JP3173707B2 - ディスクプレーヤーの放熱装置 - Google Patents

ディスクプレーヤーの放熱装置

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JP3173707B2
JP3173707B2 JP01029695A JP1029695A JP3173707B2 JP 3173707 B2 JP3173707 B2 JP 3173707B2 JP 01029695 A JP01029695 A JP 01029695A JP 1029695 A JP1029695 A JP 1029695A JP 3173707 B2 JP3173707 B2 JP 3173707B2
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健一 森永
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDと称されるコンパ
クトディスク(以下、ディスクと略称する)用ディスク
プレーヤーの過熱を防止するための放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばトレーローディングタイプのディ
スクプレーヤーでは、そのプレーヤー本体のケーシング
の前壁部に形成したディスク挿入口から外部に突出する
ディスク載置用トレー上にディスクをセットした後、該
トレーをケーシング内に後退させ、次に、ディスクを回
転させると共に、光ピックアップをディスクの径方向に
移動させ、該ディスクに記録されている情報を読み取
り、再生するようになっており、従来では、前記光ピッ
クアップに塵埃が付着して読み取りエラーが生じないよ
うにするため、防塵対策として、前記ディスク挿入口の
周縁部にシール材を取り付け、トレーをケーシング内に
後退させたときに、そのトレーの前板部が前記シール材
に当接してディスク挿入口を閉鎖し、これによって、ケ
ーシングを密閉できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ディスクプレーヤーの作動中、プレーヤー本体のケーシ
ングが密閉構造になるため、該ケーシング内の雰囲気温
度が上昇して内部機器の回路や動作に悪影響を与える虞
れがあり、特に、最近では、データ−転送速度を従来の
4倍〜6倍にアップすることが考えられており、当然、
内部機器のモーターに流れる電流が増え、ケーシング内
の雰囲気温度が一層上昇し、内部機器が過熱して機能低
下や故障を生じる虞れがある。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、防塵機
能を維持しつつプレーヤー本体内の過熱を防止できるよ
うにしたディスクプレーヤーの放熱装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、プレーヤー本体内にディス
クをセットし、該ディスクを回転させると共に、光ピッ
クアップをディスクの径方向に移動させてディスクに記
録されている情報を読み取るようにしたディスクプレー
ヤーにおいて、前記プレーヤー本体のケーシングの適所
に換気部が形成され、プレーヤー本体内の雰囲気温度が
設定温度を超えたのを検知して前記換気部を開放するよ
うに作動する防塵機能付き開閉作動機構が設けられてお
り、該防塵機能付き開閉作動機構が、前記換気部に取り
付けた多数の通気孔を有する通気性弾性体と、通常温度
で前記通気性弾性体を圧縮してその通気孔を閉鎖する形
状記憶部材とからなり、該形状記憶部材は、プレーヤー
本体内の雰囲気温度が設定温度を超えたのを検知して弾
性変形することにより前記通気性弾性体が圧縮状態から
原形状態に復帰するのを許容するように構成されている
ことを特徴としている。
【0006】
【実施例】図1は本発明の放熱装置1を設けたトレーロ
ーディングタイプのディスクプレーヤーを示し、前記放
熱装置1は、ディスク挿入口10の周縁部とトレー9の
前壁部9aとの間隙からなる換気部18に設けた防塵機
能付き開閉作動機構Aにより構成されている。
【0007】前記防塵機能付き開閉作動機構Aは、換気
部18に取りつけた多数の通気孔を有するウレタンフォ
ームなどの発泡合成樹脂材からなる通気性弾性体19
と、該通気性弾性体19の裏面側に取り付けた押え板2
0と、両端部が押え板20とケーシング3の前壁部3a
とに固着された略U字状の形状記憶部材7と、前壁部3
aに突設されると共に、その先端突出部21aが押え板
20の裏面に対向して、その押え板20が前壁部3aか
ら離れ過ぎないようにする間隔保持用ストッパー部材2
1とから構成されている。Dはディスクである。
【0008】上記構成において、プレーヤー本体2内の
雰囲気温度が設定温度を超えると、形状記憶部材7が弾
性変形して、図1(a)に示すように、換気部18に取
り付けた多数の通気孔を有する通気性弾性体19が圧縮
状態から原形状態に復帰し、前記通気孔を通ってプレー
ヤー本体2内に外気が流入し、プレーヤー本体2内を効
果的に冷却する。また、プレーヤー本体2内の雰囲気温
度が設定温度より下がると、形状記憶部材7がそれを検
知して原状に自動復帰し、図1(b)に示すように、押
え板20が前壁部3aに当接して、通気性弾性体19が
圧縮され、その通気孔が閉じられて、換気部18を閉鎖
する。また、通気性弾性体19が防塵フィルターの機能
を有しているので、ケーシング3内に塵埃が侵入しな
い。
【0009】図2は本発明の第2の実施例である放熱装
置1を設けたトレーローディングタイプのディスクプレ
ーヤーを示し、前記放熱装置1は、プレーヤー本体2の
ケーシング3の前壁部3aの下部に貫設した横長矩形状
の換気口(換気部)4に設けた防塵機能付き開閉作動機
構Aにより構成されている。
【0010】前記防塵機能付き開閉作動機構Aは、換気
口4の前部に取り付けた防塵フィルター5と、換気口4
の後部に設けた多数の通気孔を有する発泡合成樹脂材か
らなる通気性弾性体19と、該通気性弾性体19の裏面
側に取り付けた押え板20と、両端部が押え板20とケ
ーシング3の前壁部3aとに固着された略U字状の形状
記憶部材7と、間隔保持用ストッパー部材21とから構
成されている。
【0011】上記構成において、プレーヤー本体2内の
雰囲気温度が設定温度を超えると、形状記憶部材7が弾
性変形して、図2(a)に示すように、通気性弾性体1
9が圧縮状態から原形状態に復帰し、通気性弾性体19
の通気孔を通ってプレーヤー本体2内に外気が流入し、
プレーヤー本体2内を効果的に冷却する。また、プレー
ヤー本体2内の雰囲気温度が設定温度より下がると、形
状記憶部材7がそれを検知して原状に自動復帰し、図2
(b)に示すように、押え板20が前壁部3aに当接し
て、通気性弾性体19が圧縮され、その通気孔が閉じら
れて、換気口4を閉鎖する。また、防塵フィルター5及
び通気性弾性体19により塵埃がケーシング3内に侵入
しないようにしている。なお、防塵フィルター5は省略
してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、プレーヤー本体内の雰
囲気温度が設定温度を超えると、形状記憶部材が弾性変
形して、換気部に取り付けた多数の通気孔を有する通気
性弾性体が圧縮状態から原形状態に復帰し、前記通気孔
を通ってプレーヤー本体内に外気が流入し、プレーヤー
本体内を効果的に冷却することができ、また、前記通気
性弾性体が防塵フィルターの機能を有しているので、ケ
ーシング内に塵埃が侵入しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例である放熱装置
を設けたディスクプレーヤーにおける放熱状態の縦断面
図、(b)は同非放熱状態の要部の縦断面図である。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例である放熱装置
を設けたディスクプレーヤーにおける放熱状態の縦断面
図、(b)は同非放熱状態の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 放熱装置 2 プレーヤー本体 3 ケーシング 5 防塵フィルター 7 形状記憶部材 9 トレー 18 換気部 19 通気性弾性体 A 防塵機能付き開閉作動機構 D ディスク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレーヤー本体内にディスクをセットし、
    該ディスクを回転させると共に、光ピックアップをディ
    スクの径方向に移動させてディスクに記録されている情
    報を読み取るようにしたディスクプレーヤーにおいて、
    前記プレ−ヤー本体のケーシングの適所に換気部が形成
    され、プレーヤー本体内の雰囲気温度が設定温度を超え
    たのを検知して前記換気部を開放するように作動する防
    塵機能付き開閉作動機構が設けられており、該防塵機能
    付き開閉作動機構は、前記換気部に取り付けた多数の通
    気孔を有する通気性弾性体と、通常温度で前記通気性弾
    性体を圧縮してその通気孔を閉鎖する形状記憶部材とか
    らなり、該形状記憶部材は、プレーヤー本体内の雰囲気
    温度が設定温度を超えたのを検知して弾性変形すること
    により前記通気性弾性体が圧縮状態から原形状態に復帰
    するのを許容するように構成されていることを特徴とす
    るディスクプレーヤーの放熱装置。
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CN113270529A (zh) * 2021-03-30 2021-08-17 白蕊 一种环状深度流通散热型的led封装体

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