JP2002175328A - 情報検索方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

情報検索方法及び装置並びに記憶媒体

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JP2002175328A
JP2002175328A JP2000371961A JP2000371961A JP2002175328A JP 2002175328 A JP2002175328 A JP 2002175328A JP 2000371961 A JP2000371961 A JP 2000371961A JP 2000371961 A JP2000371961 A JP 2000371961A JP 2002175328 A JP2002175328 A JP 2002175328A
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JP2000371961A
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English (en)
Inventor
Tomomi Takada
智美 高田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的とする所望の情報を高精度に且つ迅速に
検索することができる情報検索方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 CPU101により、検索要求語と検索
対象となるマルチメディア情報が表現している概念に対
応付けられたカテゴリに応じてマルチメディア情報に付
与された内容語とマルチメディア情報そのものの特徴量
データとを検索条件として利用する比率を変えるように
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像情報
等のマルチメディア情報を検索する情報検索方法及び装
置並びにこの情報検索装置を制御するための制御プログ
ラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、画像情報等のマルチメデ
ィア情報を検索する情報検索装置において、入力された
キーワードと、マルチメディア情報に対応付けられたキ
ーワードとの一致を図ることによって所望のマルチメデ
ィア情報を取得する情報検索装置が実現されている。ま
た、入力されたキーワードだけではなく、入力されたキ
ーワードと関連する関連キーワードとマルチメディア情
報に対応付けられたキーワードとの一致を図ることによ
って、入力したキーワードとの完全一致のみでは得られ
なかったマルチメディア情報を取得する情報検索装置も
また実現されている。
【0003】また、画像の色情報等のマルチメディア情
報の特徴データを利用して、入力したキーワードとの対
応をとり、類似した特徴データを持つマルチメディア情
報を取得する情報検索装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、マルチメディア情報の特徴データ
と入力したキーワードとの対応をとることにって検索す
る場合に、検索対象データに対してキーワードの適合性
を考慮していなかったため、操作者が意図する検索結果
を得られないという問題点があった。
【0005】例えば、「爽やか」という検索要求に対し
て、自然風景の画像とファッションの画像を検索する場
合では、「爽やか」からイメージする色彩(配色)が異
なる。また、人物をテーマとした画像は、画像特徴によ
って印象が決まることはあまりないため、色彩で検索し
てもあまり意味がないだけでなく、色彩を使って検索し
たために「爽やかな人物」とは異なる画像が検索されて
しまうことも考えられる。
【0006】このように、検索対象である画像の内容や
テーマを考慮せずに画像特徴量による検索を行なうと、
検索効率が低下するという問題や、操作者の意にそぐわ
ない画像が検索されてしまうことがあるという問題点が
あった。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、操作者が所望する情報を高精度に
且つ迅速に検索することができる情報検索方法及び装置
を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した本発明の情報検索装置を制御するための制
御プログラムを格納した記憶媒体を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載の情報検索方法は、マルチメデ
ィア情報が表現している内容から各情報を少なくとも1
つのカテゴリに分類しその情報が属するカテゴリと各情
報とを対応付けて格納するカテゴリ格納工程と、検索語
を入力する検索語入力工程と、前記検索語に対応する見
出し語に関連するカテゴリを対応付けて記憶する概念判
別辞書から前記検索語に対応する見出し語に関連するカ
テゴリを取得する検索カテゴリ取得工程と、前記マルチ
メディア情報から数値化された物理的な特徴量を抽出す
る特徴量抽出工程と、前記特徴量抽出工程により求めら
れたデータの特徴量を各データに対応付けて格納する特
徴量格納工程と、前記検索語を該検索語に対応付けられ
た特徴量に展開するための特徴量展開辞書を用いて前記
検索語を該検索語に関連のあるカテゴリに対応付けられ
た特徴量に展開する特徴量展開工程と、前記検索語に対
応付けられたカテゴリと前記マルチメディア情報に対応
付けられたカテゴリとを比較することによって前記検索
語に対応付けられたカテゴリに適したデータを検索する
第1検索処理工程と、前記第1検索処理工程によって検
索された前記マルチメディア情報から抽出された特徴量
と前記検索語から展開された各マルチメディア情報の属
するカテゴリに適した特徴量とを比較することによって
前記検索語に適したデータを検索する第2検索処理工程
とを有することを特徴とする。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2に記載の情報検索方法は、請求項1に記載の情報
検索方法において、前記マルチメディア情報として画像
情報を蓄積し、前記特徴量として前記画像情報を解析し
て得られる配色情報または構図情報または形状情報等の
物理的な画像特徴量としたことを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3に記載の情報検索方法は、請求項1または2に記
載の情報検索方法において、前記検索語に対応したカテ
ゴリを指定するための検索カテゴリ指定工程を有し、こ
の検索カテゴリ指定工程により、操作者が所望のカテゴ
リを少なくとも1つ指定することが可能なことを特徴と
する。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4に記載の情報検索方法は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の情報検索方法において、前記カテゴリは分野
やテーマであることを特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5に記載の情報検索装置は、マルチメディア情報が
表現している内容から各情報を少なくとも1つのカテゴ
リに分類しその情報が属するカテゴリと各情報とを対応
付けて格納するカテゴリ格納手段と、検索語を入力する
検索語入力手段と、前記検索語に対応する見出し語に関
連するカテゴリを対応付けて記憶する概念判別辞書から
前記検索語に対応する見出し語に関連するカテゴリを取
得する検索カテゴリ取得手段と、前記マルチメディア情
報から数値化された物理的な特徴量を抽出する特徴量抽
出手段と、前記特徴量抽出手段により求められたデータ
の特徴量を各データに対応付けて格納する特徴量格納手
段と、前記検索語を該検索語に対応付けられた特徴量に
展開するための特徴量展開辞書を用いて前記検索語を該
検索語に関連のあるカテゴリに対応付けられた特徴量に
展開する特徴量展開手段と、前記検索語に対応付けられ
たカテゴリと前記マルチメディア情報に対応付けられた
カテゴリとを比較することによって前記検索語に対応付
けられたカテゴリに適したデータを検索する第1検索処
理手段と、前記第1検索処理手段によって検索された前
記マルチメディア情報から抽出された特徴量と前記検索
語から展開された各マルチメディア情報の属するカテゴ
リに適した特徴量とを比較することによって前記検索語
に適したデータを検索する第2検索処理手段とを有する
ことを特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6に記載の情報検索装置は、請求項5に記載の情報
検索装置において、前記マルチメディア情報として画像
情報を蓄積し、前記特徴量として前記画像情報を解析し
て得られる配色情報または構図情報または形状情報等の
物理的な画像特徴量としたことを特徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7に記載の情報検索装置は、請求項5または6に記
載の情報検索装置において、前記検索語に対応したカテ
ゴリを指定するための検索カテゴリ指定手段を有し、こ
の検索カテゴリ指定手段により、操作者が所望のカテゴ
リを少なくとも1つ指定することが可能なことを特徴と
する。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8に記載の情報検索装置は、請求項5〜7のいずれ
かに記載の情報検索装置において、前記カテゴリは分野
やテーマであることを特徴とする。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために請
求項9に記載の記憶媒体は、マルチメディア情報を検索
する情報検索装置を制御するための制御プログラムを格
納した記憶媒体であって、前記制御プログラムは、マル
チメディア情報が表現している内容から各情報を少なく
とも1つのカテゴリに分類しその情報が属するカテゴリ
と各情報とを対応付けて格納するカテゴリ格納モジュー
ルと、検索語を入力する検索語入力モジュールと、前記
検索語に対応する見出し語に関連するカテゴリを対応付
けて記憶する概念判別辞書から前記検索語に対応する見
出し語に関連するカテゴリを取得する検索カテゴリ取得
モジュールと、前記マルチメディア情報から数値化され
た物理的な特徴量を抽出する特徴量抽出モジュールと、
前記特徴量抽出モジュールにより求められたデータの特
徴量を各データに対応付けて格納する特徴量格納モジュ
ールと、前記検索語を該検索語に対応付けられた特徴量
に展開するための特徴量展開辞書を用いて前記検索語を
該検索語に関連のあるカテゴリに対応付けられた特徴量
に展開する特徴量展開モジュールと、前記検索語に対応
付けられたカテゴリと前記マルチメディア情報に対応付
けられたカテゴリとを比較することによって前記検索語
に対応付けられたカテゴリに適したデータを検索する第
1検索処理モジュールと、前記第1検索処理モジュール
によって検索された前記マルチメディア情報から抽出さ
れた特徴量と前記検索語から展開された各マルチメディ
ア情報の属するカテゴリに適した特徴量とを比較するこ
とによって前記検索語に適したデータを検索する第2検
索処理モジュールとを有することを特徴とする。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために請
求項10に記載の記憶媒体は、請求項9に記載の記憶媒
体において、前記マルチメディア情報として画像情報を
蓄積し、前記特徴量として前記画像情報を解析して得ら
れる配色情報または構図情報または形状情報等の物理的
な画像特徴量としたことを特徴とする。
【0019】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11に記載の記憶媒体は、請求項9または10に記
載の記憶媒体において、前記カテゴリは分野やテーマで
あることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0021】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図18に基づき説明する。
【0022】図1は、本実施の形態に係る情報検索装置
の全体構成を示すブロック図である。
【0023】同図において、101はマイクロプロセッ
サ(CPU;中央処理装置)であり、情報検索のための
演算及び論理判断等を行ない、アドレスバスAB、コン
トロールバスCB、データバスDBを介して、それらの
バスに接続された後述する各構成要素を制御する。アド
レスバスABは、マイクロプロセッサ(CPU)101
の制御の対象とする構成要素を指示するアドレス信号を
転送する。コントロールバスCBは、マイクロプロセッ
サ(CPU)101の制御の対象とする構成要素を指示
するコントロール信号を転送して印加する。データバス
DBは、各構成要素相互間のデータの転送を行なう。
【0024】102はROM(リードオンリーメモリ;
読み出し専用記憶素子)であり、本実施の形態において
実行される処理プログラム等の制御プログラムを格納す
る。103は1ワード16ビットで構成されるRAM
(ランダムアクセスメモリ)であって、各構成要素から
の各種データの一時記憶に用いられる。また、図2にお
いて後述する検索語保持部202、検索カテゴリ保持部
203、展開感性パターン保持部213、検索結果保持
部216を記憶する。
【0025】104は外部メモリ(DISK)であり、
図2において後述する概念判別辞書205、画像(情
報)保持部206、画像(情報)カテゴリ保持部20
7、感性パターン保持部208、画像特徴量保持部21
0、画像特徴量と感性パターンの対応保持部211、イ
メージ語と感性パターンの対応保持部215を格納す
る。また、図2において後述する検索要求入力処理部2
01、検索カテゴリによる画像カテゴリ検索処理部20
4、画像特徴抽出処理部209、感性パターン展開処理
部212、感性パターン検索処理部214、感性パター
ン判定処理部217の各処理を実行するプログラムが格
納される。また、これらのプログラムを格納する記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、CD−RO
M、メモリカード、光磁気ディスク等を用いることがで
きる。
【0026】105はキーボード(KB)であり、アル
ファベットキー、ひらがなキー、カタカナキー、句点等
の文字記号入力キー、検索を指示する検索キー及びカー
ソル移動を指示するカーソル移動キー等のような各種の
機能キーを備えている。106は表示用ビデオメモリ
(VRAM)であり、表示すべきデータのパターンを蓄
える。107はCRTコントローラ(CRTC)であ
り、表示用ビデオメモリ(VRAM)106に蓄えられ
た内容を後述する表示装置(CRT)108に表示する
役割を担う。108は陰極線管等を用いた表示装置(C
RT)であり、その表示装置(CRT)108における
ドット構成の表示パターン及びカーソルの表示をCRT
コントローラ(CRTC)107で制御する。109は
ネットワークコントローラ(NIC)であり、イーサー
ネット(Ethernet)等のネットワークに接続す
る役割を担う。
【0027】上述したような各構成要素からなる本実施
の形態に係る情報検索装置においては、キーボード(K
B)105からの入力及びネットワークコントローラ
(NIC)109から供給されるネットワーク経由の各
種入力に応じて作動するものであって、キーボード(K
B)105からの入力及びネットワークコントローラ
(NIC)109からの入力が供給されると、まず、イ
ンタラプト信号がマイクロプロセッサ(CPU)101
に送られ、そのマイクロプロセッサ(CPU)101が
外部メモリ(DISK)104内に記憶してある各種の
制御信号を読み出し、その読み出した制御信号に従って
各種の制御が行なわれる。また、本発明に係わるプログ
ラムを格納した記憶媒体をシステム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータが記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出して実行するこ
とによっても本発明は達成される。
【0028】図2は、本実施の形態に係る情報検索装置
の機能構成を示すブロック図である。
【0029】同図において、201は検索要求入力処理
部であり、所望の検索対象に関する要求事項を入力す
る。202は検索語保持部で、検索要求入力処理部20
1により入力された検索語を一時的に記憶するもので、
図1のRAM103に格納される。203は検索カテゴ
リ保持部で、検索要求入力処理部201により入力され
た検索カテゴリを一時的に記憶するもので、図1のRA
M103に格納される。204は画像カテゴリ検索処理
部で、後述する画像カテゴリ保持部207に格納された
画像カテゴリのうち、検索カテゴリ保持部203に格納
された検索カテゴリと合致するものを検索する。
【0030】205は概念判別辞書で、検索対象となる
概念に関係する検索カテゴリを有する。この概念判別辞
書205のデータの格納例を後述する図4に示す。20
6は画像保持部で、検索対象となる画像情報を格納す
る。この画像保持部206のデータの格納例を後述する
図5に示す。207は画像カテゴリ保持部で、画像保持
部206に格納された画像に描写されている概念をカテ
ゴリに分類し、画像と対応付けて格納する。この画像カ
テゴリ保持部207のデータの格納例を後述する図6に
示す。208は感性パターン保持部で、画像保持部20
6に格納された画像情報から得られた感性パターンを格
納するもので、画像ID(識別子)毎に各感性パターン
との適合度が記憶されている。この感性パターン保持部
208のデータの格納例を後述する図7に示す。
【0031】209は画像特徴量抽出処理部で、画像保
持部206に格納された画像情報から物理的な画像特徴
量を抽出する。物理的な画像特徴量は、色情報を基に分
割された領域や一定面積で分けられたブロック、または
画像全体から抽出される視覚的な特徴である。画像特徴
とは、例えば、画像の色分布やヒストグラム、画像の濃
淡分布、テクスチャ、エッジ、周波数分布等の数値化さ
れた情報である。この画像特徴の一例を後述する図12
及び図18に示す。210は画像特徴量保持部で、画像
特徴量抽出処理部209によって得られた画像特徴量を
格納する。この画像特徴量保持部210のデータの格納
例を後述する図8に示す。
【0032】211は画像特徴量と感性パターンの対応
保持部で、画像特徴量と感性パターンの対応をとって記
憶する。この画像特徴量と感性パターンの対応保持部2
11のデータの格納例を後述する図9に示す。212は
感性パターン展開処理部で、検索語保持部202に記憶
された検索語を後述するイメージ語と感性パターンの対
応保持部215を参照して感性パターンに展開する。2
13は展開感性パターン保持部で、感性パターン展開処
理部212により展開された感性パターンを一時的に保
持するもので、図1のRAM103に格納される。この
展開感性パターン保持部213のデータ格納例を図10
に示す。
【0033】214は感性パターン検索処理部で、展開
感性パターン保持部213を参照して、感性パターン保
持部208に格納された感性パターンのうち、展開され
た感性パターンと類似するものを検索する。215はイ
メージ語と感性パターンの対応保持部で、イメージ語と
感性パターンの対応をとって格納するものであり、イメ
ージ語とそのイメージ語に関連付けられた各連想語に対
応する感性パターンID(識別子)が記憶されている。
このイメージ語と感性パターンの対応保持部215のデ
ータ格納例を後述する図11に示す。216は検索結果
保持部で、画像カテゴリ検索処理部204によって検索
された画像カテゴリの検索結果を一時的に保持するもの
で、図1のRAM103に格納される。217は感性パ
ターン判定処理部で、画像特徴量保持部210と、画像
特徴量と感性パターンの対応保持部211とを参照し
て、感性パターンと画像から抽出した画像特徴量とを比
較・参照して、その適合度を求めるものである。
【0034】図3は、検索要求入力処理部201におい
て、どのようなテーマの画像(情報)を検索するかを操
作者が選択する場合の検索カテゴリ選択画面の表示例を
示す図である。同図において、検索対象となる画像(情
報)に対して、検索分類として「自然風景」、「人
物」、「生物・動物」、「テクスチャ」等が存在するこ
とを示している。キーボード(KB)105上のカーソ
ル移動キーを押下することにより、網かけ表示部は「自
然風景」から「人物」または「生物・動物」というよう
に遷移し、操作者は所望のカテゴリを選択することがで
きる。
【0035】図4は、概念判別辞書205の構成を示す
図である。概念判別辞書205は、検索要求となる検索
語に関する情報を提供するものであり、検索語に対応す
る見出し語401と、該見出し語401に関係する検索
カテゴリ402とを対応させて格納したテーブルであ
る。
【0036】図5は、画像IDと画像ファイル格納パス
とを対応付けた画像保持部206の構成を示す図であ
り、同図において、501は画像IDであり、1つの画
像ファイルにつき一意に付与された識別番号である。5
02は画像ファイル格納パスで、画像ID501に対応
する画像ファイルの外部メモリ(DISK)104にお
ける格納先を示すもので、MS−DOSのディレクトリ
とファイルに相当する。図示していないが、画像ファイ
ルはヘッダ部と画像データ部とに分けられる。前記ヘッ
ダ部には、その画像ファイルからデータを読み取るとき
に必要な情報や、画像の内容を説明する付帯的な情報が
格納され、その画像フォーマット名を示す画像フォーマ
ットID、フルサイズ、画像の幅・高さ・深さ・画像圧
縮の有無、カラーパレットの情報、解像度、画像データ
の格納位置へのオフセット等の情報が格納されている。
また、前記画像データ部は、画像データを順次格納して
いる部分である。本実施の形態において、このような画
像フォーマットとして、Microsoft社のBMP
フォーマットを用いるものとするが、GIFフォーマッ
ト或いはJPEG、FlashPixといった、その他
の圧縮フォーマットを用いても同様の構成を成すことが
できる。
【0037】図6は、画像IDと画像カテゴリとを対応
付けて格納した画像カテゴリ保持部207の構成を示す
図であり、同図において、601は画像ID、602は
画像ID601に対応する画像ファイルを分類した画像
カテゴリである。画像のカテゴリは、画像に描写されて
いる内容やテーマ等を分類して名前を割り当てたもの
で、手動またはキーワード等から自動的に割り当てるこ
とができる。画像カテゴリ602は、1つの画像につい
て複数個格納してもよく、画像カテゴリ保持部207は
画像ID601をキーとする画像カテゴリ602のリス
トで表わされる。
【0038】図7は、画像IDと感性パターンに対する
適合度を対応付けて格納した感性パターン保持部208
の構成を示す図である。同図において、701は画像を
識別するための画像IDで、画像保持部206に格納さ
れている番号と同じものが使用され、このシステムにお
いて画像を一意に定義付けている。702は感性パター
ンIDで、感性パターン(1)、(2)…(m)に分か
れている。本実施の形態では、それぞれの画像について
画像特徴量と感性パターンの対応保持部211に格納さ
れている全ての感性パターンに対する適合度が求められ
るため、全感性パターンIDが格納されている。感性パ
ターン(1)、(2)…(m)に格納されている数値は
各画像と感性パターンの適合度を示す数値である。この
適合度は0から1までの数で、0はこの画像が感性パタ
ーンに全く適合しなかったことを示しており、1に近い
ほど適合性が高いことを示している。例えば、本例では
画像ID001の画像に対して、感性パターン(1)と
の適合度「0.10」、感性パターン(2)との適合度
「0.0」が格納されている。
【0039】図8は、画像IDと画像特徴量とを対応付
けて格納した画像特徴量保持部222の構成を示す図で
ある。同図において、801は画像を識別するための画
像IDである。この画像ID801は画像保持部206
に格納されている番号と同じものが使用されている。8
02は画像特徴量を抽出したブロックまたは領域を示す
番号(ブロックor領域No.)で、本例では各領域・
ブロックの番号をB1,B2,…Bmで表わしている。80
3はブロックor領域No.802に示す領域・ブロッ
クの番号B1,B2,…Bmから抽出された画像特徴を示し
た情報(代表色)である。本例では色彩的画像特徴を抽
出した場合を示し、色彩を表わす情報C11(R11,G11,
B11)、…、Cn1(Rn1,Gn1,Bn1)が格納されてい
る。804は各領域・ブロックから抽出された画像特徴
の特徴量である。本例ではC11 (R11,G11,B11)、
…、C1n(R1n,G1n,B1n)の特徴量としてC11、…、
Cn1が格納されている。
【0040】図9は、画像特徴量と感性パターンの対応
保持部211の構成を示す図であり、各感性パターンに
対応する画像特徴量が格納されている。図9において、
901は感性パターンIDで、感性パターンを一意に識
別する番号『色(1)、色(2)…色(m)』である。
902は各感性パターンIDに対応付けられた画像特徴
量データである。本例では感性パターンを色彩的特徴量
で表現しており、各感性パターンIDに対する色成分
(RGBやHVC等の色空間における値)の組み合わせ
が格納されている。本例では色成分としてRGB色空間
における値が登録されている。RGB値は0〜255ま
での整数である。各感性パターンに対応付けられた色の
数は最大m個である。
【0041】図10は、感性パターン展開処理部212
で展開された感性パターンが格納されている展開感性パ
ターン保持部213の構成を示す図である。同図におい
て、1001は感性パターンの展開元であるイメージ語
で、検索語保持部202と同じ検索語が格納されてい
る。本例では、「さわやか」という文字列が格納されて
おり、文字列はNULLコードで終了する。1002は
イメージ語1001から展開された感性パターンの数
(感性パターン数)で、本例では「7」が格納されてい
る。1003はイメージ語1001を実際に展開したデ
ータの格納先の領域を示すアドレス(感性パターン格納
先)で、後述する展開データ1004にリンクしてい
る。1004はイメージ語1001から実際に展開され
た展開データで、ここにはカテゴリと感性パターンの組
が感性パターン数1002の個数分格納されている。本
例ではカテゴリと感性パターンの組が7組格納されてい
る。1005はイメージ語1001と関連しているカテ
ゴリに対応した感性パターンID(識別子)である。本
例では「5」が格納されている。1006は「さわや
か」というイメージ語1001に関連のあるカテゴリ
で、本例では「自然風景」という文字列が格納されてお
り、文字列はNULLコードで終了する。
【0042】図11は、イメージ語と感性パターンの対
応保持部215の構成を示す図であり、イメージ語とそ
のイメージ語に関連したカテゴリ及びイメージ語とカテ
ゴリに対応付けられた感性パターンIDが格納されてい
る。図11において、1101は感性パターンの展開元
となるイメージ語である。本例では「さわやかな」、
「トロピカルな」等の文字列が格納されており、文字列
はNULLコードで終了する。1102はイメージ語1
101に関連しているカテゴリである。本例では「さわ
やかな」に対して「自然風景」、「デザイン」、「素
材」等の文字列(カテゴリ)が格納されており、文字列
はNULLコードで終了する。この部分に文字列が格納
されていない場合は、特にカテゴリが指定されていない
ことを表わしている。即ち、この感性パターンが、カテ
ゴリに関係なく「さわやかな」というイメージ語全てに
適応することを示している。1103はイメージ語11
01とカテゴリ1102に対応した感性パターンIDで
ある。本例ではイメージ語「さわやかな」とそのカテゴ
リ「自然風景」に対する感性パターンIDとして
「5」、「6」が格納されている。
【0043】図12は、上述した画像特徴量の詳細を示
す図である。図17は、1枚の画像から画像特徴量を抽
出した例を示し、画像特徴をX1,X2,X3,…,Xn、画像
特徴量を抽出する領域・ブロックをB1,B2,B3,…B
m、各領域・ブロックから抽出された特徴量をx11〜xm
nで表わしている。
【0044】図13は、色彩的画像特徴量の詳細を示す
図であり、領域・ブロックをB1,B2,B3,…Bmから抽
出された代表色はC1(R1,G1,B1)、C2(R2,G2,B
2)、…、Cn(Rn,Gn,Bn)で、それぞれの特徴量はc1
〜cnである。
【0045】次に、本実施の形態に係る情報検索装置の
動作について、図14のフローチャートを用いて説明す
る。
【0046】図14において、まず、ステップS140
1で検索要求入力処理部201により検索要求の入力処
理を行なう。尚、この検索要求入力処理の詳細について
は、図15を用いて後述する。次に、ステップS140
2でカテゴリ検索処理を行なう。尚、このカテゴリ検索
処理の詳細については、図16を用いて後述する。次
に、ステップS1403で検索結果保持部212を参照
し、格納されている検索結果の数が0であるか否かを判
断する。そして、検索結果の数が0でないと判断された
場合は次のステップS1404へ進んで、感性パターン
展開処理部212及び感性パターン検索処理部214の
処理を行なった後、ステップS1405へ進む。尚、こ
のステップS1404の処理の詳細については、図17
を用いて後述する。
【0047】一方、前記ステップS1403において検
索結果の数が0であると判断された場合は前記ステップ
S1404をスキップしてステップS1405へ進む。
ステップS1405では、前記ステップS1404にお
いて得られた検索結果に格納されている画像IDに対応
する画像ファイルを画像保持部206より取り出して表
示装置(CRT)108に表示した後、本処理動作を終
了する。このステップS1405に置ける処理は、同種
の検索装置において広く行なわれている公知の処理であ
る。
【0048】次に、前記図14のステップS1401に
おける検索要求入力処理の詳細について、図15のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0049】図15において、まず、ステップS150
1で検索要求となる検索語を入力する。この検索語の入
力は、キーボード(KB)105から入力された文字コ
ードをRAM103上の検索語保持部202に格納する
ことにより行なわれる。
【0050】次に、ステップS1502で検索要求に対
して検索対象となる概念に関連する検索カテゴリを指示
する。図3に示すように、検索カテゴリを指示するため
の画面を表示装置(CRT)108に表示し、表示され
た画面における検索分類の中から、キーボード(KB)
105上のカーソル移動キーを押下することによって、
所望の検索カテゴリを選択する。
【0051】次に、ステップS1503で前記ステップ
S1502において検索カテゴリの指示があったか否か
を判断する。そして、検索カテゴリの指示がないと判断
された場合はステップS1504へ、また、検索カテゴ
リの指示があったと判断された場合はステップS150
5へそれぞれ進む。
【0052】ステップS1504では、検索語保持部2
02に格納された検索要求に関連する検索カテゴリを概
念判別辞書205から抽出した後、ステップS1505
へ進む。このステップS1504では、検索語保持部2
02の検索語と一致する見出し語401に対する検索カ
テゴリ402を全て抽出する。例えば、検索語が「さわ
やか」である場合、検索観点として「自然風景」、「人
物」、「デザイン」等を得ることができる。
【0053】ステップS1505では、前記ステップS
1502または前記ステップS1504において得られ
た検索カテゴリを検索カテゴリ保持部203に格納した
後、本処理動作を終了する。
【0054】次に、前記図14のステップS1402に
おけるカテゴリ検索処理の詳細について、図16のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0055】まず、ステップS1601で画像カテゴリ
保持部207を参照し、検索カテゴリ保持部203に格
納されている検索カテゴリと同じ画像カテゴリを持つ画
像を検索する。画像に対応付けられた画像カテゴリと検
索カテゴリとを比較して、それらが一致した場合は、そ
の画像IDと一致したカテゴリに対応付けて検索結果保
持部212に格納する。この処理を全ての画像について
行い、最終的に検索カテゴリと画像カテゴリの一致する
画像が見つからなければ本処理動作を終了する。
【0056】次に、前記図14のステップS1404に
おける感性パターンによる検索処理の詳細について、図
17のフローチャートを用いて説明する。
【0057】まず、検索要求入力処理部201で操作者
から入力される検索要求語は、「さわやかな」感じ、
「あたたかい」感じ等の画像の印象を表わす抽象的なイ
メージ語である。入力された検索語は、検索語保持部2
02に格納されている。
【0058】図17において、まず、ステップS170
1でイメージ語と感性パターンの対応保持部215を参
照して、検索語保持部202に格納されている検索語を
対応する感性パターンに展開する。即ち、このステップ
S1701における処理は、感性パターン展開処理部2
12で行なう処理である。イメージ語と感性パターンの
対応保持部215のデータ格納例は図11に示した通り
である。
【0059】イメージ語と感性パターンの対応保持部2
15に格納されているイメージ語1101と、検索語保
持部202に格納されている検索語とを比較し、それら
が一致した場合は、一致したイメージ語1101に対応
付けられたカテゴリ1102と検索カテゴリ保持部20
3に格納されている検索カテゴリとを比較する。そし
て、これらのカテゴリが一致した場合は、一致したイメ
ージ語「さわやかな」のカテゴリ「自然風景」に対する
感性パターンIDとして、「005」、「006」、
「007」を取得する。
【0060】次に、ステップS1702で前記ステップ
S1701において展開されたイメージ語に対する感性
パターンIDとカテゴリの組を展開感性パターン保持部
213に格納する。この展開感性パターン保持部213
のデータ格納例は図10に示した通りである。
【0061】次に、ステップS1703で前記ステップ
S1702において検索したカテゴリによる検索結果か
ら、展開感性パターン保持部213に格納されている感
性パターンIDに適した画像を検索する。この検索処理
は、感性パターン検索処理部214により行われる。即
ち、展開感性パターン保持部213を参照して、検索結
果保持部216に格納されている画像IDに関連付けら
れているカテゴリに対する感性パターンIDを取得す
る。次に、感性パターン保持部208を参照して、この
画像IDと取得した感性パターンIDに対する適合度を
取得し、検索結果保持部216に画像IDと対応付けて
格納する。
【0062】1つのカテゴリに対して複数の感性パター
ンIDが存在する場合には、各感性パターンIDに対す
る適合度を取得し、これらの和を画像IDに対する適合
度として格納する。また、1つの画像が複数のカテゴリ
に関連付けられている場合は、各カテゴリに対する適合
度を求め、最も値の大きい適合度をこの画像に対する適
合度として検索結果保持部216に格納する。この処理
を検索結果保持部216に格納されているカテゴリ検索
によって検索された全ての画像について行う。次に、ス
テップS1704で前記ステップS1703において取
得した画像IDとその適合度の組を検索結果保持部21
6に格納して本処理動作を終了する。
【0063】次に、本実施の形態に係る情報検索装置の
検索対象となる画像を登録する画像登録処理動作につい
て、図18のフローチャートを用いて説明する。
【0064】図18において、まず、ステップS180
1でユーザから登録する画像が指示される。登録する画
像は、外部メモリ(DISK)104や図示しない外部
記憶装置、画像入力装置、または情報検索装置に接続さ
れた画像データベース・サーバ等に格納されている画像
の中から指定される。本実施の形態では、検索対象とな
る画像が予め記憶されており、この中から画像が選択さ
れるものとする。
【0065】次に、ステップS1802で指定された画
像ファイル名に対応した画像ID及び登録するために必
要となる各種情報を取得し、画像特徴抽出処理部209
に与える。画像IDは、画像を管理するために画像ファ
イル名に対応付けられて記憶されているIDで、画像フ
ァイル名から画像保持部206のデータを検索して取得
する。
【0066】前記各種情報とは、例えば、この画像のフ
ァイルフォーマットがビットマップ形式の場合は、画像
の幅及び高さのピクセル値、1ピクセル当たりのビット
数、画像のサイズ(バイト単位)、ビットマップイメー
ジが実際に格納されている領域のアドレス等である。こ
れらの情報は、画像ファイルのヘッダ部に格納されてい
るので、このヘッダ部を参照することにより取得するこ
とができる。また、画像のファイルフォーマットがビッ
トマップ形式ではなく、JFIFやFlashPixの
場合も、同様に画像ファイルのヘッダ部から必要な情報
を得ることができる。また、画像保持部206にこれら
の情報を格納しておき、登録時に参照することにより情
報を取得してもよい。
【0067】次に、ステップS1803で画像特徴量抽
出処理部209により画像から物理的な画像特徴量を抽
出する。このステップS1803では、指定された画像
IDに対する画像情報を解析し、物理的な画像特徴量を
抽出する。図13は、本実施の形態における画像特徴量
の一例は図13に示す通りであり、同図は画像の領域ま
たはブロック毎に代表的な色を抽出したものである。代
表色は与えられた画像の各種情報を用いて画像の実際の
ビットイメージを1ピクセルずつ解析し、各領域・ブロ
ックで使用されている色成分(RGBやHVC等の色空
間における値)の平均値や最も出現頻度の高い色成分を
求め、代表色とする手法等が用いられる。
【0068】次に、ステップS1804で前記ステップ
S1803において抽出された画像特徴量c1〜cnとこの
画像の画像IDとを対応付けて画像特徴量保持部210
に格納する。この画像特徴量保持部210のデータ格納
例は、図8に示した通りである。
【0069】次に、ステップS1805で感性パターン
と画像特徴量の対応保持部211を参照して、記憶され
ている全ての感性パターンIDとその感性パターンに対
応付けられた画像特徴量を取得する。本実施の形態で
は、図9に示すように各感性パターンに色彩的特徴量が
対応付けられている。
【0070】次に、ステップS1806で前記ステップ
S1805において取得した感性パターンとこの画像に
対する画像特徴量との適合度を求める。これは、感性パ
ターン判定処理部217で行われる処理で、前記ステッ
プS1805において取得した感性パターンそれぞれに
ついて、感性パターンに対応付けられた色彩的特徴量
と、前記ステップS1803において抽出された画像特
徴量とを比較・照合して、その適合度を求める。この適
合度は、画像特徴量と感性パターンの対応保持部211
に格納されている全ての感性パターンについて求める。
適合度を算出するには、余弦測度を用いたベクトル演算
や、統計処理等の手法が用いられる。
【0071】次に、ステップS1807で前記ステップ
S1806において求められた全ての感性パターンと画
像の適合度を、この画像の画像IDに対応付けて感性パ
ターン保持部208に格納した後、本処理動作を終了す
る。感性パターン保持部208のデータ格納例は、図7
に示した通りである。
【0072】以上の処理を登録する全ての画像に対して
行う。
【0073】(その他の実施の形態)上述した第1の実
施の形態では、検索対象となる蓄積情報として画像情報
を用いて説明したが、画像情報以外のマルチメディア情
報についても同様に扱うことができる。
【0074】また、上述した第1の実施の形態では、概
念判別辞書205、検索対象となる画像保持部206、
画像カテゴリ保持部207、感性パターン保持部20
8、画像特徴量とは感性パターンの対応保持部211、
イメージ語と感性パターンの対応保持部215は単一の
装置を構成する外部メモリ(DISK)104に配置す
るものとして説明したが、これらの構成要件を異なる装
置に分散配置し、ネットワークコントローラ(NIC)
109を介してネットワーク上で検索処理を行なうよう
にすることも可能である。
【0075】また、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタ等)から構成されるシステムに適応しても、単一
の機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装
置等)に適応してもよい。
【0076】また、本発明の目的は、上述した第1の実
施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはC
PUやMPU等)が前記記憶媒体に格納されたプログラ
ムを読み出して実行することにより達成されることはい
うまでもない。この場合、前記記憶媒体から読み出され
たプログラムコード自体が上述した第1の実施の形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログ
ラムコードを記憶するための記憶媒体としては、例え
ば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Co
mpact Disk Read Only Memo
ry)、CD−R(Compact Disk Rec
ordable)、磁気テープ、不揮発性メモリカー
ド、ROMチップ等を用いることができる。
【0077】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した第1の実施の
形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラム
コードの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているO
S(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部
または全部を行ない、その処理によって上述した第1の
実施の形態の機能が実現されることはいうまでもない。
【0078】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって上述した第1の実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報検索方
法及び装置によれば、検索要求語と検索対象となるマル
チメディア情報が表現している概念に対応付けられたカ
テゴリに応じて、マルチメディア情報に付与された内容
語とマルチメディア情報その物の特徴量データとを検索
条件として利用する比率を変えることにより、目的とす
る所望のマルチメディア情報を迅速且つ精度よく取り出
すことが可能となる。
【0080】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような情報検索装置を円滑に制御することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
の機能構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における検索カテゴリを指示するための操作パネルの表
示例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における概念判別辞書の構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における画像保持部の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における画像カテゴリ保持部の構成を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における感性パターン保持部の構成を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における画像特徴量保持部の構成を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装置
における画像特徴量と感性パターンの対応保持部の構成
を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における展開感性パターン保持部の構成を示す図であ
る。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置におけるイメージ語と感性パターンの対応保持部の構
成を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における画像特徴量の一例を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における画像特徴量の図12とは異なる構成を示す図
である。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における情報検索処理全体動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における検索要求入力処理動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における検索カテゴリによる検索処理動作の流れを示
すフローチャートである。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における感性パターンによる検索処理動作の流れを示
すフローチャートである。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係る情報検索装
置における画像登録処理動作の流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
AB アドレスバス CB コントロールバス DB データバス 101 マイクロプロセッサ(CPU;中央処理装
置) 102 ROM(リードオンリーメモリ;読み出し専
用記憶素子) 103 RAM(ランダムアクセスメモリ) 104 外部メモリ(DISK) 105 キーボード(KB) 106 表示用ビデオメモリ(VRAM) 107 CRTコントローラ(CRTC) 108 表示装置(CRT) 109 ネットワークコントローラ(NIC) 201 検索要求入力処理部 202 検索語保持部 203 検索カテゴリ保持部 204 画像カテゴリ検索処理部 205 概念判別辞書 206 画像保持部 207 画像カテゴリ保持部 208 感性パターン保持部 209 画像特徴抽出処理部 210 画像特徴量保持部 211 画像特徴量と感性パターンの対応保持部 212 感性パターン展開処理部 213 展開感性パターン保持部 214 感性パターン検索処理部 215 イメージ語と感性パターンの対応保持部 216 検索結果保持部 217 感性パターン判定処理部 225 情報(画像)カテゴリ保持部 401 見出し語 402 検索カテゴリ 501 画像ID(識別子) 502 画像ファイルパス 601 画像ID(識別子) 602 画像カテゴリ 701 画像ID(識別子) 702 感性パターンID 801 画像ID(識別子) 802 ブロックまたは領域番号(ブロックor領域
No.) 803 代表色 804 特徴量 901 パターンID(識別子) 902 色彩的特徴量 1001 イメージ語 1002 感性パターン数 1003 感性パターン格納先 1004 展開データ 1005 感性パターンID 1006 カテゴリ 1101 イメージ語 1102 カテゴリ 1103 感性パターン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア情報が表現している内容
    から各情報を少なくとも1つのカテゴリに分類しその情
    報が属するカテゴリと各情報とを対応付けて格納するカ
    テゴリ格納工程と、検索語を入力する検索語入力工程
    と、前記検索語に対応する見出し語に関連するカテゴリ
    を対応付けて記憶する概念判別辞書から前記検索語に対
    応する見出し語に関連するカテゴリを取得する検索カテ
    ゴリ取得工程と、前記マルチメディア情報から数値化さ
    れた物理的な特徴量を抽出する特徴量抽出工程と、前記
    特徴量抽出工程により求められたデータの特徴量を各デ
    ータに対応付けて格納する特徴量格納工程と、前記検索
    語を該検索語に対応付けられた特徴量に展開するための
    特徴量展開辞書を用いて前記検索語を該検索語に関連の
    あるカテゴリに対応付けられた特徴量に展開する特徴量
