JP2510317Y2 - Ｌｅｄ車両用灯具のレンズ - Google Patents
Ｌｅｄ車両用灯具のレンズInfo
- Publication number
- JP2510317Y2 JP2510317Y2 JP1991041388U JP4138891U JP2510317Y2 JP 2510317 Y2 JP2510317 Y2 JP 2510317Y2 JP 1991041388 U JP1991041388 U JP 1991041388U JP 4138891 U JP4138891 U JP 4138891U JP 2510317 Y2 JP2510317 Y2 JP 2510317Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- light source
- led
- led light
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はハイマウントストップラ
ンプと称されている車両用灯具に関するものであり、詳
細には光源としてＬＥＤが採用されるときの前記車両用
灯具のレンズの構成に係るものである。
ンプと称されている車両用灯具に関するものであり、詳
細には光源としてＬＥＤが採用されるときの前記車両用
灯具のレンズの構成に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具のレンズ９０
の構成を示すものが図２であり、このレンズ９０は、Ｌ
ＥＤ光源８０の照射軸Ｚに略直交するレンズ面９１と、
該レンズ面９１をハウジング（図示せず）に支持させる
ための前記照射軸Ｚに略平行して設けられるレンズ脚部
９２とで構成されるものであり、前記レンズ面９１のＬ
ＥＤ光源８０に対峙する側の面にはこのＬＥＤ光源８０
から放射されるビーム状の光束をストップランプの配光
特性として適宜に変換するためのレンズカット９１ａが
施されるものとなっている。
の構成を示すものが図２であり、このレンズ９０は、Ｌ
ＥＤ光源８０の照射軸Ｚに略直交するレンズ面９１と、
該レンズ面９１をハウジング（図示せず）に支持させる
ための前記照射軸Ｚに略平行して設けられるレンズ脚部
９２とで構成されるものであり、前記レンズ面９１のＬ
ＥＤ光源８０に対峙する側の面にはこのＬＥＤ光源８０
から放射されるビーム状の光束をストップランプの配光
特性として適宜に変換するためのレンズカット９１ａが
施されるものとなっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、近来ハ
イマウントストップランプの普及に伴い、前記レンズ９
０に対しても最低必要面積あるいは有効発光部の定義な
ど様々な規格が設定される傾向にあり、例えば有効発光
部については、発光面Ｃは実際に発光するレンズ面９１
の内径部分、即ち、レンズ面９１中のレンズカット９１
ａが施された位置に対応する部分のみが有効発光部とし
て認定されるものとなり、このレンズ面９１の周縁部で
あるレンズ脚部端面Ｅは充分な明るさで発光することが
無いので有効発光部としては認められないものとされ
る。
イマウントストップランプの普及に伴い、前記レンズ９
０に対しても最低必要面積あるいは有効発光部の定義な
ど様々な規格が設定される傾向にあり、例えば有効発光
部については、発光面Ｃは実際に発光するレンズ面９１
の内径部分、即ち、レンズ面９１中のレンズカット９１
ａが施された位置に対応する部分のみが有効発光部とし
て認定されるものとなり、このレンズ面９１の周縁部で
あるレンズ脚部端面Ｅは充分な明るさで発光することが
無いので有効発光部としては認められないものとされ
る。
【０００４】よって、前記発光面Ｃのみで前記した最低
必要面積を満足させようとするときにはハイマウントス
トップランプの形状が大型化して、運転者の後方視界を
妨げるなどの問題点を生ずるものとなり、この点の解決
が課題とされるものとなっていた。
必要面積を満足させようとするときにはハイマウントス
トップランプの形状が大型化して、運転者の後方視界を
妨げるなどの問題点を生ずるものとなり、この点の解決
が課題とされるものとなっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、ＬＥＤ光源の
照射軸に対して略直交して設けられ前記ＬＥＤ光源に対
峙する側の面にレンズカットが施されたレンズ面と、前
記照射軸に対して略平行して設けられるレンズ脚部とで
成るＬＥＤ車両用灯具のレンズにおいて、前記レンズ脚
部の前記ＬＥＤ光源に対峙する側の面にはこのＬＥＤ光
源からの光をレンズ脚部内に導入し、該レンズ脚部内を
伝播して前記レンズ面側のレンズ脚部端面から導入した
光の大部分を外部に放射させるものとしたサイドカット
が施されていることを特徴とするＬＥＤ車両用灯具のレ
ンズを提供することで課題を解決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、ＬＥＤ光源の
