JP2510295Y2 - 反転分岐装置 - Google Patents

反転分岐装置

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JP2510295Y2
JP2510295Y2 JP1987150735U JP15073587U JP2510295Y2 JP 2510295 Y2 JP2510295 Y2 JP 2510295Y2 JP 1987150735 U JP1987150735 U JP 1987150735U JP 15073587 U JP15073587 U JP 15073587U JP 2510295 Y2 JP2510295 Y2 JP 2510295Y2
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reversing
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JP1987150735U
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JPS6456447U (ja
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康則 上野
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三田工業株式会社
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は反転分岐装置に関し、より詳しくは用紙の両
面に画像を形成するため画像形成装置内において用紙を
反転し、再び給紙可能とするための、反転分岐装置に関
するものである。
【従来の技術】
従来、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成装置
の反転分岐装置においては、第4図のように反転用案内
板15と案内補助板16との間に構成される用紙導入反転路
17の出入り17a付近の反転用案内板15寄りに反転用案内
ローラ19を配設し、この反転用案内ローラ19側に変位し
てその反転用案内ローラ19と共に前記導入反転路17内の
用紙Pを挟持可能なコロ18と、このコロ18を、支軸18b
を支点として前記反転用案内ローラ19側に変位させるソ
レノイド30とから構成されている。 この用紙導入反転路17内に、一方の面が画像形成され
た用紙Pが案内され、その用紙Pの先端が反転用案内板
15に沿って導入される。 この用紙Pが、前記用紙導入反転路17内に一定の深さ
まで案内導入されると、その用紙Pは、次に第5図のよ
うに反転動作に切り替えられる。 第5図の用紙反転動作では、前記コロ18は支軸18bを
支点とし、前記ソレノイド30によって反転用案内ローラ
19側に変位し、この反転用案内ローラ19と前記コロ18と
で用紙導入反転路17内の用紙Pを挟持し、反転用案内ロ
ーラ19の回転で、その用紙Pを出入り口17aから反転排
出することにより、図示しない中間トレーを経て再給紙
し、用紙Pの両面に画像形成を可能とさせる。
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、反転分岐装置において用紙Pの導入案
内と反転排出を円滑に行うためには、反転用案内板15に
対し、反転用案内ローラ19が僅かに用紙導入反転路17側
に出ているような位置に設定されることが望ましい。 すなわち、用紙Pが案内導入される時には、反転用案
内ローラ19が用紙Pの導入を防げず、排出時のみ機能す
るような位置が理想的である。 しかし、組み立て上の誤差や、使用による摩耗その他
の原因で、第6図のように、反転用案内板15に対し、反
転用案内ローラ19の設定位置が用紙導入反転路17側に出
過ぎると、用紙Pの導入案内時に、その用紙Pの先端が
前記反転用案内ローラ19に当接して、いわゆるジャムの
現象が発生し、用紙導入反転路17内に用紙Pを導入案内
できないという課題があった。 また、これとは反対に第7図のように、反転用案内板
15に対し、反転用案内ローラ19が用紙導入路17側から引
っ込んでいると、用紙Pの導入案内時はよいが、用紙P
の排出時に、反転用案内ローラ19とコロ18とによる用紙
Pの挟持ができず、したがってその用紙Pを反転排出さ
せることができなかったり、または、第8図のように、
用紙Pは反転排出できるが、コロ18と反転用案内ローラ
19との接点位置が、用紙導入反転路17の中から若干はみ
出しているため、その用紙Pが波状に歪んでしまうとい
う課題があった。 本考案はこのような課題を解決することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は次のような反転用
分岐装置を提供する。すなわち本考案は、 両面に画像を形成するための用紙を案内し、且つその
案内された用紙を反転させる一対の反転用案内板と、こ
の一対の反転用案内板のうちの一方の反転用案内板に取
り付けられているコロと、前記反転用案内板に案内され
た用紙を前記コロと挟持して反転させる反転用案内ロー
ラと、前記コロと前記反転用案内ローラとで前記用紙を
挟持させるため前記一方の反転用案内板を前記反転用案
内ローラ側に変位させる案内板変位手段とを備え、 前記コロは前記反転用案内ローラとの間に用紙が出入
り自在な空隙をもって前記一方の反転用案内板に取り付
けられ、前記反転用案内ローラは前記一方の反転用案内
板が前記反転用案内ローラ側へ変位したときに前記一方
の反転用案内板から突出するような位置に配置されてい
ることを特徴とする、反転分岐装置である。
【作用】
上記構成において、反転用案内板の出入り口に設けら
れたコロとの間の空隙を通ってその反転用案内板に案内
された用紙は、案内板変位手段によって前記反転用案内
板を反転用案内ローラ側に変位させると、その反転用案
内板に取り付けられた前記コロは同反転用案内板に変位
して前記反転用案内ローラとの間に前記用紙を挟持する
とともに反転用案内ローラの回転によって前記反転用案
内板の出入り口から排出しその用紙を反転分岐させる。
【実施例】
本考案の実施例について、以下図面にしたがって本考
案の構成が実際上どのように具体化されるかをその作用
とともに説明する。 第3図は本考案の一実施例の概要説明図であり、図中
1は複写機の本体で、この複写機の本体1における複写
用の用紙Pの経路に沿ってその概要を説明する。 まず、図示しない操作部のボタンで両面モードを選択
した場合、用紙Pは、給紙カセット2から案内ローラ対
3および4をとおって回転ドラム5と転写機6との間に
送られて画像が転写され分離され、搬送路8によって定
着部9で前記転写画像が定着安定化される。 この用紙Pは案内ローラ10,11を経た後、前記複写機
が両面モードに設定されているため、切り替え板13,14
によって一対の反転用案内板15,16との間に構成される
用紙導入路17に案内導入される。 この用紙導入路17の出入り口17a付近には一方の反転
用案内板15にコロ18が取り付けられている外、反転用案
内ローラ19が反転用案内板19の外側位置に本体1に固定
されている。 なお、20は排出ローラで、前記反転用案内ローラ19と
圧接しながら回転しており、画像が定着された後、用紙
Pを複写機外に排出する場合に用いられる。 前記コロ18と反転用案内ローラ19とにより前記用紙導
入路17に導入案内された用紙Pは反転排出され、案内ロ
ーラ11,12間を経て、案内ローラ対21,22,23等により中
間トレイ24上に搬送案内される。 中間トレイ24では前寄せローラ25で用紙Pの先端をス
トッパー26に当接させて揃え、給紙タイミングをとっ
て、給紙ローラ27と重送防止ローラ28とで一枚づつ用紙
Pを送り出し、案内ローラ対29,3,4などにより、回転ド
ラム5に正確に再給紙される。 この再給紙の際は、用紙Pは前記用紙導入路17におい
て、前記コロ18と反転用案内ローラ19とによりすでに反
転されているので、用紙Pの前記画像形成された面の、
他の面である未だ画像形成されていない方の面に画像形
成が行われることにり、両面画像形成が可能となる。 第1図は本考案の一実施例の要部説明図であり、図中
9は、熱ローラ9bと圧ローラ9bとからなる定着部で、こ
の定着部9で用紙Pの一方の面に画像の定着が行われ、
次の案内ローラ10,11によって切り替え板13,14に送り込
まれる。 この切り替え板13,14は、複写機の操作部ボタン(図
示せず)が両面モードに設定してあるときは、用紙Pを
用紙導入反転路17に案内する向きに変位する。 この用紙導入反転路17は一対の反転用案内板15,16と
の間に構成される。 この一対の反転用案内板の一方の反転用案内板15に
は、ブラケット15aを介してソレノイド30のプランジャ3
0aが連結されている。 また、同一方の反転用案内板15の他のブラケット15b
には、前記ソレノイド30と反対方向に付勢された引っ張
りばね31が取り付けられている。 これらソレノイド30と引っ張りばね31は案内板変位手
段32を構成する。 用紙Pが、前記切り替え板13,14により用紙導入反転
路17に導入されるときは、その出入り口17a付近の反転
用案内板15にブラケット15cを介して取り付けられたコ
ロ18と、反転用案内板15との空隙18aをとおる。 その用紙Pの後端が前記案内ローラ10,11を通過する
と、つぎの第2図のように図示しないセンサーにより、
ソレノイド30を動作させる。 第2図は同実施例の要部の動作説明図であり、図中、
案内板変位手段32を構成するソレノイド30がオンする
と、ソレノイド30のプランジャ30aは電磁力で引き込ま
れ圧縮ばねに抗してソレノイド30内に吸引され、そのプ
ランジャ30aは平常状態より短くなる。 これに伴い一方の反転用案内板15は、プランジャ15a
を介してソレノイド30側に引っ張られ、別のプランジャ
15bを介して案内板変位手段32の一部を構成する引っ張
りばね31を引っ張り、その復元力を蓄えさせる。 さらに、前記ソレノイド30のオンは、別のブラケット
15cを介して、コロ18を反転用案内ローラ19に当接する
方向に変位させる。 この反転用案内ローラ19は前記一方の反転用案内板15
が、前記反転用案内ローラ19側へ変位したときに、前記
一方の反転用案内板15から突出するような位置に配置さ
れている。 このとき、用紙導入反転路17には、用紙Pが導入され
ているので、コロ18が変位して反転用案内ローラ19とコ
ロ18との間には空隙がなくなり、用紙Pを互いにその接
点で挟持し、その挟持により得られたローラ圧と反転用
案内ローラ19の回転による摩擦で、用紙Pは導入案内方
向とは逆方向に反転排出され、第3図で前記説明した中
間トレイ24に送られる。 用紙Pが排出された後、ソレノイド30はオフとなり、
引っ張りばね31の復元力によってプランジャ30aも復旧
して第1図のように長めの状態になる。 これに伴い、一方の反転用案内板15を前記変位状態か
らもとの状態に戻すので、コロ18も反転用案内ローラ19
への押圧を解いて反転用案内板15との空隙18cを確保
し、すべてを第1図の状態にもどした上、次の用紙Pの
到来を待つ。 以上説明したように、本考案はコロ18を反転用案内板
15に適宜な一定の空隙18aをもって取り付ける構造と
し、この一方の反転用案内板を15を変位させることによ
り、コロ18を反転用案内ローラ19に押圧し、用紙導入反
転路17内の用紙Pを挟持するようにしたのでコロ18と反
転用案内板15との位置関係が一定に保たれ、コロと反転
用案内ローラとの位置関係も互いに当接することにより
一定し、したがって反転用案内ローラと反転用案内板と
の位置関係が一定するので、反転分岐装置の調整が簡単
になり、組み立て作業や保守作業が容易となり、かつ調
整密度を向上させることができる。 また用紙Pを反転分岐装置に導入する際においては、
反転用案内ローラの設定位置が反転用案内板に対し、用
紙導入反転路に出ていないために、紙詰まりを起こすこ
となく確実に導入出来ると共に、用紙Pを反転分岐装置
から排出する際においては、反転用案内ローラの設定位
置が反転用案内板に対し、用紙導入反転路側に出ている
ために、コロとの間で確実に用紙を挟持して反転排出す
ることができる。
【考案の効果】
以上本考案によれば、一対の反転用案内板に対して一
定の空隙をもってコロを取り付け、このコロの位置を一
方の反転用案内板に対して固定した上、案内板変位手段
を用いてこのコロと反転用案内ローラとで用紙を挟持す
る構成としたので、反転用案内板に対する反転用案内ロ
ーラの変位設定が容易となり、組み立て時の精度や、保
守上の精度安定性を向上させることができるようになっ
た。 また、前記反転用案内板に対する反転用案内ローラの
位置の精度を高く且つ安定させたので、案内、排出など
による用紙の反転分岐が円滑に行われなどの効果があ
る。 さらに用紙Pを反転分岐装置に導入する際において
は、反転用案内ローラの設定装置が反転用案内板に対し
て、用紙導入反転路に出ていないために、紙詰まりを起
こすことなく確実に導入出来ると共に、用紙Pを反転分
岐装置から排出する際においては、反転用案内ローラの
設定位置が反転用案内板に対し、用紙導入反転路側に出
ているために、コロとの間で確実に用紙を挟持して反転
排出することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部説明図、第2図は同実
施例の要部動作説明図、第3図は同実施例の概要説明
図、第4図〜第8図は従来例の説明図である。 15,16……反転用案内板、17a……出入り口、18……コ
ロ、18a……空隙、19……反転用案内ローラ、30……ソ
レノイド、31……引っ張りばね、32……案内板変位手段
(30と31とで構成)、P……用紙。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面に画像を形成するための用紙を案内
    し、且つその案内された用紙を反転させる一対の反転用
    案内板と、この一対の反転用案内板のうちの一方の反転
    用案内板に取り付けられているコロと、前記反転用案内
    板に案内された用紙を前記コロと挟持して反転させる反
    転用案内ローラと、前記コロと前記反転用案内ローラと
    で前記用紙を挟持させるため前記一方の反転用案内板を
    前記反転用案内ローラ側に変位させる案内板変位手段と
    を備え、 前記コロは前記反転用案内ローラとの間に用紙が出入り
    自在な空隙をもって前記一方の反転用案内板に取り付け
    られ、前記反転用案内ローラは前記一方の反転用案内板
    が前記反転用案内ローラ側へ変位したときに前記一方の
    反転用案内板から突出するような位置に配置されている
    ことを特徴とする、反転分岐装置。
JP1987150735U 1987-09-30 1987-09-30 反転分岐装置 Expired - Lifetime JP2510295Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6456447U JPS6456447U (ja) 1989-04-07
JP2510295Y2 true JP2510295Y2 (ja) 1996-09-11

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ID=31424140

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628257U (ja) * 1985-07-02 1987-01-19

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JPS6456447U (ja) 1989-04-07

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