JP2509214Y2 - 点鼻薬容器のアダプタ - Google Patents
点鼻薬容器のアダプタInfo
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- JP2509214Y2 JP2509214Y2 JP3798290U JP3798290U JP2509214Y2 JP 2509214 Y2 JP2509214 Y2 JP 2509214Y2 JP 3798290 U JP3798290 U JP 3798290U JP 3798290 U JP3798290 U JP 3798290U JP 2509214 Y2 JP2509214 Y2 JP 2509214Y2
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- Japan
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- finger
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- container
- drug solution
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、鼻孔に点鼻薬を噴霧する際、鼻孔に対す
るノズルの挿入長さを最適に選択することができる点鼻
薬容器のアダプタに関する。
るノズルの挿入長さを最適に選択することができる点鼻
薬容器のアダプタに関する。
従来技術 鼻孔奥部の患部に向けて薬液をスプレー状に噴霧する
点鼻薬容器が知られている。このものは、薬液容器にア
ダプタを装着した簡単なもので、片手で手軽に取り扱え
るようになっている。
点鼻薬容器が知られている。このものは、薬液容器にア
ダプタを装着した簡単なもので、片手で手軽に取り扱え
るようになっている。
薬液容器は、ポンプ機構を内装するとともに、アダプ
タを着脱自在に装着する薬液の噴出パイプを有し、噴出
パイプを押し下げることにより、ポンプ機構が作動し
て、噴出パイプからアダプタに薬液を供給することがで
きる。
タを着脱自在に装着する薬液の噴出パイプを有し、噴出
パイプを押し下げることにより、ポンプ機構が作動し
て、噴出パイプからアダプタに薬液を供給することがで
きる。
一方、アダプタは、先端に噴霧口を有するノズルを備
え、また、ノズルの基端部には、ノズルの下半部を両側
から挾むようにして人差し指と中指とを載せる指掛部が
形成されている。なお、ノズルの噴霧口は、薬液容器の
噴出パイプに連通し、アダプタに対して薬液容器を押し
上げると、噴出パイプが短縮されて、薬液が噴霧口から
噴霧される。
え、また、ノズルの基端部には、ノズルの下半部を両側
から挾むようにして人差し指と中指とを載せる指掛部が
形成されている。なお、ノズルの噴霧口は、薬液容器の
噴出パイプに連通し、アダプタに対して薬液容器を押し
上げると、噴出パイプが短縮されて、薬液が噴霧口から
噴霧される。
使用に際しては、薬液容器の底部に当てた親指と、ア
ダプタの指掛部に載せた人差し指、中指とによって全体
を上下に挾むようにして握り、ノズルの上半部を、鼻孔
の入口に人差し指、中指が当接するまで鼻孔に挿入し、
つづいて親指で薬液容器を押し上げれば、薬液容器から
の薬液は、噴霧口から鼻孔の奥部に噴霧される。
ダプタの指掛部に載せた人差し指、中指とによって全体
を上下に挾むようにして握り、ノズルの上半部を、鼻孔
の入口に人差し指、中指が当接するまで鼻孔に挿入し、
つづいて親指で薬液容器を押し上げれば、薬液容器から
の薬液は、噴霧口から鼻孔の奥部に噴霧される。
このようなアダプタは、人差し指と中指とがストッパ
として機能するから、鼻孔に対するノズルの挿入長さ
は、常にほば一定長さを実現することができる。すなわ
ち、ノズルの挿入長さは、ノズルの全長のうち、人差し
指と中指から突出する部分の長さになるからである。
として機能するから、鼻孔に対するノズルの挿入長さ
は、常にほば一定長さを実現することができる。すなわ
ち、ノズルの挿入長さは、ノズルの全長のうち、人差し
指と中指から突出する部分の長さになるからである。
考案が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、大人と小人が
使用するときの双方について、鼻孔に対するノズルの挿
入長さを最適にすることが困難であるという問題があっ
た。すなわち、アダプタは、一般に、標準的な大人が使
用するときに、ノズルの挿入長さが適正になるように形
成されており、小人が使用するときには、ノズルの挿入
長さが大きくなり過ぎ、ノズルの先端が鼻の奥部を傷付
けたりするおそれがある。また、アダプタを小人用に合
わせると、大人にとってはノズルの挿入長さが不足する
ために、薬液が鼻孔奥部の患部に到達せず、薬効が得ら
れなくなるおそれがある。
使用するときの双方について、鼻孔に対するノズルの挿
入長さを最適にすることが困難であるという問題があっ
た。すなわち、アダプタは、一般に、標準的な大人が使
用するときに、ノズルの挿入長さが適正になるように形
成されており、小人が使用するときには、ノズルの挿入
長さが大きくなり過ぎ、ノズルの先端が鼻の奥部を傷付
けたりするおそれがある。また、アダプタを小人用に合
わせると、大人にとってはノズルの挿入長さが不足する
ために、薬液が鼻孔奥部の患部に到達せず、薬効が得ら
れなくなるおそれがある。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の実情に
鑑み、高さ位置の異なる複数の指掛部を形成することに
より、たとえば、大人と小人との使用に対しても、ノズ
ルの最適な挿入長さを簡単にしかも確実に選択すること
のできる点鼻薬容器のアダプタを提供することにある。
鑑み、高さ位置の異なる複数の指掛部を形成することに
より、たとえば、大人と小人との使用に対しても、ノズ
ルの最適な挿入長さを簡単にしかも確実に選択すること
のできる点鼻薬容器のアダプタを提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、薬液
容器からの薬液を噴霧する噴霧口を先端に形成したノズ
ルと、ノズルの基端部に形成した高さ位置の異なる複数
の指掛部と、薬液容器に係脱自在に嵌合するソケットと
を備えることをその要旨とする。
容器からの薬液を噴霧する噴霧口を先端に形成したノズ
ルと、ノズルの基端部に形成した高さ位置の異なる複数
の指掛部と、薬液容器に係脱自在に嵌合するソケットと
を備えることをその要旨とする。
また、指掛部は、薬液容器に対するガイド部を有する
ことができ、また、外れ止めを備えるようにしてもよ
い。
ことができ、また、外れ止めを備えるようにしてもよ
い。
作用 而して、この構成によるときは、アダプタは、ノズル
の基端部に高さ位置の異なる複数の指掛部を有するか
ら、薬液の噴霧に先き立ち、上方の指掛部に人差し指と
中指とを掛けて、ノズルの上半部を鼻孔に挿入すると、
その挿入長さは、ノズルの先端と、両指の上面とによっ
て決定される短いものとなる。一方、下方の指掛部に両
指を掛けるときは、ノズルの挿入長さは、ノズルの先端
と上方の指掛部の上面とによって決定されて長いものと
なる。そこで、前者の短い挿入長さを小人用、後者の長
い挿入長さを大人用として、それぞれ最適な長さに設定
すれば、上方と下方の指掛部に指を掛け分けることによ
り、小人と大人との双方に対して、それぞれに最適な挿
入長さを簡単に選択することができる。
の基端部に高さ位置の異なる複数の指掛部を有するか
ら、薬液の噴霧に先き立ち、上方の指掛部に人差し指と
中指とを掛けて、ノズルの上半部を鼻孔に挿入すると、
その挿入長さは、ノズルの先端と、両指の上面とによっ
て決定される短いものとなる。一方、下方の指掛部に両
指を掛けるときは、ノズルの挿入長さは、ノズルの先端
と上方の指掛部の上面とによって決定されて長いものと
なる。そこで、前者の短い挿入長さを小人用、後者の長
い挿入長さを大人用として、それぞれ最適な長さに設定
すれば、上方と下方の指掛部に指を掛け分けることによ
り、小人と大人との双方に対して、それぞれに最適な挿
入長さを簡単に選択することができる。
指掛部がガイド部を有するときは、ガイド部によっ
て、アダプタに対する薬液容器の相対運動の方向を規制
することができるから、薬液容器がポンプ機構を備える
ものであれば、そのポンプ機構を確実に作動させること
ができる。
て、アダプタに対する薬液容器の相対運動の方向を規制
することができるから、薬液容器がポンプ機構を備える
ものであれば、そのポンプ機構を確実に作動させること
ができる。
また、指掛部が外れ止めを備えるときは、指が指掛部
から外れることをよく防止して、薬液の噴霧動作を一層
円滑に行なうことができる。
から外れることをよく防止して、薬液の噴霧動作を一層
円滑に行なうことができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
点鼻薬容器のアダプタ(以下、単に、アダプタとい
う)10は、ノズル11と、高さ位置が異なる指掛部12a、1
2bと、ガイド部13とを形成してなり(第1図、第2
図)、薬液容器Pに着脱自在に装着することができる。
う)10は、ノズル11と、高さ位置が異なる指掛部12a、1
2bと、ガイド部13とを形成してなり(第1図、第2
図)、薬液容器Pに着脱自在に装着することができる。
薬液容器Pは、外周に滑り止め用のローレットを施し
たキャップP1と、キャップP1の頂部中央を上下動可能に
貫通する噴出パイプP2と、図示しないポンプ機構とを備
えているものとする。なお、噴出パイプP2は、ポンプ機
構と連結されていて、噴出パイプP2を下方に押し下げる
と、薬液容器P内に貯留している薬液をその先端から噴
出することができる。
たキャップP1と、キャップP1の頂部中央を上下動可能に
貫通する噴出パイプP2と、図示しないポンプ機構とを備
えているものとする。なお、噴出パイプP2は、ポンプ機
構と連結されていて、噴出パイプP2を下方に押し下げる
と、薬液容器P内に貯留している薬液をその先端から噴
出することができる。
アダプタ10のノズル11は、先細の円筒状に形成され、
先端にノズルチップ11aを取り付けるとともに、内側の
下部には、中央に開口11b1を備えた仕切り11bを形成
し、また、ノズルチップ11aと仕切り11bとの間には、ロ
ッド11cを収容している。ノズルチップ11aの頂部中央に
は噴霧口11a1が形成され、また、ノズル11の内周面とロ
ッド11cの外周面との間には、図示しない薬液通路が上
下方向に形成され、この薬液通路を介し、下方の開口11
b1と噴霧口11a1とが連通しているものとする。
先端にノズルチップ11aを取り付けるとともに、内側の
下部には、中央に開口11b1を備えた仕切り11bを形成
し、また、ノズルチップ11aと仕切り11bとの間には、ロ
ッド11cを収容している。ノズルチップ11aの頂部中央に
は噴霧口11a1が形成され、また、ノズル11の内周面とロ
ッド11cの外周面との間には、図示しない薬液通路が上
下方向に形成され、この薬液通路を介し、下方の開口11
b1と噴霧口11a1とが連通しているものとする。
仕切り11bの下方には、ソケット11dが円筒状に形成さ
れ、薬液容器Pの噴出パイプP2に係脱自在に嵌合するも
のとする。噴出パイプP2の上端面は、仕切り11bの下面
に当接し、開口11b1に対応するようになっている。
れ、薬液容器Pの噴出パイプP2に係脱自在に嵌合するも
のとする。噴出パイプP2の上端面は、仕切り11bの下面
に当接し、開口11b1に対応するようになっている。
なお、ノズルチップ11aの頂部とロッド11cの上端面と
の間には、図示しない渦流発生室が形成されていて、噴
出パイプP2から供給された薬液は、ここで高速の渦流を
発生し、つづいて、噴霧口11a1からスプレー状に噴霧さ
れるようになっている。
の間には、図示しない渦流発生室が形成されていて、噴
出パイプP2から供給された薬液は、ここで高速の渦流を
発生し、つづいて、噴霧口11a1からスプレー状に噴霧さ
れるようになっている。
上方の指掛部12aは、ノズル11の基端部に連続するよ
うにして、ほぼ楕円形に形成され、その長径側の両端に
は、上方に僅かに突出する外れ止め12a1、12a1が形成さ
れている。指掛部12aの幅Wa、Waは、ノズル11の下半部
を長径側から挾み込むようにして、たとえば、人差し指
F2と中指F3とを指掛部12aの上面に載せたときに、両者
が十分に掛かる程度に設定する(第1図の一点鎖線)。
うにして、ほぼ楕円形に形成され、その長径側の両端に
は、上方に僅かに突出する外れ止め12a1、12a1が形成さ
れている。指掛部12aの幅Wa、Waは、ノズル11の下半部
を長径側から挾み込むようにして、たとえば、人差し指
F2と中指F3とを指掛部12aの上面に載せたときに、両者
が十分に掛かる程度に設定する(第1図の一点鎖線)。
下方の指掛部12bは、指掛部12aの周端縁から垂下した
側壁12a2の下端に連続している。指掛部12bは、ほぼ楕
円形に形成され、その短径は、指掛部12aのそれとほぼ
同じ長さに形成され、また、長径は、指掛部12aのそれ
よりも長く形成されている。指掛部12bの長径側の両端
には、外れ止め12b1、12b1が設けてある。指掛部12bの
幅Wb、Wbは、指掛部12aのそれとほぼ同様にすればよい
(第1図の二点鎖線)。なお、指掛部12a、12bの高さ位
置の差h1は、人差し指F2、中指F3の太さと同程度にすれ
ば足るが、これよりも、大きくすることもできる。
側壁12a2の下端に連続している。指掛部12bは、ほぼ楕
円形に形成され、その短径は、指掛部12aのそれとほぼ
同じ長さに形成され、また、長径は、指掛部12aのそれ
よりも長く形成されている。指掛部12bの長径側の両端
には、外れ止め12b1、12b1が設けてある。指掛部12bの
幅Wb、Wbは、指掛部12aのそれとほぼ同様にすればよい
(第1図の二点鎖線)。なお、指掛部12a、12bの高さ位
置の差h1は、人差し指F2、中指F3の太さと同程度にすれ
ば足るが、これよりも、大きくすることもできる。
ガイド部13は、指掛部12aの裏面から円筒状に垂下さ
れている。ガイド部13は、その内周面が、キャップP1の
外周面に係合して横方向の動きを規制し、アダプタ10に
対する薬液容器Pの上下運動をガイドするようになって
いる。
れている。ガイド部13は、その内周面が、キャップP1の
外周面に係合して横方向の動きを規制し、アダプタ10に
対する薬液容器Pの上下運動をガイドするようになって
いる。
ノズル11の噴霧口11a1から薬液を噴霧するには、薬液
容器Pの底部に親指F1を当てて、アダプタ10に対して薬
液容器Pを押し上げればよく、そのときの薬液容器Pの
昇降ストロークは、噴出パイプP2を十分押し縮め、薬液
容器Pのポンプ機構が十分に作動することができる程度
に設定してあるものとする。
容器Pの底部に親指F1を当てて、アダプタ10に対して薬
液容器Pを押し上げればよく、そのときの薬液容器Pの
昇降ストロークは、噴出パイプP2を十分押し縮め、薬液
容器Pのポンプ機構が十分に作動することができる程度
に設定してあるものとする。
アダプタ10は、大人が使用するときには、下方の指掛
部12bに右手の人差し指F2と中指F3とを載せ、親指F1を
薬液容器Pの底部に当てて使用する(第1図の二点鎖
線、第3図)。このように握ったアダプタ10は、ノズル
11を鼻孔N1に沿って滑らかに挿入し、上方の指掛部12a
の上面が、鼻孔N1の入口に当接すると、それ以上挿入で
きなくなる。そこで、ノズル11の先端から指掛部12aま
でのノズル11の長さを鼻孔N1に対するノズル11の挿入長
さh2とすれば、この挿入長さh2を標準的な大人に合わせ
て適正に設定しておくことにより、常に、最適な一定の
挿入長さh2を実現することができる。したがって、この
状態で、親指F1によって薬液容器Pを押し上げれば、噴
霧口11a1から薬液を鼻孔N1内に噴霧することができる。
部12bに右手の人差し指F2と中指F3とを載せ、親指F1を
薬液容器Pの底部に当てて使用する(第1図の二点鎖
線、第3図)。このように握ったアダプタ10は、ノズル
11を鼻孔N1に沿って滑らかに挿入し、上方の指掛部12a
の上面が、鼻孔N1の入口に当接すると、それ以上挿入で
きなくなる。そこで、ノズル11の先端から指掛部12aま
でのノズル11の長さを鼻孔N1に対するノズル11の挿入長
さh2とすれば、この挿入長さh2を標準的な大人に合わせ
て適正に設定しておくことにより、常に、最適な一定の
挿入長さh2を実現することができる。したがって、この
状態で、親指F1によって薬液容器Pを押し上げれば、噴
霧口11a1から薬液を鼻孔N1内に噴霧することができる。
一方、小人が使用するときは、親指F1は、大人のとき
と同様に薬液容器Pの底部に当てるが、人差し指F2と中
指F3とは、上方の指掛部12aに載せるようにする(第1
図の一点鎖線)。この場合、ノズル11を小人の鼻孔に挿
入すると、ノズル11の先端から人差し指F2または中指F3
の上面までに相当するノズル11の長さが、小人の鼻孔に
対するノズル11の挿入長さh3となる。すなわち、小人の
挿入長さh3は、大人の挿入長さh2に比して、人差し指F2
や中指F3の太さにほぼ相当する分だけ短くなり、小人の
使用に対しても最適な挿入長さh3を簡単に実現すること
ができる。
と同様に薬液容器Pの底部に当てるが、人差し指F2と中
指F3とは、上方の指掛部12aに載せるようにする(第1
図の一点鎖線)。この場合、ノズル11を小人の鼻孔に挿
入すると、ノズル11の先端から人差し指F2または中指F3
