JP2510080B2 - 複数プロトコル端末装置を接続するシステム装置および方法 - Google Patents
複数プロトコル端末装置を接続するシステム装置および方法Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04L9/40—Network security protocols
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信ネット
ワークの相互接続に関連し、特に、特定のプロトコル・
タイプのネットワーク・ワークステーションを同じプロ
トコル・タイプのネットワーク機器に自動的に接続する
ためのシステムに関連する。
ワークの相互接続に関連し、特に、特定のプロトコル・
タイプのネットワーク・ワークステーションを同じプロ
トコル・タイプのネットワーク機器に自動的に接続する
ためのシステムに関連する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信ネットワークにおける急
速な発展は、多くが共存する多様なネットワーク型を産
んだ。例えば、多くの場合、ホスト集中型と分散型両方
の通信ネットワークがビジネス環境で使われる。前記両
ネットワークの各型は、多くのビジネス環境において有
用な機能を備えている。
速な発展は、多くが共存する多様なネットワーク型を産
んだ。例えば、多くの場合、ホスト集中型と分散型両方
の通信ネットワークがビジネス環境で使われる。前記両
ネットワークの各型は、多くのビジネス環境において有
用な機能を備えている。
【0003】ホスト集中型通信ネットワークは、接続さ
れている装置間で伝送されるすべての情報が中央のホス
ト・プロセッサによって管理されるものである。ホスト
集中型通信ネットワークの1例は、(IBM3174端
末制御装置のような)複数の制御装置を通して接続され
ている(IBM3270情報表示システムのような)表
示用端末装置を持っている(システム/390のよう
な)IBM社のメインフレームからなるネットワークで
ある。
れている装置間で伝送されるすべての情報が中央のホス
ト・プロセッサによって管理されるものである。ホスト
集中型通信ネットワークの1例は、(IBM3174端
末制御装置のような)複数の制御装置を通して接続され
ている(IBM3270情報表示システムのような)表
示用端末装置を持っている(システム/390のよう
な)IBM社のメインフレームからなるネットワークで
ある。
【0004】分散型通信ネットワークは、情報が中央の
ホスト・プロセッサの干渉なしで、ネットワークに接続
された装置間で伝送されるものである。これらの分散ネ
ットワークは、(IEEE802.3の標準によって定
義されような)イーサネットまたは(IEEE802.
5標準によって定義されるような)トークンリングなど
のローカル・エリア・ネットワーク技術から構成するこ
とができる。
ホスト・プロセッサの干渉なしで、ネットワークに接続
された装置間で伝送されるものである。これらの分散ネ
ットワークは、(IEEE802.3の標準によって定
義されような)イーサネットまたは(IEEE802.
5標準によって定義されるような)トークンリングなど
のローカル・エリア・ネットワーク技術から構成するこ
とができる。
【0005】初期の頃の多種のネットワークのその場限
りの開発および展開は、相互接続における非互換性を招
来した。各ネットワーク・タイプはそれ自身のプロトコ
ルを持ち、それと同じプロトコル・タイプの他のネット
ワークと通信する。例えば、ネットワーキング・プロト
コルは、データのフレーム化やエラー・チェックの方法
を定義する。
りの開発および展開は、相互接続における非互換性を招
来した。各ネットワーク・タイプはそれ自身のプロトコ
ルを持ち、それと同じプロトコル・タイプの他のネット
ワークと通信する。例えば、ネットワーキング・プロト
コルは、データのフレーム化やエラー・チェックの方法
を定義する。
【0006】さらに、ネットワーキング・プロトコル
は、ネットワークによって使われる物理的インターフェ
ース、または、実際の物理的接続性および媒体を通常は
定義する。この物理的インターフェース定義は、7レー
ヤからなるオープン・システム・インターフェース(O
SI)参照モデルの物理的レーヤに相当する。それらの
例をあげれば、特定の物理的媒体にわたってビット・ス
トリームを伝送するための非シールド2対ケーブル、同
軸ケーブルまたはオプティカル・ファイバ・ケーブルな
どである。かくして、各々が独自のプロトコルの複数の
ネットワークを持つビジネス環境は、多くの場合、それ
らプロトコルに対応する複数の配線セットを備え持つこ
ととなる。
は、ネットワークによって使われる物理的インターフェ
ース、または、実際の物理的接続性および媒体を通常は
定義する。この物理的インターフェース定義は、7レー
ヤからなるオープン・システム・インターフェース(O
SI)参照モデルの物理的レーヤに相当する。それらの
例をあげれば、特定の物理的媒体にわたってビット・ス
トリームを伝送するための非シールド2対ケーブル、同
軸ケーブルまたはオプティカル・ファイバ・ケーブルな
どである。かくして、各々が独自のプロトコルの複数の
ネットワークを持つビジネス環境は、多くの場合、それ
らプロトコルに対応する複数の配線セットを備え持つこ
ととなる。
【0007】現在では、複数のネットワークが配設され
る場合、ネットワーク物理的インターフェースの各々の
タイプと互換性を持つケーブルおよび物理的ポートが、
設置される。すなわち、ケーブル媒体の特定セットが、
特定のネットワーク・ワークステーション(装置/端
末)と(ホストまたはホスト制御装置のようなネットワ
ーク機器)とが位置する地点までひかれる。
る場合、ネットワーク物理的インターフェースの各々の
タイプと互換性を持つケーブルおよび物理的ポートが、
設置される。すなわち、ケーブル媒体の特定セットが、
特定のネットワーク・ワークステーション(装置/端
末)と(ホストまたはホスト制御装置のようなネットワ
ーク機器)とが位置する地点までひかれる。
【0008】配線ハブまたは終端からネットワーク・ワ
ークステーションへ星状構成で、またはネットワーク機
器へ2点間方式で種々の配線媒体セットを設置するのが
一般的慣行である。この配線方法は、電気配線パネルと
通信機器を格納するための設備上の考慮点を解消するた
め電気配線パネルおよびコミュニケーション機器を収納
するための配線クローゼットのような空間を準備し、中
央の管理ポイントを配備することによりネットワーク管
理を容易にする。
ークステーションへ星状構成で、またはネットワーク機
器へ2点間方式で種々の配線媒体セットを設置するのが
一般的慣行である。この配線方法は、電気配線パネルと
通信機器を格納するための設備上の考慮点を解消するた
め電気配線パネルおよびコミュニケーション機器を収納
するための配線クローゼットのような空間を準備し、中
央の管理ポイントを配備することによりネットワーク管
理を容易にする。
【0009】現在の配線媒体設置は、電気的にいくつか
のネットワーク・タイプと互換性を持つ単一のマルチプ
ロトコル・ケーブルを利用する。例えば、データ・グレ
ードのシールド型2対ケーブルが、トークンリング、イ
ーサネット10baseTおよびRS232シリアルな
どの諸プロトコルに合致するデータを伝送するために使
われている。
のネットワーク・タイプと互換性を持つ単一のマルチプ
ロトコル・ケーブルを利用する。例えば、データ・グレ
ードのシールド型2対ケーブルが、トークンリング、イ
ーサネット10baseTおよびRS232シリアルな
どの諸プロトコルに合致するデータを伝送するために使
われている。
【0010】そのようなマルチプロトコル媒体の使用
は、各々独自のネットワークのために異なった配線を行
う必要性を取り除く。それに加えて、そのような配線シ
ステムによって、多くのインターフェースの1つを備え
持ち、単一のマルチプロトコル媒体で配線されたポート
に接続された装置が、ネットワーク接続が終了する反対
側に接続されている適切な制御装置、集配信装置、マル
ティプレクサまたはハブとの間で通信を行うことが可能
となる。更に、そのようなマルチプロトコル媒体の使用
は、ある装置がどのような物理的インターフェースを持
っていようとも、その装置を別の設置場所へ(その場所
がマルチプロトコル用に配線されたポートを持っている
限り)動かすことを可能にする。
は、各々独自のネットワークのために異なった配線を行
う必要性を取り除く。それに加えて、そのような配線シ
ステムによって、多くのインターフェースの1つを備え
持ち、単一のマルチプロトコル媒体で配線されたポート
に接続された装置が、ネットワーク接続が終了する反対
側に接続されている適切な制御装置、集配信装置、マル
ティプレクサまたはハブとの間で通信を行うことが可能
となる。更に、そのようなマルチプロトコル媒体の使用
は、ある装置がどのような物理的インターフェースを持
っていようとも、その装置を別の設置場所へ(その場所
がマルチプロトコル用に配線されたポートを持っている
限り)動かすことを可能にする。
【0011】その1例が、図1で示されている。システ
ム10は、ネットワーク配線の中心地点の役割を果たす
配線クローゼット12と、2つのオフィスすなわちオフ
ィス14とオフィス16とから構成されている。2つの
オフィスの各々には壁ポート18と20とがそれぞれ取
り付けられている。オフィス14の壁ポート18には、
端末ワークステーション22が接続し、一方、オフィス
16の壁ポート20には、トークンリング・ワークステ
ーション24が接続している。
ム10は、ネットワーク配線の中心地点の役割を果たす
配線クローゼット12と、2つのオフィスすなわちオフ
ィス14とオフィス16とから構成されている。2つの
オフィスの各々には壁ポート18と20とがそれぞれ取
り付けられている。オフィス14の壁ポート18には、
端末ワークステーション22が接続し、一方、オフィス
16の壁ポート20には、トークンリング・ワークステ
ーション24が接続している。
【0012】配線クローゼット12内で、パッチ・パネ
ル26が、壁ポート18からのケーブル28をケーブル
36を経由して端末制御装置32に、また、壁ポート2
0からのケーブル30をケーブル38を経由してトーク
ンリング・マルチステーション・アクセス装置(MA
U)34にそれぞれ接続している。端末コントローラ3
2とトークンリング・マルチステーション・アクセス装
置(MAU)34は、(メインフレームとの通信のた
め)ケーブル40経由でまた(トークンリング・ネット
ワークとの通信のため)ケーブル42経由でそれぞれ対
応するネットワークに接続している。
ル26が、壁ポート18からのケーブル28をケーブル
36を経由して端末制御装置32に、また、壁ポート2
0からのケーブル30をケーブル38を経由してトーク
ンリング・マルチステーション・アクセス装置(MA
U)34にそれぞれ接続している。端末コントローラ3
2とトークンリング・マルチステーション・アクセス装
置(MAU)34は、(メインフレームとの通信のた
め)ケーブル40経由でまた(トークンリング・ネット
ワークとの通信のため)ケーブル42経由でそれぞれ対
応するネットワークに接続している。
【0013】ケーブル28とケーブル30とがマルチプ
ロトコル配線媒体である場合、両者は(トークンリング
・ワークステーション24のための)トークンリングお
よび(端末ワークステーション22のための)同期デー
タ・リンク・コントロール(SDLC)プロトコルをサ
ポートすることとなり、従ってケーブル28がトークン
リング物理プロトコルをサポートするので、トークンリ
ング・ワークステーション24をオフィス14へ移動す
ることが可能である。同様に、端末ワークステーション
22を、オフィス16へ移動し、壁ポート20に接続す
ることもできる。
ロトコル配線媒体である場合、両者は(トークンリング
・ワークステーション24のための)トークンリングお
よび(端末ワークステーション22のための)同期デー
タ・リンク・コントロール(SDLC)プロトコルをサ
ポートすることとなり、従ってケーブル28がトークン
リング物理プロトコルをサポートするので、トークンリ
ング・ワークステーション24をオフィス14へ移動す
ることが可能である。同様に、端末ワークステーション
22を、オフィス16へ移動し、壁ポート20に接続す
ることもできる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワーク・ワークステーションがそのそれぞれのネットワ
ークと通信するためには、ケーブル36とケーブル38
とは、パッチ・パネル26で入れ替えられなければなら
ない。すなわち、ケーブル36は、パッチ・パネル・ポ
ート46から取り外し、パッチ・パネル・ポート48に
接続し、ケーブル38も同様に接続をし直さなければな
らない。このプロセスは、手操作のプロセスであって、
専門家が、先ず、新しく接続する装置に関係するケーブ
ルを見つけ、次に、接続機構の現在ポイントからケーブ
ルを取り外し、最後に、接続される装置と互換性を持つ
機器の上の所定のポートにそれを再接続することを必要
とする。
ワーク・ワークステーションがそのそれぞれのネットワ
ークと通信するためには、ケーブル36とケーブル38
とは、パッチ・パネル26で入れ替えられなければなら
ない。すなわち、ケーブル36は、パッチ・パネル・ポ
ート46から取り外し、パッチ・パネル・ポート48に
接続し、ケーブル38も同様に接続をし直さなければな
らない。このプロセスは、手操作のプロセスであって、
専門家が、先ず、新しく接続する装置に関係するケーブ
ルを見つけ、次に、接続機構の現在ポイントからケーブ
ルを取り外し、最後に、接続される装置と互換性を持つ
機器の上の所定のポートにそれを再接続することを必要
とする。
【0015】媒体センタまたはインテリジェント・ハブ
(IHUB)として知られている別の通信機器は、それ
に接続されているネットワークを遠隔で管理できるよう
に配線クローゼットのパッチ・パネルを置き換える工夫
が加えられている。同様に、そのシステムにおいて、端
末装置または他の装置は、マルチプロトコル媒体を含む
種々の媒体によってこれらのハブに付けられた壁ポート
に接続される。
(IHUB)として知られている別の通信機器は、それ
に接続されているネットワークを遠隔で管理できるよう
に配線クローゼットのパッチ・パネルを置き換える工夫
が加えられている。同様に、そのシステムにおいて、端
末装置または他の装置は、マルチプロトコル媒体を含む
種々の媒体によってこれらのハブに付けられた壁ポート
に接続される。
【0016】IHUB内には、サポートされている(ト
ークンリングまたはイーサネット・ネットワークのよう
な)個々のプロトコル・タイプに関するモジュール、あ
るいは、「ブレード(刃)」が、設置される。ワークス
テーションは、これらのブレードに接続される。それ
は、ネットワーク・マネージャという手段によってその
ようなIHUBを遠隔で再構成し、トークンリング・ワ
ークステーションのようなあるタイプのワークステーシ
ョンをそのポートから切り離し別のポートに再接続する
ことは、前記別のポートがIHUB内のトークンリング
・ブレードに接続している限りは、可能である。しかし
ながら、あるタイプのワークステーションを別のタイプ
のワークステーションのために構成されたポートへ移動
させることはできない。
ークンリングまたはイーサネット・ネットワークのよう
な)個々のプロトコル・タイプに関するモジュール、あ
るいは、「ブレード(刃)」が、設置される。ワークス
テーションは、これらのブレードに接続される。それ
は、ネットワーク・マネージャという手段によってその
ようなIHUBを遠隔で再構成し、トークンリング・ワ
ークステーションのようなあるタイプのワークステーシ
ョンをそのポートから切り離し別のポートに再接続する
ことは、前記別のポートがIHUB内のトークンリング
・ブレードに接続している限りは、可能である。しかし
ながら、あるタイプのワークステーションを別のタイプ
のワークステーションのために構成されたポートへ移動
させることはできない。
【0017】この点は、図2で示される。オフィス14
の端末ワークステーション22は、IHUB50の端末
コントローラ・ハブ32’に接続し、オフィス16のト
ークンリング・ワークステーション24はIHUB50
のトークンリング・ブレード34’に接続している。端
末ワークステーション22およびトークンリング・ワー
クステーション24がオフィスを交換する場合、端末ワ
ークステーション22のオフィス16への移動および壁
ポート20への接続、トークンリング・ワークステーシ
ョン24のオフィス14への移動および壁ポート18へ
の接続、およびケーブル28と30の交換とは、手作業
で実施されなければならない。ワークステーションが同
じプロトコル・タイプであって、同じブレードまたは
(付加ブリッジング・ブレードが設置されていれば)異
なるブレードに接続している場合にのみ、IHUB50
は、ネットワーク・マネージャ52を使用して再構成可
能である。
の端末ワークステーション22は、IHUB50の端末
コントローラ・ハブ32’に接続し、オフィス16のト
ークンリング・ワークステーション24はIHUB50
のトークンリング・ブレード34’に接続している。端
末ワークステーション22およびトークンリング・ワー
クステーション24がオフィスを交換する場合、端末ワ
ークステーション22のオフィス16への移動および壁
ポート20への接続、トークンリング・ワークステーシ
ョン24のオフィス14への移動および壁ポート18へ
の接続、およびケーブル28と30の交換とは、手作業
で実施されなければならない。ワークステーションが同
じプロトコル・タイプであって、同じブレードまたは
(付加ブリッジング・ブレードが設置されていれば)異
なるブレードに接続している場合にのみ、IHUB50
は、ネットワーク・マネージャ52を使用して再構成可
能である。
【0018】ネットワークの物理的インターフェース・
プロトコルに基づいて、ネットワーク・ワークステーシ
ョンをその対応するネットワーク機器に自動的に接続す
るシステムまたは方法は、現在存在しない。ラップトッ
プやパームトップのパーソナル・コンピュータの使用が
増しネットワーク・ワークステーションが一層ポータブ
ルとなるにつれ、前記のようなシステムの必要性が増大
する。この必要性は、1個以上のネットワーク・インタ
フェース・アダプタを装備する種々のパーソナル・コン
ピュータ(PC)の存在によって一層明きらかである。
プロトコルに基づいて、ネットワーク・ワークステーシ
ョンをその対応するネットワーク機器に自動的に接続す
るシステムまたは方法は、現在存在しない。ラップトッ
プやパームトップのパーソナル・コンピュータの使用が
増しネットワーク・ワークステーションが一層ポータブ
ルとなるにつれ、前記のようなシステムの必要性が増大
する。この必要性は、1個以上のネットワーク・インタ
フェース・アダプタを装備する種々のパーソナル・コン
ピュータ(PC)の存在によって一層明きらかである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は、種々の物理的プロトコルのネットワー
ク・ワークステーションと対応するネットワーク機器を
持つシステムを自動的に構成するためのネットワーク・
ポート構成装置を提供する。
め、本願発明は、種々の物理的プロトコルのネットワー
ク・ワークステーションと対応するネットワーク機器を
持つシステムを自動的に構成するためのネットワーク・
ポート構成装置を提供する。
【0020】本願発明のネットワーク・ポート構成装置
は、ワークステーションおよびネットワーク機器が接続
される物理的配線を収納する複数の入出力ポートから構
成される。入出力ポートに接続された検出回路が、接続
機器の特性を判定することによって、接続されたワーク
ステーションおよびネットワーク機器の物理的プロトコ
ルが判定される。識別される特性の例には、ワークステ
ーションの特性インピーダンス、特性電圧および特性ケ
ーブル識別子が含まれる。この情報を利用して、論理回
路が、入力ポートを出力ポートに結ぶ回線交換メカニズ
ムを制御し、ある特定のプロトコル・タイプのワークス
テーションを同じプロトコル・タイプのネットワーク機
器に自動的に接続する。
は、ワークステーションおよびネットワーク機器が接続
される物理的配線を収納する複数の入出力ポートから構
成される。入出力ポートに接続された検出回路が、接続
機器の特性を判定することによって、接続されたワーク
ステーションおよびネットワーク機器の物理的プロトコ
ルが判定される。識別される特性の例には、ワークステ
ーションの特性インピーダンス、特性電圧および特性ケ
ーブル識別子が含まれる。この情報を利用して、論理回
路が、入力ポートを出力ポートに結ぶ回線交換メカニズ
ムを制御し、ある特定のプロトコル・タイプのワークス
テーションを同じプロトコル・タイプのネットワーク機
器に自動的に接続する。
【0021】
【実施例】図3は、図1および2で示された施設に類似
した施設50を示しているが、図3では本発明のネット
ワーク構成装置54が設置されている点が異なる。施設
50は、端末ワークステーション22およびトークン・
リング・ワークステーション24をそれぞれ持つオフィ
ス14および16からなる。
した施設50を示しているが、図3では本発明のネット
ワーク構成装置54が設置されている点が異なる。施設
50は、端末ワークステーション22およびトークン・
リング・ワークステーション24をそれぞれ持つオフィ
ス14および16からなる。
【0022】施設50には、さらに、マルチプロトコル
・ケーブル28および30を経由してオフィス14およ
び16にそれぞれ接続する配線クローゼット52があ
る。。配線クローゼット52は、端末ワークステーショ
ン22と通信するための端末ネットワーク・コントロー
ラ32と、トークン・リング・ワークステーション24
と通信するためのトークンリング・マルチステーション
・アクセス装置(MAU)34とを持つ。
・ケーブル28および30を経由してオフィス14およ
び16にそれぞれ接続する配線クローゼット52があ
る。。配線クローゼット52は、端末ワークステーショ
ン22と通信するための端末ネットワーク・コントロー
ラ32と、トークン・リング・ワークステーション24
と通信するためのトークンリング・マルチステーション
・アクセス装置(MAU)34とを持つ。
【0023】端末ネットワーク・コントローラ32およ
びトークン・リングMAU34はケーブル36および3
8を通して本発明のネットワーク・ポート構成装置54
に接続している。端末コントローラ32とトークンリン
グ・マルチステーション・アクセス装置(MAU)34
とは、(メインフレームとの通信のため)ケーブル40
経由でまた(トークンリング・ネットワークとの通信の
ため)ケーブル42経由でそれぞれメインフレームとト
ークンリング・ネットワークに接続している。
びトークン・リングMAU34はケーブル36および3
8を通して本発明のネットワーク・ポート構成装置54
に接続している。端末コントローラ32とトークンリン
グ・マルチステーション・アクセス装置(MAU)34
とは、(メインフレームとの通信のため)ケーブル40
経由でまた(トークンリング・ネットワークとの通信の
ため)ケーブル42経由でそれぞれメインフレームとト
ークンリング・ネットワークに接続している。
【0024】本発明のネットワーク・ポート構成装置5
4は、ネットワーク・ワークステーションおよび対応す
るネットワーク機器の物理的インターフェース・プロト
コルに基づいて、ネットワーク・ワークステーション
(すなわち、端末ワークステーション22およびトーク
ンリング・ワークステーション24)を対応するネット
ワーク機器(すなわち、端末ネットワーク・コントロー
ラ32およびトークンリングMAU34)に自動的に接
続する。
4は、ネットワーク・ワークステーションおよび対応す
るネットワーク機器の物理的インターフェース・プロト
コルに基づいて、ネットワーク・ワークステーション
(すなわち、端末ワークステーション22およびトーク
ンリング・ワークステーション24)を対応するネット
ワーク機器(すなわち、端末ネットワーク・コントロー
ラ32およびトークンリングMAU34)に自動的に接
続する。
【0025】例えば、端末ワークステーション22が壁
ポート18から取り外され、オフィス16へ移動され、
壁ポート20に接続される場合、ネットワーク・ポート
構成装置54は、端末ワークステーション22がそのポ
ート62で接続されることを認識し、ポート62および
ポート56の間の接続を自動的に確立する。ネットワー
ク・ポート構成装置54は、ポート60、62で接続さ
れるネットワーク・ワークステーションの特性を検出
し、判定することによって、これを達成する。
ポート18から取り外され、オフィス16へ移動され、
壁ポート20に接続される場合、ネットワーク・ポート
構成装置54は、端末ワークステーション22がそのポ
ート62で接続されることを認識し、ポート62および
ポート56の間の接続を自動的に確立する。ネットワー
ク・ポート構成装置54は、ポート60、62で接続さ
れるネットワーク・ワークステーションの特性を検出
し、判定することによって、これを達成する。
【0026】ネットワーク・ワークステーションの各タ
イプが独特な特性を持っているので、ネットワーク・ポ
ート構成装置は、ワークステーションのどのタイプが接
続されているかを判定できる。同様に、ネットワーク機
器の各タイプは、独特の特性を持っているので、ネット
ワーク・ポート構成装置54によってネットワーク機器
の他のタイプと区別されることができる。
イプが独特な特性を持っているので、ネットワーク・ポ
ート構成装置は、ワークステーションのどのタイプが接
続されているかを判定できる。同様に、ネットワーク機
器の各タイプは、独特の特性を持っているので、ネット
ワーク・ポート構成装置54によってネットワーク機器
の他のタイプと区別されることができる。
【0027】この方法によって、本発明のネットワーク
・ポート構成装置が自動的にそれ自身を再設定するの
で、ネットワーク・ワークステーションがその元の位置
から取り外され、別の位置に再接続されても、そのネッ
トワーク・ワークステーションを対応するネットワーク
機器に接続することができる。これは、一切の手動操作
なしで達成される。
・ポート構成装置が自動的にそれ自身を再設定するの
で、ネットワーク・ワークステーションがその元の位置
から取り外され、別の位置に再接続されても、そのネッ
トワーク・ワークステーションを対応するネットワーク
機器に接続することができる。これは、一切の手動操作
なしで達成される。
【0028】種々のワークステーションの検知可能な独
特の特性は、ネットワーク・プロトコルのタイプによっ
て変わる。例えば、トークンリング・ワークステーショ
ンとイーサネット・ワークステーションと端末ワークス
テーション(3270型端末装置)の特性インピーダン
スは、3種類の明確で、検知可能な電気インピーダンス
である。(もしも接続装置が前記3つのタイプの1つで
あれば)接続装置のインピーダンスを検知し、判定する
ことによって、ネットワーク・ポート構成装置は、接続
装置をその対応するネットワーク機器に接続するために
それがどのタイプであるか判定することができる。
特の特性は、ネットワーク・プロトコルのタイプによっ
て変わる。例えば、トークンリング・ワークステーショ
ンとイーサネット・ワークステーションと端末ワークス
テーション(3270型端末装置)の特性インピーダン
スは、3種類の明確で、検知可能な電気インピーダンス
である。(もしも接続装置が前記3つのタイプの1つで
あれば)接続装置のインピーダンスを検知し、判定する
ことによって、ネットワーク・ポート構成装置は、接続
装置をその対応するネットワーク機器に接続するために
それがどのタイプであるか判定することができる。
【0029】トークンリング、10baseTイーサネ
ットおよび端末ワークステーションの特性インピーダン
スの回路が、図4、5および6にそれぞれ示されてい
る。図4で示されているように、3270型ワークステ
ーションのような端末ワークステーションの特性インピ
ーダンスが、Zuによって示されている。線R、G、O
およびBという標準4線コネクタのうち、コネクタ51
aは、線RおよびGのみを使用する。これら2線間のイ
ンピーダンスは、変圧器T1の変圧器インピーダンスで
ある。線OおよびBには何も接続していないので、2線
間のインピーダンスはオープンである。3270型端末
装置の全体的特性インピーダンスは、Zuである。
ットおよび端末ワークステーションの特性インピーダン
スの回路が、図4、5および6にそれぞれ示されてい
る。図4で示されているように、3270型ワークステ
ーションのような端末ワークステーションの特性インピ
ーダンスが、Zuによって示されている。線R、G、O
およびBという標準4線コネクタのうち、コネクタ51
aは、線RおよびGのみを使用する。これら2線間のイ
ンピーダンスは、変圧器T1の変圧器インピーダンスで
ある。線OおよびBには何も接続していないので、2線
間のインピーダンスはオープンである。3270型端末
装置の全体的特性インピーダンスは、Zuである。
【0030】図5、トークンリング・ワークステーショ
ンの特性インピーダンスを示してる。このワークステー
ションの特性インピーダンスは、Zvである。トークン
リング・ワークステーションのコネクタ51bは、すべ
ての4個のワイヤーR、G、OおよびBの4線すべてを
使用し、その間に接続される変圧器T2およびT3を持
つ。トークンリング・ワークステーションは、更に、R
/OとG/Bとの間に接続された信号回路53を持つ。
トークンリング・ワークステーションの全体的特性イン
ピーダンスは、Zvである。
