JP2509082Y2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2509082Y2
JP2509082Y2 JP1989099367U JP9936789U JP2509082Y2 JP 2509082 Y2 JP2509082 Y2 JP 2509082Y2 JP 1989099367 U JP1989099367 U JP 1989099367U JP 9936789 U JP9936789 U JP 9936789U JP 2509082 Y2 JP2509082 Y2 JP 2509082Y2
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JP
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ventilation
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opening
fan
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誠一 渋谷
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として台所に設けられる換気装置であっ
て、特に寒冷地域に適した換気装置に関する。
(従来の技術) 従来の換気装置としては、例えば、特公昭58-25945号
公報に記載されているようなものが知られている。
この従来の換気装置は、壁面の換気口に設けられた換
気扇と、前記換気口を室内側からカバーする換気フード
とを備え、前記換気扇にはシャッタが設けられた構造と
なっていた。
そして、換気に際して換気扇のスイッチを入れると、
ファンが回転すると同時にシャッタが開き、台所内の熱
気や煙が換気フード内に誘引されて換気扇により屋外に
排出される。また、換気が終って換気扇のスイッチを切
ると、ファンが停止すると同時にシャッタが閉じ、外気
の侵入が遮断されるものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の換気装置にあって
は、屋外と屋内との気密が換気扇に設けられているシャ
ッタのみで行われている。従って、屋外と屋内との気密
が十分に得られず、特に、寒冷地域にあっては、冬季、
屋外の冷気がシャッタの隙間から屋内に侵入してしまう
という問題があった。また、シャッタは一般に鋼製のた
め、熱伝導率が高く断熱効果も乏しい。
本考案は、上述のような従来の問題に着目し、屋外と
屋内間の気密を十分に行うことで外気の侵入を確実に防
止することができる換気装置を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の換気装置は、壁
に形成された換気口に、シャッタを有する換気扇が装着
され、前記壁の室内側壁面に、前記換気扇を覆って換気
フードが取り付けられ、該換気フードの内部に、換気フ
ードの開口部を開閉可能な可動蓋が設けられ、該可動蓋
の開閉に連動して前記換気扇をON・OFF操作する連動ス
イッチが設けられ、さらに該連動スイッチと換気扇をON
・OFF操作するスイッチとが電気的に直列接続されてい
るものである。
(作用) 本考案の換気装置は、換気扇のシャッタと、換気フー
ド内に設けられている可動蓋とで、屋外と屋内との気密
が二重に行われるので、気密性が向上する。
また、換気フード内には、シャッタと可動蓋との間に
閉鎖空間が形成され、この閉鎖空間が屋外と屋内との間
の断熱空間となるので、断熱性も向上する。さらに、可
動蓋の開閉に連動してON・OFF操作する連動スイッチと
換気扇をON・OFF操作するスイッチとが電気的に直列接
続されているから、外気の冷気の侵入を防止を計りたい
冬季には、換気扇をON・OFF操作するスイッチを常にON
させておけば、可動蓋の開閉のみの操作で換気扇の作動
を制御できるし、逆に、風通しがほしい夏季には、可動
蓋を開けておけば連動スイッチがONされ、換気扇をON・
OFF操作するスイッチのみの操作で換気扇の作動を制御
できることなり、操作が簡便である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に基づいて、実施例の構成を説
明する。
第1図は、本実施例の換気装置を示す断面図であっ
て、図中1は換気扇である。
第1図に示すように換気扇1は、モータ付のファン10
がケース11内に組み付けられていると共に、該ケース11
の屋外側側面によろい式のシャッタ12が設けられてい
る。そして、前記ケース11が、台所の壁2に形成された
換気口20に嵌め込まれた状態で装着されている。
また、前記壁2の室内側壁面21には、換気扇1を室内
側から覆って換気フード3が取り付けられている。この
換気フード3は、台所内の熱気や煙が天井等まで拡がら
ないように受けるためのもので、下面に開口部31が設け
られている。尚、この換気フード3には、換気扇1をON
・OFF操作するための押ボタンスイッチ13が設けられて
おり、スイッチONでファン10が作動すると同時にシャッ
タ12が開き、スイッチOFFでファン10が停止すると同時
にシャッタ12が閉じるようになっている。
更に、前記換気フード3の内部には、換気フード3の
開口部31を開閉可能な可動蓋4が設けられている。
第2図は、この可動蓋4と換気フード3の開口部31構
造とを示す要部拡大図である。
第2図に示すように、前記開口部31は、開口縁に沿っ
て立壁32が立ち上げられており、その立壁32の外周にパ
ッキン33が取り付けられている。尚、このパッキン33
は、上面が立壁32の上面よりも高く位置するよう設けら
れており、例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)の
発泡体を主材料とし、換気に伴う油分等の吸収を防止す
るために、前記発泡体に表皮を設けた構造となってい
る。
前記可動蓋4は、一端が開口部31の前縁にヒンジ40に
より連結され、該ヒンジ40を中心とする回動により開口
部31を開閉できるようになっている。また、可動蓋4
は、閉鎖状態で周縁部がパッキン33に密着するようにな
っている。
更に、可動蓋4は、手動レバー5によって開閉操作で
きるようになっており、この手動レバー5は、先端のグ
リップ50が換気フード3の前面から前方へ突出するよう
換気フード3の内部に設けられている。また、手動レバ
ー5は、先端部がピン51によって換気フード3に軸着さ
れ、基端部が可動蓋4に軸着されたガイド管52に摺動可
能に設けられている。従って、第1図に示すように、手
動レバー5を実線位置と二点鎖線位置との間で、ピン51
を中心として上下回動させると、これに伴って可動蓋4
がヒンジ40を中心として上下回動して開口部31が開閉さ
れることになる。
また、本実施例の換気装置では、前記手動レバー5の
操作に連動して換気扇1をON・OFF操作するマイクロス
イッチ6が設けられている。このマイクロスイッチ6
は、手動レバー5を可動蓋4が開く方向に回動させると
ファン10が作動し、手動レバー5を可動蓋4が閉じる方
向に回動させるとファン10が停止するようになってい
る。また、このマイクロスイッチ6と前記押ボタンスイ
ッチ13は、第3図の回路図に示すように、直列に接続さ
れている。
尚、図中7で示すものはグリスフィルタで、前記換気
フード3の開口部31を下方から覆うように張設されてい
る。また、8はウエザカバーで、壁2の屋外側壁面22に
取り付けられている。
次に、実施例の作用を説明する。
本実施例の換気装置では、換気扇1にシャッタ12が設
けられ、換気フード3の開口部31に可動蓋4が設けられ
ているので、このシャッタ12と可動蓋4とを閉じた状態
では、屋外と屋内との気密が二重に行われる。更に、開
口部31の開口縁にはパッキン33が設けられており、この
パッキン33によって開口部31と可動蓋4間の気密も確保
されている。即ち、これらによって、屋外と屋内との間
の気密性が向上する。
また、換気フード3内には、シャッタ12と可動蓋4と
の間に閉鎖空間が形成されるため、この閉鎖空間が屋外
と屋内との間の断熱空間となり、断熱性も向上する。
次に、本実施例の換気装置の使用例として、寒冷地域
における夏季と冬季の場合で説明する。
イ)夏季の場合 夏季においては、屋外と屋内との間で風通しを良くす
ることが望まれる。即ち、可動蓋4を常に開放させてお
き、風通しを確保する。このように、可動蓋3を開く方
向に手動レバー5を回動させることで、マイクロスイッ
チ6がONになるので、換気に際しては、押ボタンスイッ
チ13のみで換気扇をON・OFF操作することができる。
ロ)冬季の場合 冬季においては、外気が冷たいため、その冷気の侵入
を防止することが望まれる。即ち、換気を必要としない
場合には可動蓋4を閉鎖させておき、シャッタ12と換気
蓋4による二重気密を確保する。一方、押ボタンスイッ
チ13は常にONにしておく。そうすると、可動蓋4を開く
方向に手動レバー5を回動させることによりマイクロス
イッチ6がONになって換気扇1が作動するし、可動蓋4
を閉じる方向に手動レバー5を回動させることによりマ
イクロスイッチ6がOFFになって換気扇1が停止する。
このように、本実施例の換気装置では、押ボタンスイ
ッチ13とマイクロスイッチ6とを直列に接続したため
に、夏季と冬季とで換気扇1のスイッチ操作を適宜行う
ことができる。そうすることにより夏季は風通しを確保
することができるし、冬季は気密性及び断熱性を確保す
ることができるので、年中、快適に屋内で過すことがで
きる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考
案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考
案に含まれる。
例えば、実施例では、可動蓋の開閉を手動レバーの回
動により行うようにしたが、可動蓋を直接手で押し上げ
るようにしてもよいし、スイッチのON・OFFにより自動
で行うようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の換気装置にあって
は、シャッタと可動蓋を二重に設けたことで、気密性及
び断熱性が向上するので、外気が屋内に侵入するのを確
実に防止することができる。即ち、特に寒冷地域の冬季
においては、冷気が屋内に侵入するのを確実に防止する
ことができるので、年中快適に屋内で過すことができ
る。さらには、可動蓋の開閉に連動してON・OFF操作す
る連動スイッチと換気扇をON・OFF操作するスイッチと
が電気的に直列接続されているので、外気の冷気の侵入
を防止を計りたい冬季には、換気扇をON・OFF操作する
スイッチを常にONさせておけば、可動蓋の開閉のみの操
作で換気扇の作動を制御できるし、逆に、風通しがほし
い夏季には、可動蓋を開けておけば連動スイッチがONさ
れ、換気扇をON・OFF操作するスイッチのみの操作で換
気扇の作動を制御できることなり、操作が簡便である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の換気装置を示す断面図、第2図
は前記換気装置の要部拡大図、第3図は前記換気装置に
設けられたスイッチの回路図である。 1……換気扇 12……シャッタ 2……壁 20……換気口 21……室内側壁面 3……換気フード 30……開口部 4……可動蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁に形成された換気口に、シャッタを有す
    る換気扇が装着され、前記壁の室内側壁面に、前記換気
    扇を覆って換気フードが取り付けられ、該換気フードの
    内部に、換気フードの開口部を開閉可能な可動蓋が設け
    られ、該可動蓋の開閉に連動して前記換気扇をON・OFF
    操作する連動スイッチが設けられ、さらに該スイッチと
    換気扇をON・OFF操作するスイッチとが電気的に直列接
    続されていることを特徴とする換気装置。
JP1989099367U 1989-08-25 1989-08-25 換気装置 Expired - Lifetime JP2509082Y2 (ja)

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JP4739939B2 (ja) * 2005-04-11 2011-08-03 和興エンジニアリング株式会社 電柱切断機
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