JPH08204366A - 太陽電池装備機器 - Google Patents

太陽電池装備機器

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JPH08204366A
JPH08204366A JP7010622A JP1062295A JPH08204366A JP H08204366 A JPH08204366 A JP H08204366A JP 7010622 A JP7010622 A JP 7010622A JP 1062295 A JP1062295 A JP 1062295A JP H08204366 A JPH08204366 A JP H08204366A
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JP
Japan
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cover
solar cell
solar
temperature detecting
equipment
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JP7010622A
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Yutaka Kikuchi
裕 菊池
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G03B7/26Power supplies; Circuitry or arrangement to switch on the power source; Circuitry to check the power source voltage
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機器内の2次電池等に対する過熱防止を更に
強化する。 【構成】 太陽電池を担持しているソーラーカバーと2
次電池を収納した機器1の2次電池収納部表面を覆うカ
バー(グリップカバー)4とが機器1の前方底部の軸に
枢着されており、カバー4の裏面に配置された温度検出
手段としての形状記憶合金ワイヤー19の縮小によりカ
バー4のラッチ爪22による該カバー4の緊定を解除
し、ばね26の駆動力により該カバー4及び2を機器1
から離れる方向に回動させて機器1と該カバー4との間
に空気流動を生じさせて該2次電池収納部の過熱を防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽電池を装備している
太陽電池装備機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽電池を装備するとともに該太陽電池
で発電した電力で駆動されるように構成された太陽電池
付き携帯型電子機器に関しては従来から種々の提案がな
されてきた。そのような電子機器において、該電子機器
本体に対する断熱や放熱構造に関する提案が特開昭63
−160056号公報に開示されている。該公報に開示
された構造においては、2次電池と太陽電池とを一体と
して該電子機器本体から取り外し可能になっており、該
2次電池にエネルギーチャージを行う時には2次電池と
太陽電池とを該電子機器本体から取り外した状態で該太
陽電池を太陽光の下に置いて発電を行い、発電中に該電
子機器本体を直接に太陽光に曝して過熱させてしまう危
険を防止するようになっている。
【0003】一方、本出願人は太陽電池付き電子機器に
関する新たな提案を特願平5−140686号において
行っており、該提案も太陽電池による発電中に該電子機
器の過熱を防止しようとするものである。すなわち、該
提案は、太陽電池を保持したパネルと2次電池を内蔵し
た機器本体との間に空気層を設け、該空気層に生じる自
然対流によって該機器本体を冷却するという内容のもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公開公報に開示さ
れた従来技術の構造では、太陽電池と2次電池とを担
持している電池担持体と該電子機器本体との着脱機構が
複雑になる、該電子機器本体と該電池担持体との電気
的接続を行う接点部もしくは端子部が汚れて導通不良を
起こしやすい、使用者が該電子機器本体から該電池担
持体を取り外すのを忘れて該電子機器本体をも該電池担
持体と共に太陽光の直射下に放置して該電子機器本体に
故障を生じさせてしまう危険がある、該2次電池が太
陽電池と一体になっているので該太陽電池を発電のため
に直射日光の下に曝すと該2次電池も加熱されるので該
2次電池の劣化を生じ、充電容量が減少したり、寿命が
短くなっりする、等の問題点があった。また、最近で
は、従来のニッケル−カドミウム電池に比べてメモリー
効果が無い上に自己放電が少なくて太陽電池との組み合
わせ使用に適した特性を有するリチウムイオン電池が2
次電池として多用されるようになっているが、リチウム
イオン電池は高温に弱いという特性を有しているので前
記構造はリチウムイオン電池を2次電池として使用する
場合には大きな欠点となる。
【0005】一方、本出願人の前記先行出願の構造にお
いては、2次電池が電子機器本体に内蔵されているので
2次電池が太陽電池とともに直射日光で加熱される恐れ
はないが、該電子機器本体に対する防熱構造はまだ充分
であるとは言えないものであったので該電子機器本体が
加熱される場合には該2次電池を含めて該機器本体内で
熱に弱い部分を更に保護する必要があった。
【0006】
【発明の目的】それ故、本発明の目的は、前記公開公報
に開示された従来技術の問題点及び前記先願発明に内在
する問題点を解決した太陽電池装備機器を提供すること
である。以下には本発明の目的を請求項毎に記載する。
【0007】請求項1の発明の目的は、「太陽電池を電
源として装備している太陽電池装備機器において、太陽
電池を担持するとともに該機器に対して遠近移動可能で
あって且つ該機器の要部を覆う形態を有した第一のカバ
ーと、該機器の別の要部を覆う形態を有するとともに該
機器に対して遠近移動可能な第二のカバーと、該第一の
カバーと該第二のカバーとを相互に結合及び解離させる
手段と、温度検出手段と、該温度検出手段の出力に応じ
て該第二のカバーを該機器から離れる方向に移動させる
カバー移動手段と、を有していることを特徴とする太陽
電池装備機器」を提供することである。
【0008】請求項2の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該カバー移動手
段は、該第二のカバーを該機器に接近した第一位置から
解放せしめる緊定解除手段と、該第二のカバーを該第一
位置から遠方へ駆動する駆動手段と、から構成されてい
ることを特徴とする太陽電池装備機器」を提供すること
である。
【0009】請求項3の発明の目的は、「請求項2の構
成を有する太陽電池装備機器において、該駆動手段は該
第二のカバーを該第一位置から遠方へ付勢するばね等の
付勢手段であることを特徴とする太陽電池装備機器」を
提供することである。
【0010】請求項4の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該機器には2次
電池が収納され、該第二のカバーが該機器の該2次電池
収納部表面を覆うように配置されていることを特徴とす
る太陽電池装備機器」を提供することである。
【0011】請求項5の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該温度検出手段
と該カバー移動手段とが共通の形状記憶合金製部材で構
成されていることを特徴とする請求項1の太陽電池装備
機器」を提供することである。
【0012】請求項6の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該温度検出手段
が形状記憶合金で構成されていることを特徴とする太陽
電池装備機器」を提供することである。
【0013】請求項7の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該温度検出手段
が形状記憶合金製のワイヤー状部材として構成され、該
ワイヤー状部材が該第二のカバーの内面に沿って配設し
てあることを特徴とする太陽電池装備機器」を提供する
ことである。
【0014】請求項8の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該第一のカバー
を該第二のカバーの方に近付ける方向に付勢するばね手
段が該第一のカバーに設けられていることを特徴とする
太陽電池装備機器」を提供することである。
【0015】請求項9の発明の目的は、「請求項1の構
成を有する太陽電池装備機器において、該第一のカバー
は該第二のカバーとは無関係に該機器に対して相対移動
可能であることを特徴とする請求項1の太陽電池装備機
器」を提供することである。
【0016】請求項10の発明の目的は、「請求項1の
構成を有する太陽電池装備機器において、該第二カバー
を該機器から所定量以上遠くへ移動させないための規制
手段が設けられていることを特徴とする太陽電池装備機
器」を提供することである。
【0017】請求項11の発明の目的は、「請求項1の
構成を有する太陽電池装備機器において、該第二カバー
を該駆動手段によらずに手動で該機器本体に対して相対
移動できる構造を有していることを特徴とする請求項1
の太陽電池装備機器」を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題を解決
するために請求項1の発明は、「太陽電池を電源として
装備している太陽電池装備機器において、太陽電池を担
持するとともに該機器に対して遠近移動可能であって且
つ該機器の要部を覆う形態を有した第一のカバーと、該
機器の別の要部を覆う形態を有するとともに該機器に対
して遠近移動可能な第二のカバーと、該第一のカバーと
該第二のカバーとを相互に結合及び解離させる手段と、
温度検出手段と、該温度検出手段の出力に応じて該第二
のカバーを該機器から離れる方向に移動させるカバー移
動手段と、を有していることを特徴とする太陽電池装備
機器」を提供する。
【0019】本発明によれば、温度が所定温度以上にな
ると自動的に該第一及び第二のカバーが該機器から離れ
る方向に移動するので、該機器の表面が冷却されて該機
器内の熱敏感度の高い部分を熱で傷めないように保護す
ることができる。また、本発明の構成では太陽電池担持
体としての該第一カバーを取り外す必要がないので発電
時の操作が簡単である。
【0020】前記課題を解決するために請求項2の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該カバー移動手段は、該第二のカバーを該機器に接
近した第一位置から解放せしめる緊定解除手段と、該第
二のカバーを該第一位置から遠方へ駆動する駆動手段
と、から構成されていることを特徴とする太陽電池装備
機器」を提供する。
【0021】本発明によれば、該緊定解除手段と該駆動
手段とを機械的機構で構成することができるので安価で
動作の確実なカバー移動手段を有した太陽電池装備機器
を実現できる。
【0022】前記課題を解決するために請求項3の発明
は、「請求項2の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該駆動手段は該第二のカバーを該第一位置から遠方
へ付勢するばね等の付勢手段であることを特徴とする太
陽電池装備機器」を提供する。
【0023】本発明によれば、該駆動手段をばね等の付
勢手段で構成したことにより安価で確実動作が可能なカ
バー移動手段を構成できる。
【0024】前記課題を解決するために請求項4の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該機器には2次電池が収納され、該第二カバーが該
機器の該2次電池収納部表面を覆うように配置されてい
ることを特徴とする太陽電池装備機器」を提供する。
【0025】本発明によれば、該第二カバーが該2次電
池収納部表面を覆うように配置されているので該太陽電
池の発電時において該2次電池の過熱を未然に防止する
ことができる。
【0026】前記課題を解決するために請求項5の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該温度検出手段と該カバー移動手段とが共通の形状
記憶合金製部材で構成されていることを特徴とする太陽
電池装備機器」を提供する。
【0027】本発明によれば、該温度検出手段と該カバ
ー移動手段とを一部材で構成できるので小型で安価な太
陽電池装備機器を実現できる。
【0028】前記課題を解決するために請求項6の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該温度検出手段が形状記憶合金で構成されているこ
とを特徴とする太陽電池装備機器」を提供する。
【0029】本発明によれば、該温度検出手段が形状記
憶合金であるため、動作確実で故障の心配がなく、ま
た、小型の温度検出手段を有した太陽電池装備機器を提
供できる。
【0030】前記課題を解決するために請求項7の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該温度検出手段が形状記憶合金製のワイヤー状部材
として構成され、該ワイヤー状部材が該第二カバーの内
面に沿って配設してあることを特徴とする太陽電池装備
機器」を提供する。
【0031】本発明によれば、該ワイヤー状部材が該第
二カバーの内面に沿って配置されているので広い範囲に
渡って温度を検出でき、従って該機器の局所的な温度分
布をも検出でき、該検出温度に応じて該カバーに適切な
動作をすることができる太陽電池装備機器を実現でき
る。
【0032】前記課題を解決するために請求項8の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該第一カバーを該第二カバーの方に近付ける方向に
付勢するばね手段が該第一カバーに設けられていること
を特徴とする太陽電池装備機器」を提供する。
【0033】本発明によれば、該第一カバーと該第二カ
バーとを該ばね手段によって一体化させることができる
とともに該第一カバーと該第二カバーとを互いに分離さ
せることもできる。
【0034】前記課題を解決するために請求項9の発明
は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器におい
て、該第一カバーは該第二カバーとは無関係に該機器に
対して相対移動可能であることを特徴とする太陽電池装
備機器」を提供する。
【0035】本発明によれば、該第一カバーを該第二カ
バーとは分離して動作させることができる太陽電池装備
機器が提供される。
【0036】前記課題を解決するために請求項10の発
明は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器にお
いて、該第二カバーを該機器本体から所定量以上遠くへ
移動させないための規制手段が設けられていることを特
徴とする太陽電池装備機器」を提供する。
【0037】本発明によれば、該第二カバーを該機器に
対して所定量以上遠くへ動かすことができない太陽電池
装備機器が提供される。
【0038】前記課題を解決するために請求項11の発
明は、「請求項1の構成を有する太陽電池装備機器にお
いて、該第二カバーを該駆動手段によらずに手動で該機
器に対して相対移動できる構造を有していることを特徴
とする請求項1の太陽電池装備機器」を提供する。
【0039】本発明によれば、該第二カバーを手動で移
動させることができるので、該機器の使用者の任意の判
断により該第二カバーを移動させることができる太陽電
池装備機器が提供される。
【0040】
【実施例】以下に図を参照しつつ本発明の実施例につい
て説明する。
【0041】〈実施例〉図1〜図6は本発明の第一の実
施例であり、本発明が適用される機器としてカメラが選
択された例であるが、本発明の適用機器はカメラに限ら
ず、携帯電話機やラジオもしくは携帯コンピュータなど
であってもよい。
【0042】図3は本発明を適用したカメラの分解斜視
図であり、主にソーラーカバー(第一カバー)がグリッ
プカバー(第二カバー)に対して閉じ方向へ付勢される
構成を示したものである。図2は同じく本発明を適用し
たカメラの分解斜視図で、主にグリップカバー(第二カ
バー)内部の機構を示すもので、便宜上、グリップカバ
ーを細線で表わし、内部が透視されている如く示してい
る。図1は同カメラの側面図で、図2と同様にグリップ
カバー内部が透視されている如く示している。(a)は
通常携帯時のグリップカバーが閉じた状態を示し、
(b)は直射光下にカメラがおかれて高温状態となって
グリップカバーが開いた状態を示している。図4は同カ
メラの側面図で、(a)は通常携帯時のソーラーカバー
が閉じた状態を示し、(b)はカメラが高温となってグ
リップカバーが開き、それに伴ってソーラーカバーが開
いた状態を示し、(c)はソーラーカバーが単独に開か
れて撮影可能状態を示している。図5はソーラーカバー
(第一カバー)の付勢用カムの説明図、図6は本カメラ
の電源部分の回路図である。
【0043】これらの図において、1はカメラ本体で、
図2に破線で示す位置にリチウムイオン2次電池1aを
内蔵している。1bは沈胴式の撮影レンズ鏡筒である。
【0044】2はソーラーカバーで、アモルファスシリ
コンから成る太陽電池セル3が5枚並んで貼付けられて
おり、図6に示すとおり、該セル3は直列に配線されて
おり、光が当たるとリチウムイオン2次電池1aに電力
を供給するように構成されている。
【0045】4はグリップカバー。5は底カバーで、ヒ
ンジ部5a、5b、5c、を有しており、ヒンジ軸6は
ソーラーカバー2とグリップカバー4と底カバー5の3
部品を串刺しにして嵌装される。従って、ソーラーカバ
ー2とグリップカバー4はヒンジ軸6を回転中心として
回転可能に支持されている。ソーラーカバー2とグリッ
プカバー4をヒンジ軸6で軸支した底カバー5はカメラ
本体1の底面にビス固定されている。7はカムフォロワ
ーで、ソーラーカバー2に設けられた穴2aに嵌装され
ており、キー7aがソーラーカバー2のキー溝2bに嵌
合され回転止めされている。又、カムフォロワー7の貫
通穴7bはヒンジ軸6に対して回転及び軸方向摺動可能
に嵌合している。
【0046】8は、圧縮バネで、カムフォロワー7のカ
ム当接部7cをグリップカバー4に一体に設けられたカ
ム面4a〜4cへ押し付ける付勢力を有しており、カム
フォロワー7と共にソーラーカバー2の穴2a内部に収
められている。ソーラーカバー2が閉じた位置(図4
(a)の状態)にある時はカムフォロワー7のカム当接
部7cはカム面4aに押し付けられており、従ってソー
ラーカバー2はグリップカバー4に対して閉じ方向(図
3の矢印A方向)に付勢されており、ソーラーカバー2
の斜面2cはグリップカバー4の斜面4dに当接して受
けられている。
【0047】9はスイッチ駆動部材で、カムフォロワー
7と同様にヒンジ軸6に対して軸方向摺動可能に嵌合し
ている。10は圧縮バネで、スイッチ駆動部材9のカム
当接部9aをソーラーカバー2に一体的に設けられたカ
ム面(図示せず)に押し付ける付勢力を有している。ス
イッチ駆動部材9はソーラーカバー2の開き動作に従っ
て図3において右方へ移動し、閉じ動作に従ってバネ力
で左方へ移動するものである。11はスイッチ板で、接
片12と13を熱カシメで保持しており、係合部11a
がスイッチ駆動部材9の凹部9bに係合してスイッチ駆
動部材9と一体的に左右方向へ動作する。接片12と1
3は図示しないプリント配線基板のパターンに接触し、
左右方向の移動に応じて電源ON/OFFの作用をす
る。なお、接片12及び13は図6に示すメインスイッ
チ34を構成している。
【0048】次に、図2及び図3を参照して、グリップ
カバー4の内側に配置された機構について説明する。1
4はグリップ地板。15と16はプーリーで、グリップ
地板14の軸14aと14bに回転可能に軸支されワッ
シャー17と18をはさんで熱カシメされている。19
はNi−Tiから成る形状記憶合金ワイヤーで、一端を
調整板20にはさみ込まれてカシメられ、他端も円筒状
のカラー21にカシメられている。22はラッチ爪で、
グリップ地板14の軸14cに回転可能に軸支され、グ
リップリング23でぬけ止めされている。
【0049】前記形状記憶合金ワイヤー19(以下形記
ワイヤーと省略)の一端をカシメているカラー21は、
ラッチ爪22の腕22aに設けられた凹部に係合し、形
記ワイヤー19はプーリー15と16を介してグリップ
カバー4の内面に沿ってはわされ、もう一端をカシメて
いる調整板はグリップ地板14の軸14dに回転可能に
軸支され、形記ワイヤー19の張り具合を調整してから
ビスでグリップ地板に固定されている。24は引張バネ
でラッチ爪22の腕22bとグリップ地板14のダボ1
4eとに掛けられ、ラッチ爪22を反時計方向へ付勢し
ているが、ストッパー14fによって図の状態を保って
いる。25はグリップカバー4の開き角度を規制する規
制板で、グリップ地板14のダボ14gに穴25aが回
転可能に軸支されていて、長孔25bはカメラ本体1の
ダボ1cに嵌合している。以上の機構をもったグリップ
地板14はグリップカバー4の裏面より及び側面よりグ
リップカバー4にビス止め保持されている。
【0050】26はトーションバネで、グリップカバー
4をカメラ本体より離れて開く方向へ付勢されている。
通常の携帯状態においては、このトーションバネの付勢
力をチャージした状態で、ラッチ爪22の爪部22cが
カメラ本体1の爪係合部1dに係合している。即ち図1
(a)の状態にあり、グリップカバー4は閉じている。
尚、カメラが強い太陽光を受けた場合、太陽電池セル3
と共にグリップカバー4の温度が上がって形記ワイヤー
19は変態して、記憶された長さに縮み、引張バネ24
のバネ力に抗してラッチ爪22を時計方向に回動させ、
爪部22cがカメラ本体1の爪係合部1dより外れるよ
う構成されている。爪の係合が外れた時は、トーション
バネ26のバネ力でグリップカバー4が開き、規制板2
5の長孔25bの端がダボ1cに当接して開き角度が約
25°のところでとめられる。(図1(b)の状態) 又、手動解除ツマミ27はグリップカバー4の側面に設
けられた穴4eに前後方向摺動可能に嵌装されており、
ユーザーが手動解除ツマミを後方へスライドさせること
で、ラッチ爪22の腕22dが押されて爪部22cがカ
メラ本体の爪係合部1dより外すことが可能な構成とな
っている。
【0051】図6は本発明の機器に適した回路の電源部
分の構成図で、30は太陽電池、1aはリチウムイオン
2次電池、31は逆流防止用のダイオード、32は公知
の過充電防止回路、33はカメラ本体を動かすマイコ
ン、34は前記ソーラーカバー2を開くことによって入
るメインスイッチ、である。
【0052】次に、上記構成において本カメラの動作を
説明する。通常携帯時は図1(a)および図4(a)に
示すように、ソーラーカバー2もグリップカバー4も閉
じた状態にあり、外光を太陽電池セル3で受けてリチウ
ムイオン2次電池1aに充電される。前述したようにこ
の状態においては形記ワイヤー19は引張バネ24の力
で伸ばされており、ラッチ爪22はカメラ本体1の爪係
合部1dに係合している。
【0053】又、ソーラーカバー2の内部にあるカムフ
ォロワー7のカム当接部7cはグリップカバー4のカム
面4aに押圧されて、ソーラーカバー2は閉じ方向に付
勢されている。この状態から撮影の為に手でソーラーカ
バー2を開いていくと、図5に示すようにカム当接部7
cは圧縮バネ8をチャージしつつカム面4aをのぼって
いく。図5の範囲aにおいてはソーラーカバー2は閉じ
方向に付勢力を有しているが、範囲bにおいては閉じ方
向及び開き方向のいづれの付勢力もなく(図4(c)の
破線状態)範囲cに入ると今度はソーラーカバー2を開
き方向へ付勢する力が発生する。
【0054】従って、ソーラーカバー2が開ききった撮
影可能位置においてもソーラーカバー2のバタつきは抑
えられている。ソーラーカバー2の開き動作に伴ってス
イッチ駆動部材9は圧縮バネ10をチャージしつつソー
ラーカバー2に一体的に設けられたカム面(図示せず)
をのぼっていき、図3において右方へ移動し、接片12
に接触するプリント配線基板のパターンの切換えに従っ
てメインスイッチ34をONする。メインスイッチ34
のONに従って図4(c)のように撮影レンズ鏡筒1b
は沈胴状態より撮影待機位置まで繰出し、撮影可能状態
となる。逆にソーラーカバー2の閉じ動作によってスイ
ッチ駆動部材9は圧縮バネ10のバネ力で左方へ移動
し、メインスイッチがOFFすることで撮影レンズ鏡筒
1bは沈胴する。上述のような撮影の為にソーラーカバ
ー2の動作が行なわれる際にも、グリップカバー4はカ
メラ本体1に対して閉じ状態を維持されている。
【0055】次に直射日光下でユーザーがこのカメラの
2次電池への充電をする際、カメラの温度が上昇してい
く過程での本カメラの動作を説明する。
【0056】なお、本発明者の実験によれば赤道付近の
(例えばマレーシアでの)地域での晴天下に駐車されて
いる車の中の温度はダッシュボード上で約90℃、車中
の空気温度は平均52℃にも達する。
【0057】このような環境下に前記カメラを図4
(a)の状態で置いた場合約1時間でソーラーカバー2
の太陽電池部3の温度も90℃を越え、ソーラーカバー
2とカメラ本体1との間の空気層及びカメラ本体1の前
面の温度も(前記空気層の巾は携帯性を考慮すると数ミ
リ程度の間隔しかとれないのでソーラーカバー2の裏面
及びカメラ本体1の前面における空気の粘性抵抗により
外気と上記空気層との対流の速度が数ミリ/秒程度しか
ない。従って、図4(a)の状態ではソーラーカバー2
の裏面を冷却する効果が低いため)約85℃と非常な高
温になり、カメラ本体の機器をいためるばかりか前述し
たリチウムイオン2次電池が65℃を越え、フィルムも
60℃を越えるようなことになってしまう。
【0058】本実施例のカメラでは上記のような危険な
状態を招くことはない。
【0059】図1(a)及び図4(a)の状態で直射日
光下に置かれた場合、太陽電池セル3と共にソーラーカ
バー2及びグリップカバー4の温度が上昇していく。特
に前述のごとく過酷な環境にさらされるとグリップカバ
ー4の温度は、20分位で65℃以上となる。するとN
i−Tiの形記ワイヤー19が変態して縮み、引張バネ
24のバネ力に抗してラッチ爪22を時計方向に回動さ
せて爪部22cがカメラ本体1の爪係合部1dより外れ
る。すると、グリップカバー4はトーションバネ26の
バネ力で開き、規制板2の長孔25bの端がダボ1cに
当接するまで約25°の開き角度となる(図1(b))
状態。又、グリップカバー4の開き動作に伴なってグリ
ップカバー4の斜面4dがソーラーカバー2の斜面2c
を押し上げ、ソーラーカバー2もグリップカバー4と同
等の開き角度まで開かれる(図4(b)の状態)。ソー
ラーカバー2はカムフォロワー7を介してグリップカバ
ー4に対して閉じ方向に付勢されているため、トーショ
ンバネ26はグリップカバー4と、ソーラーカバー2の
自重を押し上げる力があれば良い。この状態であれば、
ソーラーカバー2とカメラ本体1との間の空気層は、
(数ミリであったものが)15mm以上にひろがるた
め、前述の外気(最大52℃)との対流がはかられソー
ラーカバー2及びカメラ本体1の前面の冷却が行われ、
特にカメラ本体1の前面はポップアップしたソーラーカ
バー2及びグリップカバー4の日かげの中に入るのでほ
ぼ車中の空気温度と同程度に下がる。又、ソーラーカバ
ー2はさらに太陽電池3が日光のエネルギーを吸収する
ため、高温となるが、裏面が外気により冷却されている
ため上述したような90℃を越えるような温度にはなら
ない。
【0060】又、カメラ本体1の中で高温に弱いリチウ
ムイオン2次電池1aをグリップカバー4の影となる範
囲に配置することで、誤ってユーザーがソーラーカバー
2を全開した状態で太陽光下に置いてしまっても、リチ
ウムイオン2次電池の内蔵されているカメラ本体1の近
傍が照射されることはなく、従ってその後方にある2次
電池は高温になる恐れはない。
【0061】又、フィルムもカメラ本体の裏面部にレイ
アウトされているため、ほとんど実害のない温度、(実
験では約45℃程度)までしか上昇せず実用上問題を生
じない。
【0062】前記のような数日間の放置後、ユーザーが
気がついて本カメラを車外に取り出すと、前記ポップア
ップ状態で大きなすき間の開いているフロントカバー2
とカメラ本体1との間に外気(ほとんどの場合40℃以
下)が流れ込み、形状記憶ワイヤー19を急速に冷却す
る。
【0063】この形状記憶ワイヤー19は55℃より温
度が下がると前記変態が元に戻って再び伸長し、引っ張
り力が1/3位になるとバネ24の回転力の方が勝るよ
うに設計されているため、ラッチ爪22は反時計回転し
て戻る。この状態でユーザーがグリップカバー4を押し
込むとラッチ爪22の爪部22cはカメラ本体1の爪係
合部1dに係合し、再び第3図(a)の形態となり、持
ち運び易いコンパクトな携帯状態となる。
【0064】〈実施例2〉図7は本発明の第2実施例を
示し、機器として携帯電話機に適用した例を示すもので
ある。
【0065】図7(a)はソーラーカバー42が閉じた
状態を示し、図7(b)はソーラーカバー42が開いた
状態で通話可能状態を示す。
【0066】41は機器本体で、ヒンジ部41aにソー
ラーカバー42を回動可能に支持しており、ソーラーカ
バー42の外側表面には太陽電池43を備えている。
【0067】太陽電池43の発電電流は携帯電話機本体
41内の2次電池41bに充電される。
【0068】44は2次電池41bの存在範囲をカバー
する第2カバーで、通常は閉じた状態を維持する。これ
は前述したカメラの実施例におけるグリップカバーに相
当し、内部に形記ワイヤー等の温度センサーを備え、高
温を検知した場合にのみヒンジ45を回動中心として所
定の角度だけ開くものである。
【0069】〈実施例3〉図8は前記第1実施例の一部
変形実施例であり、前述の第1の実施例において温度応
動手段として使用されている形状記憶ワイヤーのかわり
にサーミスタ等の温度センサーとマグネットを使用した
例である。図8において、51はサーミスタやバイメタ
ルの如き温度センサー、52はコンデンサー、53はコ
ンパレータ、で温度センサー51からの出力が基準レベ
ルを越えるとコンパレータ53はHi出力を出す。54
は図1のラッチ爪22の係止を解除させるためのマグネ
ットで、前述の例のラッチ爪22の爪部22cにアマチ
ュアが付いていて、該アマチュアを吸引するとラッチ爪
22が外れるような構造となっている。55はトランジ
スタである。
【0070】温度センサー51がある所定値以上の温度
を感じると出力端子からの出力も所定値を越え、コンパ
レータ53の出力がHiに切換わってトランジスタ55
のベースに入力され、該トランジスタ55は電流を流し
てマグネット55を吸引するので前記ラッチ爪22が外
れて前記ソーラーカバー4がホップアップし、その結
果、該カバー4と機器本体1との間の空間を流れる空気
によって該本体の温度が下がる。
【0071】なお、前記実施例では、形状記憶合金を温
度検出手段及び緊定解除手段として使用しているが、形
状記憶合金を温度検出手段兼カバー駆動源として使用し
てもよいことは当然である。また、「温度検出手段」と
して形状記憶合金ばかりでなく、温度変化により物性変
化を起こして機械的運動を生じるもの(すなわち温度応
動手段)や、温度変化に応じて非機械的変化を生じるも
の(単なる温度検出手段)などの種々のものを使用でき
ることは当然である。
【0072】〈発明と実施例との対応〉請求項記載の
「温度検出手段」は実施例の「形状記憶合金ワイヤー1
9」に該当する。
【0073】請求項記載の「カバー移動手段」は実施例
の「トーションバネ26」を「駆動手段」として有し、
「形状記憶合金ワイヤー19」と「ラッチ爪22」を
「緊定解除手段」として有している構成に該当する。
【0074】請求項記載の「緊定解除手段」は実施例の
「形状記憶合金ワイヤー19」及び「ラッチ爪22」と
から成る手段であり、請求項記載の「駆動手段」は実施
例の「トーションバネ26」に該当する。
【0075】請求項記載の「規制手段」は実施例の「規
制板25」である。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、温度が所定温
度以上になると自動的に該第一及び第二のカバーが該機
器から離れる方向に移動するので、該機器の表面が冷却
されて該機器内の熱敏感度の高い部分を熱で傷めないよ
うに保護することができる。また、本発明の構成では太
陽電池担持体としての該第一カバーを取り外す必要がな
いので発電時の操作が簡単である。
【0077】請求項2の発明によれば、該緊定解除手段
と該駆動手段とを機械的機構で構成することができるの
で安価で動作の確実なカバー移動手段を有した太陽電池
装備機器を実現できる。
【0078】請求項3の発明によれば、該駆動手段をば
ね等の付勢手段で構成したことにより安価で確実動作が
可能なカバー移動手段を構成できる。
【0079】請求項4の発明によれば、該第二カバーが
該2次電池収納部表面を覆うように配置されているので
該太陽電池の発電時において該2次電池の過熱を未然に
防止することができる。
【0080】請求項5の発明によれば、該温度検出手段
と該カバー移動手段とを一部材で構成できるので小型で
安価な太陽電池装備機器を実現できる。
【0081】請求項6の発明によれば、該温度検出手段
が形状記憶合金であるため、動作確実で故障の心配がな
く、また、小型の温度検出手段を有した太陽電池装備機
器を提供できる。
【0082】請求項7の発明によれば、該ワイヤー状部
材が該第二カバーの内面に沿って配置されているので広
い範囲に渡って温度を検出できるとともに該機器の局所
的な温度分布をも検出でき、該検出温度に応じて該カバ
ーに適切な動作をさせることができる太陽電池装備機器
を実現できる。また、形状記憶合金をばねとして使用し
ないので加工費を非常に安価にすることができ、従って
安価な太陽電池装備機器を実現できる。
【0083】請求項8の発明によれば、該第一カバーと
該第二カバーとを該ばね手段によって一体化させること
ができるとともに該第一カバーと該第二カバーとを互い
に分離させることもできる。
【0084】請求項9の発明によれば、該第一カバーを
該第二カバーとは分離して動作させることができるので
該太陽電池装備機器がカメラである場合には該第一カバ
ーを該カメラのレンズバリアとして構成できる。
【0085】請求項10の発明によれば、該第二カバー
を該機器に対して所定量以上遠くへ動かすことができな
い太陽電池装備機器が提供される。
【0086】請求項11の発明によれば、該第二カバー
を手動で移動させることができるので、該機器の使用者
の任意の判断により該第二カバーを移動させることがで
きる太陽電池装備機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して構成された第一実施例の機器
としてのカメラにおいて、(a)はソーラーカバー2と
グリックカバー4とがカメラ本体1に近接している状態
を示す側面図、(b)はソーラーカバー2とグリップカ
バー4とがカメラ本体1から離れた状態を示す側面図で
ある。
【図2】前記カメラの一部透視分解斜視図。
【図3】前記カメラの要部分解斜視図。
【図4】前記カメラの3状態を示した側面図で、(a)
はソーラーカバー2がカメラ本体1に密接している状
態、(b)は該カバー2が離れた状態、(c)はカメラ
で撮影をする時の状態。
【図5】図3に示した構造の一部分の動作状態を説明す
るための拡大図。
【図6】前記カメラの電源回路部分の概略図。
【図7】本発明の第二実施例の機器としての携帯電話機
の2状態を示した図で、(a)は該電話機本体41にソ
ーラーカバー42が近接した状態を示す図、(b)は該
電話機本体41からソーラーカバー42が離れた状態を
示す図。
【図8】温度検出手段とソーラーカバー移動手段とに関
する変形実施例を示した図。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2…ソーラーカバー 3…太陽電池セル 4…グリップカバー 5…底カバー 6…ヒンジ軸 7…カムフォロワー 8…圧縮バネ 9…スイッチ駆動部材 10…圧縮バネ 14…グリップ地板 20…調整板 15,16…プーリー 19…形状記憶合金ワ
イヤー 21…カラー 22…ラッチ爪 24…引張バネ 25…規制板 33…マイコン 26…トーションバネ 27…手動解除ツマミ 32…過充電防止回路 31…逆流防止用ダイオード 34…メインスイッチ 51…温度センサ 52…コンデンサ 53…コンパレータ 54…マグネット 55…トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 17/04 // H01L 31/04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池を電源として装備している太陽
    電池装備機器において、太陽電池を担持するとともに該
    機器に対して遠近移動可能であって且つ該機器の要部を
    覆う形態を有した第一のカバーと、該機器の別の要部を
    覆う形態を有するとともに該機器に対して遠近移動可能
    な第二のカバーと、該第一のカバーと該第二のカバーと
    を相互に結合及び解離させる手段と、温度検出手段と、
    該温度検出手段の出力に応じて該第二のカバーを該機器
    から離れる方向に移動させるカバー移動手段と、を有し
    ていることを特徴とする太陽電池装備機器。
  2. 【請求項2】 該カバー移動手段は、該第二のカバーを
    該機器に接近した第一位置から解放せしめる緊定解除手
    段と、該第二のカバーを該第一位置から遠方へ駆動する
    駆動手段と、から構成されていることを特徴とする請求
    項1の太陽電池装備機器。
  3. 【請求項3】 該駆動手段は該第二のカバーを該第一位
    置から遠方へ付勢するばね等の付勢手段であることを特
    徴とする請求項2の太陽電池装備機器。
  4. 【請求項4】 該機器には2次電池が収納され、該第二
    のカバーが該機器の該2次電池収納部表面を覆うように
    配置されていることを特徴とする請求項1の太陽電池装
    備機器。
  5. 【請求項5】 該温度検出手段と該カバー移動手段とが
    共通の形状記憶合金製部材で構成されていることを特徴
    とする請求項1の太陽電池装備機器。
  6. 【請求項6】 該温度検出手段が形状記憶合金で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1の太陽電池装備機
    器。
  7. 【請求項7】 該温度検出手段が形状記憶合金製のワイ
    ヤー状部材として構成され、該ワイヤー状部材が該第二
    のカバーの内面に沿って配設してあることを特徴とする
    請求項1の太陽電池装備機器。
  8. 【請求項8】 該第一のカバーを該第二のカバーの方に
    近付ける方向に付勢するばね手段が該第一のカバーに設
    けられていることを特徴とする請求項1の太陽電池装備
    機器。
  9. 【請求項9】 該第一のカバーは該第二のカバーとは無
    関係に該機器に対して相対移動可能であることを特徴と
    する請求項1の太陽電池装備機器。
  10. 【請求項10】 該第二のカバーを該機器から所定量以
    上遠くへ移動させないための規制手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1の太陽電池装備機器。
  11. 【請求項11】 該第二のカバーを該駆動手段によらず
    に手動で該機器本体に対して相対移動できる構造を有し
    ていることを特徴とする請求項1の太陽電池装備機器。
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