JP2508267Y2 - 電子装置用筐体 - Google Patents

電子装置用筐体

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JP2508267Y2 JP1990093809U JP9380990U JP2508267Y2 JP 2508267 Y2 JP2508267 Y2 JP 2508267Y2 JP 1990093809 U JP1990093809 U JP 1990093809U JP 9380990 U JP9380990 U JP 9380990U JP 2508267 Y2 JP2508267 Y2 JP 2508267Y2
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 複数の電子ユニットを収容する電子装置緒用筐体に関
し、 実装する電子ユニット間を接続するケーブルの配線の
合理化、及びケーブルから放出される不要電波が電磁波
障害を惹起することがないことを目的とし、 複数の電子ユニットを収容する電子装置用筐体におい
て、導電性金属材よりなる断面コの字形の複数のフレー
ムが、開口部が外側を向くよう組み合わせられてなるフ
レーム枠体と、それぞれのフレームの開口部を覆う導電
性金属板よりなるカバーとを備え、電子ユニット間を接
続するケーブルが、フレーム内に収容され配線されてな
る構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、複数の電子ユニットを収容する電子装置用
筐体の構造に関する。
情報機器,通信機器等の電子装置においては、実装密
度の向上,電子装置の小形化の要求に伴い、装置内に実
装する各電子ユニット間を接続するケーブルを配線する
スペースが限られたものとなってきている。
このため、製造時に実装時間がより長くかかり、電子
装置の高価格化を招くという問題があった。
一方、電子装置の電磁波障害に関する規制をより厳し
くユーザーが要求するようになっている。電磁波障害の
原因となる不要電波は装置内部のケーブルによっても発
生する。
この対策としてケーブルのシールド化が考えられる
が、シールド化されたケーブルは、外形が太くなり、取
扱いが困難になるばかりでなく、ケーブルの実装効率が
低下するという問題がある。
したがって、これらの問題が解決された電子装置用筐
体の提供が要望されている。
〔従来の技術〕
従来の電子装置用筐体を第2図に示す。図において2
は、少なくとも8本の角柱形のフレームを使用し溶接等
して組立合わせた直方体状のフレーム枠体1を骨組とし
た筐体である。
この筐体2内に例えば3個の電子ユニット3〜5を収
容搭載し、電子ユニット間をケーブル6で接続してい
る。
ケーブル6は、フレーム枠体1のフレームに沿って配
線され、要所が支持金具7によって支持されている。こ
の支持金具7は、ねじを支持金具7のねじ用孔に差込み
フレームに設けたねじ孔に螺着することでフレームに固
着されている。
或いは、支持金具7を用いず、ケーブル6をプラスチ
ックベルト8でフレームに包縛固定している。
又、従来のケーブルの他の配線手段は、第3図に図示
したように、横フレーム(ほぼ水平に走行するフレー
ム)に断面コの字形又は角筒形の金具9を吊設するよう
に係合させてフレームに添設し、ケーブル6を金具9内
に通して支持させている。
何れの配線手段にしろケーブル6をフレームに添わせ
て配線し、電子ユニット3〜5の取付け取外し作業に支
障がないようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、第2図に示したケーブルの配線手段
は、ケーブルの本数が少ない場合には良いが、本数が多
くなり1本のフレームに多数のケーブルが集中するよう
な場合には、ケーブル配線後その中の1本のケーブルを
取外すために支持金具又はプラスチックベルトを外す
と、他のケーブルまでフレームから外れてしまうことに
なる。
又、ケーブルに余長がある場合には、ケーブルをフレ
ームに添わせる段階で余長を処理するため折り返してい
るので、見掛け上ケーブル本数が増えることになり、配
線作業がさらに難しくなる。
第3図に図示した配線手段は、前述の問題点がかなり
緩和されているが、縦フレームに金具を係合させようと
しても金具がずれ落ちて位置決めができない。したがっ
て、ケーブルを縦フレームに添わせて配線する時は、第
2図と同様に支持金具またはプラスチックベルトを用い
なければならない。
上述のように従来のいずれの配線手段も支持金具また
はプラスチックベルトが必要であり、ケーブルの本数が
増えるほどケーブルの取付け取外しの作業性が悪くな
り、工数が増加するという問題点があった。
また他の問題点として、配線したケーブルから放出さ
れた不要電波が電磁波障害を発生させるという問題点が
あった。
この電磁波障害対策として、ケーブルのシールド化が
考えられるが、シールド化されたケーブルは、外形が太
くなり、取扱いが困難になるばかりでなく、ケーブルの
実装スペースが大きくなるという問題点がある。
本考案はこのような点に鑑みて創作されたもので、実
