JP2510176Y2 - 空気式釘打機 - Google Patents
空気式釘打機Info
- Publication number
- JP2510176Y2 JP2510176Y2 JP6634390U JP6634390U JP2510176Y2 JP 2510176 Y2 JP2510176 Y2 JP 2510176Y2 JP 6634390 U JP6634390 U JP 6634390U JP 6634390 U JP6634390 U JP 6634390U JP 2510176 Y2 JP2510176 Y2 JP 2510176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- nail
- return
- nail feed
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/001—Nail feeding devices
- B25C1/003—Nail feeding devices for belts of nails
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は釘送り部を改良した空気式釘打機に関するも
のである。
のである。
釘送りピストンにより釘送りをする空気釘打機を、第
３図を参照して説明する。トリガ１を引くとシリンダバ
ルブ３が開口し蓄圧室２の圧縮空気によりピストン４は
下降してダンパ８に衝突する。この時ピストン４の下側
の空気は戻り室６と釘送りシリンダ室12に蓄圧される。
トリガ１を離すと戻り室６の圧力によりピストン４が押
し戻され、上死点でダンパ８の下側の下部排気口21より
戻り室６のの空気が排気される。これを何万サイクルも
行うと、衝撃を吸収するダンパ８の上面に衝撃疲労によ
るクラックが入り破片が生成される。細かい破片は下部
排気口21より排出されるが、大きい破片は戻り室通路穴
９から空気通路10を経由して、釘送りシリンダ室12に侵
入する。
３図を参照して説明する。トリガ１を引くとシリンダバ
ルブ３が開口し蓄圧室２の圧縮空気によりピストン４は
下降してダンパ８に衝突する。この時ピストン４の下側
の空気は戻り室６と釘送りシリンダ室12に蓄圧される。
トリガ１を離すと戻り室６の圧力によりピストン４が押
し戻され、上死点でダンパ８の下側の下部排気口21より
戻り室６のの空気が排気される。これを何万サイクルも
行うと、衝撃を吸収するダンパ８の上面に衝撃疲労によ
るクラックが入り破片が生成される。細かい破片は下部
排気口21より排出されるが、大きい破片は戻り室通路穴
９から空気通路10を経由して、釘送りシリンダ室12に侵
入する。
破片が釘送りシリンダ室12に入ると、該破片が戻し室
６と釘送りシリンダ室12間の空気通路10を塞いでしま
い、十分な圧縮空気が釘送りシリンダ室12に供給されな
くなったり、釘送りシリンダ室12に供給された圧縮空気
が排気されなくなる。このため釘送りピストン11の前
進、後退が不完全となり、連結釘が正常に送れなくなる
恐れがある等の欠点があった。
６と釘送りシリンダ室12間の空気通路10を塞いでしま
い、十分な圧縮空気が釘送りシリンダ室12に供給されな
くなったり、釘送りシリンダ室12に供給された圧縮空気
が排気されなくなる。このため釘送りピストン11の前
進、後退が不完全となり、連結釘が正常に送れなくなる
恐れがある等の欠点があった。
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、比
較的寿命の短いダンパが部分的に破損し、破損した破片
が釘送りに悪影響を及ばさないようにするものである。
較的寿命の短いダンパが部分的に破損し、破損した破片
が釘送りに悪影響を及ばさないようにするものである。
本考案は、釘送りシリンダ室に残存するダンパの破片
が、ダンパ下側の下部排気口のスキマの幅より大きいこ
とに着目し、空気通路の中間に前記スキマの幅より小さ
い小穴を有するフィルターを設け、且つ複数個の小穴に
より有効通路面積を確保し、釘送りシリンダ室にダンパ
の破片が入らないようにして空気通路を確保できるよう
に工夫した。
が、ダンパ下側の下部排気口のスキマの幅より大きいこ
とに着目し、空気通路の中間に前記スキマの幅より小さ
い小穴を有するフィルターを設け、且つ複数個の小穴に
より有効通路面積を確保し、釘送りシリンダ室にダンパ
の破片が入らないようにして空気通路を確保できるよう
に工夫した。
本考案の一実施例を第１図、第２図を参照して具体的
に説明する。本体７の内部に配設されたシリンダ５に摺
動自在に密嵌されたピストン４が内在し、ピストン４に
は打撃棒22が一体に結合されている。トリガ１を引くと
打込行程となり、シリンダ５の上端を密封しているシリ
ンダバルブ３が開口し、蓄圧室２の圧縮空気がピストン
４を押し下げ、ピストン４はダンパ８に衝突する。同時
に、ピストン４の下面の空気は、戻り室通路穴９に連通
する戻り室６から空気通路19を経由して釘送りシリンダ
室12に蓄圧され、釘送りシリンダ室12内を密嵌摺動する
釘送りピストン11を押し上げ釘送り爪14を後退させる。
トリガ１を離すと戻り行程となり、戻り室６の圧力によ
りピストン４は上死点まで押し上げられ、打撃棒22先端
の下部排気口21よりピストン４下室の空気が排出され
る。同時に釘送りシリンダ室12の空気も排出され、背面
に具備する戻しスプリング13により釘送り爪14を前進さ
せ１サイクルを終了する。該打込サイクルを何万回も繰
り返すと、上記した如くダンパ８の上面にクラックが入
り、次第に破片が生成される。
に説明する。本体７の内部に配設されたシリンダ５に摺
動自在に密嵌されたピストン４が内在し、ピストン４に
は打撃棒22が一体に結合されている。トリガ１を引くと
打込行程となり、シリンダ５の上端を密封しているシリ
ンダバルブ３が開口し、蓄圧室２の圧縮空気がピストン
４を押し下げ、ピストン４はダンパ８に衝突する。同時
に、ピストン４の下面の空気は、戻り室通路穴９に連通
する戻り室６から空気通路19を経由して釘送りシリンダ
室12に蓄圧され、釘送りシリンダ室12内を密嵌摺動する
釘送りピストン11を押し上げ釘送り爪14を後退させる。
トリガ１を離すと戻り行程となり、戻り室６の圧力によ
りピストン４は上死点まで押し上げられ、打撃棒22先端
の下部排気口21よりピストン４下室の空気が排出され
る。同時に釘送りシリンダ室12の空気も排出され、背面
に具備する戻しスプリング13により釘送り爪14を前進さ
せ１サイクルを終了する。該打込サイクルを何万回も繰
り返すと、上記した如くダンパ８の上面にクラックが入
り、次第に破片が生成される。
しかし本考案では本体７側の戻り室６に通じる本体側
通路18と釘送りシリンダ室12に連通する空気通路19の間
にパッキン16で結合部を密封して、複数個の小穴20を有
する板状のフィルター17を配設したので、小さい破片
は、排気圧により下部排気口21より排出され、空気通路
10に侵入してきた大きい破片は、フィルター17の数個の
小穴20の一部で塞ぎ止め、残りの小穴20で通路面積を確
保できる。また複数個の小穴20で従来の通路面積に等し
い有効断面積を確保することができる。
通路18と釘送りシリンダ室12に連通する空気通路19の間
にパッキン16で結合部を密封して、複数個の小穴20を有
する板状のフィルター17を配設したので、小さい破片
は、排気圧により下部排気口21より排出され、空気通路
10に侵入してきた大きい破片は、フィルター17の数個の
小穴20の一部で塞ぎ止め、残りの小穴20で通路面積を確
保できる。また複数個の小穴20で従来の通路面積に等し
い有効断面積を確保することができる。
本考案によれば、前記下部排気口のスキマより小さな
複数個の小穴を有するフィルターを空気通路の中間に設
けたので、前記下部排気口から排出されなかったダンパ
の破片を釘送りシリンダ室に侵入させないようにでき
る。また、フィルターの上部に前記破片が載っても、複
数個の小穴の一部しか塞がないため、空気有効断面が確
保でき、前記破片が吸い込まれるようなことがなくな
る。
複数個の小穴を有するフィルターを空気通路の中間に設
けたので、前記下部排気口から排出されなかったダンパ
の破片を釘送りシリンダ室に侵入させないようにでき
る。また、フィルターの上部に前記破片が載っても、複
数個の小穴の一部しか塞がないため、空気有効断面が確
保でき、前記破片が吸い込まれるようなことがなくな
る。
第１図は本考案の釘打込装置の詳細断面図、第２図は本
考案の要部であるフィルターの上面図、第３図は空気式
釘打機の断面図である。 図において、１はトリガ、２は蓄圧室、３はシリンダバ
ルブ、４はピストン、５はシリンダ、６は戻り室、７は
本体、８はダンパ、９は戻り室通路穴、10は空気通路、
11は釘送りピストン、12は釘送りシリンダ室、13は戻し
スプリング、14は釘送り爪、15は釘打込装置、16はパッ
キン、17はフィルター、18は本体側通路、19は空気通
路、20は小穴、21は下部排気口、22は打撃棒である。
考案の要部であるフィルターの上面図、第３図は空気式
釘打機の断面図である。 図において、１はトリガ、２は蓄圧室、３はシリンダバ
ルブ、４はピストン、５はシリンダ、６は戻り室、７は
本体、８はダンパ、９は戻り室通路穴、10は空気通路、
11は釘送りピストン、12は釘送りシリンダ室、13は戻し
スプリング、14は釘送り爪、15は釘打込装置、16はパッ
キン、17はフィルター、18は本体側通路、19は空気通
路、20は小穴、21は下部排気口、22は打撃棒である。
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダ内を往復摺動するピストンと、シ
リンダの下方に設けられピストンと衝突して衝撃を緩和
するダンパと、シリンダの外周に設けられ、ピストンを
上昇復帰させる戻り圧縮空気を蓄える戻し室と、前記ダ
ンパの下方に設けられ、ピストン復帰後のピストン下方
の圧縮空気を大気に排出する下部排気口と、前記戻し室
内の圧縮空気によって後退され、戻しスプリングによっ
て前進される釘送りピストンと、該釘送りピストンの先
端に装着され釘送りピストンの前進時に釘を送る釘送り
爪とを備えた空気式釘打機であって、 前記戻し室と釘送りピストン間の空気通路内に複数の小
穴を有する板状のフィルタを設け、該小穴の径を前記下
部排気口の隙間より小さくしたことを特徴とする空気式
釘打機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6634390U JP2510176Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 空気式釘打機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6634390U JP2510176Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 空気式釘打機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0428970U JPH0428970U (ja) | 1992-03-09 |
| JP2510176Y2 true JP2510176Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31598981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6634390U Expired - Lifetime JP2510176Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 空気式釘打機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2510176Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4877457B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2012-02-15 | マックス株式会社 | ガス燃焼式打込み工具における釘送り作動遅延機構 |
| JP4780282B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2011-09-28 | マックス株式会社 | ガス燃焼式打込み工具におけるファスナー送り作動遅延機構 |
| JP4930672B2 (ja) * | 2005-08-09 | 2012-05-16 | マックス株式会社 | ガス燃焼式打込み工具のファスナー送り機構 |
| JP4984779B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2012-07-25 | マックス株式会社 | ガス燃焼式打込み工具 |
| JP4636041B2 (ja) * | 2007-03-14 | 2011-02-23 | 日立工機株式会社 | 打込機 |
| JP5067045B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2012-11-07 | マックス株式会社 | ガス燃焼式打込み工具 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP6634390U patent/JP2510176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0428970U (ja) | 1992-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |