JP3912952B2 - 画像再生装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばフロッピーディスクやカードメモリなどの記録媒体に記録された画像データを用いて所望の再生画像を得ることができる画像再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手持ちの画像データを再生する一般的な方法として、写真の焼き増しサービスがある。
【0003】
この焼き増しサービスは、現像されたフィルムが収納される半透明のネガカバー(ネガホルター)に焼き増し枚数や印を記入して、現像所等に持ち込むことにより、現像所等で再生する(焼き増しする)画像を特定して、所望の画像を焼き増しすることにより行われる。
【0004】
また最近、フィルム上の画像を読み取り、読み取った画像データをCD−ROMに書き込み、このCD−ROMから画像データを読み出して、ディスプレー等の画像表示装置に再生表示するフォトCDシステムがある。
【0005】
フォトCDシステムでは、コンピュータシステムにてCD−ROM上に記録された画像データを読みだして、高画質プリンタで出力することにより、プリント画像を得ることができる。
【0006】
しかしながら高画質プリンタは高価であり、個人が所有することは困難である為、プリント画像を得るには現像所等にプリントサービスを依頼して行われるのが普通である。
【0007】
依頼の方法としては、CD−ROMと該CD−ROMに記録されている画像データを特定する為の情報(例えば、インデックスプリント等で確認される画像番号等)を書いたメモをプリントサービスヘ渡す方法が一般的である。
【0008】
一方、コンピュータ技術の向上、及びパーソナルコンピュータ(パソコン)の普及、そして、デジタルカメラ等の画像入力装置の普及にともなって、気軽に高精細のデジタル画像データを個人が扱えることが可能となった。
【0009】
これらの画像データは、例えば、TIFF,PICT,JPEG及びRAW等の種々の画像ファイルフォーマットで所定の情報記録媒体に記録される。
【0010】
このような画像データは、個人の所有するコンピュータに接続されたプリンタや、オフィス環境で複数のコンピュータが接続されたネットワーク対応プリンタにて出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように記録媒体に記録された画像データの印刷を行なう場合、記録媒体に記録されている画像データの中から所望の画像を指示する事が必要となる。
【0012】
このため、印刷を自ら行なう場合や、他人に依頼して印刷してもらう場合、記録媒体に記録されている画像データの中の所望の画像を指示するべく、画像に記されている番号や名称のメモ等をもとに、記録媒体に記録されている画像データの中から、所望する画像を人手を介して選定して、プリントすることが必要となる。
【0013】
一般に、上記のようなプリント処理を行う為のコンピュータシステムは煩雑な操作が必要である。
【0014】
また、一連のプリント処理を行なうには、コンピュータシステムに精通している必要性があり、コンピュータシステムの操作方法を知らないユーザーが操作しプリントする画像を選択しプリントを実行することは容易でなかった。
【0015】
さらに、記録媒体に記録されている画像データの中から、所望の画像を選択することが必要である為、実際にプリントするためには人手を要し、プリントに要する時間が制限されるという問題があった。
【0016】
本発明はこのような従来技術の課題を解決し、記録媒体に記録された画像の中から所望の画像を自動的に特定して、この画像が形成されたプリントを迅速に得ることのできる画像再生装置および方法を提供することを目的とする。
【0017】
また、画像出力装置として用いられるプリンタ中にメモリを搭載し、同メモリに画像データを格納してプリントを行なうことで効率的なプリント処理を図ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、請求項1の発明は、画像データを格納するメモリを有するプリンタと通信して、記録媒体から読み出した画像データ及び再生すべき画像データを特定するための画像再生情報に基づいて前記プリンタに自動的にプリントを行わせる画像再生装置であって、前記画像再生情報に基づいてジョブを作成する作成手段と、前記作成手段により作成されたジョブおよび画像データを前記プリンタに出力する出力手段と、前記プリンタのメモリに格納されている画像データを管理データに基づいて管理する管理手段とを有し、前記作成手段により、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納ジョブが作成される場合に、前記管理手段は、前記作成手段により作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データに追加することを特徴とする。
【0019】
請求項2の発明は、請求項1において、さらに、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納指定を入力する入力手段を有し、前記格納指定の入力に応じて、前記作成手段は前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するため格納ジョブを作成することを特徴とする。
【0020】
さらに、請求項3の発明は、請求項1において、前記作成手段により、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリから削除するための削除ジョブが作成される場合に、前記管理手段は、前記削除ジョブに関する情報を前記管理データから削除することを特徴とする。
【0021】
さらに、請求項4の発明は、請求項3において、さらに、前記プリンタのメモリに格納されている画像データを削除するための削除指定を入力する入力手段を有し、前記削除指定の入力に応じて、前記ジョブ作成手段は削除ジョブを作成することを特徴とする。
【0022】
さらに、請求項5の発明は、請求項3において、前記管理手段は、前記作成手段により作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データから検索し、前記検索によって格納ジョブに関する情報が検出された場合に、前記ジョブ作成手段は削除ジョブを作成することを特徴とする。
【0023】
さらに、請求項6の発明は、請求項3において、前記作成手段により作成される格納ジョブに関する情報が前記管理データに記録されていない場合に、前記画像再生情報で特定される画像データが前記プリンタのメモリに格納されていないことを警告する警告手段を有することを特徴とする。
【0024】
さらに、請求項7の発明は、画像データを格納するメモリを有するプリンタと通信して、記録媒体から読み出した画像データ及び再生すべき画像データを特定するための画像再生情報に基づいて作成したジョブを前記プリンタに出力して当該プリンタに自動的にプリントを行わせる画像再生方法であって、前記プリンタのメモリに格納されている画像データを管理データに基づいて管理するステップを有し、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納ジョブが作成される場合に、前記管理ステップにおいて、前記作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データに追加することを特徴とする。
【0025】
さらに請求項8の発明は、請求項7において、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納指定の入力に応じて、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するため格納ジョブを作成することを特徴とする。
【0026】
さらに請求項9の発明は、請求項7において、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリから削除するための削除ジョブが作成される場合に、前記管理ステップにおいて、前記削除ジョブに関する情報を前記管理データから削除することを特徴とする。
【0027】
さらに請求項10の発明は、請求項9において、前記プリンタのメモリに格納されている画像データを削除するための削除指定の入力に応じて、前記削除ジョブを作成することを特徴とする。
【0028】
さらに請求項11の発明は、請求項9において、前記作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データから検索し、前記検索によって格納ジョブに関する情報が検出された場合に、前記削除ジョブを作成することを特徴とする。
【0029】
さらに請求項12の発明は、請求項9において、前記作成される格納ジョブに関する情報が前記管理データに記録されていない場合に、前記画像再生情報で特定される画像データが前記プリンタのメモリに格納されていないことを警告することを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】
本実施例に適用できる画像再生システムにおける画像再生部(プリンタ20)の構造について説明する。
【0048】
本実施例を適用するレーザビームプリンタの構成について図1を参照しながら説明する。
図1は本発明を適用可能な画像再生部の構成を示す断面図であり、レーザービームプリンタ(LBP)の場合を示す。
【0049】
図1において、20はLBP本体(プリンタ)であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0050】
21,22,25はLBP本体20全体の制御およびホストコンピュータから供給される文字情報等を解析して画像生成を行なうためのプリンタ制御ユニットを構成するが、詳細は後述する。
【0051】
このプリンタ制御ユニットは、生成した画像をビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力する。
【0052】
レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004をオン・オフ切り換えする。
レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。
【0053】
これにより、静電ドラム1006上には出力画像の静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転写される。
【0054】
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP本体20に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送ローラ1010により、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0055】
尚、同様な構成でカラー出力も可能である。
【0056】
次に、本実施例における情報記録媒体11におけるファイル形式を図2にて示す。
【0057】
本実施例では、同情報記録媒体11としてCF(コンパクトフラッシュメモリカード)を用いた。尚、これに限るものではなく、フロッピーディスク、CD−R,CD−RW,DVD−R,DVD−RW等であってもよい。
【0058】
本実施例において、図2のaに示すように情報記録媒体11は、予約領域、ファイルアロケーションテーブル領域(FAT)、ルートディレクトリ領域、及びファイル領域の4つの独立したエリアにマッピングされる。
【0059】
予約領域には、本情報記録媒体に関してのルートディレクトリ内のエントリ数、予約領域のサイズ及びファイルアロケーションテーブルのサイズが記録される。ファイルアロケーションテーブルには、本情報記録媒体のファイル領域の使われ方が記録される。
【0060】
ルートディレクトリ領域には、本情報記録媒体に記録されているファイル名、サイズ、そして位置等の情報を示すディレクトリエントリ情報が記録される。ファイル領域には、画像再生指示データファイル111や実際の画像データファイル121が記録される。
【0061】
画像データファイル121は、画像データそのものを記録内容として持つファイルであり、本実施例ではJPEGデータの形式のファイルとした。このファイル名を図2のbに示すように説明の都合上“XXX.JPG”とする。“XXX”は複数の画像を区別する為に異なる文字や数字等が当てられる。
【0062】
なお、ファイル名は上記の形式に限定されるものでなく、画像ファイルが分類できるものであれば良い。
【0063】
JPEG形式で記録された画像データは、本来の画像データを圧縮した形で記録され、この圧縮した画像を復元して本来の画像データに戻すための情報も図2のbに示すように、ヘッダー情報として画像データの一部として記録される。このヘッダー情報には画像サイズ等の情報も含まれる。
【0064】
もう一つのファイルである画像再生指示データファイル111は、画像再生する画像データファイルとその付随情報を記録内容としてもつファイルである。同ファイルは画像データファイル121の画像出力の実行の有無や、プリント枚数を指示するデータ、そして画像出力するための出力条件(解像度、階調、モノクロ/カラー指定、印刷用紙サイズなど)が記録される。
【0065】
本実施例では該ファイル名を“AUTOPRINT.MRK”とする。
【0066】
図3にAUTOPRINT.MRKの記録内容の一例を示す。
【0067】
全画像データファイル121に共通の画像情報は、画像再生指示データファイル111中に、次のようなタグ<HDR>を付けて表現される。
【0068】
同タグで指定された各種情報をヘッダー情報112とする。
【0069】
“VERSION=”とは、画像再生指示データファイルのバージョン情報を示している。“RESOLUTION=”とは、画像データファイルを画像出力する際の印刷解像度を示している。
【0070】
“BPP=”とは、画像データファイルを画像出力する際の印刷階調を示している。“MON0/COLOR=”とは、画像データファイルを画像出力する際の色処理のことを示しており、モノクロ印刷やカラー印刷を指定している。
【0071】
“PAPERSIZE=”とは、画像データファイルを画像出力する際の印刷用紙サイズを示している。例えば、A4サイズ、A3サイズ、B5サイズなどの出力可能な印刷用紙サイズを指定している。
【0072】
また、画像再生される各画像データファイル121は、次のようなタグ<IMG=“XXX.JPG”>を付けて表現される。
【0073】
“PRINT_COUNT=2”は付随情報を示すタグの一例であり、本実施例ではそのすぐ前に示される画像データファイル121のプリント枚数を示す。
【0074】
“ID=3247”は情報記録媒体11が複数存在する場合に、各情報記録媒体を識別するために割り振られた異なる値である。
【0075】
以上の各情報を参照することにより、画像再生する画像データファイル121と画像再生する枚数の総数を求めることができる。
【0076】
例えば、図3に示すAUTOPRIN.MRKファイルは、画像再生する画像データファイル121は、“A00.JPG”、“A01.JPG”、“A02.JPG”であり、プリント枚数はそれぞれ2枚、1枚、6枚であり総枚数は9枚であることを示している。
【0077】
なお、画像再生指示データファイル111、及び画像データファイル121は、パソコンやデジタルカメラ等の入力手段を用いて指定及び編集される。
【0078】
本ファイルは、撮影時に再生の有無を判断して編集されると共に、一度蓄え、記録されたデータを読み出して、再生の必要性を確認しながら再生が必要な画像に付加される等の操作時にも必要に応じて編集される。
【0079】
本実施例では、画像出力側の制御の説明が中心であるが、本実施例に記載されるフォーマットで、記録媒体に画像を記録する入力手段、例えばデジタルカメラも本発明を構成することは言うまでもない。
【0080】
この場合、不図示のコントローラにより、画像の入力制御、及び対応して入力される画像再生指示データファイル111と画像データファイル121を本実施例に記載のフォーマットに基づいて記録媒体に記録する記録制御を行なっている。
【0081】
次に、図4に本実施例における画像再生システム(装置)10とプリンタ20を示す。
【0082】
この画像再生システムは、情報記録媒体11に記録された画像の中から所望の画像を自動的に選択して、その選択された画像データを画像出力(プリント)するシステム(装置)である。
【0083】
画像再生システム(装置)10は、情報記録媒体11に記録されている画像再生指示データファイル111、及び画像データファイル121の記録データを読み出して、該記録データをバス14に送出するデータ読み取り部12、本画像再生システム10の各部を制御してシステム全体の動作を制御するシステム制御部13、システム制御部13の制御を受けてデータ読み取り部12で読み取られ、バス14に送出された画像データを受けて、この画像データを画像出力するための画像出力データ(プリントジョブ130)を生成し出力を行なう画像再生処理部15から構成される。
【0084】
生成された画像出力データは、ジョブ管理部16にて管理され、ここで情報記憶媒体11中の画像データが以前にプリントジョブ130として変換及び出力されたか否かが管理される。ジョブ管理部16は、後述するように、管理するためのデータを格納する不揮発性メモリを有することができる。
【0085】
ユーザーインターフェイス部17は、前記ジョブ管理部16で管理されているプリントジョブ130の一覧を表示するための表示手段と、画像再生処理部15で生成されたプリントジョブを後述のプリンタ20の不揮発性メモリ25へ格納するか否かを指定し、さらに同プリントジョブの再生、及び削除を指定するための入力手段から構成される。同表示手段としてはモニタなどの表示装置を用い、同入力手段としてはキーボードなどの入力装置を用いる。
【0086】
なお、システム制御部13は、CPU,ROM,RAM等から構成され、画像再生システム10は、パーソナルコンピュータ(PC)から構成することもでき、この場合は、データ読み取り部12、システム制御部13、画像再生処理部15、ジョブ管理部16、ユーザインターフェイス部17が同PCを構成する部品の一部として構成される。
【0087】
画像再生部(プリンタ20)は、画像再生処理部15から出力されたプリントジョブを受信して画像出力するために機能する。
【0088】
データ受信部21は画像再生システム10から出力された画像出力データをネットワーク30を介して受信するところであり不図示のRAM(または後述する制御部内のRAM)中にプリントジョブを格納する。
【0089】
データ解析部22はRAM中のプリントジョブの解析を行ない画像の生成を行う。そして、生成された画像は印刷部23(図1の1002〜1010)にて出力される。
【0090】
不揮発性メモリ25はプリントジョブ130を保存するための記憶装置であり、ハードディスクやフラッシュROMなどにて構成される。
【0091】
表示部26は不揮発性メモリ25中に格納されているプリントジョブ130の一覧を表示するためのものであり、入力部27は表示部26に表示されたプリントジョブ一覧から出力させたいジョブを選択するために用いられる他、後述のパスワードを入力するために使用される。28は、画像再生部20を構成する個々の構成(21〜27)を制御する制御部であって、CPUが実行する後述の図7,図8,図9の如き制御手順を格納したROMおよびCPUの作業領域として機能するRAMを有する。
【0092】
なお、表示部26ではCRTなどの画像表示装置を用い、入力部27はキーボードなどの入力装置を用いる。
【0093】
図5,6に本実施例の画像再生システムの動作フローを示す。
【0094】
本動作フローで表わされるプログラムは、画像再生システム10のシステム制御部13のROMやハードディスク等に格納されており、本画像再生システム10が電源投下等により立ち上げられると、本動作フローが読み出され実行される。
【0095】
まず、図5のステップ301(S301)で、データ読み取り部12に情報記録媒体11がセットされたかどうかを確認する。
【0096】
情報記録媒体11がセットされたことが確認されるとステップ302に進み、データ読み取り部12において、図2で示した情報記録媒体11に記録されているファイル中の画像再生指示データファイル111(AUTOPRINT.MRK)が読み込まれる。
【0097】
次に、ステップ303において、プリンタ20中の不揮発性メモリ25へのプリントジョブの格納、不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの再生、不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの削除を指定するための命令が作成される。同処理の動作フローについては図6を用いて後述する。
【0098】
ステップ304以降は、ステップ303で格納命令、再生命令、削除命令が作成された後に実行される。
【0099】
ステップ302で読み込まれた画像再生指示データファイル111は順次解析された後、ステップ304でファイル解析終了と判断されたなら、画像再生システム10は動作を終了する。
【0100】
同ファイル解析中にタグである<IMG=“XXX.JPG”>が見つかると(ステップ305)、ステップ306に進み、同タグで指定されている画像データファイル名“XXX.JPG”が読み込まれる。ステップ310ではステップ303で格納命令が作成された否か判別し、格納命令でない場合、ステップ308に進み、格納命令の場合、ステップ307に進む。
【0101】
読み込まれた画像データファイル名をもとに、ステップ307で該画像データファイル121に格納されている画像データを読み込み、ステップ308において画像再生処理部15で図10に示すプリントジョブ130が生成される。
【0102】
ここで生成されるプリントジョブ130は、画像再生指示データファイル111中のヘッダー情報112や画像データファイル121等に基づき生成されたものであり、同実施例の場合、レーザービームプリンタで出力可能なべージ記述言語(PDL)にて構成されたものである。
【0103】
同プリントジョブ130は、ネットワーク30を介して接続されているプリンタ20へ転送される(ステップ309)。
【0104】
ただし、本実施例においてはネットワーク30を介して接続されたプリンタ20へプリントジョブが転送される場合について説明を行なったが、ネットワーク30を介さずに画像再生システム10とプリンタ20が直接接続された場合について、同実施例を適用しても良いとする。
【0105】
ここで、ページ記述言語(PDL)やプリントジョブ130については周知であり、本実施例では詳細な説明は省略するが、ページ記述言語として一般的にサポートされているイメージ描画命令等を用いて画像データファイル121の画像出力を実現するものとし、先に述べたヘッダー情報112中の解像度、階調、モノクロ/カラー指定、印刷用紙サイズ等を必要な情報として用いている。
【0106】
なお、本実施例では画像データファイル121としてJPEGデータを用い、プリンタ20としてはレーザービームプリンタを用いた。
【0107】
そのため、プリンタ20のデータ解析部22では、JPEGデータとして保存されている画像データを解凍(圧縮解除)して、解像度変換処理、階調変換処理、色変換処理、及びハーフトーニング処理等の処理がなされる。これらの各処理は、周知であるためここでの説明は省略する。
【0108】
また、この実施例において、画像データはJPEGデータとしたが、これに限らず、TIFFやPICT等を用いても良い。また、それぞれの画像データに依存して、本実施例で示したデータ解析部22で施される処理が変更されればよく、本発明は用いる画像データの種別には限定されない。
【0109】
図5のステップ309にてプリントジョブ130がプリンタ20へ転送されるとステップ304に戻り、システムはAUTOPRINT.MRKファイルの終了を確認しつつ、その内容の解析が続けられる。
【0110】
図6は、図5のステップ303で行なわれる転送設定を説明するための動作フローである。図6のステップ401、402、403では、ユーザーインターフェイス部17でプリントジョブの格納、削除、再生指定が行なわれているか否かの判断を行なう。なお、同指定はユーザーインターフェイス部17でキーボードなどの入力装置にて行なわれる。
【0111】
いずれの指示も行なわれていないと判断した場合には、図5のステップ304以降にてプリントジョブ130の生成処理が行なわれる。この場合、プリンタ20を用いて画像出力は行なわれるが、プリンタジョブの格納、削除、再生処理は行なわれない。
【0112】
ステップ401において、これから生成するプリントジョブの格納が指定されていると判断した場合、ステップ404にて不揮発性メモリ25へのプリントジョブの格納を指示するための格納命令が作成され、その後、プリントジョブが図5のステップ304以降にて生成される。
【0113】
さらに、不揮発性メモリ25内部に格納するプリントジョブを画像再生システム10側で管理するために、ジョブ管理部16にてプリントジョブの管理のための処理を実行する(ステップ405)。
【0114】
同管理方法の一つとして、画像再生指示データファイル111中に記述されている“ID”を、画像再生システム10内部の不揮発性メモリで管理する方法があり、同方法にて不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの一覧を把握することが可能である。管理方法としてはこれ以外の方法でも良く、不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの一覧が画像再生システム10側で認識可能であれば良い。
【0115】
また、同方法にて管理されたプリントジョブの一覧はエーザインターフェイス部17に接続されているモニタなどの表示装置に表示することを可能とし、同表示手段を用いることで、同画像再生システム10の利用者は不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの一覧を参照したり、削除したいプリントジョブを選択することを可能とする。
【0116】
ステップ405にてジョブ管理更新が行なわれた後、図5のステップ304に移行する。
【0117】
一方、図6のステップ402で不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの削除が指定されている場合、ステップ406でジョブ管理部16から削除するプリントジョブのIDを検索した結果、削除指定されたプリントジョブが不揮発性メモリ25中に存在しない場合には(ステップ407→ステップ408)、同プリントジョブが存在しないことを同システムの利用者に警告した後(ステップ408)、同動作フローを終了する。なお、ここでエラー警告の方法としてはユーザインタフェイス部17の表示装置にプリントジョブが存在しないことを表示する等、利用者が同警告を理解可能であればどのような方法をとってもよいとする。
【0118】
一方、ステップ407で削除指定されたプリントジョブが検索された場合、プリンタ20に対し同プリントジョブの削除を指示する命令を作成した後(ステップ409)、ジョブ管理部16に記憶されている同プリントジョブに関するID等の情報を削除する(ステップ410)。その後、図5のステップ304に戻り、ステップ308で削除するためのプリントジョブを生成し、ステップ309で転送する。
【0119】
ステップ403で不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの再生が指定されている場合、ジョブ管理部16によって同プリントジョブを検索した後(ステップ411)、指定されたプリントジョブが不揮発性メモリ25中に存在しない場合には、同プリントジョブの生成及び画像出力を実行する為に、同動作フローを終了し、図5のステップ304以降の処理を実行することで所望した画像データファイルの画像出力を行なう。
【0120】
一方、指定されたプリントジョブが検索された場合、プリンタ20に対し同プリンタジョブの再生出力を指示するための再生命令を作成し(ステップ413)、図5のステップ304に戻り、ステップ308で再生するためのプリントジョブを作成し、ステップ309で転送し、同プリントジョブの画像出力を行なう。
【0121】
ここで、図5,6にて生成される格納命令、再生命令、削除命令の例を図10に示す。同命令はべージ記述言語(PDL)にて構成されており、同図では“COMMAND=”に続く文字列(“STORE”,“PRINT”,“DELETE”)がそれぞれ格納、再生、削除命令を示している。
【0122】
文字列(“RESOLUTION”,“BPP”,“MONO/COLOR”,“PAPERSIZE”,“ID”,“PRINT_COUNT”)については、前述の画像再生指示データファイル111(AUTOPRINT.MRK)の各引数と同様の役割を果たす。
【0123】
その他の文字列(“IMG”,“SIZE”,“DATA”)については、画像データファイル121のファイル名称とそのデータサイズ、そしてデータをそれぞれ示している。
【0124】
なお、“DATA”には“SIZE”で指定されているデータサイズ分のデータが続いている。
【0125】
また、同例ではテキスト形式のコマンドにて構成されているぺージ記述言語としたが、その他のデータ形式のコマンドにて構成されているぺージ記述言語でも良いとする。
【0126】
次に、プリントジョブ130を受信したプリンタ20が行なう画像出力処理の動作フローを図7を用いて説明する。
【0127】
プリンタ20の制御部28は、画像再生システム10からプリントジョブ130や同プリントジョブの格納、再生、削除を指示する命令を受信すると、これに応答してジョブ入力待ち状態(ステップ501)を抜けてプリントジョブの解析を行なう(ステップ502)。
【0128】
ステップ502ではプリントジョブ中の各命令に従った処理を行なうが、排紙命令と解析した場合(ステップ503)、不図示(または制御部28内)のRAM上に生成した画像データをビデオ信号に変換し(ステップ504)、同信号を印刷部23(プリンタエンジン)に転送して印刷を行ない(ステップ505)、印刷後の用紙を排紙する(ステップ506)。
【0129】
一方、前記ステップ502におけるジョブ解析結果が再生命令(ステップ507)や格納・削除命令(ステップ509)であると判断した場合、後述のステップ508,510の処理を実行し、その他の命令の場合、各命令に従った描画処理を行ないRAM上に画像イメージを形成する(ステップ511)。
【0130】
前記ステップ502におけるジョブ解析結果が格納命令であると判断した場合、現在解析中のプリントジョブを不揮発性メモリ25内部へと格納し、ジョブ削除命令であると判断した場合、同命令で指定されているジョブの削除処理を実行する(ステップ510)。
【0131】
なお、ここで不揮発性メモリ25内部へのプリントジョブの格納フォーマットについての説明は省略するが、プリントジョブの格納、読み出し再生、削除が可能であれば、そのフォーマットについては特に限定しないものとする。さらに、前記ステップ502におけるジョブ解析結果がジョブ再生命令であると判断した場合、不揮発性メモリ25内部に格納されているプリントジョブを不揮発性メモリより読み出し(ステップ508)、ステップ502に戻り画像の形成処理を行なって排紙を行なう。
【0132】
ここで、プリンタ20の不揮発性メモリ25に格納されるデータ形式としてはプリントジョブ130以外に、同プリントジョブより形成される画像データ自身を不揮発性メモリ中に格納することで再生時の高速化を図っても良いとする。また、プリントジョブ130の格納先である不揮発性メモリは、ハードディスク、フラッシュROM、コンパクトフラッシュ等とし、不揮発性メモリであれば何でも良いとする。
【0133】
以上説明したように、画像再生システム10にて生成したプリントジョブ130をプリンタ20が受信して画像出力が行なわれるわけであるが、画像再生システムではプリントジョブの生成を行なう他、ジョブ管理部15にてプリントジョブの管理を行う機能も有する。
【0134】
ジョブ管理部15ではプリントジョブをプリンタ20へ転送する前に同プリントジョブに対して格納・削除命令やジョブ再生命令を付加する役割を果たし、ユーザーインターフェイス部17を用いて同命令を付加するか否かを設定する。
【0135】
なお、本実施例を適用するプリンタとしては、レーザービームプリンタに限られたものではなく、インクジェットプリンタ、昇華プリンタ、銀塩プリンタなどの他のプリンタを用いてもよい。
【0136】
本発明の画像再生システム10は、画像再生指示データファイル111を解析して、該ファイルで再生指定された画像データファイル121を再生するかどうかを決める。
【0137】
従って、画像再生指示データファイル111には各画像データファイル121の再生の有無を指示するデータが記録されていればよく、その指示の記録フォーマット、記録内容、記録順番等には限定されない。
【0138】
本実施例の画像再生システムは、上述のようにして複数の画像データファイルが記録された情報記録媒体から、所望の画像データを自動的に選択して画像出力する際に、プリントジョブをプリンタ内部の不揮発性メモリに格納することで、同画像データの再利用を可能とし、画像再生システム10やネットワーク30にかかる処理負荷の削減を図るための機能を提供することが可能となる。またそれと同時に、再利用する画像データを画像表示装置上に一覧表示させ、再生希望の画像データを利用者に判断させる入力装置を具えることで、操作の容易なシステムを利用者に提供することができる。
【0139】
他の実施例
(第2の実施例)
上述した第1の実施例では、プリンタ20内部の不揮発性メモリ25に格納された画像データ(プリントジョブ)の再生出力を画像再生システム10側から指定する場合について述べたが、第2の実施例では所望する画像データ(プリントジョブ)をプリンタ20に接続されたユーザインタフェイスから指定することで出力を図ることを目的とする。
【0140】
本実施例の動作フローを図8を用いて説明する。同図における動作フロー中のステップ502から506、そして511については前記第1の実施例と同様であるが、前記第1の実施例では画像再生システム10からプリントジョブが入力されてから動作していたのに対し、本第2の実施例では、制御部28の制御下でプリンタ20内部の不揮発性メモリ25に格納された画像データ(プリントジョブ)を表示部26を用いて確認し、入力部27を用いて指定することにより(ステップ601)、同画像データ(プリントジョブ)を不揮発性メモリ25から読み込み(ステップ602)、ジョブ解析(ステップ502)と描画処理(ステップ511)を繰り返して画像データの形成を行ない排紙するところに特徴がある。
【0141】
また、本実施例では不揮発性メモリ25中に格納された画像データの一覧を表示部26上に表示する機能を設けることで、所望する画像データの選択をより容易にしている。同方法により、不揮発性メモリ25中に格納された画像データ(プリントジョブ)は画像再生システム10を使用せずに出力することが可能となる。
【0142】
(第3の実施例)
前記第2の実施例において用いられるプリンタ20がネットワーク30に接続されたプリンタの場合、複数の利用者が同プリンタを利用する場合があるため、不揮発性メモリ25に格納された画像データ(プリントジョブ)も第三者によって出力可能である。
【0143】
本第3の実施例では、不揮発性メモリに格納された各画像データ(プリントジョブ)に対しパスワードを設定することで、同データの出力を制限させる機能を提供することを目的とする。
【0144】
本実施例の動作フローを図9を用いて説明する。同図における動作フロー中のステップ601,602,502から506、そして511については前記第2の実施例と同様である。
【0145】
本実施例が前記第2の実施例と異なる点は、制御部28の制御下で以下の動作を行うことであって、まず、所望する画像データ(プリントジョブ)を指定する前に、予め設定したパスワードを入力部27から入力する(ステップ701)。
【0146】
入力されたパスワードを予め設定されたパスワードと比較し(ステップ702)、一致する場合には、ステップ601にて出力する画像データ(プリントジョブ)の指定を行なう。一方、パスワードが一致しない場合にはパスワードが一致しないことを利用者に警告した後(ステップ703)、同動作フローを終了する。
【0147】
なお、ここでは予め設定しておく必要のあるパスワードの入力方法としては、本第1の実施例の図6のステップ401において画像データの格納を指定する際に、同命令に付随して画像再生システム10のユーザインタフェイス部17からパスワードを入力することで、各画像データ(プリントジョブ)毎にパスワードを設定しても良いし、もしくは、プリンタ20の入力部27からパスワード設定を行なっても良い。
【0148】
同機能により、不揮発性メモリ中に格納された画像データ(プリントジョブ)を出力する場合にはパスワード入力が必要となり、画像データの出力にセキュリティ機能を持たせることが可能となる。
【0149】
(第4の実施例)
本第4の実施例では、プリンタ20内部の不揮発性メモリ25に画像データ(プリントジョブ)を保管する場合に、プリンタ20内の不図示のタイマー(このタイマーは、例えば、制御部28内に設けることができる)を参照して各画像データが格納された時間情報や最後に参照された時間情報を共に記憶させておき、予め設定された時間を超過した時点で同画像データを不揮発性メモリ25から自動的に削除する機能を提供することを目的とする。
【0150】
同機能により古い画像データや参照頻度の低い画像データを自動的に削除することで不揮発性メモリの空きメモリを効率的に確保して、メモリ不足を回避することが可能となる。
【0151】
(その他の実施例)
第一の実施例の図6のステップ303における動作フローでは、ユーザーインターフェイス17を用いてプリンタ20内部の不揮発性メモリ25に格納、再生、削除する画像データ(プリントジョブ)を指定する場合について述べたが、本実施例ではジョブ管理部16にて格納、再生、削除する画像データの自動管理を行なうことを目的とする。
【0152】
本実施例の動作フローを図11を用いて説明する。
【0153】
ステップ404,405,409,410,411,412,413の各ステップで行なう処理については前記第一の実施例のそれと同様である。
【0154】
前記第一の実施例では画像再生システム10の利用者がユーザーインターフェイス17を通してプリントジョブの格納、再生、削除指定を行なっていたが、本実施例では、同処理をジョブ管理部16が自動的に判断して行なうため、利用者の手間を省くことができる。
【0155】
まず、ステップ411においてこれから生成する格納プリントジョブが不揮発性メモリ25に格納済みであるか否かを判断するための検索処理を行なう。具体的には、装着された情報記録媒体の画像再生指示データファイルのIDに基づき、対応するIDの格納プリントジョブが印刷装置に格納されているか判断する。
【0156】
画像再生システム10では、前記第一の実施例で説明したように画像再生指示データファイル111中に記述されている“ID”を、画像再生システム10内部の不図示の不揮発性メモリで管理しているため、不揮発性メモリ25に格納されている格納プリントジョブの一覧を把握している。
【0157】
そのため、同“ID”を検索することでこれから生成する格納プリントジョブが不揮発性メモリ25に格納済みか否かを判断することが可能である。
【0158】
同検索処理にて格納プリントジョブを格納済みであると判断した場合には(ステップ412)、不揮発性メモリ中の格納プリントジョブを用いての印刷を行うために再生命令の作成を行ない(ステップ413)、S304に戻る。
【0159】
一方、ステップ412にて格納プリントジョブが不揮発性メモリ25内に格納されていないと判断した場合には、不揮発性メモリ25内に同プリントジョブを格納可能か否かの判断を行なう(ステップ420)。
【0160】
同判断処理においては、これから生成する格納プリントジョブを格納するだけの空きメモリサイズが不揮発性メモリ内に存在するか否かを判断する。
【0161】
ジョブ管理部16では不揮発性メモリに格納している画像データファイル121の各“ID”と各画像データファイルのデータサイズ、そして不揮発性メモリの総メモリサイズ管理することで、空きメモリサイズを容易に判断することが可能である。
【0162】
ステップ421にて格納不可能であると判断した場合には既存の格納プリントジョブまたは画像データファイル121を削除するための削除命令を作成し(ステップ409)、空きメモリサイズの確保を図る。
【0163】
そして、削除した格納プリントジョブまたは画像データファイルに関する“ID”とデータサイズ情報を削除する(ステップ410)。
【0164】
その後、ステップ420に処理を戻し、ステップ421で格納可能であると判断するまで既存の格納プリントジョブまたは画像データファイルの削除を繰り返し、格納可能と判断した場合、格納命令の作成(ステップ404)と新規に格納した格納プリントジョブまたは画像データファイルに関する“ID”とデータサイズ情報を追加する(ステップ405)。そしてステップ413に進み、再生命令を作成し、ステップ304に戻る。ステップ304以降では、削除ジョブ、格納ジョブ、再生ジョブを作成し、プリンタに転送する。
【0165】
本実施例では、同図に従って不揮発性メモリに格納す格納プリントジョブまたは画像データファイルを制御することで、プリントジョブの格納、再生、削除の自動管理を行なうこと可能とする。
【0166】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体から読み出した所望の画像データを自動的に選択してプリントするための画像再生情報を用いて、プリンタのメモリに画像を格納するための格納ジョブを作成しているので、予め記録媒体に記録されている画像再生情報ごとにプリンタへの画像の格納指示を行うことができ、ユーザは記録媒体に記録されている画像データの中から格納する画像を選択しなくてもよいので、容易に画像データ格納の指示を行うことができる。また、管理データによりプリンタに格納されている画像データを画像再生装置側で管理しているので、例えば、プリンタに一度送った画像データをもう一度送ったりするようなことを防ぐことができるし、また、プリンタに格納されていない画像の削除命令を出してしまい、プリンタがエラーとなってしまうようなことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像出力を行う画像再生部(プリンタ)を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例における情報記録媒体への記録画像ファイル形式を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における情報記録媒体中の記録画像ファイルの一つであるAUTOPRINT.MRKファイルの記録内容例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における画像再生システムとプリンタを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における画像再生システムの動作フローを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における転送設定の動作フローを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるプリンタの動作フローを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるプリンタの動作フローを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例におけるプリンタの動作フローを示す図である。
【図10】プリントジョブを例示する図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例におけるプリンタの動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10 画像再生システム
11 情報記録媒体
12 データ読み取り部
13 システム制御部
14 システムバス
15 画像再生処理部
16 ジョブ管理部
17 ユーザインターフェイス部
20 画像再生部(プリンタ)
21 データ受信部
22 データ解析部
23 印刷部
24 システムバス
25 不揮発性メモリ
26 表示部
27 入力部
30 ネットワーク

Claims (12)

  1. 画像データを格納するメモリを有するプリンタと通信して、記録媒体から読み出した画像データ及び再生すべき画像データを特定するための画像再生情報に基づいて前記プリンタに自動的にプリントを行わせる画像再生装置であって、
    前記画像再生情報に基づいてジョブを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成されたジョブおよび画像データを前記プリンタに出力する出力手段と、
    前記プリンタのメモリに格納されている画像データを管理データに基づいて管理する管理手段とを有し、
    前記作成手段により、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納ジョブが作成される場合に、前記管理手段は、前記作成手段により作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データに追加することを特徴とする画像再生装置。
  2. さらに、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納指定を入力する入力手段を有し、
    前記格納指定の入力に応じて、前記作成手段は前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するため格納ジョブを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 前記作成手段により、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリから削除するための削除ジョブが作成される場合に、前記管理手段は、前記削除ジョブに関する情報を前記管理データから削除することを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  4. さらに、前記プリンタのメモリに格納されている画像データを削除するための削除指定を入力する入力手段を有し、
    前記削除指定の入力に応じて、前記ジョブ作成手段は削除ジョブを作成することを特徴とする請求項3に記載の画像再生装置。
  5. 前記管理手段は、前記作成手段により作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データから検索し、
    前記検索によって格納ジョブに関する情報が検出された場合に、前記ジョブ作成手段は削除ジョブを作成することを特徴とする請求項3に記載の画像再生装置。
  6. 前記作成手段により作成される格納ジョブに関する情報が前記管理データに記録されていない場合に、前記画像再生情報で特定される画像データが前記プリンタのメモリに格納されていないことを警告する警告手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像再生装置。
  7. 画像データを格納するメモリを有するプリンタと通信して、記録媒体から読み出した画像データ及び再生すべき画像データを特定するための画像再生情報に基づいて作成したジョブを前記プリンタに出力して当該プリンタに自動的にプリントを行わせる画像再生方法であって、
    前記プリンタのメモリに格納されている画像データを管理データに基づいて管理するステップを有し、
    前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納ジョブが作成される場合に、前記管理ステップにおいて、前記作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データに追加することを特徴とする画像再生方法。
  8. 前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するための格納指定の入力に応じて、前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリに格納するため格納ジョブを作成することを特徴とする請求項7に記載の画像再生方法。
  9. 前記画像再生情報で特定される画像データを前記プリンタのメモリから削除するための削除ジョブが作成される場合に、前記管理ステップにおいて、前記削除ジョブに関する情報を前記管理データから削除することを特徴とする請求項7に記載の画像再生方法。
  10. 前記プリンタのメモリに格納されている画像データを削除するための削除指定の入力に応じて、前記削除ジョブを作成することを特徴とする請求項9に記載の画像再生方法。
  11. 前記作成される格納ジョブに関する情報を前記管理データから検索し、前記検索によって格納ジョブに関する情報が検出された場合に、前記削除ジョブを作成することを特徴とする請求項9に記載の画像再生方法。
  12. 前記作成される格納ジョブに関する情報が前記管理データに記録されていない場合に、前記画像再生情報で特定される画像データが前記プリンタのメモリに格納されていないことを警告することを特徴とする請求項9に記載の画像再生方法。
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