JP2001225514A - 画像再生システムおよびプリンタ - Google Patents

画像再生システムおよびプリンタ

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JP2001225514A
JP2001225514A JP2000037155A JP2000037155A JP2001225514A JP 2001225514 A JP2001225514 A JP 2001225514A JP 2000037155 A JP2000037155 A JP 2000037155A JP 2000037155 A JP2000037155 A JP 2000037155A JP 2001225514 A JP2001225514 A JP 2001225514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体から所望の画像を迅速に再生出
力(プリント)すること。 【解決手段】 画像データと当該画像データの再生の有
無を指示する画像再生情報が記録された情報記録媒体1
1から必要な情報を読み取ることによって、画像出力デ
ータの生成処理が行われ、所望の画像データをネットワ
ーク30を介してプリンタ20に転送することによって
容易にかつ迅速に再生/出力することができる。また、
再生/出力の際にプリンタ内部にある不揮発性メモリ2
5内部に画像データを格納し、再出力時には同画像デー
タを再利用することによって画像再生システムから画像
データの再転送が不要となり、その結果、高速な再生出
力が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフロッピー
ディスクやカードメモリなどの記録媒体に記録された画
像データを用いて所望の再生画像を得ることができる画
像再生システムおよびプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手持ちの画像データを再生する一
般的な方法として、写真の焼き増しサービスがある。
【0003】この焼き増しサービスは、現像されたフィ
ルムが収納される半透明のネガカバー(ネガホルター)
に焼き増し枚数や印を記入して、現像所等に持ち込むこ
とにより、現像所等で再生する(焼き増しする)画像を
特定して、所望の画像を焼き増しすることにより行われ
る。
【0004】また最近、フィルム上の画像を読み取り、
読み取った画像データをCD−ROMに書き込み、この
CD−ROMから画像データを読み出して、ディスプレ
ー等の画像表示装置に再生表示するフォトCDシステム
がある。
【0005】フォトCDシステムでは、コンピュータシ
ステムにてCD−ROM上に記録された画像データを読
みだして、高画質プリンタで出力することにより、プリ
ント画像を得ることができる。
【0006】しかしながら高画質プリンタは高価であ
り、個人が所有することは困難である為、プリント画像
を得るには現像所等にプリントサービスを依頼して行わ
れるのが普通である。
【0007】依頼の方法としては、CD−ROMと該C
D−ROMに記録されている画像データを特定する為の
情報(例えば、インデックスプリント等で確認される画
像番号等)を書いたメモをプリントサービスヘ渡す方法
が一般的である。
【0008】一方、コンピュータ技術の向上、及びパー
ソナルコンピュータ(パソコン)の普及、そして、デジ
タルカメラ等の画像入力装置の普及にともなって、気軽
に高精細のデジタル画像データを個人が扱えることが可
能となった。
【0009】これらの画像データは、例えば、TIF
F,PICT,JPEG及びRAW等の種々の画像ファ
イルフォーマットで所定の情報記録媒体に記録される。
【0010】このような画像データは、個人の所有する
コンピュータに接続されたプリンタや、オフィス環境で
複数のコンピュータが接続されたネットワーク対応プリ
ンタにて出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように記録媒体に記録された画像データの印刷を行なう
場合、記録媒体に記録されている画像データの中から所
望の画像を指示する事が必要となる。
【0012】このため、印刷を自ら行なう場合や、他人
に依頼して印刷してもらう場合、記録媒体に記録されて
いる画像データの中の所望の画像を指示するべく、画像
に記されている番号や名称のメモ等をもとに、記録媒体
に記録されている画像データの中から、所望する画像を
人手を介して選定して、プリントすることが必要とな
る。
【0013】一般に、上記のようなプリント処理を行う
為のコンピュータシステムは煩雑な操作が必要である。
【0014】また、一連のプリント処理を行なうには、
コンピュータシステムに精通している必要性があり、コ
ンピュータシステムの操作方法を知らないユーザーが操
作しプリントする画像を選択しプリントを実行すること
は容易でなかった。
【0015】さらに、記録媒体に記録されている画像デ
ータの中から、所望の画像を選択することが必要である
為、実際にプリントするためには人手を要し、プリント
に要する時間が制限されるという問題があった。
【0016】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、記録媒体に記録された画像の中から所望の画像を自
動的に特定して、この画像が形成されたプリントを迅速
に得ることのできる画像再生システムおよびプリンタ提
供することを目的とする。
【0017】また、画像出力装置として用いられるプリ
ンタ中に不揮発性メモリを搭載し、同不揮発性メモリに
画像データを格納してプリントを行なうことで効率的な
プリント処理を図ることを目的とする。
【0018】さらに、不揮発性メモリに格納された画像
データをプリンタに接続された表示手段に表示した上
で、出力したい画像データを利用者に選択させてプリン
トを行なうことも目的とする。
【0019】なお、上記不揮発性メモリ中の画像データ
による印刷を行なう際には、パスワード入力を必要とす
ることで画像データに対しセキュリティ機能を持たせる
ことも目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、請求項1の発明にかかる画像再生システムは、画像
データ及び画像再生情報が蓄積された記録媒体から、前
記画像データ及び画像再生情報の内容を読み取る読み取
り手段と、前記読み取り手段により前記記録媒体から読
み取った画像データ及び画像再生情報からプリントジョ
ブを生成する生成手段と、前記生成手段により生成した
プリントジョブをプリンタに転送する転送手段と、前記
転送手段から前記プリンタに転送されたプリントジョブ
を管理する管理手段と、プリントしようとするプリント
ジョブが、前記管理手段によって、前記プリンタ内の不
揮発性メモリ内に格納されていると判断された場合に、
当該不揮発性メモリに格納されているプリントジョブを
用いてプリントを行なうことを前記プリンタに指示する
指示手段とを具えたことを特徴とする。
【0021】請求項2の発明は、請求項1において、前
記プリンタに転送されるプリントジョブにパスワードを
設定する手段を有することを特徴とする。
【0022】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、前記画像再生情報は、階調情報、解像度情報、モ
ノクロ/カラー指定情報、プリント用紙サイズ情報を有
していることを特徴とする。
【0023】請求項4の発明にかかるプリンタは、請求
項1〜3のいずれかの画像再生システムの転送手段から
転送されたプリントジョブを格納する不揮発性メモリ
と、前記画像再生システムの指示手段からの指示に応答
して前記不揮発性メモリに格納された該当するプリント
ジョブのプリントを実行するプリント手段とを具えたこ
とを特徴とする。
【0024】請求項5の発明は、請求項4において、前
記不揮発性メモリに格納されているプリントジョブを表
示する表示手段と、前記不揮発性メモリに格納されてい
るプリントジョブを選択する選択手段と、前記選択手段
