JP2510144B2 - ノンセパ型ラベル原紙 - Google Patents

ノンセパ型ラベル原紙

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JP2510144B2
JP2510144B2 JP4037061A JP3706192A JP2510144B2 JP 2510144 B2 JP2510144 B2 JP 2510144B2 JP 4037061 A JP4037061 A JP 4037061A JP 3706192 A JP3706192 A JP 3706192A JP 2510144 B2 JP2510144 B2 JP 2510144B2
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口 保 博 山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、剥離紙に担持されな
いノンセパ型ラベル原紙に関し、特に、ラベル基材の側
端縁に凹部が形成された、ノンセパ型ラベル原紙に関す
る。
【0002】
【従来の技術】剥離紙に担持されたラベルの連続体は、
剥離紙を有しないノンセパ型ラベルと比して、剥離紙が
ごみとして発生することがないため、地球的環境の保護
に資する点において優れている。そして、従来のノンセ
パ型のラベルの貼付装置は、同巾で上下端縁が平行なラ
ベル原紙をその両側端にまたがって巾方向においてすべ
ての部分をカットすることにより所定のラベル形状に成
形し、たとえば円筒ドラムに吸引することにより、被貼
付物に供給し、該ドラムより被貼付物表面に貼るように
構成されている。そして、この従来のノンセパ型ラベル
原紙は、その貼付装置がラベル原紙の位置をたとえば光
電管やセンサによって検知して、その位置決めを行い、
カットするように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のノンセパ型
ラベル原紙は、その貼付装置で貼付けするに際しては、
ラベルとなるラベル原紙の位置を検知するため、光電管
やセンサによる検知のための検知マークを印刷できない
場合には、検知精度を上げることができず、また、ラベ
ル自身に検知マークを印刷すると美しさを損なう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、剥
離紙に担持されないラベル原紙を決められた速度で正確
に送り、極めて正確に切断して成形することができる、
ノンセパ型ラベル原紙を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ラベル原紙
の移送経路上に規則的に連続して移送用凸部が形成され
た案内用ラベル送り装置において移送される、剥離紙に
より担持されないラベル原紙であって、ラベル基材は、
案内用ラベル送り装置の移送用凸部に嵌め込まれて移送
することができるように、少なくともその一端縁に規則
的に連続して凹部が形成され、且つ、ラベル基材は凹部
を結んで切断することができるように形成されるととも
にその裏面に接着剤層が形成された、ノンセパ型ラベル
原紙である。
【0006】
【作用】ラベル原紙は、少なくともその一端縁に規則的
に連続して形成された凹部を、そのラベル原紙の凹部に
対応するラベル原紙の移送装置の移送用凹部または凸部
に嵌め込み移送される。
【0007】
【発明の効果】本発明にかかるノンセパ型ラベル原紙
は、少なくともその一端縁に規則的に連続して凹部が形
成されているので、ラベル原紙の移送装置において、前
記ラベル原紙を移送する途次に、ラベル原紙の凹部に対
応する移送用凸部がその周面に形成された案内用ラベル
送り装置の移送用凹部に嵌め込み移送することができ
る。したがって、極めて正確にラベル原紙を移送するこ
とができ、かつ前記ラベル送り装置とは別途設けられた
切断装置によっても正確にラベル原紙を切断することが
でき、ラベルを正確に成形することができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例たるノンセパ型ラ
ベル原紙を示す平面図であり、図2は図1図示実施例の
ラベル原紙の断面図である。
【0010】ラベル原紙10は、図1および図2で示さ
れるように、紙などからなる長尺状のラベル基材12の
表面上に適宜なラベルの形状に相当する画線が印刷され
るとともに、ラベル基材12の裏面には熱活性型接着剤
を塗布してなるホットメルト型接着剤層14が形成され
てなる。
