JP2509280B2 - ケ―ブル巻取装置 - Google Patents

ケ―ブル巻取装置

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JP2509280B2 JP63038591A JP3859188A JP2509280B2 JP 2509280 B2 JP2509280 B2 JP 2509280B2 JP 63038591 A JP63038591 A JP 63038591A JP 3859188 A JP3859188 A JP 3859188A JP 2509280 B2 JP2509280 B2 JP 2509280B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、長尺ケーブルをタンクの中に自動的にコ
イル巻するようにしたケーブル巻取装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
長尺ケーブルの代表例として海底ケーブルがある。従
来、海底ケーブルをタンクに格納するには、第4図のよ
うにベルマウス1よりケーブル3を繰り出すホーリング
マシン2によってケーブル3を送り出し落下させなが
ら、人力によりセンタコーン4の回りにコイル状に巻き
取っていた。
上記の巻取方法を半自動化する方法としてトラフ式巻
取装置がある。これは、第5図に示すように、適当な傾
斜角度を有するケーブル支持トラフ5をセンタ支持台6
上に設け、このケーブル支持トラフ5を回転させ、さら
に伸縮させることによりトラバースさせ、ケーブル支持
トラフ5内を通過してくるケーブル3の落下位置を調整
するものである。
また、巻取方法の自動化方法としてリンクアーム式巻
取装置も試みられた。これは、第6図に示すように、水
平リンクアーム7をセンタ支持台6の回りを回転させ、
トラバースは水平リンクアーム7の開き角を制御し、上
昇下降は昇降軸8の昇降によるものである。なお、9は
ガイドローラを示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第4図に示す従来例は、多数の作業員Mを必要と
し、かつ長時間の単純繰返し重労働のため、作業員Mの
疲労が大きい欠点があった。
また、第5図に示す従来例は、整列巻するためには、
作業員Mがケーブル着底点でケーブル3を整列させる必
要があり、結局作業員Mの人数が減少しないという欠点
がある。
さらに、第6図に示す従来例は、昇降軸8の昇降のた
め、タンクの床から天井までの高さがケーブル巻取高さ
の2倍以上必要であり、狭い布設船のタンク内では適用
できない。また、ケーブル3はガイドローラ9で巻取位
置に落し込むだけであるため、この方法も作業員Mがケ
ーブル3を整列させる必要があり、自動化とはならなか
った。
この発明の目的は、上記の問題を解決するために、タ
ンク内で作業員Mを介さずコイル巻を行うことを特徴と
するケーブル巻取装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るケーブル巻取装置は、ケーブル押え手
段を、垂直アームの先端部分に、押し付けホイールにス
ライドベアリングを介して固定された変形楕円形のケー
ブル押付キャタピラと、このケーブル押付キャタピラに
一定の押圧力を与えるばねダンパと、さらに前記ケーブ
ル押付キャタピラのケーブル押圧角度を変更するケーブ
ル押付角度変動機構から構成したものである。
また、垂直アームの先端部分にたるみ検出ローラを設
けたものである。
〔作用〕
この発明においては、ケーブルコイル巻位置をケーブ
ルガイドにより調整し、変形楕円形のケーブル押付キャ
タピラがケーブル押付角度変動機構によって最適の角度
でケーブルを押えながら連続的にコイル巻きを行う。
そして、たるみ検出ローラによってケーブルのたるみ
を検出し、これにより水平アームの旋回速度をケーブル
のたるみ状態に追従して制御する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すものである。この
図で、1,2,3はベルマウス,ホーリングマシン,ケーブ
ルである。
タンク11の床面12の中央にセンタ支持台13が設置され
ている。センタ支持台13とタンク11の床面12に固定した
円形の外枠レール14の間に水平アーム15がさし渡され、
水平アーム15は外枠レール14上を旋回する。水平アーム
15上を移動体16がトラバースする。ケーブル押え手段17
は垂直アーム18によって昇降する。垂直アーム18は屈伸
式もしくはスライド式により上下する。センタ支持台13
に取り付けられた伸縮及び水平アーム15とケーブルガイ
ドスライド機構21の水平アームとのなす角度、すなわち
はさみ角の変更可能なケーブルガイド19が水平アーム15
とともに旋回し、ケーブル3をガイドする。20は外枠、
21はケーブルガイドスライド機構であり、ケーブル速度
検出器22がホーリングマシン2の隣りに設置される。
次に動作について説明する。
ホーリングマシン2により送り出されたケーブル3
は、ベルマウス1よりタンク11内に落下してくる。ケー
ブル3はケーブルガイド19を通過し、ケーブル押え手段
17によりタンク11の最外周に達する。次に水平アーム15
が1回転し外枠20に接し1周巻かれ、第2図に示される
ように、A11のケーブル3が巻かれる。そして移動体16
がケーブル外径r分だけ内側に移動し、ケーブル押え手
段17によりすでに巻き終えたケーブル3に沿わせてさら
に1周コイル巻され、A12のケーブル3が巻かれる。同
様に順次内側に向ってコイル巻を行い最内周A1Nのケー
ブル3を巻き終えた後、垂直アーム18によりケーブル押
え手段17がケーブル外径rだけ上昇し、A2Nのケーブル
3をコイル巻する。今度は順次外側に向ってコイル巻を
行い、A21のケーブル3に達する。以上の動作を繰り返
すことによりAMNまで往復巻を行う。ケーブル巻位置が
タンク外周部か内周部かに対応して、ケーブルガイド19
のタンク半径方向の位置をケーブルガイドスライド機構
21により2〜3段に変化させる。このように2〜3段の
変化でよいのは、ケーブル押え17によってケーブル3は
押えられながら巻かれて行くので、ケーブルガイド19は
ケーブル巻位置を大雑把に変更すればよいからである。
また、ケーブルガイド19は常に水平アーム15より水平ア
ーム15の進行方向前方にあり、巻取り位置に応じてはさ
み角が変化する。以上により落下してくるケーブル3を
ケーブルガイド19を通じてケーブル押え手段17にスムー
ズに導入させる。ケーブル速度検出器22でホーリングマ
シンにより送り出されてくるケーブル3の速度を検出
し、その速度と同期が取れるように水平アーム15の旋回
速度を制御する。以上のようにしてコイル巻されたケー
ブル3は、外枠20とセンタ支持台13により固定されてい
るため、ケーブル3の整列状態は船体の揺れ等によりタ
ンク11が揺れた場合でも保持される。
ケーブル押え手段17の構成は、第3図(a),(b)
の通りである。垂直アーム18の下部にケーブル押え手段
17が取り付けられている。ケーブル押え手段17は、たる
み検出ローラ23,ケーブル押付角度変動機構24,ばねダン
パ25,押付ホイール26,スライドベアリング27,ケーブル
押付キャタピラ28で構成される。
このケーブル押え手段17の機能を説明すると、変形楕
円形をしたケーブル押付キャタピラ28は、ケーブル3の
動きに沿って回転するように、スライドベアリング27を
介して固定した押付ホイール26に取り付けられている。
また、ばねダンパ25は押付力が一定値になるようにセ
ットするため、常に一定押付力でケーブル3を下方に押
し付ける。ケーブル押付角度変動機構24はケーブル巻取
位置が外周部分か内周部分かに応じて押付ホイール26を
振らし、ケーブル3を外枠20,センタ支持台13いっぱい
までコイル巻を行う。なお、ケーブル3のたるみ状態を
監視する方法として、たるみ検出ローラ23を用いる。こ
れは、たるみ検出ローラ23が上方へ移動すれば水平アー
ム15の旋回速度を遅くし、たるみ検出ローラ23が下方へ
移動すれば水平アーム15の旋回速度を速くすることによ
り、ケーブル3のたるみが一定値となるように水平アー
ム15の旋回速度をケーブル3のたるみ状態に追従制御す
るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、ケーブルをケーブル
ガイドによってガイドし、ケーブル押えによって強制的
に押え付けている方式であるからケーブルをスムーズに
コイル巻することができ、実際に実験してみたところ外
装ケーブルでガイドを用いない場合、ただ押え付けるだ
けだと巻半径約3Mが連続してコイル巻できる限界であっ
たが、このガイドを設けると巻半径1.5Mまで問題はなく
コイル巻きできた。また、作業員は本装置の操作員と監
視員のみとなり、巻取作業員は必要でなくなり、作業員
は単純繰返し重労働から開放される。そして、この発明
では、ケーブル押え手段を、垂直アームの先端部分に、
押し付けホイールにスライドベアリングを介して固定さ
れた変形楕円形のケーブル押付キャタピラと、このケー
ブル押付キャタピラに一定の押圧力を与えるばねダンパ
と、さらに前記ケーブル押付キャタピラのケーブル押圧
角度を変更するケーブル押付角度変動機構から構成され
ているので、ケーブル押付キャタピラかケーブルを所定
長さに亘って、しかもケーブル押付角度変動機構によっ
て最適の角度で押えるので、ケーブルの撚りに影響され
ずに整然とした巻き取りを行うことができる。また、ケ
ーブル押え手段はモータなどの駆動装置を用いていない
ので、構成が簡単であり安全で信頼性が高い、そして小
型,安価となる。
さらに、たるみ検出ローラを備えているので、ケーブ
ルのたるみに応じた制御ができ、高速、かつ安定なコイ
ル巻きが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す説明図、第2
図はこの発明の装置によるコイル巻方法の説明図、第3
図(a),(b)は、第1図の実施例中のケーブル押え
の詳細を示す一部を破断して示した正面図と側面図、第
4図は従来の巻取方法を表わした概要図、第5図は従来
のトラフ式巻取装置の説明図、第6図は従来のリンクア
ーム式巻取装置の説明図である。 図において、1はベルマウス、2はホーリングマシン、
3はケーブル、11はタンク、12は床面、13はセンタ支持
台、14は外枠レール、15は水平アーム、16は移動体、17
はケーブル押え、18は垂直アーム、19はケーブルガイ
ド、20は外枠、21はケーブルガイドスライド機構、22は
ケーブル速度検出器である。
フロントページの続き (72)発明者 中森 安利 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−149273(JP,A) 特開 昭51−141392(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクの床面にセンタ支持台と、それを取
    り囲む円形の外枠レールを設け、このセンタ支持台と外
    枠レール間に旋回する水平アームをさし渡し、この水平
    アームとともに旋回するケーブルガイドを設け、前記水
    平アーム上を移動する移動体に垂直アームを取付け、こ
    の垂直アームに取付けられこの垂直アームの屈伸または
    スライドにより上昇下降するとともに、旋回する前記ケ
    ーブルガイドにより送り込まれてきたケーブルをコイル
    巻するためのケーブル押え手段を設けたケーブル巻取装
    置であって、前記ケーブル押え手段は、前記垂直アーム
    の先端部分に、押し付けホイールにスライドベアリング
    を介して固定された変形楕円形のケーブル押付キャタピ
    ラと、このケーブル押付キャタピラに一定の押圧力を与
    えるばねダンパと、さらに前記ケーブル押付キャタピラ
    のケーブル押圧角度を変更するケーブル押付角度変動機
    構から構成されていることを特徴とするケーブル巻取装
    置。
  2. 【請求項2】垂直アームの先端部分にたるみ検出ローラ
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のケ
    ーブル巻取装置。
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