照射軸に対して略直交して設けられ前記ＬＥＤ光源に対
峙する側の面にレンズカットが施されたレンズ面と、前
記照射軸に対して略平行して設けられるレンズ脚部とで
成るＬＥＤ車両用灯具のレンズにおいて、前記レンズ脚
部の前記ＬＥＤ光源に対峙する側の面にはこのＬＥＤ光
源からの光をレンズ脚部内に導入し、該レンズ脚部内を
伝播して前記レンズ面側のレンズ脚部端面から導入した
光の大部分を外部に放射させるものとしたサイドカット
が施されていることを特徴とするＬＥＤ車両用灯具のレ
ンズを提供することで課題を解決するものである。
【０００６】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものは本考案に
係る車両用灯具のレンズであり、このレンズ１はＬＥＤ
光源２の照射軸Ｚに対して略直交して設けられ、ＬＥＤ
光源２に対峙する側の面にはレンズカット１１ａが施さ
れたレンズ面１１と、前記照射軸Ｚに対して略平行して
設けられるレンズ脚部１２とで成るものであり、これに
より前記レンズ面１１が発光面Ｃとレンズ脚部端面Ｅと
で構成される点は従来例のものと同様である。
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものは本考案に
係る車両用灯具のレンズであり、このレンズ１はＬＥＤ
光源２の照射軸Ｚに対して略直交して設けられ、ＬＥＤ
光源２に対峙する側の面にはレンズカット１１ａが施さ
れたレンズ面１１と、前記照射軸Ｚに対して略平行して
設けられるレンズ脚部１２とで成るものであり、これに
より前記レンズ面１１が発光面Ｃとレンズ脚部端面Ｅと
で構成される点は従来例のものと同様である。
【０００７】しかしながら、本考案により前記レンズ脚
部１２のＬＥＤ光源２と対峙する側の面、即ち内側の面
にはサイドカット１２ａが設けられるものとされ、該サ
イドカット１２ａにより前記ＬＥＤ光源２からの前記レ
ンズカット１１ａに達する以外の光をレンズ脚部１２に
導入するものとされている。
部１２のＬＥＤ光源２と対峙する側の面、即ち内側の面
にはサイドカット１２ａが設けられるものとされ、該サ
イドカット１２ａにより前記ＬＥＤ光源２からの前記レ
ンズカット１１ａに達する以外の光をレンズ脚部１２に
導入するものとされている。
【０００８】ここで、前記サイドカット１２ａは例えば
前記ＬＥＤ光源２に対峙するステップ面を有する微細な
階段状、あるいは微細な梨地面などに形成され、前記Ｌ
ＥＤ光源２からの光をレンズ脚部１２に導入するのに適
した形状とされるものであるが、これは前記レンズ脚部
１２の成形時の抜きテーパーなどを勘案して適宜な形状
のものが選択される。
前記ＬＥＤ光源２に対峙するステップ面を有する微細な
階段状、あるいは微細な梨地面などに形成され、前記Ｌ
ＥＤ光源２からの光をレンズ脚部１２に導入するのに適
した形状とされるものであるが、これは前記レンズ脚部
１２の成形時の抜きテーパーなどを勘案して適宜な形状
のものが選択される。
【０００９】次いで、上記の構成とした本考案のレンズ
１の作用、効果について説明を行えば、前記レンズ脚部
１２にサイドカット１２ａが設けられたことで、前記Ｌ
ＥＤ光源２からの光がレンズ脚部１２に導入され、この
レンズ脚部１２内を伝播してレンズ脚部端面Ｅに達した
時点で外部に放射され、これによりレンズ脚部端面Ｅも
発光面Ｃと同様に光輝するものとなる。
１の作用、効果について説明を行えば、前記レンズ脚部
１２にサイドカット１２ａが設けられたことで、前記Ｌ
ＥＤ光源２からの光がレンズ脚部１２に導入され、この
レンズ脚部１２内を伝播してレンズ脚部端面Ｅに達した
時点で外部に放射され、これによりレンズ脚部端面Ｅも
発光面Ｃと同様に光輝するものとなる。
【００１０】このことは即ち、レンズ１のレンズ面１１
の全面が有効発光面として認定されるものとなり、具体
的に、前記ＬＥＤ光源２が図１に示すように水平方向に
一列とされているハイマウントストップランプとして極
めて典型的な場合には、考案者による検討の結果では前
記レンズ脚部端面Ｅが有効発光面として加わることで発
光面積は略二倍に増加するものとなることが確認され
た。
の全面が有効発光面として認定されるものとなり、具体
的に、前記ＬＥＤ光源２が図１に示すように水平方向に
一列とされているハイマウントストップランプとして極
めて典型的な場合には、考案者による検討の結果では前
記レンズ脚部端面Ｅが有効発光面として加わることで発
光面積は略二倍に増加するものとなることが確認され
た。
【００１１】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、レ
ンズ脚部の前記ＬＥＤ光源に対峙する側の面にはこのＬ
ＥＤ光源からの光をレンズ脚部に導入するサイドカット
が施されているＬＥＤ車両用灯具のレンズとしたこと
で、全面が光輝するようにしてレンズ面の全面を有効発
光部とすることを可能とし、これにより規格上での制約
によりレンズの大型化を生じないものとし後方視界に対
する障害などをなくし、この種の車両用灯具の実用性の
向上に優れた効果を奏するものである。
ンズ脚部の前記ＬＥＤ光源に対峙する側の面にはこのＬ
ＥＤ光源からの光をレンズ脚部に導入するサイドカット
が施されているＬＥＤ車両用灯具のレンズとしたこと
で、全面が光輝するようにしてレンズ面の全面を有効発
光部とすることを可能とし、これにより規格上での制約
によりレンズの大型化を生じないものとし後方視界に対
する障害などをなくし、この種の車両用灯具の実用性の
向上に優れた効果を奏するものである。
【図１】 本考案に係る車両用灯具のレンズの一実施例
を要部で示す断面図である。
を要部で示す断面図である。
【図２】 従来例を示す断面図である。
１……レンズ １１……レンズ面 １１ａ……レンズカット １２……レンズ脚部 １２ａ……サイドカット ２……ＬＥＤ光源 Ｃ……発光面 Ｅ……レンズ脚部端面 Ｚ……照射軸
Claims (1)
- 【請求項１】 ＬＥＤ光源の照射軸に対して略直交して
設けられ前記ＬＥＤ光源に対峙する側の面にレンズカッ
トが施されたレンズ面と、前記照射軸に対して略平行し
て設けられるレンズ脚部とで成るＬＥＤ車両用灯具のレ
ンズにおいて、前記レンズ脚部の前記ＬＥＤ光源に対峙
する側の面にはこのＬＥＤ光源からの光をレンズ脚部内
に導入し、該レンズ脚部内を伝播して前記レンズ面側の
レンズ脚部端面から導入した光の大部分を外部に放射さ
せるものとしたサイドカットが施されていることを特徴
とするＬＥＤ車両用灯具のレンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041388U JP2510317Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | Ｌｅｄ車両用灯具のレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041388U JP2510317Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | Ｌｅｄ車両用灯具のレンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126608U JPH04126608U (ja) | 1992-11-18 |
| JP2510317Y2 true JP2510317Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31922186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991041388U Expired - Lifetime JP2510317Y2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | Ｌｅｄ車両用灯具のレンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2510317Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100911334B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2009-08-07 | 현대자동차주식회사 | 차량 경계용 콤비 센서 조명 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4565655B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2010-10-20 | スタンレー電気株式会社 | 灯具ユニット及び該灯具ユニットを組み込んだコンビネーションランプ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0446322Y2 (ja) * | 1988-08-02 | 1992-10-30 |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP1991041388U patent/JP2510317Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100911334B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2009-08-07 | 현대자동차주식회사 | 차량 경계용 콤비 센서 조명 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126608U (ja) | 1992-11-18 |
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| JPH024405Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |