JP2001014152A - データ処理方法、装置及び記憶媒体 - Google Patents

データ処理方法、装置及び記憶媒体

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JP2001014152A
JP2001014152A JP11185541A JP18554199A JP2001014152A JP 2001014152 A JP2001014152 A JP 2001014152A JP 11185541 A JP11185541 A JP 11185541A JP 18554199 A JP18554199 A JP 18554199A JP 2001014152 A JP2001014152 A JP 2001014152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部記憶媒体にデータを保存し、他の装置で
そのデータを扱う時に、そのデータを扱うのに適したア
プリケーションを識別し、選択すること、或はダウンロ
ードする手間を省略し、かつ専門の知識を有していない
ユーザにも使い勝手を良くすること。 【解決手段】 保存すべきデータの種類に応じて適した
アプリケーションのソフトをデータと共に外部記憶媒体
に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを保存する
際の処理に関するデータ処理方法、装置及び記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、編集されたデータファイルを保存
する際には、データファイルのみが、磁気記録媒体(例
えばZipやフロッピーディスクや外付けハードディス
ク)、光記録媒体(例えばCD−ROM)、光磁気記録
媒体(例えばMO)、半導体記録媒体(例えばメモリカ
ード)などの取り外し可能なデータ記憶装置(以下、単
に「リムーバブル・メディア」とする)に保存されてい
た。
【0003】他のコンピュータで保存されたリムーバブ
ル・メディアに収められているデータファイルを編集す
るためには、保存されたデータタイプ毎に適合したプロ
グラムを選別し、データファイルとは別途に、使用する
コンピュータシステムにあらかじめ導入してからデータ
ファイルを編集していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
データ保存方法または装置では、データファイルが保存
されているリムーバブル・メディアのみでは、別のコン
ピュータシステムでは編集する事が出来ず、保存された
データタイプ毎に適合したプログラムを選別して、あら
かじめコンピュータに導入しなくてはならず、効率が悪
かった。
【0005】また、データタイプに適合したプログラム
を使用者が認識している必要があり、専門の知識を必要
とされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題を解決するものであって、保存するデータの種類
を判別し、前記判別したデータの種類に適したプログラ
ムを識別し、前記データと共に前記識別したプログラム
を記憶媒体に保存するよう制御するデータ処理方法、装
置及び記憶媒体を提供する。
【0007】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記データとプログラムとは、同一の記憶媒体に
保存するよう制御する。
【0008】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記プログラムは、前記データを編集する為のプ
ログラムとする。
【0009】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記プログラムは、前記データを印刷させる機能
を持たないプログラムとする。
【0010】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記データはテキストデータとする。
【0011】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記データは画像データとする。
【0012】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記データは図形データとする。
【0013】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記データは複数種類のデータが混在したデータ
とする。
【0014】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記データの種類は、データを格納しているファ
イルの識別子とする。
【0015】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、データの種類とプログラムとを関連付ける情報を
予め記憶しておき、この情報に従って前記プログラムの
識別を行う。
【0016】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記プログラムの識別は、プログラムを格納して
いる位置を特定する情報の識別とし、この識別されたプ
ログラムの格納位置に格納されている情報を前記記憶媒
体に保存するよう制御する。
【0017】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記記憶媒体はフロッピーディスクとする。
【0018】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記記憶媒体は着脱可能な記憶媒体とする。
【0019】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記記憶媒体は光磁気ディスクとする。
【0020】上記従来技術の課題を解決する為に、本発
明は、前記記憶媒体はコンパクトディスクとする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0022】図1は、本発明の実施例である文書編集・
印刷管理システムを説明するシステム構成図である。
【0023】図1に示すように、本実施例では、システ
ム管理装置101と、編集装置103(1)、103
(2)、・・・、103(N)とが、ネットワーク10
2を介して常時接続されており、さらに、システム管理
装置101と印刷装置104(1)、104(2)、・
・・、104(N)が直接接続されているか、または、
システム管理装置101と印刷装置104(1)、10
4(2)、・・・、104(N)がネットワーク102
を介して常時接続されている構成としている。
【0024】システム管理装置101は、図2の説明で
後述するような、CPU、ROM、RAM、HDD、F
DD等で構成され、専用の操作者が操作する情報処理装