による選択情報に応答して前記不揮発性メモリに格納さ
れた該当するプリントジョブのプリントを前記プリント
手段に実行させる手段とを有することを特徴とする。
【0025】請求項6の発明は、請求項4または5にお
いて、パスワードの入力手段と、前記入力手段から入力
したパスワードが前記不揮発性メモリに格納されている
プリントジョブと関連したパスワードと同一であるとき
のみ前記プリント手段によるプリントを実行させる手段
とを有することを特徴とする。
【0026】請求項7の発明は、請求項6において、前
記前記不揮発性メモリに格納されているプリントジョブ
と関連したパスワードを設定するパスワード設定手段を
有することを特徴とする。
【0027】請求項8の発明は、請求項4〜7のいずれ
かにおいて、タイマーと、前記タイマーを参照して前記
不揮発性メモリに格納されたプリントジョブを定期的に
消去する手段とを有することを特徴とする。
【0028】請求項9の発明は、画像データと当該画像
データの再生の有無を指示する画像再生情報とが記録さ
れた記録媒体を特徴とする。
【0029】請求項10の発明は、画像データと画像再
生指示データとを記憶する記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により装着された
と判別され、格納設定が設定されている場合、画像デー
タと画像再生データとに基づき格納ジョブを作成し、印
刷装置に転送する手段とを有することを特徴とする。
【0030】請求項11の発明は、請求項10におい
て、前記判別手段により装着されたと判別され、再生設
定が設定されている場合、画像再生データに基づき再生
ジョブを作成し、印刷装置に転送する手段を有すること
を特徴とする。
【0031】請求項12の発明は、請求項10におい
て、前記判別手段により装着されたと判別され、削除設
定が設定されている場合、画像再生データに基づき削除
ジョブを作成し、印刷装置に転送する手段を有すること
を特徴とする。
【0032】請求項13の発明は、画像データと画像再
生指示データとを記憶する記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により装着された
と判別された場合、印刷装置に格納ジョブが格納されて
いるか否かを画像再生指示データに基づき判定する判定
手段と、前記判定手段により格納されていると判定され
た場合、格納されているプリントジョブの再生ジョブを
作成し転送し、前記判定手段により格納されていないと
判定された場合、画像データと画像再生データとに基づ
く格納ジョブおよび再生ジョブを作成し転送する転送手
段とを有することを特徴とする。
【0033】請求項14の発明は、請求項13におい
て、前記転送手段は、格納ジョブを格納可能な場合、格
納ジョブを作成し転送し、格納ジョブを格納不能な場
合、格納されている格納ジョブの削除ジョブを作成し転
送することを特徴とする。
【0034】請求項15の発明は、請求項13におい
て、前記判定手段は、画像再生指示データに基づき対応
するIDの格納ジョブが格納されているか否かを判定す
ることを特徴とする。
【0035】請求項16の発明は、画像データと画像再
生指示データとを記憶する記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別ステップと、前記判別ステップにより装
着されたと判別され、格納設定が設定されている場合、
画像データと画像再生データとに基づき格納ジョブを作
成し、印刷装置に転送するステップとを有することを特
徴とする。
【0036】請求項17の発明は、請求項16におい
て、前記判別ステップにより装着されたと判別され、再
生設定が設定されている場合、画像再生データに基づき
再生ジョブを作成し、印刷装置に転送するステップを有
することを特徴とする。
【0037】請求項18の発明は、請求項16におい
て、前記判別ステップにより装着されたと判別され、削
除設定が設定されている場合、画像再生データに基づき
削除ジョブを作成し、印刷装置に転送するステップを有
することを特徴とする。
【0038】請求項19の発明は、画像データと画像再
生指示データとを記憶する記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別ステップと、前記判別ステップにより装
着されたと判別された場合、印刷装置に格納ジョブが格
納されているか否かを画像再生指示データに基づき判定
する判定ステップと、前記判定ステップにより格納され
ていると判定された場合、格納されているプリントジョ
ブの再生ジョブを作成し転送し、前記判定ステップによ
り格納されていないと判定された場合、画像データと画
像再生データとに基づく格納ジョブおよび再生ジョブを
作成し転送する転送ステップとを有することを特徴とす
る。
【0039】請求項20の発明は、請求項19におい
て、前記転送ステップは、格納ジョブを格納可能な場
合、格納ジョブを作成し転送し、格納ジョブを格納不能
な場合、格納されている格納ジョブの削除ジョブを作成
し転送することを特徴とする。
【0040】請求項21の発明は、請求項12におい
て、前記判定ステップは、画像再生指示データに基づき
対応するIDの格納ジョブが格納されているか否かを判
定することを特徴とする。
【0041】請求項22の発明は、画像データと画像再
生指示データとを記憶する記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別ステップと、前記判別ステップにより装
着されたと判別され、格納設定が設定されている場合、
画像データと画像再生データとに基づき格納ジョブを作
成し、印刷装置に転送するステップとを有するプログラ
ムを記憶することを特徴とする。
【0042】請求項23の発明は、請求項22におい
て、前記判別ステップにより装着されたと判別され、再
生設定が設定されている場合、画像再生データに基づき
再生ジョブを作成し、印刷装置に転送するステップを有
することを特徴とする。
【0043】請求項24の発明は、請求項22におい
て、前記判別ステップにより装着されたと判別され、削
除設定が設定されている場合、画像再生データに基づき
削除ジョブを作成し、印刷装置に転送するステップを有
することを特徴とする。
【0044】請求項25の発明は、画像データと画像再
生指示データとを記憶する記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別ステップと、前記判別ステップにより装
着されたと判別された場合、印刷装置に格納ジョブが格
納されているか否かを画像再生指示データに基づき判定
する判定ステップと、前記判定ステップにより格納され
ていると判定された場合、格納されているプリントジョ
ブの再生ジョブを作成し転送し、前記判定ステップによ
り格納されていないと判定された場合、画像データと画
像再生データとに基づく格納ジョブおよび再生ジョブを
作成し転送する転送ステップとを有するプログラムを記
憶することを特徴とする。
【0045】請求項26の発明は、請求項25におい
て、前記転送ステップは、格納ジョブを格納可能な場
合、格納ジョブを作成し転送し、格納ジョブを格納不能
な場合、格納されている格納ジョブの削除ジョブを作成
し転送することを特徴とする。
【0046】請求項27の発明は、請求項25におい
て、前記判定ステップは、画像再生指示データに基づき
対応するIDの格納ジョブが格納されているか否かを判
定することを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】本実施例に適用できる画像再生シ
ステムにおける画像再生部(プリンタ20)の構造につ
いて説明する。
【0048】本実施例を適用するレーザビームプリンタ
の構成について図1を参照しながら説明する。図1は本
発明を適用可能な画像再生部の構成を示す断面図であ
り、レーザービームプリンタ(LBP)の場合を示す。
【0049】図1において、20はLBP本体(プリン
タ)であり、外部に接続されているホストコンピュータ
から供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情
報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、
それらの情報に従って対応する文字パターンやフォーム
パターン等を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形
成する。
【0050】21,22,25はLBP本体20全体の
制御およびホストコンピュータから供給される文字情報
等を解析して画像生成を行なうためのプリンタ制御ユニ
ットを構成するが、詳細は後述する。
【0051】このプリンタ制御ユニットは、生成した画
像をビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出
力する。
【0052】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光10
04は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電
ドラム1006上を走査露光する。
【0053】これにより、静電ドラム1006上には出
力画像の静電潜像が形成されることになる。この潜像
は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット
1007により現像された後、記録紙に転写される。
【0054】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP本体20に装着した用紙カセッ
ト1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送
ローラ1010により、装置内に取り込まれて、静電ド
ラム1006に供給される。
【0055】尚、同様な構成でカラー出力も可能であ
る。
【0056】次に、本実施例における情報記録媒体11
におけるファイル形式を図2にて示す。
【0057】本実施例では、同情報記録媒体11として
CF(コンパクトフラッシュメモリカード)を用いた。
尚、これに限るものではなく、フロッピーディスク、C
D−R,CD−RW,DVD−R,DVD−RW等であ
ってもよい。
【0058】本実施例において、図2のaに示すように
情報記録媒体11は、予約領域、ファイルアロケーショ
ンテーブル領域(FAT)、ルートディレクトリ領域、
及びファイル領域の4つの独立したエリアにマッピング
される。
【0059】予約領域には、本情報記録媒体に関しての
ルートディレクトリ内のエントリ数、予約領域のサイズ
及びファイルアロケーションテーブルのサイズが記録さ
れる。ファイルアロケーションテーブルには、本情報記
録媒体のファイル領域の使われ方が記録される。
【0060】ルートディレクトリ領域には、本情報記録
媒体に記録されているファイル名、サイズ、そして位置
等の情報を示すディレクトリエントリ情報が記録され
る。ファイル領域には、画像再生指示データファイル1
11や実際の画像データファイル121が記録される。
【0061】画像データファイル121は、画像データ
そのものを記録内容として持つファイルであり、本実施
例ではJPEGデータの形式のファイルとした。このフ
ァイル名を図2のbに示すように説明の都合上“XX
X.JPG”とする。“XXX”は複数の画像を区別す
る為に異なる文字や数字等が当てられる。
【0062】なお、ファイル名は上記の形式に限定され
るものでなく、画像ファイルが分類できるものであれば
良い。
【0063】JPEG形式で記録された画像データは、
本来の画像データを圧縮した形で記録され、この圧縮し
た画像を復元して本来の画像データに戻すための情報も
図2のbに示すように、ヘッダー情報として画像データ
の一部として記録される。このヘッダー情報には画像サ
イズ等の情報も含まれる。
【0064】もう一つのファイルである画像再生指示デ
ータファイル111は、画像再生する画像データファイ
ルとその付随情報を記録内容としてもつファイルであ
る。同ファイルは画像データファイル121の画像出力
の実行の有無や、プリント枚数を指示するデータ、そし
て画像出力するための出力条件(解像度、階調、モノク
ロ/カラー指定、印刷用紙サイズなど)が記録される。
【0065】本実施例では該ファイル名を“AUTOP
RINT.MRK”とする。
【0066】図3にAUTOPRINT.MRKの記録
内容の一例を示す。
【0067】全画像データファイル121に共通の画像
情報は、画像再生指示データファイル111中に、次の
ようなタグ<HDR>を付けて表現される。
【0068】同タグで指定された各種情報をヘッダー情
報112とする。
【0069】“VERSION=”とは、画像再生指示
データファイルのバージョン情報を示している。“RE
SOLUTION=”とは、画像データファイルを画像
出力する際の印刷解像度を示している。
【0070】“BPP=”とは、画像データファイルを
画像出力する際の印刷階調を示している。“MON0/
COLOR=”とは、画像データファイルを画像出力す
る際の色処理のことを示しており、モノクロ印刷やカラ
ー印刷を指定している。
【0071】“PAPERSIZE=”とは、画像デー
タファイルを画像出力する際の印刷用紙サイズを示して
いる。例えば、A4サイズ、A3サイズ、B5サイズな
どの出力可能な印刷用紙サイズを指定している。
【0072】また、画像再生される各画像データファイ
ル121は、次のようなタグ<IMG=“XXX.JP
G”>を付けて表現される。
【0073】“PRINT_COUNT=2”は付随情
報を示すタグの一例であり、本実施例ではそのすぐ前に
示される画像データファイル121のプリント枚数を示
す。
【0074】“ID=3247”は情報記録媒体11が
複数存在する場合に、各情報記録媒体を識別するために
割り振られた異なる値である。
【0075】以上の各情報を参照することにより、画像
再生する画像データファイル121と画像再生する枚数
の総数を求めることができる。
【0076】例えば、図3に示すAUTOPRIN.M
RKファイルは、画像再生する画像データファイル12
1は、“A00.JPG”、“A01.JPG”、“A
02.JPG”であり、プリント枚数はそれぞれ2枚、
1枚、6枚であり総枚数は9枚であることを示してい
る。
【0077】なお、画像再生指示データファイル11
1、及び画像データファイル121は、パソコンやデジ
タルカメラ等の入力手段を用いて指定及び編集される。
【0078】本ファイルは、撮影時に再生の有無を判断
して編集されると共に、一度蓄え、記録されたデータを
読み出して、再生の必要性を確認しながら再生が必要な
画像に付加される等の操作時にも必要に応じて編集され
る。
【0079】本実施例では、画像出力側の制御の説明が
中心であるが、本実施例に記載されるフォーマットで、
記録媒体に画像を記録する入力手段、例えばデジタルカ
メラも本発明を構成することは言うまでもない。
【0080】この場合、不図示のコントローラにより、
画像の入力制御、及び対応して入力される画像再生指示
データファイル111と画像データファイル121を本
実施例に記載のフォーマットに基づいて記録媒体に記録
する記録制御を行なっている。
【0081】次に、図4に本実施例における画像再生シ
ステム(装置)10とプリンタ20を示す。
【0082】この画像再生システムは、情報記録媒体1
1に記録された画像の中から所望の画像を自動的に選択
して、その選択された画像データを画像出力(プリン
ト)するシステム(装置)である。
【0083】画像再生システム(装置)10は、情報記
録媒体11に記録されている画像再生指示データファイ
ル111、及び画像データファイル121の記録データ
を読み出して、該記録データをバス14に送出するデー
タ読み取り部12、本画像再生システム10の各部を制
御してシステム全体の動作を制御するシステム制御部1
3、システム制御部13の制御を受けてデータ読み取り
部12で読み取られ、バス14に送出された画像データ
を受けて、この画像データを画像出力するための画像出
力データ(プリントジョブ130)を生成し出力を行な
う画像再生処理部15から構成される。
【0084】生成された画像出力データは、ジョブ管理
部16にて管理され、ここで情報記憶媒体11中の画像
データが以前にプリントジョブ130として変換及び出
力されたか否かが管理される。ジョブ管理部16は、後
述するように、管理するためのデータを格納する不揮発
性メモリを有することができる。
【0085】ユーザーインターフェイス部17は、前記
ジョブ管理部16で管理されているプリントジョブ13
0の一覧を表示するための表示手段と、画像再生処理部
15で生成されたプリントジョブを後述のプリンタ20
の不揮発性メモリ25へ格納するか否かを指定し、さら
に同プリントジョブの再生、及び削除を指定するための
入力手段から構成される。同表示手段としてはモニタな
どの表示装置を用い、同入力手段としてはキーボードな
どの入力装置を用いる。
【0086】なお、システム制御部13は、CPU,R
OM,RAM等から構成され、画像再生システム10
は、パーソナルコンピュータ(PC)から構成すること
もでき、この場合は、データ読み取り部12、システム
制御部13、画像再生処理部15、ジョブ管理部16、
ユーザインターフェイス部17が同PCを構成する部品
の一部として構成される。
【0087】画像再生部(プリンタ20)は、画像再生
処理部15から出力されたプリントジョブを受信して画
像出力するために機能する。
【0088】データ受信部21は画像再生システム10
から出力された画像出力データをネットワーク30を介
して受信するところであり不図示のRAM(または後述
する制御部内のRAM)中にプリントジョブを格納す
る。
【0089】データ解析部22はRAM中のプリントジ
ョブの解析を行ない画像の生成を行う。そして、生成さ
れた画像は印刷部23(図1の1002〜1010)に
て出力される。
【0090】不揮発性メモリ25はプリントジョブ13
0を保存するための記憶装置であり、ハードディスクや
フラッシュROMなどにて構成される。
【0091】表示部26は不揮発性メモリ25中に格納
されているプリントジョブ130の一覧を表示するため
のものであり、入力部27は表示部26に表示されたプ
リントジョブ一覧から出力させたいジョブを選択するた
めに用いられる他、後述のパスワードを入力するために
使用される。28は、画像再生部20を構成する個々の
構成(21〜27)を制御する制御部であって、CPU
が実行する後述の図7,図8,図9の如き制御手順を格
納したROMおよびCPUの作業領域として機能するR
AMを有する。
【0092】なお、表示部26ではCRTなどの画像表
示装置を用い、入力部27はキーボードなどの入力装置
を用いる。
【0093】図5,6に本実施例の画像再生システムの
動作フローを示す。
【0094】本動作フローで表わされるプログラムは、
画像再生システム10のシステム制御部13のROMや
ハードディスク等に格納されており、本画像再生システ
ム10が電源投下等により立ち上げられると、本動作フ
ローが読み出され実行される。
【0095】まず、図5のステップ301(S301)
で、データ読み取り部12に情報記録媒体11がセット
されたかどうかを確認する。
【0096】情報記録媒体11がセットされたことが確
認されるとステップ302に進み、データ読み取り部1
2において、図2で示した情報記録媒体11に記録され
ているファイル中の画像再生指示データファイル111
(AUTOPRINT.MRK)が読み込まれる。
【0097】次に、ステップ303において、プリンタ
20中の不揮発性メモリ25へのプリントジョブの格
納、不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブの
再生、不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョブ
の削除を指定するための命令が作成される。同処理の動
作フローについては図6を用いて後述する。
【0098】ステップ304以降は、ステップ303で
格納命令、再生命令、削除命令が作成された後に実行さ
れる。
【0099】ステップ302で読み込まれた画像再生指
示データファイル111は順次解析された後、ステップ
304でファイル解析終了と判断されたなら、画像再生
システム10は動作を終了する。
【0100】同ファイル解析中にタグである<IMG=
“XXX.JPG”>が見つかると(ステップ30
5)、ステップ306に進み、同タグで指定されている
画像データファイル名“XXX.JPG”が読み込まれ
る。ステップ310ではステップ303で格納命令が作
成された否か判別し、格納命令でない場合、ステップ3
08に進み、格納命令の場合、ステップ307に進む。
【0101】読み込まれた画像データファイル名をもと
に、ステップ307で該画像データファイル121に格
納されている画像データを読み込み、ステップ308に
おいて画像再生処理部15で図10に示すプリントジョ
ブ130が生成される。
【0102】ここで生成されるプリントジョブ130
は、画像再生指示データファイル111中のヘッダー情
報112や画像データファイル121等に基づき生成さ
れたものであり、同実施例の場合、レーザービームプリ
ンタで出力可能なべージ記述言語(PDL)にて構成さ
れたものである。
【0103】同プリントジョブ130は、ネットワーク
30を介して接続されているプリンタ20へ転送される
(ステップ309)。
【0104】ただし、本実施例においてはネットワーク
30を介して接続されたプリンタ20へプリントジョブ
が転送される場合について説明を行なったが、ネットワ
ーク30を介さずに画像再生システム10とプリンタ2
0が直接接続された場合について、同実施例を適用して
も良いとする。
【0105】ここで、ページ記述言語(PDL)やプリ
ントジョブ130については周知であり、本実施例では
詳細な説明は省略するが、ページ記述言語として一般的
にサポートされているイメージ描画命令等を用いて画像
データファイル121の画像出力を実現するものとし、
先に述べたヘッダー情報112中の解像度、階調、モノ
クロ/カラー指定、印刷用紙サイズ等を必要な情報とし
て用いている。
【0106】なお、本実施例では画像データファイル1
21としてJPEGデータを用い、プリンタ20として
はレーザービームプリンタを用いた。
【0107】そのため、プリンタ20のデータ解析部2
2では、JPEGデータとして保存されている画像デー
タを解凍(圧縮解除)して、解像度変換処理、階調変換
処理、色変換処理、及びハーフトーニング処理等の処理
がなされる。これらの各処理は、周知であるためここで
の説明は省略する。
【0108】また、この実施例において、画像データは
JPEGデータとしたが、これに限らず、TIFFやP
ICT等を用いても良い。また、それぞれの画像データ
に依存して、本実施例で示したデータ解析部22で施さ
れる処理が変更されればよく、本発明は用いる画像デー
タの種別には限定されない。
【0109】図5のステップ309にてプリントジョブ
130がプリンタ20へ転送されるとステップ304に
戻り、システムはAUTOPRINT.MRKファイル
の終了を確認しつつ、その内容の解析が続けられる。
【0110】図6は、図5のステップ303で行なわれ
る転送設定を説明するための動作フローである。図6の
ステップ401、402、403では、ユーザーインタ
ーフェイス部17でプリントジョブの格納、削除、再生
指定が行なわれているか否かの判断を行なう。なお、同
指定はユーザーインターフェイス部17でキーボードな
どの入力装置にて行なわれる。
【0111】いずれの指示も行なわれていないと判断し
た場合には、図5のステップ304以降にてプリントジ
ョブ130の生成処理が行なわれる。この場合、プリン
タ20を用いて画像出力は行なわれるが、プリンタジョ
ブの格納、削除、再生処理は行なわれない。
【0112】ステップ401において、これから生成す
るプリントジョブの格納が指定されていると判断した場
合、ステップ404にて不揮発性メモリ25へのプリン
トジョブの格納を指示するための格納命令が作成され、
その後、プリントジョブが図5のステップ304以降に
て生成される。
【0113】さらに、不揮発性メモリ25内部に格納す
るプリントジョブを画像再生システム10側で管理する
ために、ジョブ管理部16にてプリントジョブの管理の
ための処理を実行する(ステップ405)。
【0114】同管理方法の一つとして、画像再生指示デ
ータファイル111中に記述されている“ID”を、画
像再生システム10内部の不揮発性メモリで管理する方
法があり、同方法にて不揮発性メモリ25に格納された
プリントジョブの一覧を把握することが可能である。管
理方法としてはこれ以外の方法でも良く、不揮発性メモ
リ25に格納されたプリントジョブの一覧が画像再生シ
ステム10側で認識可能であれば良い。
【0115】また、同方法にて管理されたプリントジョ
ブの一覧はエーザインターフェイス部17に接続されて
いるモニタなどの表示装置に表示することを可能とし、
同表示手段を用いることで、同画像再生システム10の
利用者は不揮発性メモリ25に格納されたプリントジョ
ブの一覧を参照したり、削除したいプリントジョブを選
択することを可能とする。
【0116】ステップ405にてジョブ管理更新が行な
われた後、図5のステップ304に移行する。
【0117】一方、図6のステップ402で不揮発性メ
モリ25に格納されたプリントジョブの削除が指定され
ている場合、ステップ406でジョブ管理部16から削
除するプリントジョブのIDを検索した結果、削除指定
されたプリントジョブが不揮発性メモリ25中に存在し
ない場合には(ステップ407→ステップ408)、同
プリントジョブが存在しないことを同システムの利用者
に警告した後(ステップ408)、同動作フローを終了
する。なお、ここでエラー警告の方法としてはユーザイ
ンタフェイス部17の表示装置にプリントジョブが存在
しないことを表示する等、利用者が同警告を理解可能で
あればどのような方法をとってもよいとする。
【0118】一方、ステップ407で削除指定されたプ
リントジョブが検索された場合、プリンタ20に対し同
プリントジョブの削除を指示する命令を作成した後(ス
テップ409)、ジョブ管理部16に記憶されている同
プリントジョブに関するID等の情報を削除する(ステ
ップ410)。その後、図5のステップ304に戻り、
ステップ308で削除するためのプリントジョブを生成
し、ステップ309で転送する。
【0119】ステップ403で不揮発性メモリ25に格
納されたプリントジョブの再生が指定されている場合、
ジョブ管理部16によって同プリントジョブを検索した
後(ステップ411)、指定されたプリントジョブが不
揮発性メモリ25中に存在しない場合には、同プリント
ジョブの生成及び画像出力を実行する為に、同動作フロ
ーを終了し、図5のステップ304以降の処理を実行す
ることで所望した画像データファイルの画像出力を行な
う。
【0120】一方、指定されたプリントジョブが検索さ
れた場合、プリンタ20に対し同プリンタジョブの再生
出力を指示するための再生命令を作成し(ステップ41
3)、図5のステップ304に戻り、ステップ308で
再生するためのプリントジョブを作成し、ステップ30
9で転送し、同プリントジョブの画像出力を行なう。
【0121】ここで、図5,6にて生成される格納命
令、再生命令、削除命令の例を図10に示す。同命令は
べージ記述言語(PDL)にて構成されており、同図で
は“COMMAND=”に続く文字列(“STOR
E”,“PRINT”,“DELETE”)がそれぞれ
格納、再生、削除命令を示している。
【0122】文字列(“RESOLUTION”,“B
PP”,“MONO/COLOR”,“PAPERSI
ZE”,“ID”,“PRINT_COUNT”)につ
いては、前述の画像再生指示データファイル111(A
UTOPRINT.MRK)の各引数と同様の役割を果
たす。
【0123】その他の文字列(“IMG”,“SIZ
E”,“DATA”)については、画像データファイル
121のファイル名称とそのデータサイズ、そしてデー
タをそれぞれ示している。
【0124】なお、“DATA”には“SIZE”で指
定されているデータサイズ分のデータが続いている。
【0125】また、同例ではテキスト形式のコマンドに
て構成されているぺージ記述言語としたが、その他のデ
ータ形式のコマンドにて構成されているぺージ記述言語
でも良いとする。
【0126】次に、プリントジョブ130を受信したプ
リンタ20が行なう画像出力処理の動作フローを図7を
用いて説明する。
【0127】プリンタ20の制御部28は、画像再生シ
ステム10からプリントジョブ130や同プリントジョ
ブの格納、再生、削除を指示する命令を受信すると、こ
れに応答してジョブ入力待ち状態(ステップ501)を
抜けてプリントジョブの解析を行なう(ステップ50
2)。
【0128】ステップ502ではプリントジョブ中の各
命令に従った処理を行なうが、排紙命令と解析した場合
(ステップ503)、不図示(または制御部28内)の
RAM上に生成した画像データをビデオ信号に変換し
(ステップ504)、同信号を印刷部23(プリンタエ
ンジン)に転送して印刷を行ない(ステップ505)、
印刷後の用紙を排紙する(ステップ506)。
【0129】一方、前記ステップ502におけるジョブ
解析結果が再生命令(ステップ507)や格納・削除命
令(ステップ509)であると判断した場合、後述のス
テップ508,510の処理を実行し、その他の命令の
場合、各命令に従った描画処理を行ないRAM上に画像
イメージを形成する(ステップ511)。
【0130】前記ステップ502におけるジョブ解析結
果が格納命令であると判断した場合、現在解析中のプリ
ントジョブを不揮発性メモリ25内部へと格納し、ジョ
ブ削除命令であると判断した場合、同命令で指定されて
いるジョブの削除処理を実行する(ステップ510)。
【0131】なお、ここで不揮発性メモリ25内部への
プリントジョブの格納フォーマットについての説明は省
略するが、プリントジョブの格納、読み出し再生、削除
が可能であれば、そのフォーマットについては特に限定
しないものとする。さらに、前記ステップ502におけ
るジョブ解析結果がジョブ再生命令であると判断した場
合、不揮発性メモリ25内部に格納されているプリント
ジョブを不揮発性メモリより読み出し(ステップ50
8)、ステップ502に戻り画像の形成処理を行なって
排紙を行なう。
【0132】ここで、プリンタ20の不揮発性メモリ2
5に格納されるデータ形式としてはプリントジョブ13
0以外に、同プリントジョブより形成される画像データ
自身を不揮発性メモリ中に格納することで再生時の高速
化を図っても良いとする。また、プリントジョブ130
の格納先である不揮発性メモリは、ハードディスク、フ
ラッシュROM、コンパクトフラッシュ等とし、不揮発
性メモリであれば何でも良いとする。
【0133】以上説明したように、画像再生システム1
0にて生成したプリントジョブ130をプリンタ20が
受信して画像出力が行なわれるわけであるが、画像再生
システムではプリントジョブの生成を行なう他、ジョブ
管理部15にてプリントジョブの管理を行う機能も有す
る。
【0134】ジョブ管理部15ではプリントジョブをプ
リンタ20へ転送する前に同プリントジョブに対して格
納・削除命令やジョブ再生命令を付加する役割を果た
し、ユーザーインターフェイス部17を用いて同命令を
付加するか否かを設定する。
【0135】なお、本実施例を適用するプリンタとして
は、レーザービームプリンタに限られたものではなく、
インクジェットプリンタ、昇華プリンタ、銀塩プリンタ
などの他のプリンタを用いてもよい。
【0136】本発明の画像再生システム10は、画像再
生指示データファイル111を解析して、該ファイルで
再生指定された画像データファイル121を再生するか
どうかを決める。
【0137】従って、画像再生指示データファイル11
1には各画像データファイル121の再生の有無を指示
するデータが記録されていればよく、その指示の記録フ
ォーマット、記録内容、記録順番等には限定されない。
【0138】本実施例の画像再生システムは、上述のよ
うにして複数の画像データファイルが記録された情報記
録媒体から、所望の画像データを自動的に選択して画像
出力する際に、プリントジョブをプリンタ内部の不揮発
性メモリに格納することで、同画像データの再利用を可
能とし、画像再生システム10やネットワーク30にか
かる処理負荷の削減を図るための機能を提供することが
可能となる。またそれと同時に、再利用する画像データ
を画像表示装置上に一覧表示させ、再生希望の画像デー
タを利用者に判断させる入力装置を具えることで、操作
の容易なシステムを利用者に提供することができる。
【0139】他の実施例 (第2の実施例)上述した第1の実施例では、プリンタ
20内部の不揮発性メモリ25に格納された画像データ
(プリントジョブ)の再生出力を画像再生システム10
側から指定する場合について述べたが、第2の実施例で
は所望する画像データ(プリントジョブ)をプリンタ2
0に接続されたユーザインタフェイスから指定すること
で出力を図ることを目的とする。
【0140】本実施例の動作フローを図8を用いて説明
する。同図における動作フロー中のステップ502から
506、そして511については前記第1の実施例と同
様であるが、前記第1の実施例では画像再生システム1
0からプリントジョブが入力されてから動作していたの
に対し、本第2の実施例では、制御部28の制御下でプ
リンタ20内部の不揮発性メモリ25に格納された画像
データ(プリントジョブ)を表示部26を用いて確認
し、入力部27を用いて指定することにより(ステップ
601)、同画像データ(プリントジョブ)を不揮発性
メモリ25から読み込み(ステップ602)、ジョブ解
析(ステップ502)と描画処理(ステップ511)を
繰り返して画像データの形成を行ない排紙するところに
特徴がある。
【0141】また、本実施例では不揮発性メモリ25中
に格納された画像データの一覧を表示部26上に表示す
る機能を設けることで、所望する画像データの選択をよ
り容易にしている。同方法により、不揮発性メモリ25
中に格納された画像データ(プリントジョブ)は画像再
生システム10を使用せずに出力することが可能とな
る。
【0142】(第3の実施例)前記第2の実施例におい
て用いられるプリンタ20がネットワーク30に接続さ
れたプリンタの場合、複数の利用者が同プリンタを利用
する場合があるため、不揮発性メモリ25に格納された
画像データ(プリントジョブ)も第三者によって出力可
能である。
【0143】本第3の実施例では、不揮発性メモリに格
納された各画像データ(プリントジョブ)に対しパスワ
ードを設定することで、同データの出力を制限させる機
能を提供することを目的とする。
【0144】本実施例の動作フローを図9を用いて説明
する。同図における動作フロー中のステップ601,6
02,502から506、そして511については前記
第2の実施例と同様である。
【0145】本実施例が前記第2の実施例と異なる点
は、制御部28の制御下で以下の動作を行うことであっ
て、まず、所望する画像データ(プリントジョブ)を指
定する前に、予め設定したパスワードを入力部27から
入力する(ステップ701)。
【0146】入力されたパスワードを予め設定されたパ
スワードと比較し(ステップ702)、一致する場合に
は、ステップ601にて出力する画像データ(プリント
ジョブ)の指定を行なう。一方、パスワードが一致しな
い場合にはパスワードが一致しないことを利用者に警告
した後(ステップ703)、同動作フローを終了する。
【0147】なお、ここでは予め設定しておく必要のあ
るパスワードの入力方法としては、本第1の実施例の図
6のステップ401において画像データの格納を指定す
る際に、同命令に付随して画像再生システム10のユー
ザインタフェイス部17からパスワードを入力すること
で、各画像データ(プリントジョブ)毎にパスワードを
設定しても良いし、もしくは、プリンタ20の入力部2
7からパスワード設定を行なっても良い。
【0148】同機能により、不揮発性メモリ中に格納さ
れた画像データ(プリントジョブ)を出力する場合には
パスワード入力が必要となり、画像データの出力にセキ
ュリティ機能を持たせることが可能となる。
【0149】(第4の実施例)本第4の実施例では、プ
リンタ20内部の不揮発性メモリ25に画像データ(プ
リントジョブ)を保管する場合に、プリンタ20内の不
図示のタイマー(このタイマーは、例えば、制御部28
内に設けることができる)を参照して各画像データが格
納された時間情報や最後に参照された時間情報を共に記
憶させておき、予め設定された時間を超過した時点で同
画像データを不揮発性メモリ25から自動的に削除する
機能を提供することを目的とする。
【0150】同機能により古い画像データや参照頻度の
低い画像データを自動的に削除することで不揮発性メモ
リの空きメモリを効率的に確保して、メモリ不足を回避
することが可能となる。
【0151】(その他の実施例)第一の実施例の図6の
ステップ303における動作フローでは、ユーザーイン
ターフェイス17を用いてプリンタ20内部の不揮発性
メモリ25に格納、再生、削除する画像データ(プリン
トジョブ)を指定する場合について述べたが、本実施例
ではジョブ管理部16にて格納、再生、削除する画像デ
ータの自動管理を行なうことを目的とする。
【0152】本実施例の動作フローを図11を用いて説
明する。
【0153】ステップ404,405,409,41
0,411,412,413の各ステップで行なう処理
については前記第一の実施例のそれと同様である。
【0154】前記第一の実施例では画像再生システム1
0の利用者がユーザーインターフェイス17を通してプ
リントジョブの格納、再生、削除指定を行なっていた
が、本実施例では、同処理をジョブ管理部16が自動的
に判断して行なうため、利用者の手間を省くことができ
る。
【0155】まず、ステップ411においてこれから生
成する格納プリントジョブが不揮発性メモリ25に格納
済みであるか否かを判断するための検索処理を行なう。
具体的には、装着された情報記録媒体の画像再生指示デ
ータファイルのIDに基づき、対応するIDの格納プリ
ントジョブが印刷装置に格納されているか判断する。
【0156】画像再生システム10では、前記第一の実
施例で説明したように画像再生指示データファイル11
1中に記述されている“ID”を、画像再生システム1
0内部の不図示の不揮発性メモリで管理しているため、
不揮発性メモリ25に格納されている格納プリントジョ
ブの一覧を把握している。
【0157】そのため、同“ID”を検索することでこ
れから生成する格納プリントジョブが不揮発性メモリ2
5に格納済みか否かを判断することが可能である。
【0158】同検索処理にて格納プリントジョブを格納
済みであると判断した場合には(ステップ412)、不
揮発性メモリ中の格納プリントジョブを用いての印刷を
行うために再生命令の作成を行ない(ステップ41
3)、S304に戻る。
【0159】一方、ステップ412にて格納プリントジ
ョブが不揮発性メモリ25内に格納されていないと判断
した場合には、不揮発性メモリ25内に同プリントジョ
ブを格納可能か否かの判断を行なう(ステップ42
0)。
【0160】同判断処理においては、これから生成する
格納プリントジョブを格納するだけの空きメモリサイズ
が不揮発性メモリ内に存在するか否かを判断する。
【0161】ジョブ管理部16では不揮発性メモリに格
納している画像データファイル121の各“ID”と各
画像データファイルのデータサイズ、そして不揮発性メ
モリの総メモリサイズ管理することで、空きメモリサイ
ズを容易に判断することが可能である。
【0162】ステップ421にて格納不可能であると判
断した場合には既存の格納プリントジョブまたは画像デ
ータファイル121を削除するための削除命令を作成し
(ステップ409)、空きメモリサイズの確保を図る。
【0163】そして、削除した格納プリントジョブまた
は画像データファイルに関する“ID”とデータサイズ
情報を削除する(ステップ410)。
【0164】その後、ステップ420に処理を戻し、ス
テップ421で格納可能であると判断するまで既存の格
納プリントジョブまたは画像データファイルの削除を繰
り返し、格納可能と判断した場合、格納命令の作成(ス
テップ404)と新規に格納した格納プリントジョブま
たは画像データファイルに関する“ID”とデータサイ
ズ情報を追加する(ステップ405)。そしてステップ
413に進み、再生命令を作成し、ステップ304に戻
る。ステップ304以降では、削除ジョブ、格納ジョ
ブ、再生ジョブを作成し、プリンタに転送する。
【0165】本実施例では、同図に従って不揮発性メモ
リに格納す格納プリントジョブまたは画像データファイ
ルを制御することで、プリントジョブの格納、再生、削
除の自動管理を行なうこと可能とする。
【0166】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、画
像データと当該画像データの再生の有無を指示する画像
再生情報が記録された情報記録媒体から必要な情報を読
み取ることによって、画像出力データの生成処理が行わ
れて所望の画像データを容易にかつ迅速に再生/出力す
ることができる。また、再生/出力の際にプリンタ内部
にある不揮発性メモリ内部に画像データを格納し、再出
力時には同画像データを再利用することで画像再生シス
テムから画像データの再転送が不要となり、その結果、
高速な再生出力が可能となる。さらに、不揮発性メモリ
に格納された画像データの出力の際に、パスワード入力
を必要とすることで、他人が同画像データを出力するこ
とを防ぐことが可能となる。さらにまた、プリンタ内部
のタイマーを利用することで不揮発性メモリに格納され
た画像データを定期的に消去することで不揮発性メモリ
の空き容量を自動調整することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像出力を行う
画像再生部(プリンタ)を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例における情報記録媒体へ
の記録画像ファイル形式を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における情報記録媒体中
の記録画像ファイルの一つであるAUTOPRINT.
MRKファイルの記録内容例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における画像再生システ
ムとプリンタを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における画像再生システ
ムの動作フローを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における転送設定の動作
フローを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるプリンタの動作
フローを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるプリンタの動作
フローを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例におけるプリンタの動作
フローを示す図である。
【図10】プリントジョブを例示する図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例におけるプリンタ
の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10 画像再生システム 11 情報記録媒体 12 データ読み取り部 13 システム制御部 14 システムバス 15 画像再生処理部 16 ジョブ管理部 17 ユーザインターフェイス部 20 画像再生部(プリンタ) 21 データ受信部 22 データ解析部 23 印刷部 24 システムバス 25 不揮発性メモリ 26 表示部 27 入力部 30 ネットワーク

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ及び画像再生情報が蓄積され
    た記録媒体から、前記画像データ及び画像再生情報の内
    容を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段により前記記録媒体から読み取った画
    像データ及び画像再生情報からプリントジョブを生成す
    る生成手段と、 前記生成手段により生成したプリントジョブをプリンタ
    に転送する転送手段と、 前記転送手段から前記プリンタに転送されたプリントジ
    ョブを管理する管理手段と、 プリントしようとするプリントジョブが、前記管理手段
    によって、前記プリンタ内の不揮発性メモリ内に格納さ
    れていると判断された場合に、当該不揮発性メモリに格
    納されているプリントジョブを用いてプリントを行なう
    ことを前記プリンタに指示する指示手段とを具えたこと
    を特徴とする画像再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記プリンタに転送されるプリントジョブにパスワード
    を設定する手段を有することを特徴とする画像再生シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記画像再生情報は、階調情報、解像度情報、モノクロ
    /カラー指定情報、プリント用紙サイズ情報を有してい
    ることを特徴とする画像再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの画像再生シス
    テムの転送手段から転送されたプリントジョブを格納す
    る不揮発性メモリと、 前記画像再生システムの指示手段からの指示に応答して
    前記不揮発性メモリに格納された該当するプリントジョ
    ブのプリントを実行するプリント手段とを具えたことを
    特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記不揮発性メモリに格納されているプリントジョブを
    表示する表示手段と、 前記不揮発性メモリに格納されているプリントジョブを
    選択する選択手段と、 前記選択手段による選択情報に応答して前記不揮発性メ
    モリに格納された該当するプリントジョブのプリントを
    前記プリント手段に実行させる手段とを有することを特
    徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 パスワードの入力手段と、 前記入力手段から入力したパスワードが前記不揮発性メ
    モリに格納されているプリントジョブと関連したパスワ
    ードと同一であるときのみ前記プリント手段によるプリ
    ントを実行させる手段とを有することを特徴とするプリ
    ンタ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記前記不揮発性メモリに格納されているプリントジョ
    ブと関連したパスワードを設定するパスワード設定手段
    を有することを特徴とするプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかにおいて、 タイマーと、 前記タイマーを参照して前記不揮発性メモリに格納され
    たプリントジョブを定期的に消去する手段とを有するこ
    とを特徴とするプリンタ。
  9. 【請求項9】 画像データと当該画像データの再生の有
    無を指示する画像再生情報とが記録された記録媒体。
  10. 【請求項10】 画像データと画像再生指示データとを
    記憶する記録媒体が装着されたか否かを判別する判別手
    段と、 前記判別手段により装着されたと判別され、格納設定が
    設定されている場合、画像データと画像再生データとに
    基づき格納ジョブを作成し、印刷装置に転送する手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記判別手段により装着されたと判別
    され、再生設定が設定されている場合、画像再生データ
    に基づき再生ジョブを作成し、印刷装置に転送する手段
    を有することを特徴とする請求項10記載の情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記判別手段により装着されたと判別
    され、削除設定が設定されている場合、画像再生データ
    に基づき削除ジョブを作成し、印刷装置に転送する手段
    を有することを特徴とする請求項10記載の情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 画像データと画像再生指示データとを
    記憶する記録媒体が装着されたか否かを判別する判別手
    段と、 前記判別手段により装着されたと判別された場合、印刷
    装置に格納ジョブが格納されているか否かを画像再生指
    示データに基づき判定する判定手段と、 前記判定手段により格納されていると判定された場合、
    格納されているプリントジョブの再生ジョブを作成し転
    送し、前記判定手段により格納されていないと判定され
    た場合、画像データと画像再生データとに基づく格納ジ
    ョブおよび再生ジョブを作成し転送する転送手段とを有
    することを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記転送手段は、格納ジョブを格納可
    能な場合、格納ジョブを作成し転送し、格納ジョブを格
    納不能な場合、格納されている格納ジョブの削除ジョブ
    を作成し転送することを特徴とする請求項13記載の情
    報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記判定手段は、画像再生指示データ
    に基づき対応するIDの格納ジョブが格納されているか
    否かを判定することを特徴とする請求項13記載の情報
    処理装置。
  16. 【請求項16】 画像データと画像再生指示データとを
    記憶する記録媒体が装着されたか否かを判別する判別ス
    テップと、 前記判別ステップにより装着されたと判別され、格納設
    定が設定されている場合、画像データと画像再生データ
    とに基づき格納ジョブを作成し、印刷装置に転送するス
    テップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記判別ステップにより装着されたと
    判別され、再生設定が設定されている場合、画像再生デ
    ータに基づき再生ジョブを作成し、印刷装置に転送する
    ステップを有することを特徴とする請求項16記載の情
    報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記判別ステップにより装着されたと
    判別され、削除設定が設定されている場合、画像再生デ
    ータに基づき削除ジョブを作成し、印刷装置に転送する
    ステップを有することを特徴とする請求項16記載の情
    報処理方法。
  19. 【請求項19】 画像データと画像再生指示データとを
    記憶する記録媒体が装着されたか否かを判別する判別ス
    テップと、 前記判別ステップにより装着されたと判別された場合、
    印刷装置に格納ジョブが格納されているか否かを画像再
    生指示データに基づき判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより格納されていると判定された場
    合、格納されているプリントジョブの再生ジョブを作成
    し転送し、前記判定ステップにより格納されていないと
    判定された場合、画像データと画像再生データとに基づ
    く格納ジョブおよび再生ジョブを作成し転送する転送ス
    テップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記転送ステップは、格納ジョブを格
    納可能な場合、格納ジョブを作成し転送し、格納ジョブ
    を格納不能な場合、格納されている格納ジョブの削除ジ
    ョブを作成し転送することを特徴とする請求項19記載
    の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 前記判定ステップは、画像再生指示デ
    ータに基づき対応するIDの格納ジョブが格納されてい
    るか否かを判定することを特徴とする請求項12記載の
    情報処理方法。
  22. 【請求項22】 画像データと画像再生指示データとを
    記憶する記録媒体が装着されたか否かを判別する判別ス
    テップと、 前記判別ステップにより装着されたと判別され、格納設
    定が設定されている場合、画像データと画像再生データ
    とに基づき格納ジョブを作成し、印刷装置に転送するス
    テップとを有するプログラムを記憶することを特徴とす
    る記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記判別ステップにより装着されたと
    判別され、再生設定が設定されている場合、画像再生デ
    ータに基づき再生ジョブを作成し、印刷装置に転送する
    ステップを有することを特徴とする請求項22記載の記
    憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記判別ステップにより装着されたと
    判別され、削除設定が設定されている場合、画像再生デ
    ータに基づき削除ジョブを作成し、印刷装置に転送する
    ステップを有することを特徴とする請求項22記載の記
    憶媒体。
  25. 【請求項25】 画像データと画像再生指示データとを
    記憶する記録媒体が装着されたか否かを判別する判別ス
    テップと、 前記判別ステップにより装着されたと判別された場合、
    印刷装置に格納ジョブが格納されているか否かを画像再
    生指示データに基づき判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより格納されていると判定された場
    合、格納されているプリントジョブの再生ジョブを作成
    し転送し、前記判定ステップにより格納されていないと
    判定された場合、画像データと画像再生データとに基づ
    く格納ジョブおよび再生ジョブを作成し転送する転送ス
    テップとを有するプログラムを記憶することを特徴とす
    る記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記転送ステップは、格納ジョブを格
    納可能な場合、格納ジョブを作成し転送し、格納ジョブ
    を格納不能な場合、格納されている格納ジョブの削除ジ
    ョブを作成し転送することを特徴とする請求項25記載
    の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記判定ステップは、画像再生指示デ
    ータに基づき対応するIDの格納ジョブが格納されてい
    るか否かを判定することを特徴とする請求項25記載の
    記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8248649B2 (en) 2008-06-18 2012-08-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Information processing apparatus and computer-readable medium
JP2012242897A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Canon Inc ホストコンピュータ、印刷制御システム、印刷制御システムの制御方法、プログラム

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