の上面までに相当するノズル11の長さが、小人の鼻孔に
対するノズル11の挿入長さh3となる。すなわち、小人の
挿入長さh3は、大人の挿入長さh2に比して、人差し指F2
や中指F3の太さにほぼ相当する分だけ短くなり、小人の
使用に対しても最適な挿入長さh3を簡単に実現すること
ができる。
なお、アダプタ10は、ソケット11dを介して薬液容器
Pに着脱自在に嵌合するものであるから、薬液容器Pが
複数回に亘って使用するものであるのに対し、アダプタ
10が1回の使用で廃棄する使い捨ての場合であっても容
易に対処することができる。
Pに着脱自在に嵌合するものであるから、薬液容器Pが
複数回に亘って使用するものであるのに対し、アダプタ
10が1回の使用で廃棄する使い捨ての場合であっても容
易に対処することができる。
他の実施例 薬液を噴霧するためのノズルチップ11aやロッド11c
は、アダプタ10のノズル11に組み込むに代えて、薬液容
器Pの構成部材として、これに組み込むこともできる。
は、アダプタ10のノズル11に組み込むに代えて、薬液容
器Pの構成部材として、これに組み込むこともできる。
また、アダプタ10の指掛部12a、12bは、その高さ位置
が異なるものであれば、その上面の形状は任意とするこ
とができる。たとえば、指掛部12a、12bの上面を指の形
状に合わせた凹状に形成してもよい。このときは、外れ
止め12a1、12a1、12b1、12b1を省略することができる。
が異なるものであれば、その上面の形状は任意とするこ
とができる。たとえば、指掛部12a、12bの上面を指の形
状に合わせた凹状に形成してもよい。このときは、外れ
止め12a1、12a1、12b1、12b1を省略することができる。
アダプタ10は、3段以上の指掛部12a、12b…を形成し
てもよい(第4図)、たとえば、指掛部12a、12bの幅W
a、Wa、Wb、Wbを小さめに設定して、指掛部12a、12bの
中間に、指掛部12cを形成し、これに人差し指F2と中指F
3とを掛けるときは、ノズル11の挿入長さh2、h3の外
に、両者の中間の挿入長さh4を実現することができる
(同図の実線)。
てもよい(第4図)、たとえば、指掛部12a、12bの幅W
a、Wa、Wb、Wbを小さめに設定して、指掛部12a、12bの
中間に、指掛部12cを形成し、これに人差し指F2と中指F
3とを掛けるときは、ノズル11の挿入長さh2、h3の外
に、両者の中間の挿入長さh4を実現することができる
(同図の実線)。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、高さ位置の
異なる複数の指掛部を形成することにより、指を掛ける
位置を変更してノズルの挿入長さを選択することができ
るので、1個のアダプタに対し、たとえば、大人用の最
適な挿入長さと小人用の最適な挿入長さとを容易に実現
することができ、したがって、挿入長さ不足による薬液
の無駄や、挿入長さ過大による怪我等を有効に防止する
ことができるという優れた効果がある。
異なる複数の指掛部を形成することにより、指を掛ける
位置を変更してノズルの挿入長さを選択することができ
るので、1個のアダプタに対し、たとえば、大人用の最
適な挿入長さと小人用の最適な挿入長さとを容易に実現
することができ、したがって、挿入長さ不足による薬液
の無駄や、挿入長さ過大による怪我等を有効に防止する
ことができるという優れた効果がある。
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は一部破断
正面説明図、第2図は全体斜視説明図、第3図は使用状
態説明図である。 第4図は他の実施例を示す正面説明図である。 P……薬液容器 10……アダプタ 11……ノズル 11a1……噴霧口 11d……ソケット 12a、12b、12c……指掛部 12a1、12b1……外れ止め 13……ガイド部
正面説明図、第2図は全体斜視説明図、第3図は使用状
態説明図である。 第4図は他の実施例を示す正面説明図である。 P……薬液容器 10……アダプタ 11……ノズル 11a1……噴霧口 11d……ソケット 12a、12b、12c……指掛部 12a1、12b1……外れ止め 13……ガイド部
Claims (3)
- 【請求項1】薬液容器からの薬液を噴霧する噴霧口を先
端に形成したノズルと、該ノズルの基端部に形成した高
さ位置の異なる複数の指掛部と、薬液容器に係脱自在に
嵌合するソケットとを備えてなる点鼻薬容器のアダプ
タ。 - 【請求項2】前記指掛部は、薬液容器に対するガイド部
を有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の点鼻薬容器のアダプタ。 - 【請求項3】前記指掛部は、外れ止めを備えることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
載の点鼻薬容器のアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3798290U JP2509214Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 点鼻薬容器のアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3798290U JP2509214Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 点鼻薬容器のアダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129153U JPH03129153U (ja) | 1991-12-25 |
JP2509214Y2 true JP2509214Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31545584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3798290U Expired - Lifetime JP2509214Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 点鼻薬容器のアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509214Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002355293A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-10 | Shinko Chemical Co Ltd | 薬液容器 |
JP5439037B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2014-03-12 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
JP5797227B2 (ja) * | 2013-05-21 | 2015-10-21 | パル ファーマシューティカル, インコーポレーテッド | 鼻内送達用シアノコバラミン低粘度水性製剤 |
JP6375193B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2018-08-15 | フマキラー株式会社 | ポンプ付き容器 |
JP6097787B2 (ja) * | 2015-06-09 | 2017-03-15 | パル ファーマシューティカル, インコーポレーテッド | 鼻内送達用シアノコバラミン低粘度水性製剤 |
JP7367279B2 (ja) * | 2019-01-18 | 2023-10-24 | 藤森工業株式会社 | プッシュ式コック |
JP7280965B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2023-05-24 | 東興薬品工業株式会社 | 点鼻用噴霧・噴射ノズルおよび点鼻用レスト品 |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP3798290U patent/JP2509214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03129153U (ja) | 1991-12-25 |
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---|---|---|
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EXPY | Cancellation because of completion of term |