ンの特性インピーダンスを示してる。このワークステー
ションの特性インピーダンスは、Zvである。トークン
リング・ワークステーションのコネクタ51bは、すべ
ての4個のワイヤーR、G、OおよびBの4線すべてを
使用し、その間に接続される変圧器T2およびT3を持
つ。トークンリング・ワークステーションは、更に、R
/OとG/Bとの間に接続された信号回路53を持つ。
トークンリング・ワークステーションの全体的特性イン
ピーダンスは、Zvである。
【0031】図6は、イーサネット10baseTワー
クステーションの特性インピーダンスを示している。こ
のワークステーションの特性インピーダンスは、Zwで
ある。イーサネット10baseTワークステーション
のコネクタ51cは、R、G、OおよびBの4線すべて
を使用し、その間に接続される変圧器T4およびT5を
持つ。イーサネット10baseTワークステーション
の全体的特性インピーダンスは、Zwである。
クステーションの特性インピーダンスを示している。こ
のワークステーションの特性インピーダンスは、Zwで
ある。イーサネット10baseTワークステーション
のコネクタ51cは、R、G、OおよびBの4線すべて
を使用し、その間に接続される変圧器T4およびT5を
持つ。イーサネット10baseTワークステーション
の全体的特性インピーダンスは、Zwである。
【0032】このように、これらワークステーションの
各々が容易に検知され、判定されることができる異なる
特性インピーダンスを持つので、本発明のネットワーク
・ポート構成装置は、特定のポート各々に接続している
装置を判定するため接続装置の特性インピーダンスを単
に判定するだけである。前記特性インピーダンスは、ワ
ークステーションが特徴づけられ得る特性の1例として
のみ示されている。その他の例には、特性電圧レベルお
よびケーブル識別子が含まれる。
各々が容易に検知され、判定されることができる異なる
特性インピーダンスを持つので、本発明のネットワーク
・ポート構成装置は、特定のポート各々に接続している
装置を判定するため接続装置の特性インピーダンスを単
に判定するだけである。前記特性インピーダンスは、ワ
ークステーションが特徴づけられ得る特性の1例として
のみ示されている。その他の例には、特性電圧レベルお
よびケーブル識別子が含まれる。
【0033】図7は、本発明のネットワーク・ポート構
成装置54の1つの実施例を詳細に例示している。ネッ
トワーク・ポート構成装置54は、複数のネットワーク
・ポート構成(NPC)ポート64と66とから構成さ
れ、NPCポート64は、(ネットワーク機器のため
の)I/Oポート61に接続し、NPCポート66は
(ネットワーク・ワークステーションのための)I/O
ポート63に接続している。I/Oポート61、63
は、マルチプロトコル・ケーブル57、59によってネ
ットワーク・ポート構成装置54に接続している。
成装置54の1つの実施例を詳細に例示している。ネッ
トワーク・ポート構成装置54は、複数のネットワーク
・ポート構成(NPC)ポート64と66とから構成さ
れ、NPCポート64は、(ネットワーク機器のため
の)I/Oポート61に接続し、NPCポート66は
(ネットワーク・ワークステーションのための)I/O
ポート63に接続している。I/Oポート61、63
は、マルチプロトコル・ケーブル57、59によってネ
ットワーク・ポート構成装置54に接続している。
【0034】スイッチ68が、NPCポート64と66
との間にそれぞれケーブル65と67を経由して接続さ
れている。スイッチ68は、NPCポート66のいずれ
かをNPCポート64のいずれかに切り換えることがで
きるものであれば、いかなるタイプのスイッチでもよ
い。例えば、クロスバー・スイッチのようなスイッチで
よい。スイッチ68は、構成論理機構70によって送出
され、ケーブル72によって運ばれる制御信号に応答す
る。
との間にそれぞれケーブル65と67を経由して接続さ
れている。スイッチ68は、NPCポート66のいずれ
かをNPCポート64のいずれかに切り換えることがで
きるものであれば、いかなるタイプのスイッチでもよ
い。例えば、クロスバー・スイッチのようなスイッチで
よい。スイッチ68は、構成論理機構70によって送出
され、ケーブル72によって運ばれる制御信号に応答す
る。
【0035】構成論理機構70は、更に、ケーブル76
を通して検出回路74に接続している。構成論理機構7
0および検出回路74はともに、ケーブル80を介して
プログラム制御78の制御の下にある。検出回路74
は、ケーブル82を通してNPCポート66の各々に接
続している。
を通して検出回路74に接続している。構成論理機構7
0および検出回路74はともに、ケーブル80を介して
プログラム制御78の制御の下にある。検出回路74
は、ケーブル82を通してNPCポート66の各々に接
続している。
【0036】一般的に、ネットワーク・ポート構成装置
54は、以下に述べる通り動作する。I/Oポート63
は、トークンリング・ネットワーク、イーサネット・ネ
ットワークおよび3270型ネットワークのような数多
くの異なるネットワーク・プロトコルを運用する施設の
各所のオフィスに置かれる。I/Oポート63に接続す
るものは、種々のネットワークの上で通信を行うための
ネットワーク・ワークステーションである。そのような
ネットワーク・ワークステーションの例は、トークンリ
ング・ワークステーション、イーサネット・ワークステ
ーションおよび3270端末装置である。
54は、以下に述べる通り動作する。I/Oポート63
は、トークンリング・ネットワーク、イーサネット・ネ
ットワークおよび3270型ネットワークのような数多
くの異なるネットワーク・プロトコルを運用する施設の
各所のオフィスに置かれる。I/Oポート63に接続す
るものは、種々のネットワークの上で通信を行うための
ネットワーク・ワークステーションである。そのような
ネットワーク・ワークステーションの例は、トークンリ
ング・ワークステーション、イーサネット・ワークステ
ーションおよび3270端末装置である。
【0037】ネットワーク・ポート構成装置54の反対
側には、ネットワーク機器が、I/Oポート61に接続
される。ネットワーク機器の例は、トークンリング・マ
ルチステーション・アクセス装置(MAU)、イーサネ
ット集配線装置および3174端末コントローラであ
る。ネットワーク・ワークステーションは、スィッチ6
8を通して対応するネットワーク機器に接続される。
側には、ネットワーク機器が、I/Oポート61に接続
される。ネットワーク機器の例は、トークンリング・マ
ルチステーション・アクセス装置(MAU)、イーサネ
ット集配線装置および3174端末コントローラであ
る。ネットワーク・ワークステーションは、スィッチ6
8を通して対応するネットワーク機器に接続される。
【0038】論理回路およびスイッチ・ドライバから成
る構成論理機構70は、適切な構成にスイッチをセット
するため、制御信号を生成し、スイッチ68に送出す
る。これによって、ネットワーク・ワークステーション
は、それぞれ対応するネットワーク機器と通信すること
ができる。構成論理機構70は、検出回路74およびプ
ログラム制御78から受け取る信号に基づいてこれらの
制御信号を生成する。
る構成論理機構70は、適切な構成にスイッチをセット
するため、制御信号を生成し、スイッチ68に送出す
る。これによって、ネットワーク・ワークステーション
は、それぞれ対応するネットワーク機器と通信すること
ができる。構成論理機構70は、検出回路74およびプ
ログラム制御78から受け取る信号に基づいてこれらの
制御信号を生成する。
【0039】NPCポート66の各々に接続している検
出回路74は、ネットワークI/Oポート63に接続し
ているワークステーションの(特性インピーダンスのよ
うな)特定の特性を検出し、判定するための回路を含
む。それぞれのネットワーク・ワークステーションの特
性に基づいて(更にプログラム制御78に基づいて)、
検出回路は、スイッチ68が適切に構成されよう構成論
理機構70に信号を送る。
出回路74は、ネットワークI/Oポート63に接続し
ているワークステーションの(特性インピーダンスのよ
うな)特定の特性を検出し、判定するための回路を含
む。それぞれのネットワーク・ワークステーションの特
性に基づいて(更にプログラム制御78に基づいて)、
検出回路は、スイッチ68が適切に構成されよう構成論
理機構70に信号を送る。
【0040】種々のタイプのネットワーク・ワークステ
ーションの各々の特定特性は互いに異なっているので、
検出回路74は、どのタイプのネットワーク・ワークス
テーションがNPCポート66に接続しているかを判定
することができる。検出回路74は、この情報、すなわ
ち、どのタイプのワークステーションがどのNPCポー
ト66に接続しているかを構成論理機構70に送る。
ーションの各々の特定特性は互いに異なっているので、
検出回路74は、どのタイプのネットワーク・ワークス
テーションがNPCポート66に接続しているかを判定
することができる。検出回路74は、この情報、すなわ
ち、どのタイプのワークステーションがどのNPCポー
ト66に接続しているかを構成論理機構70に送る。
【0041】プログラム制御78を通して、構成論理機
構70は、どのタイプのネットットワーク機器がどのN
PCポート64に接続しているかを知っている。どのタ
イプのワークステーションがどのNPCポート66に接
続しているかを知ることによって、構成論理機構70
は、適切な制御信号をスイッチ68に送り、この結果、
スイッチ68は正しく構成される、すなわち、ネットワ
ーク・ワークステーションが、その対応するネットワー
ク機器に接続される。
構70は、どのタイプのネットットワーク機器がどのN
PCポート64に接続しているかを知っている。どのタ
イプのワークステーションがどのNPCポート66に接
続しているかを知ることによって、構成論理機構70
は、適切な制御信号をスイッチ68に送り、この結果、
スイッチ68は正しく構成される、すなわち、ネットワ
ーク・ワークステーションが、その対応するネットワー
ク機器に接続される。
【0042】代替手段として、破線67aで示されるよ
うに、検出回路74は、NPCポート64に接続するこ
ともできる。(明確性のため、破線67a1本のみ示さ
れている。残りのNPCポート64と検出回路74との
間のその他の他の破線は、示されてない。)この場合、
検出回路74は、ネットワーク・ワークステーションの
特性を検出でき、加えて、接続されたネットワーク機器
の特性を検出することもできる。種々のタイプのネット
ワーク機器が(ワークステーションと同様に)独特の特
性を持つので、本発明のネットワーク・ポート構成装置
は、ネットワーク・ワークステーションがその対応する
ネットワーク機器と適正に接続されるように、それら特
性を識別し、それ自身を自動的に構成することができ
る。
うに、検出回路74は、NPCポート64に接続するこ
ともできる。(明確性のため、破線67a1本のみ示さ
れている。残りのNPCポート64と検出回路74との
間のその他の他の破線は、示されてない。)この場合、
検出回路74は、ネットワーク・ワークステーションの
特性を検出でき、加えて、接続されたネットワーク機器
の特性を検出することもできる。種々のタイプのネット
ワーク機器が(ワークステーションと同様に)独特の特
性を持つので、本発明のネットワーク・ポート構成装置
は、ネットワーク・ワークステーションがその対応する
ネットワーク機器と適正に接続されるように、それら特
性を識別し、それ自身を自動的に構成することができ
る。
【0043】かくして、本発明の方法およびシステムに
よって、システムに接続しているネットワーク・ワーク
ステーションを取り外し、システムの他のポートへ移動
し再接続し、通信のためその対応するネットワーク機器
に自動的に接続することが可能であることが明らかとな
った。これは、システムがネットワークのタイプを判定
できるように、特性インピーダンスのような接続ワーク
ステーションの特性を検出する検出回路の特殊な利用を
通して達成される。ワークステーションが手動操作なし
で自動的にその対応するネットワーク機器に接続できる
のは、この方法によるからである。
よって、システムに接続しているネットワーク・ワーク
ステーションを取り外し、システムの他のポートへ移動
し再接続し、通信のためその対応するネットワーク機器
に自動的に接続することが可能であることが明らかとな
った。これは、システムがネットワークのタイプを判定
できるように、特性インピーダンスのような接続ワーク
ステーションの特性を検出する検出回路の特殊な利用を
通して達成される。ワークステーションが手動操作なし
で自動的にその対応するネットワーク機器に接続できる
のは、この方法によるからである。
【0044】
【発明の効果】3270端末、トークンリングまたはイ
ーサネットなど種々のプロトコールの端末装置を使用す
る事業所において、端末装置を移動する場合適切な通信
制御装置へ接続する配線作業は、従来技術では、手作業
によって行われたが、本発明のネットワーク・ポート構
成装置によってシステムが自動的に接続装置の特性を検
知判定して再構成を行うため、上記作業の自動化が実現
し、人手での節約と通信システムの再構成の自由度が増
大するという効果を産む。
ーサネットなど種々のプロトコールの端末装置を使用す
る事業所において、端末装置を移動する場合適切な通信
制御装置へ接続する配線作業は、従来技術では、手作業
によって行われたが、本発明のネットワーク・ポート構
成装置によってシステムが自動的に接続装置の特性を検
知判定して再構成を行うため、上記作業の自動化が実現
し、人手での節約と通信システムの再構成の自由度が増
大するという効果を産む。
【図1】従来技術の2つのタイプのネットワークの設置
を例示するブロック図である。
を例示するブロック図である。
【図2】別の従来技術での2つのタイプのネットワーク
の設置を例示するブロック図である。
の設置を例示するブロック図である。
【図3】本発明のネットワーク・ポート構成装置を使用
する2つのタイプのネットワークの設置を例示するブロ
ック図である。
する2つのタイプのネットワークの設置を例示するブロ
ック図である。
【図4】端末装置ワークステーションの特性インピーダ
ンスを例示する図である。
ンスを例示する図である。
【図5】トークン・リング・ワークステーションの特性
インピーダンスを例示する図である。
インピーダンスを例示する図である。
【図6】イーサネット・ワークステーションの特性イン
ピーダンスを例示する図である。
ピーダンスを例示する図である。
【図7】本発明のネットワーク構成装置のブロック図で
ある。
ある。
14、16 オフィス 50 施設 52、52’ 配線クローゼット 22 端末ワークステーション 24 トークンリング・ワークステーション 32、32’ 端末コントローラ 34、34’ トークンリングMAU 18、20 壁ポート 54 ネットワーク・ポート構成装置 64、66 ネットワーク・ポート構成(NPC)ポー
ト 61、63 I/Oポート 46、48、56、58、60、62 ポート 57、59 マルチプロトコール・ケーブル 68 スイッチ 28、30、36、36’、38’、65、67、7
2、76、80、82 ケーブル 70 構成論理機構 74 検出回路 78 プログラム制御 51a,51b、51c コネクタ
ト 61、63 I/Oポート 46、48、56、58、60、62 ポート 57、59 マルチプロトコール・ケーブル 68 スイッチ 28、30、36、36’、38’、65、67、7
2、76、80、82 ケーブル 70 構成論理機構 74 検出回路 78 プログラム制御 51a,51b、51c コネクタ
フロントページの続き (72)発明者 チャールス ルイス ヘイムス アメリカ合衆国ノースカロライナ州ラー レイ マディエラ・コート 7228番地 (72)発明者 デイル トーマス アルマ アメリカ合衆国ノースカロライナ州ラー レイ コネル・ドライブ 4606番地
Claims (18)
- 【請求項1】異なるプロトコル・タイプのセットの中の
ある1つのプロトコル・タイプを各々が持つ複数のネッ
トワーク・ワークステーションと複数のネットワーク機
器とを使用するコンピュータ・システム環境において、 ある特定のプロトコル・タイプのワークステーションを
同じプロトコル・タイプのネットワーク機器に自動的に
接続するためのシステム装置であって、 1つ以上のワークステーションを接続するための複数の
ワークステーション・ポートと、 1つ以上のネットワーク機器を接続するための複数のネ
ットワーク機器・ポートと、 前記ワークステーションのプロトコル・タイプを判定
し、前記プロトコル・タイプを識別する出力信号を生成
するための、前記ワークステーション・ポートに接続さ
れる手段と、 前記プロトコル・タイプ識別出力信号に応答し前記ワー
クステーション・ポートと前記ネットワーク機器ポート
との間の接続を確立するための、前記ワークステーショ
ン・ポートと前記ネットワーク機器ポートとの間に接続
される手段と、 を具備するシステム装置。 - 【請求項2】前記プロトコル・タイプ判定手段が前記ワ
ークステーションの特性インピーダンスを検出するため
のインピーダンス検出手段からなる請求項1記載のシス
テム装置。 - 【請求項3】前記ネットワーク機器のプロトコル・タイ
プを判定し、前記プロトコル・タイプを識別する出力信
号を生成するための、前記ネットワーク機器ポートに接
続される手段と、 前記ネットワーク機器プロトコル・タイプ判定手段の出
力信号に応答し前記ワークステーション・ポートと前記
ネットワーク機器ポートとの間の接続を確立するため
の、前記ワークステーション・ポートと前記ネットワー
ク機器ポートとの間に接続される手段と、 を更に具備する請求項1記載のシステム装置。 - 【請求項4】前記ネットワーク機器プロトコル・タイプ
判定手段が前記ネットワーク機器の特性インピーダンス
を判定するための検出回路からなる請求項3記載のシス
テム装置。 - 【請求項5】ワークステーション・ポートとネットワー
ク機器ポート間の接続を確立する前記接続確立手段が、
前記プロトコル・タイプ判定手段の出力信号に応答し
て、ある特定のプロトコル・タイプのワークステーショ
ンを同じプロトコル・タイプのネットワーク機器に接続
する請求項1記載のシステム装置。 - 【請求項6】異なるプロトコル・タイプのセットの中の
ある1つのプロトコル・タイプを各々が持つ複数のネッ
トワーク・ワークステーションと複数のネットワーク機
器とからなるネットワークを構成するシステム装置の使
用において、 ある特定のプロトコル・タイプのワークステーションを
同じプロトコル・タイプのネットワーク機器に自動的に
接続する方法であって、 第1のワークステーションのプロトコル・タイプを判定
し、前記プロトコル・タイプを識別する出力信号を生成
するステップと、 前記出力信号に基づき、前記第1のワークステーション
と、前記第1のワークステーションと同じプロトコル・
タイプを持つネットワーク機器との間の接続を確立する
ステップと、 を含む方法。 - 【請求項7】前記プロトコル・タイプ判定ステップが、
前記第1のワークステーションの特性インピーダンスを
検出するステップからなる請求項6記載の方法。 - 【請求項8】前記ネットワーク機器のプロトコル・タイ
プを判定するステップと、 前記ネットワーク機器プロトコル・タイプを識別する出
力信号を生成するステップと、 前記ネットワーク機器プロトコル・タイプ出力信号に基
づいて、前記ワークステーション・ポートと前記ネット
ワーク機器ポートとの間の接続を確立するステップと、 を更に含む請求項6記載の方法。 - 【請求項9】前記ネットワーク機器プロトコル・タイプ
判定ステップが、前記ネットワーク機器の特性インピー
ダンスを判定するステップからなる請求項8記載の方
法。 - 【請求項10】異なるプロトコル・タイプのセットの中
のある1つのプロトコル・タイプを各々が持つ複数のネ
ットワーク・ワークステーションと複数のネットワーク
機器と、 ある特定のプロトコル・タイプのワークステーションを
同じプロトコル・タイプのネットワーク機器に自動的に
接続するための、前記ワークステーションおよび前記ネ
ットワーク機器との間に接続される手段と、 を具備する自動的に再構成可能なネットワークであっ
て、 ワークステーションを同じプロトコル・タイプのネット
ワーク機器に自動的に接続するための前記手段が、 1つ以上のワークステーションを接続するための複数の
ポートと、 1つ以上のネットワーク機器を接続するための複数のポ
ートと、 前記ワークステーションのプロトコル・タイプを判定
し、前記プロトコル・タイプを識別する出力信号を生成
するための、前記ワークステーション・ポートに接続さ
れている手段と、 前記プロトコル・タイプ判定手段の出力信号に応答し、
前記ワークステーション・ポートと前記ネットワーク機
器ポートとの間の接続を確立するための、前記ワークス
テーション・ポートと前記ネットワーク機器ポートとの
間に接続される手段と、 からなるネットワーク。 - 【請求項11】前記プロトコル・タイプ判定手段が、前
記ワークステーションの特性インピーダンスを検出する
ためのインピーダンス検出手段からなる請求項10記載
のネットワーク。 - 【請求項12】前記ネットワーク機器のプロトコル・タ
イプを判定し、前記プロトコル・タイプを識別する出力
信号を生成するための、前記ネットワーク機器ポートに
接続される手段と、 前記ネットワーク機器プロトコル・タイプ判定手段の出
力信号に応答し前記ワークステーション・ポートと前記
ネットワーク機器ポートとの間の接続を確立するため
の、前記ワークステーション・ポートと前記ネットワー
ク機器ポートとの間に接続される手段と、 を更に具備する請求項10記載のネットワーク。 - 【請求項13】前記ネットワーク機器プロトコル・タイ
プ判定手段が前記ネットワーク機器の特性インピーダン
スを判定するための検出回路からなる請求項12記載の
ネットワーク。 - 【請求項14】ワークステーション・ポートとネットワ
ーク機器ポート間の接続を確立する前記接続確立手段
が、前記プロトコル・タイプ判定手段の出力信号に応答
して、ある特定のプロトコル・タイプのワークステーシ
ョンを同じプロトコル・タイプのネットワーク機器に接
続する請求項10記載のネットワーク。 - 【請求項15】異なるプロトコル・タイプのセットの中
のある1つのプロトコル・タイプを各々が持つ複数のネ
ットワーク・ワークステーションと複数のネットワーク
機器とを使用するコンピュータ・システム環境におい
て、 前記ワークステーションと前記ネットワーク機器を接続
するためのスイッチによって特定のプロトコル・タイプ
の各ワークステーションを同じプロトコル・タイプのネ
ットワーク機器に接続するため、各ワークステーション
の特定のプロトコル・タイプを判定するシステム装置で
あって、 1つ以上のワークステーションに接続するための複数の
ポートと、 前記ワークステーションの物理的特性に基づき前記ワー
クステーションのプロトコル・タイプを判定し、前記プ
ロトコル・タイプを識別する出力信号を生成し、前記ス
イッチに該信号を送るための、前記ワークステーション
・ポートに接続される手段と、 を具備するシステム装置。 - 【請求項16】前記プロトコル・タイプ判定手段が前記
ワークステーションの特性インピーダンスを検出するた
めのインピーダンス検出手段からなる請求項15記載の
システム装置。 - 【請求項17】前記プロトコル・タイプ判定手段が、前
記ワークステーションの特性電圧を検出するための電圧
検出手段からなる請求項15記載のシステム装置。 - 【請求項18】前記プロトコル・タイプ判定手段が、前
記ワークステーションのケーブル識別子を検出するため
のケーブル識別子検出手段からなる請求項15記載のシ
ステム装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/109,185 US5568525A (en) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | System and method for connection of multiple protocol terminals |
US08/109,185 | 1993-08-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0764894A JPH0764894A (ja) | 1995-03-10 |
JP2510080B2 true JP2510080B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=22326259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132496A Expired - Fee Related JP2510080B2 (ja) | 1993-08-19 | 1994-05-24 | 複数プロトコル端末装置を接続するシステム装置および方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5568525A (ja) |
EP (1) | EP0639916B1 (ja) |
JP (1) | JP2510080B2 (ja) |
DE (1) | DE69433049T2 (ja) |
Families Citing this family (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69527948T2 (de) * | 1994-03-15 | 2003-01-02 | Digi International, Inc. | System und verfahren zur kommunikation mit einem entfernten netzwerk-apparatus |
GB2288954B (en) * | 1994-04-15 | 1998-10-14 | Vlsi Technology Inc | Method and apparatus for providing programmable serial communications |
US5680397A (en) * | 1995-03-13 | 1997-10-21 | International Business Machines Corporation | Multi-port LAN switch for a token-ring network |
JPH08314846A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-29 | Kofu Nippon Denki Kk | 一実装位置に多種装置接続可能な情報処理システム |
US5742602A (en) * | 1995-07-12 | 1998-04-21 | Compaq Computer Corporation | Adaptive repeater system |
DE69602150T2 (de) | 1995-09-08 | 1999-09-02 | Idemitsu Petrochemical Co. | Harzzusammensetzung auf Styrolbasis |
FI102709B (fi) * | 1996-03-13 | 1999-01-29 | Nokia Technology Gmbh | Menetelmä ja järjestely usean päätelaitteen liittämiseksi yhteen puhel inverkon liittymään sekä päätelaite |
US5894551A (en) * | 1996-06-14 | 1999-04-13 | Huggins; Frank | Single computer system having multiple security levels |
US5923663A (en) * | 1997-03-24 | 1999-07-13 | Compaq Computer Corporation | Method and apparatus for automatically detecting media connected to a network port |
US6067585A (en) * | 1997-06-23 | 2000-05-23 | Compaq Computer Corporation | Adaptive interface controller that can operate with segments of different protocol and transmission rates in a single integrated device |
US6058115A (en) * | 1997-08-04 | 2000-05-02 | Motorola, Inc. | Communication method and apparatus utilizing protocol options |
US6504851B1 (en) | 1997-11-21 | 2003-01-07 | International Business Machines Corporation | Dynamic detection of LAN network protocol |
EP1042893A1 (en) * | 1997-12-19 | 2000-10-11 | Vivid Technology Pte. Ltd. | Multiprotocol reconfigurable network adapter |
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