP21に示すリトライ処理
を行う。
〈ステップ10〉 前記モータ駆動手段33に対して、出金系搬送モータ31
のみを駆動させるモータ駆動信号を出力する。そし
て、このときイニシャライズ制御手段36内に設けられた
タイマーにより時間の計測を開始する(SP14を参照)。
〈ステップ11〜13〉 モータ速度検出手段34により、出金系搬送モータ31の
回転に応じて出力されたパルスを1秒間カウントして、
該出金系搬送モータ31の回転速度を検出する(SP11)。
その後、立ち上げ動作判定手段35により、前記回転速度
が、予め設定した上限基準値と下限基準値との間にある
か否かを判断する、つまり、前記回転速度が上限基準値
を越えた場合に、出金系搬送モータ31を停止させるため
SP6に進み(SP12)、下限基準値に達しなかった場合にS
P14に進み(SP13)、また、上限基準値と下限基準値と
の間にある場合にSP16に進む。
〈ステップ14〜15〉 SP10でセットしたタイマーの計測値が1分となったか
否かを判断し、NOの場合に元のSP11に戻り、また、YES
の場合に、前記出金系搬送モータ31の回転速度が下限基
準値を越えずに遅過ぎるとして、該出金系搬送モータ31
をストップさせる(SP15)。
〈ステップ16〜20〉 SP10〜SP14と同様に、入金系搬送モータ30について1
分間の動作チェックを行い、該入金系搬送モータ30の回
転速度が、予め設定した上限基準値と下限基準値との間
にあるか否かを判断する。その結果、回転速度が上限基
準値を越えた場合にSP6に進み(SP18)、また、下限基
準値に達しなかった場合にSP15に進み(SP20)、また、
上限基準値と下限基準値との間にある場合に、イニシャ
ライズが正常になされたとしてSP21に進み、上記SP9〜S
P20に示すリトライ処理を終了する。
上記のように構成された紙幣入出金機によれば、入金
系搬送モータ30及び出金系搬送モータ31を共に駆動して
(SP2〜SP3)、これら搬送モータ30・31のいずれか(あ
るいは双方)の回転数が上がらない異常が認められた場
合に(SP7のNO)、更に、出金系搬送モータ31、入金系
搬送モータ30の順でそれぞれ個別に駆動させて(SP10〜
SP14、SP16〜SP20)、該搬送モータ31・30の異常を順次
点検するようにした。そして、このように入金系搬送モ
ータ30と出金系搬送モータ31とを順次点検することによ
り、イニシャライズ時における搬送モータ30・31の立ち
上げを確実に行うことができる。
なお、前記イニシャライズ制御手段36に設定されたフ
ローチャートにより、入金系搬送モータ30のイニシャラ
イズを行うようにしたが、この入金系系搬送モータ30と
ともに、入金機構として設けられた、入金投入部2に投
入された紙幣を揃えるためのシャッタソレノイド40、入
金投入部2内の紙幣に一定の圧力を掛けて、繰出機構8
により紙幣が二枚重ねの状態で送り出されることを防止
するビルプレスモータ41、振分部10〜12を動作させるゲ
ートソレノイド42〜44、プール部13〜15のシャッタ13A
〜15Aを開閉させるプールゲート開閉モータ45、シャッ
タ13A〜15Aをロックするプールゲートロックソレノイド
46、ユニットボックスMを装置本体1内にロックするプ
ール部ロックソレノイド47、載置板16A〜18Aを昇降させ
るエレベータモータ48〜50等のチェックを行うようにし
ても良い。
また、同様に、出金系系搬送モータ31とともに、出金
機構として設けられた、スタッカ16〜18下方の繰出口を
開閉するためのゲートソレノイド51〜53、ビルプレス機
構16B〜18Bを動作させるためのビルプレスモータ54〜5
6、振分部23を動作させるゲートソレノイド57・58、出
金投出部3の前面側に位置するシャッタを開閉するため
のシャッタモータ59等のチェックを行うようにしても良
い。
また、上記フローチャートでは、出金系搬送モータ31
を先にチェックするようにしたが、チェックの順序は特
に限定されない。
「発明の効果」 以上詳細に説明したようにこの発明によれば、両方の
搬送モータを駆動させて、これら搬送モータのいずれか
(あるいは双方に)に異常が認められた場合に、更に、
これら搬送モータを順番にそれぞれ駆動させて、該搬送
モータの異常を順次点検するようにした。そして、この
ように入金系搬送モータと出金系搬送モータとを順次点
検することにより、イニシャライズ時における搬送モー
タの立ち上げを確実に行うことができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は紙幣入出金機の全体概略構成を示す図、第
2図は紙幣入出金機を制御するための機構を示すブロッ
ク線図、第3図は紙幣入出金機の制御内容を示すフロー
チャートである。 2……入金投入部(入金口)、3……出金投出口(出金
口)、16……第1のスタッカ、17……第2のスタッカ、
18……第3のスタッカ、30……入金系搬送モータ、31…
…出金系搬送モータ、32……イニシャライズ指示手段、
33……モータ駆動手段、34……モータ速度検出手段、35
……立ち上げ動作判定手段、36……イニシャライズ制御
手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入金口から入金された紙幣をスタッカに搬
    送する入金系搬送モータと、各スタッカに収納された出
    金紙幣を繰り出して出金口にまで搬送する出金系搬送モ
    ータとを有する紙幣入出金機において、 電源ON時にイニシャライズを指示するイニシャライズ指
    示手段と、前記入金系搬送モータと出金系搬送モータと
    をそれぞれ駆動するモータ駆動手段と、前記入金系搬送
    モータと出金系搬送モータとの回転速度をそれぞれ検出
    するモータ速度検出手段と、このモータ速度検出手段の
    出力に基づき、前記入金系搬送モータあるいは出金系搬
    送モータの回転速度が予め設定した回転速度に到達した
    ことを検出する立ち上げ動作判定手段と、 前記イニシャライズ指示手段によりイニシャライズの指
    示がなされた場合に、前記モータ駆動手段に対して両方
    の搬送モータの駆動を指示し、 また、前記立ち上げ動作判定手段により、該搬送モータ
    の少なくとも一方が予め設定した回転速度に満たないこ
    とが検出された場合に、前記モータ駆動手段に対して、
    前記搬送モータを一旦停止させた後、該搬送モータそれ
    ぞれの駆動を順次指示するイニシャライズ制御手段とか
    ら構成されていることを特徴とする紙幣入出金機。
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