置(コンピュータシステム)である。システム管理装置
101は、本実施例では印刷成果物の販売や編集装置の
貸し出しを行う業者のオペレーターが操作を行う。
【0025】編集装置103(1)、103(2)、・
・・、103(N)は、情報処理装置(コンピュータシ
ステム)であり、CPU、ROM、RAM、HDD等で
構成され、編集作業をする顧客が直接操作する情報処理
装置(コンピュータシステム)である。
【0026】編集装置103は、本実施例では、印刷物
の編集などを行う顧客が操作を行う。
【0027】また、システム管理装置101と編集装置
103(1)、103(2)、・・・、103(N)
は、ネットワーク102を介して情報を共有する機能を
備えている。
【0028】なお、編集装置103(1)、103
(2)、・・・、103(N)は各々同様の機能を有し
ているため、ここでは説明の簡略化のため、複数の編集
装置103(1)、103(2)、・・・、103
(N)のなかで特定された編集装置103を指す場合
は、編集装置103(X)と記す。複数の編集装置10
3(1)、103(2)、・・・、103(N)をすべ
て指す場合は、単に編集装置103と記す。
【0029】印刷装置104(1)、104(2)、・
・・、104(N)は各々同様の構成をしているため、
ここでは説明の簡略化のため、複数の印刷装置104
(1)、104(2)、・・・、104(N)のなかで
特定された印刷装置104を指す場合は、印刷装置10
4(X)と記す。複数の印刷装置104(1)、104
(2)、・・・、104(N)をすべて指す場合は、単
に印刷装置104と記す。
【0030】印刷装置104は、編集装置103からの
印刷要求は受け付けないようにもできる。
【0031】ネットワーク102は、一般的なネットワ
ークシステムであって、本実施例ではLAN(Local Are
a Network)を用いるが、システム管理装置101と編集
装置103が常時接続可能なネットワークであれば、他
のネットワークシステムであってもかまわない。
【0032】なお、システム管理装置101と編集装置
103(X)は、1台の情報処理装置で兼ねることも可
能である。しかしながら、説明の簡略化のため、システ
ム管理装置101と編集装置103(X)は、別の情報
処理装置として説明を行う。
【0033】図2は本発明の一実施形態として例に挙げ
た各々の情報処理装置のシステム構成を示す内部構成図
である。なお、本実施例では、システム管理装置10
1、編集装置103の各情報処理装置において必要とな
る内部構成については差異があるが、若干の差異なの
で、その差異点だけを後に説明する。
【0034】システム管理装置101について図2を用
いて説明を行う。
【0035】図2中201は情報処理装置の演算・制御
をつかさどる中央演算装置(以下CPUと記す)であ
る。
【0036】202はランダムアクセスメモリ(以下R
AMと記す)であり、CPU201の主メモリとして、
及び実行プログラムの領域や該プログラムの実行エリア
ならびにデータエリアとして機能する。
【0037】203はCPU201の動作処理手順を記
憶しているリードオンリーメモリ(以下ROMと記す)
である。ROM203には情報処理装置の機器制御を行
うシステムプログラムである基本ソフト(OS)を記録
したプログラムROMと、システムを稼働するために必
要な情報等が記録されたデータROMがある。ROM2
03の代わりに後述のHDD209を用いる場合もあ
る。
【0038】204はネットワークインターフェース
(NETIF)であり、ネットワークを介して情報処理
装置間のデータ転送を行うための制御や接続状況の診断
を行う。
【0039】205はビデオRAM(VRAM)で、情
報処理装置の稼働状態を示す後述するCRT206の画
面に表示される画像を展開し、その表示の制御を行う。
【0040】206は表示装置であって、例えばディス
プレイなどである。以下CRTと記す。
【0041】207は後述する外部入力装置208から
の入力信号を制御するためのコントローラであり、以下
KBCと記す。
【0042】208は情報処理装置の利用者が情報処理
装置に対して行う操作を受けつけるための外部入力装置
であり、例えばキーボードや、マウスなどのポインティ
ングデバイスであり、以下単にKBと記す。
【0043】209はハードディスクドライブ(HD
D)を示し、アプリケーションプログラムや、各種デー
タ保存用に用いられる。本実施例におけるアプリケーシ
ョンプログラムとは、本実施例を構成する各種処理手段
を実行するソフトウェアプログラムなどである。
【0044】210は外部入出力装置であって、例えば
フロッピーディスクドライブ、CDROMドライブなど
のリムーバブルディスクを装着してディスクのデータの
入力及びディスクからのデータの出力をするものであ
り、上述したアプリケーションプログラムの媒体からの
読み出しなどに用いられる。以下、単にFDDと記す。
【0045】213はFDDにより読み出しされる磁気
記録媒体(例えばZipやフロッピーディスクや外付け
ハードディスク)、光記録媒体(例えばCD−RO
M)、光磁気記録媒体(例えばMO)、半導体記録媒体
(例えばメモリカード)などの取り外し可能なデータ記
録装置(リムーバブル・メディア)である。以下、単に
FDと記す。
【0046】なお、HDD209に格納するアプリケー
ションプログラムやデータをFDD210に格納して使
用することも可能である。
【0047】211は後述するPRT211への出力信
号を制御するためのコントローラであり、以下PRTCと記
す。
【0048】212は印刷装置であって、例えばLBP
(Laser Beam Printer)やインクジェット式プリンタなど
である。以下PRTと記す。
【0049】200は上述した各ユニット間を接続する
ための伝送バス(アドレスバス、データバス、入出力バ
ス及び制御バス)である。
【0050】以上がシステム管理装置101の内部構成
である。
【0051】編集装置103の内部構成は、システム管
理装置101の内部構成と同じ構成であるが、FDD2
10、PRTC211、PRT212を必要としない点
が異なる構成である。
【0052】図3は、本実施例において、システム管理
装置101、編集装置103の各情報処理装置内で動作
する処理手段群及び情報を格納する格納装置群と、処理
手段群及び格納手段群間の制御及び情報の流れの概要、
及び、システム管理装置101と印刷装置104間の制
御及び情報の流れの概要を説明するための構成図であ
る。
【0053】図3において、301、302、304、
305、306、310、311、312、314及び
322は処理手段であり、各情報処理装置においてRO
M203、HDD209、またはFDD210より読み
込まれてRAM202に展開されCPU201で使用さ
れるアプリケーションプログラム、またはプログラムの
一部として動作するモジュールである。
【0054】図3において、303、307、308、
309、312、315及び321は情報格納装置であ
って、ファイルシステムまたはデータベースシステムを
用いて、情報処理装置におけるHDD209、RAM2
02及びFDD210のいずれかを用いて情報を格納す
る。
【0055】情報処理装置に格納された情報へは、キー
コードや条件で直接特定の情報へのアクセスが可能であ
る。
【0056】なお、図3では、編集用情報格納装置32
1は編集装置103内に存在しているが、編集装置10
3から一般的なネットワークシステム等を用いて、ネッ
トワーク102を介してアクセス可能なら編集装置10
3内に存在しなくてもかまわない。ネットワーク102
を介して接続された他の編集装置103(X)や端末で
あっても良い。
【0057】図3における矢印は、処理手段間の制御や
情報の流れのうち主要なものを表す。システム管理装置
101、編集装置103間の情報処理装置をまたがった
流れは、NETIF204を通じてネットワーク102
を介して伝送される。システム管理装置101、印刷装
置104をまたがった流れは、NETIF204を通じ
てネットワーク130を介して接続されている場合は、
印刷装置104に伝送される。
【0058】システム管理装置101、印刷装置104
をまたがった流れのもう一つは、PRTC211を介し
てPRT212つまり印刷装置104に伝送される。な
お、印刷装置104とPRT212の違いは、システム
管理装置101との接続形態が違うだけである。つま
り、システム管理装置101と印刷装置104が直接接
続されている場合は、印刷装置104とPRT212は
同じ装置になる。
【0059】情報処理装置とその中の処理手段や情報格
納装置の関係は、利用者がKB208より入力した情報
や指示によりKBC207を通じて、必要に応じてRA
M202に展開しCPU201へ伝えられる。CPU2
01で演算し必要な処理手段と情報格納装置に格納され
た情報をROM203、HDD209、FDD210あ
るいはRAM202などよりRAM202に展開しCP
U201へ伝え、CPU201で演算した結果を、必要
がある場合、RAM202、HDD209、FDD21
0などに存在する情報格納装置にその演算結果の情報を
書き込む。同時にCPU201での演算した結果を、必
要がある場合、VRAM205を介してCRT206に
結果の情報を表示するものである。
【0060】CPU201、RAM202、ROM20
3、NETIF204、VRAM205、KBC20
7、HDD209、FDD210 間の伝送は伝送バス
200を通じて行われる。
【0061】情報処理装置とその中の処理手段や情報格
納装置の関係は以上である。以下に説明する各々の処理
手段及び情報格納装置と情報処理装置の関係は、上記の
説明と同様なので特に説明しない。
【0062】以下に、各々の処理手段及び情報格納装置
について具体的に説明する。
【0063】本実施例ではシステム管理装置101を操
作するのは、印刷成果物の販売や編集装置の貸し出しを
行う業者のオペレータである。以下この操作者を単にオ
ペレータと記す。
【0064】本実施例において編集装置103(X)を
操作するのは、印刷物の編集を行う顧客及び顧客に準じ
る者である。以下この操作者を単に顧客と記す。顧客に
準じる者とは、顧客の依頼により顧客の要求する編集を
実現するために顧客の代わりを務める者である。
【0065】図3の受注手段301は、システム管理装
置101内で動作する処理手段の一つである。
【0066】オペレータは、受注手段301を介して、
素材情報指定手段302、編集装置情報管理手段30
6、編集用情報提供手段305、印刷装置情報提供手段
304を使用する。
【0067】オペレータの指示により受注手段301
は、素材情報指定手段302を介して顧客の所持してい
る外部情報を指定する機能を有する。
【0068】顧客の所持する外部情報とは、一般的な形
式の画像データやテキストデータのファイル群であっ
て、後述する編集手段322を用いて文書を編集する際
に、外部データとして編集データの一部に取込むことが
可能なデータであって、FD213等の外部記憶媒体に
格納されたものである場合はFDD210により読み出
すが、この他にスキャナにより原稿やフィルムを読み取
ったり、デジタルカメラで撮像されたデータを入力して
も良い。
【0069】また、前記外部情報には、編集手段322
と同値の、あるいは処理可能な編集データに互換性があ
る文書編集アプリケーションを用いて作成した編集デー
タを含むことも可能であり、その場合は、編集手段32
2を用いて文書を編集する際には、新規文書ではなく該
編集データを再編集することも可能である。
【0070】素材情報指定手段終了後、受注手段301
は、新たな注文番号を発番し、注文情報の注文番号に発
番した注文番号を設定、注文状態を「新規」に設定し、
注文情報格納装置308へ格納する機能を有する。
【0071】注文情報とは、注文番号をキーとして注文
状態、編集装置名、編集時間、印刷装置名、印刷用紙サ
イズ名、印刷部数、価格、顧客情報(顧客氏名、顧客電
話番号、顧客住所)などの項目の集まった情報である。
注文情報格納装置308は、注文情報を複数格納する機
能を有する。
【0072】受注手段301は、素材情報指定手段30
2を介して指定された顧客の外部情報を発番した注文番
号と関連付けて、素材情報格納装置303に格納する機
能を有する。
【0073】素材情報格納装置303は、顧客の外部情
報を一時的に格納する機能を有する。
【0074】オペレータの指示により受注手段301
は、編集装置情報管理手段306を介して編集装置情報
格納装置309に格納されている編集装置情報を取得
し、編集装置情報の一覧をCRT206に表示する機能
を有している。編集装置情報とは、編集装置名をキーと
して編集装置状態、編集開始時間、編集用格納装置置場
などの項目の集まった情報である。
【0075】編集装置情報格納装置309は、編集装置
情報を複数格納する機能を有する。
【0076】オペレータが編集装置情報の一覧より利用
可能な編集装置103(X)を指示することにより編集
装置名が特定され編集装置情報管理手段306を介して
編集装置103(X)の編集用情報格納装置321の置
場を編集用格納装置置場より取得し、編集装置情報格納
装置309に格納されている該編集装置の編集装置状態
を「使用中」に更新する機能を有する。
【0077】受注手段301は、注文情報格納装置30
8の該注文番号の注文情報の編集装置名をオペレータが
指示した編集装置名に更新し、かつその注文情報の注文
状態を「編集開始」に更新する機能を有する。
【0078】オペレータの指示により受注手段301
は、印刷装置情報提供手段304を介して、印刷装置情
報格納装置307に格納されている印刷装置情報を取得
し、印刷装置情報の一覧をCRT206に表示する機能
を有している。印刷装置情報格納装置307は、利用可
能な印刷装置情報を複数格納する機能を有する。
【0079】オペレータが印刷装置情報の一覧より利用
可能な印刷装置104(X)を指示することにより印刷
装置情報提供手段304は、1台の印刷装置104
(X)を特定する機能を有する。
【0080】受注手段301は編集用情報提供手段30
5を介して、素材情報格納装置303に格納されている
顧客の外部情報を取得し、編集装置103(X)の編集
用情報格納装置321に格納し、素材情報格納装置30
3に格納されている顧客の外部情報を削除し、印刷装置
104(X)の印刷装置情報を編集用情報格納装置32
1に格納する機能を有する。
【0081】編集装置103(X)の編集用情報格納装
置321は、顧客が編集装置103(X)を利用する間
だけ顧客の外部情報と特定した印刷装置104(X)の
印刷装置情報を格納し、顧客が編集した情報を格納する
機能を有する。編集装置103(X)の編集用情報格納
装置321は、オペレータと編集装置103(X)で編
集をしている顧客だけがアクセス可能な機能を有する。
【0082】図3の編集手段322は、編集装置103
内で動作する処理手段であって、処理対象となっている
画像データやテキストデータ、図形データ、或はそれら
の混在したデータを編集する機能を有する処理手段であ
る。
【0083】顧客の指示により編集装置103(X)の
編集手段322は、編集装置103(X)の編集用情報
格納装置321から顧客の外部情報を取得し、文書を編
集し、編集装置103(X)の編集用情報格納装置32
1に編集済みの情報を格納する機能を有する。
【0084】編集済みの情報とは、編集手段322を用
いて作成した文書編集データであり、印刷手段311で
印刷可能なデータである。
【0085】編集装置103(X)の編集用情報格納装
置321には、顧客の外部情報、特定した印刷装置10
4(X)の印刷装置情報及び編集手段322を介して顧
客の外部情報と特定した印刷装置104(X)の印刷装
置情報を利用して編集した編集済みの情報を編集装置1
03(X)を顧客が利用している間だけ格納し、オペレ
ータと編集装置103(X)で編集をしている顧客だけ
がアクセス可能な機能を有する。
【0086】オペレータは、編集装置103(X)の顧
客の編集完了を受けて、注文完了手段310を用いて編
集装置103(X)の編集用情報格納装置321から編
集済みの情報を取得し、注文番号と関連付けて編集済情
報格納装置312に格納し、編集装置103(X)の編
集用情報格納装置321の情報をすべて削除し、注文情
報格納装置308に格納されている該注文情報の注文状
態を「編集完了(印刷可能)」にし、編集装置情報格納
装置309に格納されているの該編集装置情報の編集装
置状態を「使用中」から「未使用中」で、編集開始時間
をなしで更新する機能を有する。
【0087】編集済情報格納装置312は、編集済みの
情報が格納される格納装置である。
【0088】オペレータは、保存手段314を用いて編
集済情報格納装置312より顧客が保存を希望する編集
済情報を取得し、保存情報格納装置315に格納保存す
る。
【0089】保存手段314、ならびに保存情報格納装
置315については図4で後述する。
【0090】オペレータは、印刷手段311を用いて注
文情報格納装置308より印刷可能な注文情報を取得
し、その中から印刷する注文情報を選択し、編集済情報
格納装置312から該注文情報に関連する編集済み情報
を抽出して印刷装置104(X)に伝送し、印刷装置1
04(X)に印刷を指示する機能を有する。
【0091】印刷装置104(X)より指示した印刷物
がすべて出力されたら、オペレータの指示により印刷手
段311は、注文情報格納装置308の該注文情報の注
文状態を「印刷完了」にする機能を有する。
【0092】図4は、本発明に係るデータ保存装置の実
施例のデータ保存部を示す概念図であり、図3の保存手
段314と保存情報格納装置315を詳細に説明したも
のである。
【0093】保存手段314は、プログラムROM20
3からRAM202に読み込まれて利用可能となるプロ
グラムであるデータ保存処理部401とデータファイル
・編集プログラム関連情報取得部402から構成され
る。
【0094】保存情報格納装置315は、HDD209
中の編集済みデータファイルを格納しているデータファ
イル記憶部403、および配布する編集専用プログラム
の実行の為に必要なファイル、具体的には実行モジュー
ル、ダイナミックリンク・ライブラリ(DLL)、起動
手順記載テンプレートファイルなど、を格納しているデ
ィレクトリのパス情報を格納している配布用編集プログ
ラム情報記憶部405、および上記編集済みデータファ
イルと上記編集専用プログラムの関連を定義した図5で
後述されるデータファイル・編集プログラム関連情報記
憶部404より構成される。
【0095】上記保存手段314は、保存情報格納装置
315より保存するデータファイルと該当する配布用編
集プログラムの情報を取得し、外付け記憶装置内の取り
外し可能なデータ記録媒体、例えばFDD210内のF
D213(以下、単に「リムーバブル・メディア」とす
る)、に上記データファイルと上記編集プログラムを保
存する。詳細な保存処理手順は、図10を用いて後述す
る。
【0096】図5は、本発明の実施例のデータファイル
・編集プログラム関連情報記憶部404のフォーマット
図である。
【0097】データファイル・編集プログラム関連情報
テーブル500は、保存するデータタイプの識別子、本
実施例ではファイル拡張子、の情報であるデータタイプ
識別子501と、配布する編集専用プログラムの実行の
為に必要なファイル、具体的には実行モジュール、ダイ
ナミックリンクライブラリ(DLL)、起動手順記載テ
ンプレートファイルなど、を格納しているディレクトリ
のフルパス情報である配布用編集専用プログラム等格納
ディレクトリ・フルパス名502と、図8で後述される
顧客が管理するコンピュータシステム801での編集専
用プログラムの起動手順を記載したバッチファイル(一
括処理を行うためのファイル)の元となるテンプレート
(ひな型)情報が記述され、上記配布用編集専用プログ
ラム等格納ディレクトリに格納されているファイルの起
動手順記載テンプレートファイル名503、から構成さ
れる。上記テーブル500は事前に作成され、変更する
際にはテキストファイルとして変更が可能である。
【0098】図6は、本発明の実施例のデータファイル
・編集プログラム関連情報記憶部のファイルイメージで
あり、上記フォーマット図がファイル保存され、データ
タイプ識別子501がファイル拡張子であった場合のフ
ァイルイメージ図である。
【0099】図7は、図5の起動手順記載テンプレート
ファイル名503というファイル名の起動手順記載テン
プレートファイルのファイルイメージ(起動手順記載テ
ンプレートファイル・イメージ700)である。起動手
順記載テンプレートファイルの内容は、図8で後述され
る顧客が管理するコンピュータシステム801で、デー
タファイルを編集可能な状態にして編集専用プログラム
を起動させるための起動手順を記載したバッチファイル
の元となるテンプレートであり、ここに図4のデータフ
ァイル・編集プログラム関連情報取得部402が図4の
データファイル記憶部403より取得したデータファイ
ルのファイル名を埋め込むことにより、前記バッチファ
イルが作成される。上記テンプレートファイルは事前に
作成され、変更する際にはテキストファイルとして変更
が可能である。
【0100】図8は、図4で保存されたリムーバブル・
メディア、本実施例ではFD213を、システム管理装
置101とはネットワーク102を介して直接接続され
ないコンピュータシステム801に持ち込み、外部記憶
装置、本実施例ではFDD802、へ編集用プログラム
とデータを供給することを示す図である。
【0101】図9は、本発明に係るデータ保存装置によ
り保存されたリムーバブル・メディアを用いて、システ
ム管理装置101とはネットワーク102を介して直接
接続されないコンピュータシステムにおけるデータ再編
集の実施例を示す概念図である。コンピュータシステム
801において、記憶部902の外付け記憶装置802
に図8で供給されたリムーバブル・メディア、本実施例
ではFD213、に格納された起動手順記載バッチファ
イル907をコンピュータシステム801の使用者が起
動することにより、配布用編集専用プログラム908
が、制御部901のRAM903に読み込まれ、上記プ
ログラムのロード処理部904がデータファイル909
を読み込み編集可能状態にし、編集処理部905を用い
ることでコンピュータシステム801の使用者が編集処
理を行い、保存処理部906にて編集済みのデータをデ
ータファイル909に再び保存することを示す。前記の
起動手順記載バッチファイル907を、リムーバブル・
メディアが外部記憶装置に挿入されるとコンピュータ・
システムが認識して自動的に動作するファイルとするこ
とも可能である。
【0102】一連の処理の概要は以下の図10、図11
および図12のフローチャートを用いて説明する。
【0103】図10、図12の処理は本実施例において
は、高精細プリンタを持ちDTPサービス(コンピュー
タシステムを使って文字や図版、写真を編集・レイアウ
トし、高精細プリンタなどで印刷するサービス)を行う
店舗のコンピュータシステムで行われる処理をあらわ
し、図11は前記店舗へ来店した顧客の管理するコンピ
ュータシステムでの処理をあらわす。
【0104】図10は、本発明を実施したデータ保存方
法を示したフローチャートであり、本発明に係るデータ
ファイルと配布用編集専用プログラムとを、同一のリム
ーバブル・メディアへ自動的に保存する処理をあらわす
フローチャートである。
【0105】図10の店舗で行われるDTPサービスシ
ステムにおいて、ステップS1で顧客が編集装置103
中の編集手段322である編集プログラムを用いて編集
したデータを、ステップS2にて顧客が印刷を希望する
場合は、ステップS3にて店舗のシステム操作者(以
下、単に「オペレータ」とする)が印刷手段311を用
いて高精細プリンタである印刷装置104に出力する。
【0106】ステップS4にて、顧客からデータの持ち
帰りの為にリムーバブル・メディアへのデータ保存を希
望する旨を伝えられたオペレータは、ステップS5にて
保存手段314のプログラムROM203よりRAM2
02上に読み込まれて利用可能となっているプログラム
であるデータ保存処理部401によりCRT206上に
表示される画面表示に従い、HDD209中のデータフ
ァイル記憶部403より保存対象とするべき顧客が編集
したデータファイルを全て選択する。データ保存処理部
401は、保存するファイルそれぞれのファイルサイズ
を確認する。
【0107】ステップS6にてオペレータは、保存する
データファイルの保存先となる外部記憶装置に挿入され
たリムーバブル・メディア、本実施例ではFDD210
に挿入されたFD213、を選択する。ここで、外部記
憶装置として用いるのはFDD及びFDに限るものでは
なく、MO、CD−R等装置本体に着脱可能であって、
後述する保存データを保存し、後にユーザのマシンにお
いて読み出すことが可能な記憶媒体と、その記憶媒体へ
のデータの書き込みを可能とするドライバであれば何で
も良い。
【0108】ステップS7においては、データ保存処理
部401により開始されたデータファイル・編集プログ
ラム関連情報取得部402が、HDD209中のデータ
ファイル・編集プログラム関連情報記憶部404に格納
されているデータファイル・編集プログラム関連情報テ
ーブル500より、保存するファイルのデータタイプ、
本実施例の例としてはファイル拡張子を検索キーにし
て、上記データタイプに適した配布用編集専用プログラ
ム情報を配布用編集プログラム情報記憶部405から選
択して読み出す時に用いる当該プログラム情報の格納位
置を示す配布用編集専用プログラム等格納ディレクトリ
・フルパス名502を取得する為に、上記テーブル50
0のデータタイプ識別子501を検索する。
【0109】ステップS8にて上記データファイル・編
集プログラム関連情報取得部402が、保存するデータ
ファイルのファイル識別子に適合する項目を上記テーブ
ル500より検索できた場合に、ステップS9にて上記
データファイル・編集プログラム関連情報取得部402
は、上記テーブル500の配布用編集専用プログラム等
格納ディレクトリ・フルパス名502を読み、ステップ
S10にて実際に前記ディレクトリが配布用編集プログ
ラム情報記憶部405に存在し、従ってアクセス可能か
否かを判定し、かつ、ディレクトリ以下のファイルサイ
ズを確認する。
【0110】ステップS8にて上記データファイル・編
集プログラム関連情報取得部402が、保存するデータ
ファイルのファイル識別子に適合する項目を上記テーブ
ル500より検索できなかった場合と、ステップS10
にて上記ディレクトリが存在しないなどの理由により、
配布用編集プログラム情報記憶部405にアクセスでき
ないと判断された場合、もしくはディレクトリ以下のフ
ァイルサイズが0、つまり空ディレクトリであった場合
には、ステップS11にてオペレータに対して代替とな
る該当する配布用編集プログラム格納ディレクトリを選
択させるためのダイアログをCRT206に表示し、ス
テップS12にてオペレータはこのダイアログ上で任意
の配布用編集プログラムを格納するディレクトリのパス
を選別し、選ばれたパスにより特定される配布用編集プ
ログラム情報記憶部405内のディレクトリ以下のファ
イルサイズ等を確認する。この場合は後述するステップ
S15へ処理を進める。
【0111】ステップS10にて実際に前記ディレクト
リが存在してアクセス可能であり、ディレクトリ以下の
ファイルサイズを確認した結果、サイズが0でないと判
定された場合には、ステップS13にて上記データファ
イル・編集プログラム関連情報取得部402は、上記テ
ーブル500から検索したデータタイプ識別子501に
対応して格納されている起動手順記載テンプレートファ
イル名503を取得する。
【0112】ステップS14にて上記データファイル・
編集プログラム関連情報取得部402は、ステップS1
3で取得した情報を元に、上記ディレクトリ内に格納さ
れているテンプレートファイルを開いて読み、テンプレ
ート内に記載されている置き換えキーワード(例えば、
図7の起動手順記載テンプレート・ファイルのファイル
・イメージでは「%1」と表現される)を検索し、そのキ
ーワードをステップS5にて取得した保存するファイル
名に置き換えて他のコンピュータシステムでの起動処理
手順を完成したのち、ステップS9にて取得した配布用
編集専用プログラム等格納ディレクトリ・フルパス名5
02と、ステップS10で確認したファイルサイズと、
前記テンプレートファイルを元に起動手順が示されたフ
ァイルのデータをデータ保存処理部401に受け渡す。
なお、前記テンプレートファイルの記載内容に圧縮ファ
イルの展開処理を記載することも可能であるので、デー
タファイルならびに配布用編集専用プログラムをファイ
ル圧縮プログラムを用いることにより圧縮しておくこと
も可能である。
【0113】ステップS15においてデータ保存処理部
401は、保存しようとするリムーバブル・メディアに
ステップS5で得たデータファイルを保存するのに必要
なファイルサイズの分だけ空き容量があるかどうかを確
認し、なかった場合にはステップS16で空きメディア
への差し替えをオペレータに要求するダイアログをCR
T206に表示し、前記ダイアログ表示を確認したオペ
レータはステップS17にて十分な空き容量のあるリム
ーバブル・メディアに差し替える。
【0114】ステップS18においてデータ保存処理部
401は、ステップS5で得たパスにある編集済みデー
タファイルをリムーバブル・メディアへコピーする。
【0115】次にステップS19にてデータ保存処理部
401は、保存しようとするリムーバブル・メディアに
ステップS10もしくはステップS12で得た配布用編
集専用プログラム等格納ディレクトリ以下を保存するの
に必要なファイルサイズの分だけ空き容量があるかどう
かを確認し、なかった場合にはステップS20にて空き
メディアへの差し替えをオペレータに要求するダイアロ
グをCRT206に表示し、前記ダイアログ表示を確認
したオペレータはステップS21にて十分な空き容量の
あるリムーバブル・メディアに差し替える。なお前述し
た圧縮コマンドによるファイル圧縮を用いることも可能
であり、複数のリムーバブル・メディアにデータ分割し
て保存することも可能である。
【0116】ステップS22においてデータ保存処理部
401は、ステップS10もしくはステップS12で得
たパスにある配布用編集専用プログラム等格納ディレク
トリ以下のファイルをリムーバブル・メディア内の上記
ディレクトリ内へコピーして保存する。この時、ステッ
プS14でデータファイル・編集プログラム関連情報取
得部402より得たテンプレートファイルを、起動手順
が示されたデータを元にした起動手順記載バッチファイ
ルとして置き換えてファイルを保存する。このファイル
に含まれる編集プログラムを印刷機能を持たないプログ
ラムとすることにより、共に記憶するデータを顧客が店
舗以外でプリントすることを防止することが可能であ
る。
【0117】ステップS23においては、ステップS5
で選択されたデータファイルでデータ保存処理部401
によるリムーバブル・メディアへの保存処理が完了して
いないファイルがあるか判断し、ある場合、次の編集済
みデータファイルの保存処理をステップS7に戻り再び
処理を続ける。
【0118】次に図11は、図10のフローチャートの
処理によって保存され、店舗のオペレータより手渡され
た編集済みデータファイルと配布用編集専用プログラム
とが保存されたリムーバブル・メディアを顧客が店舗よ
り持ち帰り、顧客の管理するコンピュータシステム(シ
ステム管理装置101とはネットワーク102を介して
直接接続されないコンピュータシステム801)上でリ
ムーバブル・メディアに格納されたデータファイルの編
集を行う処理を簡易的に表すフローチャートである。
【0119】まず顧客はステップS24にて、外部記憶
装置(本実施例ではFDD802)に、図10のフロー
チャートの一連の処理により保存されたリムーバブル・
メディア(本実施形態ではFD213)を挿入する。
【0120】続くステップS25では、顧客はコンピュ
ータシステム801における記憶部902の外付け記憶
装置802にセットされたリムーバブル・ディスク内に
保存された起動手順バッチファイル907を開始するこ
とにより制御部901のRAM903に読み込まれ、実
行に移されるのだが、この起動手順バッチファイルをリ
ムーバブル・メディアが外部記憶装置に挿入されるとコ
ンピュータ・システムが認識して自動的に動作するファ
イルとして設定すると、ステップS25は自動的に行わ
れることになる。
【0121】続くステップS26では、RAM202上
で実行された前記バッチファイルに記載された起動コマ
ンドにより、配布された配布用編集専用プログラム90
8がリムーバブル・メディアより読み込まれRAM20
2上で実行されると共に、編集するデータファイル90
9もロード処理部904によりリムーバブル・メディア
より読み込まれ(ステップS27)、アプリケーション
上にデータファイルを開く処理が完了する。
【0122】ただし図10のフローチャートにて保存す
るデータファイルに該当する編集専用アプリケーション
が見つからなく、データファイルのみの保存しか出来な
かった場合には、ステップS25〜ステップS27まで
の処理が行われないので、顧客自らファイルタイプに適
合した編集アプリケーションを選択して起動し、ファイ
ルを開く手順が必要である。
【0123】また続くステップS28にて、顧客は編集
処理部905の機能を用いることによりデータファイル
の編集を行うことが可能になる。
【0124】ステップS28による編集作業を終えた顧
客は、ステップS29において保存処理部906に指示
することにより編集済みのデータファイルをリムーバブ
ル・メディアのデータファイル部909へ再び保存す
る。
【0125】図12は、本発明によるリムーバブル・メ
ディアを顧客の管理するコンピュータシステムで再編集
・保存した後に、再び店舗のシステムへ供給した処理の
フローチャートである。
【0126】図11の一連の処理により顧客の管理する
コンピュータシステム801で保存されたリムーバブル
・メディアを再び高精細プリンタをもつDTPサービス
システムを行う店舗のコンピュータシステムへ持ち込ん
だ場合の処理を簡易的に表したのが図12のフローチャ
ートである。
【0127】ステップS30でオペレータは、顧客にデ
ータが保存されたリムーバブル・メディアがあるかどう
か確認し、ある場合にはステップS31で外付け記憶装
置にセットされたリムーバブル・メディアよりデータフ
ァイルを編集用プログラムの編集用ディレクトリにコピ
ーする。
【0128】ステップS32でオペレータが、編集装置
103中の編集手段322である編集用プログラムを起
動し、上記データファイルを開くことにより、顧客はス
テップS33にて編集アプリケーションにより上記デー
タファイルの編集を開始できる。
【0129】ステップS33以降の処理は図10のステ
ップS1以降の処理と同様である。
【0130】
【発明の効果】以上のように編集済みデータファイルを
保存したリムーバブル・メディアを利用して、別のコン
ピュータシステムでデータファイル再編集しようとする
際に、適合した編集用のアプリケーションをあらかじめ
コンピュータシステムのハードディスクに導入しておく
必要が無く、容易に再編集を開始することが出来、効率
化がはかれるという効果がある。
【0131】また、配布用編集プログラムを用意し編集
済みデータファイルの保存に際して自動添付できる事に
より、データファイルとそれに関連する編集プログラム
の関係を意識する必要が無くなり、操作者に専門的知識
が無くても操作できるという効果と共に、処理が簡略化
できるという効果がある。
【0132】DTPサービスを行う店舗と顧客の関係に
本発明をあてはめてみると、店舗側としては店舗で編集
が終わらなかった顧客を、店舗外での再編集の後に、再
び店舗へ呼び戻す事が出来るという効果があり、顧客側
としては自分の管理するコンピュータで編集の続きが出
来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書編集・印刷管理システムを説
明するシステム構成図。
【図2】本発明に係るデータ保存装置のシステム構成を
示す内部構成図。
【図3】本発明に係る処理手段群及び情報を格納する格
納装置群及びその中での制御及び情報の流れの説明図。
【図4】本発明に係るデータ保存部を示す概念図。
【図5】本発明に係るデータファイル・編集プログラム
関連情報記憶部のフォーマット図。
【図6】本発明に係るデータファイル・編集プログラム
関連情報記憶部のファイル・イメージ図。
【図7】本発明に係る起動手順記載テンプレート・ファ
イルのファイル・イメージ図。
【図8】本発明に係る顧客が管理するコンピュータシス
テムにおけるデータ再編集の例示図。
【図9】データ編集に係る第二の実施形態例示図。
【図10】本発明に係る全体的な処理のフローチャー
ト。
【図11】顧客の装置によりデータを編集する際の処理
のフローチャート。
【図12】店舗で再度データを処理する際のフローチャ
ート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 亨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 鎌田 環己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 福永 真司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5B076 AB17 5B082 EA07 5D044 AB02 AB07 AB08 BC01 BC03 BC06 CC04 DE02 DE17 DE27 DE49 DE52 HL14

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保存するデータの種類を判別し、 前記判別したデータの種類に適したプログラムを識別
    し、 前記データと共に前記識別したプログラムを記憶媒体に
    保存するよう制御することを特徴とするデータ処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記データとプログラムとは、同一の記
    憶媒体に保存するよう制御することを特徴とする請求項
    1に記載のデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記プログラムは、前記データを編集す
    る為のプログラムとすことを特徴とする請求項1に記載
    のデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 前記プログラムは、前記データを印刷さ
    せる機能を持たないプログラムとすることを特徴とする
    請求項1に記載のデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記データはテキストデータとすること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記データは画像データとすることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記データは図形データとすることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記データは複数種類のデータが混在し
    たデータとすることを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記データの種類は、データを格納して
    いるファイルの識別子とすることを特徴とする請求項1
    に記載のデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 データの種類とプログラムとを関連付
    ける情報を予め記憶しておき、この情報に従って前記プ
    ログラムの識別を行うことを特徴とする請求項1に記載
    のデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 前記プログラムの識別は、プログラム
    を格納している位置を特定する情報の識別とし、この識
    別されたプログラムの格納位置に格納されている情報を
    前記記憶媒体に保存するよう制御することを特徴とする
    請求項1に記載のデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶媒体はフロッピーディスクと
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記記憶媒体は着脱可能な記憶媒体と
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記記憶媒体は光磁気ディスクとする
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 前記記憶媒体はコンパクトディスクと
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方
    法。
  16. 【請求項16】 保存するデータの種類を判別する判別
    手段と、 前記判別したデータの種類に適したプログラムを識別す
    るプログラム識別手段と、 前記データと共に前記識別したプログラムを記憶媒体に
    保存するよう制御する保存制御手段とを有することを特
    徴とするデータ処理装置。
  17. 【請求項17】 前記保存制御手段は、前記データとプ
    ログラムとを同一の記憶媒体に保存するよう制御するこ
    とを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  18. 【請求項18】 前記プログラムは、前記データを編集
    する為のプログラムとすることを特徴とする請求項16
    に記載のデータ処理装置。
  19. 【請求項19】 前記プログラムは、前記データを印刷
    させる機能を持たないプログラムとすることを特徴とす
    る請求項16に記載のデータ処理装置。
  20. 【請求項20】 前記データはテキストデータとするこ
    とを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  21. 【請求項21】 前記データは画像データとすることを
    特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  22. 【請求項22】 前記データは図形データとすることを
    特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  23. 【請求項23】 前記データは複数種類のデータが混在
    したデータとすることを特徴とする請求項16に記載の
    データ処理装置。
  24. 【請求項24】 前記判別手段は、前記データを格納し
    ているファイルの識別子によりデータの種類を判別する
    ことを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  25. 【請求項25】 データの種類とプログラムとを関連付
    ける情報を予め記憶しておく記憶手段と、 前記識別手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に
    従って前記プログラムの識別を行うことを特徴とする請
    求項16に記載のデータ処理装置。
  26. 【請求項26】 前記識別手段は、プログラムを格納し
    ているメモリ中の位置を特定する情報を識別し、 前記保存制御手段は前記識別されたメモリ中の位置に格
    納されている情報を前記記憶媒体に保存するよう制御す
    ることを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装
    置。
  27. 【請求項27】 前記記憶媒体はフロッピー(登録商
    標)ディスクとすることを特徴とする請求項16に記載
    のデータ処理装置。
  28. 【請求項28】 前記記憶媒体は着脱可能な記憶媒体と
    することを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装
    置。
  29. 【請求項29】 前記記憶媒体は光磁気ディスクとする
    ことを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装置。
  30. 【請求項30】 前記記憶媒体はコンパクトディスクと
    することを特徴とする請求項16に記載のデータ処理装
    置。
  31. 【請求項31】 コンピュータにより読取可能な記憶媒
    体であって、 保存するデータの種類を判別する工程の制御プログラム
    と、 前記判別したデータの種類に適したプログラムを識別す
    る工程の制御プログラムと、 前記データと共に前記識別したプログラムを記憶媒体に
    保存するよう制御する工程の制御プログラムとを記憶し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記データとプログラムとを、同一の
    記憶媒体に保存するよう制御する工程の制御プログラム
    を記憶したことを特徴とする請求項31に記載の記憶媒
    体。
  33. 【請求項33】 前記保存するプログラムは、前記デー
    タを編集する為のプログラムとすることを特徴とする請
    求項31に記載の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記保存するプログラムは、前記デー
    タを印刷させる機能を持たないプログラムとすることを
    特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記データはテキストデータとするこ
    とを特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記データは画像データとすることを
    特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記データは図形データとすることを
    特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記データは複数種類のデータが混在
    したデータとすることを特徴とする請求項31に記載の
    記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記データを格納しているファイルの
    識別子をデータの種類として前記判別を行うことを特徴
    とする請求項31に記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記予め記憶してあるデータの種類と
    プログラムとを関連付ける情報に従って前記プログラム
    の識別を行うことを特徴とする請求項31に記載の記憶
    媒体。
  41. 【請求項41】 前記プログラムの識別は、プログラム
    を格納している位置を特定する情報の識別とし、この識
    別されたプログラムの格納位置に格納されている情報を
    前記記憶媒体に保存するよう制御することを特徴とする
    請求項31に記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記記憶媒体はフロッピーディスクと
    することを特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記記憶媒体は着脱可能な記憶媒体と
    することを特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記記憶媒体は光磁気ディスクとする
    ことを特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記記憶媒体はコンパクトディスクと
    することを特徴とする請求項31に記載の記憶媒体。
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