    展開工程と、前記検索語に対応付けられたカテゴリと前
    記マルチメディア情報に対応付けられたカテゴリとを比
    較することによって前記検索語に対応付けられたカテゴ
    リに適したデータを検索する第1検索処理工程と、前記
    第1検索処理工程によって検索された前記マルチメディ
    ア情報から抽出された特徴量と前記検索語から展開され
    た各マルチメディア情報の属するカテゴリに適した特徴
    量とを比較することによって前記検索語に適したデータ
    を検索する第2検索処理工程とを有することを特徴とす
    る情報検索方法。
  2. 【請求項2】 前記マルチメディア情報として画像情報
    を蓄積し、前記特徴量として前記画像情報を解析して得
    られる配色情報または構図情報または形状情報等の物理
    的な画像特徴量としたことを特徴とする請求項1に記載
    の情報検索方法。
  3. 【請求項3】 前記検索語に対応したカテゴリを指定す
    るための検索カテゴリ指定工程を有し、この検索カテゴ
    リ指定工程により、操作者が所望のカテゴリを少なくと
    も1つ指定することが可能なことを特徴とする請求項1
    または2に記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】 前記カテゴリは分野やテーマであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報検索
    方法。
  5. 【請求項5】 マルチメディア情報が表現している内容
    から各情報を少なくとも1つのカテゴリに分類しその情
    報が属するカテゴリと各情報とを対応付けて格納するカ
    テゴリ格納手段と、検索語を入力する検索語入力手段
    と、前記検索語に対応する見出し語に関連するカテゴリ
    を対応付けて記憶する概念判別辞書から前記検索語に対
    応する見出し語に関連するカテゴリを取得する検索カテ
    ゴリ取得手段と、前記マルチメディア情報から数値化さ
    れた物理的な特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記
    特徴量抽出手段により求められたデータの特徴量を各デ
    ータに対応付けて格納する特徴量格納手段と、前記検索
    語を該検索語に対応付けられた特徴量に展開するための
    特徴量展開辞書を用いて前記検索語を該検索語に関連の
    あるカテゴリに対応付けられた特徴量に展開する特徴量
    展開手段と、前記検索語に対応付けられたカテゴリと前
    記マルチメディア情報に対応付けられたカテゴリとを比
    較することによって前記検索語に対応付けられたカテゴ
    リに適したデータを検索する第1検索処理手段と、前記
    第1検索処理手段によって検索された前記マルチメディ
    ア情報から抽出された特徴量と前記検索語から展開され
    た各マルチメディア情報の属するカテゴリに適した特徴
    量とを比較することによって前記検索語に適したデータ
    を検索する第2検索処理手段とを有することを特徴とす
    る情報検索装置。
  6. 【請求項6】 前記マルチメディア情報として画像情報
    を蓄積し、前記特徴量として前記画像情報を解析して得
    られる配色情報または構図情報または形状情報等の物理
    的な画像特徴量としたことを特徴とする請求項5に記載
    の情報検索装置。
  7. 【請求項7】 前記検索語に対応したカテゴリを指定す
    るための検索カテゴリ指定手段を有し、この検索カテゴ
    リ指定手段により、操作者が所望のカテゴリを少なくと
    も1つ指定することが可能なことを特徴とする請求項5
    または6に記載の情報検索装置。
  8. 【請求項8】 前記カテゴリは分野やテーマであること
    を特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の情報検索
    装置。
  9. 【請求項9】 マルチメディア情報を検索する情報検索
    装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒
    体であって、前記制御プログラムは、マルチメディア情
    報が表現している内容から各情報を少なくとも1つのカ
    テゴリに分類しその情報が属するカテゴリと各情報とを
    対応付けて格納するカテゴリ格納モジュールと、検索語
    を入力する検索語入力モジュールと、前記検索語に対応
    する見出し語に関連するカテゴリを対応付けて記憶する
    概念判別辞書から前記検索語に対応する見出し語に関連
    するカテゴリを取得する検索カテゴリ取得モジュール
    と、前記マルチメディア情報から数値化された物理的な
    特徴量を抽出する特徴量抽出モジュールと、前記特徴量
    抽出モジュールにより求められたデータの特徴量を各デ
    ータに対応付けて格納する特徴量格納モジュールと、前
    記検索語を該検索語に対応付けられた特徴量に展開する
    ための特徴量展開辞書を用いて前記検索語を該検索語に
    関連のあるカテゴリに対応付けられた特徴量に展開する
    特徴量展開モジュールと、前記検索語に対応付けられた
    カテゴリと前記マルチメディア情報に対応付けられたカ
    テゴリとを比較することによって前記検索語に対応付け
    られたカテゴリに適したデータを検索する第1検索処理
    モジュールと、前記第1検索処理モジュールによって検
    索された前記マルチメディア情報から抽出された特徴量
    と前記検索語から展開された各マルチメディア情報の属
    するカテゴリに適した特徴量とを比較することによって
    前記検索語に適したデータを検索する第2検索処理モジ
    ュールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記マルチメディア情報として画像情
    報を蓄積し、前記特徴量として前記画像情報を解析して
    得られる配色情報または構図情報または形状情報等の物
    理的な画像特徴量としたことを特徴とする請求項9に記
    載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記制御プログラムは、前記検索語に
    対応したカテゴリを指定するための検索カテゴリ指定モ
    ジュールを有し、この検索カテゴリ指定モジュールによ
    り、操作者が所望のカテゴリを少なくとも1つ指定する
    ことが可能なことを特徴とする請求項9または10に記
    載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記カテゴリは分野やテーマであるこ
    とを特徴とする請求項9〜11に記載の記憶媒体。
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