JP2508646Y2 - 光学式ディスクドライブ装置 - Google Patents

光学式ディスクドライブ装置

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JP2508646Y2
JP2508646Y2 JP9587390U JP9587390U JP2508646Y2 JP 2508646 Y2 JP2508646 Y2 JP 2508646Y2 JP 9587390 U JP9587390 U JP 9587390U JP 9587390 U JP9587390 U JP 9587390U JP 2508646 Y2 JP2508646 Y2 JP 2508646Y2
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JP
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好一 石松
明 鈴木
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば光ディスクに対し光学的に情報信号
の書込み又は読出し或いはその両方を行う光学式ディス
クドライブ装置に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、光ディスクに対し光学的に情報信号の書込
み又は読出し或いはその両方を行う光学式ディスクドラ
イブ装置において、スピンドルモータや光学ピックアッ
プ装置等を内蔵する筐体の前面を閉塞する前面パネル
に、該前面パネルの前方より上記筐体の外周部へ風を流
出させる通気孔を設けることにより、ドライブ内への塵
埃の侵入を防止し、長期間に亘る良好な情報信号の書込
み及び/又は読出しを行おうとするものである。
〔従来の技術〕
従来より、光学的に情報信号の書込み又は読出し或い
はその両方(以下、単に書込み・読出しと言う。)が行
えるように構成され、情報信号の記録媒体として用いら
れる光ディスクが提案されている。
このような光ディスクに対して情報信号の書込み・読
出しを行うには、光ディスクを回転させるスピンドルモ
ータと光ディスクの記録面にレーザを照射して情報信号
の書込み・読出しを行う光学ピックアップ装置とを備え
て構成される光学式ディスクドライブ装置が用いられ
る。
例えば、コンピュータ等に搭載される光学式ディスク
ドライブ装置は、前記スピンドルモータや光学ピックア
ップ装置等を筐体内に内蔵し、この筐体の前面を閉塞す
るディスク挿脱口を有した前面パネルを取付けた形でコ
ンピュータの外筐体に実装されている。
ところが、これまでの光学式ディスクドライブ装置で
は、ドライブの内外の通気に関して特に配慮した対応が
なされていないのがほとんどである。このため、ドライ
ブ装置とは反対側の背面に設けられる外筐体内の熱を放
出する冷却ファンによって、前記前面パネルに設けられ
たディスク挿脱口より筐体内部に風が引き込まれ、この
風により運ばれる塵埃が前記光ディスクやピックアップ
のレンズ表面に付着することがある。これを放置したま
まにして置くと、光ディスクの光照射がなされる面やピ
ックアップのレンズ表面が汚れ、いずれ読み取り不能と
なる虞れがある。特に、塵埃の多い場所で使用する場合
には、光ディスクやピックアップのレンズ表面への塵埃
の付着が顕著となり、ドライブ装置の寿命が短くなって
しまう。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで本考案は、かかる従来の実情に鑑みて提案され
たものであり、ドライブ内への塵埃の侵入を防止し、長
期間に亘って良好な情報信号の書込み及び/又は読出し
が行える光学式ディスクドライブ装置を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するために、本考案は、少なくとも
スピンドルモータと光学ピックアップ装置が内蔵される
とともに、ディスク挿脱口が形成された前面パネルを有
する密閉型の筐体を備え、上記前面パネルに、該前面パ
ネルの前方より上記筐体の外周部へ風を流出させる通気
孔が設けられてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案にかかる光学式ディスクドライブ装置において
は、スピンドルモータと光学ピックアップ装置を内蔵す
る筐体の前面を閉塞して設けられる前面パネルに、該前
面パネルの前方より該筐体の外周部へ風を流出させる通
気孔が設けられているので、この通気孔より流入した風
は筐体内に入り込むことなく、上記筐体の外周部に流出
する。したがって、この風によって運ばれてくる塵埃
は、上記筐体内に内蔵される光ディスクや光学ピックア
ップ装置のレンズ表面に付着することがない。
〔実施例〕
以下、本考案を適用した具体的な実施例について説明
する。
本実施例は、カートリッジに光ディスクを収納してな
るディスクカートリッジが装着され、この光ディスクに
対して情報信号の書込み・読出しを行う光学式ディスク
ドライブ装置として構成した例である。
本実施例の光学式ディスクドライブ装置は、第1図に
示すように、スピンドルモータや光学ピックアップ装置
等により構成されてなるドライブを内蔵する筐体(1)
と、この筐体(1)の前面側を閉塞する前面パネル
(2)とからなっている。
上記筐体(1)は、光ディスクに対して情報信号の書
込み・読出しを行うためのスピンドルモータ(3)や光
学ピックアップ装置(4)或いはディスクカートリッジ
を筐体(1)の内外へと移動操作させるローディング機
構(5)よりなるドライブを内蔵するものである。この
筐体(1)は、前面パネル(2)が設けられる前面側が
開放され、これと対向する背面側が閉塞された断面矩形
状の有底の筐体となされ、しかも側壁に孔等のない密閉
型となされている。なお本例では、上記ローディング機
構(5)には、カートリッジを保持するカートリッジホ
ルダ(5a)と、このカートリッジホルダ(5a)を前面パ
ネル(2)に設けたディスク挿脱口とスピンドルモータ
(3)の駆動軸の先端に設けられるディスクテーブル
(3a)とに亘り移動操作させる操作部(5b)とから構成
されたものが使用されている。
一方、前面パネル(2)は、上記筐体(1)の前面側
の開口部(1a)を閉塞し、内部に設けられるドライブを
目隠しするいわゆる化粧板としての役目をするものであ
る。この前面パネル(2)には、例えばコンピュータ等
の外筐体に設けられるドライブ導入孔に前記筐体(1)
が挿入されたときに、該ドライブ導入孔の開口周縁部に
前面パネル(2)の前面側を露出させるためのつば部
(2a),(2b)が上下にそれぞれ設けられている。
また、この前面パネル(2)には、第2図に示すよう
に、ディスクカートリッジを前記ローディング機構
(5)へと装着させるためのディスク挿脱口(6)が形
成されている。このディスク挿脱口(6)は、ディスク
カートリッジの大きさに応じた平面矩形状の孔として形
成され、前記カートリッジホルダ(5a)が上昇した位置
における該カートリッジホルダ(5a)と対向した位置に
設けられている。
さらに、この前面パネル(2)には、該前面パネル
(2)の前方より前記筐体(1)の外周部へと風を流出
させるための通気孔(7)が複数設けられている。これ
ら通気孔(7)は、前記ディスク挿脱口(6)の開口周
縁部の周囲にこのディスク挿脱口(6)を囲む形で所定
間隔で設けられている。そして、これら通気孔(7)
は、前記筐体(1)の開口部(1a)を閉塞する閉塞面
(2c)とは反対側の前面(2d)より、該閉塞面(2c)と
つば部(2a),(2b)間の上下左右の各側面(2e),
(2f),(2g),(2h)へと貫通して設けられている。
つまり、これら通気孔(7)は、前面パネル(2)の前
面(2d)に設けられた開口が風の取り入れ口とされ、閉
塞面(2c)とつば部(2a),(2b)間の上下左右の各側
面(2e),(2f),(2g),(2h)に設けられた開口が
流出口となっている。したがって、この前面パネル
(2)の前面(2d)側より流入した風は、上記通気孔
(7)を通って各側面(2e),(2f),(2g),(2h)
に貫通して設けられる流出口へと流出するようになって
いる。なお、上記通気孔(7)の流出口は、前記筐体
(1)の開口部(1a)を閉塞する閉塞面(2c)以外の場
所であればよく、特に限定されることはない。
上述のようにドライブを内蔵した筐体(1)と、この
筐体(1)の開口部(1a)を閉塞してなる前面パネル
(2)より構成されてなる光学式ディスクドライブ装置
は、例えば第3図に示すようなコンピュータ等の外筐体
(8)に実装される。すなわち、この例では、上記ドラ
イブ装置は、コンピュータの外筐体(8)に設けられる
ドライブ導入孔(8a)に前記筐体(1)が臨まされ、前
記前面パネル(2)に設けられたつば部(2a),(2b)
がこのドライブ導入孔(8a)の開口周縁部に当接して前
記外筐体(8)に取付けられている。
通常、コンピュータ等においては、外筐体(8)内に
内蔵される各種の機器から発せられる熱を外方へと放出
するための冷却ファン(9)が、操作部が設けられる前
面側とは反対側の背面側に設けられ、外筐体(8)内部
の温度上昇を防止するようになされている。これまでの
光学式ディスクドライブ装置は、塵埃に対する配慮が何
らなされていなかったが、本例のドライブ装置では、前
面パネル(2)に該前面パネル(2)の前方より筐体
(1)の外周部へと風を流出させる通気孔(7)が設け
られているので、筐体(1)内に風が入ることがない。
つまり、ドライブ装置の後方側に設けられた冷却ファン
(9)によって吸引された風は、前面パネル(2)の前
面(2d)側に設けられた通気孔(7)より流入され、そ
のまま前面パネル(2)の各側面(2e),(2f),(2
g),(2h)へと流出され、上記筐体(1)の外周部を
通って前記冷却ファン(9)へと導かれる。したがっ
て、筐体(1)内への風の流入が防止されることから、
この風によって運ばれる塵埃の光ディスクやピックアッ
プのレンズ表面への付着が防止される。特に本例のドラ
イブ装置では、筐体(1)が密閉型のいわゆる袋小路と
なされているため、風が筐体(1)内に入り込み難い構
造となっており、該筐体(1)内への風の入り込みがよ
り一層困難なものとなっている。これは、本考案者等の
実験で確認したものである。したがって、本実施例の光
学式ディスクドライブ装置では、塵埃による情報信号の
書込み・読出し不良が防止でき、ドライブ装置の長寿命
化を図ることができる。
〔考案の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本考案の光学式デ
ィスクドライブ装置においては、スピンドルモータや光
学ピックアップ装置を内蔵する筐体の前面側を閉塞する
前面パネルに、該前面パネルの前方より筐体の外周部に
風を流出させる通気孔を設けているので、当該筐体内へ
の風の流入を防止することができる。
したがって、この風によって運ばれてくる塵埃の光デ
ィスクやピックアップのレンズ表面への付着がなくな
り、光ディスクに対する情報信号の良好な書込み・読出
しが長期間に亘って行え、ドライブ装置の長寿命化を図
ることができる。
特に、本考案の光学式ディスクドライブ装置を冷却フ
ァンを有するコンピュータ等に実装する場合には、効果
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した光学式ディスクドライブ装置
の一例を示す断面図であり、第2図は前面パネルの斜視
図である。 第3図は本考案を適用した光学式ディスクドライブ装置
をコンピュータの外筐体に実装した状態を示す断面図で
ある。 1……筐体 2……前面パネル 3……スピンドルモータ 4……光学ピックアップ装置 6……ディスク挿脱口 7……通気孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともスピンドルモータと光学ピック
    アップ装置が内蔵されるとともに、ディスク挿脱口が形
    成された前面パネルを有する密閉型の筐体を備え、 上記前面パネルに、該前面パネルの前方より上記筐体の
    外周部へ風を流出させる通気孔が設けられてなる光学式
    ディスクドライブ装置。
JP9587390U 1990-09-12 1990-09-12 光学式ディスクドライブ装置 Expired - Lifetime JP2508646Y2 (ja)

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JPH0454096U JPH0454096U (ja) 1992-05-08
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