JP2002175317A

JP2002175317A - 情報検索方法及び装置並びに記憶媒体

Info

Publication number: JP2002175317A
Application number: JP2000371962A
Authority: JP
Inventors: Tomomi Takada; 智美高田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2000-12-06
Filing date: 2000-12-06
Publication date: 2002-06-21

Abstract

(57)【要約】【課題】目的とする所望のマルチメディア情報を高精
度に且つ迅速に検索することができる情報検索方法及び
装置を提供する。【解決手段】ＣＰＵ１０１により、検索対象となるマ
ルチメディア情報が表現している内容に対応付けられた
カテゴリに応じて検索要求語に関連付けられた関連語を
選択し、該選択された前記関連語と前記マルチメディア
情報に付与された内容語とを照合するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像情報
等のマルチメディア情報を検索する情報検索方法及び装
置並びにこの情報検索装置を制御するための制御プログ
ラムを格納した記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、画像等のマルチメディア情報を検
索する情報検索装置において、入力されたキーワード
と、マルチメディア情報に対応付けられたキーワードと
の一致を図ることによって所望のマルチメディア情報を
取得する情報検索装置が実現されている。また、入力さ
れたキーワードだけではなく、入力されたキーワードと
関連する関連キーワードとマルチメディア情報に対応付
けられたキーワードとの一致を図ることによって、入力
したキーワードとの完全一致のみでは得られなかったマ
ルチメディア情報を取得する情報検索装置もまた実現さ
れている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、入力されたキーワードに関連する
関連キーワードとマルチメディア情報に対応付けられた
キーワードとの一致によって情報を検索する場合に、検
索対象データに対してキーワードの適合性を考慮してい
なかったため、操作者が意図する検索結果が得られない
という問題点があった。

【０００４】例えば、「爽やか」という情報の検索要求
に対する関連キーワードである「高原」、「青空」は、
「爽やか」な自然風景の画像を検索する際には有効であ
る。しかし、人物をテーマにした画像は、これらのキー
ワードで検索しても意味がないだけでなく、これらのキ
ーワードで検索したために「爽やかな人物」とは異なる
画像が検索されてしまうことも考えられる。「爽やか」
という情報の検索要求に対して人物の画像を検索する場
合には、「笑顔」、「スポーツマン」等の爽やかな人物
を表現した関連キーワードによる検索が効果的である。

【０００５】このように、検索対象である画像の内容や
テーマを考慮せずに関連キーワードによる検索を行なう
と、検索の効率が低下するだけではなく、操作者の意に
そぐわない画像が検索されてしまうという問題点があっ
た。

【０００６】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第１の
目的とするところは、目的とする所望のマルチメディア
情報を高精度に且つ迅速に検索することができる情報検
索方法及び装置を提供することにある。

【０００７】また、本発明の第２の目的とするところ
は、上述した本発明の情報検索装置を制御するための制
御プログラムを格納した記憶媒体を提供することにあ
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るために請求項１に記載の情報検索方法は、検索対象と
なるマルチメディア情報が表現している内容に対応付け
られたカテゴリに応じて検索要求語に関連付けられた関
連語を選択する関連語選択工程と、前記関連語選択工程
により選択された前記関連語と前記マルチメディア情報
に付与された内容語とを照合する照合工程とを有するこ
とを特徴とする。

【０００９】また、上記第１の目的を達成するために請
求項２に記載の情報検索方法は、請求項１に記載の情報
検索方法において、前記マルチメディア情報は画像情報
であることを特徴とする。

【００１０】また、上記第１の目的を達成するために請
求項３に記載の情報検索方法は、請求項１または２に記
載の情報検索方法において、前記カテゴリは分野やテー
マであることを特徴とする。

【００１１】また、上記第１の目的を達成するために請
求項４に記載の情報検索装置は、検索対象となるマルチ
メディア情報が表現している内容に対応付けられたカテ
ゴリに応じて検索要求語に関連付けられた関連語を選択
する関連語選択手段と、前記関連語選択手段により選択
された前記関連語と前記マルチメディア情報に付与され
た内容語とを照合する照合手段とを有することを特徴と
する。

【００１２】また、上記第１の目的を達成するために請
求項５に記載の情報検索装置は、請求項４に記載の情報
検索装置において、前記マルチメディア情報は画像情報
であることを特徴とする。

【００１３】また、上記第１の目的を達成するために請
求項６に記載の情報検索装置は、請求項４または５に記
載の情報検索装置において、前記カテゴリは分野やテー
マであることを特徴とする。

【００１４】また、上記第１の目的を達成するために請
求項７に記載の情報検索方法は、マルチメディア情報の
特徴を表わすキーワードを各情報に対応付けて格納する
内容語格納工程と、前記マルチメディア情報が表現して
いる内容から各情報を少なくとも１つのカテゴリに分類
しその情報が属するカテゴリと各情報とを対応付けて格
納するカテゴリ格納工程と、検索語を入力する検索語入
力工程と、前記検索語に対応する見出し語と該見出し語
に関連するカテゴリとを対応付けて概念判別辞書に記憶
する概念判別工程と、前記概念判別辞書から前記検索語
に対応する見出し語に関連するカテゴリを取得する検索
カテゴリ取得工程と、前記検索語を関連のある語に展開
するための関連語辞書を用いて前記検索語を該検索語に
関連のあるカテゴリに対応した関連語に展開する関連語
展開工程と、前記検索語に対応付けられたカテゴリとマ
ルチメディア情報に対応付けられたカテゴリとを比較す
ることによって前記検索語に対応付けられたカテゴリに
適したマルチメディア情報を検索する第１検索処理工程
と、前記第１検索処理工程により検索されたマルチメデ
ィア情報に対応付けられた内容語とそのマルチメディア
情報の属するカテゴリに適した関連語とを比較すること
によって前記検索語に適したマルチメディア情報を検索
する第２検索処理工程とを有することを特徴とする。

【００１５】また、上記第１の目的を達成するために請
求項８に記載の情報検索方法は、請求項７に記載の情報
検索方法において、前記検索語に対応したカテゴリを指
定するための検索カテゴリ指定工程を有し、この検索カ
テゴリ指定工程により、操作者が所望のカテゴリを少な
くとも１つ指定することが可能なことを特徴とする。

【００１６】また、上記第１の目的を達成するために請
求項９に記載の情報検索方法は、請求項７または８に記
載の情報検索方法において、前記マルチメディア情報は
画像情報であることを特徴とする。

【００１７】また、上記第１の目的を達成するために請
求項１０に記載の情報検索方法は、請求項７〜９のいず
れかに記載の情報検索方法において、前記カテゴリは分
野やテーマであることを特徴とする。

【００１８】また、上記第１の目的を達成するために請
求項１１に記載の情報検索装置は、マルチメディア情報
の特徴を表わすキーワードを各情報に対応付けて格納す
る内容語格納手段と、前記マルチメディア情報が表現し
ている内容から各情報を少なくとも１つのカテゴリに分
類しその情報が属するカテゴリと各情報とを対応付けて
格納するカテゴリ格納手段と、検索語を入力する検索語
入力手段と、前記検索語に対応する見出し語と該見出し
語に関連するカテゴリとを対応付けて概念判別辞書に記
憶する概念判別手段と、前記概念判別辞書から前記検索
語に対応する見出し語に関連するカテゴリを取得する検
索カテゴリ取得手段と、前記検索語を関連のある語に展
開するための関連語辞書を用いて前記検索語を該検索語
に関連のあるカテゴリに対応した関連語に展開する関連
語展開手段と、前記検索語に対応付けられたカテゴリと
マルチメディア情報に対応付けられたカテゴリとを比較
することによって前記検索語に対応付けられたカテゴリ
に適したマルチメディア情報を検索する第１検索処理手
段と、前記第１検索処理手段により検索されたマルチメ
ディア情報に対応付けられた内容語とそのマルチメディ
ア情報の属するカテゴリに適した関連語とを比較するこ
とによって前記検索語に適したマルチメディア情報を検
索する第２検索処理手段とを有することを特徴とする。

【００１９】また、上記第１の目的を達成するために請
求項１２に記載の情報検索装置は、請求項１１に記載の
情報検索装置において、前記検索語に対応したカテゴリ
を指定するための検索カテゴリ指定手段を有し、この検
索カテゴリ指定手段により、操作者が所望のカテゴリを
少なくとも１つ指定することが可能なことを特徴とす
る。

【００２０】また、上記第１の目的を達成するために請
求項１３に記載の情報検索装置は、請求項１４または１
５に記載の情報検索装置において、前記マルチメディア
情報は画像情報であることを特徴とする。

【００２１】また、上記第１の目的を達成するために請
求項１４に記載の情報検索装置は、請求項１１〜１３の
いずれかに記載の情報検索装置において、前記カテゴリ
は分野やテーマであることを特徴とする。

【００２２】また、上記第２の目的を達成するために請
求項１５に記載の記憶媒体は、管理されているマルチメ
ディア情報から所望の情報を検索する情報検索装置を制
御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記制御プログラムは、検索対象となるマルチメデ
ィア情報が表現している内容に対応付けられたカテゴリ
に応じて検索要求語に関連付けられた関連語を選択する
関連語選択モジュールと、前記関連語選択モジュールに
より選択された前記関連語と前記マルチメディア情報に
付与された内容語とを照合する照合モジュールとを有す
ることを特徴とする。

【００２３】また、上記第２の目的を達成するために請
求項１６に記載の記憶媒体は、請求項１５に記載の記憶
媒体において、前記マルチメディア情報は画像情報であ
ることを特徴とする。

【００２４】また、上記第２の目的を達成するために請
求項１７に記載の記憶媒体は、請求項１５または１６に
記載の記憶媒体において、前記カテゴリは分野やテーマ
であることを特徴とする。

【００２５】また、上記第２の目的を達成するために請
求項１８に記載の記憶媒体は、管理されているマルチメ
ディア情報から所望の情報を検索する情報検索装置を制
御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記制御プログラムは、マルチメディア情報の特徴
を表わすキーワードを各情報に対応付けて格納する内容
語格納モジュールと、前記マルチメディア情報が表現し
ている内容から各情報を少なくとも１つのカテゴリに分
類しその情報が属するカテゴリと各情報とを対応付けて
格納するカテゴリ格納モジュールと、検索語を入力する
検索語入力モジュールと、前記検索語に対応する見出し
語と該見出し語に関連するカテゴリとを対応付けて概念
判別辞書に記憶する概念判別モジュールと、前記概念判
別辞書から前記検索語に対応する見出し語に関連するカ
テゴリを取得する検索カテゴリ取得モジュールと、前記
検索語を関連のある語に展開するための関連語辞書を用
いて前記検索語を該検索語に関連のあるカテゴリに対応
した関連語に展開する関連語展開モジュールと、前記検
索語に対応付けられたカテゴリとマルチメディア情報に
対応付けられたカテゴリとを比較することによって前記
検索語に対応付けられたカテゴリに適したマルチメディ
ア情報を検索する第１検索処理モジュールと、前記第１
検索処理モジュールにより検索されたマルチメディア情
報に対応付けられた内容語とそのマルチメディア情報の
属するカテゴリに適した関連語とを比較することによっ
て前記検索語に適したマルチメディア情報を検索する第
２検索処理モジュールとを有することを特徴とする。

【００２６】また、上記第２の目的を達成するために請
求項１９に記載の記憶媒体は、請求項１８に記載の記憶
媒体において、前記制御プログラムは、前記検索語に対
応したカテゴリを指定するための検索カテゴリ指定モジ
ュールを有し、この検索カテゴリ指定モジュールによ
り、操作者が所望のカテゴリを少なくとも１つ指定する
ことが可能なことを特徴とする。

【００２７】また、上記第２の目的を達成するために請
求項２０に記載の記憶媒体は、請求項１８または１９に
記載の記憶媒体において、前記マルチメディア情報は画
像情報であることを特徴とする。

【００２８】更に、上記第２の目的を達成するために請
求項２１に記載の記憶媒体は、請求項１８〜２０のいず
れかに記載の記憶媒体において、前記カテゴリは分野や
テーマであることを特徴とする。

【００２９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。

【００３０】（第１の実施の形態）まず、本発明の第１
の実施の形態を図１〜図１３に基づき説明する。

【００３１】図１は、本実施の形態に係る情報検索装置
の全体構成を示すブロック図である。

【００３２】同図において、１０１はマイクロプロセッ
サ（ＣＰＵ；中央処理装置）であり、情報検索のための
演算及び論理判断等を行ない、アドレスバスＡＢ、コン
トロールバスＣＢ、データバスＤＢを介して、それらの
バスに接続された後述する各構成要素を制御する。アド
レスバスＡＢは、マイクロプロセッサ（ＣＰＵ）１０１
の制御の対象とする構成要素を指示するアドレス信号を
転送する。コントロールバスＣＢは、マイクロプロセッ
サ（ＣＰＵ）１０１の制御の対象とする構成要素を指示
するコントロール信号を転送して印加する。データバス
ＤＢは、各構成要素相互間のデータの転送を行なう。

【００３３】１０２はＲＯＭ（リードオンリーメモリ；
読み出し専用記憶素子）であり、本実施の形態において
実行される処理プログラム等の制御プログラムを格納す
る。１０３は１ワード１６ビットで構成されるＲＡＭ
（ランダムアクセスメモリ）であって、各構成要素から
の各種データの一時記憶に用いられる。また、図２にお
いて後述する検索語保持部２０２、検索カテゴリ保持部
２０３、展開連想語保持部２０９、検索結果保持部２１
２を記憶する。

【００３４】１０４は外部メモリ（ＤＩＳＫ）であり、
図２において後述する画像（情報）保持部２０５、画像
（情報）内容語保持部２０６、画像（情報）カテゴリ保
持部２０７、連想語辞書２１１、概念判別辞書２１３を
格納する。また、図２において後述する検索要求入力処
理部２０１、検索カテゴリによる画像（情報）カテゴリ
検索処理部２０４、連想語展開処理部２０８、連想語に
よる画像（情報）内容語検索処理部２１０の各処理を実
行するプログラムが格納される。また、これらのプログ
ラムを格納する記憶媒体としては、ＲＯＭ、フロッピー
（登録商標）ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、メモリカード、
光磁気ディスク等を用いることができる。

【００３５】１０５はキーボード（ＫＢ）であり、アル
ファベットキー、ひらがなキー、カタカナキー、句点等
の文字記号入力キー、検索を指示する検索キー及びカー
ソル移動を指示するカーソル移動キー等のような各種の
機能キーを備えている。１０６は表示用ビデオメモリ
（ＶＲＡＭ）であり、表示すべきデータのパターンを蓄
える。１０７はＣＲＴコントローラ（ＣＲＴＣ）であ
り、表示用ビデオメモリ（ＶＲＡＭ）１０６に蓄えられ
た内容を後述する表示装置（ＣＲＴ）１０８に表示する
役割を担う。１０８は陰極線管等を用いた表示装置（Ｃ
ＲＴ）であり、その表示装置（ＣＲＴ）１０８における
ドット構成の表示パターン及びカーソルの表示をＣＲＴ
コントローラ（ＣＲＴＣ）１０７で制御する。１０９は
ネットワークコントローラ（ＮＩＣ）であり、イーサー
ネット（Ｅｔｈｅｒｎｅｔ）等のネットワークに接続す
る役割を担う。

【００３６】上述したような各構成要素からなる本実施
の形態に係る情報検索装置においては、キーボード（Ｋ
Ｂ）１０５からの入力及びネットワークコントローラ
（ＮＩＣ）１０９から供給されるネットワーク経由の各
種入力に応じて作動するものであって、キーボード（Ｋ
Ｂ）１０５からの入力及びネットワークコントローラ
（ＮＩＣ）１０９からの入力が供給されると、まず、イ
ンタラプト信号がマイクロプロセッサ（ＣＰＵ）１０１
に送られ、そのマイクロプロセッサ（ＣＰＵ）１０１が
外部メモリ（ＤＩＳＫ）１０４内に記憶してある各種の
制御信号を読み出し、その読み出した制御信号に従って
各種の制御が行なわれる。

【００３７】また、本発明に係わるプログラムを格納し
た記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステ
ム或いは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出して実行することによっても本
発明は達成される。

【００３８】図２は、本実施の形態に係る情報検索装置
の機能構成を示すブロック図である。

【００３９】同図において、２０１は検索要求入力処理
部であり、所望の検索対象に関する要求事項を入力す
る。２０２は検索語保持部で、検索要求入力処理部２０
１により入力された検索語を記憶するもので、図１のＲ
ＡＭ１０３に格納される。２０３は検索カテゴリ保持部
で、検索要求入力処理部２０１により入力された検索カ
テゴリを記憶するもので、図１のＲＡＭ１０３に格納さ
れる。２０４は画像（情報）カテゴリ検索処理部であ
り、後述する画像（情報）カテゴリ保持部２０７に格納
された画像（情報）カテゴリのうち、検索カテゴリ保持
部２０３に保持された検索カテゴリと合致するものを検
索する。

【００４０】２０５は画像（情報）保持部であり、検索
対象となる画像（情報）を格納するもので、この画像保
持部２０５のデータ格納例を後述する図４に示す。２０
６は情報（画像）内容語保持部であり、画像保持部２０
５に格納された画像（情報）に描写されている概念を言
語で記述し格納するもので、この画像内容語保持部２０
６のデータ格納例を後述する図５及び図６に示す。２０
７は画像（情報）カテゴリ保持部であり、画像保持部２
０５に格納された画像（情報）に描写されている概念を
カテゴリに分類し、画像（情報）と対応付けて格納する
もので、この画像カテゴリ保持部２０７のデータ格納例
を後述する図７に示す。

【００４１】２０８は連想語展開処理部であり、検索語
保持部２０２に記憶された検索語を後述する連想語辞書
２１１を参照して連想語に展開する。２０９は展開連想
語保持部であり、連想語展開処理部２０８により展開さ
れた連想語を一時的に保持するもので、図１のＲＡＭ１
０３に格納される。２１０は連想語による画像（情報）
内容語検索処理であり、後述する検索結果保持部２１２
に記憶された画像（情報）カテゴリの検索結果を参照し
て、展開連想語保持部２０９に格納された連想語と合致
するものを検索する。２１１は連想語辞書であり、見出
しとなる概念毎に連想される連想語を連想カテゴリと対
応させて格納するもので、この連想語辞書２１１のデー
タ格納例を後述する図８に示す。２１２は検索結果保持
部であり、画像カテゴリ検索処理部２０４により検索さ
れた画像（情報）カテゴリの検索結果を一時的に保持す
る。２１３は概念判別辞書であり、検索対象となる概念
に関係する検索カテゴリを格納するもので、この概念判
別辞書２１３のデータ格納例を後述する図９に示す。

【００４２】図３は、検索要求入力処理部２０１におい
て、どのようなテーマの画像（情報）を検索するかを操
作者が選択する場合の検索カテゴリ選択画面の表示例を
示す図である。同図において、検索対象となる画像（情
報）に対して、検索分類として「自然風景」、「人
物」、「生物・動物」、「テクスチャ」等が存在するこ
とを示している。キーボード（ＫＢ）１０５上のカーソ
ル移動キーを押下することにより、網かけ表示部は「自
然風景」から「人物」または「生物・動物」というよう
に遷移し、操作者は所望のカテゴリを選択することがで
きる。

【００４３】図４は、本実施の形態に係る情報検索装置
における画像ＩＤ（識別子）と画像ファイル格納パスと
を対応付けた画像保持部２０５のデータ格納例を示す図
である。同図において、４０１は画像ＩＤ（識別子）で
あり、１つの画像ファイルにつき一意に付与された識別
番号である。４０２は画像ＩＤ４０１に対応する画像フ
ァイルの外部メモリ（ＤＩＳＫ）１０４における格納先
を示す画像ファイルパスであり、ＭＳ−ＤＯＳのディレ
クトリとファイルに相当する。図示していないが、画像
ファイルはヘッダ部と画像データ部とに分けられる。ヘ
ッダ部には、その画像ファイルからデータを読み取ると
きに必要な情報や画像の内容を説明する付帯的な情報が
格納され、その画像フォーマット名を示す画像フォーマ
ットＩＤ（識別子）、ファイルサイズ、画像の幅・高さ
・深さ、画像圧縮の有無、カラーパレットの情報、解像
度、画像データの格納位置へのオフセット等の情報が格
納されている。画像データ部は、画像データを順次格納
している部分である。本実施の形態において、このよう
な画像フォーマットとして、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ社のＢ
ＭＰフォーマットを用いるものとするが、ＧＩＦフォー
マット或いはＪＰＥＧ，ＦｌａｓｈＰｉｘ等、その他の
圧縮フォーマットを用いても同様の構成をなすことがで
きる。

【００４４】図５は、画像ＩＤと画像内容語とを対応付
けた画像内容語保持部２０６のデータ格納例を示す図で
ある。同図において、５０１は画像ＩＤ（識別子）であ
り、図４の画像ＩＤ４０１と対応している。５０２は画
像ＩＤ５０１に対応する画像ファイルを描写する画像内
容語である。この画像内容語５０２は画像に描写されて
いる画像特徴を言葉にしたもので、キーワードを文字コ
ード（例えば、ｕｎｉｃｏｄｅ）で格納する。キーワー
ドは、１つの画像について複数個格納してもよく、画像
内容語保持部２０６は画像ＩＤ５０１をキーとする画像
内容語５０２のリストで表わされる。

【００４５】図６は、図５に示す画像内容語保持部２０
６の格納データを画像内容語をキーとして画像ＩＤのリ
ストで格納したテーブルを示し、同図において、６０１
は画像内容語、６０２は画像内容語６０１に対応する画
像ＩＤ（識別子）であり、画像内容語６０１をキーワー
ドとして含む全ての画像ＩＤ６０２が格納される。

【００４６】図７は、画像ＩＤと画像カテゴリとを対応
付けた画像カテゴリ保持部２０７のデータ格納例を示す
図である。同図において、７０１は画像ＩＤ（識別子）
であり、図４の画像ＩＤ４０１と対応している。７０２
は画像ＩＤ７０１に対応する画像カテゴリである。画像
カテゴリ７０２は、画像に描写されている内容やテーマ
等を分類して、それぞれに名前を割り当てたもので、手
動またはキーワード等から自動的に割り当てることがで
きる。画像カテゴリ７０２は、１つの画像について複数
個格納してもよく、画像カテゴリ保持部２０７は画像Ｉ
Ｄ７０１をキーとする画像カテゴリ７０２のリストで表
わされる。

【００４７】図８は、連想語辞書２１１のデータ格納例
を示す図である。連想語辞書２１１は、見出し語に対す
る連想語の１組を一意に番号付ける連想ＩＤ（識別子）
８０１と、連想の起点となる見出し語８０２、見出し語
８０２から連想される連想語８０３、連想語８０３の連
想に関係する連想カテゴリ８０４、見出し語８０２と連
想語８０３との間の連想の強さを示す連想強度８０５と
から構成される。連想強度８０５は０から１０の絶対値
をとり、符号が連想語８０３の適用状態を表わす。即
ち、連想強度８０５が正数である場合は連想強度数値が
大きいほど連想関係による結び付きが強い（共起性が高
い）ことを示し、逆に連想強度８０５が負数である場合
は連想強度数値が大きいほど連想関係が成り立たないこ
とを示す。

【００４８】図９は、概念判別辞書２１３のデータ格納
例を示す図である。概念判別辞書２１３は、検索要求と
なる検索語に関する情報を提供するものであり、検索語
に対応する見出し語９０１と該見出し語９０１に関係す
る検索カテゴリ９０２とを対応させて格納したテーブル
である。

【００４９】次に、本実施の形態に係る情報検索装置の
動作について、図１０のフローチャートを用いて説明す
る。

【００５０】図１０において、まず、ステップＳ１００
１で検索要求入力処理部２０１により検索要求の入力処
理を行なう。尚、この検索要求入力処理の詳細について
は、図１１を用いて後述する。

【００５１】次に、ステップＳ１００２で画像カテゴリ
検索処理部２０４により画像カテゴリの検索処理を行な
う。尚、この画像カテゴリ検索処理の詳細については、
図１２を用いて後述する。

【００５２】次に、ステップＳ１００３で検索結果保持
部２１２を参照し、格納されている検索結果の数が０で
あるか否かを判断する。そして、検索結果の数が０であ
ると判断された場合は本処理動作を終了し、また、検索
結果の数が０でないと判断された場合はステップＳ１０
０４へ進む。

【００５３】ステップＳ１００４では、連想語展開処理
部２０８による連想語展開処理及び連想語による画像内
容語検索処理部２１０による画像内容語検索処理を行な
う。尚、これらの連想語展開処理及び連想語による画像
内容語検索処理の詳細については、図１３を用いて後述
する。

【００５４】次に、ステップＳ１００５で前記ステップ
Ｓ１００４において得られた検索結果に格納されている
画像ＩＤに対応する画像ファイルを画像保持部２０５よ
り取り出して表示装置（ＣＲＴ）１０８に表示した後、
本処理動作を終了する。尚、前記ステップＳ１００５に
おける処理は、同種の情報検索処理装置において広く行
なわれている公知の処理である。

【００５５】次に、前記図１０のステップＳ１００１に
おける検索要求入力処理の詳細について、図１１のフロ
ーチャートを用いて説明する。

【００５６】図１１において、まず、ステップＳ１１０
１で検索要求となる検索語を入力する。この検索語の入
力は、キーボード（ＫＢ）１０５から入力された文字コ
ードをＲＡＭ１０３上の検索語保持部２０２に格納する
ことにより行なわれる。

【００５７】次に、ステップＳ１１０２で検索要求に対
して検索対象となる概念に関連する検索カテゴリを指示
する。図３に示すように、検索カテゴリを指示するため
の画面を表示装置（ＣＲＴ）１０８に表示し、表示され
た画面における検索分類の中から、キーボード（ＫＢ）
１０５上のカーソル移動キーを押下することによって、
所望の検索カテゴリを選択する。

【００５８】次に、ステップＳ１１０３で前記ステップ
Ｓ１１０２において検索カテゴリの指示があったか否か
を判断する。そして、検索カテゴリの指示がないと判断
された場合はステップＳ１１０４へ、また、検索カテゴ
リの指示があったと判断された場合はステップＳ１１０
５へそれぞれ進む。

【００５９】ステップＳ１１０４では、検索語保持部２
０２に格納された検索要求に関連する検索カテゴリを概
念判別辞書２１３から抽出した後、ステップＳ１１０５
へ進む。このステップＳ１１０４では、検索語保持部２
０２の検索語と一致する見出し語９０１に対する検索カ
テゴリ９０２を全て抽出する。例えば、検索語が「爽や
か」である場合、検索観点として「自然風景」、「人
物」、「デザイン」等を得ることができる。

【００６０】ステップＳ１１０５では、前記ステップＳ
１１０２または前記ステップＳ１１０４において得られ
た検索カテゴリを検索カテゴリ保持部２０３に格納した
後、本処理動作を終了する。

【００６１】次に、前記図１０のステップＳ１００２に
おける画像カテゴリ検索処理の詳細について、図１２の
フローチャートを用いて説明する。

【００６２】図１２において、まず、ステップＳ１２０
１で画像カテゴリ保持部２０７を参照し、検索カテゴリ
保持部２０３に格納されている検索カテゴリと同じ画像
カテゴリを持つ画像を検索する。画像に対応付けられた
画像カテゴリと検索カテゴリとを比較し、それらが一致
した場合は、その画像ＩＤと一致したカテゴリを対応付
けて検索結果保持部２１２に格納する。この処理を全て
の画像について行い、最終的に検索カテゴリと画像カテ
ゴリの一致する画像が見つからなければ本処理動作を終
了する。

【００６３】次に、ステップＳ１２０２で前記ステップ
Ｓ１２０１において検索した画像ＩＤに対応付けられた
画像内容語を画像内容語保持部２０６から取得し、画像
内容語数及び取得した画像内容語を画像ＩＤに対応付け
て検索結果保持部２１２に格納した後、本処理動作を終
了する。

【００６４】次に、前記図１０のステップＳ１００４に
おける連想語展開処理及び連想語による画像内容語検索
処理の詳細について、図１３のフローチャートを用いて
説明する。

【００６５】図１３において、まず、ステップＳ１３０
１で連想語辞書２１１を検索し、検索語保持部２０２に
格納されている検索語と一致する見出し語８０２が存在
する場合、その見出し語８０２に対応する連想カテゴリ
８０４を取り出す。取り出された連想カテゴリ８０４と
検索カテゴリ保持部２０３に格納されているカテゴリと
を比較し、それらが一致していれば、その連想ＩＤを全
て一致したカテゴリに対応付けて展開連想語保持部２０
９に格納する。また、カテゴリが一致しなければ、引き
続き検索語と見出し語の一致するデータの検索を行な
い、最終的に見出し語とカテゴリの一致する連想語が見
つからなければ本処理動作を終了する。

【００６６】次に、ステップＳ１３０２で展開連想語保
持部２０９に格納された連想ＩＤから連想語を取り出
し、検索結果保持部２１２を参照して、取り出した連想
語と一致する画像内容語を検索し、その検索結果を検索
結果保持部２１２に格納する。即ち、まず、展開連想語
保持部２０９から連想ＩＤを取り出し、連想語辞書２１
１を参照して対応する連想データを抽出し、所定値αを
図示しないＲＡＭ上のワークメモリＶＰＦにセットす
る。次に、連想データに対応した連想強度８０５を取り
出し、図示しないＲＡＭ上のワークメモリＡＳＣＦにセ
ットする。次に、検索結果保持部２１２を参照して、検
索カテゴリに対応付けられた連想語に一致する画像内容
語を、同じカテゴリに対応付けられた画像の中から検索
する。画像内容語が見つかった場合は、その画像ＩＤを
検索結果保持部２１２にセットし、連想語一致によるス
コアの所定値βに前記ワークメモリＡＳＣＦの値とワー
クメモリＶＰＦの値を乗じた値を連想一致度として格納
する。既に同じ画像ＩＤが格納されている場合は、格納
済みの連想一致度の値に、求めた連想一致度の値を加算
して、新しい連想一致度として値を更新する。

【００６７】この処理を検索カテゴリ保持部２０３に格
納されている全ての検索カテゴリに対して行なう。

【００６８】次に、ステップＳ１３０３で画像ＩＤとそ
の連想一致度の組を検索結果保持部２１２に格納した
後、本処理動作を終了する。

【００６９】（その他の実施の形態）上述した第１の実
施の形態では、検索対象となる蓄積情報として画像情報
を用いて説明したが、画像情報以外のマルチメディア情
報についても同様に扱うことができる。

【００７０】また、上述した第１の実施の形態では、検
索対象となる画像保持部２０５、画像内容語保持部２０
６、画像カテゴリ保持部２０７、連想語辞書２１１及び
概念判別辞書２１３は、単一の装置を構成する外部メモ
リ（ＤＩＳＫ）１０４に配置するものとして説明した
が、これらの構成要件を異なる装置に分散配置し、ネッ
トワークコントローラ（ＮＩＣ）１０９を介してネット
ワーク上で検索処理を行なうようにすることも可能であ
る。

【００７１】また、本発明は、複数の機器（例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタ等）から構成されるシステムに適応しても、単一
の機器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ装
置等）に適応してもよい。

【００７２】また、本発明の目的は、上述した第１の実
施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（またはＣ
ＰＵやＭＰＵ等）が前記記憶媒体に格納されたプログラ
ムを読み出して実行することにより達成されることはい
うまでもない。この場合、前記記憶媒体から読み出され
たプログラムコード自体が上述した第１の実施の形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログ
ラムコードを記憶するための記憶媒体としては、例え
ば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ
ＤｉｓｋＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、ＣＤ
−Ｒ（ＣｏｍｐａｃｔＤｉｓｋＲｅｃｏｒｄａｂｌ
ｅ）、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ＲＯＭチッ
プ等を用いることができる。

【００７３】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した第１の実施の
形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラム
コードの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているＯ
Ｓ（オペレーティングシステム）等が実際の処理の一部
または全部を行ない、その処理によって上述した第１の
実施の形態の機能が実現されることはいうまでもない。

【００７４】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって上述した第１の実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることはいうまでもない。

【００７５】

【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報検索方
法及び装置によれば、検索対象となる情報が表現してい
る内容に対応付けられたカテゴリに応じて、検索要求語
に対応付けられた関連語を選択し、前記情報に付与され
た内容語との照合を行うことにより、目的とする所望の
情報を迅速且つ精度よく取り出すことが可能となる。

【００７６】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような情報検索装置を円滑に制御することが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
の全体構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
の機能構成を示すブロック図である。

【図３】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における検索カテゴリを指示するための操作パネルの表
示例を示す図である。

【図４】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における画像保持部の構成を示す図である。

【図５】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における画像内容語保持部の構成を示す図である。

【図６】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における画像内容語保持部の図５とは異なる別の構成を
示す図である。

【図７】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における画像カテゴリ保持部の構成を示す図である。

【図８】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における連想語辞書の構成を示す図である。

【図９】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装置
における概念判別辞書の構成を示す図である。

【図１０】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装
置における情報検索処理全体動作の流れを示すフローチ
ャートである。

【図１１】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装
置における検索要求入力処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。

【図１２】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装
置における検索カテゴリによる検索処理動作の流れを示
すフローチャートである。

【図１３】本発明の第１の実施の形態に係る情報検索装
置における連想語による検索処理動作の流れを示すフロ
ーチャートである。

【符号の説明】

ＡＢアドレスバスＣＢコントロールバスＤＢデータバス１０１マイクロプロセッサ（ＣＰＵ；中央処理装
置）１０２ＲＯＭ（リードオンリーメモリ；読み出し専
用記憶素子）１０３ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）１０４外部メモリ（ＤＩＳＫ）１０５キーボード（ＫＢ）１０６表示用ビデオメモリ（ＶＲＡＭ）１０７ＣＲＴコントローラ（ＣＲＴＣ）１０８表示装置（ＣＲＴ）１０９ネットワークコントローラ（ＮＩＣ）２０１検索要求入力処理部２０２検索語保持部２０２、２０３検索カテゴリ保持部２０４情報（画像）カテゴリ検索処理部２０５情報（画像）保持部２０６情報（画像）内容語保持部２０８連想語展開処理部２０９展開連想語保持部２１０情報（画像）内容語検索処理２１２検索結果保持部２１３概念判別辞書４０１画像ＩＤ（識別子）４０２画像ファイルパス５０１画像ＩＤ（識別子）５０２画像内容語６０１画像内容語６０２画像ＩＤ（識別子）７０１画像ＩＤ（識別子）７０２画像カテゴリ８０１連想ＩＤ（識別子）８０２見出し語８０３連想語８０４連想カテゴリ８０５連想強度９０１見出し語９０２検索カテゴリ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】検索対象となるマルチメディア情報が表
現している内容に対応付けられたカテゴリに応じて検索
要求語に関連付けられた関連語を選択する関連語選択工
程と、前記関連語選択工程により選択された前記関連語
と前記マルチメディア情報に付与された内容語とを照合
する照合工程とを有することを特徴とする情報検索方
法。
【請求項２】マルチメディア情報は画像情報であるこ
とを特徴とする請求項１に記載の情報検索方法。
【請求項３】前記カテゴリは分野やテーマであること
を特徴とする請求項１または２に記載の情報検索方法。
【請求項４】検索対象となるマルチメディア情報が表
現している内容に対応付けられたカテゴリに応じて検索
要求語に関連付けられた関連語を選択する関連語選択手
段と、前記関連語選択手段により選択された前記関連語
と前記マルチメディア情報に付与された内容語とを照合
する照合手段とを有することを特徴とする情報検索装
置。
【請求項５】前記マルチメディア情報は画像情報であ
ることを特徴とする請求項４に記載の情報検索装置。
【請求項６】前記カテゴリは分野やテーマであること
を特徴とする請求項４または５に記載の情報検索装置。
【請求項７】マルチメディア情報の特徴を表わすキー
ワードを各情報に対応付けて格納する内容語格納工程
と、前記マルチメディア情報が表現している内容から各
情報を少なくとも１つのカテゴリに分類しその情報が属
するカテゴリと各情報とを対応付けて格納するカテゴリ
格納工程と、検索語を入力する検索語入力工程と、前記
検索語に対応する見出し語と該見出し語に関連するカテ
ゴリとを対応付けて概念判別辞書に記憶する概念判別工
程と、前記概念判別辞書から前記検索語に対応する見出
し語に関連するカテゴリを取得する検索カテゴリ取得工
程と、前記検索語を関連のある語に展開するための関連
語辞書を用いて前記検索語を該検索語に関連のあるカテ
ゴリに対応した関連語に展開する関連語展開工程と、前
記検索語に対応付けられたカテゴリとマルチメディア情
報に対応付けられたカテゴリとを比較することによって
前記検索語に対応付けられたカテゴリに適したマルチメ
ディア情報を検索する第１検索処理工程と、前記第１検
索処理工程により検索されたマルチメディア情報に対応
付けられた内容語とそのマルチメディア情報の属するカ
テゴリに適した関連語とを比較することによって前記検
索語に適したマルチメディア情報を検索する第２検索処
理工程とを有することを特徴とする情報検索方法。
【請求項８】前記検索語に対応したカテゴリを指定す
るための検索カテゴリ指定工程を有し、この検索カテゴ
リ指定工程により、操作者が所望のカテゴリを少なくと
も１つ指定することが可能なことを特徴とする請求項７
に記載の情報検索方法。
【請求項９】前記マルチメディア情報は画像情報であ
ることを特徴とする請求項７または８に記載の情報検索
方法。
【請求項１０】前記カテゴリは分野やテーマであるこ
とを特徴とする請求項７〜９のいずれかに記載の情報検
索方法。
【請求項１１】マルチメディア情報の特徴を表わすキ
ーワードを各情報に対応付けて格納する内容語格納手段
と、前記マルチメディア情報が表現している内容から各
情報を少なくとも１つのカテゴリに分類しその情報が属
するカテゴリと各情報とを対応付けて格納するカテゴリ
格納手段と、検索語を入力する検索語入力手段と、前記
検索語に対応する見出し語と該見出し語に関連するカテ
ゴリとを対応付けて概念判別辞書に記憶する概念判別手
段と、前記概念判別辞書から前記検索語に対応する見出
し語に関連するカテゴリを取得する検索カテゴリ取得手
段と、前記検索語を関連のある語に展開するための関連
語辞書を用いて前記検索語を該検索語に関連のあるカテ
ゴリに対応した関連語に展開する関連語展開手段と、前
記検索語に対応付けられたカテゴリとマルチメディア情
報に対応付けられたカテゴリとを比較することによって
前記検索語に対応付けられたカテゴリに適したマルチメ
ディア情報を検索する第１検索処理手段と、前記第１検
索処理手段により検索されたマルチメディア情報に対応
付けられた内容語とそのマルチメディア情報の属するカ
テゴリに適した関連語とを比較することによって前記検
索語に適したマルチメディア情報を検索する第２検索処
理手段とを有することを特徴とする情報検索装置。
【請求項１２】前記検索語に対応したカテゴリを指定
するための検索カテゴリ指定手段を有し、この検索カテ
ゴリ指定手段により、操作者が所望のカテゴリを少なく
とも１つ指定することが可能なことを特徴とする請求項
１１に記載の情報検索装置。
【請求項１３】前記マルチメディア情報は画像情報で
あることを特徴とする請求項１１または１２に記載の情
報検索装置。
【請求項１４】前記カテゴリは分野やテーマであるこ
とを特徴とする請求項１１〜１３のいずれかに記載の情
報検索装置。
【請求項１５】管理されているマルチメディア情報か
ら所望の情報を検索する情報検索装置を制御するための
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御
プログラムは、検索対象となるマルチメディア情報が表
現している内容に対応付けられたカテゴリに応じて検索
要求語に関連付けられた関連語を選択する関連語選択モ
ジュールと、前記関連語選択モジュールにより選択され
た前記関連語と前記マルチメディア情報に付与された内
容語とを照合する照合モジュールとを有することを特徴
とする記憶媒体。
【請求項１６】前記マルチメディア情報は画像情報で
あることを特徴とする請求項１５に記載の記憶媒体。
【請求項１７】前記カテゴリは分野やテーマであるこ
とを特徴とする請求項１５または１６に記載の記憶媒
体。
【請求項１８】管理されているマルチメディア情報か
ら所望の情報を検索する情報検索装置を制御するための
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御
プログラムは、マルチメディア情報の特徴を表わすキー
ワードを各情報に対応付けて格納する内容語格納モジュ
ールと、前記マルチメディア情報が表現している内容か
ら各情報を少なくとも１つのカテゴリに分類しその情報
が属するカテゴリと各情報とを対応付けて格納するカテ
ゴリ格納モジュールと、検索語を入力する検索語入力モ
ジュールと、前記検索語に対応する見出し語と該見出し
語に関連するカテゴリとを対応付けて概念判別辞書に記
憶する概念判別モジュールと、前記概念判別辞書から前
記検索語に対応する見出し語に関連するカテゴリを取得
する検索カテゴリ取得モジュールと、前記検索語を関連
のある語に展開するための関連語辞書を用いて前記検索
語を該検索語に関連のあるカテゴリに対応した関連語に
展開する関連語展開モジュールと、前記検索語に対応付
けられたカテゴリとマルチメディア情報に対応付けられ
たカテゴリとを比較することによって前記検索語に対応
付けられたカテゴリに適したマルチメディア情報を検索
する第１検索処理モジュールと、前記第１検索処理モジ
ュールにより検索されたマルチメディア情報に対応付け
られた内容語とそのマルチメディア情報の属するカテゴ
リに適した関連語とを比較することによって前記検索語
に適したマルチメディア情報を検索する第２検索処理モ
ジュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
【請求項１９】前記制御プログラムは、前記検索語に
対応したカテゴリを指定するための検索カテゴリ指定モ
ジュールを有し、この検索カテゴリ指定モジュールによ
り、操作者が所望のカテゴリを少なくとも１つ指定する
ことが可能なことを特徴とする請求項１８に記載の記憶
媒体。
【請求項２０】前記マルチメディア情報は画像情報で
あることを特徴とする請求項１８または１９に記載の記
憶媒体。
【請求項２１】前記カテゴリは分野やテーマであるこ
とを特徴とする請求項１８〜２０のいずれかに記載の記
憶媒体。