JP2508709B2 - オ−デイオコンパンダ−回路 - Google Patents

オ−デイオコンパンダ−回路

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JP2508709B2
JP2508709B2 JP62107476A JP10747687A JP2508709B2 JP 2508709 B2 JP2508709 B2 JP 2508709B2 JP 62107476 A JP62107476 A JP 62107476A JP 10747687 A JP10747687 A JP 10747687A JP 2508709 B2 JP2508709 B2 JP 2508709B2
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良二 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はサテライトレシーバの音声再生回路に用い
られるオーディオコンパンダー回路の改良に関するもの
である。
[従来例] 従来、特別に周波数変位(変調度)の大きいFM音声放
送、例えばアメリカのサテライト音声放送は普通のFM放
送の最大周波数変位75kHzデリェーションに比較して最
大周波数変位が300〜400kHzとかなり大きくダイナミッ
クレンジが大きいので、これを圧縮するオーディオコン
パンダー回路が設けられている。
このオーディオコンパンダー回路は、例えば第4図に
示した構成をしている。図において、サテライトレシー
バにて受信され、検波されたオーディオ信号は抵抗Rを
介して低周波増幅回路1に入力され、所定レベルに増幅
されて出力される。低周波増幅回路1は抵抗、コンデン
サ、トランジスタまたはICアンプ等にて構成されたもの
であり、通常の低周波を増幅する回路である。この出力
オーディオ信号は圧縮比を制御するために圧縮用低周波
増幅回路2に入力される。圧縮用低周波増幅回路2は抵
抗、コンデンサ、ICアンプまたはトランジスタ増幅回路
等にて構成されたものであり、通常の増幅回路である。
この検波オーディオ信号はその交流成分等を除去するた
めの整流・平滑回路3に入力される。整流・平滑回路3
は、コンデンサ、ダイオードにて構成した整流回路と、
その整流回路に直列に接続されるコンデンサと抵抗にて
構成された平滑回路からなっている。そして、直流成分
にされたオーディオ信号はnpn形のトランジスタ4a、抵
抗4bからなる圧縮制御回路4に入力され、その圧縮制御
回路4のトランジスタ4aのベースに印加される。する
と、圧縮制御回路4のトランジスタ4aはその印加された
直流電圧に応じた電流をコレクターエミッタ間に流す。
すなわち、トランジスタ4aのコレクターエミッタ間の抵
抗はその直流電圧に応じた抵抗値となる。これにより、
オーディオコンパンダー回路に入力されたオーディオ信
号は、抵抗Rと、トランジスタ4aのコレクターエミッタ
間の抵抗および抵抗4bとの比で圧縮される。
すなわち、入力オーディオ信号のレベルが大きくなろ
うとすると、トランジスタ4aがONし、そのON状態に応じ
て出力オーディオ信号のレベルを小さくするように動作
する。逆に、入力オーディオ信号のレベルが小さくなろ
うとすると、出力オーディオ信号のレベルを大きくする
ように動作する。
ところで、上記オーディオコンパンダー回路には、如
何なる入力オーディオ信号のレベルの大小にかかわらず
圧縮動作をさせないようにするための回路が設けられて
いる。この回路は、例えばトランジスタをスイッチ素子
として用い、そのトランジスタをON,OFFすることによ
り、圧縮用低周波増幅回路2の電源のみを切る制御をす
る。すなわち、そのトランジスタをOFFにすると、上記
圧縮用低周波増幅回路2においてはオーディオ信号が検
出されず、圧縮制御回路4のトランジスタ4aのベースは
略零電位となり、トランジスタ4aはOFF状態を保持する
ことになる。すなわち、圧縮制御回路4は常に不動作状
態となり、オーディオ信号の圧縮制御を停止する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記圧縮制御回路を不動作状態とする
ための回路においては、スイッチをON,OFFしてその電源
を入れたり、切ったりした際に、雑音を発生させたり、
またその電源を共有している低周波増幅回路1の動作に
悪影響を及ぼすという問題点があった。また、この回路
においては、その電源を切った際、あるいは入れた際、
整流・平滑回路3を構成するコンデンサの充電・放電が
瞬時になされないため、圧縮制御回路4のトランジスタ
4aの動作がその分遅れてしまい、正確な制御がなされな
いという問題点があった。
この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は雑音の発生を防止すると共に、正確な動作を速
く行えるようにしたオーディオコンパンダー回路を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明はサテライトレ
シーバの音声再生回路におけるオーディオコンパンダー
回路において、前記サテライトレシーバにて受信した信
号のオーディオ信号を増幅して出力する低周波増幅回路
と、該オーディオ信号の圧縮比を制御するために、前記
低周波増幅回路からの信号を検出する圧縮用低周波増幅
回路と、該圧縮用低周波増幅回路にて得られた信号を整
流・平滑する整流・平滑回路と、該整流・平滑回路にて
得られた信号に基づいて前記圧縮比を制御する圧縮制御
回路と、該圧縮制御回路の動作を停止制御をする圧縮制
御停止手段とを備えているものである。
[作用] すなわち、オーディオコンパンダー回路の圧縮制御停
止手段のトランジスタスイッチ5bがONすると、圧縮制御
回路は入力信号を圧縮しない。一方、圧縮制御停止手段
のトランジスタがOFFすると、圧縮制御回路は入力信号
を圧縮する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を第1図に基づいて説明す
る。なお、図中、第4図と同一部分には同一符号を付し
重複説明を省略する。
図において、5は圧縮制御回路4の動作を停止制御す
る圧縮制御停止手段であり、この圧縮制御停止手段5は
スイッチ5aとスイッチ5aのON,OFFにてスイッチングする
npn形のトランジスタ5b(また普通のスイッチでもよ
い)とからなっている。そして、トランジスタ5bのコレ
クタは整流・平滑回路3の出力に接続され、エミッタは
アースに接続されている。このトランジスタ5bがONした
場合には整流・平滑回路3の出力は短絡される。
次に、上記構成からなるオーディオコンパンダー回路
の動作を第2図のグラフを参照して説明する。
まず、スイッチ5aをOFFにすると、トランジスタ5bはO
FF状態を保持する。すると、整流・平滑回路3にて得ら
れた直流成分のオーディオ信号は何ら影響を受けること
なく圧縮制御回路4に入力される。すなわち、圧縮制御
停止手段5は圧縮制御回路4を動作状態に保持させる。
したがって、オーディオコンパンダー回路は、抵抗R
と、トランジスタ4aのコレクターエミッタ間の抵抗およ
び抵抗4bとの比に基づいて、そのオーディオ信号を圧縮
する(第2図の直線aに示す)。
一方、スイッチ5aをONに切り換えると、トランジスタ
5bはON状態を保持する。これにより、トランジスタ5bの
コレクタがアースに接地されるため、整流・平滑回路3
の出力はアースに短絡される。すなわち、整流・平滑回
路3にて得られた直流成分のオーディオ信号はそのアー
ス短絡により圧縮制御回路4に入力されない。すなわ
ち、圧縮制御停止手段5は圧縮制御回路4の動作を停止
させる。したがって、圧縮制御回路4は動作せず、オー
ディオコンパンダー回路は、第2図の直線bに示すよう
に入力したオーディオ信号を圧縮することなく、圧縮比
1:1で所定増幅して出力することになる。
この場合、整流・平滑回路3の出力をアースに短絡し
ており、従来のように圧縮用低周波増幅回路2の電源を
ON,OFFした際に発生するポップ雑音がない。しかも、整
流・平滑回路3の出力がアースに短絡された際、略同時
にトランジスタ4aのベースも略アース電位となるため、
オーディオコンパンダー回路はその動作に遅延を生ずる
こともなく正確な動作をする。
第3図はこの発明の変形実施例の要部を示す図であ
る。なお、図中、第1図と同一部分には同一符号を付し
重複説明を省略する。
図において、6は圧縮制御回路4の動作を停止制御す
る圧縮制御停止手段であり、圧縮制御停止手段6はスイ
ッチ6aとスイッチ6aのON,OFFにてスイッチングするnpn
形のトランジスタ6bとからなっている。そして、トラン
ジスタ6bのコレクタは整流・平滑回路3の出力が接続さ
れ、エミッタは抵抗を介して圧縮制御回路4のトランジ
スタ4aのベースと接続されている。このトランジスタ6b
がOFFした場合、整流・平滑回路3と圧縮制御回路4と
の接続はオープン状態となる。逆に、トランジスタ6bが
ONした場合、整流・平滑回路3と圧縮制御回路4とは接
続されたままであり、整流・平滑回路3から出力された
直流成分のオーディオ信号はトランジスタ6bを介して圧
縮制御回路4に入力される。
次に、上記構成からなるオーディオコンパンダー回路
の動作を説明する。
まず、スイッチ6aをONにすると、トランジスタ6bはON
状態を保持する。すると、整流・平滑回路3にて得られ
た直流成分のオーディオ信号は、トランジスタ6bを介し
て、何ら影響を受けることなく圧縮制御回路4に入力さ
れる。すなわち、圧縮制御停止手段6は圧縮制御回路4
を動作状態に保持させる。したがって、オーディオコン
パンダー回路は、抵抗Rと抵抗4bとの値に基づき、例え
ば上記同様そのオーディオ信号を圧縮して変化させる
(第2図の直線aに示す)。
そして、スイッチ6aをOFFにすると、トランジスタ6b
はOFF状態を保持する。すると、整流・平滑回路3と圧
縮制御回路4と間はオープン状態となり、直流成分のオ
ーディオ信号は圧縮制御回路4に入力されない。すなわ
ち、圧縮制御停止手段6は圧縮制御回路4の動作を停止
させる。したがって、圧縮制御回路4は動作せず、オー
ディオコンパンダー回路は、入力したオーディオ信号を
圧縮することなく(圧縮比1:1)、低周波増幅回路1に
て単に所定増幅して出力することになる(第2図の直線
bに示す)。
すなわち、この圧縮制御回路4の停止制御は圧縮制御
停止手段6のオープン方式、前実施例の圧縮制御停止手
段5のショート方式の何れによってもよい。
なお、上記スイッチ5a,6aのON,OFFは、例えばマニア
ル操作、あるいはサテライトレシーバに備えられている
マイクロコンピュータの制御によってなされる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、オーディオ
信号の圧縮制御を停止・作動する際に、ポップ雑音が発
生せず、しかも所定に増幅する低周波増幅回路の動作に
悪影響を与えることなく、また回路動作に遅延を生ずる
こともなく正確に動作させることができる。また、僅か
な電子部品で済むため、コスト的にも有益であるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すオーディオコンパン
ダー回路の回路ブロック図、第2図は上記オーディオコ
ンパンダー回路を説明するためのグラフ図、第3図は上
記オーディオコンパンダー回路の変形実施例を示す要部
回路ブロック図、第4図は従来のオーディオコンパンダ
ー回路の回路ブロック図である。 図中、1は低周波増幅回路、2は圧縮用低周波増幅回
路、3は整流・平滑増幅回路、4は圧縮制御回路、5,6
は圧縮制御停止手段である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サテライトレシーバの音声再生回路におけ
    るオーディオコンパンダー回路において、 前記サテライトレシーバにて受信した信号のオーディオ
    信号を増幅して出力する低周波増幅回路と、 該オーディオ信号の圧縮比を制御するために、前記低周
    波増幅回路からの信号を検出する圧縮用低周波増幅回路
    と、 該圧縮用低周波増幅回路にて得られた信号を整流・平滑
    する整流・平滑回路と、 該整流・平滑回路にて得られた信号に基づいて前記圧縮
    比を制御する圧縮制御回路と、 該圧縮制御回路の動作を停止制御する圧縮制御停止手段
    とを備えていることを特徴とするオーディオコンパンダ
    ー回路。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)において、前記圧縮
    制御停止手段は前記整流・平滑回路の出力を短絡し、該
    短絡状態にて前記圧縮制御回路の動作を停止させるオー
    ディオコンパンダー回路。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲(1)において、前記圧縮
    制御停止手段は前記整流・平滑回路と圧縮制御回路と接
    続をオープンとし、該オープン状態にて前記圧縮制御回
    路の動作を停止させるオーディオコンパンダー回路。
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