JP2510367Y2 - 膜厚測定装置 - Google Patents

膜厚測定装置

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JP2510367Y2
JP2510367Y2 JP1990046600U JP4660090U JP2510367Y2 JP 2510367 Y2 JP2510367 Y2 JP 2510367Y2 JP 1990046600 U JP1990046600 U JP 1990046600U JP 4660090 U JP4660090 U JP 4660090U JP 2510367 Y2 JP2510367 Y2 JP 2510367Y2
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film
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sheet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプラスチックシート又はフィルムの各種成形
機に適用されるレーザ光を利用したプラスチックシート
又はフィルムの膜厚測定装置に関するものである。
(従来の技術) 第2図は従来のレーザ光を利用したプラスチックシー
ト又はフィルムの膜厚測定装置の一般的な構成例を示
し、第3図は同装置の内部構造を示している。図におい
て、1は所定の速度で回転する回転軸、2は回転軸1の
面から所定の距離をあけて回転軸1と平行に設けられた
遮光板、3は回転軸1に巻回されて走行するシート、フ
ィルムなどの被測定部材で、所定の厚さをもっている。
4,5は所定の角度をなして配置され、それぞれがレーザ
光4a,5aを発生する1対のレーザ光発生器である。6は
反射ミラーで、一方のレーザ光4aを受けて回転軸1の表
面と遮光板2との間を走査し、同時に他方のレーザ光5a
を受けて被測定部材3と遮光板2との間を走査するよう
に制御される。
7,8は反射ミラー6で反射した各レーザ光4a,5aをそれ
ぞれ集光するレンズ、9,10は走査した各レーザ光4a,5a
を集光するレンズ、11,12はそれぞれのレーザ光の受光
器、13,14は1対のカウンタ、15は演算器、16は表示器
である。また17は回転軸1を支持するフレーム、18は回
転軸1と平行にフレーム17に支持されたガイド、19はガ
イド18に支持されて回転軸1と平行に移動する走行体で
ある。なお、前記遮光板2及びレーザ光発生器4から受
光器12までの各部材は走行体19に積載されている。
(考案が解決しようとする課題) 従来プラスチックシート又はフィルム成形機に、イン
ラインでレーザ光を利用した膜厚測定装置を組み込んで
シート又はフィルムの厚さを測定する場合、同装置の測
定部に設けられた回転軸(ロール)表面に接触しながら
測定がなされるため、シート又はフィルムと回転軸間に
空気が巻込まれる。特に高速になればなる程空気巻込み
量が多くなる。従ってこの巻込み空気により被測定物の
測定値に空気厚さの変化が加算されることになって、被
測定物の厚さを精度よく測定することを困難にしてい
た。
本考案は前記従来の問題を解決しようとしてなされた
ものであり、プラスチックシート又はフィルムと回転軸
間の空気巻込みをなくし、高精度に膜厚を測定し得る膜
厚測定装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、連続走行するプラスチックシート
又はフィルムを,測定部に配置された回転軸表面に接触
させつつレーザ光を利用してその厚さを測定する膜厚測
定装置において,前記回転軸に加圧方向が前記レーザ光
と平行になる押えロールユニットをレーザ光による測定
部より上流側に設け,シート又はフィルムと回転軸に巻
込まれる空気厚さの影響をなくすようにしてなるもの
で,これを課題解決のための手段とするものである。
(作用) 被測定物が接触する回転軸(ロール)入口部に押えロ
ールユニットを設け、この押えロールユニットで巾方向
に均一にプラスチックシート又はフィルムを回転軸に対
し押え、同シート又はフィルムと回転軸間に巻込まれる
空気を遮断し、空気の厚さの影響をなくして被測定物で
あるプラスチックシート及びフィルムの厚さを精度良く
測定する。またシートにおいては熱歪の影響によるそり
及びカール現象、フィルムにおいてはしわを前記押えロ
ールユニットで矯正することにより、プラスチックシー
ト及びフィルムの厚さを精度良く測定することが可能で
ある。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面について説明すると、第1
図は本考案の膜厚測定装置をプラスチックシート成形機
のインラインに組み込んだ実施例を示し、図中20はイン
ラインに組み込まれたレーザ光を利用した膜厚測定装置
で、プラスチックシート23の厚さを連続的に測定するも
のである。このプラスチックシート23は被測定物であ
り、ロール21に所定の抱き角を持って接触していて、そ
のロール21上のシートの厚さをレーザ光線24を利用して
従来と同様の方法で測定する。
一方走行するプラスチックシート23及び回転するロー
ル21の表面には随伴流が生じ、同シート23とロール21の
間には空気巻込みが生じる。そこでこれを防止するた
め、表面がゴム弾性体からなる押えロール30、アーム3
1、押えロール30を加圧させる手段としてのエアシリン
ダ32等より構成される押えロールユニット33をロール21
の入口部に設け、プラスチックシート23をロール21に巾
方向に均一に密着させるよう押し付け、随伴流に伴う巻
込み空気を遮断する。またシート23の熱歪によるそり及
びカール現象、フィルムにおいては入口部で発生したし
わを前記押えロールユニット33を使用することにより矯
正することが可能である。押えロールユニット33の加圧
力方向は、レーザ光線と平行になるように実施する。こ
れは加圧によるロール21の変位方向が、被測定物の厚さ
の測定精度に影響を与えない方向にするためである。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は、回転軸に加圧方向
がレーザ光と平行になる押えロールユニットをレーザ光
による測定部より上流側に設けたので,加圧力によるロ
ールの変位方向が被測定物の厚さの測定精度に影響を与
えない方向となり,被測定物であるシート又はフィルム
と回転軸間の巻込み空気を遮断することができ、厚さを
精度よく測定することが可能となる。またシート自身の
変形及びフィルムのしわを矯正することができるため、
厚さを精度よく測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すレーザ光線を利用した膜
厚測定装置の側面図、第2図は従来のレーザ光線を利用
した膜厚測定装置の系統図、第3図は同装置測定部の側
面図である。 図の主要部分の説明 19……走行体 20……膜厚測定装置 21……ロール 23……プラスチックシート 24……レーザ光線 30……押えロール 31……アーム 32……エアシリンダ 33……押えロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−81151(JP,A) 特開 昭56−22903(JP,A) 特開 平2−71108(JP,A) 特開 平4−110603(JP,A) 実公 昭37−7070(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続走行するプラスチックシート又はフィ
    ルムを,測定部に配置された回転軸表面に接触させつつ
    レーザ光を利用してその厚さを測定する膜厚測定装置に
    おいて,前記回転軸に加圧方向が前記レーザ光と平行に
    なる押えロールユニットをレーザ光による測定部より上
    流側に設け,シート又はフィルムと回転軸に巻込まれる
    空気厚さの影響をなくすことを特徴とする膜厚測定装
    置。
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