装する電子ユニット間を接続するケーブルの配線の合理
化、及びケーブルから放出される不要電波が電磁波障害
を惹起することがない電子装置用筐体を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は第1に例示した
ように、複数の電子ユニット3〜5を収容する電子装置
用筐体において、 導電性金属材よりなる断面コの字形の複数のフレーム
11が、開口部が外側を向くよう組み合わせ構成されたフ
レーム枠体10と、それぞれのフレーム11の開口部を覆う
導電性金属板よりなるカバー12とを備え、電子ユニット
間を接続するケーブル6が、フレーム11内に収容され配
線された構成とする。
〔作用〕
本考案は上述のように、電子ユニット間を接続するケ
ーブルは、断面コの字形のフレームの溝内に収容され保
持されて配線されるので、金具やプラスチックバンド等
は不要であり且つフレームのスペースが有効に活用され
る。
またケーブルを配線した後に、フレームの側面の開口
は導電性金属板よりなるカバーで覆いシールドしている
ので、ケーブルから放出される不要電波が、フレーム外
に放出されない。
〔実施例〕
以下図を参照しながら、本考案を具体的に説明する。
なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。第1
図は本考案の一実施例の斜視図である。
第1図において、10は、8本の主たるフレーム11及び
他の複数の縦横の補助のフレーム11を、組み合わせて直
方体状にした、筐体13の骨格となるフレーム枠体であ
る。
フレーム枠体10のそれぞれのフレーム11は、導電性金
属材(例えばアルミニウム,鋼等)よりなる断面コの字
形で、開口部が外側に面するように組み込まれている。
これらのフレーム11の溝内に電子ユニット3〜5間を
接続するケーブル6を挿入し支持させてケーブル6の配
線路にし、その後それぞれのフレーム11の開口部を導電
性金属板よりなるカバー12で覆うている。
断面コの字形のフレーム11で構成されたフレーム枠体
10を備えた筐体13としたことにより、電子ユニット間を
接続するケーブル6を選択したフレーム11の溝内に容易
に多数挿入し支持させて配線することができるようにな
り、従来使用していた支持金具,プラスチックベルト等
が不要になる。
ケーブル6はフレーム内11に収容されているので、筐
体13内に特別に配線スペースを必要としない。したがっ
て、筐体13のスペースを有効に活用できるばかりでな
く、配線されたケーブルが電子ユニットの取付け取外し
作業の障害にならない。
一方、フレーム11の溝内にケーブル6を収容し配線し
た後に、フレーム11の開口部を導電性金属板よりなるカ
バー12で覆うているので、フレーム11は電磁波に対して
シールド構造になっている。
したがって、配線されたケーブル6からフレーム11内
に放出された不要電波は、フレーム11内に閉じ込められ
筐体13の内外に放出されない。
なお、ケーブル6は、フレーム11の所要箇所に適宜設
けた切欠き部11aを経てフレーム11の外に引き出され、
電子ユニットに接続されている。
また、フレーム枠体10の総てに、断面コの字形のフレ
ーム11を使用しても良いが、図示したようにケーブル6
が通る箇所のフレーム11のみを断面コの字形の材料を適
用し、他のフレームは角柱形,角筒形或いはアングル形
のフレームとしても良い。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成されているので、以下に
記載されるような効果を奏する。
筐体内に実装された電子ユニット間を接続するケーブ
ルの配線は、選択したフレームが配線路となり、フレー
ムの中を通って支持されるので、ケーブルの本数の多少
に関係無く配線作業が極めて簡単でである。
一方、ケーブルを配線し収容したフレームの開口部を
導電性金属板よりなるカバーで塞いでいるので、ケーブ
ルから放出される不要電波が電磁波障害を惹起すること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子装置用筐体の斜視図、 第2図は従来の電子装置用筐体の斜視図、 第3図は従来の他の電子装置用筐体の斜視図である。 図において、 1,10はフレーム枠体、2,13は筐体、3,4,5は電子ユニッ
ト、6はケーブル、7は支持金具、8はプラスチックベ
ルト、11aは切欠き部、12はカバーをそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子ユニットを収容する電子装置用
    筐体において、 導電性金属材よりなる断面コの字形の複数のフレーム
    (11)が、開口部が外側を向くよう組み合わせられてな
    るフレーム枠体(10)と、 それぞれの該フレーム(11)の開口部を覆う導電性金属
    板よりなるカバー(12)とを備え、 該電子ユニット間を接続するケーブル(6)が、該フレ
    ーム(11)内に収容され配線されてなることを特徴とす
    る電子装置用筐体。
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