JP2508620Y2 - 変速操作系の非常スイッチ - Google Patents
変速操作系の非常スイッチInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K35/00—Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
- B60K35/10—Input arrangements, i.e. from user to vehicle, associated with vehicle functions or specially adapted therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K2360/00—Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
- B60K2360/126—Rotatable input devices for instruments
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H2059/081—Range selector apparatus using knops or discs for rotary range selection
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の変速機のギア列を変速制御手段よりの
変速信号に基づき駆動するギアシフトユニットが切換る
ように構成されている変速操作系に付設され、変速制御
手段に代えてギアシフトユニットを操作できる変速操作
系の非常スイッチに関する。
変速信号に基づき駆動するギアシフトユニットが切換る
ように構成されている変速操作系に付設され、変速制御
手段に代えてギアシフトユニットを操作できる変速操作
系の非常スイッチに関する。
(従来の技術) 車両の変速機を変速指令信号に基づき操作し、車両の
変速機のギア列をギアシフトユニットにより切換るよう
に構成された変速操作系が知られている。
変速機のギア列をギアシフトユニットにより切換るよう
に構成された変速操作系が知られている。
例えば、第3図に示すような車両の変速操作装置では
車両Cの運転席に配設され変速段を指定するシフト指令
信号及びセレクト指令信号を出力するチェンジレバー5
を備えたレバー位置信号発生装置1と、車両の変速機2
のギア列を変速操作するギアシフトユニット3と、各変
速指令信号を受け、各変速指令信号に応じて変速機2内
のギア列を切換る変速出力をギアシフトユニット3に出
力する変速制御手段としての信号処理ユニット4とを備
える。
車両Cの運転席に配設され変速段を指定するシフト指令
信号及びセレクト指令信号を出力するチェンジレバー5
を備えたレバー位置信号発生装置1と、車両の変速機2
のギア列を変速操作するギアシフトユニット3と、各変
速指令信号を受け、各変速指令信号に応じて変速機2内
のギア列を切換る変速出力をギアシフトユニット3に出
力する変速制御手段としての信号処理ユニット4とを備
える。
このような変速操作系はレバー位置信号発生装置1、
信号処理ユニット4、ギアシフトユニット3、ギアシフ
トポジションスイッチに異常が生じると、以後車両を退
避場所に移動させることすら困難となる。これに対処す
るため、信号処理ユニット4を用いずに、緊急時に特定
の変速段で車両を移動させることの可能な非常スイッチ
が変速操作系に付設されることが多い。
信号処理ユニット4、ギアシフトユニット3、ギアシフ
トポジションスイッチに異常が生じると、以後車両を退
避場所に移動させることすら困難となる。これに対処す
るため、信号処理ユニット4を用いずに、緊急時に特定
の変速段で車両を移動させることの可能な非常スイッチ
が変速操作系に付設されることが多い。
このような非常スイッチは例えば第5図に示すような
スイッチ盤を備える。このステイッチ盤7には手動多段
切換スイッチとしてのロータリースイッチ6が配設され
る。そして、ロータリースイッチ6は緊急走行段として
2速および後退段への変速出力信号を出力できるように
構成されている。
スイッチ盤を備える。このステイッチ盤7には手動多段
切換スイッチとしてのロータリースイッチ6が配設され
る。そして、ロータリースイッチ6は緊急走行段として
2速および後退段への変速出力信号を出力できるように
