JP2000112961A - 情報検索装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

情報検索装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2000112961A JP10278728A JP27872898A JP2000112961A JP 2000112961 A JP2000112961 A JP 2000112961A JP 10278728 A JP10278728 A JP 10278728A JP 27872898 A JP27872898 A JP 27872898A JP 2000112961 A JP2000112961 A JP 2000112961A
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Yuji Kobayashi
雄二 小林
Tomomi Takada
智美 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定した検索要求に従った適切な情報検索を
行うことができる情報検索装置を提供する。 【解決手段】 マルチメディア情報と、それに描写され
ている概念を言語で表現した内容語を対応づけて記憶す
る画像内容語保持部と、内容語と、それから連想される
連想語とを対応づけて記憶する連想語辞書と、検索語に
対応する見出し語と、それに関連する検索観点を対応づ
けて記憶する概念判別辞書を有し、入力された検索語に
対応する見出し語に関連する検索観点を概念判別辞書か
ら抽出し表示する。そして、表示された検索観点から所
望の検索観点を指定する。一方、入力された検索語に対
応する連想語に基づいてマルチメディア情報を検索処理
部210で検索する。また、入力された検索語に対応す
る特徴量に基づいてマルチメディア情報を検索処理部2
14で検索する。そして、指定された検索観点に基づい
て、検索処理部210と検索処理部214によって得ら
れる検索結果を統合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のマルチ
メディア情報を管理し、その管理されているマルチメデ
ィア情報から所望のマルチメディア情報を検索する情報
検索装置及びその方法、コンピュータ可読メモリに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディア情報、例えば、画
像を検索する情報検索装置として、入力したキーワード
と、画像に対応づけられたキーワードとの一致を図るこ
とによって所望の画像を得る情報検索装置が実現されて
いる。また、入力したキーワードのみならず、入力した
キーワードと関連する関連キーワードと画像に対応づけ
られたキーワードとの一致を図ることによって、入力し
たキーワードとの完全一致のみでは得られなかった画像
を得る情報検索装置もまた実現されている。また、画像
のカラー情報などを利用して、入力したキーワードとカ
ラー情報の対応をとり、類似したカラー情報をもつ画像
を得る情報検索装置が考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の情報検索装置では、入力したキーワードの示す
検索要求に対して、所望の検索結果を求めるための検索
条件を操作者が指定することができず、意図する検索結
果を選られないという問題点があった。例えば、「渋
い」という検索要求だけでは、「色調」が「渋い」のか
「味」が「渋い」のか「雰囲気」が「渋い」のか判然と
しない。そのため、「渋柿」や「お茶」など「渋い味」
を特徴とする画像を期待したにも関わらず、色調が渋い
画像が多量に検索されてしまい所望の画像が得られない
という問題があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、指定した検索要求に従った適切な情報検索を
行うことができる情報検索装置及びその方法、コンピュ
ータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による情報検索装置は以下の構成を備える。
即ち、複数種類のマルチメディア情報を管理し、その管
理されているマルチメディア情報から所望のマルチメデ
ィア情報を検索する情報検索装置であって、前記マルチ
メディア情報と、該マルチメディア情報に描写されてい
る概念を言語で表現した内容語を対応づけて記憶する画
像内容語保持部と、前記内容語と、該内容語から連想さ
れる連想語とを対応づけて記憶する連想語辞書と、検索
語を入力する入力手段と、前記検索語に対応する見出し
語と、該見出し語に関連する検索観点を対応づけて記憶
する概念判別辞書と、前記入力手段によって入力された
検索語に対応する見出し語に関連する検索観点を前記概
念判別辞書から抽出し、その抽出した検索観点を表示す
る表示手段と、前記表示手段で表示された検索観点から
所望の検索観点を指定する指定手段と、前記入力手段に
よって入力された検索語に対応する連想語を前記連想語
辞書から取得し、その取得した連想語に基づいてマルチ
メディア情報を検索する第1検索手段と、前記入力手段
によって入力された検索語に対応する特徴量を抽出し、
その抽出した特徴量に基づいてマルチメディア情報を検
索する第2検索手段と、前記指定手段で指定された検索
観点に基づいて、前記第1検索手段と前記第2検索手段
によって得られる検索結果を統合する統合手段とを備え
る。
【0006】また、好ましくは、前記概念判別辞書は、
更に、前記見出し語に対応する反意概念を記憶し、前記
第1検索手段は、前記入力手段で入力された検索語及び
検索観点に基づいて、前記検索語に対応する見出し語及
び反意概念を前記概念判別辞書から取得し、その取得し
た見出し語及び反意概念に基づいて、前記検索語に対応
する連想語を前記連想語辞書から取得する。
【0007】また、好ましくは、連想語と、感性パター
ンを対応づけて記憶する保持部を更に備え、前記第2検
索手段は、前記検索語に対応する連想語に対応する感性
パターンを前記保持部より取得し、その取得した感性パ
ターンの特徴量を該検索語に対応する特徴量として抽出
する。
【0008】また、好ましくは、前記マルチメディア情
報は、画像情報である。
【0009】また、好ましくは、前記特徴量は、前記画
像情報に含まれる配色情報または構図情報または形状情
報の少なくとも1つを含む。
【0010】上記の目的を達成するための本発明による
情報検索方法は以下の構成を備える。即ち、複数種類の
マルチメディア情報を管理し、その管理されているマル
チメディア情報から所望のマルチメディア情報を検索す
る情報検索方法であって、検索語を入力する入力工程
と、前記マルチメディア情報と、該マルチメディア情報
に描写されている概念を言語で表現した内容語を対応づ
けて記憶する画像内容語保持部と、前記内容語と、該内
容語から連想される連想語とを対応づけて記憶する連想
語辞書と、前記検索語に対応する見出し語と、該見出し
語に関連する検索観点を対応づけて記憶する概念判別辞
書とを記憶媒体に記憶する記憶工程と、前記入力工程に
よって入力された検索語に対応する見出し語に関連する
検索観点を前記概念判別辞書から抽出し、その抽出した
検索観点を表示する表示工程と、前記表示工程で表示さ
れた検索観点から所望の検索観点を指定する指定工程
と、前記入力工程によって入力された検索語に対応する
連想語を前記連想語辞書から取得し、その取得した連想
語に基づいてマルチメディア情報を検索する第1検索工
程と、前記入力工程によって入力された検索語に対応す
る特徴量を抽出し、その抽出した特徴量に基づいてマル
チメディア情報を検索する第2検索工程と、前記指定工
程で指定された検索観点に基づいて、前記第1検索工程
と前記第2検索工程によって得られる検索結果を統合す
る統合工程とを備える。
【0011】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
複数種類のマルチメディア情報を管理し、その管理され
ているマルチメディア情報から所望のマルチメディア情
報を検索する情報検索のプログラムコードが格納された
コンピュータ可読メモリであって、検索語を入力する入
力工程のプログラムコードと、前記マルチメディア情報
と、該マルチメディア情報に描写されている概念を言語
で表現した内容語を対応づけて記憶する画像内容語保持
部と、前記内容語と、該内容語から連想される連想語と
を対応づけて記憶する連想語辞書と、前記検索語に対応
する見出し語と、該見出し語に関連する検索観点を対応
づけて記憶する概念判別辞書とを記憶媒体に記憶する記
憶工程のプログラムコードと、前記入力工程によって入
力された検索語に対応する見出し語に関連する検索観点
を前記概念判別辞書から抽出し、その抽出した検索観点
を表示する表示工程のプログラムコードと、前記表示工
程で表示された検索観点から所望の検索観点を指定する
指定工程のプログラムコードと、前記入力工程によって
入力された検索語に対応する連想語を前記連想語辞書か
ら取得し、その取得した連想語に基づいてマルチメディ
ア情報を検索する第1検索工程のプログラムコードと、
前記入力工程によって入力された検索語に対応する特徴
量を抽出し、その抽出した特徴量に基づいてマルチメデ
ィア情報を検索する第2検索工程のプログラムコード
と、前記指定工程で指定された検索観点に基づいて、前
記第1検索工程と前記第2検索工程によって得られる検
索結果を統合する統合工程のプログラムコードとを備え
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施形態の情報検索装置の
構成を示す図である。
【0014】図1において、11はマイクロプロセッサ
(CPU)であり、画像情報検索のための演算、論理判
断等を行い、アドレスバスAB、コントロールバスC
B、データバスDBを介して、それらのバスに接続され
た各構成要素を制御する。アドレスバスABは、CPU
11の制御の対象とする構成要素を指示するアドレス信
号を転送する。コントロールバスCBは、CPU11の
制御の対象とする各構成要素のコントロール信号を転送
して印加する。データバスDBは、各構成相互間のデー
タ転送を行う。
【0015】12は読出し専用の固定メモリ(ROM)
であり、本実施形態で実行される処理プログラム等の制
御プログラムを記憶する。13は1ワード16ビットで
構成される書込み可能なランダムアクセスメモリ(RA
M)であり、各構成要素からの各種データの一時記憶に
用いられる。また、図2において後述する検索語保持部
202、検索観点保持部203、検索重み保持部20
4、決定重み保持部207、展開連想語保持部209、
展開感性パターン保持部213、検索結果保持部216
を記憶する。
【0016】14は外部メモリ(DISK)であり、図
2において後述する概念判別辞書205、連想語辞書2
11、イメージ語と感性パターンの対応保持部215、
画像内容語保持部219、画像保持部218、感性パタ
ーン保持部220、画像特徴量保持部222、画像特徴
量と感性パターンの対応保持部223を格納する。ま
た、図2において後述する検索要求入力処理部201、
重み判定処理部206、連想語展開処理部208、連想
語による画像内容語検索処理部210、感性パターン展
開処理部212、感性パターン検索処理部214、検索
結果統合処理部217、画像特徴抽出処理部221、感
性パターン判定処理部224の各処理部を実行するプロ
グラムが格納される。また、これらのプログラムを格納
する記憶媒体としては、ROM、フロッピーディスク、
CD−ROM、メモリカード、光磁気ディスクなどを用
いることができる。
【0017】15はキーボード(KB)であり、アルフ
ァベットキー、ひらがなキー、カタカナキー、句点等の
文字記号入力キー、検索を指示する検索キー及びカーソ
ル移動を指示するカーソル移動キー等のような各種の機
能キーを備えている。16は表示用ビデオメモリ(VR
AM)であり、表示すべきデータのパターンを記憶す
る。17はCRTコントローラ(CRTC)であり、V
RAM16に記憶された内容をCRT18に表示する役
割を担う。18は陰極線管等を用いた表示装置(CR
T)であり、CRT18におけるドット構成の表示パタ
ーンおよびカーソルの表示がCRTC17によって制御
される。19はネットワークコントローラ(NIC)で
あり、Ethernet等のネットワークに接続する役
割を担う。
【0018】かかる各構成要素からなる情報検索装置に
おいては、KB15からの各種の入力及びNIC19か
ら供給されるネットワーク経由の各種入力に応じて作動
する。KB15からの入力及びNIC19からの入力が
供給されると、まず、インタラプト信号がCPU11に
送られ、CPU11がDISK14内に記憶してある各
種の制御信号を読み出し、それらの制御信号に従って、
各種の制御が行われる。また、本発明に係わるプログラ
ムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが、記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する
ことによっても、本発明は達成される。
【0019】次に、本実施形態の情報検索装置の機能構
成について、図2を用いて説明する。
【0020】図2は本発明の実施形態の情報検索装置の
機能構成を示すブロック図である。図2において、20
1は所望の検索対象に関する要求事項(検索語、検索観
点検索重み等)を入力する検索要求入力処理部である。
202は検索要求入力処理部201によって入力された
検索語を記憶する検索語保持部である。203は検索要
求入力処理部201によって入力された検索観点を記憶
する検索観点保持部である。204は検索要求入力処理
部201によって入力された検索重みを記憶する検索重
み保持部である。
【0021】205は検索対象となる概念に関係する検
索観点、反対の意味を持つ反意概念、概念を検索する際
の重み判定のための2種類の係数を有する概念判別辞書
である。206は検索語保持部202に記憶された検索
語を検索する際に、連想語と感性パターンのいずれを重
視して検索すべきか重みを与える重み判定処理部であ
る。207は重み判定処理部206で決定された検索重
みを記憶する決定重み保持部である。
【0022】208は検索語保持部202に記憶された
検索語を連想語辞書211を参照して連想語に展開し、
また、入力された検索語の反意概念を概念判別辞書20
5から得て、反意概念から連想語に展開する連想語展開
処理部である。209は連想語展開処理部208によっ
て展開された連想語を格納する展開連想語保持部であ
る。210は展開連想語保持部209を参照して画像内
容語保持部219に格納された画像内容語のうち展開さ
れた連想語と合致するものを検索する連想語による画像
内容語検索処理部である。
【0023】211は見出しとなる概念ごとに展開され
る連想語を連想観点と対応させて格納した連想語辞書で
ある。212は検索語保持部202に記憶された検索語
をイメージ語と感性パターンの対応保持部215を参照
して感性パターンに展開し、また、記憶された検索語の
反意概念を概念判別辞書205から得て、反意概念から
感性パターンに展開する感性パターン展開処理部であ
る。
【0024】215はイメージ語と感性パターンの対応
をとって格納したイメージ語と感性パターンの対応保持
部であり、イメージ語とそのイメージ語に関連づけられ
た各連想語に対応する感性パターンIDが記憶されてい
る。ここで、イメージ語と感性パターンの対応保持部2
15のデータ格納例を、図3に示す。尚、イメージ語と
感性パターンの対応保持部215の構成の詳細について
は、後述する。 213は感性パターン展開処理部21
2で展開した感性パターンを一時的に保存する展開感性
パターン保持部であり、RAM13に格納される。ここ
で、感性パターン展開処理部213のデータ格納例を、
図4に示す。尚、感性パターン展開処理部213の構成
の詳細については、後述する。
【0025】214は展開感性パターン保持部213を
参照して、感性パターン保持部220に格納された感性
パターンのうち展開された感性パターンと類似するもの
を検索する感性パターン検索処理部である。217は検
索結果保持部216に記憶された連想語による画像内容
語の検索結果と感性パターンの検索結果とを重み判定処
理部206によって得た検索重みに基づいて検索結果を
統合する検索結果統合処理部である。
【0026】217は画像保持部218に格納された画
像情報に描写されている概念を言語で記述し格納した画
像内容語保持部である。218は検索対象となる画像情
報を格納した画像保持部である。220は画像保持部2
18に格納された画像情報から得られた感性パターンを
格納する感性パターン保持部であり、画像情報を示す画
像IDごとに各感性パターンとの適合度が記憶されてい
る。ここで、感性パターン保持部220のデータ格納例
を、図5に示す。尚、感性パターン保持部220の構成
の詳細については、後述する。
【0027】221は画像保持部218に格納された画
像情報から物理的な画像特徴量を抽出する画像特徴抽出
処理部である。物理的な画像特徴量は、色情報をもとに
分割された領域や一定面積で分けられたブロック、また
は画像全体から抽出される視覚的な特徴である。画像特
徴量とは、例えば、画像の色分布やヒストグラム、画像
の濃淡分布、テクスチャ、エッジ、周波数分布等の数値
化された情報であり、例えば、図6のように表わされ
る。尚、画像特徴量の詳細については、後述する。
【0028】222は画像特徴抽出処理部221によっ
て得られた画像特徴量を格納する画像特徴量保持部であ
る。223は画像特徴量と感性パターンの対応をとって
記憶した画像特徴量と感性パターンの対応保持部であ
り、感性パターンIDと各IDに対応した画像特徴量が
記憶されている。ここで、画像特徴量と感性パターンの
対応保持部223のデータ格納例を、図7に示す。尚、
画像特徴量と感性パターンの対応保持部223の詳細に
ついては、後述する。
【0029】224は画像特徴量保持部222と画像特
徴量と感性パターンの対応保持部223とを参照して、
感性パターンと画像情報から抽出した画像特徴量とを比
較・照合し、その適合度を求める感性パターン判定処理
部である。
【0030】次に、検索要求入力処理部201において
入力された検索要求事項に関連する検索観点の表示例に
ついて、図8を用いて説明する。
【0031】図8は本発明の実施形態の検索要求入力処
理部において入力された検索観点の表示例を示す図であ
る。
【0032】図8では、検索語「渋い」に対して、検索
観点が「色調」「味」「雰囲気一般」の3つが存在し、
ここでは、網掛け表示されている「色調」が検索観点と
して選択されていることを示している。キーボード15
上のカーソル移動キーを押下することにより、網掛け表
示は「色調」から「味」または「雰囲気一般」というよ
うに遷移し、ユーザは所望の検索観点を指定することが
できる。
【0033】次に、検索要求入力処理201において、
連想語による検索重みと、感性パターンによる検索重み
のどちらを重視して検索するかを操作者が指示する場合
の操作パネルの表示例について、図9を用いて説明す
る。
【0034】図9は本発明の実施形態の検索重みを指示
する場合の操作パネルの表示例を示す図である。
【0035】図9において、スライドボタン41を左方
向にスライドさせると連想語による検索を重視するよう
な指示が行われ、右方向にスライドさせると感性パター
ンによる検索を重視する指示が行われる。スライドボタ
ン41で検索重みを指定した後、ボタン43を押下する
ことで、検索重みの指示が行われる。表示領域内ボタン
42は検索重みを明示的に指定しない場合に押下し、そ
の場合、所定の検索重みの指示が行われる。
【0036】次に、画像保持部218の構成について、
図10を用いて説明する。
【0037】図10は本発明の実施形態の画像保持部の
構成を示す図である。
【0038】画像保持部218は、画像情報(画像ファ
イル)を示す画像IDとその画像情報が格納されている
場所を示す画像ファイル格納パスを対応づけて、画像情
報を管理している。図10において、2180は画像I
Dを示し、1つの画像ファイルにつき一意に付与された
識別番号である。2181は画像IDに対応する画像フ
ァイルのDISK14における格納先を示すファイルパ
スであり、MS−DOSのディレクトリとファイルに相
当する。図には示していないが、画像ファイルはヘッダ
部と画像データ部に分けられる。ヘッダ部にはその画像
ファイルからデータを読み取るときに必要な情報や、画
像の内容を説明する付帯的な情報が格納される。情報と
しては、その画像の画像フォーマット名を示す画像フォ
ーマット識別子、ファイルサイズ、画像の幅・高さ・深
さ、圧縮の有無、カラーパレットの情報、解像度、画像
データの格納位置へのオフセット等の情報が格納されて
いる。画像データ部は画像データを順次格納している部
分である。本実施形態において、このような画像フォー
マットとして、Microsoft社のBMPフォーマ
ットを用いるものとするが、GIFフォーマットあるい
はJPEG、FlashPixのようなその他の圧縮フ
ォーマットを用いても同様の構成をなすことができる。
【0039】次に、画像内容語保持部219の構成につ
いて、図11を用いて説明する。
【0040】図11は本発明の実施形態の画像内容語保
持部の構成を示す図である。
【0041】画像内容語保持部219は、画像IDと画
像内容語を対応づけて、画像情報を管理している。図1
1において、21900は図10の画像ID2180と
対応する画像IDを格納し、21901は画像ID21
900に対応する画像ファイルを描写する画像内容語を
格納する。画像内容語は、画像ファイルに描写されてい
る画像特徴を言葉にしたもので、キーワードを文字コー
ド(例えば、unicode)で格納する。キーワード
は、1つの画像ファイルについて複数個格納してもよ
く、画像内容語保持部219は画像ID21900をキ
ーとする画像内容語21901のリストで表される。ま
た、図12に示すように、画像内容語21910をキー
とする画像ID21911のリストで表しても良い。
【0042】次に、概念判別辞書205の構成につい
て、図13を用いて説明する。
【0043】図13は本発明の実施形態の概念判別辞書
の構成を示す図である。
【0044】概念判別辞書205は、図13に示すよう
に、検索要求となる検索語に関する情報を提供するもの
であり、検索語に対応する見出し語2050と見出し語
2050に関係する検索観点2051、見出し語205
0と反対の意味をもつ反意概念2052、見出し語20
50を検索する際の連想重み2053、見出し語205
0を検索する際の感性パターン重み2054とを対応さ
せて格納している。
【0045】次に、連想語辞書211の構成について、
図14を用いて説明する。
【0046】図14は本発明の実施形態の連想語辞書の
構成を示す図である。
【0047】連想語辞書211は、見出し語2111に
対する連想語の一組を一意に番号付ける連想ID211
0と、連想の起点となる見出し語2111、見出し語2
111から連想される連想語2112、連想語2112
の連想に関係する連想観点2113、見出し語2111
と連想語2112との間の連想の強さを示す連想強度2
114とから構成される。連想強度2114は、0から
10の絶対値をとり、符号が連想語の適用状態をあらわ
す。即ち、連想強度2114が正数である場合は、連想
強度数値が大きいほど連想関係による結びつきが強い
(共起性が高い)ことを示し、逆に連想強度が負数であ
る場合は、連想強度が大きいほど連想関係が成り立たな
いことを示す。例えば、図示の連想ID=126533
の連想データは、見出し語「素朴」に対応する連想語
「民芸品」は「6」の強さで連想が可能な言葉である
が、連想ID=126536の連想データにおける連想
語「シャンデリア」は連想強度が負数であるので「9」
の強さで連想できない言葉であることがわかる。
【0048】次に、検索結果保持部216の構成につい
て、図15を用いて説明する。
【0049】図15は本発明の実施形態の検索結果保持
部の構成を示す図である。
【0050】検索結果保持部216は、連想語による画
像内容語検索処理部210と感性パターン検索処理部2
14によって検索された画像IDを格納する。図15に
おいて、2160は検索された画像IDを格納し、21
61は連想語による画像内容語検索処理部217で一致
した連想強度が正数である連想語の数を、2162は一
致した連想語の連想語辞書211における連想語ID2
110のリストを最大20個まで格納する。連想語一致
数2161が0である場合は、連想語ID2162はヌ
ルコードが埋められる。2163は画像ID2160に
対する連想語による検索一致度を格納する。連想語一致
数2161が0である場合は、連想一致度2163には
0が格納される。
【0051】2164は感性パターン検索処理部223
で検索された類似度の最も高い感性パターンの数を、2
165は一致した感性パターンの感性パターンIDのリ
ストを最大20個まで格納する。感性パターン一致数2
164が0である場合は、感性パターンID2165は
ヌルコードが埋められる。2166は画像ID2160
に対する感性パターン検索による検索一致度を格納す
る。感性パターン一致数2164が0である場合は、感
性パターン一致度2166には0が格納される。216
7は、連想一致度2163と感性パターン一致度216
6とをパラメータとして求めた検索要求に対する画像I
D2160の一致度を格納する。
【0052】ここで、上述した展開感性パターン保持部
213の構成の詳細について、図4を用いて説明する。
【0053】図4において、2130−1は、この感性
パターンの展開元であるイメージ語であり、検索語保持
部202と同じイメージ語が格納されている。本実施形
態では、「さわやかな」という文字列が格納されてお
り、文字列はNULLコードで終了する。2130−2
は、「さわやかな」というイメージ語から展開された感
性パターンの数で、本実施形態では、7である。213
0−3は、「さわやかな」というイメージ語を実際に展
開したデータの格納先の領域を示すアドレスである。ア
ドレス2130−3は、展開データ2130−4にリン
クしている。
【0054】2130−4は、「さわやかな」から実際
に展開された展開データであり、ここには、感性パター
ンの数2130−2の個数分の連想語と感性パターンの
組が格納されている。本実施形態では、連想語と感性パ
ターンの組が7組格納されている。2130−5は、イ
メージ語「さわやかな」と「さわやかな」の連想語「森
林」に対応した感性パターンIDである。本実施形態で
は、5が格納されている。2130−6は、「さわやか
な」というイメージ語の連想語である。本実施形態で
は、「森林」という文字列が格納されており、文字列は
NULLコードで終了する。
【0055】次に、上述したイメージ語と感性パターン
の対応保持部215の構成の詳細について、図3を用い
て説明する。
【0056】図3において、2150−1は、この感性
パターンの展開元となるイメージ語である。本実施形態
では、「さわやかな」「トロピカルな」等の文字列が格
納されており、文字列はNULLコードで終了する。2
150−2は、イメージ語2150−1から展開された
連想語である。本実施形態では、「さわやかな」に対し
て「森林」「高原」「青空」等の連想語が記憶されてお
り、文字列はNULLコードで終了する。この部分に文
字列が格納されていない場合、即ち、NULLコードの
みの場合は、この感性パターンが、「さわやかな」とい
うイメージ語全てに適応でき、特に連想語が指定されて
いないことを表している。
【0057】2150−3は、イメージ語2150−1
と連想語2150−2に対応した感性パターンIDであ
る。本実施形態では、イメージ語「さわやかな」とその
連想語「森林」に対する感性パターンIDとして、5、
6が格納されている。また、「さわやかな」に対する反
意概念として「さわやかでない」に対する感性パターン
も記憶されている。本実施形態では、「さわやかでな
い」には、特に連想語はなく、感性パターンIDとして
1と10が登録されている。
【0058】次に、上述した感性パターン保持部220
の構成の詳細について、図5を用いて説明する。
【0059】図5において、2200−1は、登録する
画像を識別するための画像IDである。画像IDは、画
像保持部218に記憶されている番号と同じものが使用
され、このシステムにおいて画像を一意に定義付けてい
る。2200−2には、感性パターンIDが格納されて
いる。本実施形態では、それぞれの画像について、画像
特徴量と感性パターンの対応保持部223に記憶されて
いるすべての感性パターンに対する適合度が求められる
ため、全ての感性パターンIDが格納されている。22
00−3は、各画像と感性パターンの適合度を示す数値
である。適合度は0から1までの数で、0はこの画像が
感性パターンにまったく適合しなかったことを示してお
り、1に近いほど適合性が高いことを示している。例え
ば、本実施形態では、画像ID001の画像に対して、
感性パターン1との適合度は0.10、感性パターン2
との適合度は0である。
【0060】次に、上述した画像特徴量の詳細につい
て、図6を用いて説明する。
【0061】図6では、1つの画像から抽出される画像
特徴をX1,X2,X3,…,Xn、画像特徴量を抽出する
領域・ブロックをB1,B2,…,Bm、各領域・ブロッ
クから抽出された画像特徴量をx11〜xmnで表してい
る。また、図16では、特に、色彩的画像特徴量を抽出
した場合の例を示しており、画像の領域またはブロック
ごとに代表的な色を抽出したものである。領域・ブロッ
クB1,B2,…,Bnから抽出された代表色はC1(R
1,G1,Bl)、C2(R2,G2,B2),…,Cn(R
n,Gn,Bn)で、それぞれの画像特徴量はc1〜cnで
ある。
【0062】次に、画像特徴量保持部222の構成につ
いて、図17を用いて説明する。
【0063】図17は本発明の実施形態の画像特徴量保
持部の構成を示す図である。
【0064】図17において、2220−1は、登録す
る画像を識別するための画像IDである。画像IDは、
画像保持部218に記憶されている番号と同じものが使
用されている。2220−2は、画像特徴量を抽出した
ブロックまたは領域を示す番号である。本実施形態で
は、各領域・ブロックの番号をB1,B2,…,Bmで表
している。2220−3は、2220−2に示す領域・
ブロックB1,B2,…,Bmから抽出された画像特徴を
示した情報である。本実施形態は、色彩的画像特徴を抽
出した場合の例を示しており、色彩を表す情報C11(R
11,G11,B11),…,C1n(R1n、G1n、B1n)が格
納されている。2220−4は、各領域・ブロックから
抽出された画像特徴の画像特徴量を示している。本実施
形態では、画像特徴C11(R11,G11,B11),…,C
1n(R1n,G1n,B1n)の画像特徴量としてc11,…,
c1nが格納されている。
【0065】次に、上述した画像特徴量と感性パターン
の対応保持部223の構成の詳細について、図7を用い
て説明する。
【0066】図7において、2230−1は感性パター
ンIDであり、感性パターンを一意に識別する番号であ
る。2230−2は、各感性パターンIDに対応付けら
れた画像特徴量である。本実施形態では、感性パターン
を色彩的画像特徴量で表現しており、各感性パターンI
Dに対する色成分(RGBやHVCなどの色空間におけ
る値)の組み合わせが記憶されている。ここでは、色成
分としてRGB色空間における値が登録されいてる。ま
た、RGB値は、0〜255までの整数であり、各感性
パターンIDに対応付けられた色の数は、最大m個であ
る。
【0067】次に、本実施形態で実行される処理につい
て、図18を用いて説明する。
【0068】図18は本発明の実施形態で実行される処
理を示すフローチャートである。
【0069】ステップS3001で、図2における検索
要求入力処理部201の動作を行う処理モジュールによ
って、検索要求入力処理を行う。尚、この検索要求入力
処理の詳細については、後述する。ステップS3002
で、検索重み保持部204を参照し、検索重みが指定さ
れていれば、その値を決定重み保持部207に格納す
る。一方、検索重みが指定されていなければ、概念判別
辞書205を参照し、検索語保持部202に格納された
検索語を見出し語2050から検索し、対応する連想重
み2053、感性パターン重み2054を読み出し、決
定重み保持部207に格納する。尚、検索語保持部20
2に一致する見出し語2050が存在しない場合は、既
定値として連想重み、感性パターン重みとも5を決定重
み保持部207に格納するものとする。
【0070】ステップS3003で、決定重み保持部2
07を参照し、連想重みが0であるか否かを判定する。
連想重みが0である場合(ステップS3003でYE
S)、ステップS3005へ進む。一方、連想重みが0
でない場合(ステップS3003でNO)、ステップS
3004へ進む。
【0071】ステップS3004で、図2における連想
語展開処理部208、連想語による画像内容語検索処理
部210の動作を行う処理モジュールによって、連想語
による検索処理を行う。尚、連想語による検索処理の詳
細については、後述する。
【0072】ステップS3005で、決定重み保持部2
07を参照し、感性パターン重みが0であるか否かを判
定する。感性パターン重みが0である場合(ステップS
3005でYES)、ステップS3007へ進む。一
方、感性パターン重みが0でない場合(ステップS30
05でNO)、ステップS3006へ進む。
【0073】ステップS3006で、図2における感性
パターン展開処理部212、感性パターン検索処理部2
14の動作を行う処理モジュールによって、感性パター
ンによる検索処理を行う。尚、感性パターンによる検索
処理の詳細については、後述する。ステップS3007
で、図2における検索結果統合処理部217の動作を行
う処理モジュールによって、検索結果統合処理を行う。
尚、検索結果統合処理の詳細については、後述する。
【0074】ステップS3008で、ステップ3007
によって得られた検索結果に格納されている画像IDに
対応する画像ファイルを画像保持部218より取り出し
て表示する。尚、この処理は、同種の情報検索装置にお
いて広く行われている公知の処理である。
【0075】次に、ステップS3001の検索要求入力
処理の詳細について、図19を用いて説明する。
【0076】図19は本発明の実施形態の検索要求入力
処理の詳細を示すフローチャートである。
【0077】ステップS2011で、検索要求となる検
索語を入力する。検索語の入力はKB15から入力され
た文字コードをRAM13上の検索語保持部202に格
納することにより行われる。次に、ステップ2012に
おいて、検索語保持部202に格納された検索語に関連
する検索観点を概念判別辞書205から取り出す。つま
り、検索語保持部202の検索語と一致する見出し語2
050に対する検索観点2051をすべて取り出す。例
えば、検索語が「渋い」である場合、検索観点として
「色調」、「味」、「雰囲気一般」の3つを得ることが
できる。
【0078】ステップS2013で、検索観点があるか
否かを判定する。検索観点がある場合(ステップS20
13でYES)、ステップS2014へ進む。一方、検
索観点がない場合(ステップS2013でNO)、ステ
ップS2016へ進む。
【0079】ステップ2014で、図8で説明した検索
観点を指定するための画面を表示する。ステップ201
5で、表示された画面における検索観点から、所望の検
索観点を選択する。そして、選択された検索観点は検索
観点保持部203に格納される。
【0080】ステップS2016で、検索要求に対する
検索処理に関し、連想語による検索と感性パターンによ
る検索のいずれを重視して検索を行うかを指示する検索
重みを入力する。所望の検索重みを、図9に示した操作
パネル上のスライドボタン41を操作し、連想語を重視
する割合、感性パターンを重視する割合を指定する。検
索重みを指定しない場合は、図9に示した操作パネル上
の表示領域内ボタン42を押下して、検索の重みの既定
値を指定する。
【0081】ステップS2017で、検索重みの指定が
あるか否かを判定する。検索重みの指定がない場合(ス
テップS2017でNO)、つまり、検索重みの既定値
が指定された場合は、処理を終了する。一方、検索重み
の指定がある場合(ステップS2017でYES)、ス
テップS2018に進み、指定された連想語の重み、感
性パターンの重みを検索重み保持部204に格納し、処
理を終了する。
【0082】次に、ステップS3004の連想語による
検索処理の詳細を示すフローチャートである。
【0083】図20は本発明の実施形態の連想語による
検索処理の詳細を示すフローチャートである。
【0084】ステップS2101で、検索語保持部20
2に格納されている検索語を連想語辞書211の見出し
語2111と一致する連想語データを検索する。検索語
に一致する見出し語が存在する場合、その連想IDをす
べて展開連想語保持部209に格納する。次に、ステッ
プS2102で、概念判別辞書205を検索し、検索語
202と一致する見出し語が存在する場合、その見出し
語に対応する検索観点2051を取り出す。取り出され
た検索観点2051と、検索観点保持部203に格納さ
れている検索観点とを比較し、一致している場合、この
見出し語に対応する反意概念2052を取り出す。一
方。検索観点が一致していない場合、引き続き検索語と
見出し語の一致するデータの検索を行い、最終的に見出
し語と検索観点の一致する反意概念が見つからなけれ
ば、ステップ2103へ進む。
【0085】ステップS2103で、ステップS210
2で見つかった反意概念と一致する見出し語を持つ連想
語を連想語辞書211から検索する。反意概念に一致す
る見出し語が存在する場合、その連想IDを反意概念で
あることを示す状態符号を付与して、展開連想語保持部
209に格納する。
【0086】ステップ2104で、展開連想語保持部2
09に格納された連想IDから連想語を取り出し、連想
語と一致する画像内容語を画像内容語保持部219から
検索し、その検索結果を検索結果保持部216に格納す
る。具体的には、まず、展開連想語保持部209より連
想IDを取り出し、連想語辞書211を参照して、対応
する連想データを抽出する。次に、抽出した連想データ
の連想強度2114を取り出し、展開連想語保持部20
9より取り出した連想IDに反意概念の状態符号が付与
されていた場合、連想強度の符号を反転して負数となる
ようにする。但し、連想強度がすでに負数であった場
合、その連想データは廃棄して、次の連想データをチェ
ックする。このようにして得た連想強度をRAM13上
のワークメモリASCF(不図示)にセットする。
【0087】次に、連想IDに対応する連想観点を取り
出し、検索観点保持部203に格納された検索観点と比
較する。一致する場合、所定値αをRAM13上のワー
クメモリVPF(不図示)にセットする。一致しない場
合、α×0.1の値をRAM13上のワークメモリVP
Fにセットする。
【0088】次に、連想IDに対応する連想語と一致す
る画像内容語を画像内容語保持部219から検索する。
検索される場合、その画像ID21911を検索結果保
持部216の検索された画像ID2160にセットし、
連想語一致数2161に1をセットし、連想語ID21
62に検索対象となっている連想IDをセットする。そ
して、連想一致度2163に、連想語一致によるスコア
の所定値βにRAM13上のワークメモリASCFの値
とワークメモリVPFの値を乗じた値を連想一致度とし
て格納する。尚、すでに同じ画像IDが格納されている
場合は、連想語一致数2161の値を+1し、連想語I
D2162に新たな連想語IDを加え、格納済の連想一
致度2163の値に、求めた連想一致度を加えて新しい
連想一致度として値を更新する。
【0089】次に、ステップS3006の感性パターン
による検索処理と、ステップS3007の検索結果統合
処理の詳細について、図21を用いて説明する。
【0090】図21は本発明の実施形態のステップS3
006の感性パターンによる検索処理と、ステップS3
007の検索結果統合処理の詳細を示すフローチャート
である。
【0091】この処理は、DISK14に格納されてい
る処理プログラムに従って制御される。
【0092】まず、検索要求入力処理部201で、利用
者から画像を検索するための検索要求が入力される。検
索要求には、1つまたは複数の検索語、検索観点等が含
まれる。本実施形態で入力される検索語は、「さわやか
な」感じ、「あたたかい」感じ等の画像の印象を表す抽
象的なイメージ語である。入力された検索語は、検索語
保持部202に格納される。本実施形態では、例えば、
「さわやかな」というイメージ語が格納されているもの
とする。
【0093】次に、ステップS2141で、イメージ語
と感性パターンの対応保持部215を参照して、検索語
保持部202に保持されているイメージ語を感性パター
ンに展開する。この処理は、感性パターン展開処理部2
12で行われる処理である。本実施形態では、検索語保
持部202にイメージ語「さわやかな」が、また、展開
連想語保持部209には「さわやかな」から展開された
連想語「森林」「高原」「青空」等が保持されており、
イメージ語と感性パターンの対応保持部215を参照し
て、それぞれに対応する感性パターンIDに展開する。
例えば、イメージ語「さわやかな」−連想語「森林」に
対する感性パターンIDとして、005,006を、ま
た、イメージ語「さわやかな」−連想語「高原」に対す
る感性パターンIDとして007を取得する。
【0094】次に、ステップS2142で、展開された
感性パターンIDとイメージ語・連想語の組を展開感性
パターン保持部213に格納する。この時のデータ格納
例は、図4に示した通りである。ステップS2143
で、感性パターン保持部220を参照して、展開感性パ
ターン保持部213に格納されている感性パターンID
に対する適合度が0より大きい画像の画像IDを全て取
得する。この処理は、感性パターン検索処理部214で
行われる処理であり、この処理を展開感性パターン保持
部213に保持されているすべての感性パターンについ
て行う。
【0095】次に、ステップS2144で、取得した感
性パターンIDと画像IDとその適合度の組を検索結果
保持部216に格納する。ステップS2145で、検索
結果保持部216に保持されている連想語による画像内
容語検索結果と感性パターン検索結果を参照して、決定
重み保持部207に保持されている検索重みをもとに両
検索結果を一つの検索結果として統合する。この処理
は、検索結果統合処理部217で行われる処理である。
また、この処理には、各連想語毎に両検索結果の共通要
素をとる方法や、各検索に対する重みから統合適合度を
求め、結合適合度が上位のものから適切な検索結果とす
る方法などがある。本実施形態では、統合適合度を求め
る方法を例に挙げて説明する。
【0096】検索結果保持部216に記憶されている連
想語「森林」と一致した画像の連想適合度をA、連想語
「森林」に対応した感性パターンID005に適合した
画像の感性適合度をB、決定重み保持部207に保持さ
れたそれぞれの検索重みをw1、w2(w1+w2=1)と
したとき、統合適合度は、 統合適合度=w1*A+w2*B となる。または、統合適合度=(w1*A2+w2*B2
1/2 で求めることができる。そして、統合適合度を全ての連
想語の全感性パターンについて求める。一つの画像ID
が複数の感性パターンIDに対して0より大きい適合度
を持つ場合は、一つの画像に対して複数の統合適合度が
得られるが、この場合は、最も大きい結合適合度の画像
を検索結果として採用する。この処理を、どちらかの検
索結果が0よりも大きい全ての画像について行い、統合
適合度が所定の閾値Xよりも高い画像を統合した検索結
果とする。
【0097】つまり、ステップS2146で、処理対象
の画像の結合適合度が閾値Xより大きいか否かを判定す
る。結合適合度が閾値X以下の場合(ステップS214
6でいいえ)、ステップS2145に戻る。一方、結合
適合度が閾値Xより大きい場合(ステップS2146で
はい)、ステップS2147に進む。ステップS214
7で、処理対象の画像の画像IDを検索結果として検索
結果保持部216に保持する。ステップS2148で、
次の処理対象の画像があるか否かを判定する。ある場合
(ステップS2148ではい)、ステップS2145に
戻る。一方、ない場合(ステップS2148でいい
え)、ステップS2149に進む。
【0098】ステップS2149で、画像IDとその結
合適合度の組を検索結果保持部216に格納することに
より、処理を終了する。
【0099】次に、検索対象の画像を登録する画像登録
処理について、図22を用いて説明する。
【0100】図22は本発明の実施形態の画像登録処理
を示すフローチャートである。
【0101】この処理は、DISK14に格納されてい
る処理プログラムに従って制御される。
【0102】まず、ステップS2201で、ユーザから
登録する画像が指示される。登録する画像は、DISK
14や、不図示の外部記憶装置、画像入力装置またはこ
の画像処理装置に接続された画像データベース・サーバ
等に格納されている画像の中から指定される。本実施形
態では、検索の対象となる画像があらかじめ記憶されて
おり、この中から画像が選択されるものとする。
【0103】次に、ステップS2202で、指定された
画像の画像ファイル名に対応した画像ID、および登録
するために必要となる各種画像情報を取得し、画像特徴
抽出処理部221に与える。画像IDは、画像を管理す
るために、画像ファイル名に対応付けられて記憶されて
いるIDであり、画像ファイル名から画像保持部218
のデータを検索して取得する。画像の各種画像情報と
は、例えば、この画像のファイルフォーマットがビット
マップ形式の場合は、画像の幅及び高さのピクセル値、
1ピクセル当たりのビット数、画像のサイズ(バイト単
位)、ビットマップイメージが実際に格納されている領
域のアドレス等である。これらの画像情報は、画像ファ
イルのヘッダ部分に格納されているので、ヘッダ部を参
照することにより取得できる。画像のファイルフォーマ
ットが、ビットマップ形式ではなく、JFIFやFla
shPixの場合も、同様にファイルのヘッダ部から必
要な情報を得ることができる。また、画像保持部218
に、これらの画像情報を格納しておき、登録時に参照す
ることにより取得するようにしてもよい。
【0104】次に、ステップS2203で、指定された
画像IDに対する画像情報を解析し、物理的な画像特徴
量を抽出する。この処理は、画像特徴量抽出処理部22
1で行われる処理である。この例は、図16で説明した
通りである。次に、ステップS2204で、抽出された
画像特徴量c1〜Cnとこの画像の画像IDを対応づけ
て、画像特徴量保持部222に記憶する。この例は、図
17に示した通りである。
【0105】次に、ステップS2205で、感性パター
ンと画像特徴量の対応保持部223を参照して、画像特
徴量と感性パターンの対応保持部223に記憶されてい
るすべての感性パターンIDとその感性パターンに対応
づけられた画像特徴量を取得する。この例は、図7に示
した通りである。
【0106】次に、ステップS2206で、取得した感
性パターンと、この画像に対する画像特徴量との適合度
を求める。この処理は、感性パターン判定処理部224
で行われる処理であり、ステップS2205で、取得し
た感性パターンそれぞれについて、感性パターンに対応
付けられた色彩的画像特徴量とステップS2203で抽
出された画像特徴量とを比較・照合して、その適合度を
求める。適合度は、画像特徴量と感性パターンの対応保
持部223に記憶されているすべての感性パターンにつ
いて求める。適合度を算出するには、余弦測度を用いた
ベクトル演算や統計処理などの手法が用いられる。
【0107】次に、ステップS2207で、ステップS
2206で求められたすべての感性パターンと画像の適
合度を、この画像の画像IDに対応づけて感性パターン
保持部220に記憶する。この例は、図5に示した通り
である。
【0108】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、所望のマルチメディア情報を示す検索語に関連する
内容を描写した連想語に基づいてマルチメディア情報を
検索することができ、かつ、マルチメディア情報そのも
のの特徴量を利用することにより、検索語を満たし得な
い不適切な特徴量を有するマルチメディア情報を精度良
く取り出すことができる。
【0109】上記実施形態では、検索対象として画像情
報を用いて説明したが、画像情報以外のマルチメディア
情報についても、情報特徴量抽出を行い、情報特徴量と
感性パターンとを対応づけることによって、本発明を適
用することができる。
【0110】以上の説明において、検索対象となる画像
保持部218、画像内容語保持部219、感性パターン
保持部220は、単一の装置を構成するDISK14に
配置するものとして説明したが、これらの構成要件を異
なる装置に分散配置し、NIC19を介してネットワー
ク上で処理を行うようにすることも可能である。
【0111】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0112】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0113】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0114】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0115】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指定した検索要求に従った適切な情報検索を行うことが
できる情報検索装置及びその方法、コンピュータ可読メ
モリを提供できる。
【0118】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の情報検索装置の構成を示す
図である。
【図2】本発明の実施形態の情報検索装置の機能構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態の感性パターンと連想語の対
応保持部の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態の展開感性パターン保持部の
構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態の感性パターン保持部の構成
を示す図である。
【図6】本発明の実施形態の画像特徴量の一例を示す図
である。
【図7】本発明の実施形態の画像特徴量と感性パターン
保持部の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態の検索要求入力処理部におい
て入力された検索観点の表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態の検索重みを指示する場合の
操作パネルの表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態の画像保持部の構成を示す
図である。
【図11】本発明の実施形態の画像内容語保持部の構成
を示す図である。
【図12】本発明の実施形態の画像内容語保持部の構成
の他の一例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態の概念判別辞書の構成を示
す図である。
【図14】本発明の実施形態の連想語辞書の構成を示す
図である。
【図15】本発明の実施形態の検索結果保持部の構成を
示す図である。
【図16】本発明の実施形態の画像特徴量の他の一例を
示す図である。
【図17】本発明の実施形態の画像特徴量保持部の構成
を示す図である。
【図18】本発明の実施形態で実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図19】本発明の実施形態の検索要求入力処理の詳細
を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態の連想語による検索処理の
詳細を示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施形態のステップS3006の感
性パターンによる検索処理と、ステップS3007の検
索結果統合処理の詳細を示すフローチャートである。
【図22】本発明の実施形態の画像登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 DISK 15 KB 16 VRAM 17 CRTC 18 CRT 19 NIC
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 CA07 EA09 FA02 FA13 GA08 5B075 ND06 ND16 NK04 NK07 NK08 NK31 PP03 PP13 PP28 QM07 QS15 UU40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のマルチメディア情報を管理
    し、その管理されているマルチメディア情報から所望の
    マルチメディア情報を検索する情報検索装置であって、 前記マルチメディア情報と、該マルチメディア情報に描
    写されている概念を言語で表現した内容語を対応づけて
    記憶する画像内容語保持部と、 前記内容語と、該内容語から連想される連想語とを対応
    づけて記憶する連想語辞書と、 検索語を入力する入力手段と、 前記検索語に対応する見出し語と、該見出し語に関連す
    る検索観点を対応づけて記憶する概念判別辞書と、 前記入力手段によって入力された検索語に対応する見出
    し語に関連する検索観点を前記概念判別辞書から抽出
    し、その抽出した検索観点を表示する表示手段と、 前記表示手段で表示された検索観点から所望の検索観点
    を指定する指定手段と、 前記入力手段によって入力された検索語に対応する連想
    語を前記連想語辞書から取得し、その取得した連想語に
    基づいてマルチメディア情報を検索する第1検索手段
    と、 前記入力手段によって入力された検索語に対応する特徴
    量を抽出し、その抽出した特徴量に基づいてマルチメデ
    ィア情報を検索する第2検索手段と、 前記指定手段で指定された検索観点に基づいて、前記第
    1検索手段と前記第2検索手段によって得られる検索結
    果を統合する統合手段とを備えることを特徴とする情報
    検索装置。
  2. 【請求項2】 前記概念判別辞書は、更に、前記見出し
    語に対応する反意概念を記憶し、 前記第1検索手段は、前記入力手段で入力された検索語
    及び検索観点に基づいて、前記検索語に対応する見出し
    語及び反意概念を前記概念判別辞書から取得し、その取
    得した見出し語及び反意概念に基づいて、前記検索語に
    対応する連想語を前記連想語辞書から取得することを特
    徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 【請求項3】 連想語と、感性パターンを対応づけて記
    憶する保持部を更に備え、 前記第2検索手段は、前記検索語に対応する連想語に対
    応する感性パターンを前記保持部より取得し、その取得
    した感性パターンの特徴量を該検索語に対応する特徴量
    として抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報
    検索装置。
  4. 【請求項4】 前記マルチメディア情報は、画像情報で
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  5. 【請求項5】 前記特徴量は、前記画像情報に含まれる
    配色情報または構図情報または形状情報の少なくとも1
    つを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報検索装
    置。
  6. 【請求項6】 複数種類のマルチメディア情報を管理
    し、その管理されているマルチメディア情報から所望の
    マルチメディア情報を検索する情報検索方法であって、 検索語を入力する入力工程と、 前記マルチメディア情報と、該マルチメディア情報に描
    写されている概念を言語で表現した内容語を対応づけて
    記憶する画像内容語保持部と、前記内容語と、該内容語
    から連想される連想語とを対応づけて記憶する連想語辞
    書と、前記検索語に対応する見出し語と、該見出し語に
    関連する検索観点を対応づけて記憶する概念判別辞書と
    を記憶媒体に記憶する記憶工程と、 前記入力工程によって入力された検索語に対応する見出
    し語に関連する検索観点を前記概念判別辞書から抽出
    し、その抽出した検索観点を表示する表示工程と、 前記表示工程で表示された検索観点から所望の検索観点
    を指定する指定工程と、 前記入力工程によって入力された検索語に対応する連想
    語を前記連想語辞書から取得し、その取得した連想語に
    基づいてマルチメディア情報を検索する第1検索工程
    と、 前記入力工程によって入力された検索語に対応する特徴
    量を抽出し、その抽出した特徴量に基づいてマルチメデ
    ィア情報を検索する第2検索工程と、 前記指定工程で指定された検索観点に基づいて、前記第
    1検索工程と前記第2検索工程によって得られる検索結
    果を統合する統合工程とを備えることを特徴とする情報
    検索方法。
  7. 【請求項7】 前記概念判別辞書は、更に、前記見出し
    語に対応する反意概念を記憶し、 前記第1検索工程は、前記入力工程で入力された検索語
    及び検索観点に基づいて、前記検索語に対応する見出し
    語及び反意概念を前記概念判別辞書から取得し、その取
    得した見出し語及び反意概念に基づいて、前記検索語に
    対応する連想語を前記連想語辞書から取得することを特
    徴とする請求項6に記載の情報検索方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶工程は、更に、連想語と、感性
    パターンを対応づけて記憶する保持部を前記記憶媒体に
    記憶し、 前記第2検索工程は、前記検索語に対応する連想語に対
    応する感性パターンを前記保持部より取得し、その取得
    した感性パターンの特徴量を該検索語に対応する特徴量
    として抽出することを特徴とする請求項6に記載の情報
    検索方法。
  9. 【請求項9】 前記マルチメディア情報は、画像情報で
    あることを特徴とする請求項6に記載の情報検索方法。
  10. 【請求項10】 前記特徴量は、前記画像情報に含まれ
    る配色情報または構図情報または形状情報の少なくとも
    1つを含むことを特徴とする請求項9に記載の情報検索
    方法。
  11. 【請求項11】 複数種類のマルチメディア情報を管理
    し、その管理されているマルチメディア情報から所望の
    マルチメディア情報を検索する情報検索のプログラムコ
    ードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 検索語を入力する入力工程のプログラムコードと、 前記マルチメディア情報と、該マルチメディア情報に描
    写されている概念を言語で表現した内容語を対応づけて
    記憶する画像内容語保持部と、前記内容語と、該内容語
    から連想される連想語とを対応づけて記憶する連想語辞
    書と、前記検索語に対応する見出し語と、該見出し語に
    関連する検索観点を対応づけて記憶する概念判別辞書と
    を記憶媒体に記憶する記憶工程のプログラムコードと、 前記入力工程によって入力された検索語に対応する見出
    し語に関連する検索観点を前記概念判別辞書から抽出
    し、その抽出した検索観点を表示する表示工程のプログ
    ラムコードと、 前記表示工程で表示された検索観点から所望の検索観点
    を指定する指定工程のプログラムコードと、 前記入力工程によって入力された検索語に対応する連想
    語を前記連想語辞書から取得し、その取得した連想語に
    基づいてマルチメディア情報を検索する第1検索工程の
    プログラムコードと、 前記入力工程によって入力された検索語に対応する特徴
    量を抽出し、その抽出した特徴量に基づいてマルチメデ
    ィア情報を検索する第2検索工程のプログラムコード
    と、 前記指定工程で指定された検索観点に基づいて、前記第
    1検索工程と前記第2検索工程によって得られる検索結
    果を統合する統合工程のプログラムコードとを備えるこ
    とを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP10278728A 1998-09-30 1998-09-30 情報検索装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ Withdrawn JP2000112961A (ja)

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US10/234,185 US6856987B2 (en) 1998-09-30 2002-09-05 Information search apparatus and method, and computer readable memory
US10/962,398 US7054861B2 (en) 1998-09-30 2004-10-13 Information search apparatus and method, and computer readable memory
US11/329,182 US7664803B2 (en) 1998-09-30 2006-01-11 Information search apparatus and method, and computer readable memory

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151084A (ja) * 2005-10-27 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 画像処理システム
JP2009053757A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Toshiba Corp 情報処理装置、入力方法およびプログラム

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JP2007151084A (ja) * 2005-10-27 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 画像処理システム
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