【0011】このラベル基材12は、所望するラベル1
6の上下端縁に対応するように、両側縁が成形されてい
る。すなわち、ラベル基材12の端縁には規則的に連続
して円弧状の側縁と凹部18aおよび18bが形成され
ている。而して、本実施例においては、ラベル基材12
を構成する紙の抄紙方向と平行に両側縁が成形されてい
るので、後述するようにラベルの切断装置でラベル基材
12を切断する場合に、切断刃の切断長さが短くなり、
しかも紙の抄紙方向に対して一方向となるので、切断の
効率を上げることができるとともに、切断刃の切れ味を
長く良好に保つことができる。
【0012】また、ラベル基材12の裏面に形成された
ホットメルト型接着剤層14としては、たとえば、ディ
レードタック性をもち、基本的には重合体と、固体可塑
剤とからなり、好ましくは粘着付与剤を含有し、さらに
老化防止剤やその他の添加物を加える場合もある。
【0013】重合体の例としては、ポリ酢酸ビニル,ポ
リメタクリル酸ブチル,塩化ビニル−塩化ビニリデンコ
ポリマ,合成ゴム,酢酸ビニル−アリル酸2−エチルヘ
キシルコポリマ,酢酸ビニル−エチレンコポリマ,ビニ
ルピロリドン−スチレンコポリマ,スチレン−ブタジェ
ンコポリマ,ビニルピロリドン−アクリル酸エチルコポ
リマなどが選択できる。
【0014】固体可塑剤には、結晶化された可塑剤とア
モルファスの可塑剤とがある。結晶化された固体可塑剤
は粘着性を有しない。一方、アモルファスの固体可塑剤
は粘着性を有する。
【0015】こうした固体可塑剤としては、オルト−フ
タル酸ジシクロヘキシル,オルト−フタル酸ジフェニ
ル,オルト−フタル酸ジヘキシル,オルト−フタル酸ジ
ヒドロアビエチル,イソフタル酸ジメチル,安息香酸ス
テルロース,二安息香酸エチレングリコール,三安息香
酸トリメチロールエタン,三安息香酸グリセリド,四安
息香酸ペンタエリトリット,八酢酸ステルロース,クエ
ン酸トリシクロヘキシル,N−シクロヘキシル−p−ト
ルエンスルホンアミド,デヒドロアビエチルアミン炭酸
塩,ステアリン酸メトキシエチル−尿素錯体などがあ
る。
【0016】粘着付与剤としては、インデン樹脂,エチ
ルセルロース,石油樹脂(炭化水素樹脂),テルペン樹
脂,ロジン誘導体(重合ロジン,水添ロジン,ロジンの
ペンタエリトリットエステル,樹脂酸ダイマ)などがあ
る。
【0017】次に、この発明の一実施例たる前記ラベル
原紙10を利用して、成形し被貼付物に貼り付けするラ
ベル貼付装置について、図3ないし図7に基づいて説明
する。
【0018】図3は、図1図示実施例のノンセパ型ラベ
ルを成形し貼付けするラベル貼付装置を示す図解図であ
り、図4は図1図示例の要部の斜視図である。
【0019】このラベル貼付装置20は、剥離紙により
担持されないラベル原紙を成形してなるラベルを供給す
るラベル供給装置22を含む。このラベル供給装置22
は、ワインディングリール24と案内用ラベル送り装置
26とラベル切断装置28とラベル送りローラ30と引
張り用ローラ32および34とを備え、ラベル原紙10
が回転自在にワインディングリール24に保持され、こ
のラベル原紙10は、ラベル送りローラ30を介して案
内用ラベル送り装置26を通過させてから、引張り用ロ
ーラ32および34に移送され、ラベル16を成形する
ラベル切断装置28に送り込まれる。
【0020】ワインディングリール24は、モータ、そ
れに結合した歯車、軸および該軸に固着しかつ前記ラベ
ル原紙10を回転自在に保持するリール等からなり、移
送されるラベル原紙10の撓みを修正するために、ラベ
ル原紙10の移送方向とは逆の方向に非常に弱い力でラ
ベル原紙10を引っ張っている。
【0021】そして、前記ラベル原紙10を、移送する
途次において、ラベル原紙10の前記凹部18aおよび
18bに対応するように、移送用の凸部42がその周面
に形成されたロール状の案内用ラベル送り装置26が設
けられている。
【0022】すなわち、この案内用ラベル送り装置26
は、ロール40の周面に連続して移送用の凸部42が形
成され、その移送用凸部42にラベル原紙10を嵌め込
み移送することができるように構成されている。すなわ
ち、ラベル原紙10の凹部18aおよび18bに対応す
る形状の凸片44がボルト等の固定片46にてロール4
0の周面に規則的に連続的に固定して移送用の凸部42
が規則的に形成されている。そして、ラベル原紙10の
両側端縁を移送用凸部42間に嵌め込み、自身回転しな
がらラベル原紙10を移送する。
【0023】前記ラベル送り装置26の下流側には、ラ
ベル原紙10をラベル送り装置26の保持力より弱い力
で挟持し、かつその外周の周速度を前記ラベル送り装置
26の外周の周速度より速く回転することによって、前
記ラベル原紙を引張るための2つの引張り用ローラ32
および34が形成されている。この2つの引張り用ロー
ラ32および34の作用により、ラベル原紙10のテン
ションおよび移送距離を調整している。
【0024】さらに、その下流側において、前記ラベル
原紙10を所定のラベル16に成形するために、ラベル
原紙10の両側端縁に達するように巾方向にラベル原紙
10を切断する切断刃50を備えたラベル切断装置28
が形成されている。本実施例においては、このラベル原
紙10から成形されるラベル16の前後端に相当する部
位に、凹部18aおよび18bが形成され、図1の一点
鎖線で示すように該凹部18aおよび18bを連結する
ように巾方向にラベル原紙10を前記切断装置28によ
り切断することによって、所定形状のラベル16が成形
される。
【0025】このラベル切断装置28によって切断して
成形されたラベル16は、前方に繰り出され、ラベル貼
付装置60に至るように形成されている。
【0026】前記ラベル切断装置28より供給されたラ
ベル16を加熱し、ホットメルト型接着剤層14を活性
化して、被貼付物Aに貼付けするラベル貼付装置60
は、ラベル16のホットメルト型接着剤層14を加熱す
る加熱装置62と、活性化されたホットメルト型接着剤
層14の接着力をもって被貼付物Aにラベル16を貼付
けする貼付手段64とを有する。
【0027】ラベル貼付装置60は、加熱装置62と貼
付装置64との間をラベル16を移送する移送装置66
を備え、この移送装置66は、駆動ローラ68がモータ
(図示せず)に連結され、このモータによって回転可能
に形成され、ラベル貼付装置60の他端には、ローラ7
0が形成され、その間には、さらに別のローラ72が回
転可能に取付けられ、これらのローラ68,70および
72の間には、ステンレス製ベルトからなる吸着ベルト
74が所定の間隔をおいて複数本架け渡されている。
【0028】したがって、駆動ローラ68を回転すれ
ば、吸着ベルト74とともにローラ70および72が回
転し、吸着ベルト74がたとえば被貼付物Aの送られて
くる速度に対応してラベル16を移送することができる
ように適宜な速度に設定される。
【0029】そして、この吸着ベルト74は、吸引カバ
ー76で被われ、吸引カバー76の上部に取付けられた
吸引ファン78によって、吸着ベルト74の間に、吸引
力を発生させるように構成されている。
【0030】また、吸着ベルト74の下方で、駆動ロー
ラ68とローラ72との間において、吸着ベルト74と
の間に所定の間隔をもって、たとえば70℃ないし80
℃の熱によってホットメルト型接着剤層14を加熱する
メインヒータを備えた加熱装置62が形成されている。
【0031】而して、この加熱装置62の加熱によっ
て、吸着ベルト74の表面に吸着されながら送られるラ
ベル16のホットメルト型接着剤層14は加熱されて、
活性化することになる。
【0032】さらに、ラベル貼付装置60の被貼付物A
に貼付けする部位の上方には、吸引箱80が設けられ、
この吸引箱80は、前記した吸引カバー76と同様に気
体を通し難い物質でできており、その内部の空気を吸引
ファン78によって負圧化し、吸着ベルト74の吸引力
を高めることができるように形成されている。
【0033】すなわち、被貼付物Aにラベル16を貼付
けする部位においても、吸着ベルト74付近に負圧が加
わっており、ラベル16を吸引保持することができるよ
うに形成され、この吸引箱80には、ラベル16を被貼
付物Aに向けて貼付ける貼付装置64が形成されてい
る。
【0034】この貼付装置64は、図5に示されるよう
に、押圧手段たる押圧装置82を含み、押圧装置82
は、円柱状の金属棒からなる押圧棒84を含み、吸引箱
80の内部において上下方向に垂設されている。
【0035】押圧装置82を構成する押圧棒84の外周
面には、コイル状のばねからなる弾性体86が周設さ
れ、弾性体86は、押圧棒84の上端にその一端が固定
され、押圧棒84の下端には、軟質プラスチック等の柔
軟性物質でできた中空円筒状のラベル押圧部88が形成
されている。
【0036】押圧棒84に沿って、垂直方向に前記押圧
装置82の押圧棒84を被貼付物Aに向けて押出す押出
手段たる、押出装置90が形成されている。
【0037】押出装置90は、油圧またはエアなどのシ
リンダからなるアクチュエータ92が垂直方向に垂設さ
れ、該アクチュエータ92の作動体であるロッド94の
先端には、押圧装置82の押圧棒84をスライド自在に
保持する、ベアリング等を備えた軸受け等を含む保持手
段たる保持部96が形成され、保持部96の軸受部96
aにて押圧棒84の中間あたりが保持されている。そし
て、該保持部96の上端には、前記弾性体86の下端が
固定されている。
【0038】押出装置90の下部において、アクチュエ
ータ92のストロークの最下端に近い位置で、アクチュ
エータ92のロッド94の進行動作を急激に停止させる
ように、停止手段たるストッパ部100が形成されてい
る。
【0039】ストッパ部100は、L字形の固定材10
2の上面に両面テープにて緩衝体たるスポンジなどから
なるストッパ片104が付着され、前記押出装置90の
ロッド94の先端と接触する面にストッパ片104が位
置するように、固定材102が吸引箱80の適宜な箇所
に固定されている。
【0040】押圧棒84の周面には、押出装置90のア
クチュエータ92のストロークの最上端に近い位置であ
って前記弾性体86の下端とラベル押圧部88の上端と
の間において、押出装置90の保持部96の下面と接す
る部位に、スポンジなどの弾性材からなる円環状緩衝体
110が周設されている。
【0041】すなわち、円環状取付片112の上面に、
スポンジなどの緩衝材114が付着され、該円環状取付
片112を押圧棒84の周面に固定することにより、緩
衝体110が付設されている。したがって、弾性体86
の作用によって押圧棒84が上方に引き戻されても、緩
衝体110によって衝撃力が吸収され、永年使用に耐え
ることができる。
【0042】ラベル押圧部88は、図6および図7に示
すように、軟質プラスチック等の柔軟材質からなり、そ
の胴部に中空部122を有する中空筒状本体120と、
該筒状本体120をその軸線120aがラベル16の表
面と平行な面を構成しないように、この実施例では略々
直交するようにラベル16の押圧体である押圧棒84に
取付ける取付部たる取付孔124とからなる。
【0043】該筒状本体120の周面には、緩衝用溝1
26が形成され、筒状本体120の下端には、押圧部1
28が形成されている。
【0044】該押圧部128は、外側に徐々に開くよう
な袴状に形成され、かつその先端がほぼ尖鋭状に形成さ
れた全体として鍔状に形成されている。
【0045】押圧装置82への取付部たる取付孔124
は、筒状本体120の上部に穿設された貫通孔からなる
が、該取付孔124には、押圧装置82の押圧棒84の
下端が嵌入され、筒状本体120の弾性により比較的強
固にラベル押圧部88が押圧棒84に取付けられるよう
に形成されている。
【0046】この実施例においては、押圧棒84の下端
部は、取付用溝130が周設され、該取付用溝130の
下部に取付用頭部132が形成され、筒状本体120を
押圧棒84に比較的強固に取付けるように形成されてい
る。
【0047】次に、本実施例の作動状況について説明す
る。まず、図3および図4に示すように、ラベル原紙1
0の巻状物をワインディングリール24に取付け、ラベ
ル原紙10を、ラベル供給装置22のラベル送りローラ
30、案内用ラベル送り装置26を経て、ラベル切断装
置28に至らせ、ラベル原紙10を、凹部18aおよび
18bの左右両端がそれぞれ連結するように切断してラ
ベル16を形成する。
【0048】そして、ラベル16は、ラベル切断装置2
8から前方へ繰り出され、繰り出されたラベル16は、
吸引ファン78の作用によって生じる負圧により、吸着
ベルト74の下面に吸引保持される。
【0049】次に、加熱装置62が働き、ラベル16の
裏面のホットメルト型接着剤層14を加熱し活性化させ
ることにより粘着力を生じさせ、回転する吸着ベルト7
4の表面に吸引保持されたまま被貼付物Aに貼付けられ
る位置にまで移動させられる。
【0050】次に、押出装置90が働き、該押出装置9
0のアクチュエータ92のロッド94が急速に下降運動
することにより、保持部96の下面によって緩衝体11
0を押し、押圧装置82の押圧棒84を緩衝体110を
介してロッド94の下降運動と並行して急速に下降させ
る。
【0051】そして、アクチュエータ92のロッド94
のストロークの最下端近傍に設けられたストッパ部10
00に保持部96の最下面が突き当たり、該ロッド94
の下降運動が急激に停止する。
【0052】一方、押圧棒84を保持する押出装置90
の保持部96の下降運動と並行して下降した押圧棒84
は、押圧棒84の有する慣性力によって、弾性体86に
抗してさらにそのまま下降運動し、吸着ベルト74の下
面に吸引保持されたラベル16を押し、該ラベル16の
ホットメルト型接着剤層14の面が、搬送装置140で
搬送されてきた被貼付物Aの上面に接触して、被貼付物
Aに貼付けされるのである。
【0053】このとき、押圧棒84の下部には柔軟性物
質からなるラベル押圧部88が形成されているので、押
圧棒84の下降運動による衝撃をラベル押圧部88が吸
収し、押圧棒84の下降運動によって、被貼付物Aを押
圧して押しつぶしてしまうことはない。
【0054】また、押圧装置82は、この実施例におい
ては、図4で示すように2組並んで形成されているが、
それぞれが独立して押圧棒84が下降するように構成さ
れている。
【0055】したがって、被貼付物Aの表面に凹凸面が
形成されていたりあるいは段差が形成されていても、各
押圧装置82の押圧棒84が被貼付物Aの表面に正確に
とどいて、密にラベル16を被貼付物Aの表面に貼付け
することができる。
【0056】本発明は、前記したものに限定されるもの
ではなく、たとえば、ラベル16の表示を、ワインディ
ングリール24と案内用ラベル送り装置26の間に感熱
転写型印字装置を設け、該感熱転写型印字装置によって
ラベル16に印字するようにしてもよい。
【0057】また、かかる感熱転写型印字装置に代え
て、通常のインキによる印字装置をもって構成してもよ
く、また、ラベル基材12をサーマル紙を用いて構成
し、サーマルヘッドによって加熱して印字する感熱印字
装置によって形成してもよい。
【0058】また、ロール状の案内用ラベル送り装置2
6を構成する移送用凸部42に代えて、ロール40の周
面に連続してラベル原紙の両側縁に対応する凹部を形成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例たるノンセパ型ラベル原紙
を示す平面図である。
【図2】図1図示実施例のラベル原紙の断面図である。
【図3】図1図示実施例のノンセパ型ラベルを成形し貼
付けするラベル貼付装置を示す図解図である。
【図4】図1図示例の案内用ラベル送り装置を示した斜
視図である。
【図5】図1図示例の貼付装置の要部を示す断面図であ
る。
【図6】ラベル押圧部の一例を示す一部を破断した正面
図である。
【図7】図6における線VII−VIIの断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ラベル原紙 12 ラベル基材 14 ホットメルト型接着剤層 16 ラベル 18a,18b 凹部 20 ラベル貼付装置 22 ラベル供給装置 24 ワインディングリール 26 案内用ラベル送り装置 28 ラベル切断装置 30 ラベル送りローラ 32,34 引張り用ローラ 40 ロール 42 移送用凸部 44 凸片 46 固定片 60 ラベル貼付装置 62 加熱装置 64 貼付装置 66 移送装置 68 駆動ローラ 70,72 ローラ 74 吸着ベルト 76 吸引カバー 78 吸引ファン 80 吸引箱 82 押圧装置 84 押圧棒 86 弾性体 88 ラベル押圧部 90 押出装置 92 アクチュエータ 94 ロッド 96 保持部 100 ストッパ部 102 固定材 104 ストッパ片 110 緩衝体 112 円環状取付片 114 緩衝材 120 中空筒状本体 120a 軸線 122 中空部 124 取付孔 126 緩衝用溝 128 押圧部 130 取付用溝 132 取付用頭部 140 搬送装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル原紙の移送経路上に規則的に連続
    して移送用凸部が形成された案内用ラベル送り装置にお
    いて移送される、剥離紙により担持されないラベル原紙
    であって、ラベル基材は、案内用ラベル送り装置の移送
    用凸部に嵌め込まれて移送することができるように、少
    なくともその一端縁に規則的に連続して凹部が形成さ
    れ、且つ、ラベル基材は前記凹部を結んで切断すること
    ができるように形成されるとともに前記の裏面に接着
    剤層が形成された、ノンセパ型ラベル原紙。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、ラベルの上下端縁を構成
    し、その上流側および下流側の端部がラベルの左右端縁
    との交叉部にまで達している、請求項1のノンセパ型ラ
    ベル原紙。
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