構成されている。
ここで、ロータリースイッチ6は一般走行位置である
オフ位置(N位置)より右にまわると2速に、左に回る
と後退段にそれぞれギア列を切換ることができる。即
ち、右のスイッチ切換位置の1段でギア抜きし、2段で
2速のセレクトラインN2(第4図参照)を確保し、3段
で2速へシフト処理し、4段で電磁弁への出力をオフす
る。左の後退段でも同様の処理がなされる。
オフ位置(N位置)より右にまわると2速に、左に回る
と後退段にそれぞれギア列を切換ることができる。即
ち、右のスイッチ切換位置の1段でギア抜きし、2段で
2速のセレクトラインN2(第4図参照)を確保し、3段
で2速へシフト処理し、4段で電磁弁への出力をオフす
る。左の後退段でも同様の処理がなされる。
このようにロータリースイッチにより2速への切換が
済むと、クラッチを接続して緊急走行させることができ
る。
済むと、クラッチを接続して緊急走行させることができ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このように前進が2速段のみでは緊急状態よ
り安全位置への移動走行には問題ないが、車庫への帰還
の走行では道路状況によっては容易な走行が困難となる
場合がある。
り安全位置への移動走行には問題ないが、車庫への帰還
の走行では道路状況によっては容易な走行が困難となる
場合がある。
更に、単一のロータリースイッチの操作により前進側
と後進側の各切換を行うため、前後進の切換を誤る可能
性があり、操作性の改善が望まれている。
と後進側の各切換を行うため、前後進の切換を誤る可能
性があり、操作性の改善が望まれている。
本考案の目的は、誤操作を防止し易いと共に複数の前
進段での走行を可能にできる変速操作系の非常スイッチ
を提供することにある。
進段での走行を可能にできる変速操作系の非常スイッチ
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案は変速段を指定
する変速指令信号を変速制御手段に入力し、その変速制
御手段の変速信号をギアシフトユニットに出力し、ギア
シフトユニットか変速機のギア列を切換るように構成さ
れた変速操作系に付設され、且つ、上記変速制御手段に
代えて上記変速信号をギアシフトユニットに出力する手
動多段切換スイッチを備え、特に、上記手動多段切換ス
イッチが前進段切換用と後退段切換用の2つのスイッチ
を備えると共に少なくとも上記前進段切換用の手動多段
切換スイッチは複数の前進段を確保するための各シフト
およびセレクト方向の変速信号を選択的に出力できる複
数のスイッチ切換位置を備えたことを特徴としている。
する変速指令信号を変速制御手段に入力し、その変速制
御手段の変速信号をギアシフトユニットに出力し、ギア
シフトユニットか変速機のギア列を切換るように構成さ
れた変速操作系に付設され、且つ、上記変速制御手段に
代えて上記変速信号をギアシフトユニットに出力する手
動多段切換スイッチを備え、特に、上記手動多段切換ス
イッチが前進段切換用と後退段切換用の2つのスイッチ
を備えると共に少なくとも上記前進段切換用の手動多段
切換スイッチは複数の前進段を確保するための各シフト
およびセレクト方向の変速信号を選択的に出力できる複
数のスイッチ切換位置を備えたことを特徴としている。
(作用) 前後進のスイッチ切換時において、手動多段切換スイ
ッチの前進段切換用と後退段切換用の2つのスイッチを
選択的に操作することと成り、特に、前進段切換時には
変速制御手段に代えて前進段切換用の手動多段切換スイ
ッチがシフトおよびセレクト方向の変速信号をギアシフ
トユニットに選択的に出力でき、複数の前進段を順次確
保することができる。
ッチの前進段切換用と後退段切換用の2つのスイッチを
選択的に操作することと成り、特に、前進段切換時には
変速制御手段に代えて前進段切換用の手動多段切換スイ
ッチがシフトおよびセレクト方向の変速信号をギアシフ
トユニットに選択的に出力でき、複数の前進段を順次確
保することができる。
(実施例) 第1図には本考案の一実施例としての変速操作系の非
常スイッチが示されている。
常スイッチが示されている。
この変速操作系の非常スイッチは第3図に示した車両
に取り付けられた変速操作系と同様のものに装着され
る。
に取り付けられた変速操作系と同様のものに装着され
る。
変速制御手段としての信号処理ユニットは一般走行時
に使用されるコントロールボックス10と非常時に使用さ
れる非常スイッチボックス11とで構成される。
に使用されるコントロールボックス10と非常時に使用さ
れる非常スイッチボックス11とで構成される。
ここで、ギアシフトユニット16はシフト方向切換用お
よびセレクト方向切換用の各エアシリンダ(図示せず)
を備え、この内、シフト用エアシリンダが電磁弁18a,18
bにより駆動され、セレクト用エアシリンダが電磁弁18
c,18d,18eにより駆動される。これにより、変速機のギ
ア列が第4図に示すように前進6段後退1段の各変速段
への切換を達成できるように構成されている。
よびセレクト方向切換用の各エアシリンダ(図示せず)
を備え、この内、シフト用エアシリンダが電磁弁18a,18
bにより駆動され、セレクト用エアシリンダが電磁弁18
c,18d,18eにより駆動される。これにより、変速機のギ
ア列が第4図に示すように前進6段後退1段の各変速段
への切換を達成できるように構成されている。
コントロールボックス10はマイクロコンピュータより
なると共にヒューズボックス12、スタータスイッチ13を
介して電源14に接続されるコントロール回路15と、この
コントロール回路よりギアシフトユニット16に達する電
源回路19を常閉状態に保つ第1リレー17の切換接点171
と、コントロール回路15とギアシフトユニット16の各電
磁弁18a,18b,18c,18d,18eとを結ぶ弁駆動回路20を常閉
状態に保つ第2リレー21の切換接点列211と、ヒューズ
ボックス12より非常スイッチボックス11の入力点aに向
かう第1電源回路22に取付けられた第1第2リレー17,2
1とで構成さている。
なると共にヒューズボックス12、スタータスイッチ13を
介して電源14に接続されるコントロール回路15と、この
コントロール回路よりギアシフトユニット16に達する電
源回路19を常閉状態に保つ第1リレー17の切換接点171
と、コントロール回路15とギアシフトユニット16の各電
磁弁18a,18b,18c,18d,18eとを結ぶ弁駆動回路20を常閉
状態に保つ第2リレー21の切換接点列211と、ヒューズ
ボックス12より非常スイッチボックス11の入力点aに向
かう第1電源回路22に取付けられた第1第2リレー17,2
1とで構成さている。
コントロール回路15は図示しないレバー位置信号発生
装置(第3図参照)よりの変速指令信号、例えばシフト
指令信号SHA,NE,SHBやセレクト指令信号SgA,SgB,SgC,Sg
Dを受け、これに応じてギアシフトユニット16の5つの
電磁弁18a,18b,18C,18d,18eを選択的に駆動する変速出
力を発する。
装置(第3図参照)よりの変速指令信号、例えばシフト
指令信号SHA,NE,SHBやセレクト指令信号SgA,SgB,SgC,Sg
Dを受け、これに応じてギアシフトユニット16の5つの
電磁弁18a,18b,18C,18d,18eを選択的に駆動する変速出
力を発する。
ここで、コントロール回路15はヒューズボックス12の
常用ヒューズ121に接続される。そしてギアシフトユニ
ット16は第1リレーの切換接点171を介してコントロー
ル回路15と非常用ヒューズ122とに選択的に接続されて
いる。このため、ギアシフトユニット16の電源回路19は
コントロール回路15の異常作動により断線の可能性のあ
る常用ヒューズ121に代えて非常用ヒューズ122を利用で
きるように構成されている。
常用ヒューズ121に接続される。そしてギアシフトユニ
ット16は第1リレーの切換接点171を介してコントロー
ル回路15と非常用ヒューズ122とに選択的に接続されて
いる。このため、ギアシフトユニット16の電源回路19は
コントロール回路15の異常作動により断線の可能性のあ
る常用ヒューズ121に代えて非常用ヒューズ122を利用で
きるように構成されている。
他方、非常スイッチボックス11は第1電源回路22に接
続された入力点aと第2電源回路23に接続された入力点
bを備え、しかも、弁駆動回路20に接続する分岐回路20
1が第4リレー28の常開の切換接点281,282,283,284,285
を介して接続されている。両電源回路22,23は共にヒュ
ーズボックス12の非常用ヒューズ122に接続されてい
る。
続された入力点aと第2電源回路23に接続された入力点
bを備え、しかも、弁駆動回路20に接続する分岐回路20
1が第4リレー28の常開の切換接点281,282,283,284,285
を介して接続されている。両電源回路22,23は共にヒュ
ーズボックス12の非常用ヒューズ122に接続されてい
る。
この非常スイッチボックス11はスイッチ盤24を備え、
そこには変速多段切換スイッチとしての一対の前後ロー
タリースイッチ25,26と、4,5速選択スイッチ27とが支持
される。
そこには変速多段切換スイッチとしての一対の前後ロー
タリースイッチ25,26と、4,5速選択スイッチ27とが支持
される。
一対の前後ロータリースイッチ25,26はスイッチ回路2
9を備え、同スイッチ回路は12個の切換接点を備える前
進用スイッチ回路291と4個の切換接点を備える後退用
スイッチ回路292とに接続されている。しかも、スイッ
チ回路29は前後進の表示用の表示ランプ31,32と第3リ
レー28の切換接点281,282,283,284,285とに接続されて
いる。
9を備え、同スイッチ回路は12個の切換接点を備える前
進用スイッチ回路291と4個の切換接点を備える後退用
スイッチ回路292とに接続されている。しかも、スイッ
チ回路29は前後進の表示用の表示ランプ31,32と第3リ
レー28の切換接点281,282,283,284,285とに接続されて
いる。
表示ランプ31,32は入力点bに対して並列接続され、
入力点bは非常用ヒユーズ122に接続されている。入力
点bには第3リレー28とタイマ30が直列接続され、これ
と並列的にブサー33とタイマ34が直列接続されている。
タイマ30はギアシフトユニットの電磁弁の駆動時間が一
定時間以上に長引かないよう電流カットの作動をするも
ので電磁弁の保護を図る。
入力点bは非常用ヒユーズ122に接続されている。入力
点bには第3リレー28とタイマ30が直列接続され、これ
と並列的にブサー33とタイマ34が直列接続されている。
タイマ30はギアシフトユニットの電磁弁の駆動時間が一
定時間以上に長引かないよう電流カットの作動をするも
ので電磁弁の保護を図る。
他方、タイマ34は一対の前後ロータリースイッチ25,2
6がそれぞれの一般走行位置であるオフ位置(スイッチ
切換位置の1番目)よりいずれかの位置に切換られるご
とに、一定時間ブサー33を駆動して変速操作の確認を行
えるものである。なお、両タイマ30,34のトリガ信号は
前後進の表示用の表示ランプ31,32にダイオードを介し
て接続された入力点a側より入力される用に接続されて
いる。
6がそれぞれの一般走行位置であるオフ位置(スイッチ
切換位置の1番目)よりいずれかの位置に切換られるご
とに、一定時間ブサー33を駆動して変速操作の確認を行
えるものである。なお、両タイマ30,34のトリガ信号は
前後進の表示用の表示ランプ31,32にダイオードを介し
て接続された入力点a側より入力される用に接続されて
いる。
12個の切換接点を備える前進用スイッチ回路291それ
ぞれの切換位置の接点がオンされることにより入力点a
と前進表示ランプ31を選択的にローに落して駆動させ
る。他方、4個の切換接点を備える後退用スイッチ回路
292はそれぞれの切換位置の接点がオンされることによ
り入力点aと後退表示ランプ32を選択的にローに落して
駆動させる。
ぞれの切換位置の接点がオンされることにより入力点a
と前進表示ランプ31を選択的にローに落して駆動させ
る。他方、4個の切換接点を備える後退用スイッチ回路
292はそれぞれの切換位置の接点がオンされることによ
り入力点aと後退表示ランプ32を選択的にローに落して
駆動させる。
これにより前進用ロータリースイッチ25が第1、第
2、第3の各リレーおよびギアシフトユニット16の5つ
の電磁弁を選択的に切換、前進3段の変速段が得られ、
後退用ロータリースイッチ26が第1、第2、第3の各リ
レーおよびギアシフトユニット16の5つの電磁弁を選択
的に切換、後退1段の変速段か得られるように構成され
ている。
2、第3の各リレーおよびギアシフトユニット16の5つ
の電磁弁を選択的に切換、前進3段の変速段が得られ、
後退用ロータリースイッチ26が第1、第2、第3の各リ
レーおよびギアシフトユニット16の5つの電磁弁を選択
的に切換、後退1段の変速段か得られるように構成され
ている。
更に、前進用スイッチ回路291には4,5速選択スイッチ
27に接続される切換回路293が配設されている。この切
換回路293は10番目のスイッチ切換位置(4(5)ライ
ンに接続)に対して、第3リレー28の切換接点281ある
いは282を選択的に接続するものである。即ち、この車
両が市内循環等に多用されるものであれば4速段が、都
市間高速走行に多用されるものであれば5速段が選択使
用されることとなる。
27に接続される切換回路293が配設されている。この切
換回路293は10番目のスイッチ切換位置(4(5)ライ
ンに接続)に対して、第3リレー28の切換接点281ある
いは282を選択的に接続するものである。即ち、この車
両が市内循環等に多用されるものであれば4速段が、都
市間高速走行に多用されるものであれば5速段が選択使
用されることとなる。
このような変速操作系の非常スイッチを備えた車両が
一般走行する場合、図示しないレバー位置信号発生装置
から変速段を指定するシフト指令信号SHA,NE,SHBやセレ
クト指令信号SgA,SgB,SgC,SgDが選択的にコントロール
ボックス10に出力される。これによりコントロールボッ
クスのコントロール回路15が指令変速段を得るための変
速出力をギアシフトユニットの各電磁弁に選択的に出力
し、前進6段後退1段のギア列の切換を選択的に行い、
指令変速段での一般走行が行われる。
一般走行する場合、図示しないレバー位置信号発生装置
から変速段を指定するシフト指令信号SHA,NE,SHBやセレ
クト指令信号SgA,SgB,SgC,SgDが選択的にコントロール
ボックス10に出力される。これによりコントロールボッ
クスのコントロール回路15が指令変速段を得るための変
速出力をギアシフトユニットの各電磁弁に選択的に出力
し、前進6段後退1段のギア列の切換を選択的に行い、
指令変速段での一般走行が行われる。
これに対して、コントロールボックス10側により変速
操作ができない非常時には、非常スイッチボックス11で
の非常走行を行う。なお、前以て4,5速選択スイッチ27
は車両に適した4,5速の選択がなされている(ここでは
以下5速段の選択がなされているものとする)。
操作ができない非常時には、非常スイッチボックス11で
の非常走行を行う。なお、前以て4,5速選択スイッチ27
は車両に適した4,5速の選択がなされている(ここでは
以下5速段の選択がなされているものとする)。
非常時には、運転者は前後進に応じて一対の前後ロー
タリースイッチ25,26を選択使用する。
タリースイッチ25,26を選択使用する。
前後進用の各ロータリースイッチ25,26がオフの1番
目のスイッチ切換位置より選択的に切換わると、これに
より前後進の各表示ランプ31,32が選択的に点灯し、そ
の都度選択的にギアシフトユニット16の電磁弁を切換、
しかも、第3リレー28の切換接点281,282,283,284,285
が一定時間閉じて電磁弁の駆動時間を規制する。また、
ブザー33を切換毎に一定時間駆動する。
目のスイッチ切換位置より選択的に切換わると、これに
より前後進の各表示ランプ31,32が選択的に点灯し、そ
の都度選択的にギアシフトユニット16の電磁弁を切換、
しかも、第3リレー28の切換接点281,282,283,284,285
が一定時間閉じて電磁弁の駆動時間を規制する。また、
ブザー33を切換毎に一定時間駆動する。
続いて、ロータリースイッチ25の切換に伴う電磁弁の
切換モードを下記表−1に示す。
切換モードを下記表−1に示す。
なお前後進用の各ロータリースイッチ25,26のスイッ
チノブが1番目のスイッチ切換位置を外れると第1第2
リレー17,21が駆動し、非常用ヒューズ122が選択され、
弁駆動回路20がコントロール回路15より遮断され、スイ
ッチ回路29側に接続される。
チノブが1番目のスイッチ切換位置を外れると第1第2
リレー17,21が駆動し、非常用ヒューズ122が選択され、
弁駆動回路20がコントロール回路15より遮断され、スイ
ッチ回路29側に接続される。
前後進用の各ロータリースイッチ25はこれが4番目に
切換られると2速度段あるいは後退段のシフトを完了さ
せ、7番目で3速段のシフトを完了させ、10番目で5速
段のシフトを完了させ、その都度図示しないクラッチが
運転者により断続操作されて各段での走行がなされる。
切換られると2速度段あるいは後退段のシフトを完了さ
せ、7番目で3速段のシフトを完了させ、10番目で5速
段のシフトを完了させ、その都度図示しないクラッチが
運転者により断続操作されて各段での走行がなされる。
この表において、前後進用の各ロータリースイッチ2
5,26は2,12番のスイッチ切換位置がオンではギア抜きの
みなされ、3,5,6,8番の各スイッチ切換位置がオンでは
ギア抜きおよびN2ラインへのセレクト合わせがなされ、
9,11番のスイッチ切換位置がオンではギア抜きおよびN3
ラインへのセレクト合わせがなされることが明らかとな
っている。
5,26は2,12番のスイッチ切換位置がオンではギア抜きの
みなされ、3,5,6,8番の各スイッチ切換位置がオンでは
ギア抜きおよびN2ラインへのセレクト合わせがなされ、
9,11番のスイッチ切換位置がオンではギア抜きおよびN3
ラインへのセレクト合わせがなされることが明らかとな
っている。
ここでは特に、2速あるいは後退段、3速、5速の各
シフト用の切換位置の前後位置に、ギア抜きおよびセレ
クト合わせが共になされるスイッチ切換位置、即ち3,5,
6,8,9,11番目の位置が確保されているのでスイッチノブ
を左右共回転可能であり、シフトアップ、シフトダウン
を容易に繰り返すことが可能である。
シフト用の切換位置の前後位置に、ギア抜きおよびセレ
クト合わせが共になされるスイッチ切換位置、即ち3,5,
6,8,9,11番目の位置が確保されているのでスイッチノブ
を左右共回転可能であり、シフトアップ、シフトダウン
を容易に繰り返すことが可能である。
このように、車両が非常状態に陥った場合、本装置を
用いれば4,5速選択スイッチ27と前後進用の各ロータリ
ースイッチ25,26の切換操作により、車両を2速あるい
は後退段,3速,5速の複数段により非常走行させることが
できる。特に、前進段と後退段との操作を別々のロータ
リースイッチ25,26により行うので、前後進切換スイッ
チを別途必要とせず、前後進の誤操作を防止し易く、操
作性が優れている。
用いれば4,5速選択スイッチ27と前後進用の各ロータリ
ースイッチ25,26の切換操作により、車両を2速あるい
は後退段,3速,5速の複数段により非常走行させることが
できる。特に、前進段と後退段との操作を別々のロータ
リースイッチ25,26により行うので、前後進切換スイッ
チを別途必要とせず、前後進の誤操作を防止し易く、操
作性が優れている。
しかも、車両を脱出させた後も引き続いて3、5速段
のような高速段での走行を行うことができ、シフトアッ
プ、ダウンを繰り返すことができ、非常用スイッチボッ
クスの操作のみで単独で車庫まで容易に帰還することが
できる。
のような高速段での走行を行うことができ、シフトアッ
プ、ダウンを繰り返すことができ、非常用スイッチボッ
クスの操作のみで単独で車庫まで容易に帰還することが
できる。
更に、第2図に示したように前後進用の各ロータリー
スイッチ25,26はそのノブが一般走行用のオフ位置、2
速あるいは後退段、3速、5速の各シフト用の切換位置
を確保する場合に、垂直方向あるいは水平方向に位置し
ており、手探りでのスイッチのシフト操作が容易となる
利点がある。
スイッチ25,26はそのノブが一般走行用のオフ位置、2
速あるいは後退段、3速、5速の各シフト用の切換位置
を確保する場合に、垂直方向あるいは水平方向に位置し
ており、手探りでのスイッチのシフト操作が容易となる
利点がある。
(考案の効果) 以上の様に、本考案は前進段切換用と後退段切換用の
2つの手動多段切換スイッチにより前進段と後退段との
操作を別々に行うので、前後進切換スイッチを別途必要
とせず、前後進の誤操作を防止し易く、操作性が優れ
る、しかも、非常状態より車両を脱出させた後も引き続
いて複数前進段で車両を高速走行させることが可能であ
り、車両を単独で車庫まで容易に操作性良く帰還させる
ことができる。
2つの手動多段切換スイッチにより前進段と後退段との
操作を別々に行うので、前後進切換スイッチを別途必要
とせず、前後進の誤操作を防止し易く、操作性が優れ
る、しかも、非常状態より車両を脱出させた後も引き続
いて複数前進段で車両を高速走行させることが可能であ
り、車両を単独で車庫まで容易に操作性良く帰還させる
ことができる。
第1図は本考案の一実施例としての変速操作系の非常ス
イッチの電気回路図、第2図は第1図の装置の用いるス
イッチ盤の正面図、第3図は非常スイッチ付きの変速操
作系を備えた車両の概略構成図、第4図は第1図の装置
のシフトパターン図、第5図は従来の非常スイッチのス
イッチ盤の正面図である。 10……コントロールボックス、11……非常用スイッチボ
ックス、15……コントロール回路、16……ギアシフトユ
ニット、24……スイッチ盤、25……ロータリースイッ
チ、18a,18b,18c,18d,18e……電磁弁、29……スイッチ
回路。
イッチの電気回路図、第2図は第1図の装置の用いるス
イッチ盤の正面図、第3図は非常スイッチ付きの変速操
作系を備えた車両の概略構成図、第4図は第1図の装置
のシフトパターン図、第5図は従来の非常スイッチのス
イッチ盤の正面図である。 10……コントロールボックス、11……非常用スイッチボ
ックス、15……コントロール回路、16……ギアシフトユ
ニット、24……スイッチ盤、25……ロータリースイッ
チ、18a,18b,18c,18d,18e……電磁弁、29……スイッチ
回路。
Claims (1)
- 【請求項1】変速段を指定する変速指令信号を変速制御
手段に入力し、その変速制御手段の変速信号をギアシフ
トユニットに出力し、ギアシフトユニットが変速機のギ
ア列を切換るように構成された変速操作系に付設され、
且つ、上記変速制御手段に代えて上記変速信号をギアシ
フトユニットに出力する手動多段切換スイッチを備えた
変速操作系の非常スイッチにおいて、上記手動多段切換
スイッチが前進段切換用と後退段切換用の2つのスイッ
チを備えると共に少なくとも上記前進段切換用の手動多
段切換スイッチは複数の前進段を確保するための各シフ
トおよびセレクト方向の変速信号を選択的に出力できる
複数のスイッチ切換位置を備えたことを特徴とする変速
操作系の非常スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990019290U JP2508620Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 変速操作系の非常スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990019290U JP2508620Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 変速操作系の非常スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03110257U JPH03110257U (ja) | 1991-11-12 |
JP2508620Y2 true JP2508620Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31754237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990019290U Expired - Lifetime JP2508620Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 変速操作系の非常スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508620Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7683913B2 (en) | 2005-08-22 | 2010-03-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and driving method thereof |
JP2008044392A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Tokai Rika Co Ltd | ポジション検出装置 |
JP3191220U (ja) | 2014-03-31 | 2014-06-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ディスペンサ |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP1990019290U patent/JP2508620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03110257U (ja) | 1991-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |