JP2509303B2 - 情報検索方法および装置 - Google Patents
情報検索方法および装置Info
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- JP2509303B2 JP2509303B2 JP63174748A JP17474888A JP2509303B2 JP 2509303 B2 JP2509303 B2 JP 2509303B2 JP 63174748 A JP63174748 A JP 63174748A JP 17474888 A JP17474888 A JP 17474888A JP 2509303 B2 JP2509303 B2 JP 2509303B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、大量のディジタル化された情報の検索装置
に係り、特に文字、図形、イメージなど多様な情報から
構成されるページを高速に検索するのに好適な情報検索
方法および装置に関する。
に係り、特に文字、図形、イメージなど多様な情報から
構成されるページを高速に検索するのに好適な情報検索
方法および装置に関する。
[従来の技術] 従来の情報検索装置は、特開昭62−256169号に記載の
ように、高速にページめくり検索を行なう場合、1ペー
ジの中の予め定めた一部分又は1ページデータから間引
きしたデータのみを表示装置に転送していた。これによ
って、1ページ当りの表示のために転送すべきデータ量
を減らし、転送時間を短縮して検索速度を向上させてい
た。
ように、高速にページめくり検索を行なう場合、1ペー
ジの中の予め定めた一部分又は1ページデータから間引
きしたデータのみを表示装置に転送していた。これによ
って、1ページ当りの表示のために転送すべきデータ量
を減らし、転送時間を短縮して検索速度を向上させてい
た。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は表示すべき情報の種類が例えば2値化
された白黒のイメージデータといったように1種類に固
定されていた。一方、最近の動向として大容量の外部記
憶装置に1種類のデータでなく、自然画、図形、文字、
音声などの多様なデータを現在記録、再生するマルチメ
ディアシステムが登場しつつある。このようなシステム
は、1ページを表現するのに上述したような複数種類の
データを組合せて用いる。例えば左上4分の1はカラー
の自然画、左下には図形、右半分は文字といった具合で
ある。そして、これらのデータの符号化は、例えばカラ
ー自然画は赤、緑、青3原色の各レベル信号を、そのま
まディジタル化することにより行い、これらのデータ
は、階調データとして各画素ごとに左上角から走査順に
並べる。また、文字列はJISコードなどを用いて符号化
し、図形は幾何学図形に分解してその図形の種類や座標
を符号化するといった方法が取られることが多い。上記
従来技術ではこのようなマルチメディアシステムの高速
ページめくり検索について配慮されておらず次のような
問題があった。
された白黒のイメージデータといったように1種類に固
定されていた。一方、最近の動向として大容量の外部記
憶装置に1種類のデータでなく、自然画、図形、文字、
音声などの多様なデータを現在記録、再生するマルチメ
ディアシステムが登場しつつある。このようなシステム
は、1ページを表現するのに上述したような複数種類の
データを組合せて用いる。例えば左上4分の1はカラー
の自然画、左下には図形、右半分は文字といった具合で
ある。そして、これらのデータの符号化は、例えばカラ
ー自然画は赤、緑、青3原色の各レベル信号を、そのま
まディジタル化することにより行い、これらのデータ
は、階調データとして各画素ごとに左上角から走査順に
並べる。また、文字列はJISコードなどを用いて符号化
し、図形は幾何学図形に分解してその図形の種類や座標
を符号化するといった方法が取られることが多い。上記
従来技術ではこのようなマルチメディアシステムの高速
ページめくり検索について配慮されておらず次のような
問題があった。
このようなシステムにおいて、ページめくり検索を行
なおうとすると、予め定められた一部領域のみを表示装
置に転送しようとしても、必ずしも定形化された文書と
は限らないため、情報種類のデータを復号、表示する必
要があり時間がかかってしまう。また、例えば図形デー
タだと表示の一部領域のみを再生するにも結局ほとんど
全ての図形データを読み込んだ後、切り出し等の処理を
行なわねばならない場合が多い。即ち、だ円や多角形等
を限られた領域に含まれている部分だけ表示するには全
データを読み込んだ後、クリッピング等の処理を施す必
要があり、場合によってはそのまま全データを描画表示
するより時間がかかってしまう。また、間引き表示につ
いても同様で、図形データの場合、全データを読み込ん
だ後間引き処理を施すことになり、かえって再生処理時
間が長くなるという問題があった。
なおうとすると、予め定められた一部領域のみを表示装
置に転送しようとしても、必ずしも定形化された文書と
は限らないため、情報種類のデータを復号、表示する必
要があり時間がかかってしまう。また、例えば図形デー
タだと表示の一部領域のみを再生するにも結局ほとんど
全ての図形データを読み込んだ後、切り出し等の処理を
行なわねばならない場合が多い。即ち、だ円や多角形等
を限られた領域に含まれている部分だけ表示するには全
データを読み込んだ後、クリッピング等の処理を施す必
要があり、場合によってはそのまま全データを描画表示
するより時間がかかってしまう。また、間引き表示につ
いても同様で、図形データの場合、全データを読み込ん
だ後間引き処理を施すことになり、かえって再生処理時
間が長くなるという問題があった。
本発明の目的は上述したような問題をなくし、マルチ
メディアシステムにおいても高速なページめくり検索を
可能とすることにある。
メディアシステムにおいても高速なページめくり検索を
可能とすることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明による情報検索方法は、表現形式の異なる複数
種類の情報を記憶する記憶手段から必要な情報を検索
し、該検索された情報を再生手段に転送して再生する情
報検索方法であって、上記複数種類の情報を組合せをペ
ージごとに登録しておき、上記情報をページめくり検索
する際に、上記登録内容を参照して、上記複数種類の情
報のうち、検索・再生に要する時間が短い種類の情報か
ら先に再生を行うようにしたことを特徴とするものであ
る。表現形式の異なる複数種類の情報とは、例えば、文
字データ、図形データ、自然画データ等である。この情
報検索方法において、好ましくは、上記各ページの再生
により、目的のページでないことを認識した時点で、強
制的にページを更新する。
種類の情報を記憶する記憶手段から必要な情報を検索
し、該検索された情報を再生手段に転送して再生する情
報検索方法であって、上記複数種類の情報を組合せをペ
ージごとに登録しておき、上記情報をページめくり検索
する際に、上記登録内容を参照して、上記複数種類の情
報のうち、検索・再生に要する時間が短い種類の情報か
ら先に再生を行うようにしたことを特徴とするものであ
る。表現形式の異なる複数種類の情報とは、例えば、文
字データ、図形データ、自然画データ等である。この情
報検索方法において、好ましくは、上記各ページの再生
により、目的のページでないことを認識した時点で、強
制的にページを更新する。
本発明による情報検索装置は、第1A図に示すように、
表現形式の異なる複数種類の情報を記憶する記憶手段か
ら必要な情報を検索し、該検索された情報を再生手段に
転送して再生する情報検索装置であって、上記複数種類
の情報の組合せをページごとに登録するページ登録手段
と、該ページ登録手段を参照して上記記憶手段から必要
な情報を検索し、該検索された情報を上記再生手段に転
送する検索手段と、各ページについて上記複数種類の情
報のうち上記再生手段へ転送する順位を定める再生順位
制御手段と、上記再生手段の再生を中断し、ページを更
新するページ更新手段とを設けたことを特徴とするもの
とする。
表現形式の異なる複数種類の情報を記憶する記憶手段か
ら必要な情報を検索し、該検索された情報を再生手段に
転送して再生する情報検索装置であって、上記複数種類
の情報の組合せをページごとに登録するページ登録手段
と、該ページ登録手段を参照して上記記憶手段から必要
な情報を検索し、該検索された情報を上記再生手段に転
送する検索手段と、各ページについて上記複数種類の情
報のうち上記再生手段へ転送する順位を定める再生順位
制御手段と、上記再生手段の再生を中断し、ページを更
新するページ更新手段とを設けたことを特徴とするもの
とする。
上記再生順位制御手段は、上記情報の種類ごとに予め
固定されている優先順位に従って上記順位を定めてもよ
く、あるいは、各ページの再生時に上記情報種類ごとに
検索・再生に要する予測時間を演算により求め、該予測
時間の小さい情報の種類の順位を優先するよう上記順位
を定めてもよい。
固定されている優先順位に従って上記順位を定めてもよ
く、あるいは、各ページの再生時に上記情報種類ごとに
検索・再生に要する予測時間を演算により求め、該予測
時間の小さい情報の種類の順位を優先するよう上記順位
を定めてもよい。
上記ページ登録手段は、ページごとに上記情報の種類
の優先順位を予め登録しておき、上記再生順位制御手段
が上記ページ登録手段に登録された優先順位に従って当
該ページごとに上記順位を定めるようにしてもよい。
の優先順位を予め登録しておき、上記再生順位制御手段
が上記ページ登録手段に登録された優先順位に従って当
該ページごとに上記順位を定めるようにしてもよい。
上記検索手段は、上記複数の種類ごとに情報を格納す
るバッファメモリと、現在再生中のページの前および/
または後の複数ページの情報を、空き時間に上記記憶手
段から上記バッファメモリに取込むバッファ制御手段と
を設けるようにしてもよい。この場合、上記バッファ制
御手段は、上記複数種類の情報を検索・再生速度の速い
ものから優先的に上記バッファに格納することが好まし
い。
るバッファメモリと、現在再生中のページの前および/
または後の複数ページの情報を、空き時間に上記記憶手
段から上記バッファメモリに取込むバッファ制御手段と
を設けるようにしてもよい。この場合、上記バッファ制
御手段は、上記複数種類の情報を検索・再生速度の速い
ものから優先的に上記バッファに格納することが好まし
い。
[作用] 検索対象となる複数種類の情報については、その作成
時にページごとに、それらの組合せをページ登録表(テ
ーブル)として登録しておく。このページ登録表は、検
索対象情報とともに上記記憶手段に格納しておく。
時にページごとに、それらの組合せをページ登録表(テ
ーブル)として登録しておく。このページ登録表は、検
索対象情報とともに上記記憶手段に格納しておく。
情報検索時、特にページめくり検索を行う場合に、上
記ページ登録表が読出され、これを参照してページめく
り検索が実行される。
記ページ登録表が読出され、これを参照してページめく
り検索が実行される。
すなわち、上記ページ登録表により、各ページを構成
している情報の種類が認識され、上記再生順位制御手段
により定められる優先順位に従って、上記検索手段が1
種類ごとに情報を上記記憶手段から読出して上記再生手
段に転送する。この際に、再生に供するデータ転送の順
位は、上述したような種々の方法で定めうる。この順位
は、通常、検索・再生に要する時間が短い、例えば文字
コードからなるテキストファイルを先に再生するように
定める。これにより、操作者は、再生されたページ部分
から、そのページが目的のページであるか否かを迅速に
判断でき、そのページが不要であると判断できた時点
で、ページ更新手段を介して、そのページの再生を中断
して強制的に再生ページを更新させることができる。し
たがって、各ページに複数種類の情報を含む文書であっ
ても高速なページめくり検索が可能となる。
している情報の種類が認識され、上記再生順位制御手段
により定められる優先順位に従って、上記検索手段が1
種類ごとに情報を上記記憶手段から読出して上記再生手
段に転送する。この際に、再生に供するデータ転送の順
位は、上述したような種々の方法で定めうる。この順位
は、通常、検索・再生に要する時間が短い、例えば文字
コードからなるテキストファイルを先に再生するように
定める。これにより、操作者は、再生されたページ部分
から、そのページが目的のページであるか否かを迅速に
判断でき、そのページが不要であると判断できた時点
で、ページ更新手段を介して、そのページの再生を中断
して強制的に再生ページを更新させることができる。し
たがって、各ページに複数種類の情報を含む文書であっ
ても高速なページめくり検索が可能となる。
情報の再生時間は、各情報種類の容量によっても変わ
るので、ページごとに各情報種類の容量を登録してお
き、各ページの再生時に、情報種類ごとの予想再生時間
を算出し、この結果に基づいて最短と判断された種類を
先に再生することも考えられる。
るので、ページごとに各情報種類の容量を登録してお
き、各ページの再生時に、情報種類ごとの予想再生時間
を算出し、この結果に基づいて最短と判断された種類を
先に再生することも考えられる。
このようにどの種類の情報を最先に再生するかは、再
生時間の短かさが重要な判断要素となるが、再生したペ
ージを適否の操作者による認識容量性も判断要素となり
うる。例えば、文字文書よりも図形の方が認識容易性が
高く、操作者の認識が速い。そこで、上記優先順位を固
定とせず、個々のページについて、情報種類およびその
容量等に応じて最先に再生すべき情報種類を選択、登録
しておくようにしてもよい。
生時間の短かさが重要な判断要素となるが、再生したペ
ージを適否の操作者による認識容量性も判断要素となり
うる。例えば、文字文書よりも図形の方が認識容易性が
高く、操作者の認識が速い。そこで、上記優先順位を固
定とせず、個々のページについて、情報種類およびその
容量等に応じて最先に再生すべき情報種類を選択、登録
しておくようにしてもよい。
[実施例] 以下、本発明による第1の実施例を第1B図、第2図、
第3図を用いて説明する。
第3図を用いて説明する。
第1B図において、10は各種表示データを記憶する光デ
ィスク装置が固定ディスク装置のような大容量外部記憶
装置、20は本システム全体を制御するコンピュータ、30
は前記コンピュータ20へデータや割込み情報等を入力す
るためのキーボード、40はコンピュータ20から転送され
てきた自然画データを一時蓄え、ディジタルの映像信号
に変換する自然画再生部、50はコンピュータ20から転送
されてきた図形データを解読し、ディジタルの映像信号
に展開する図形再生部、60はコンピュータ20から転送さ
れてきた文字コードをディジタルの映像信号に展開する
文字再生部、70は上記自然画、図形、文字のディジタル
映像信号を合成し1つのアナログ映像信号を再生する合
成部、80は前記アナログ映像信号を可視像化する表示装
置、90はカラーの自然画を走査してディジタル化しコン
ピュータ20に転送するスキャナ、100は図形情報を入力
するタブレットである。
ィスク装置が固定ディスク装置のような大容量外部記憶
装置、20は本システム全体を制御するコンピュータ、30
は前記コンピュータ20へデータや割込み情報等を入力す
るためのキーボード、40はコンピュータ20から転送され
てきた自然画データを一時蓄え、ディジタルの映像信号
に変換する自然画再生部、50はコンピュータ20から転送
されてきた図形データを解読し、ディジタルの映像信号
に展開する図形再生部、60はコンピュータ20から転送さ
れてきた文字コードをディジタルの映像信号に展開する
文字再生部、70は上記自然画、図形、文字のディジタル
映像信号を合成し1つのアナログ映像信号を再生する合
成部、80は前記アナログ映像信号を可視像化する表示装
置、90はカラーの自然画を走査してディジタル化しコン
ピュータ20に転送するスキャナ、100は図形情報を入力
するタブレットである。
本実施例では、コンピュータ20が、第1A図に示した本
発明の検索手段、ページ手段、再生順位制御手段、ペー
ジ更新手段を兼ねている。また、ブロック40〜80が第1A
図の再生手段を構成している。
発明の検索手段、ページ手段、再生順位制御手段、ペー
ジ更新手段を兼ねている。また、ブロック40〜80が第1A
図の再生手段を構成している。
次に、本実施例の動作を説明する。まず、データの取
り込み、記録について述べる。
り込み、記録について述べる。
文字情報はキーボード30からワードプロセッシングソ
フトウェア等を用いてコンピュータ20へ文字コードとし
て入力される。入力された文字コードは、実時間で文字
再生部60へ転送され、文字パターンに展開される。そし
て合成部70を経て表示装置80の画面上に表示され、確認
できるので、それを見ながら修正も行なえ、完成したら
外部記憶装置10に文字コードデータとしてファイル名、
データタイプ、キーワード等を付して一旦記録する。こ
こで、データタイプとは、文字コードか、自然画デー
タ、図形データかを識別する符号である。
フトウェア等を用いてコンピュータ20へ文字コードとし
て入力される。入力された文字コードは、実時間で文字
再生部60へ転送され、文字パターンに展開される。そし
て合成部70を経て表示装置80の画面上に表示され、確認
できるので、それを見ながら修正も行なえ、完成したら
外部記憶装置10に文字コードデータとしてファイル名、
データタイプ、キーワード等を付して一旦記録する。こ
こで、データタイプとは、文字コードか、自然画デー
タ、図形データかを識別する符号である。
カラー自然画は、スキャナ90を用いて取込まれ、1画
素ごとに3原色、赤、緑、青を各々8ビットのディジタ
ル値に変換され、コンピュータ20に転送される。コンピ
ュータ20では、それは自然画再生部40に転送する。この
出力は合成部70を介して表示装置80に出力される。この
ようにして取込んだ自然画に対しては、コンピュータ20
上で動作する画像編集ソフトウェアを用いて上記表示装
置80を画面上で認識しながら、切り出し、移動、拡大・
縮小等の編集を行なうことができる。そして、文字コー
ド同様、ファイル名等を付して一旦外部記憶装置10に格
納される。
素ごとに3原色、赤、緑、青を各々8ビットのディジタ
ル値に変換され、コンピュータ20に転送される。コンピ
ュータ20では、それは自然画再生部40に転送する。この
出力は合成部70を介して表示装置80に出力される。この
ようにして取込んだ自然画に対しては、コンピュータ20
上で動作する画像編集ソフトウェアを用いて上記表示装
置80を画面上で認識しながら、切り出し、移動、拡大・
縮小等の編集を行なうことができる。そして、文字コー
ド同様、ファイル名等を付して一旦外部記憶装置10に格
納される。
図形情報は、コンピュータ20上で動作する作図ソフト
フェアを用いて、タブレット100より座標、コマンド等
を入力することにより作成する。これらの図形はデータ
量を経らすため、長方形、円、直線といった幾何学図形
の組合せで表現し、前記作図ソフトウェアによりこれら
構成要素となる図形単位に符号化される。符号化された
図形データはコンピュータ20から図形再生部50に転送さ
れ、ここで解読され元の図形情報に展開される。そし
て、合成部70を経て表示装置80に出力される。上記符号
化された図形データは、文字、自然画と同様にファイル
名等を付して、外部記憶装置10に一旦格納する。
フェアを用いて、タブレット100より座標、コマンド等
を入力することにより作成する。これらの図形はデータ
量を経らすため、長方形、円、直線といった幾何学図形
の組合せで表現し、前記作図ソフトウェアによりこれら
構成要素となる図形単位に符号化される。符号化された
図形データはコンピュータ20から図形再生部50に転送さ
れ、ここで解読され元の図形情報に展開される。そし
て、合成部70を経て表示装置80に出力される。上記符号
化された図形データは、文字、自然画と同様にファイル
名等を付して、外部記憶装置10に一旦格納する。
次に、これら取込まれた素材を組合わせて各ページを
作成するページ編集ソフトウェアをコンピュータ20の上
で実行する。このソフトウェアは、既に外部記憶装置10
に格納されている各素材データをファイル名等により検
索し、その各データをデータタイプに応じて、自然画再
生部40、図形再生部50、文字再生部60に各々転送し、画
像に展開後合成部70で重ね合わせ表示する。さらに、上
記3種類の画像の相互の表示位置の調整及びページ登録
表を作成するのが上記ページ編集ソフトウェアの主な機
能である。
作成するページ編集ソフトウェアをコンピュータ20の上
で実行する。このソフトウェアは、既に外部記憶装置10
に格納されている各素材データをファイル名等により検
索し、その各データをデータタイプに応じて、自然画再
生部40、図形再生部50、文字再生部60に各々転送し、画
像に展開後合成部70で重ね合わせ表示する。さらに、上
記3種類の画像の相互の表示位置の調整及びページ登録
表を作成するのが上記ページ編集ソフトウェアの主な機
能である。
このうち、ページ登録表の作成について第2図により
説明する。第2図はページ登録表の1例である。既に作
成済みの個別情報を組合わせて、各ページを作成する
際、実際に各個別情報を読み出して、重ね合わせ表示
後、問題ないことを確認して、前記ページ登録表に記録
する。そこには、ページ番号と、そのページを構成して
いる文字コード、図形データ、自然画データのファイル
名が一覧表の形で記憶され、ページ番号をインデックス
として、そのページを構成しているファイルを知ること
ができる。その他、提示効果を考慮し、ページ単位で各
情報再生順指定や、ファイル名、キーワードをページご
とに付加することも可能である。このページ登録表は巻
単位に作成される。以下に、ユーザがページ登録を行な
う手順を示す。
説明する。第2図はページ登録表の1例である。既に作
成済みの個別情報を組合わせて、各ページを作成する
際、実際に各個別情報を読み出して、重ね合わせ表示
後、問題ないことを確認して、前記ページ登録表に記録
する。そこには、ページ番号と、そのページを構成して
いる文字コード、図形データ、自然画データのファイル
名が一覧表の形で記憶され、ページ番号をインデックス
として、そのページを構成しているファイルを知ること
ができる。その他、提示効果を考慮し、ページ単位で各
情報再生順指定や、ファイル名、キーワードをページご
とに付加することも可能である。このページ登録表は巻
単位に作成される。以下に、ユーザがページ登録を行な
う手順を示す。
(1)素材データの取込み、編集、記録。
(2)ページ単位の重ね合わせ表示。
(3)巻名、ページ番号の入力で表示中のページを自動
的に登録。
的に登録。
(4)必要に応じて各情報の再生順指定や、ページ単位
のファイル名、キーワードを付加。
のファイル名、キーワードを付加。
(5)ページ登録表を外部記憶装置10へ記録。
なお、1つのファイルを複数のページで使用すること
はもちろん、全く同一内容の別ページを作成することも
可能である。また、ページ番号の変更は複数の同一ペー
ジ番号が発生しない範囲で可能であり、特定のページの
構成要素の変更も上記ページ登録表を書き換えることに
より可能である。
はもちろん、全く同一内容の別ページを作成することも
可能である。また、ページ番号の変更は複数の同一ペー
ジ番号が発生しない範囲で可能であり、特定のページの
構成要素の変更も上記ページ登録表を書き換えることに
より可能である。
次に、このようにして作成した一連のページ情報の検
索・再生動作について以下説明する。
索・再生動作について以下説明する。
検索・再生モードとしては、大別して次の3つがあ
る。第1は通常検索モードで、これは直接巻名とページ
番号、あるいはファイル名を入力して検索・表示するも
ので、予め見たいページ番号やファイル名が分かってい
る時に使用する。第2は条件検索モードで、これはキー
ワードを組合せた論理式により検索範囲を絞りリスト出
力し、その中から目的のページを検索・表示する。上記
2つのモードは応用プラグラムからも使用することがで
き、その時の各情報のページ単位での再生順位は引数と
して指定できる。第3のページめくり検索モードは、こ
れは見たいページに関するページ番号やキーワードなど
の手がかりがない時に使用し、ちょうど本のページをめ
くる要領で外部記憶装置10の中に記録された情報の中か
ら希望のページを捜す。第3図を用いてこのページめく
り検索の動作をより詳しく説明する。
る。第1は通常検索モードで、これは直接巻名とページ
番号、あるいはファイル名を入力して検索・表示するも
ので、予め見たいページ番号やファイル名が分かってい
る時に使用する。第2は条件検索モードで、これはキー
ワードを組合せた論理式により検索範囲を絞りリスト出
力し、その中から目的のページを検索・表示する。上記
2つのモードは応用プラグラムからも使用することがで
き、その時の各情報のページ単位での再生順位は引数と
して指定できる。第3のページめくり検索モードは、こ
れは見たいページに関するページ番号やキーワードなど
の手がかりがない時に使用し、ちょうど本のページをめ
くる要領で外部記憶装置10の中に記録された情報の中か
ら希望のページを捜す。第3図を用いてこのページめく
り検索の動作をより詳しく説明する。
第3図はページめくり検索時のコンピュータ20の処理
内容を示す流れ図である。まず、ユーザからのページめ
くりモード設定要求を受けて、メイン処理ではページめ
くりモードに入り、ユーザからのページめくりを開始す
べき巻名とページとを入力してもらう(S1)。もし、入
力がない時は、一番最近アクセスされた巻の第1ページ
から開始する。また、通常モードから特定のキーを押す
ことで、その時表示されているページを起点に検索に入
れる。この巻名を基に当該巻のページ登録表を外部記憶
装置10からロードする(S2)。次に前記ページ登録表の
中から当該ページに含まれている情報の種類と、それら
の個々のファイル名を知る(S3)。まず、文字コードが
含まれているか調べ(S4)、もし存在すればそのファイ
ル名を基に当該ファイルを外部記憶装置10より読み出
し、文字再生部60へ転送する(S5)。もし文字ファイル
が存在しないか、または読み込んだ文字コードの再生部
60への転送が終了したとき、図形ファイルが存在するか
否かをページ登録表上で調べ(S6)、存在すればそれを
外部記憶装置10から読み出し、図形再生部50へ転送する
(S7)。次にもし図形ファイルが存在しないか、または
読み込んだ図形データを再生部50へ転送し終わったと
き、自然画ファイルが存在するか否かをページ登録表上
で調べ(S8)、存在すればそれを外部記憶装置10から読
み出し、自然画再生部40へ転送する(S9)。もし自然画
ファイルが存在しないか、再生部40への転送が終わった
時は割込み待ちとなる。
内容を示す流れ図である。まず、ユーザからのページめ
くりモード設定要求を受けて、メイン処理ではページめ
くりモードに入り、ユーザからのページめくりを開始す
べき巻名とページとを入力してもらう(S1)。もし、入
力がない時は、一番最近アクセスされた巻の第1ページ
から開始する。また、通常モードから特定のキーを押す
ことで、その時表示されているページを起点に検索に入
れる。この巻名を基に当該巻のページ登録表を外部記憶
装置10からロードする(S2)。次に前記ページ登録表の
中から当該ページに含まれている情報の種類と、それら
の個々のファイル名を知る(S3)。まず、文字コードが
含まれているか調べ(S4)、もし存在すればそのファイ
ル名を基に当該ファイルを外部記憶装置10より読み出
し、文字再生部60へ転送する(S5)。もし文字ファイル
が存在しないか、または読み込んだ文字コードの再生部
60への転送が終了したとき、図形ファイルが存在するか
否かをページ登録表上で調べ(S6)、存在すればそれを
外部記憶装置10から読み出し、図形再生部50へ転送する
(S7)。次にもし図形ファイルが存在しないか、または
読み込んだ図形データを再生部50へ転送し終わったと
き、自然画ファイルが存在するか否かをページ登録表上
で調べ(S8)、存在すればそれを外部記憶装置10から読
み出し、自然画再生部40へ転送する(S9)。もし自然画
ファイルが存在しないか、再生部40への転送が終わった
時は割込み待ちとなる。
一方、割込み処理はキーボード30からの予め定めた3
種類のキー入力によって起動され、検索処理、再生処理
の最中でも受け付けられる。3種類のキー入力は、「次
ページへ進む」、「前ページへもどる」、「ページめく
りモードから抜け出る」の3種類の機能を指示するため
に用いられる。割込み処理の内容は、まず検索・再生処
理を中断し(S10)、入力された割込みが上記3種類の
どれかを判断する(S11)。もし、「次ページへ進む」
であればページ数を増やし次のページ番号を指定し、
「前ページへもとる」であればページ数を減らし、1つ
前のページ番号を指定し(S12)、以下同様の検索、再
生処理を続ける。もし割込みキー入力が「ページめくり
モードから抜け出る」であれば同モードを脱出し、通常
モードの入力持ち状態となる。
種類のキー入力によって起動され、検索処理、再生処理
の最中でも受け付けられる。3種類のキー入力は、「次
ページへ進む」、「前ページへもどる」、「ページめく
りモードから抜け出る」の3種類の機能を指示するため
に用いられる。割込み処理の内容は、まず検索・再生処
理を中断し(S10)、入力された割込みが上記3種類の
どれかを判断する(S11)。もし、「次ページへ進む」
であればページ数を増やし次のページ番号を指定し、
「前ページへもとる」であればページ数を減らし、1つ
前のページ番号を指定し(S12)、以下同様の検索、再
生処理を続ける。もし割込みキー入力が「ページめくり
モードから抜け出る」であれば同モードを脱出し、通常
モードの入力持ち状態となる。
以上の処理においてページ単位で指定された各情報の
再生順は無視され、文字、図形、自然画の順で再生され
る。文字コードを最初に検索・再生するのは、文字コー
ドのデータ量が相対的に小さく転送時間が短いものにも
かかわらずそこに含まれる情報量は大きく、さらに再生
に要する時間も短いからである。図形データはデータ量
は比較的小さいが、再生するのに一般に時間を要するの
で2番目とし、自然画はデータ量が多く、転送に時間が
かかるので最後とした。
再生順は無視され、文字、図形、自然画の順で再生され
る。文字コードを最初に検索・再生するのは、文字コー
ドのデータ量が相対的に小さく転送時間が短いものにも
かかわらずそこに含まれる情報量は大きく、さらに再生
に要する時間も短いからである。図形データはデータ量
は比較的小さいが、再生するのに一般に時間を要するの
で2番目とし、自然画はデータ量が多く、転送に時間が
かかるので最後とした。
本実施例によれば、転送・再生速度が早く情報量の多
い文字情報から再生され、しかも再生途中でも不要と判
断した時点で直ちに次のページに進めるのでマルチメデ
ィア情報のページめくり検索において高速に目的とする
ページを探し出すことができる。また、ページ登録表に
よる管理を行なっているので、ページ番号の変更や各ペ
ージの構成要素入れ換えが上記ページ登録表を書き換え
るだけで容易に行なえる。
い文字情報から再生され、しかも再生途中でも不要と判
断した時点で直ちに次のページに進めるのでマルチメデ
ィア情報のページめくり検索において高速に目的とする
ページを探し出すことができる。また、ページ登録表に
よる管理を行なっているので、ページ番号の変更や各ペ
ージの構成要素入れ換えが上記ページ登録表を書き換え
るだけで容易に行なえる。
次に、本発明による第2の実施例を説明する。
構成そのものは第1B図に示したものと全く同一である
ので、以下本実施例の動作を第4図、第5図により説明
する。
ので、以下本実施例の動作を第4図、第5図により説明
する。
第4図は、本実施例により作成したページ登録表の例
であり、第2図に示したものとの相違は各個別情報ファ
イルのデータ容量(バイト数)を登録している点であ
る。この登録は、第1の実施例で述べたページ編集ソフ
トウェアにおいて、最終的なページ内のレイアウトが決
まり登録する時に各個別情報ファイルのデータ量を調査
し、前記ページ登録表に記録することにより行う。この
登録表は、巻名とともに外部記憶装置10に記録される。
であり、第2図に示したものとの相違は各個別情報ファ
イルのデータ容量(バイト数)を登録している点であ
る。この登録は、第1の実施例で述べたページ編集ソフ
トウェアにおいて、最終的なページ内のレイアウトが決
まり登録する時に各個別情報ファイルのデータ量を調査
し、前記ページ登録表に記録することにより行う。この
登録表は、巻名とともに外部記憶装置10に記録される。
検索・再生のコンピュータ20の処理フローを第5図に
示す。まず、メイン処理としては、ページめくりモード
を設定し(S51)、指定された巻のページ登録表をコン
ピュータ20内のメモリにロードしてくる(S52)。そし
て、前記ページ登録表から指定された開始ページの各フ
ァイルのバイト数mt,mg,miを読み出し(S53)、予め与
えられている、外部記憶装置10とコンピュータ20間のデ
ータ転送速度S及び文字コード、図形データ、自然画デ
ータの平均再生速度Rt,Rg,Riを用いて以下の演算処理を
行ない、当該ページ内の各情報の予想再生時間tt,tg,ti
を求め、その時間の小さいものから順に再生する(S54,
S55)。
示す。まず、メイン処理としては、ページめくりモード
を設定し(S51)、指定された巻のページ登録表をコン
ピュータ20内のメモリにロードしてくる(S52)。そし
て、前記ページ登録表から指定された開始ページの各フ
ァイルのバイト数mt,mg,miを読み出し(S53)、予め与
えられている、外部記憶装置10とコンピュータ20間のデ
ータ転送速度S及び文字コード、図形データ、自然画デ
ータの平均再生速度Rt,Rg,Riを用いて以下の演算処理を
行ない、当該ページ内の各情報の予想再生時間tt,tg,ti
を求め、その時間の小さいものから順に再生する(S54,
S55)。
tt=mt・S+mt・Rt tg=mg・S+mg・Rg ti=mi・S+mi・Ri 本実施例によれば、ページごとに最も速く再生が完了
する情報から見ることができるので、全体的にページめ
くり検索時間を短縮することが可能になる。また、外部
記憶装置10のデータ転送速度Sや再生部40,50,60の再生
速度Ri,Rg,Rt等のパラメータが変わった時でも、システ
ム起動後に初期設定を変更するだけで容易に対応可能で
ある。なお、割込み処理のステップS56→S58については
第3図の割込み処理と同様である。
する情報から見ることができるので、全体的にページめ
くり検索時間を短縮することが可能になる。また、外部
記憶装置10のデータ転送速度Sや再生部40,50,60の再生
速度Ri,Rg,Rt等のパラメータが変わった時でも、システ
ム起動後に初期設定を変更するだけで容易に対応可能で
ある。なお、割込み処理のステップS56→S58については
第3図の割込み処理と同様である。
次に本発明による第3の実施例を説明する。装置構成
は第1図に示したものと同じであり、再生時のコンピュ
ータ20の概略処理フローは第5図に示したものとほぼ同
じである。異なる点はページ登録表の構成にあり、第6
図に本実施例によるページ登録表の1例を示す。上述し
た第2の実施例との相違は、ページ登録表作成時に上述
した優先順位付けのための演算を行ない、上記ページ登
録表の中に設けた「ページめくりモード時再生順位」覧
に前記演算の結果得られた順位を予め記録しておく点で
ある。そして、ページめくりモード再生時には前記登録
表中の再生順位を参照して、ページごとに各ファイルの
検索・再生を行なう。
は第1図に示したものと同じであり、再生時のコンピュ
ータ20の概略処理フローは第5図に示したものとほぼ同
じである。異なる点はページ登録表の構成にあり、第6
図に本実施例によるページ登録表の1例を示す。上述し
た第2の実施例との相違は、ページ登録表作成時に上述
した優先順位付けのための演算を行ない、上記ページ登
録表の中に設けた「ページめくりモード時再生順位」覧
に前記演算の結果得られた順位を予め記録しておく点で
ある。そして、ページめくりモード再生時には前記登録
表中の再生順位を参照して、ページごとに各ファイルの
検索・再生を行なう。
本実施例によれば、ページ単位で各情報の最もページ
めくり検索に適した再生順位から予め演算で求められて
いるので、検索速度の向上が可能になると共に、ページ
登録表に要するメモリ容量も節約できる。また、登録表
の内容は修正可能であるので、人為的に、そのページを
特徴付ける情報の順位を上げ、それから先に検索・再生
させることも可能となる。
めくり検索に適した再生順位から予め演算で求められて
いるので、検索速度の向上が可能になると共に、ページ
登録表に要するメモリ容量も節約できる。また、登録表
の内容は修正可能であるので、人為的に、そのページを
特徴付ける情報の順位を上げ、それから先に検索・再生
させることも可能となる。
次に、本発明により第4の実施例を第7図により説明
する。
する。
第7図は、本発明による第4の実施例の構成図であ
る。同図において、第1B図における構成要素と同一の構
成要素には同一番号を付している。新たに追加した構成
要素は、外部記憶装置10から転送されてきた自然画デー
タをコンピュータ20の管理の元に一時的に蓄える自然画
用バッファメモリ110と、同じく図形データを一時的に
蓄える図形用バッファメモリ120と、文字コードを蓄え
る文字用バッファメモリ130である。
る。同図において、第1B図における構成要素と同一の構
成要素には同一番号を付している。新たに追加した構成
要素は、外部記憶装置10から転送されてきた自然画デー
タをコンピュータ20の管理の元に一時的に蓄える自然画
用バッファメモリ110と、同じく図形データを一時的に
蓄える図形用バッファメモリ120と、文字コードを蓄え
る文字用バッファメモリ130である。
次に、本実施例におけるページめくりモードでの動作
を第8図を用いて説明する。本実施例におけるページ登
録表は、第2図のそれと同一である。
を第8図を用いて説明する。本実施例におけるページ登
録表は、第2図のそれと同一である。
まず、メイン処理において、ページめくりモードを設
定(S70)後、入力された巻のページ登録表を外部記憶
装置10からコンピュータ20内の作業用メモリにロードし
てくる(S71)。次に、与えられた開始ページ番号を基
に前記ページ登録表を検索し(S72)、当該ページの文
字ファイル名を知る。そして、前記文字ファイルを外部
記憶装置10から読み出し(S73)、コンピュータ20の制
御により、文字再生部60に転送する(S74)。文字コー
ドの転送が終わると直ちに、図形用バッファメモリ120
を検索して(S75)、当該ページの図形ファイルが既に
取り込まれているか調べ(S76)、なければ外部記憶装
置10からロードし(S77,S78)、図形再生部50へ転送す
る(S79)。もし、当該ページが既にバッファメモリ120
内に取込まれていれば、そこから直接図形再生部50へ高
速転送する(S79)。図形再生部50へのデータ転送が完
了すると、次は自然画用バッファメモリ110を調べ(S8
0,S81)、当該ページが既に取り込まれていれば、上述
した図形ファイルと同様に、直接自然画再生部40へ高速
転送する(S89)。もし、バッファメモリ110に存在しな
ければ外部記憶装置10からロードし(S82,S83)、自然
画再生部50へ転送する(S89)。自然画再生部50への転
送が完了すると、ページ登録表を調べ、現在再生中のペ
ージから近い順に、前後のページの文字ファイルを次々
に外部記憶装置10からロードし、文字用バッファメモリ
130が満ぱいになるまで取込む(S90)。この時、現在再
生中のページよりも予め定めたページ数以上離れたペー
ジのデータ格納領域は更新する。この際、各ページの境
界に特別な区切り記号とページ番号を合わせて記録し、
高速に検索ができるようにする。文字用バッファメモリ
130が満ぱいになったら、同様にして図形用バッファメ
モリ120に次ページ以降の図形ファイルを満ぱいにする
まで記録する(S91)。さらに、自然画用バッファメモ
リ110にも次ページ以降の自然画ファイルを満ぱいにな
るまで記録し(S92)、割込み待ち状態になる。
定(S70)後、入力された巻のページ登録表を外部記憶
装置10からコンピュータ20内の作業用メモリにロードし
てくる(S71)。次に、与えられた開始ページ番号を基
に前記ページ登録表を検索し(S72)、当該ページの文
字ファイル名を知る。そして、前記文字ファイルを外部
記憶装置10から読み出し(S73)、コンピュータ20の制
御により、文字再生部60に転送する(S74)。文字コー
ドの転送が終わると直ちに、図形用バッファメモリ120
を検索して(S75)、当該ページの図形ファイルが既に
取り込まれているか調べ(S76)、なければ外部記憶装
置10からロードし(S77,S78)、図形再生部50へ転送す
る(S79)。もし、当該ページが既にバッファメモリ120
内に取込まれていれば、そこから直接図形再生部50へ高
速転送する(S79)。図形再生部50へのデータ転送が完
了すると、次は自然画用バッファメモリ110を調べ(S8
0,S81)、当該ページが既に取り込まれていれば、上述
した図形ファイルと同様に、直接自然画再生部40へ高速
転送する(S89)。もし、バッファメモリ110に存在しな
ければ外部記憶装置10からロードし(S82,S83)、自然
画再生部50へ転送する(S89)。自然画再生部50への転
送が完了すると、ページ登録表を調べ、現在再生中のペ
ージから近い順に、前後のページの文字ファイルを次々
に外部記憶装置10からロードし、文字用バッファメモリ
130が満ぱいになるまで取込む(S90)。この時、現在再
生中のページよりも予め定めたページ数以上離れたペー
ジのデータ格納領域は更新する。この際、各ページの境
界に特別な区切り記号とページ番号を合わせて記録し、
高速に検索ができるようにする。文字用バッファメモリ
130が満ぱいになったら、同様にして図形用バッファメ
モリ120に次ページ以降の図形ファイルを満ぱいにする
まで記録する(S91)。さらに、自然画用バッファメモ
リ110にも次ページ以降の自然画ファイルを満ぱいにな
るまで記録し(S92)、割込み待ち状態になる。
一方、割込み処理は、上述したメイン処理のページ登
録表ロード完了後の任意のタイミングでキーボード30か
ら予め定めた3通りのキー入力により開始する。これら
3通りのキー入力とは、第1の実施例に示した「次ペー
ジ」、「前ページ」、「脱出」を意味する。まず、いず
れのキーであれ、実行中の検索、再生処理を中断する
(S84)。次に、入力キーが「脱出」であればページめ
くりモードを脱出し(S85)、「次ページ」キーであれ
ば現行のページ番号を1増やし、「前ページ」キーであ
れば1減らして(S86)、前記文字用バッファメモリ130
内に希望のページの文字ファイルがあるか検索する(S8
7,S88)。もしあれば、その文字ファイルを文字再生部6
0へ転送(S74)、もしなければページ登録表より文字フ
ァイル名を検索し(S72)、外部記憶装置10より文字再
生部60へ転送する。
録表ロード完了後の任意のタイミングでキーボード30か
ら予め定めた3通りのキー入力により開始する。これら
3通りのキー入力とは、第1の実施例に示した「次ペー
ジ」、「前ページ」、「脱出」を意味する。まず、いず
れのキーであれ、実行中の検索、再生処理を中断する
(S84)。次に、入力キーが「脱出」であればページめ
くりモードを脱出し(S85)、「次ページ」キーであれ
ば現行のページ番号を1増やし、「前ページ」キーであ
れば1減らして(S86)、前記文字用バッファメモリ130
内に希望のページの文字ファイルがあるか検索する(S8
7,S88)。もしあれば、その文字ファイルを文字再生部6
0へ転送(S74)、もしなければページ登録表より文字フ
ァイル名を検索し(S72)、外部記憶装置10より文字再
生部60へ転送する。
本実施例によれば、各ページの再生処理中あるいは、
利用者が画面の細部の確認などのため一部のページをじ
っくりと見ている空き期間に、再生中のページの近辺の
ページを外部記憶装置10のアクセル時間よりもはるかに
高速なバッファメモリに格納しておけるので、キー入力
後、各情報ファイルを転送するのに要する平均時間を短
縮することが可能となる。また、転送・再生時間の短い
割りに情報量の多い文字情報からバッファメモリに格納
するので平均検索時間をさらに短縮することができる。
利用者が画面の細部の確認などのため一部のページをじ
っくりと見ている空き期間に、再生中のページの近辺の
ページを外部記憶装置10のアクセル時間よりもはるかに
高速なバッファメモリに格納しておけるので、キー入力
後、各情報ファイルを転送するのに要する平均時間を短
縮することが可能となる。また、転送・再生時間の短い
割りに情報量の多い文字情報からバッファメモリに格納
するので平均検索時間をさらに短縮することができる。
以上の実施例において、ページ登録表には汎用性を持
たせるための各情報ファイルはファイル名で登録した
が、例えば外部記憶装置10としてCD−ROM(Compact Dis
c Read Only Memory)のような読み出し専用メモリを用
いる場合、登録表の内容やファイルの内容・位置を変更
する可能性がないので、各情報ファイル格納セクタ番号
を直接記録しておけば、より高効率に検索可能となるこ
とは当業者の容易に理解するところである。
たせるための各情報ファイルはファイル名で登録した
が、例えば外部記憶装置10としてCD−ROM(Compact Dis
c Read Only Memory)のような読み出し専用メモリを用
いる場合、登録表の内容やファイルの内容・位置を変更
する可能性がないので、各情報ファイル格納セクタ番号
を直接記録しておけば、より高効率に検索可能となるこ
とは当業者の容易に理解するところである。
また、以上の説明においてページ単位に提示する情報
は、便宜上文字、図形、自然画としたが、音声やディジ
タル化された動画なども考えられることは明らかであ
る。
は、便宜上文字、図形、自然画としたが、音声やディジ
タル化された動画なども考えられることは明らかであ
る。
[発明の効果] 本実施例によれば、複数種類の情報をページ単位に合
成して提示するシステムで、ページめくり検索を行なう
時は、通常のページごとに決めた提示順位とは別に、検
索・再生に要する時間が短い情報から先に提示すること
ができるので、ページめくり検索により希望のページを
見つける作業を高速化、高効率化することができる。
成して提示するシステムで、ページめくり検索を行なう
時は、通常のページごとに決めた提示順位とは別に、検
索・再生に要する時間が短い情報から先に提示すること
ができるので、ページめくり検索により希望のページを
見つける作業を高速化、高効率化することができる。
第1A図は本発明による情報検索装置の構成図、第1B図は
本発明の第1の実施例の構成図、第2図は前記実施例を
説明するための概念図、第3図は前記実施例の動作を説
明するための流れ図、第4図は、第2の実施例を説明す
るための概念図、第5図は第4図の実施例の動作を説明
するための流れ図、第6図は第3の実施例を説明するた
めの概念図、第7図は第4の実施例の構成図、第8図は
第7図の実施例の動作を説明するための流れ図である。 10……外部記憶装置、20……コンピュータ 40……自然画再生部、50……図形再生部 60……文字再生部、70……合成部 80……表示装置
本発明の第1の実施例の構成図、第2図は前記実施例を
説明するための概念図、第3図は前記実施例の動作を説
明するための流れ図、第4図は、第2の実施例を説明す
るための概念図、第5図は第4図の実施例の動作を説明
するための流れ図、第6図は第3の実施例を説明するた
めの概念図、第7図は第4の実施例の構成図、第8図は
第7図の実施例の動作を説明するための流れ図である。 10……外部記憶装置、20……コンピュータ 40……自然画再生部、50……図形再生部 60……文字再生部、70……合成部 80……表示装置
Claims (8)
- 【請求項1】表現形式の異なる複数種類の情報を記憶す
る記憶手段から必要な情報を検索し、該検索された情報
を再生手段に転送して再生する情報検索方法であって、 上記複数種類の情報の組合せをページごとに登録してお
き、 上記情報をページめくり検索する際に、上記登録内容を
参照して、上記複数種類の情報のうち、検索・再生に要
する時間が短い種類の情報から先に再生を行うようにし
たことを特徴とする情報検索方法。 - 【請求項2】上記各ページの再生により、目的のページ
でないことを認識した時点で、強制的にページを更新す
ることを特徴とする請求項1記載の情報検索方法。 - 【請求項3】表現形式の異なる複数種類の情報を記憶す
る記憶手段から必要な情報を検索し、該検索された情報
を再生手段に転送して再生する情報検索装置であって、 上記複数種類の情報の組合せをページごとに登録するペ
ージ登録手段と、 該ページ登録手段を参照して上記記憶手段から必要な情
報を検索し、該検索された情報を上記再生手段に転送す
る検索手段と、 各ページについて上記複数種類の情報のうち上記再生手
段へ転送する順位を定める再生順位制御手段と、 上記再生手段の再生を中断し、ページを更新するページ
更新手段とを備えることを特徴とする情報検索装置。 - 【請求項4】上記再生順位制御手段は、上記情報の種類
ごとに予め固定されている優先順位に従って上記順位を
定めることを特徴とする請求項3記載の情報検索装置。 - 【請求項5】上記再生順位制御手段は、各ページの再生
時に上記情報種類ごとに検索・再生に要する予測時間を
演算により求め、該予測時間の小さい情報の種類の順位
を優先するよう上記順位を定めることを特徴とする請求
項3記載の情報検索装置。 - 【請求項6】上記ページ登録手段はページごとに上記情
報の種類の優先順位を予め登録し、上記再生順位制御手
段は上記ページ登録手段に登録された優先順位に従って
当該ページごとに上記順位を定めることを特徴とする請
求項3記載の情報検索装置。 - 【請求項7】上記検索手段は、上記複数の種類ごとに情
報を格納するバッファメモリと、現在再生中のページの
前および/または後の複数ページの情報を、空き時間に
上記記憶手段から上記バッファメモリに取込むバッファ
制御手段とを有することを特徴とする請求項3記載の情
報検索装置。 - 【請求項8】上記バッファ制御手段は、上記複数種類の
情報を検索・再生速度の速いものから優先的に上記バッ
ファに格納することを特徴とする請求項7記載の情報検
索装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63174748A JP2509303B2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 情報検索方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63174748A JP2509303B2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 情報検索方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223469A JPH0223469A (ja) | 1990-01-25 |
JP2509303B2 true JP2509303B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=15983992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63174748A Expired - Fee Related JP2509303B2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 情報検索方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509303B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10222531A (ja) * | 1997-02-03 | 1998-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | データ出力システム |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6002798A (en) * | 1993-01-19 | 1999-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for creating, indexing and viewing abstracted documents |
JP3344778B2 (ja) * | 1993-06-30 | 2002-11-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP4279905B2 (ja) * | 1994-02-18 | 2009-06-17 | ソニー株式会社 | 放送システムおよび受信端末 |
JPH11282868A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Sharp Corp | 再生表示装置 |
WO1999022314A1 (fr) | 1997-10-29 | 1999-05-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif de commande d'affichage et dispositif de reproduction d'affichage pour livres electroniques |
-
1988
- 1988-07-13 JP JP63174748A patent/JP2509303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10222531A (ja) * | 1997-02-03 | 1998-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | データ出力システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223469A (ja) | 1990-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |